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ぽけー 2023年06月11日(日) 16:30 (Good:1／Bad:0) 6話 報告
久々にメーデー本編を見直した途中に、魔剣士たちの話もあると知って一気読みしたので初感想です。
この二人、推せる(確信)
物語の狭間に出てくる人たちのお話が元より大好きなのもあって、楽しく読ませて頂きました。
体つきとか体格とかスタイルとか、諸々正反対な二人が、互いにかつて周りから美しくないと蔑まれるという確かな共通点に対して、互いにそれを醜くもないものだと確信して触れていったのが、なんというかこう…エモだなぁと…
このエピソードを知って、競技抜きに二人を箱推ししてる人、絶対いそう。
孤独を抱えた二人の剣士が、互いに美しさを見出し、心と体を通じて無二の友人となるお話、改めて、本当に楽しく読ませて頂きました。
時折登場する飛空艇に「真水を用意しなきゃ」「ラムたん装備はあるか？」「35R…35R…」と謎の使命感を感じることもありましたが。
いつかまたこの二人や、この世界の空を舞う人たちの話に触れられることを願って。
いつかの次回もまた、楽しみにお待ちしております。
返信：鈴本恭一 2023年06月11日(日) 20:33
お読み頂きありがとうございます！
ソフィアは本来は『パーン・パーン・パーン！』のハイジャック編で、嵐を呼ぶ魔剣使いとして必要だったため創作した（飛空艇にやたら詳しいのも本編登場を見据えていたからです）のですが、パーソナリティを考えていくうちにどんどんキャラクターが出来上がり、最終的には『骨羽と魔剣士。彼女と王者』でバッドエンドだったリナを救うキャラになりました。
リナとソフィアはかなり対照的なキャラクターにしました。
かたや迫害される少数種族のさらに迫害される落伍者、かたや大貴族のご令嬢。
かたや凹凸のない発育不良、かたや長身グラマラスのナイスバディ美女。
かたや魔剣闘技しか興味のない無趣味、かたや乗馬からコミック集めまで多趣味。
かたや恐怖するものばかりの魔剣士、かたや怖れるものなどない魔剣士。
これほど似ていない彼女たちですが、魔剣を美しいと思う精神が根底で似通っているので、彼女たちはお互いを肯定し合うことが出来ました。
ソフィアの魔法は怖ろしく強力で、リナでなければその全力展開した完全な大魔法の姿をソフィアの本人でさえ見ることは出来ませんでした。
比類するものなき圧倒的な、残酷なほど最強無敵の魔剣士であるリナだから、ソフィアを救うことが出来ました。
そしてそんなソフィアだから、リナの欲しかった言葉と約束を与えて、孤独な骨羽の少女を救いました。
この連鎖は『パーン・パーン・パーン！』本編に入れることは出来ず、独立した外伝エピソードとして掲載しました。自分でもお気に入りの2人です。あのリナに友達が出来るとは思ってなかったため、生みの親として、良かったねという安心もありました。
自分もこの2人のその後みたいなのを読んでみたいです。
改めまして、リナとソフィアの物語をお読み頂き、ありがとうございました。
黒木氏 2021年12月25日(土) 14:53 (Good:1／Bad:0) 1話 報告
メーデー最新話読んでからこっちも読みましたがとても良かったです！
もう付き合っちゃえよこの2人……！
返信：鈴本恭一 2021年12月25日(土) 15:25
こちらもお読みいただきありがとうございます！（評価のコメントまで頂いて感謝の極みです！）
ソフィアさんは最初ハイジャック事件エピソードのため、嵐を使える魔剣士として創作したのですが、彼女の生い立ちを考えているうちにあれよあれよと話が膨らみ、独立したエピソードとなりました。
ソフィアさんにとってリナは魔剣の魔法をきれいと言ってくれるし冷却魔法が最大出力になるまで付き合ってくれるし剣を交えるのが楽しいと言ってくれるし最後も斬って負かしてくれるしで、ソフィアさんが欲しがっていた全てをくれた人でした。なのでリナ大好きな人になりました。トレーナー候補も紹介してくれましたし。
リナにとっても、ソフィアさんは自分に負けたけどまた挑むことを約束してくれた人なので、リナが一番欲しかった言葉をくれた人でした。
リナはその暴力的な才覚で自分の大々好きなものをその手でズタボロにするため自分が大々嫌いなのですが、
その災厄めいた才覚でなければ救えない人（ソフィアさん）もいて
その救った人にリナも救われる……みたいな話が書きたかったのです。
長々と申し訳ありません。
改めまして、お読みいただきありがとうございます。