このままでは天羽奏はライブでの惨劇で死亡してしまう為黒幕であるフィーネを倒し、
「戦姫絶唱シンフォギア」の第一部と第二部をこのライブの日で終わらせると決意する。
先ずは凄腕の忍者であった親の協力もあり、
「研究員兼第三適合者」として特異災害対策機動部の二課へ所属することに成功。
そして先輩となる天羽奏・風鳴翼と仲良くなると共に訓練に励んでいって、
来たるライブに向けて運命を変える為の準備を進めていきます。

本作は主人公の天才キャラムーブが先ず印象的で、
天羽奏への溢れる想いを最後まで隠し続けて尚貫き通したその覚悟が素晴らしい。
最初から最後までブレずに為すべきことをやり遂げた主人公には天晴れという他ありません。
そして救われる側となった天羽奏を始めとする原作キャラについても魅力的に描かれ、
特に「生きるのを諦めるなよ」と天羽奏が主人公に説くシーンでの皮肉な描写が好みで、
天羽奏の魅力も主人公の魅力も両方同時に伝わる素敵な一幕でした。
そんな中編に数々のエモいポイントが詰め込まれている良作なので是非一読してみて下さい。
（同内容を自サイトでも投稿しています）

▲短縮する