勇者と聖女の召喚に巻き込まれただけの俺
作者:ちゅうき

▼感想を書く

投稿話順全話感想新着順

劉鳳  2022年07月28日(木) 00:16 (Good:0Bad:0) 64話 報告

一気に読ませて頂きました。リアルよりな世界と言うより、力の理が少し変わった別の次元の地球……そりゃステータスオープンだとかファンタジーな要素が無いわけだ。

しかし、2、30分で2回……移動時間やらを考えるとかなりの早〇ッスねw若いうちだと珍しく無いですけど

とにかく面白かったです!ありがとう!


おおもり  2021年07月25日(日) 20:38 (Good:0Bad:0) 62話 報告

おいおいおい、アンドレ(社会的に)死んだわ。
決闘には歴史上いくつかの元がありますが。
根本的には裁判が泥沼化した際に白黒はっきりさせる方法として用いられました。わかりやすいのですと口論から喧嘩に発展した際、どっちが悪いか決めるなどです。
この決闘には厳格なルールがあり、まず大前提として「平等性」が挙げられます。
例えば、使用武器の統一であったり、職業や状態(兵隊と子供、女、傷病人、訓練の有無)などのあらゆる面を考慮し、代役を立てるなどです。
今回の場合、勇者の血統(才能)、身分(勇者の血筋という普通の人だと剣を向けづらい立場)、訓練の総量、武器の仕様の修練度などあらゆる面を考慮して、普通代役立てさせるやろ。せめて主人公側有利な形式での決闘にするのが筋ですね。
しかも、今回独断専行の判決と主人公と狙ってた聖女がくっついたことには因果関係がないのに権力振りかざして引き離そうとしてるのもダメですね。これ、権力持たせたら暴走するって喧伝してるようなものなのでまた、近いうちに廃嫡か適当な貴族令嬢当てがわれるかされますねコレは。
さらにいうなら、主人公はこれまで不明だったドラゴンの行動理由の解明など、下手すると今後の防衛ないしドラゴンとの共生において、かなり有用な情報を落とせる見込みがあるので、それを敵に回すとか政治的に考えてナイナイやで。むしろ、囲って情報いの一番に手に入れないといけないのに。
アンドレくん、きみ聖女どうとか関係なく政治向いてないとか騎士貴族として致命的やぞ。

返信:ちゅうき 2021年07月26日(月) 19:59

決闘にも負けて、すっかり能無し認定されてしまったアンドレですが、それはあくまでも王国上層部での話。
民衆に対してはまた別です。
彼は民衆(特に女性)に絶大な人気を誇っているので、まだまだ使い道はあるでしょう。

レンが手に入れたドラゴンの情報については、レンがドラゴンと会話したという事実を証明できないことと、その情報を是とすると、勇者たちを召喚したことが結果として王国の農業を衰退させてしまったことになるので、公にはスルーされてしまいました。
権力者にとって都合の悪いことは、たとえそれが真実で重要なことであっても闇に葬られてしまうなんてよくあることですからね。


おおもり  2021年07月22日(木) 19:45 (Good:0Bad:0) 58話 報告

今回の一件からわかるのは、王宮内に現王派と王弟ないしはその血筋の派閥が貴族内にあるってことですね。
ルシールが驚いてる点からこれは王同士では発生しておらず、部下である貴族達が水面下で起こっているもの。
しかも、非貴族出身者が主人公側についたり、メイドにそう言った派閥の噂の描写がないことから、男性貴族騎士階級間という比較的狭いコミュニティ内のものと推測が建てられる。これはたぶん、過去の勇者が複数の女性に手を出した事実から、女性の場合は複数人のうちの一人になれればよく自身の立場に焦らずとも良いという側面があるためでしょうね。
逆に聖女は基本王族が血筋に取り入れようとするため、自身の家の立場を女性に比べて優位にしにくいという側面があるためでしょう。
今回の場合、王やそれに準ずる立場の者からの許可がなく、なおかつ本来の作戦と違う不明瞭な理由による方針変更により、これ幸いと行動を起こしたか単純に勇者と聖女を根拠なく連れてかれそうになって後々自分の立場がやばくなる可能性を考えて日和ったと見るのが自然でしょう。
(10行省略されています)

返信:ちゅうき 2021年07月25日(日) 17:30

感想ありがとうございます。

最後の一文につきますね。
落ち着いて考えれば、アンドレはレンたちと一緒に王宮に転移して確認を取ればよかったのです。
対抗心や嫉妬で冷静な判断ができなかったのでしょう。

以下、ストーリーとは関係のない裏設定。
アンドレは王弟が「娘しか産めない聖女の血筋の者を娶らされた」と言っていましたが、実際はカトリーヌ(ルシールのお母さん)のほうからの熱烈なアプローチの結果の婚姻だったのです。
カトリーヌがなぜナエバサクラが嫌った王族との結婚を望んだかというと、ドラゴンを使役するには自分の魔力では心許ないと思って、王族の魔力を取り込もうと考えたからです。
王弟のほうもカトリーヌを気に入って大切に想っていたので、決して政略的な婚姻ではありませんでした。
それを周りがかってにアンドレのセリフのように邪推して、王弟が冷遇されていると受け取ってしまったのです。

