咲で本格的な麻雀を楽しみたい人、必読です
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
物語は原作より前の小学生時代からスタート。
主人公の京太郎が麻雀に魅せられ、雀キチになる事で物語が動きます。
(14行省略されています)
特筆すべき点は「これ、咲じゃないだろ」と思ってしまう程の丁寧な麻雀描写と、各キャラを形作る心理描写です。
誰が何を想い、どんな信念とプライドを乗せて麻雀に打ち込んでいるか。その描写がまた手に汗握る麻雀の魅力を引き立てています。
特に魔王的な位置付けにいる絶対的強者の照に立ち向かう、あくまで凡人の域を出ない京太郎の信念。
そして文章越しでも緊張が伝わる闘牌は必見です。
全体的に固い文章。お前ら絶対小学生じゃないだろとツッコミを入れたくなりますが、その中にも小学生らしい女の子らしさ、可愛さを見せる原作キャラが多く、上手いバランスで物語を形作っています。
また原作にいつ入るのと思いつつも、それが気にならない文章力とストーリー構成が魅力的です。
▼読む際の注意事項など
タグにもあるようにオリキャラ、京太郎や池田の強キャラ化があります。魔改造と言っても過言ではありません。
そしてかなり早い段階で原作キャラ同士が知り合うので、ある意味原作崩壊になるかもしれません。
それでも良いという方。真面目で続きが気になる丁寧な麻雀をする咲を読みたい方。
オススメです。
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すー/とーふ/2013年09月07日(土) 22:15/★ (参考になった:23/ならなかった:4)