IS オーバースペックだけどいいよね 答えは聞いてない (kirigan)
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プロローグ

皆さん、おはこんばんにちわ。 kiriganです。
最近、ガンダムブレイカー2をやりながらマクロスやISを見てるとこのネタで小説が書きたくなったので投稿しました。

まぁ、異世界漂流はその内出します……………ほんとに
それでは、どうぞ


プロローグ

 

あれ? ここどこ?明日からの高校生活のために1人暮らしをするアパートに向かう途中だったはずなのに。

自分の姿を確認すると生まれたての姿だった。何ここアニメ ガンダムOOの意識領域か?

「あなたがそう見えるならそうじゃないの?」

ん?誰だ?

「私は神様よ。」

神様ですか~~~(棒)

「信じてないわね、あなた」

だっていきなりいわれてもね~~………

「それもそうね。」

あぁ、直ぐに納得しちゃうのね

「だって、私だってこんな状況になったら信じられる自身ないもん。………それに私神っぽくないし。」

確かにどっちかと言うと今時の可愛い女子高生に見えるし

「………っえ、かわいい?」

うん

「………本当に」

そうだけど?

「…………///」

なんか顔赤らめたけど大丈夫か?

「だ、だ、だ、大丈夫よ。問題ないわ。」

ならいいけど、てか何で俺がここにいるの?

「おぼえてないの?」

そういわれたので思い出してみる。

えぇっと、たしか荷物を持って引っ越し先に向かってる途中に自転車に引かれて…アレ?これから先の記憶がないぞ

「そのあと、頭を打って死んだのよ。 不幸なことにね。」

マジかよ、俺死んだのかよまだ見てないアニメや小説、積みゲー、積みプラ、ほしいモデルガンとかあったのに。

「ついでに、自転車で引いてしまったのは私なの。ゴメンね_(^^;)ゞ」

………マジかよ、殺した本人が目の前にいた。そして開き直ってやがる。

まぁ、いいか。今さら言っても仕方がないか。

「なんかあっさりしてるわね。」

まぁ、子どもの頃から諦めはいいからな。

「そうなんだ。でも本当ゴメンね。お詫びに君を転生させるから。」

転生ってあれ。二次創作でよくあるやつ。

「そうそう。それで転移する世界を選んでね。」

何があるかな

・ブラックブレット

・school days

・ゴットイーター

・ひぐらしの鳴く頃に

・未来日記

・Another …………etc etc

おい、これ絶対悪意あるだろ。全部話が暗すぎるじゃないか。 中には、アニメで一番の問題作も入っているし。

「エェ、キノセイダヨ。(棒)」

あっ、これわざとだ。なんて思いながら資料を見ていく。そして、1つの資料に目が止まった。

それは………IS〈インフィニット・ストラトス〉だ。

それを見たとたん。

 

『◯◯も一緒に来い』

っえ……

「どうしたの?」

いや、親父の声が聞こえて。

「えっ?ほんと?」

あぁ、聞き間違えるはずがない。あの声は間違いなく親父だ。でもどうしてだ?親父は3年前に死んだはずなのに。

「あなたの名前は?」

俺か、そう言えば自己紹介してなかったな。俺は 荒城心夜。

「あらきしんや…荒城……もしかして、あなたお父さん荒城神月って人?」

何で神様が知ってんの!?そうだ、俺は荒城神月の息子だ!!

「本当に!!実は、その人ISの世界に転生してるのよ。」

マジかよ、親父死んで転生してたのか。でもどうして転生できたんだ?まさか死んだ人全員が転生できますっておちじゃ……

「彼は、私の妹の命を助けてくれたの。それで私のお父様 前の神が転生を許したの。 彼は即答でISの世界を選んだわ」

まぁな、親父が一番好きなアニメだしな。 俺も一緒の世界でいいか?

「OKよ!!じゃあ、次に転生特典を選んで。」

転生特典か。二次創作のテンプレどうりだな。転生特典は何個まで?

