目無し足無し夢も無し 心を救う永遠の帝王
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推薦一覧(6件)
思わず涙させられた作品
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
儚くも燦然と輝く、何処までも心を揺さぶられてしまった作品です。
主人公の葛藤と苦悩と希望、回りの人たちから見える物と見えないモノ、思わず引き込まれる心理描写に感動を覚えました。
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▼読む際の注意事項
思わず最後まで一気読みをしてしまう作品でした。
お時間があるとき、ゆっくり出来るときに読了して頂きたいと愚考します。
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ミルヴィジオン/2022年06月18日(土) 13:11/★ (参考になった:12/ならなかった:0)
一度読む。忘れた頃にウマ娘の二期を見る。もう一度読みたくなる
青。トウカイテイオーの勝負服の色、晴れ渡る空の色、ツインターボの髪の色。連想できるものは我々には幾らでもある
だがこの小説における『彼』には無い。認識できる『青』は青であると教えてもらった絵の具の感触であったり、匂いであったり、知識ぐらいのもの
そんな彼がトウカイテイオーの『青』に触れるのがこの物語の本筋だと私は思っている
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トウカイテイオーは折れている。アニメの先、四度目の骨折を迎えている。奇跡の復活の後には現実があった。そんな中で『少年』と『少女』は出会えた
何気ない日常の、掛け替えのない会話が愛しくて、何度も何度も思い返す。ゆっくりゆっくり思いが積もっていく。大事に大事に思い出を仕舞っておく。そんな彼らの時間を見ているのが楽しい
残念ながら日常は続かない。絶望は何時だって突然やってくる。不幸は当然の様にまとわりついてくる
それでもトウカイテイオーは諦めない
あまり語りすぎてもどうかと思うのでこの辺で終えるが、これだけは言葉にしたい
『青き無敗の帝王伝説はここに続いている』
※言葉気取りましたがここから素です
あの勝負服のトウカイテイオーが負けるはずがないのです。それだけはお伝えしたかった。『絶対』は、トウカイテイオーです
アニメ二期の10話と13話を何度見ても涙腺が壊れる人は多分この作品でも壊れます。少なくともトウカイテイオーの声が脳内再生されたら目が死にます
『トウカイテイオー』と『彼』が主軸なのでこの二人を推しましたがこの物語に欠かせないまさに『名優』が『メジロマックイーン』です。というかなんならこの三人ぐらいしか出ません。強いて言えば欠かせない『名脇役』として主治医も出ます。正直やべぇくらいこの人のこと好きになれます。間違いなく『名門メジロ家の主治医』。重みがすごい
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名無しの妖怪/2021年10月10日(日) 21:07/★ (参考になった:11/ならなかった:3)
[ウマ娘][完結済]読み始めると止まらないので30分程度確保してから読み始めてください
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
アニメルートのテイオーが4度目の骨折を経験後に、絵描きの少年と出会うところから始まるボーイミーツガール系。
丁寧な心理描写で感情移入しやすい。完結済みなので続きが読めない切なさを感じずにすむ。(お気に入り一覧で未完のまま3年経過した作品を横目にしながら)
特筆すべきは、筆者の美術に対する造詣の深さと、背景の作り込み。
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絵描きが登場するだけあって、美術の表現技法が多数登場し、作者のリアル知識の深さが窺える。
また、ウマ娘ワールドで歴史上の画家はどんな絵を描いただろうかの仮定の下、架空の絵画や、画家の架空の生涯がバンバン出てくるが違和感なく飲み込めるのはやはり背景の作り込みと文章のうまさだと思う。
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まだない/2021年07月27日(火) 21:32/★ (参考になった:11/ならなかった:14)
天才はいる。悔しいが
結論から言うと、この物語はウマ娘の二次創作の中では頭1つ抜きん出た原作愛を持っています。
物語の主役は、夢を『諦めた』少年と、伝説を『残した』テイオー。
役目を終えたはずの秒針は、二人の出逢いをきっかけに再び時を刻み始めます。
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この物語の巧みな所は、彼等を構成する人間達の書き方。
これに尽きると思います。
この作品にはオリキャラが主人公以外にも出てきます。しかしそれは、ただ役割を与えられたハリボテなどでは決してなく、出来のいいクロスオーバー作品と言われても理解を示してしまうほどに。
