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咲-Saki-推薦一覧(11件)
麻雀をよく知らなくても十分に伝わる最高の面白さ
推薦作品:ニワカは相手にならんよ(ガチ) 原作:咲-Saki-
原作を知らなくても、麻雀を知らなくても、熱い描写に感動できる素晴らしい作品です。
この作品で魅了されたのはまず感情移入間違いなしの闘牌描写で、
例え麻雀を知らなくても、さながら囲碁を知らずに熱中できたヒカルの碁のように、
麻雀卓上での魂と魂のぶつかり合いに熱中できたその描写力は何回読んでも輝きを失わない。
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また、未来予知や神を降ろしたり等の能力を持つ天才が蔓延っている咲の世界なので、
確率を必死になって計算するデジタル理論を身に着けても無駄な世界だと感じていた。
それだけに天才でないデジタル型の主人公が麻雀を愛する心で独り天才たちに立ち向かう。
この立ち向かっていく姿が非常に格好よく映って映ってしょうがない。
さらに主人公以外のキャラクターについても魅力的に描かれており、
原作そのままに等身大の原作キャラを描くのみならず、
原作で描き切れなかった各キャラクターの可能性すらも引き出しきれている。
主人公を上げるために原作キャラを下げるという簡単な手順を一切取らずに、
原作キャラの魅力を十二分に引き出した上で主人公がその上をいく描写には惚れ惚れする。
そんな主人公とチームメイトから成る、姫松高校の栄光への道のりを見届けよう。
(同じ紹介を自サイトでも投稿しています)
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夜市よい/2022年10月18日(火) 23:14/★ (参考になった:5/ならなかった:1)
TS転生オリ主原作改変と侮るなかれ! 咲-saki-二次界屈指の本格麻雀作品の登場だ!!
推薦作品:ニワカは相手にならんよ(ガチ) 原作:咲-Saki-
▼文章、ストーリー、描写などの紹介
本小説では咲-saki-の姫松高校がオリ主と共にインターハイの頂点を目指す物語を扱っている.
原作において能力者に囲まれながらも能力なしで奮闘することに定評ある姫松高校に,我々の住む世界によく似た別世界のデジタル派プロ雀士のオリ主がTS転生して入学・頂点を目指すというストーリーだ.
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オリ主が咲-saki-世界に馴染んでいく様子が丁寧に描写されており,純粋にキャラクターとして魅力的であることも相まって全くイヤミを感じさせない.オリ主無双モノでは決してなく,対等に研鑽を積んでいきそれぞれが得意分野を持つようになっていく形である.原作への敬意が垣間見え,少なからぬ独自解釈や設定が見られても抵抗感なく読み進められる作品だ.
この抵抗感のなさは登場人物の言動や結果に十分強い根拠があることが一番の要因であろう.各キャラクターの行動は納得感を伴うものであり,如何にも作られた・作者の主張のための展開とは感じられない.原作に対して無数に存在する平行世界の内の一つを作者が我々に教えてくれているような感覚になるものだ.オリ主やストーリー展開の自然さも秀逸だが,本作品の真髄はその丁寧な麻雀描写だろう.打牌選択や構想の理由を多くの場合で説明してくれるため,読んでいて麻雀の勉強になる作品だ.かといって咲-saki-世界の重要な魅力である能力麻雀を真っ向から否定するわけではない.能力者のような確率を超越した手強い打ち手も認めた上でとことん最善を積み重ねていく主人公たちは読者を魅せてくれるに違いない.
地の文など描写のレベルが非常に高く,まるで原作漫画を読んでいるかのように錯覚するほど巧妙な文章で綴られている.特に能力発動や回想シーンは原作の演出を脳内補完できるほどだ.これほど文学作品としての面白さと麻雀の丁寧さを両立した作品は類を見ないものであり,作者の物語作成の技量や咲-saki-と麻雀に対する情熱・想いが伝わってくる.実世界の競技麻雀ネタなど様々な小ネタにニヤリとさせられ,オアシスのような番外編により飽きることがない.姫松や麻雀が好きな人には是非読んでいただきたい作品だ.
▼読む際の注意事項など
主人公はTS転生であり,転生前は現実の某プロを彷彿とさせる人物故にナマモノさが感じられるかもしれない.しかしTS転生の悪さは本作にはほぼなく,各方面にリスペクトが感じられる書き方であるため,これらが悪い意味で気になることはないだろう.
