【完結】血錆の騎士とはじめて愛された竜
作者:澱粉麺

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totto2727 2024年02月11日(日) 15:41

詩人となり記録を残していたのはこの人がきっかけだったのかなぁ

誰も望んだ結末が得られず、地獄へ堕ちてなお、僅かに救いがあった…
蛇足部分を読者に委ねるのも好きですが、イド、クシーだけでなく騎士団全員に救いがあることを知れてよかったです

騎士団分裂以前にもう少しだけ噛み合えばこうはならなかっただろうという想いもありますが、そうなるとクシーは殺されるまで竜として1人だったと考えると難しいところですね…


(Good:2Bad:0) 49話 報告

澱粉麺 2024年02月11日(日) 22:58

ご感想ありがとうございます。
『彼』の存在を残しておきたいという願いからそれを唄い続けたのはきっとこの時聞いたウンディーネの話からの着想が大きいのだと思います。それが最早救われない者の末路と知っていたが故に。

レムレスの悲劇はただ一つ歯車が正されてあればまだ4人、または無事に出産を終わらせて5人で戦い、それでいつか反旗を翻し、返り血塗れでそれでも皆で笑う未来もあったのだと思います。そうはなれなかったのですが…


刻灯 2024年02月11日(日) 08:08

短編としても美しく纏まった良い話でした。
完全に近い不死者が不完全な人間と交わる時、共にいることを選んだ時点で離別と言う毒の杯を呷ることは避けられませんものね。
それは喉を焼き、肌を焼き、心を焼き……彼女にとってはその痛みこそが最後に残った愛の残滓故に、消し去ることも選べない。
愛故に逃れられないのか、逃れられないからこそ愛なのか。
クシーが追想したのはもうどうしようもなくイドと言う毒が己が血肉へと溶け込んでしまったのだと感じたが為なのでしょうね。


(Good:2Bad:0) 49話 報告

澱粉麺 2024年02月11日(日) 22:46

ご感想ありがとうございます。
某DARKER ○HAN BLACKのような二話で一つの短編になっている構成が好きだったりします。

不死をもどうしようもなく人とする恋とはつまり彼らの心であり肉体であって、自らにその猛毒が救いようがないほど溶け込み、そしてまた彼の体にもその毒の染みた心臓を埋め込んで呪った事が彼女の追想のきっかけであって、彼らの別れの始まりだったのです。
ウンディーネの姿はつまり、そうした毒を喰らった悲しい別れの試金石でした。


甲乙 2024年02月11日(日) 00:15

人外の語る恋は人とは異なる。でもでも人の恋がそもそもドロドロの毒だったなら、ウンディーネさんの恋は……。

クシーも最後は恋に一直線でしたね! うーんあれは青春だった……。


(Good:1Bad:0) 49話 報告

澱粉麺 2024年02月11日(日) 22:38

ご感想ありがとうございます。
人の産んだ恋は不死を『人』にしてしまうものであり、それに浸されて続けた彼女はそれでも幸せなのです。泣いていたとしても幸せです。
だからきっとクシーも最後の最後まで幸せではありました。そこに悲しみが伴っていても。


刻灯 2024年02月09日(金) 23:48

不死者周りの四方山話は幕間らしいエピソードですね。本編はどんどん狭く尖っていったのでそこが魅力でもあったのですが、いくらでも広げられそうな舞台設定も見てみたいなと思ってたりしました。
壮大なスケールの舞台そっちのけで二人だけの世界に没頭する姿。対比することでいっそ壮絶なまでの想いの強さを感じさせる本編の描き方は間違いなくアレで良かったと思います。
しかしこうして時間が経ったあとに読ませていただくことで、読み手としても穏やかな気持ちで向き合える気がします。
年季を重ねた手記を捲るような、回顧録に触れる心持ちで。
何より単純に、二人の思い出がまだまだあるということに喜びが抑えきれないのです。続きを書いてくれてありがとう!


(Good:2Bad:0) 48話 報告

澱粉麺 2024年02月10日(土) 23:30

ご感想ありがとうございます。
設定周りは色々とあるのですがそれを長々と語るよりは彼らの憎愛にフォーカスを置きたかったのと説明ばかりつらつらしててもどうかなーと思い本編の方はこうなっていました。なので幕間でちょっと自己満足を兼ねて不死者の点在を描いておきたく思います。

完結とまでタイトルに付け足したのに新話を書くのはどうかなとびくびくしていましたがそう言って頂けてほっとしております。こちらこそ読んでいただきありがとうございます。


甲乙 2024年02月09日(金) 23:19

更に続きが! 続きが出たじゃあないですかッ!
いったい何が起こっているというのだ……。れむれす騎士団!(合言葉)

汚水を浄化して自分は醜くなってしまうウンディーネさん……。すべての不浄を受け入れる者こそが最も不浄なのだと、某フロムも仰っています。
そして敬語クシーかわヨ。


(Good:3Bad:0) 48話 報告

澱粉麺 2024年02月10日(土) 23:27

ご感想ありがとうございます。
何が起きたか、と言われたらついつい二人を書きたくなったということ以外の理由はありません。終わったというのにこんなことをしてもよいのかとは思いましたが受け入れてくださったため味をしめました。

