モンスターハンター Re:ストーリーズ
作者:皇我リキ

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推薦一覧(2件)

「モンハンの世界で生きる」ということ

▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など

この作品を読んでいる、あるいは読まんとする人の多くは、ゲーム「モンスターハンター」のプレイヤーであると思う。このゲームは「狩り」が全てである以上、いつ何時でもモンスターを狩ることができる。概念は示唆されていたとしても、絶滅だとか狩猟規制だとか、そんなことは起こりえないし、実際に狩っているわけでもないから命の重みを考えることなどほとんどない。

だが、本来そこには生命がある。それぞれが1つの命を持ち、自然の摂理があり、親子愛のような情念がある。私たちがなんのためらいもなくモンスターを狩ることができていたのは、「ゲームだから」という言葉の裏に密かに隠された「本当の命ではないから」という気持ちがあるからに違いない(無論、万人がそうとは限らないが)。
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ゾディス/2018年07月24日(火) 14:37/ (参考になった12ならなかった2)


暗く眩しく美しいお話

▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など

 例えば人の思想は千差万別で当然のように違っているわけで、全く同じ人間なんているわけがなくて、けれど一つの分野についてのイエスかノーならばその思想が一致することも当然あるわけです。それでも常識外れのような意見であればそれの賛同者は圧倒的に少なくなるでしょう。前例がないやらそんなの無理だやら。けどまぁ常識なんて誰かが決めたものであり、常識なんてそれが決まりごととして浸透していったものなのです。案外簡単にその凝り固まった思想は解すことができますし、常識外れと言われる人間は他には発想できないような突飛なあっと言わされる考えを簡単にぽんぽんと出してきたりするものです。そんな感じでモンハンで知る善悪の観点、モンハンで学ぶ人間のあれこれ。物語を読み終わった後にいろいろと考えさせられる作品の推薦です。

 それぞれ単純な悪人、善人では測れないようなキャラクターが多く、悲劇的な展開も多い作品で、沢山の生き物が死んで行き、また生きて行く話でもあります。絆の物語と作者様が述べている通り竜と人との絆を重視されている作品です。しかし絆、それはほんとに細い糸のようなもので、それを結ぶことでの悲劇も当然あり、信用は重く、信頼は押し潰されるほどの重さだったりします。けれどそんな千切れやすく壊れやすいものだからこそ美しいと言うか。
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moti-/2018年04月07日(土) 14:17/ (参考になった6ならなかった4)


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