きっと誰もが予想を裏切られる。
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
原作再構成もの。
タイトルを見ればわかるが文字通り憑依に失敗して五河士道が苦労する話。
………なのだが余りにも感情描写が秀逸過ぎてのめり込んでしまう。
(29行省略されています)
最初に神様と転生者(仮)が出て来た時は他と違わない強くてニューゲームなのかと思うだろう。
実際に数多くの力を求めていたのだから。
だが考えてみれば極々当たり前のことで彼は転生することができなかった。
神はそこで彼を見捨てた。それは問題にはなるまい。
特に大切でもない壊れた玩具にこだわる者もいないだろう。
しかし彼が転生できなかった理由の力は?彼が手にしたかった力は?
行き場はあった。
元々憑依しようとしていたのだ。
力は五河士道に送られた。
普通の二次創作ならばこれも当たり前のことだろう。
ただ転生者の人格が憑依する前に消えたことを除けば。
本題となるがそういった余りにも理不尽な経緯を経て力ととある記憶を押し付けられた五河士道。
記憶、俗に言う原作知識。
本来あり得たかもしれないという可能性の一端。
その記憶の欠片、そのあり得たかもしれない輝いた未来。
そんなもの無い方が良いのだろう。
だがそれを押し付けられてしまった五河士道。
その記憶に惑わされ、迷い、悩み、そして選んだ未来は?
▼読む際の注意事項など
人によっては嫌悪感を感じさせる描写もあります。
人によってはアンチだとか思うかもしれません。
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正識/2014年03月19日(水) 02:20/★ (参考になった:70/ならなかった:13)