何処までも正しいアーサー王の影となって伝説を残した少女の物語
アーサー王伝説編101話完結、Fate/ZERO編で停止中の153万字Fate長編作品。
Fateの知識を持ちブリテンに生まれアーサー王に大の為の小として切り捨てられた主人公が、
完璧で何処までも正しいアーサー王の影武者として最後まで生き足掻いていく。
円卓の騎士達1人1人を濃密に描き新たな歴史を紡いだ大作です。
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本作は間違いなく正しかったアーサー王に対比して、
そのアーサー王に切り捨てられてしまった主人公による序盤の心理描写が兎に角惹きつけられます。
重すぎる過去を背負った主人公とアーサー王による文字を追うだけで痺れる初問答に始まって、
キャメロット城のとある庭園の完成に至ったその感動的な過程がたまりません。
そしてアーサー王以外の円卓の騎士達の描写も素晴らしく濃密に描かれていて、
主人公を地獄に叩き落としたと自覚している騎士達が真意が全く見えない同僚となった主人公に
どうしたら良いのか悩み腹の探り合いを続けながら分かり合っていく。
しかし騎士達に待ち受けるブリテンに迫る過酷な運命は
アーサー王と同格な主人公を加えただけでは中々変わらなくて、
その運命に立ち向かう格好良い姿を皆で見せてくれます。
そんな大作となっているので是非一読してみて下さい。
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夜市よい 2024年09月27日(金) 12:09 ★ (Good:3/Bad:0)
Fate✕偽物✕怨讐
「死者が報われないのが許せなかった」
Fateシリーズが好きな人、歪んだ理想を持った破綻者が好きな人にオススメです。
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▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
【あらすじ】
清廉潔白なアーサー王によってブリテン救済のために飢え死にさせられた村があった。その村で生き残った少女がいた。
そして少女は剣を握った。彼女が剣を握った理由は復讐ではなく破綻したものである。それでも彼女は剣を振り下ろして人を殺す。死ぬまで戦ってやると彼女は誓ったから。
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生き残りの少女は何のために戦うのか?
生き残りの少女はどんな最期を迎えるのか?
憎悪と祈りのダークファンタジーです。
▼読む際の注意事項など
人がめちゃくちゃ死ぬし、人がめちゃくちゃ苦悩します。なので感情移入しすぎる読者の方は注意が必要です。
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夏目川水鳥大権現 2022年05月19日(木) 20:23 ★ (Good:10/Bad:0)
騎士王には許されなかった影を、その身で背負う少女の物語
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介
【あらすじ】
舞台は『卑王』が支配するブリテンの暗黒時代。
その中で祖国を取り戻そうと剣を持った騎士たち。彼らの中に紛れていた、一人の少女。
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これは、『騎士王』の『正しさ』により、人生を狂わされた少女の物語。
母を、兄を、親しい隣人たちを、その全てを奪われた少女のもとに、一人の魔女が訪れたとき、
『運命』が動き出す。
【特徴】
主人公の置かれた過酷な環境と、それを克明に描く緻密な文章。膨大な内面描写が生み出す説得力は、否が応でもこの世界に引きずり込まれるだろう。
また、綿密な下調べによって『Fate』シリーズの土台を深めてくれる他、所々に用意された原作ネタを探してみるのも、楽しみ方の一つと言える。順番に読んでいけば、『Fate』という作品を知らない人でも、問題なく内容を理解できるはずだ。
さらに更新は書き溜めからの放出というサイクルを繰り返すため、一区切りつくまでは勢いよく読むことができ、直近の疑問がすぐに溶けることも、お勧めポイントの一つ。
▼読む際の注意事項など
シリアスな話であるため、笑える場面は非常に少ない(二十六話現在)。たまに笑えるとしても、それは愉悦という感情が生み出すどす黒い笑いであるため、そういった趣向に忌避感をを持つ人には、お勧めできない。
また、書き溜めの期間を待つことができる忍耐力も、ある程度必要とされる。
しかし、その他の問題は特にない、強いパワーを持った作品だと、自分は考えている。
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パパイヤZ 2022年05月19日(木) 21:31 ★ (Good:24/Bad:4)