『艦これ』二次創作の新たな可能性
第二次世界大戦期に活躍した軍艦を少女へと擬人化する。
そんなコンセプトで作られているのが基本無課金のブラウザゲームである『艦隊これくしょん―艦これ―』という作品だ。フルボイスで絵柄が可愛いだけでなく、所謂【史実ネタ】をふんだんに取り入れることにより各方面から数百万のユーザー数を獲得している。
近日中に映画も公開されるとのことで、今後のさらなる発展が一ユーザーとしても楽しみである作品だ。
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さて、そんな『艦これ』というゲームであるが、この作品には多くの擬人化作品とは異なる点が存在する。
ここまでの説明から分かる通り『艦これ』では軍艦を擬人化した少女【艦娘】という存在が登場するのであるが……この【艦娘】、一体全体どういう存在なのかが全く明らかにされていないのである。
プロデューサーも「提督(=プレイヤー)それぞれのイメージを大事にしたいため、公式で艦娘がどのような存在かはガチっと定義したくない」と発言しており、【艦娘】の定義はもちろん【艦娘】がなにを目的として戦うか(戦うべき敵が存在することだけは間違いないようだ)すらも定まっていない。先述の映画ですら公式の設定と解釈することはできないのである。
そのような理由で二次創作においても作者ごとの設定が乱立するのが『艦これ』を更に盛り上げていく一つの要因なのだろうが……ここで紹介させていただくのは艦娘と既存の兵器群が混在する世界を描いた作品である。
この世界での【艦娘】は軍隊を構成する要素であり、国家を防衛する巨大組織の一部分でしかない。既存のあらゆる兵器を用いて戦っていく【艦娘】と各国軍の活躍の一幕を、是非最後まで見届けてほしい。
きめ細やかな各種兵器の描写、欧州各国が保有するオリジナル【艦娘】の設定や各国の性格が光る会話なども見ものである。
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
舞台は第二次世界大戦が起きていない欧州。主人公はドイツの【艦娘】だ。それも戦艦や重巡洋艦、潜水艦といった王道の戦闘艦艇ではなく「仮装巡洋艦」という艦種の【艦娘】。人同士の戦争であった頃の仮装巡洋艦は国籍を誤魔化し武器を隠して中立国の商船を装ったものだが、この世界での敵は人類とは異なる種の敵【深海棲艦】が相手である。故に、彼女らは様々な細工を施すことで【深海棲艦】に偽装している。
敵中に紛れ込む彼女らに味方の援護があるわけはなく、頼れるのは仮装巡洋艦であるが故に貧弱な己の武器のみ。
そんな彼女らに下った新たな任務。それは【深海棲艦】を生きたまま捕獲することであった。
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帝都造営 2016年10月13日(木) 18:23 ★ (Good:14/Bad:26)