最も注意すべき事項となるのは本作の独自設定・解釈かもしれない.詳細まで咲-saki-世界を知り尽くしている人にとっては気になる点も見られる可能性がある.能力の追加や改変及び各打ち手の解釈については【能力紹介回】としてまとめられているため,多少のネタバレをしてでも確認したい人はそちらを先に見ておく方が良いかもしれない.
読者の咲-saki-世界の麻雀の愛し方によっては,本作品のテーマとぶつかる可能性がある.「牌に愛されし子が圧倒的な能力と場の支配力とツモ運ですべてを蹂躙するのが咲-saki-世界の麻雀であり本質なのだ.ぷぷい」という人には正直おすすめできない.裏を返せば,原作でも非能力者ながら強者として描かれている愛宕洋榎や辻垣内智葉が好きな人や,大味な能力バトルより精密な闘牌を見たい人にはおすすめできるであろう.
なおタグにアンチ・ヘイトがついているが,本作品がその主題を表現するためにどうしても割を食うキャラクターに配慮して念のため付けられているようなものであり,上記注意事項に問題がなければヘイト創作だと感じることはないと思われる.
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chijan/2022年01月10日(月) 04:40/★ (参考になった:22/ならなかった:1)
ほんわか専業主婦生活? それだけじゃない!
推薦作品:専業主婦、園城寺怜のプロ麻雀観戦記 原作:咲-Saki-
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
本小説では咲-saki-世界におけるプロ麻雀を中心に扱っている.一部の設定が垣間見えているのみの咲プロ麻雀を,その元ネタと思われる現実のプロサッカーやプロ野球を参考によく設定を練り上げて描写している.
このプロ麻雀を専業主婦になった怜ちゃんが観戦していくのがストーリーの始まりだ.
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専業主婦と言いつつろくに家事もせずぐーたらしている怜ちゃんが(現実のプロ野球スレのような治安の)電子掲示板などで好き勝手言いながらプロ麻雀を観戦するコミカルな作品というのが第一印象になるかもしれない.
しかし物語が進むと,原作キャラが原作のIH後に何かあったであろう描写が垣間見えるようになってくる.特に顕著なのは清澄勢である.また,主人公の怜ちゃんも同様だ.なぜこんな生活を?
あったかもしれないIHの結果がもたらした登場人物たちのその後の人生への影響.そしてその後のプロ生活.人間関係の変化.独自解釈や設定は多けれど,それらの解釈や設定が高いクオリティで練られており,原作や公式スピンオフに対する作者の深い理解に基づいて本小説の舞台は構築されていると考えられる.150近い話数からなる長大な物語だが飽きることなく読み進めていける作品だ.59話まで読んだころにはこの作品の虜になっているだろう.
▼読む際の注意事項など
▽▽ネタバレにならない範囲の注意事項
タグや咲-saki-原作者が2019年に明かした公式設定にもあるように,同性カップルが当たり前でそこらじゅう百合夫婦が要る世界である.怜ちゃんも竜華ちゃんと結婚している.
IHから5年後の世界ということもあり,作者によって様々な設定が独自に追加されている.この設定だが,後ろ暗いものも決して少なくないためシリアスが苦手な人は注意.
逆に,そういうのが好きな人にはよりオススメ度が上がる小説.
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▽▽ネタバレを含む注意事項
監禁及び拷問に近い描写がある.
非有名カプのペアで行為にまで及んだことがわかる描写もある(行為描写はない).
