もしこんな錬金術師がいたら
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
鋼の錬金術師を読んで、こんな錬金術師がいたらどうなるだろうかと考えたことはないだろうか?
この作品はそんな空想を形にしたものだ。
(14行省略されています)
泥を扱う錬金術を操る主人公が、エドワードや人造人間達といった原作キャラクター達と関わっていく。
その過程で原作を変化させ、思いもよらない展開を見せてくれる。
しかし、その元となるキャラクター達とかけ離れたものではなく、納得がいくように丁寧に話が作られており、近頃流行りのオリ主蹂躙ものというわけではない。
文章も私がみた限り、粗が目立って読みにくいこともない。大抵の人は問題なく読めるのではないだろうか。
私の拙い推薦を読んで、興味が湧かれた方は是非この作品を読んでみて欲しい。
この度無事完結したので、エタる心配もない。初見のかたもかつて読んでいた方も、是非彼らの物語を見届けて欲しい。
▼読む際の注意事項など
主人公の錬金術がかなりえげつない使われ方をするので、残酷な描写が苦手な方は控えた方がよいだろう。
また、原作の錬金術師達と同様に主人公もかなりの歪みを抱えているので、清廉潔白な人物とは言えない。そういったキャラクターが苦手であれば、ある程度覚悟して読む必要がある。
▲短縮する
ヴリゴラカス/2019年03月20日(水) 23:30/★ (参考になった:10/ならなかった:3)