【完結】吸血鬼さんは友達が欲しい
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作者:河蛸
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吸血鬼さんは友達が欲しい(切実)
その日、幻想郷に魔王が足を踏み入れた。
彼の種族は、吸血鬼。
美しく整った顔立ちに、透き通る様な白い肌。心の中心に忍び込んでくる様な凍りつく眼差し、男とは思えぬ妖しい色気。
凄まじいまでの魔性のオーラを常に放ち、見る者全てに否応なく恐怖を植え付け圧倒する。
そして彼が口を開けば、何と心が安らぐのだろう。ほんの少しでも気を抜けば、その声を聞いただけで魅了されかねない甘い囁き。
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