末原さんが弱い.でも頑張ってるよ! すごいぞ! すえはら
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chijan/2021年07月16日(金) 20:02/☆ (参考になった:4/ならなかった:0)
単純に読み物としてレベルが高い麻雀作品
推薦作品:ニワカは相手にならんよ(ガチ) 原作:咲-Saki-
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
『咲-saki-』という能力バトルになりがちな原作でありながら丁寧な闘牌描写をしてくれる作品。
読者の求める強能力の爽快感もありながら、話の軸は読者に身近なデジタルにおかれていて非常に読みやすいです。
文章が読みやすいのは勿論のこと、ストーリー展開がとても魅力的で回想や心理描写による、盛り上がりの作り方が巧いです。
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大味な展開になりがちな能力バトルにおいても、綺麗に感情を爆発させてくれるため、展開がわかっていても読み返そうと考えてしまう程巧いです。大味な展開を納得させてしまうキャラクターの掘り下げは『咲-saki-』のキャラクターをこれ以上なく魅力的に描いています。
必ず期待以上の感情を読了後に与えてくれるため、一話一話全てが読み返したくなり、暫くこれだけで生きていけるとすら感じる。
読者の求める盛り上がりを提供してくれる気持ち良さ、そしてその盛り上がりを一時の感情で終わらせない、伏線を含めた物語構成と文句を付ける点のない最高の出会いでした。
麻雀に少しでも興味があれば読んで欲しい、麻雀がしたくなる作品です。
▼読む際の注意事項など
主人公は強者であり、転生系であり、TS系。また、オリジナル要素も含まれています。
とはいえそういった要注意要素の悪い点は感じないため、生理的嫌悪をしてない限り問題は無いと思う。
また、麻雀描写が丁寧な分、麻雀がわからない人は難しく見えてしまう所もあるかもしれない。
が、ストーリー自体の魅力が高いため麻雀を知らなくても楽しめる作品だとは思う。
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ラー油@雀太郎/2020年06月21日(日) 01:21/★ (参考になった:48/ならなかった:2)
宮永照の隣で麻雀をやるということ
推薦作品:影絵 原作:咲-Saki-
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
咲-saki-において、高校生雀士の頂点に立つ宮永照。
彼女と同時に麻雀部へ入部した弘世菫は、その圧倒的な才能を見せつけられ、苦悩することとなる。
思い悩みつつも、ひたむきな弘世菫の目に映る世界が、耽美に描かれます。
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▼読む際の注意事項など
文学的な作風であり、コメディ的な要素はごく控えめです。
咲日和のような、ほんわかとした日常に焦点を当てた作品ではなく、
また闘牌の駆け引きを追い掛ける作品でもないという点に、ご注意ください。
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tubuyaki/2018年09月16日(日) 04:07/☆ (参考になった:2/ならなかった:2)
麻雀のステータスがおかしなことになってしまった京太郎
推薦作品:須賀京太郎の麻雀日記 原作:咲-Saki-
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
作品タイトル通り、京太郎が麻雀を初めてからのお話を京太郎視点の日記形式で書かれています。咲-Saki-以外の麻雀漫画とのクロスオーバーとなっていて、他作品からの登場人物も多数登場してきます。個性豊かな先生たちに小学生の頃から麻雀を習ってきた京太郎はまさしく最強クラスの雀士です。世界ジュニアも彼にとっては浅すぎる、最近はなんでもあの小鍛冶健夜プロにも勝てるようになってきたとか...表の麻雀界ではまさに敵なしといったところ。裏でも先生たちを除けばほぼ無敵なんですがね。そんな彼の麻雀に魅せられる者、恐怖する者、また彼を憎悪する者も。彼に魅せられたヒロイン達の顛末にも注目したいところ。とにかく京太郎があちらこちらで無双しまくるお話です。おそらく咲-Saki-二次創作の中でもこの京太郎はトップクラスの強さなのではないでしょうか。それでも未だに先生たちには勝ててないんですがね...何故勝てないのかは読めば分かるでしょう、こんな奴らに勝てっていう方がおかしいよ...っていう人達です。そんな人達の生徒?弟子?になった京太郎が暴れまくってます。そして人は彼を、雀鬼と呼んだ...。※呼びます。
▼読む際の注意事項など
先述しましたが、他作品とのクロスオーバーとなっています。それが苦手な方にはオススメしません。また、かなりの確率で対局相手がフルボッコにされるので、自分の好きなキャラがボコボコにされる姿が見たくない方にもオススメしません。あと、若干ですが暴力的な表現もあるので、嫌な方も避けた方がイイと思います。
森稲/2017年03月27日(月) 03:19/★ (参考になった:10/ならなかった:10)
代償有り有りの無双の始まり「タバコが吸いてぇな」
