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天鷹 2015年07月22日(水) 09:48
かつての護衛戦を知っている駆逐艦たちにとっては夢のような護衛陣営ですね
気になったんですが海防艦は出さないんですか?
インド洋などの外界では航続距離の関係で不可能かもしれませんが、軍港が近くにあれば可能ではありませんか?
あと敵は機雷を使ったりして艦娘たちを妨害することはあるんですか?
そうだったら掃海艦が活躍しそうですけど
かませ犬XVI 2015年07月22日(水) 12:20
大戦時、あれだけ輸送艦を叩かれて国家全体が干上がった経験があれば、流石に船団護衛に本気出すでしょうからね。
ハルゼー元帥が空母十隻戦艦五隻近く連れて突っ込んで来たあの大戦末期のような事になれば流石に突破されますが、ちょっとやそっとの攻撃ならば跳ね返せる戦力を整えてますよ。
とはいえ、これでもアメリカをハワイから蹴り出した深海棲艦中枢艦隊と出くわしたら、壊滅どころか殲滅間違い無しなんですが。
船団護衛をするなら、対艦戦闘偏重主義の日本の駆逐艦よりむしろ海防艦の方が良いのは解ってはいるのですがね……
何分、原作ゲームに登場しておりませんし、それに加えて正直、作者の私自身が海防艦への造詣があまり深くないものでして。ですので、作中登場は見送っております。
特に、海防艦となると、対空戦闘は祥鳳達護衛空母搭載の戦闘機群に任せるため、専ら対潜戦闘で活動する事になると思います。対艦戦闘なら戦艦に巡洋艦がいますので、そちらに任せるのが一番でしょうし。
ですがこの船団は、同じ潜水艦にいつまでも纏わり続けられる事を避けるため、最も危険度の高いベンガル湾近海航路を、タンカー達の速力に合わせた巡航速度十八ノットで数日ぶっ続けで突っ走る事を想定しています。
航空機を送り出すだけの空母ならさて置き、戦闘時に実際に敵のもとに出向いて別行動しなければならない水上戦闘艦となると、戦闘後に合流する事を考えると、最高速力が二十ノットちょいしかない速力の無い艦は、そもそも船団に参加すら不可能なのですよね。
それを言うと鈍足の代名詞扱いされてる扶桑型戦艦はどうなんだという話になりますが、そもそもの彼女達は第二次改装直後なら二十五ノット近くを出せていました。また、史実における彩雲や零戦の性能の話にもなりますが、精巧なスペアパーツを作れるような熟練工を無闇に徴兵して前線で使い潰さなければ、性能の劣化もそこまで激しいものではなかったろうと思います。燃料や機械油の質もかつてと今の日本では次元違いですし。
また、現代の最新鋭の対潜探知装置ならさておき、彼女達の装備する対潜探知機は、正直性能が低いです。
現代の品をそのまま積めればいいんですが、何分現代の駆逐艦って軽巡球磨より巨大ですし、そこから積み変えるには装備が巨大過ぎるでしょう。そもそも、それを使うために要求されるコンピュータの次元も違います。CICのような施設を新たに増設するスペースなんて無さそうですし、事実上無理。
となると大戦時相当の装備を使うしかないのですが、それは低速でなければ使い物にならず、巡航速度十八ノットでは全く使用に堪えません。それではそもそも護衛として船団に加わる意味を失います。
そのため、睦月や初春達は、高速で以て船団の前に飛び出し、減速し、船団が追い付くまで探知を行う、というローテーションを行っています。そのローテーションに加わりたければ、なおさら最初の増速散開のための速力が必要なので、最大戦速が低速である海防艦は不適なのではないかと思っています。
ただ、これは高速で長時間突っ走り続けなければならない上に援軍もたかが知れているインド洋強硬輸送作戦での言い訳なので、海自の主戦場である東南アジア・オセアニア海域でなら、使えるかも知れません。かつてと違い、今はどこもかしこも港だらけですから。
機雷は…… 扱いが難しいですね。
深海棲艦の装備品とは言え、深海棲艦の本体からは離れるいわばただの弾薬なので、機器を狂わされてハープーンもスタンダードもESSMも命中率激減でろくに出番の無い現代の護衛艦でも掃海は出来そうですけど。
一応、裏方でP-1やSH-60Kも地味に哨戒担当として飛び回ってはいるので、そちらが探しまわってはいるでしょう。
マラッカ海峡やバシー海峡のような、封鎖されたら絶対に困る要所に関しては、海自のみならず、フィリピン、インドネシア、マレーシア、オーストラリア等の海軍の哨戒船が四六時中ウロウロしているので、掃海艦も居るとは思います。
ただ、それも艦娘だとは、言えないのですが。というより、そこまで設定を煮詰めてないので答えを用意出来ないですね。すいません。
ハルコンネン 2015年07月14日(火) 19:30
更新お疲れ様です。
てっきり狼の群れが待ち構えていると思ってましたが…
まさかの機動部隊ですかwww
いい意味で予想を裏切られましたwww
史実ではいいところのなかった扶桑型の活躍?が楽しみです(あるよね?)
