【完結】偽悪皇帝アルヴィクトラ・ヴェーネ
作者:月島しいる

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charon^^  2023年01月30日(月) 03:09 (Good:0Bad:0) 18話 報告

せめて父親が病で倒れなかったら話は違ったのだろうな。虐殺の系譜として路線を引き継いだ以上、癌を除いている過程で味方とすべきものが丸ごと敵に回る。線引きの見えない恐怖はただの劇薬に過ぎず、闘争のみが自衛手段となる。虐殺皇帝を排除した上で、線引きを明確に癌を排除できたのなら、おそらく粛清が過度に長引くことはなかっただろう。
というかそもそもの話、アルクヴィトラは幽閉された体を装って元帥が代理として粛清すれば、元帥の首をすげ替えるだけでよかっただろうに
加えて、皇帝の死なんざ替え玉使うかやる気のない追っ手を向けた上で後日着物の切れ端を骨と一緒に持ち帰るところまで打ち合わせておけば...
どうしようもないもの悲しさに、まだ道があったのではというやるせなさが浮かび続ける


ぽむ!ぽむ!pリィィン! ID:jDH7Zg9I  2022年03月02日(水) 11:37 (Good:0Bad:0) 18話 報告

読み切った今、切なくも読めて良かったという気持ちです。
ハッピーエンドを迎えないことは予想し、その上でこの逃避行の最後に主人公とヒロインは何を得るのかを考えていました。
2人は何かを得ることはできたのでしょうか。


イクシード  2019年05月03日(金) 04:16 (Good:3Bad:0) 18話 報告

私は元来ハッピーエンド系の話が好みではありますが、そう思っていながらも本作のようなダークな作風にどうにも惹かれてしまいます。
彼らが逃避行を続ける様を読み進めていく度、先に待ち受ける試練を案じてか胸にモヤモヤが生まれ、読み終わった今もそれは深く積もっています。それ程に、本作のエンディングは衝撃的なものでした。
終幕にて、彼らのその後を仄めかさないのは作者様の意図があってのことだと承知しているものの、どうしても、彼らを待ち受ける結末がせめて善いものであることを願わずにはいられません。
素晴らしい作品をありがとうございました。本当に面白かったです。


名のある川の主  2019年02月13日(水) 02:06 (Good:0Bad:0) 18話 報告

バッドエンドではあるけど綺麗な話だなって
おもしろかった!!


:兎寂死:  2018年11月01日(木) 15:44 (Good:0Bad:0) 18話 報告

私は良い作品だと思いました。
悲しくはありましたが楽しめました。
ありがとう


宝剣  2018年10月01日(月) 03:55 (Good:0Bad:0) 18話 報告

虚無感だけが残ったな。


吟遊詩人ローラン  2018年07月30日(月) 02:53 (Good:1Bad:3) 18話 報告

んー、小説はハッピーエンドがすきだからあんまこういうの好きじゃないけど、物語の描きかたとしてはかなり典型的な流れで、短い時間軸を角度を変えて繰り返す。これは気に入りました。でも、もう少し心の描写増やしてほしかったなあとも思います。


名無し ID:24OtYlac  2018年07月15日(日) 08:09 (Good:1Bad:0) 18話 報告

面白かったです!読み終わったあとに、まじかよ…(・Д・)ってなりました!ありがとうございます!



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