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推薦一覧(3件)
ボーイミーツに収まらない世界観と最高の文章力
▼文章、ストーリー、描写などについて
読んだその瞬間に世界に引き込まれる感覚がした。
少し古い音楽、壮大な山、空、そして青春。誰でも一度でも夢に見た事があるようなユートピアの裏で、圧倒的スケール感の世界観がある。正直これはボーイミーツガールの皮を被ったSFだろう。深い設定や話の展開など、一度読み進め始めると止まらなくなる。脳裏に浮かぶ風景、レイジとカナタ、そしてクラスメイトそれぞれに個性があり、ストーリーがあり、感情がある。そこには喜怒哀楽があり、喧嘩があり、一緒に笑い合うような青春がある。起伏のあるストーリーライン、三人称とは思えないくらい感じる個人個人の感情表現、どうしようもない理不尽と怒り、不安、苦悩、束の間の平穏の穏やかさやその間の楽しさ、そしてレイジとカナタの間の感情の移り変わり。それらがしっかりとした描写を伴ったリアリティとしてこちらに呼びかけてくるのだ。本当にこの作品がなぜ伸びていないのかが疑問に思うくらい面白く、読み応えがある作品だと思う。この作品の特徴として、冒頭に言ったような音楽が関わってくると言うのがある。正直若輩者の自分には聞いたことにないような曲だったが、聞いてみると場面がありありと浮かんでくる。その曲に込められた歌詞の意味も含めて、読書体験を一段階上げてくれる演出を作り出す作者の素晴らしいセンスを賞賛したい。
今までの時点で長編であり、尻込みするかもしれないが、まず一話を読んで欲しい。そこからゆっくり読み進める。すると気づいたら作品世界に引き込まれていて、山の匂いや鳥の鳴き声、夏の蒸し暑い熱気を感じるのだ。これは小説じゃない。映画だ。4Dを超えるリアリティが、目の前に現れる。
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もっと評価されるべきボーイミーツガール
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
自分は推薦を書くなんてまっぴらなROM専だったがこの小説だけは推薦を書かねばならないと感じた。
この作品は退廃的な生活を送る主人公レイジと勝ち気な少女カナタが出会うことで物語が動く、いわゆるボーイミーツガールだ。
(15行省略されています)
ノスタルジーを感じるボーミーツガール
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
主人公である石動レイジは毎晩「少女が海で死ぬ」妙な夢を見ることに苦しんでいた。男子高校生である彼は友人に心配されながらも日々を過ごしていた。
ある日、白い髪の少女であるカナタに出会う。彼女と「海に行く」約束をする。だんだんと不可思議なことが起こっていく世界の中で出会った少年と少女は「海」へたどり着くことができるのか――
(10行省略されています)