元々の身体が清浄であるからこそ不純を受け入れることが出来るというのは矛盾と残酷を感じて好きです。汚いものが汚さを受け入れるわけがないですもんね…


甲乙 2024年02月09日(金) 21:58

変態教会しすべし慈悲は無い! このロリコンどもがッ!
え? 助けに来てくれた主人公もDVロリコン近親相姦で合法ショタの鬼畜リョナ騎士? 愛があれば問題ないんですー!
旅の途中で立ち寄った街で、水知らずの他人の困りごとを解決してあげる主人公……。これは騎士道ですわ。

まだ少しだけ善性を信じていたイドと、ツン期(?)のクシー。全部が終わってしまった後の未亡人生活の頃にふと思い出していたのかなとしみじみ。哀しみ……。


(Good:1Bad:0) 47話 報告

澱粉麺 2024年02月10日(土) 23:17

ご感想ありがとうございます。
この…変態がァ!まあ実質的にイン○オみたいなものなのでわりと合法的というか年齢的にむしろ危ういのは少女側なのでセーフです。教会の人たちも多分適正です。多分。

イドは狂った故にこうなったものの基本はものすごい甘ちゃんです。でなくば、ただ利用するためのクシーを愛しはしないしセーレを生かしておく理由もないし、フロイの死に様を確認することもないです。


刻灯 2024年02月09日(金) 05:09

ああ、残酷なる世界よ!
描写のブレがなくて非常に安心しました。そうそうこれだよこれ。
未だ目覚める前の、幼きクシーの人に対する諦観、嫌悪。そしてイドに感じる安らぎと心地良さ。
こうして旅路を行く中で醸成されていったんですね。そう、愛を育むかのように。


(Good:0Bad:0) 47話 報告

澱粉麺 2024年02月09日(金) 18:11

ご感想ありがとうございます。
この作中世界はハッキリ言って腐っています。ですがそこに存在している人間や生き物全てがそうなのかと問われればそうではなく、だからこそそれを一蹴して鏖殺している彼らは救われない罪人です。

視野の狭い愚かな竜はそれでも彼女なりに感情の形を作ろうとして、その中で彼に対して形容しがたい居心地の良さを知りました。それはきっとはじめは契約の烙印のせいだったのかもしれません。


名うてのぼっち 2024年02月11日(日) 09:14

なんてものを書いてくれたんだ!休日の夜が全部なくなったわ!
泣きべそかきながら日曜の朝を迎えたよ!

以降ネタバレ






エピローグで僕は救われたと思ってるよ。きっと救われたんだ。これはどうしようもない愛の物語だった。報われない方向にしか向いてない愛を貫き続ける彼らに最大限の祝福を。その物語を追体験した一読者からの精一杯の愛を呪いとして贈る。


(Good:1Bad:0) 46話 報告

澱粉麺 2024年02月11日(日) 22:51

ご感想ありがとうございます。
寝る間も惜しみ心を動かして頂けたらならとても嬉しいです…

それがたとえ、人殺しの竜の都合の良い悪夢であっても彼女たちが救われない存在で、そして誰よりも愛を持っていたのに変わりはありません。だからこそその呪いと祝いは彼らの安らぎとなります。


甲乙 2024年02月08日(木) 21:58

幕間が! 幕間が出たじゃあないですかッ!
もう何年も会っていなかった旧知に再会したかのような……(まだ一年未満)

フロイさんの死を悲しげに嘲笑うイドは複雑であるいは分裂した男。こんなナリでも根っこの底は少年でしたからね、仕方ないね。
まだ恋に堕ちる前のクシーが、王道のツンヒロインのようだ……。赤い実はじけた(大惨事)


(Good:1Bad:0) 46話 報告

澱粉麺 2024年02月09日(金) 18:08

ご感想ありがとうございます。
もう一年かあ…と時の早さを鑑みながらそれでも変わらない良さみたいなのを出せたら良いと思います。そうあってほしい…

彼は詰まるところあまりにも過酷な過去を過ごしたせいで乖離性な分裂症に近しい事になってます。そんなこんなで優しかったり狂ってたりしている騎士にはまだ塩らしかったクシーは後から見ると少し新鮮な気もします。


刻灯 2024年02月08日(木) 02:44

新着にタイトルがありびっくりしました。
まさかの更新でありがたいありがたい。
弱った人間、信仰と慈愛、血に汚れた服を欲しがる描写。竜の血の逸話と言えば──何となく彼の思惑が察せそうですね。
イドの渡した花にも何か意味がありそうで続きが気になります。


(Good:2Bad:0) 46話 報告

澱粉麺 2024年02月08日(木) 21:11

ご感想ありがとうございます。一年越しな上完結とまでタイトルに書いたのにも関わらず更新をしたのにはワケがありまして、二人の旅路をどうにも書きたくなったからです。

建前の信仰と歪んだ伝聞で伝わった伝承は、その教会の手前勝手な教義として広められて他市民にも膾炙している所ですので、そういった事なのでしょう。神の使徒が持つべき慈愛をただ持っているのは、この腐った世界にはきっとただ居なかったりするのです。



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