能天気な主人公と毒舌猫耳軍師の関係がこれからどうなるのか。思わずにやにや
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
天の御使い、北郷一刀君に巻き込まれて(巻き込まれた詳しい経緯はいまだ不明)恋姫世界にやってきてしまった主人公「九十九」は、皆大好き曹操様の下でとある事情から下っ端文官として働いていた。
とある目的を持ちながら、のんびり仕事をしながら日々を過ごしていた九十九であったが、ある日なぜか彼は恋姫世界屈指の男嫌いである猫耳軍師の下に部下としてつけられてしまうことに。
(20行省略されています)
これは、本来の歴史はもちろん外史にも存在しないはずであった、文字通りイレギュラーな存在である主人公九十九が、直属の上司である王佐の才と呼ばれた軍師、荀文若「桂花」の罵倒をぬらりと受け流しながら様々な人物たちと日々をすごす。そんなお話。……説明これで大丈夫か少し心配ですが。
まずこの話を読ませてもらって思ったのは主人公と登場人物たちの距離感?みたいなものが個人的にすんなり納得できるちょうどいい感じだということ。
恋姫世界では知ってる人もいると思いますが、「真名」という文化があります。これは自分がそれを渡してもいいという大切な人にのみ渡す特別な名前のことで、これを本人の許可なく呼んでしまうと斬り殺されても文句がいえないほど大切なもの。
恋姫二次ではそれほど大切なもののはずである真名をなぜか簡単に主人公が教えてもらえたりするのがパターンなのだが、この小説の主人公はそんなことはなく、ただだからといって嫌われてるわけではなく曹操軍幹部の面々からはそれなりに認められているようで、悪い印象はあまりもたれておらず、夏候惇。春蘭からは自分のことをばかにしないからだという理由ではあるが、じぶんのところの専属の文官としてくれと桂花にいう程度には信頼されているもよう。
恋姫二次ではなぜかハーレム物が多く、その手の話の独特なくどさに若干食傷気味だったので、不快感を全く抱かずとても楽しく読めた作品でした。また、恋姫二次ではほかに蜀陣営や一刀君に対してキャラ劣化なんかも使った過度なアンチなんかもよくあるんですがそれもなく、自分と同じく展開がこてこてなハーレム物や過度なアンチものなんかが苦手な方にはとてもおすすめです。
▼読む際の注意事項など
上記の通りハーレム物にありがちな展開はあまり見られません。ヒロインは複数らしいのですがどストレートなモテモテハーレム物や恋姫二次にありがちな蜀アンチ。また主人公は決して武将のような人外染みた戦闘能力は持ち合わせていませんので、主人公無双ものが好きな方々にはあまりおすすめしませんね。
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えんとつそうじ 2016年07月21日(木) 20:09 ★ (Good:27/Bad:13)