魔法使いの弁明
作者:Ren

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puripoti  2013年11月03日(日) 18:49 (Good:0Bad:0) 1話 報告

 これほどの作品に対して、一体どのような感想を書いていいのやら……自分の語彙力の無さ加減をここまで痛感したことはありません。そしてこれを見逃していたことがひたすらに悔しく恨めしい。

 ただ、読み進めるごとに頭を“がつん”とやられたような衝撃を受け、読み終わる頃には全身が快い疲労感に満たされる、そんな話を書いてくださったRen様に感謝を捧げさせていただきます。

 本当に、ありがとうございました。

返信:Ren 2013年11月04日(月) 13:37

ご感想ありがとうございます。
過分なお褒めの言葉をいただき、汗顔の至りです。
自分好みの作品をがらくたの山の中から探し出すのは容易ならぬことですが、この作品があなたにとって干草の山の中の針になってくれたならば、それは望外の喜び。
当時の私の持てる能力全てを振り絞って、と言うと誇張しすぎですが、ともかくも思い入れが持てる位には全力を尽くした作品が他人に評価していただけるというのはとても嬉しいことです。

そもそも本来的に読書とは作品世界にどっぷりと漬かり、読み終えたときには深海から浮上するような、まさに仰るとおりの『快い疲労感』を感じるものだと思っております。
その意味で、あなたがそのように感じてくださったということは私にとって快哉を叫びたくなるような喜ばしい出来事です。

悪文の見本のようにやたらと冗長になってしまいましたが、こちらこそ、本当にありがとうございました。


tamako  2014年09月09日(火) 22:44 (Good:3Bad:1) 報告

 批評依頼で参りました、tamakoと申します。
 ご依頼のメッセージから間が空いてしまい申し訳ございません。
 では、早速批評……と行きたいのですが、余り私から指摘するところもなく、ほぼ感想ですのでご了承ください。また特に中身の無い長文で感想欄を埋めてしまい申し訳ございません。ご要望あれば、すぐに削除など対応致します。

 作品を目にして最初に思ったことは、「なんぞこれ」でした。台本形式とタグに付けられていたので、正直に申し上げれば不安もあったのですが、開いてみればネット小説に横行する台本形式ではなく“台本”が飛び込んできて度肝を抜かれました。
(30行省略されています)


NoRAheart  2014年08月08日(金) 19:43 (Good:0Bad:0) 報告

ども、bootyです。

この作品を読んだ感想は、只々素晴らしいの一言です。
ボキャブラリーの少ない私ではこの作品のすばらしさはとても言い表せません。
私も恥ずかしながら物書きの真似事をしておりますが、この作品を見て、思わず筆を置いてしまおうかと思ってしまいました。

返信:Ren 2014年08月10日(日) 18:45

ご感想ありがとうございます。作者のRenです。と言っても情報欄の名前を見ればわかるようなことですね、申し訳ない。

とまれ、単なる素人に過ぎぬこの身には過分なほどのお褒めの言葉をいただき、感謝の念に堪えません。
私の妄想の欠片たちがあなたに何かしらの情動を与えることができたならば、これほど嬉しいことはありません。
こちらも無い語彙を振り絞って書いた作品ですが、気に入っていただけたようで何よりです。


OTZ  2013年05月15日(水) 15:45 (Good:0Bad:0) 報告

【良い点】

驚嘆に値する語彙と教養。それに尽きる。


私自身、衒学的な物書きですが
これを見る度に敵わないなと思う次第であります。
-追記-
どうしても気になったんでお聞きしますが。
もしかしてタイトルはプラトン著、ソクラテスの弁明を捩ったのでしょうか?

返信:Ren 2013年05月16日(木) 12:40

ご感想ありがとうございます。
このような若輩者の手遊びを高く評価していただき、感謝の限りです。
語彙はともかく、教養の方は好き勝手に読み散らかした本たちの集積に過ぎないのでそのような高尚な言葉にふさわしいものとも思い難いのですが、それはそれとして評価されるのはやはり面映いものです。
この作品があなたの中で何らかの位置を占めることができたのならば、それは私にとって最上の喜びです。

タイトルについてはまさしくおっしゃる通り。
恥ずかしいことに自分で一から何かを考えるのが非常に苦手で、いつも何かしらの捩りに逃げてしまうのです。
とはいえ今回はなかなか上手く嵌まってくれたのではないかと自負しているのですが、いかがでしたでしょうか。


りありあ  2013年02月27日(水) 18:13 (Good:0Bad:0) 報告

【良い点】

 これは素晴らしいですね……
 まるで原作のような言い回しに文学ネタ、古典演劇ネタ、神話から聖書etc……
 それらを軽く挟んで会話するキャラ達……
 目からウロコです……私には一生書けないであろう文章感覚ですね。。。
 圧倒的に自身の勉強不足を感じました……。。。
 でもですね!でもですよ!とっっ……ても面白いですよこれ!
 最初は何だか難しい言葉ばっかりで「ヒォォォ……」って思いましたけど、
 話の内容自体はそんなに難しかったり暗い話じゃないから素敵感凄まじいのでございますですよ!
 いい意味ですごく味があります。丁寧です。
 なんて上から言ってるようで申し訳ないんですけど、素直に凄いと思いました。
 読んでて勉強にもなったし、楽しかったです♪
 あ、下の説明がめちゃめちゃ助かりました(笑)
 大体が知らなかった事なので(学がないので、泣)
 だけど、最後まで読んで思ったのは、本当にいい作品だと思いました♪


