高校卒業したのにまた高校にリターンした件 (蒸した揚げパン)
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プロローグ

まじこいのネタが思い浮かばず適当に執筆してたら何故か新作が出来上がってた件について


卒業式を終えて晴れて今年の四月に大学生になるこの俺枢木紫音は暇をもて余していた。

小学生からの幼なじみである更識簪は今度IS学園に入るらしく絶賛猛勉強だし、その姉である刀奈も今じゃIS学園で生徒会長をやっていて忙しいという。暇だから簪に勉強を教えようとしてもイグニッションなんちゃらとかパッシブイナーシャルなんとかが理解出来ない俺には簪の戦力にはなれなかった。

大学なんのサークル入ろうかと悩んでいた俺に来た一本のニュースが来た。なんと世界で初めて男がISを動かしたというニュースだ。

ISの正式名称は『インフィニット・ストラトス』宇宙での活動を想定したマルチフォームスーツとのことらしいが何故か女しか動かせない欠陥機。確かにそれを男が動かしたというのだからすごいニュースだろう。動かした男の名前は織斑一夏というらしい。

それで男でISを動かした織斑一夏の出現によって日本全国で一斉検査を行うらしい。

そんなわけで卒業した高校で今日、一斉検査が行われていた。しかも無駄に長蛇の列でたかがISにさわるだけなのにもう二時間近くは待たされている。

 

「オイ、紫音。何でそんなテンション低いんだよ‼俺たちがISを動かしたら一躍時の人になってモテモテ人生が待ってるんだぜ!!」

 

こいつは天城 司(あまぎつかさ)高校一年生の時からの仲でたまにテンションが高すぎてウゼェと思うときもあるが一応俺の友達。後彼女持ち。

 

「お前彼女いるだろうが。また千里に殺されかけんぞ。前俺とお前の二人でナンパしにいったとき俺たちがどんな目にあったか。」

 

そんな割りとどうでもいい話をしていたら俺の後ろから声を掛けられた。

 

「司さん、紫音さん、お久しぶりです。元気でしたか?」

 

こいつは橘 梓(たちばな あずさ)女みたいな名前と容姿で高校2年生の時クラスからいじめを受けていたが俺と司が助けた縁もあって俺たちとつるむようになった。その後しばらくしたらかわいいという理由で何故か人気が爆発して生徒会長にまでなった奴だ。だが男だ。

 

「よっ梓、相変わらず俺は体も息子も元気だぜ!」

 

「うわぁ!司さん!!こんなこんな公衆の面前でなんてこと行って言ってるんですか!ハレンチですよ‼」

 

「はぁ、司あんま梓をからかってやるなよ。また顔を赤くして倒れられたら面倒だ。」

 

「でもよー紫音。梓の反応超面白いじゃん。からかいたくもなるぜ。」

 

「まぁ、わからなくもないけどよ」

 

そんなこんな話をしていたらいつのまにか俺たちの番になっていた。

 

「天城 司さん前に出てください。」

 

監視員である女性に呼ばれて司が打鉄と呼ばれるISに手を触れたが特に何も起きるはずもなくそのまま次は俺の番となった。

 

「次の方どうぞ」

 

監視員の人に言われるがままにどうせ反応しないんだろと思って打鉄と呼ばれるISに触れた。しかし思ってた事とは逆に打鉄は光り始めた。

 

「あ?」

 

さっきの司との反応と全然違ってこのISの基本情報というものが頭の中に入ってきた。基本動作や性能さらに現在の装備や残りのエネルギー残量に至るまで急に膨大な情報が頭のなかを駆け巡った。

 

「これは・・・まさか!!」

 

 

 

その後なんかISの適正があるとかで見知らぬ人達に連れられ何故か俺の先の事が勝手に決められた。その上で俺を連れ去った政府の人達は俺を二人目の男性操縦者としてIS学園に入れるということにしたようだ。拒否ろうとしたら選択肢はないと言わんばかりに俺に銃を向けてきた。

 

そうしてIS学園に入ることになってしまった。確かIS学園は高校だったはずだ。ということはつまり・・・

 

 

 

「また高校生活に逆戻りじゃねーか‼ふざけんなーーーーーーーー!!」

 

誰もいなくなった部屋に俺の叫びは木霊した。

 

 

 




