TS衛生兵さんの成り上がり
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推薦一覧(10件)
誰もが戦争の狂気に呑まれていく。それは読者も例外ではなかった。
たった一発の弾丸が、投擲された手榴弾が、簡単に命を奪っていく。野戦病院は常に大量の兵が押し寄せ衛生兵は寝る間も無く治療に当たっていた。そんな彼らは言う。ここは前線より遥かにマシだ、と。
何百人と死者が出て進んだ国境はたったの数十m。それも次の攻勢で負ければすぐに取り返される。
そんな鍔迫り合いを十数年。戦場は狂気で満ちていた。
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そんな環境で主人公トウリ・ノエルは少しづつ成り上がっていく。衛生兵の彼女は(なぜか)前線でひたすら必死に小隊長の背中を追っていた。
初めは理不尽に思えた小隊長も物語が進むにつれ、あれが正しかったのだと少しづつ理解出来てくる。そう理解できるほど戦争の狂気は少しづつ我々読者にも迫っていた。
相手の立場に立って、初めて気がつくことがある。
それは相手も同様に私たちを憎んでいる、ということ。
彼らもまたたくさんの戦友を相手もまた失っているということを。
トウリは成り上がる中でたくさんの人々と関わっていく。本当に様々な立場の人と。なぜ戦場に来たのか。何を失ってきたのか。
戦争は残酷にもトウリに彼らとの縁を作ることになる。戦争がなければ会わなかったであろう人々と。
前線に派遣された衛生兵が悩み葛藤しながら少しづつ成り上がっていく作品です。
少しでも興味を持たれた方はまず2章まで読んでみるのはいかがでしょうか?
もし読み終えたのなら是非2週目を。きっと見方も変わっているはずです。後悔はさせません。それだけは保証します。
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ポン酢サンチ 2026年02月05日(木) 09:21 ★ (Good:1/Bad:0)
Q.戦争ってなあに?A.この作品
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
まずこの作品について。
主人公であるトウリを一言で表すのならばランボーみたいな強い人になります。なっていきます。成り上がりですから。
ただし忘れてはならないのは主人公の陣営は負け側で、しかも戦線一つを担えるほどの強さは一番最後までありません。
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なのでトウリの戦友や大事な人は主人公補正のあるトウリ以外はただ無意味に死んでいきます。
だからこそ主人公であるトウリが最後に戦友の前で導き出した結論が美しいのです。
かつて戦場から帰って来たランボーが、ここには何もなかったと言ったように。ア・バオア・クーの最後でアムロ・レイが返る場所を見つけた時、こんなに嬉しい事はない、ララァとはいつでも遊べるからと言ったように。
戦場を知る者たちがその後を生き抜いた時に、生き抜いた人たちが子供たちに伝えようとしたことをこの作品は最後に教えてくれるのです。
それと最後にですが、TS要素はありません。そういう男女の性別の違いとかは本編の前に一通り経験したみたいなので。
ただTSなので精神的に男性を好きになることはありません。が、肉体が女であるから死にかけの戦友の為にたった一回しか使えない嘘を使えます。その嘘をトウリは生涯守り抜きます。
その嘘をつく所(具体的には78話)まで第1話の最初から読み続けてください。
その頃にはきっとこの作品が好きになって、戦争を憎んでくれるようになると、私は信じています。
▼読む際の注意事項など
とにかく人が死んでいくのでそういう描写に耐性が無い人はやめておいた方がいいです。
次に序盤で出てくるガーバック小隊長に主人公がひたすらボコボコにされまくるので、そういうのが無理な人はやめておいた方がいいです。
でも最後の方になってくるとガーバック小隊長のことが好きになってくるのであまり気にしなくていいです。
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マブルス 2025年07月08日(火) 18:32 ★ (Good:5/Bad:1)
血と癒、善意と悪意が入り乱れる、傑作戦記ものファンタジー小説
「TS衛生兵さんの成り上がり」が完結しました。おめでとうございます。本当に本当に本当に面白かったです。そのため推薦文を書かせていただきます。