それと僭越ですが…もし今後、群狼作戦の話があるのであれば
ニコニコ動画にて「艦これ海上護衛戦記」で検索されることをお勧めいたします。
かませ犬XVI 2015年07月15日(水) 08:04
航空機による攻撃も、通商破壊戦では重要な要素ですからね。流石に安くて数の揃え安いかつての潜水艦程ではありませんでしたけど。
米軍とか、大戦末期にはエセックス級まで引っ張り出して商船タコ殴りしに来た事は有名でしょうし。
深海棲艦側も本気ですよ。あのタンカー船団さえ潰してしまえば、燃料補給に甚大な支障が出る日本の勢力は大きく後退する。何しろ、載貨重量トン数計五百万トンオーバーです。これだけあれば、艦隊総出撃で何ヶ月戦える事やら。
これが阻止されれば、西部、南部太平洋海域で暴れる日本艦隊は戦わずして動きを止められる。戦艦や空母を動かすだけの動機としては十分でしょう。
尤も、日本がかつてとは違いシーレーン保護に力を入れている(というより、戦艦空母を動員してまで船団護衛する余力がある)おかげで、こうでもしないと通商破壊が上手くいかないという裏返しでもあるのですが。
潜水艦恐怖症をわずらう日本艦隊が、かつての米英海軍並に対潜戦闘態勢を充実させ、潜水艦対策艦を二十五隻(駆逐艦十八、護衛空母七)も投入しているおかげで、潜水艦隊が上手く機能出来ていないせいでもありますかね。
扶桑型戦艦は――史実だとホントに無活躍ですからねぇ。
主砲振り回して転戦出来るだけの燃料を用意出来なかったのが悪いんですけど。そして例え用意出来ても遊兵化して内地で寝せたままだったであろう運用ミスの側面が大きいんですけど。
今回は嫌でも戦って貰いますよ。彼女達抜きに他に敵戦艦の突進を止められる戦力居ませんし。
艦これ海上護衛戦記は有名ですねぇ。既に見てますよ。
とはいえ、P-1のような哨戒機やら、いずも型護衛艦やら、オスプレイやら、現在の装備も裏方で動き回ってるこちらとは設定が違うので参考に出来る点は限られていますけどね。想定している敵の規模も多分違いますし。
ハルコンネン 2015年07月03日(金) 19:30
元から海上護衛に興味があったので何気なく開いてみましたが、
面白くて一気に読んでしまいました。
設定、描写がリアルで素晴らしいと思います。
今後も更新を心待ちにしています。
かませ犬XVI 2015年07月04日(土) 02:42
一般に、海軍に分類される勢力の本来の仕事は、海上輸送路の保護防衛である。というのは、ちらほら耳にする話ですからね。
戦闘艦艇同士の決戦は皆が書きたがる題材なので、たまには趣の違うこの手のものもいいかなと思い、船団護衛をモデルにしてみました。
尤も、配備された戦力の使い方が本当にこれで良いのか、正直自分自身手探り状態なのですけどね。
モントゴメリー 2015年07月01日(水) 09:18
更新お疲れ様です。
時間に余裕があれば、大和にも燃料補給を実施したかったですな。彼女のタンクが満たされるほどに、日本本土の燃料にも余裕が生まれるのですから。
かませ犬XVI 2015年07月01日(水) 10:43
ボンベイでの補給は、補給艦の物資を消費しての補給となるので、実際には日本全体の燃料で言えば何も変わらないのですよね。
港こそ借りているものの、余程の緊急事態でも無い限り、インド政府管轄下の貯蔵燃料を寄越せと要請するわけにもいきませんし。
ましてや、許可無く下手に触ればそれは重大な外交問題。港貸してくれなくなるのも致命的ですから。
こんな時でも外交考えないと行けない辺り面倒なものです。尤も、こんな事態だからこそ外交も大事にしておかねばならないわけですけどね……。
mafork 2015年07月03日(金) 23:21
面白いです!
敵の潜水艦、政治情勢、艦隊慣れしていなくて不安な護衛対象。大淀の気苦労が伝わってきそうです。
いったいどんな戦場が、これから艦隊を苛んでくれるのでしょうか。
更新を心待ちにしております。
かませ犬XVI 2015年07月04日(土) 03:22
やはり通商破壊の定番と言えば、潜水艦ですからね。水上艦艇に比べて小さく見付けにくく、海水という名の強固な鎧の下に居る。
さらに、主力兵装は喫水線下に巨大な風穴を開けて来る魚雷。砲弾より性質が悪いです。面倒な相手ですよ。
このUボート部隊を相手に、大西洋で米英がどれだけ苦労したか。
まぁ、それらから得られた教訓を叩き込まれているため、睦月や初春達は当時よりは遥かにマシな環境で戦えていますけどね。
当時はさて置き、今は米も英も友軍ですし。
政治情勢は……各国それぞれに事情がありますからね。インド政府やスリランカ政府としては、日本の戦力をあてにしているその一方で、日本の船団が呼び寄せる通商破壊艦隊の本土接近を快く思っていないことも、また事実。
インドやスリランカに空自の戦闘機部隊が配備されているのも、わざわざ戦力を置かせて貰っている、というより、港も空港も貸すから代わりに増援寄越せという向こうの本音が垣間見えているのも事実ですから。
今のところは、日本を支援する方が見棄てるよりマシだと判断しているからこれですが、これでボンベイやコロンボが船団の巻き添え喰らって潰滅でもしようものなら、世論が排日に傾いても仕方が無いです。
港は貸してやるが、出来ればさっさと出てって欲しい。これがインドスリランカ両政府の本音です。互いに逼迫した双方の妥協の積み重ねが今の現状ですよ。