昔設定だけ作ってたり、途中まで書いて投げてたやつシリーズ

久々に小説フォルダ見たら色々あったので、適当にここに投げてみる。
興味なければスルー推奨。





タイトル:無し

 約50年前。
 異形と呼ばれる人類の敵たる存在、怪物たちが世界に現れ始めたことで世界は変わった。

 約40年前。
 魔法使いと呼ばれる異能を持つ存在が世界に現れ始めたことで世界は変わった。

 約30年前。
 神と呼ばれる存在が世界に降り立ち、地上に居つき始めたことで世界は変わった。

 約20年前。
 神憑きと呼ばれる神を自身に降ろし、神の威を借りる存在が世界に現れたことで世界は変わった。

 約10年前。
 魔法使いたちと神憑きたちが自身の既得権益を巡って世界を巻き込んだ戦争を起したことで世界は変わった。

 約3年前。
 7年に及んで続いた魔法使いと神憑きの戦争は両者に甚大な被害を残したまま終に勝者の無いままに終った。

 同年。
 俺達は《学園》へと入学を果たした。

 約××後。
 俺は×××を××した。



安価小説みたいなの書きたいなあ、って昔なろうかなんかの活動報告でやってたやつ。
現代を舞台に冒険RPGみたいな設定で主人公のお兄さんか妹ちゃんを操作して学園で強くなろう、みたいな話だった。
設定は今構想中の一次に割と流用できそうな部分も多いので、何かに使うかも?





タイトル:終わりの物語、始まりの物語


 ―――まず最初に言っておく。
 ―――これは俺の物語ではない。
 ―――俺の物語はすでに終わっている。
 ―――だからこれは、俺の物語ではない。

世界の全ては一冊の本に収められている。
無数の世界は無数の本……『世界書』となり、その全てを納めている特異点こそが『世界図書館』である。
『司書』は世界図書館を管理するための存在だ。人の形をしているが、人ではない。別名『管理者』。
『司書』にはいくつかの権限が与えられていると同時に、『司書』にはいくつかの義務も与えられている。
基本的に世界書に直接的に干渉することは禁じられているが、アバターと言う分身存在を使うことによって干渉することができる。
司書は世界書を保全することが至上命題であるが故に、世界書にて問題が起きた場合、アバターを使用して世界書を『修繕』することもある。


という世界観設定。
簡単に言うと、よくある異世界召喚系主人公をさらに一つ上の視点から見て『物語』を完結させるために奔走する司書と召喚系主人公の話。






タイトル:死せる王国



 ある日、世界が壊れた。

 一体何を? と思うかもしれない。だがこの世界はもうダメだった。完全に壊れてしまっている。
 ある日を境に急増したゴーストと呼ばれる死霊たちに人も魔物も次々と数を減らし、やがて魔物は絶滅した。
 人はどうなのかって? 人は魔物よりも少しだけ小ズルかった。だから絶滅は避けられた…………が、それも時間の問題だろう。
 太陽を閉ざした分厚い雲の覆われた空。どんよりと暗い空が毎日続き、地上ではゴーストの群れが闊歩する。
 輪廻不転生。墓下の死者は蘇り、死ねば悪霊へと転化してしまうこの世界は完全に壊れている。
 人は大陸の端へ端へと追いやられ、かつて百億と言われた人間の数も今では数十万にまでその数を減らした。
 悲観的な空気の漂う人の集団。そしてそれを絶望に叩き落とす出来事が起きる。
 人類最後の砦と呼ばれた巨大都市を襲ったファントムと呼ばれる魔物の亡霊。そしてそこに現れた生態系の頂点たる二体一対の怪物。
 人類はその数を大きく減らしながらも命からがらに大陸を脱出し…………海へと乗り出す。
 だが海上にすら現れるゴーストたち。船員の人命を散らしながらたどりついた場所は、とある島だった。
 そこでも現れるゴーストたち。そんな時に開発されたある兵器。
 対ゴースト用兵器。人類最後の希望。ドール。
 人の魂を人形に宿し戦わせると言うあまりにも非道な兵器。
 だが、滅亡を待つだけの人類に選択の余地は無かった。



