エロとグロで緻密に表現された絶望、絶望、もひとつ絶望!
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
その少年は、英雄でなく。
家族に欲情を抱き、色で表された犯罪者指数は驚異の"赤"。
落ちこぼれであった彼は、それでも成長を諦めない。
家庭という居場所を守るために、それ以外の大切なモノを切り捨て続ける。
(11行省略されています)
――たとえ、その家庭がどれほど悍ましいものであろうと。
舞台は、"固有術式"という異能と、"位階"というレベルシステムが古代からある地球。異世界から魔王に侵略され、ようやく勝利して復興している最中の現代日本。
そこで、『勇者の息子』である主人公は、他者からの"赤"扱いにもめげず、家族の愛によって成長していく――表向きは。
みたいな感じの作品です。大切なものに執着する主人公、曇らせというのも烏滸がましいレベルの絶望をしている主人公の感情を追いたい人は、絶対に読んでほしい作品。負の心理描写がとても丁寧で、作者さん異常者心理に長けすぎてない? とつい口にしてしまうほど。バトル描写も適度に秀逸ですが、この作品の真骨頂はドロドロを極めたヘドロの如き人間関係とそれに翻弄される主人公の感情描写。
章ごとに一気読みがお勧めです。現在三章の途中まで投稿されているので、二章までは一気読みしてください。評価10もしくは9を思わず投げてしまうこと間違いなしです。
▼読む際の注意事項など
エログロが苦手、カタルシスの解放が短いスパンでないと無理、のような人にはおすすめしません。
ハーレムタグはありますが、テンプレハーレムという訳ではなく、主人公にとって有害な性愛感情の持ち主も多いので、ご都合主義ではありません。むしろ逆ご都合主義。
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砂漠谷 2025年03月07日(金) 17:09 ★ (Good:7/Bad:0)