原作持ってないや買わなきゃ。


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入学

こちらの投稿が全然できなくて申し訳ありません。そして短くてすみません。


知らない奴等に連れられ数日たった後俺は希望した大学の校舎ではなくIS学園の教室の中にいた。IS学園に入学するまでの数日間いろんな事があった。まず二人目の男性操縦者が見つかったと世界的に大きく公表された。それからあっちいったりこっちいったりと休める日が全然なかった。それらがやっと終わってホテルで休んでいたら、見知らぬ自分と同じ髪の色の銀髪美少女にお兄様やっと見つけましたと連れ去られ、その俺を拐った美少女クロエ・クロニクルにISの開発者である篠ノ之束に対面させられたり何故かその後束さんと仲良くなったりといろんな事があった。

 

 

「はぁ・・・」

 

 

周りの女子達の視線が俺と隣の席に座っている織斑一夏に突き刺さっている。正直滅茶苦茶気まずい。今すぐにでも帰りたい。どうやら織斑一夏も似たようなことを思っているのか顔を青くしていた。

 

 

しばらくしたらこの気まずい沈黙を破るかのように教室の扉が開いた。

 

 

「みなさん入学おめでとう!私はこのクラスの副担任の山田真耶です。」

 

 

ここの1年1組の副担任だという巨乳眼鏡教師が教室に入ってきた。しかし見ていたのは紫音や一夏後ほんの一部の女子生徒だけだった。後のほとんどの生徒は紫音と一夏しか見ていなかった。

 

 

「あっ・・えっ・・今日から皆さんはこのIS学園の生徒です。この学園は全寮制。学校でも放課後も放課後でも一緒です。皆さん仲良く助け合って楽しい3年間にしましょうね」

 

 

もはや気持ちいいと思うくらいに無視される山田先生に紫音は同情したが、それでも山田先生はめげずに進行をした。

 

 

「それではまず自己紹介からいきましょうか。一応出席番号順に・・・」

 

 

自己紹介が始まると流石に自己紹介する生徒に視線が行った。そしたらしばらくしたら織斑一夏の自己紹介の番になった。

 

 

「織斑一夏です。よろしくお願いします。」

 

 

そのとき女子生徒全員の目が光った気がした。あれは獣か猛禽類がする目だとこの時紫音は思った。

 

 

「・・・・・・・・・」

 

 

しかし織斑一夏は黙ったまま次の言葉を喋らない。女子生徒はえっそれだけ・・・もっといろいろとしゃべっちゃいなよ的な視線を織斑一夏に向けていた。

 

 

「はぁ・・・」

 

 

この時男である紫音を除くすべての女子生徒が一夏の次の言葉に期待した。

 

 

「以上です!!」

 

 

しかし織斑一夏から出たのは自己紹介を終わらせる言葉であった。次の言葉に期待した女子生徒達はみんな頭を打ち付けたりしまいには椅子から転げ落ちたりとかなどをした。

 

 

「えっ、あれっ!?ダメでした?」

 

 

何故皆が頭を打ち付けたかわからず辺りを見渡す織斑一夏に次の瞬間ドゴッと誰かが誰かの頭をぶっ叩く音がした。紫音は音がした方に視線を向けると黒髪の美女が織斑一夏の頭を出席簿でぶっ叩いていた。

 

 

「ゲッ、千冬ねぇ!」

 

 

「ここでは織斑先生だ。バカ者」

 

 

「先生もう会議は終わられたのですか?」

 

 

「あぁ山田くん、クラスの挨拶を押し付けてすまなかったな」

 

 

「いえ、副担任としてこれくらいはしないと」

 

 

その後織斑先生の自己紹介で何か凄く盛り上がってその後何人かの人が自己紹介をしてついに俺が自己紹介をする番になった。

 

 

「次ッ!!」

 

 

「枢紫音です。年は18ですが別にタメ口で構いません。これから一年間よろしくお願いします。」

 

 

何故か俺にもなにかを期待をする視線が向けられる。

まだなんかいえというのか。もう自己紹介は終わりのつもりなんだけどな・・・

 

 

「まぁあえて答えるなら趣味は映画鑑賞と昼寝で特技は舌でさくらんぼを結べることです。よろしくお願いします。」

 

 




中途半端なところで切ってしまいました。次はモッピーと頭にロールキャベツをぶら下げてるあの子が出てきます。


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