すでに人類滅亡待ったなし、の状況からのスタート。
まあよくあると言えばよくある設定。
因みにドールの燃料は魔力的なやつだけど、魔力切れたら魂で代用されるとかいうよくある設定があるので、戦い続けてるとその内死ぬ。
でも魂をすり減らした生命はゴーストに転化せずそのまま消滅するので、それはそれで推奨されているとかいう地獄みたいな世界だぞ。まあ死んでゴーストになったら敵が増えるしな。
ゴーストは基本的に『熱』を求める性質があって、大半の生命がゴーストに接触されると『体温』を奪われて死ぬ。
なので『熱』を持たない無機物に魂だけを宿して戦おう、というのがドール。
でも魂宿ってるのでドールが破壊されると……正確には魂を保管している機構が破壊されると死ぬ。

割と書きたいやつではあったのだが、どうにも長くなりそうなのとあとどう足掻いても暗いだろこれ、ってことで書いてない。
何か情熱が宿ったら書くこともあるかもしれない。






タイトル:原罪の魔女


魔法は今や世界にとって、余りにも普遍的であり、存在を疑う余地すら存在しない。

だが太古の歴史を紐解けば、魔法などと言うものは存在せず。

ならば、一体いつから、一体誰がそれを広めたのか。

それは遥か遥か昔。全ての始りと言われ、そして世界最大の大罪を犯した者と言われる存在がいた。
その名を『原罪の魔女』。
世界でたった一人、魔法を操り、大勢の人間を殺し、時間と言う概念を破壊し、世界から消し去った恐ろしい魔女。
暴虐を尽くした悪逆の魔女を討った勇者の名は『ロイド』
そして散らばった時間の欠片を集め、世界に時間を復活させた修復者『アルマ』。
歴史に残された二人の英雄の名。そして歴史から抹消された魔女の名。
だが忘れてはならない。

――――歴史とは作られるものだ。

歴史は事実を象り。
けれど事実は真実を彩らない。
足りないピースを集めよう。
壊れた欠片を再び集め。

――――今度こそ、本当の時間を紡ぐのだ。



歴史を作れ! な過去改変系RPG小説。
RPGっぽいんだけど、やることは整合性取ること、つまり歴史を変えないように都合の良い展開に辻褄を合わせる……どっちかというとミステリーでは???
あんま覚えてないけど、多分この頃千年時計やってたんじゃないかな(
なんか設定読み返してみるとそれっぽい……。





タイトル:未定

『テンセイシャ』とは『災害』だ。
この世界に時折生まれる『生まれた時から明確な知恵と力を持つ災害』。
彼らはみな『テンセイトクテン』と呼ばれる超越した力を持ち、やがて『力に飲まれて災害』と化す『邪神の使徒』だ。
故に殺さねばならない……全ての『テンセイシャ』はこの世の害悪なのだから。


昔活動報告で募集してた『転生特典』シリーズのやつ。
因みに主人公は特に特典も無く、記憶すら朧気なまま『なんとなく転生したことを覚えてる』程度の転生者。
まあだからこそ逆に暴走する危険は無いんだが、この世界において転生者=悪の図式があるので、転生者であるという時点でアウトっちゃアウト。
結構設定は気に入ってたんだがよく考えると設定がとあるラノベとくっそ被ってるのであえなく断念した。


日時:2021年11月05日(金) 03:37

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返信コメント

九魂

全体的に8〜11年前とかもうちょい前ぐらいのノベルゲーみたいな雰囲気で花丸。設定ゴリゴリに練ってストーリーライン丁寧にしたらとても面白そう
個人的にはドールの話がとてもすき


日時:2021年11月06日(土) 00:00

宿身代の悪魔

魔女の奴と神憑きの奴めっちゃ読みたい……


日時:2021年11月05日(金) 11:19



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