「ある少女の物語」第3章後書き(裏話)
3章は構想時から展開がかなり変わった章でした。
一番の変化は咲の生死です。元々咲は魔女化する予定は無く、秕を倒してハッピーエンドの予定でした。しかしそれでは秕が可哀想だなぁという事になり、こんな展開になりました。
結果的に主人公不在のまま話が進む事になったので色々大変にはなりましたが…ある意味では、咲らしい結末だったかもしれません。
構想時では神浜だけが舞台だったけれど、咲と神浜勢の絡みをそんなに入れていなかったので前半は冬天市を舞台にしました。そもそも咲は引っ越してきてから1ヶ月ちょっとでこんな事になったという裏設定があったので、あまり絡ませてもなぁという思いはありましたが…話が薄くなったので失敗でした。正直、この作品で失敗しかしていない気がします…。
森岡の結末は最初から決めていましたが、彼も書いているうちにキャラが悪い方へと変化していったのである意味自業自得だったかも…ちなみに、森岡は死後に恋人(美奈)と再会出来て、魔法少女の女神様に謁見した…みたいなエピソードを構想時には入れていましたがカットしていたりします。
まあそんな訳で、この作品も最終章となりました。
あまり長く続けるつもりはありません。5話程度で終わるかな…といった感じです。
こんな駄文ではありますが、最後まで見届けて頂けたら幸いです。
それでは、次回以降もよろしくお願いします。
日時:2021年07月21日(水) 23:05
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