TS衛生兵さんの成り上がりは魔法要素のある戦記ものです。TS転生した主人公、トウリは治癒魔法の才を見出され、突撃部隊の衛生兵として戦争に参加します。前世ではFPSで大活躍していたんですが、実際の戦場では当然活かすことができません。最初は扱かれる毎日でした。
ただ、段々と、段々と、上官にぶちのめされながら、現実に打ちのめされながら、狂気に飲み込まれながら、トウリが強くなります。ここぞというときの直感・適応力は「エース」と呼ぶにふさわしく、危機を何度も乗り越えていきます。
(15行省略されています)
この、落としてから上げる、情緒のジェットコースターがたまらなく好きでした。戦場での先行きにハラハラし、トウリが針の穴を通す戦術を見せワクワクし、戦場の残酷さ・無情さ・狂気さに打ちひしがれる。この揺れがたまらなく心地よかったのです。
魅力的なキャラクタ達が、私たちの感情を揺れ動かすことに一役買っていました。
トウリを肉体を徹底的に追い詰めた上官ガーバック。しかし、戦場で生き残るために最も合理的でもありました。
トウリの心を最も揺さぶったであろう戦友ロドリー。彼が心の支えとなり、もしいなければトウリは既に死んでいたことでしょう。
参謀としても現場指揮官としてもイマイチであった上官ヴェルディ。しかし、彼の素直さがあってこそ、部下のトウリの言うことを信じれました。
敵にも味方にもなった突撃兵ゴルスキィ。彼の立ち振る舞いはかっこよく、男の中の男でありました。そんな彼に対して、トウリが取った行動とは……
そして、「史上最悪の愚将」シルフ。敵側参謀として味方参謀のことごとくを打ち破り、最も聡明で、最も斬新で、最も善良であった彼女が、なぜ史上最悪と言われるようになったのか。
涙なしでは見ることのできない傑作でした。改めて、完結おめでとうございます。読ませていただき、本当にありがとうございました。
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愉悦部出身 2024年10月30日(水) 22:17 ★ (Good:27/Bad:0)
人間の良さ悪さ。そしてTSゆえの良さと現実が上手く書かれているの物語
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
まず、描写ストーリー構成、何故こうなってしまうのか物語特有のご都合主義などは一切無いリアリティ。
狂った…来るってしまった人間の表現。心情の書き方が素晴らしい。
もちろん愛しいと思う感情が、戦争という物のせいでとても哀しく引き込まれるような物語になっていると思います。
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▼読む際の注意事項など
リアリティがスゴイのでグロいのダメな人は苦手かもしれません。それからがっつりTS、女体化を希望してる方は合わないかもしれません。それでもなお、素晴らしいと思う作品です
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アルビノ大好きマン 2023年11月21日(火) 20:31 ★ (Good:12/Bad:0)
TSだから純粋な愛が伝わった物語(個人的な感想)
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
作者さんのリアルにあるものに対する描写能力がすごい。
この小説ではまず展開がリアル過ぎる。
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それから戦闘などの描写もリアル過ぎる。
だから人がなくなる悲しみや、人と人の間で生まれる絆に似た感情も余計にリアル過ぎる。
読んだら、TSという設定に突っ込みたい人は多いかもしれないけど
私はそれがあって本当に良かったと思う。最初から女の子なら可哀想すぎるし、彼女の感情をこんな純粋に感じることも出来なかったと思う。
▼読む際の注意事項など
寝る前で4章は読まないことお勧めする
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かなしい兎 2023年10月18日(水) 15:32 ★ (Good:10/Bad:6)
タイトル詐欺すぎる
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
設定だけだとありふれたチート転生ものに見えたので読まず嫌いしてたのですがイイ意味で裏切られました!
