七慾のシュバリエ ~ネカマプレイしてタカりまくったら自宅に凸られてヤベえことになった~
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作者:風見ひなた
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個性豊かなキャラが織りなす、魅惑の近未来SF。
時は西暦2038年。近未来の日本を舞台とした、VRロボットアクションラブコメディです。
一癖も二癖もあるキャラクターたちの掛け合いと熱いロボットバトルが、高いレベルで融合しており、読んでいて全くダレることがありません。
主人公は、現実では真面目で素直な大学生。目立たないよう心がけて生きている、人畜無害そうな青年……なのですが、ゲーム内では好き勝手放題。傲岸不遜な振る舞いで、ワガママ・自分勝手を貫いていきます。その姿勢はいっそアッパレで、やりたいことをトコトン貫くその姿には眩しさすら感じてしまう程。思わず笑って応援してしまいます。
ヒロインも個性豊かで、「クール系毒舌AI」「俺様系天然お嬢様」「体育会系薄幸先輩」「ヤンキー系エリートキャリアウーマン」「小悪魔系メスガキ女子高生」とよりどりみどり。その他の脇を固めるキャラクターも、没個性ないわゆる“捨てキャラ”的な人は皆無。読んでいて思わずニヤニヤしてしまうことも多いでしょう。
また、伏線は丁寧かつ巧妙に張り巡らされ、回収も鮮やか。そして物語のそこかしこからは薄っすらと深い設定が垣間見え、SF好きにはたまらない雰囲気を醸し出しています。
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