「普通3個だけど、あなたは特別に5個よ。」

5個かじゃ

体力と力の増加 (生身でISと渡り合えるぐらい)

 

ガンダム、マクロス、ヴヴヴ、フルメタの知識とシステムや機体を造れるだけの技術力

 

知能の増加 (上の知識に加えISの知識が入っても大丈夫なくらい)

 

ニュータイプとイノベイター、阿頼耶識システムを使えるようにする

 

神様といつでも会話ができる

この5つでお願い。

「いいけど、なんで阿頼耶識システムが必要なのニュータイプやイノベイターで十分間に合ってるのに」

機体の状況を知るのとコントロールをスムーズにするのは阿頼耶識システムの方がいいんだよ。

「ふぅーん、まっ、いいか その代わり右手と右目は使えないからね。あと最後のは何?もしかして神様に会えないのが寂しいの?」

ちがうよ。なんか嫌な予感がするんだ、黒いモヤモヤがある感じなんだけど………俺の勘は悪いことがよく当たるから。

「わかったよ。ね ねぇ、暇だったらさ その君と話がしたいんだけどいいかな?」

いいよ。ってか、俺のこと名前で呼んでくれ。

「わかったわよ。心夜」

おう。 そう言えばお前の名前を聞いていいか?

「神に名前を聞く人始めてみた。でもいいよ、わたしはクロエ クロノスの娘です。」

クロノスってギリシャ神話の二番目の神の王じゃん。なんかすごい神だったんだな。

「はいはい、その事はいいからさっさと転生させちゃいます。」

すると俺は、黒い箱に閉じ込められた

「はっ、どうなってんの。おいクロエ出せ。」

『それじゃあ、がんばってきてね。』

というと、黒い箱が分解した。しかも空の上で

「なんじゃこりゃ~~~~ ってかこれ、まるっきりノゲノラの始まりかただ~~」




いかがでしたか? こんなのですが楽しんでいただけたら幸いです。
今日は、オリキャラのしょうかいおだしておわります。


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オリジナルキャラ紹介

どうも、おはこんばんにちわ kiriganです。

今回は、僕の考えたオリジナルキャラの紹介です。

それではどうぞ。


荒城心夜 (あらきしんや)

年令 16歳

職業 高校生

容姿 平均的な男子高校生の体格で細マッチョ 顔は禁書目録の一方通行で黒髪

性格 クールな顔だが、フレンドリーで友達お思いの世話好き。 困ったひとはほっとけない性格。

特技 趣味 家事 機械いじり 読書 音楽・映画鑑賞 武道(空手 剣道 柔道 CQCが特に得意)

本作の主人公。重度のミリ・アニメ ゲームオタ

入学式前日に神様の乗った自転車にひかれて死んだ。お詫びとして異世界の転生をすることになった。神様に名前を聞かれて名乗ったら驚かれた。 なぜなら神の妹を助けたのは父親だからだ。

そして、父と同じ世界に転生する。 ISに乗れる。

 

転生特典

体力と力の増加 (生身でISと渡り合えるぐらい)

 

ガンダム、マクロス、ヴヴヴ、フルメタの知識とシステムや機体を造れるだけの技術力

 

知能の増加 (上の知識に加えISの知識が入っても大丈夫なくらい)

 

ニュータイプとイノベイター、阿頼耶識システムを使えるようにする

 

神様といつでも会話ができる

 

荒城神月(あらきしんげつ)

年令 41歳

職業 研究者→IS研究者兼設計士

容姿 体格はDBの悟空似にている 顔はグラハム似 渋くて白髪が混じった黒髪

 

心夜が中学1年生の時に神様の妹を助けて事故死。そのあと神様の父親(旧神)が娘を助けてくれたお礼に転生する。行きたい世界でISの世界を即答した。転生したさいは子どもで、篠ノ之家と織斑家の近くにある孤児院で育てられた。千冬と束とは幼馴染みの友達だが、千冬と束は神月に恋している。子どもの頃から趣味でジャンクパーツから色々なものを作っていた。

ISに乗れる

18歳で博士号を取った天才。20歳の時大学時代からの友達と結婚22歳の時に心夜が生まれる。心夜に劣らないほどのオタク

持ってる博士号は生体科学 機械工学 医学

転生特典

スーパーロボット大戦に出てくるオリジナル技術、知識、力が使える

 

血界戦線のレオが持ってる神々の義眼を持っている

 

体力と力の増加(ISと生身で戦えるくらい)

 

