タイトル機動戦士ガンダム外伝 アルバ・ラル伝小説ID411183
原作機動戦士ガンダム作者 ares-vargas
あらすじ宇宙世紀0068年。サイド3「ムンゾ自治共和国」を揺るがした、指導者ジオン・ズム・ダイクンの急逝。
それは、後に一年戦争と呼ばれる未曾有の悲劇へと繋がる、静かなる号砲であった。
ダイクンの懐刀であったラル家は、ザビ家による熾烈な粛清の嵐に晒される。
父レムス・ラルをキシリアの手で暗殺された少年アルバ・ラルは、一族存続を懸けた冷酷な政治取引の渦中にいた。
ジオン党政治部部長ギレン・ザビが提示した条件は、
ラル家の完全なる屈服と、アルバの姉アテナイを自身の「駒」として差し出すこと。
ラル家の次期当主ランバ・ラルは、拒絶の咆哮を上げながらも、アテナイ自らの制止と決断を受け入れ、その身と引き換えに前当主ジンバとダイクンの遺児――キャスバルとアルテイシア、
そして幼きアルバの自由を逆条件として引き出す。
脱出の夜。ランバの義兄であり、月の鉱山王であるリカルド・ヴァルガスの手配により、二つの運命が漆黒の宇宙へと放たれた。
一人は、父の遺志を継ぎ復讐の炎を燃やすキャスバル・レム・ダイクン。
そしてもう一人は、ハモンの涙と姉たちの犠牲を背負い、月面都市フォン・ブラウンへと送られたアルバ・ラル。
「普通に生きろ」
という呪縛に近い願いを裏切り、少年は月でアレス・ヴァルガスへと生まれ変わる。
それは、ニュータイプの天賦に依らず、ただ人の知覚のみを極めた「究極のオールドタイプ」が、アクシズ・ショックに至る二十五年の物語を歩み始める瞬間であった。
『機動戦士ガンダム外伝 アルバ・ラル伝』――
これは、正史の光に焼かれ、闇へと消えていったもう一人のラルの記録である。
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掲載開始2026年05月03日(日) 18:13話数連載(連載中) 3話UA884
最新投稿2026年05月06日(水) 23:01しおり3件お気に入り7件
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