「生徒を愛し指揮する者」として完璧な先生
▼読む際の注意事項など
◎クロスオーバーものです
◎先生(男性)と生徒の恋愛要素があります
(今の所生徒からの一方通行ぎみ)
◎クロス先の世界のヒロインが生徒として登場します
(27行省略されています)
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
◇「生徒」を第一とする先生としての姿勢
ブルアカ×マジオペのクロスものですが、ブルアカ二次創作で最も「先生」としての姿勢と行動に説得力のある作品です。
本作主人公のアラタ先生はその経験から「子供」や「生徒」に対して非常に深い愛情を持っています。
そのため、時には「正しさ」よりも目の前の生徒を優先する姿勢が垣間見えることもあるのですが、苦悩しながらも常に生徒を第一とする姿は正しく理想の先生であり大人です。
◇緻密な戦闘•指揮描写
ブルアカ原作ではゲームとして描かれている生徒への指揮ですが、本作ではそれが非常にリアリティのある描写で描かれています。
複数のチームを束ねながら、同時並行的に的確な指揮を行う姿はブルアカゲーム部分のノベライズとしてほぼ完璧なのではないかと思えるほどです。
ゲームではぼかされがちな先生の能力の高さと非凡さが非常に良く表現されています。
個人的に本作で最も引き込まれたのがこの戦闘指揮シーンでした。
◇物語が進むと共に育まれる先生と生徒との絆
前述したようにアラタ先生はその類稀なる指揮能力をもって、様々な生徒たちに手を差し伸べます。
その出会いの中で常に真っ直ぐに生徒に向き合う事により、徐々に信頼を得ていく姿には胸が熱くなります。
特に、アビドス編終盤の一連のストーリーは非常に胸にくるものがあり、思わず涙ぐんでしまいました。
さらに、恋愛感情だけでなく、シャーレの仲間としての絆が深まっていく様子が垣間見える所も大好きです。
◇ 筆力の高さにより違和感の無いクロス要素
私は恥ずかしながらマジオペ側の知識が皆無なのですが、それでも一つ一つの描写が丁寧かつ説得力があるため、全く違和感無く読み進めることができます。
それどころか、キヴォトスに居るべき先生はアラタ以外に考えられないと思わせられる程しっくり来てしまいました。
ブルアカファンならマジオペに興味が湧きますし、マジオペファンでもアラタ先生の活躍には大満足だと思います。
長々と書きましたが、創作物として丁寧な作りであるだけでなく、クロスものとしても高い完成度を誇る非常に稀有な作品です。
両作品どちらかに少しでも関心のある方であれば全く後悔はしない出来になっていると思います。
是非アラタ先生の活躍を一緒に見届けましょう。
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ユルト 2024年02月16日(金) 19:29 ★ (Good:11/Bad:2)