もう一つ。
現王は先代勇者のことを好ましく思っていません。
密かに想いを寄せていた女性(誰かは不明)を寝取られたからというのがもっぱらの噂ですが、王妃や子供たちの配偶者に先代勇者の子孫がいないことからもそれがうかがい知れます。
それでも、政略的バランスで先代勇者と公爵家の令嬢との間に生まれた娘を側室に向かい入れなければならず、そうして生まれたのがアンドレなのです。彼は公爵家に養子として出されているので、むしろ彼の方が冷遇されていると言えるかもしれません。
アンドレ自身もそれを自覚していて、なんとしても聖女を自分のものにしたいと焦っていたのでしょう。


暁慧  2021年07月13日(火) 23:53 (Good:0Bad:0) 50話 報告

新着更新欄で目に付き一気に読んでしまいました。自分はあまり考察などせずに、読んじゃう方なので、謎が深まるばかりだったのですが、大変面白かったです。
そういえば、たまごサンドのくだりがあったと思うのですが。出発までにできなかったという、解釈でよろしいでしょうか?(読み飛ばしてたらごめんなさい!m(__)m)これからも更新がんばってください。

返信:ちゅうき 2021年07月14日(水) 19:32

一気読み&感想、ありがとうございます!

はい。その解釈でオッケーです。
たまごサンドの顛末は後でちょっとだけ出ます。

残り10話あまりですので、そろそろ謎が解明されていきます。たぶん解明されるはずです。……まぁ、謎が謎のまま終わるというのもよくあることですが。

ともあれ、ぜひ最後までお付き合いくださいますようお願いいたします。


おおもり  2021年07月02日(金) 23:42 (Good:2Bad:0) 38話 報告

ええ…(困惑)
なんや、この脳筋パーティー。獣害事件舐めくさってますやん。
魔獣がどうかは情報が少ないので通常の獣の駆除に当てはめると、通常の人里などに関わる獣害(作物を荒らす、人を食い殺す、人里に下りてくるなど)は、獣の駆除判断も大事ですが、それに関わる調査が非常に重要です。人里に現れた獣の現場における通常時との相違性、行動や実際の見た目からの獣の状態の把握及びこれらから原因が自然的要因(不作によるエサ不足や過剰繁殖で群れから追い出された。別の個体に負けて移動した結果など)か人為的要因(観光客がエサを与えた。伐採、開発による住処の減少。獣の仔に何かして親を刺激したなど)の特定とそれに対しての対策と駆除の可否の決定。また、その後の同種動物をどの程度までどのくらいの期間で駆除するか。それをどの団体の誰が行うか。とかいうクソめんどくさいことを専門家が額付き合わせて話し合うようなことだぞ。
これさては、なまじ駆除ができるせいで生態がほとんど研究されてないな。
ちなみになんでこんなしちめんどくさいことをしているかというと、下手に駆除しすぎて絶滅させると生態系ピラミッド崩れて作物食い荒らす害獣(兎、ネズミ、鹿、イノシシなどの雑食動物がこれにあたる)が一気に繁殖して飢饉が起きたり、増えすぎた動物によって別の獣害事件や生物の絶滅が引き起こされます。ガチで。
うーん、これは勇者から濃厚なガバの香り。
ちなみに、生態系ピラミッド周りは主に中学高校の基礎理科分野レベルだぞ。
さてはこの勇者授業を真面目に考えてないか、実践に活かせない系勇者やな。節々から現代チート願望感じさせるのに。

返信:ちゅうき 2021年07月03日(土) 17:22

感想ありがとうございます。

正直に言えば、おおもり様の指摘されたようなことは考えていませんでした。
なので、以下は後付けの説明になります。

この物語のこの国では学問というものがまだ未発達で、経験による知識の蓄積に頼っているレベルです。
例えるなら、生き物の喰う喰われるという関係は実体験で知っていても、生態系ピラミッドという形では捉えられていないという感じですね。

害獣の駆除や普段の狩猟にしてもなにがしかの調査に基づいて行われているわけではなく、各々の経験と知識の継承に任せて行われていることがほとんどです。「いつもよりイノシシが多いみたいだ」とか「この季節にはシカは狩ってはいけない」みたいな感じです。
また、統括する部署はあっても、その差配は現場レベルに任せられていたりします。
ましてや、デュロワール王国では魔獣=穢れた存在なので、その生態の研究はほとんどされておらず、魔獣の研究者はシュテフィール・ベルクマン女史だけというのが現状です。

そして、これは自分の子供たちを見ていて感じたことなのですが、学校で習った知識の全てが必ずしもオートマチックに実際の生活に反映されるわけではないようです。
彼らが学習した知識はほぼ受験のためのものであって、偶にそれが実生活にリンクしたりすると妙に感心したりしていました。
それに倣って、この高校生勇者もその知識の全てを実践に活かせるわけではないようです。