推薦作品:咲-Saki- とりあえずタバコが吸いたい先輩 原作:咲-Saki-
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
俗に言うオリキャラが無双するお話。ただしこの小説は麻雀描写がとても丁寧に描かれている。
残念ながら私自身、麻雀にはそれほど明るくない。精々初心者に毛が生えた程度の知識しかない。
しかし裏を返せば最低でもそのラインまでの人までは納得できる描写になっていると思われる。
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また、この物語は少しミステリー仕立てになっている。
好き嫌いは非常に大きいと思うが、中々に楽しめる一作になっていることは間違いない。
全体の総括として、麻雀バトル、ラブコメ、ミステリーなど、様々なジャンルが入り混じった構成で、読む際には少し覚悟が必要かもしれない。
▼読む際の注意事項など
非常に長くて申し訳ないのだが、取り敢えずAstoryのみは読んで欲しい。それを読み終えるまでの何処かで、好きか嫌いかはわかるはずだ。
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蘭童 旭/2014年09月17日(水) 00:01/★ (参考になった:34/ならなかった:19)
弱くても、負け続けても、それがかっこいい時がある。
推薦作品:セングラ的須賀京太郎の人生 原作:咲-Saki-
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
所謂過去改変によるハーレム物。しかし個人的には京太郎の麻雀に対する姿勢に観点を当てて見ていたい。
やはりこの京太郎も弱い。運に関して言えば原作より弱いと言える。しかし強くなろうとしている。弱くても、麻雀が好きだから。
原作とは違った意味で、好きになれる京太郎の姿がここにある。
▼読む際の注意事項など
こう書いたがやはりメインはハーレムなお話である。ハーレム物や過去改変が苦手な人にはお勧めしない。
蘭童 旭/2014年09月13日(土) 02:50/★ (参考になった:42/ならなかった:5)
京太郎がここまで強くなる小説があっただろうか?
推薦作品:SUSANOWO麻雀紀行 原作:咲-Saki-
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
京太郎が男子麻雀界の化物達との奇跡的な出会いによって強くなる物語です!
強くなる時に登場する師匠達がとてつもなく格好良く、キャラに惹き込まれます!
麻雀描写は少ないですが、文章はとても丁寧で分かりやすいです
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▼読む際の注意事項など
三十話までが修行パートなので、原作のキャラは白糸台・千里山・大阪以外は最初に清澄が少し登場するぐらいです、なのでそれ以外の高校のキャラが好きな方々はある程度読み進める必要が有ります
また、上に記した通り京太郎が男子麻雀界の化物達と出会ってから強くなる物語なので、物語の中核を為すオリキャラが複数人登場します、それにより『オリキャラ×原作キャラ』のカップリングが何組かあります『オリキャラなんて絶対認めない、オリキャラと原作キャラの恋愛などもってのほか』という方々は注意して読んで下さい
純粋な技術的な麻雀描写は恐らく無いです、マージャソです
それでも良いという方は読んでみて下さい
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ベルク@チョモランマ/2016年01月24日(日) 09:45/★ (参考になった:69/ならなかった:15)
異彩を放つ、咲-saki-の二次創作
推薦作品:セングラ的須賀京太郎の人生 原作:咲-Saki-
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
咲-saki-の過去改変物ですが、単なる改編ではなく、ゲーム“センチメンタルグラフィティ”の要素を取り入れた異彩を放つ作品です。我らが京ちゃんが日本全国を転校しまくり、あのキャラやこのキャラとフラグを立てていきます。
ただ転校してフラグを立てるだけではなく、設定上運が相対的に弱い京太郎が強者ばかりの環境で麻雀と向き合う姿勢が描かれたり、京太郎ラバーズのちょっと笑いたくなるようなストーリーがコミカルに描かれたり、ヒロインたちが京太郎を思うシーンが描かれたりと、ギャグと真面目と恋愛のメリハリがいい作品です。
……まあ、麻雀の全国大会ではなくて、ヒロインたちによる京太郎の争奪戦になっているのは認めますよ?でもそれが面白いです。
ぜひ読んでみてください!
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▼読む際の注意事項など
いわゆるハーレムものです。作者さんはタグに入れるかどうか迷っていらっしゃるようですが、念のためということで。
また京太郎が絡むことで設定などが変化するキャラがいますので、そこは柔軟に読んでください。
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縞瑪瑙/2013年09月28日(土) 20:55/★ (参考になった:44/ならなかった:3)