 凄い良かったです!とかいうベタ褒めテンプレしか思い浮かばず申し訳ないのですけれども……
 本当に面白かったからで……なんていうか、上手く言葉に出来なくてごめんなさい。。。
 東方の原作でも、基本的にはストレートに会話してない事が多いので、
 東方で二次創作やるならこういう言い回しって憧れてたんです……
 (結局諦めてしまいましたが(笑)ダメダメです。)
(7行省略されています)

返信:Ren 2013年02月27日(水) 21:57

ご感想ありがとうございます。
この文体はここで発表するには少々無茶な作りかなとも思っておりましたが、どうやら肯定的に受け取っていただけたようで何よりです。
私自身小さなころからパロディやメタフィクションが大好きで、作品がそれ自体で完結しない、他の世界に(あるいは外の世界に)繋がっているものが好みでしたので、一度そのエッセンスを可能な限り詰め込んだものを書いてみたいと思っていたのです。大量の注釈もその一助となればと思って書いてみましたが、どうやらお役にたてたようで幸いです。

ほとんど独りよがりもいいところな作品ですが、これは他の方にも言ったことではありますが、形式で冒険している分それ以外は素直な作りにしたことはやはり良かったようですね。

原作らしいかどうかは難しいところですが(特に口調は意識して演劇風にしている)、作品とは作られた時点で作者の手を離れるもの、りありあさんがそのように感じたということはそう思わせるだけの理由が私の気づかないうちに出来ていたのでしょう。
想像するなら『猛スピードで皮肉を言って、皮肉で返している会話』で『基本的に深い意味はありません』な内容という点でそう感じていただけたのでしょうか。だとしたら、意図せずして原作リスペクトになってくれたということで少し嬉しいかも。

こちらも乱文乱筆失礼しました。長文は本当に大歓迎です。
またいつか、私があなたに読んでいただけるような作品を書き上げることができたなら、その時はまた御目通しくださると幸いです。


加具  2012年11月03日(土) 22:17 (Good:0Bad:0) 報告

御伽噺や絵本、昔の詩集や歌劇、古めかしいものは大好きです。昔の物語は洋ものの書物なんか今でも持って回したような言葉が多いですが、もっともっと多くて、どういう意味なの?とか考える文章がありながらもそんな文章が大好きでした。形式ばった、持って回った、そんな表現や話がとても大好きで、一つ一つ、“魔王”の歌劇の引用だったり、運命うんぬんと言わず運命の女神をだす事でこちらに勝手に想起させたり、こんな劇を彼女達が紅魔館で学芸会みたいにして楽しそうにやっているのを、欠伸を噛み殺しながら、何を言ってるんだこいつらは?とか思いながら、でもその心地いい耳触りを楽しみながら観覧したいと思いました。面白かったです。

返信:Ren 2012年11月15日(木) 11:04

ご感想ありがとうございます。返信が遅れてしまい、大変申し訳ありません。
この空気というか雰囲気というか、それとも文体でしょうか、気に入っていただけたようでとても嬉しく有難いです。
引用と暗喩とアイロニーとカリカチュアの海に浸って溺れそうになる感覚が私も大好きで、という割にはあまり読めているとも書けているとも言い難いのですが、読む側でおのずから作品世界を広げていってしまう、あの広大無辺な世界の一端に触れる感覚をほんの少しでも感じていただけたならこれ以上の幸いはありません。

幻想の少女たちがたちが奇妙に現実感の薄いふわふわとした浮遊感のある言葉を勝手気ままに紡いでいるところに同席できたなら、それはきっと最上の舞台劇を鑑賞するのにも似た素晴らしい体験であるに違いありませんね。


Hydrangea  2012年09月19日(水) 02:18 (Good:0Bad:0) 報告

 開いた途端「なんだこれは」と思わず口に出してしまいそうになりましたが、読み進めてゆく内に本当に劇か何かを観ている気分になり、多少の読み辛さも直ぐにかき消えてしまいました。
 内容としては極々普通の原作キャラ同士の掛け合いだけなのかのかもしれませんが、雰囲気なども相まって変に奇抜さを狙うよりもよっぽど心に残る作品だと個人的には思います。

 浅学の身故注釈の内容は殆ど判りませんでしたが、それらもまたこの作品の雰囲気を作り出す装置になっているかとも思います。
 作品に釣られて私の感想まで変に堅苦しくなってしまいましたが、良い一時を体験させて戴いた事に感謝します。

返信:Ren 2012年09月19日(水) 18:08

ご感想ありがとうございます。
「なんだこれは」、ある意味で最も言ってもらいたかった感想かもしれません。
本物の古典劇は台本だけでも拙作とは比較にならないほどの面白さなので、ぜひそちらも読んでみて欲しいです。
内容に関しては形式で冒険している分、話は単純なほうが望ましいと思ったのですが、どうやら貴方には肯定的に受け取っていただけたようで何よりです。

注釈等はまさしく『それっぽい雰囲気』を出すための遊びの部分ですので、おそらくまじめに受け取らないほうがよろしいかと。
特に解題は自分でも何を書いているのかよくわからなかった位ですし。



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