『なおかわ』を最大限に引き出した、優しく緩やかな、実に素晴らしいものである。と。

さて、『なおかわ』とは何か。タイトルにもあったこの言葉。はてさてどういう意味か説明する。この物語のヒロインの名前は奈緒といい、そこから単純にそのままの意味で、『奈緒かわいい』の略語という訳なのだが、それだけではない。この作品は、この概念を不変の真理とした。元々人の心に存在した物を定式化させたのだ。さながら法である。
あらゆる手法、ストーリー展開を作者は用いてこの『なおかわ』論理を完成させているのだ。ツンデレの塩梅もよく承知している。デレ表現の巧みさときたらそれを読んだ俺らは言語中枢に異常をきたして、あまりの衝撃的な可愛さにひれ伏し、悶絶し、やはり、この概念を不変の真理と信じざるを得ない状況に陥る。つまりは可愛過ぎて言葉を失う。そして辿り着く。

『なおかわ』だ。
『なおかわ』の意味を理解して、それに酔いしれる事になるのだ。
『なおかわ』を酒の様に煽りたくなるのだ。
『なおかわ』に依存してしまうのだ。
『なおかわ』はこのように素晴らしいのだ。
アイドルマスターシンデレラガールズを知らなくてもこの小説を読んでほしい。
『なおかわ』を知ってほしい。
この尊い法を知り、遵守し、そして、ニヤけてほしい。

因みに俺は凄くニヤニヤしました。多幸感溢れました。本当にヤバイ。なおかわ。(小並感)

▼読む際の注意事項など
ゲロ甘だからコーヒー飲みながら読んだ方がいいかも。後、『なおかわ』分過剰摂取による胸焼けや糖尿病にも注意。

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