予想のつかないリアリティのあるストーリーと緊張感のある戦闘描写、戦争のエゴ溢れる各個人の心理描写どれも卓越してます。
一度読んだら引き込まれると思うので是非おすすめします。
(3行省略されています)
▼読む際の注意事項など
タイトル詐欺です。
人生甘くないです。
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レッドマン 2023年10月13日(金) 22:09 ★ (Good:10/Bad:1)
タイトルにつられて流し読みで済ませるつもりが6時間たった。
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
※目次等に人物絵が投稿されているが読む前だとネタバレになりかねないので読了までは見ない事をオススメします。
まさかハーメルンでここまで人なら移り変わりの激しい硬派な戦争ものが投稿されるとは思いもしなかった。
いかに戦争が最後の手段であるべきかを痛感する。
(3行省略されています)
出会いの数だけ経験が蓄積されていくが地獄はどこまでも止まらない。
▼読む際の注意事項など
まずは2章までは完読してから判断を推奨
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protools 2023年09月29日(金) 09:43 ★ (Good:8/Bad:3)
硬派戦記物の傑作
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
タイトル通りTS転生した主人公が衛生兵として成り上がるお話。
他の戦記物で成り上がりと言えば、上官の命令なんてなんの。その僕の考えた最強の戦術を実行したら全てうまくいって万々歳形式が多い(しかも何故か兵が従う)し、主人公周りの人は基本死なない。
対して今作品はとにかく人が死ぬ。昨日まで話していた人も銃で撃たれ、手榴弾で爆殺され、火達磨になるetc…と、戦争の現実をマジマジと突きつけてくる。
この作品の特徴は戦争から生まれる狂気、葛藤、空虚さを巧みに表現している所だろう。後方で兵士をただの数としてしか見ない自慰キャラからは100%摂取できない生々しい戦争表現は読者に深くのしかかる。主人公視点のみで書かれることで、人の数だけ人生があることを自覚させられる。嗚呼戦争がなければ彼らは死なず、人生は続いただろうに…
(3行省略されています)
▼読む際の注意事項など
死にます。ある日、前触れもなく、たった一つのミス、一発の銃弾、、一つの罠、砲弾の破片で人は死ぬのです。頭を撃ち抜かれ、全身に火傷を負い、肉片になって死ぬのです。熟練兵でも新兵でも民間人でも男でも女子供でも関係なく
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フランカー姉妹 2023年02月16日(木) 01:06 ★ (Good:18/Bad:2)
歴代WEB小説最高峰の戦争小説
第2章が物凄い。物凄いのが第二章。見てほしいのが第弐章。
この紹介文に引いたとしても釣られたと思って
是非第2章までは中編程度の文字数なので読んでみてほしい。
正直2章連載中の中盤頃に飽きてきたのだが、そこから終盤にかけての怒涛の展開は見ないと損。
(21行省略されています)
そして2章が終わった後にあらすじを見返してみてほしい。
きっと私と同じく「(間違ってないけど)えぇ…」となってもらえると思う。(誉め言葉)
そして続いての3章では、「タイトルに偽り無し」であることも知ることが出来るだろう。
無駄な設定なんてなかった。
そしてこの作品は連載中であり、章ごとにインターバルを挟むが基本隔日12時の更新なので、
ハマれば毎日の生活の希望が一つ増えます。
著者のサンキューカッス氏は長編完結作「【朗報】修羅場系パーティーに入った俺♀だったが、勇者とフラグの立たない男友達ポジションに落ち着く」や「「みく」の灯火」等の名作を投稿されている方。
このように実績がある方なのでもう何も怖くない。
魅力の紹介もネタバレをしたくないのでどこまで記載するのか悩んでいるが、
まず戦争描写が一級品であることは読了後の皆さんは納得してもらえると思う。
紹介文が推して推して推しまくっているのでハードルを上げている自覚はあるが、
きっと期待を裏切らない筈だ。
自分はこの作品にArcadia、カルロ・ゼン氏の幼女戦記の連載中の時代を垣間見ました。
主人公の成り上がりを一緒に見届けよう。
(同じ紹介を自サイトでも投稿しています)
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夜市よい 2022年10月18日(火) 23:16 ★ (Good:45/Bad:3)
楽しみにしてます
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
タイトルの成り上がり要素やTSである必要性は今のところ感じられませんが、前近代的兵器と魔法の存在を上手く融合させた世界が構築出来ていると思いました。なんか偉そうに書きましたけど、好みど真ん中なんで応援してます。早く連載が再開してくれると嬉しいです。
▼読む際の注意事項など
アメリカンコーヒー 2022年02月05日(土) 23:41 ★ (Good:12/Bad:11)