オリキャラが生きています。
それは勿論原作キャラにも適応されていて、この物語には、ウマ娘や主治医が間違いなくいるのです。
私達の愛したキャラクタが、です。
これが、私が前述した頭1つ抜けた原作愛を持っていると評した理由です。
無論、主人公のキャラクタも良いです。
夢を諦めてしまった主人公は、何処か消えてしまいそうな透明感があり、そんな彼と快活なテイオーとの相性は見てるだけで心の中のデジタルが暴走するほど。
テイオーの再現率もとても高いです。
正直、ハーメルンには湿度の高すぎるテイオーが跋扈していますがこの作品の彼女は何処かカラッとしており物語が進むにつれ多少湿度が増してきますが、それも恋する乙女の域を出ません。
アニメ後なので、クソガキ感はほぼほぼ無く、とても
中等部とは思えないほど精神的に成長しています。
正しく、アニメ後のテイオーと言った具合です。
文章がぐちゃぐちゃで、見るに堪えない代物であることは重々承知しています。
しかし、この作品の事を『カロリーが高そうだから止めておこう』と避けていた私のような被害者を増やしたくない。
その一心で書かせてもらいました。
ほんの少しでも何か琴線に触れるものがあったのなら、一話だけでも読んでみてください。
自分には会わないと思ったのなら私に「参考にならなかった」を押しください。
後悔はさせません
▼読む際の注意事項など
感想欄は完結直後であることも相まってネタバレ祭りになっています。
それを良しとしないのならば見ないことをオススメします。
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樊林々/2021年07月18日(日) 18:33/★ (参考になった:27/ならなかった:8)
タイトルで敬遠してる人へ
この作品を簡単に説明すると、優しいボーイミーツガールです。
最後まで読むと、アニメ二期の最終回を見たときのような感動が得られます。
以下は文字数を満たすための解説です。
(37行省略されています)
物語は、杖を無くして困っている盲目の絵描きの少年と、レースから半ば引退しているトウカイテイオーが出会う所からスタートします。
目が見えない少年を、誰かが助けてくれるだろうと期待して、誰も手を差しのべなかった。
そんなところに颯爽と現れて、少年の手が届かないところにある白杖を、ウマ娘の凄まじい跳躍力を駆使して拾ってくれるトウカイテイオーは、まさしく少年にとっての救いのヒーローでした。
そこから始まる二人のボーイミーツガール。
盲目の絵描きの少年が描くウマ娘のレースの様子や、少年が描いてきた絵を通して、二人の距離はだんだんと縮まっていきます。
この物語のテイオーは明るくて愛嬌があり、誰からも愛されるようなウマ娘として描かれています。
盲目の絵描きの少年に会うたびに「センセー、今日は何してるの?」という感じで、天真爛漫に接していくのです。
それに対する少年もとても優しくテイオーに接していて、盲目ゆえの語り口の表現は、まるで詩人のようでした。
出会っていう言葉が「また会えたね。足音の素敵なお嬢さん」とか「キミが楽しそうに歩いているのがよく分かるよ。今日は機嫌が良いみたいだね」とか、テイオーとそれはもう楽しそうに日常を過ごしているのです。
たったそれだけの事なのに、絵を通して、二人の少年少女が触れ合う様子は誰がどう見てもデートです。
だけど、そんな風に楽しそうに過ごしていた少年にはある秘密があって……
盲目の少年が、自分に優しくしてくれたトウカイテイオーに出来る彼なりの、精一杯のお礼と。優しい故に何がなんでも彼女に隠し通したかった秘密。
そして、そんな少年の秘密を知り、そこに秘められた優しさを知ったトウカイテイオーが少年に出来ること。
人はウマ娘のレースに魅せられ、時に勇気付けられ、多くの感動を与えられてきた。
そこには多くの挫折と困難があっただろう。時には敗北を味わい、時には予期せぬ怪我が襲いくることもあっただろう。
それでも、ウマ娘はターフの上で走り続ける。勝利を目指して駆け抜ける。彼女たちの誰もが、何かに勝つために自分なりの努力を続けている。
だから……
今再び、絶対に挑むトウカイテイオーの挑戦が始まる。
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観測者と語り部/2021年07月16日(金) 10:47/★ (参考になった:28/ならなかった:3)
テイオーが女の子して大人へなるストーリー
シットリテイオー オンカイテイオー メスガキテイオー
色々遊ばれているまである、夢をみて、夢をかけて、幾度も運命に阻まれる
可愛そうな女の子トウカイテイオー。
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そんな彼女が持ち前の優しさから出会った彼との成長劇。
天真爛漫な彼女、卑屈屋な彼。
二人が織りなす物語は儚くも美しく夢をみせてくれる。
ネタバレを極限まで避けると書けることが殆どありませんが話の流れが純文学に等しいまであるのでぜひ。
ココロ洗われるストーリーを
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ありゃりゃりゃ……/2021年07月14日(水) 07:04/★ (参考になった:21/ならなかった:2)