この先、魔法という強力なアイテムを手にした勇者は己の思うままにその力を行使するので、ますます困惑させることになるでしょう。


おおもり  2021年07月01日(木) 22:28 (Good:0Bad:0) 37話 報告

考察してみるなら、人や動物の肉体が大きいのは、遺伝を除けば栄養状態が良好である為。
これは作物や家畜がよく育つということからも考えられ、人、植物、その他生物が通常より大きく生育できるほど栄養価に優れた食料が不足しないということは、土壌自体も植物が育つのに必要な栄養が豊富にある上、微生物などによって分解される土地の栄養源も不足しないことからそのサイクルがうまくハマっているかなり恵まれた土地ということ。
ここで考えるべきは魔獣が大きくなるのに魔素と呼ばれるものを栄養にしており、あれば話題に出るであろうに人間や家畜も大きくなっているのに人間や家畜の性格変化や作物の奇形化が起きていない。
ということは、魔素が人間や生物に影響を与えているという風聞はほぼ確実に間違い。
恐らく、人間→(肉になる家畜)→作物→土壌までたどれるので、ここから考えると魔獣が魔素のみを摂取するなら、土地の土壌からなんらかの物質や要素が魔素に変換される量が多く、これは土壌の状態との相関関係があると言える。また、魔獣が土地の植物や動物も食べるなら、それは通常取り込む魔素と作物による栄養価で別物と考えられる為、性格の凶暴化→魔素、肉体が大きい→単に地域柄生育状態がいいだけ。となる。
考えるとしたら、こんな感じかな。

返信:ちゅうき 2021年07月02日(金) 18:58

感想ありがとうございます。

だいたいそんな感じです。
しかし、ヤバいです。
こんな考察をされてしまったら、後でなぜこんな土地になったのかがわかった時に呆れられそうでヤバいです。
その時は生温かく笑ってやってください。


AXYS教徒  2021年06月21日(月) 20:44 (Good:1Bad:0) 26話 報告

人間が腹黒いのはいつもの事、重要なのは衣食住の保証とかそんな感じですからな(なろうチート力があるなら国王追放して国乗っ取りしても良いしね)。

返信:ちゅうき 2021年06月22日(火) 19:21

感想ありがとうございます。

元の世界に帰る方法が無くて異世界で生きていかなきゃならないってなったら、やっぱり衣食住の確保は大事ですよね。

まぁ、偉い人たちの思惑はどうあれ、レンたちは日本へ帰れるという希望があるので、この世界に深く関わるつもりはないみたいです。


スーパーかみ  2021年09月01日(水) 01:50 (Good:0Bad:0) 報告

第6話を読みましたので感想を書きます。

時計がないって事は、どうやって時間を知るんだろう?
砂時計とか使うのかな?

(11行省略されています)


スーパーかみ  2021年08月04日(水) 02:16 (Good:0Bad:0) 報告

第5話を読みましたので感想を書きます。

ほほう、石鹸、シャンプー、リンスがあるのね。
風呂には、やっぱこれらは大事ですよね。

(11行省略されています)

返信:ちゅうき 2021年08月04日(水) 19:44

感想ありがとうございます。

この世界の生活様式は基本的に中世ヨーロッパレベルですが、若干オーバーテクノロジーが存在しています。

この世界の人たちとの会話を可能にしている『言葉の魔法石』は万能ではなくて、この世界の人たちが認識できないものは翻訳できないことがあります。
なのでシャツとズボンにわかれているナイトウエアの『パジャマ』は通じなくて、レンが『寝る時に着るもの』として言った『寝間着』は翻訳されて通じたのです。

下着については、裾が長めのシャツやブラジャーの代わりになる胸当てみたいなものはあったようです。

黒姫の夜のお世話に関しては、今のところ本人が頑なに黙秘しているので不明なままです。


スーパーかみ  2021年07月25日(日) 01:53 (Good:0Bad:0) 報告

第4話を読みましたので感想を書きます。

トイレは手動で流すのね……。
手動で紙は流せるの……かな?
つまったりしないだろうか?
(11行省略されています)

返信:ちゅうき 2021年07月25日(日) 17:27

感想ありがとうございます。

トイレは城の地下にある汚水槽までほぼまっすぐに配管が通っているので、つまる心配はありません。そのかわり、悪臭もダイレクトに上ってきます。

この物語の世界がいわゆる異世界ものの世界と違ってスライムなどのゲーム的なモンスターがいないのは、リアル寄りな設定なのと同時に、この世界がどういう所なのかということと関係があります。それについては後の話で出てきます。

ゴブリンやオークが伝説上の存在なのは、日本の天狗や鬼のようにそのモデルとなるような種族や集団がかつては存在したのだろうと考えられます。

あと、魔獣についてのくだりは後々重要になってきますので、ぜひ覚えておいていただければと思います。



感想を書く
ログイン状態でのみ感想の投稿が可能です
内容 対象話:

0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。


感想検索
キーワード
ユーザー名 話数 並び替え
絞り込み