全てが虚飾だからこそ心を熱くさせてくれる英雄譚
全58話84万文字の原作リリカルなのは長編完結作品。
自分の臆病な心を亡くなった親友の遺志で覆い隠した主人公が、
身も心もボロボロになりながら自分が信じる英雄像を世界に刻む為に原作に介入していきます。
本作は先ず無印・A’s編での周りからの評価と主人公のギャップの描写が素晴らしい作品で、
(12行省略されています)
親友のためにあらゆるものを切り捨て自分を心身ともに追い込んでいくものの
なまじ演技の才能は天才的なのでその苦しみを他人には全く気付かせない悲哀がたまりません。
そして勘違いする側の原作キャラクター達も魅力的に描かれていて
各章の閑話で描写された原作三人娘のそれぞれのデートシーンはとても可愛かった…
特に一番最後のはやて回は彼女の苦労人っぷりが滲み出ていて好きでした。
そして本作で決して外せないのがA’s編終了後の4章から6章に渡って
自分の過去と対峙して仮面を被る理由を失ってしまった中で訪れたこれまでで最熱最鬱な最終章StS編。
スカリエッティによって主人公の仮面の真実が明かされて崩壊してしまった信念と、
これまで決死で戦いつつ紡いできた絆によって変われた主人公による最終決戦が
最終章に相応しいこれ以上ない迫力で描かれていきます。
そんな主人公と共に読者も揺さぶられ続ける大作なので是非一読してみて下さい。
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夜市よい 2024年08月09日(金) 11:10 ★ (Good:0/Bad:0)
英雄という仮面を被る主人公
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
Sランク魔導師である熱血主人公が様々な事件を熱く爽快に解決していく話です。
内容的には
原作前→原作1期→2期→空白期→3期
(11行省略されています)
といった感じで、要所要所に閑話があります。
主人公の言葉には熱があり、それを聞いたキャラが触発され最善の結果を求め行動します。
敵も主人公もお互いの信念をもって戦うので読んでいて気持ちがいいです。
主人公はスペックはいいのですが、その分相手もつよくギリギリの勝利がほとんどでそこも燃えます。
▼読む際の注意事項など
主人公がネガティブになることもあります。
恋愛要素は少しあります。
怪我の描写とかが少しグロいかも
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北端のグレイガ 2018年05月16日(水) 00:53 ★ (Good:7/Bad:3)
超ド王道熱血主人公、ただし割れ物注意
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
文章は過不足無し、描写はストレート
――だからこそ、ストーリーが良く映える
(38行省略されています)
ストーリーの簡単な概要としては、タイトルの前半部分から推察出来る通りのものです
強い主人公が頑張って周囲の悩みをぶっ飛ばしていくお話です
そんなわけで、この作品のストーリーの胆は主人公のウォルターです
王道熱血主人公の理想像です。挫折有り、敵味方共の改心有り
こんな都合の良い人物いるわけねえ、の体現がこの作品の主人公ウォルター
というのが、この作品を純粋な三人称視点で見た場合のお話
本当のウォルターはそんな理想像とはかけ離れた性格のキャラクターです
彼の一人称視点を読むと彼のそんな性格がしっかりとわかります
ええ、一話目からして特に臆病で小心者で優しい子だということが
そんな彼は彼の思う理想の人物を演じ、この物語を渡っていきます
その演じる彼はとても強く、それにふさわしい艱難辛苦が次々とウォルターを襲い、彼はそれをどうにか乗り越える
私は特に、それを乗り越える時の話に心惹かれました
文章は過不足無し、描写はストレート
それ故に、主人公の覚悟が力強く心に残ります
あ、あと、ちょくちょく入る日常パートも幸せそうでほんわかします。微笑ましいです
シリアスとの落差がとても嬉しいです。ええ、とても。本当にとても……
▼読む際の注意事項など
ストーリーが何気ない伏線に満ち溢れ、読み進める毎に鬱伏線を探してしまうようになること
ええ、本当に。なんてルナティック
あとは、主人公が途轍もなくネガティブ思考だということでしょうか
私はそのネガティブ思考がまた大きな魅力として映るのですが……
もしかしたら人を選ぶかもしれません
というか、この主人公のネガティブ思考が一番重要かもしれない
あと、あらすじは一通り眼を通すべきだと思う
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鈴北岳 2014年01月20日(月) 00:27 ★ (Good:53/Bad:12)