この作品のテーマを漢字一文字で表すなら「哀」
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
まずこの世界の時系列は登場人物等から察して東方永夜抄以降、東方風神録より前と思われます。
●原作側の登場人物のこの作品での大体の位置は
☆レギュラー
射命丸文(ヒロイン)、八雲紫、森近霖之助
(17行省略されています)
☆準レギュラー
博麗霊夢、霧雨魔理沙、チルノ、魂魄妖夢
という感じです
主人公「クロ」は19歳くらいの、警察官であった僅かながら妖力がある妖怪なのか人間なのかが曖昧な青年で、彼が幻想入りした所からストーリーが始まります。
クロは幻想入りする前にある場所で悲惨な出来事を体験し、その影響からか捻くれた性格になっているものの、その一方で他人の為にプライドはおろか時には命を削るような事をしてでも助けようとするジョジョの奇妙な冒険でいう所の「黄金の精神」を持っています。
この物語の前半のストーリーは紫が曖昧な存在であるものの非常に高い可能性のあるクロを、幻想郷に住む極悪人を消す妖怪に変えようとする事とが目的になっており、その前半のストーリー中に彼が新たなトラウマを抱えたり精神的な葛藤に苦しむ描写があり、紫自身も憐れみを出す描写が度々出ています。
ストーリー後半は様々な出来事の末非常に強い妖怪になったクロの、上記で述べた「仕事」や天狗の里での生活描写等が出てきてますが、ストーリー後半からは以前よりもジョジョでいう所の「漆黒の意思」の描写が目立つようになり(実際148話の終わりでそうとれる台詞が出ています)「全てを失って」編である人物を迎えいれてからはその部分が一際目立つようになっています。
主人公の精神的な葛藤に苦しむ描写、ヒロインとの恋愛描写と心を支え合う描写、漆黒の意思、高い成長性とその部分の伏線の描写等が私的にはかなり気に入っています。
人間くさい主人公、もっと具体的に言うと東方コミカライズ作品「死神はきょうも舟を漕ぐ」の主人公小野塚小町のような内面のキャラが好きならオススメします。
▼読む際の注意事項など
上記のような事もあり、一部残虐な描写がかなり目立つ話も出てきます。
▲短縮する
Mr.ハザマ 2020年09月04日(金) 15:31 ★ (Good:1/Bad:3)