異色のコラボ、新章
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
けいおん!とSchool Daysの異色のコラボの新章。
文章は饒舌ではなく、短い文章を連ねているため読みやすいです。
また、登場人物が多いと筆者は見たのかどうか、主要人物を『はじめに』で登場させて整理しています。
この物語での大きな変化は、前回は登場しなかった真鍋和と加藤乙女も登場してオールスターとなり、よりにぎやかになっているということ。
(37行省略されています)
そこから放課後ティータイムと榊野学園生徒がどう触れ合い、人間関係がどう変化するかがポイントでしょうね。
キャラクターも個性豊かで忘れられない人間ばかり。
伊藤誠は相変わらず、『吐き気を催す邪悪』としては描かれないようですね。性欲の強さや無責任さも鳴りを潜めている感じ。
放課後ティータイムと仲良くなってから、より積極的に、時にコミカルな面を見せている気がするけれど。
それぞれのキャラについて一言。
平沢唯:前回で誠の恋愛に一応の決着がついて大人しくなったかとおもいきや、世界に唆され、またも誠にアプローチするようなんですよね。天然が悪い意味で出ているというのか。
恋のライバルである言葉とはややぎくしゃくしているようだけれど、それがどう変化するのか。
伊藤誠:言葉と改めて付き合うようになってから、
『優しく穏やかなあんちゃん』
としての一面が強くなっています。(唯似の天然ボケをかますこともあるけど)
それがこの先唯にアプローチされて、どのように変わっていくか。
秋山澪:前作に比べると活躍の場が少ないようですが、それでも乙女の取り巻き3人を止めるために、自分なりにできることをやったりしているようです。
ヒロイックなところは弱まったものの、この物語で一番好感を持てるとしたら彼女かも。
桂言葉:唯を相変わらず受け入れられず、狭量なところがまだ残っています。唯が再び誠にアプローチされて、ヤンデレ・覚醒するかどうかが見ものかも。
田井中律:相変わらず影はちょっと薄め。ただ原作やアニメと大きく異なる点は、世界の世話でリア充になっているということ。
普段は口調もラフでおちゃらけているが、誰よりも放課後ティータイムや榊野生徒の人間関係を気にしているという感じですね。
西園寺世界には彼女が一番近い『相棒』ですが、これからどう変わっていくか。
西園寺世界:かつては誠の彼女だったが破局。この時点では言葉をなぜか強く憎んでいるようです。
同じムードメーカーの律とは対照的で、一見まじめだが、心に闇を抱えている感じ。純粋な唯を唆すあたりそれが出ているような気がします。
それにしても、なぜ言葉を憎んでいるのか、気になるところではありますね。
▼読む際の注意事項など
この小説はドラゴンボールとワンピースのクロスオーバー『CROSS EPOCH』を意識しているためか、ジャンプ漫画の小ネタがちょっと入っています。
坂田銀時がカメオ出演していたり(本編にかかわることはなし)、真鍋和と加藤乙女がそれぞれ亀仙流とゴムゴムの能力を身に着けているところ、等。
そういうのが苦手な人は見ないほうがいいかも。
また、前作と同様、平沢唯と伊藤誠の恋愛の物語としては弱いです
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火星人たこ 2017年09月16日(土) 12:08 ★ (Good:3/Bad:5)