幻想の世界から現代へと足を踏み入れた少女たちの軌跡
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
―――何の前触れもなく、ある日突然に幻想郷の外へと飛ばされた少女たち。『程度の能力』を失い、弾幕ごっこもできず、空も飛べない。それでも、その世界で彼女たちは普通に暮らしていた。
(24行省略されています)
この作品は幻想入りではなく、そんな東方の登場人物たちの現代入りを描いた作品となります。
何の変哲もない街で送られる少女たちの日常生活、その様子を彼女たちと共にのんびりと体験していく物語。場面によっては季節感が上手く表現されており、どこか懐かしい空気を感じる読者様もいらっしゃるかもしれません。そして、その中にさりげない伏線やネタが張り巡らされていることも。
また、このサイトの二次作品では比較的に珍しい『神霊廟』等のキャラクター達が登場するのも特徴です。
第一部は我らが主人公の巫女さん、心を読めなくなった少女や元先生、小さな妖精たちの物語。お調子者でがんばり屋なあの娘も活躍します。
第二部は太陽の苦手な女の子と、したたかな妖怪記者の物語。お花の大好きなあの方も微笑ましくサディスティックに君臨します。だいたい天狗のせい。
そして第二部から第三部へとストーリーが進む中で、この異変の首謀者が遂に顔を覗かせます。物語に散りばめられたキーワード、まだまだ完成するには足りないピースたち、果たして真実は何処にあるのか。
それを想像し、模索する楽しみもこの作品を読んでいく魅力の一つであるのかもしれません。
▼読む際の注意事項など
現代入りということなので、幻想郷で暮らす彼女たちの姿を愛して止まない方はご注意ください。例えば、スペルカードルールに則った華々しい決闘はありません。また、登場人物たちが『お金』に四苦八苦したり、『戸籍』の問題に直面するなどの世知辛い描写もあります。その辺りはタイトルの通りに、まさに『人生楽じゃなし』ということなのでしょう。
以上の点をご留意ください。その上で興味を持たれた方々、少しばかり変わった東方の世界へ足を踏み入れる心構えのできた読者様。
ようこそ『幻想』の世界から『現代』への境界線へ。どうか彼女たちの描いた軌跡を、心行くまでご覧くださいませ。
願わくば、この作品が貴方様のお気に召される物語であることを。
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ドスみかん 2014年12月13日(土) 19:00 ★ (Good:32/Bad:4)