ホビージャパンで、ジオラマと一緒に載せられている小説のよう
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▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
ア・バオア・クーでの最終局面、ジオン軍の小隊の苦しい戦いを活写した佳作です。
質、量ともに劣勢に陥った部隊が、戦況の優劣すら分からない中で務めを果たそうとあがく姿にはドラマがあり、悲壮な緊張感をはらんだ文章には、読み手を引き付ける力がある。文字を追っているだけで、ありありとその戦闘が浮かび上がってくる。
連邦軍の描写はあくまでもジオンから見たものに留めているため、GMの無機質さが敵の圧倒的な存在感として作用している。だからこそ、主人公達が操るザクの存在が頼もしい。もはや性能的には太刀打ちできないはずのザクが、一矢報いる事ができるかどうか、最後まで目を離せない展開。
そして、一つの作戦における一つの戦闘を描く事によって、一年戦争、ひいては戦争そのものに対する悲しみややるせなさすら感じさせる。非常に味わい深い余韻の残る作品です。
▼読む際の注意事項など
ア・バオア・クーのジオン軍を描いているので、ハッピーエンドにはなりません。
nanako 2015年09月14日(月) 12:28 ★ (Good:5/Bad:20)