死神と疎まれた駆逐艦の哀歌
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
●文章の構成・スタイル
段落(改行)の使い方が相当に洗練されており、ネット小説の閲覧環境をプロが考えたら……その答えが在ると云って良い。
段落毎の文章の纏まりが良い為、読み易く疲れない。
(17行省略されています)
●ストーリー
主人公は雪風。過去の凄惨な戦場経験により、サヴァイヴァーズギルトのPTSDを患っている。現在は輸送(遠征)任務等に従事しているが、圧倒的な戦闘技術と天運を持つ。また、音楽鑑賞や楽器演奏が趣味であるが、血と怨嗟の幻覚から逃避する為のツールであり、ポータブルプレイヤーが手放せない。
雪風は単艦にて深海棲艦の艦隊を全滅させるなど、鎮守府屈指の戦果を持っている。しかし戦艦を含む味方の全滅と云った状況にて、ほぼ無傷で生還すると云った結果に、他の艦娘のみならず提督からも気味悪がられていた。
孤独な彼女にある艦娘が手を差し伸べ、情を交わす関係となり雪風は心の安寧を得る。だが人の悪意は、雪風に過酷な運命を課し続ける。戦術的に破綻した玉砕作戦への参加を強いられた雪風は、恋人と共に生き残る事を決意するが……。
大切な人を目の前で失った雪風の心は、混沌とした負の感情に支配され、彼女は『死神』の異名に相応しい殺戮と戦闘に特化した獣(けだもの)へと変貌する。たった独りで圧倒的多数の敵艦隊を壊滅させ、奇跡的に雪風は生還するが、彼女の心の深淵に存在する混沌に、いつの間にか血に渇いた怪物が棲みついて居た。
●描写
とにかく濃厚。戦闘描写は勿論の事、情事のシーンなども非常に生々しい。
キャラクターの情緒が、とても丁寧に綴られているので、感情移入や情景イメージも容易。
戦闘シーンは血腥く、凄惨でありグロテスク、そして性的なニュアンスを含んでいる。
▼読む際の注意事項など
警告タグの通り。
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るーしー 2015年07月25日(土) 22:18 ★ (Good:20/Bad:11)