ブラックブレットの七賢人の技術の取得(医療技術と義手 義足などのせいさくができる)

 

この世界にない金属や素材を創造 加工ができる

 

原作キャラ

織斑一夏

原作との違い

なし

 

織斑千冬

原作との違い

家事が一夏並にできる

 

男に恋をしている

篠ノ之箒

原作との違い

姉の束とは仲がいい。

 

篠ノ之束

原作との違い

人間関係がよい

 

性格がマイペースになっている

 

男に恋をしている

 

オリジナル機体

機体名:エクスヴァロン

 

イメージ

体 ダブルオークアンタ

腕 ダブルオークアンタFS

足 ガンダムOOセブンソードG

バックパック エクストリームガンダム type-レオスⅡ+クアンタ

 

性質

全身にユニコーンのようなサイコフレームをつんでいる。ツインドライブシステムを採用しているが、体にはマクロスのエンジンとフリーダムのエンジンに似せた小型核エンジンと、ヴヴヴのレイブを小型化させたものを乗せている。だが、核エンジンは燃料変わりにしか使っておらず、レイブはシールド代わりと贅沢で勿体ない機体にもなっている。

バックパックは換装可能だがバックパックはまだ製作をしていない。




どうですか?父親の能力なかなかチートでしょう(笑)それに機体の方はまだ考える途中です。
次の機会に詳しい設定、武装などを書きます。(エンジンなどはうる覚えなのでググってください。)

機体の紹介や、他のキャラの紹介はまたいつかやろうと思っています。(まだ、全然思い付いてないなんて言えない(;´д`))

わからないことや質問、感想などお待ちしています。
では、次にお会いする日までサラダバー(^_^)/~~

11月10日 機体名変更


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1話 えぇ、またテンプレ…………やれやれだぜ

おはこんばんにちわ、kiriganです。
久々の投稿です、何ヶ月経ったのやら(笑)

久しぶりで、駄作になってるかもしれませんがどうぞ。


1話 えぇ、またテンプレ…………やれやれだぜ

 

「うゎ~~~~~~~~~~~~」

俺、絶賛ヒモ無しバンジー中だぜ。(^-^)v

「なんて笑えね~~~~~」

何とかしないとヤバイマジで死ぬ。何かないのかクソ。

「何もね~~~~~~~~~~」

そして俺は、海に全力ダイブし意思気を失った。

ーーーー??sideーーーー

今日も私は、日課の散歩をしています。

「今日も、天気がいいですね。」

こんなにいい天気と、気分がよくなりますね。

なんて思っていたら、浜辺になんか黒いものが落ちている。なんでしょう?

それは、私と同じ歳の男の子です。

「大丈夫ですか。」

息はある、束様には悪いですが家に連れて帰らしてもらいましょう。

ーーーー心夜sideーーーー

俺は、海にヒモ無しバンジーをやったはずなのに何で白い部屋に。まさか また神のところに

(違います)

神からの突っ込みが聞こえたので違うらしい。

ならこの言葉を言うとしよう。

「知らない天井だ」

やった~ 言えた。 一度は言ってみたかったんだ。

「起きましたか。」

隣から、少女が覗きこんでくる。 あれ?この子見たことあるような。 それより

「ここはどこだ?」

「ここは、とある研究者が住んでいる孤島です。」

なるほどね。 怪しさぷんぷん

「そうなんだ。よっこらしょ」

「起きて大丈夫ですか?」

「なんとかね。」

でも実際は、身体中筋肉痛みたいに痛い。

「ところで君の名前は?」

名前もわからないままお礼は言えないしな。

「そう言えば自己紹介がまだでしたね。 私はクロエ・クロニクルです。」

「クロエか。………んっ、クロエ?」

おいおいもしかしてここに住んでいる研究者って。

「ハロハロ、漂流くんは起きたかな?」

出たよやっぱり出てきたウサ耳のこの人が。

「束様彼が驚いてますよ。」

「でも、私ぐらいだとこのくらいやっても大丈夫だよ。 クロちゃん」

なんだろうこの自由勝手度は・・・・

「それで君が漂流物くんだね」

変な名前をつけられた(泣)

この人がISを作り出した篠ノ之束 小説やアニメでは隠居してて大の人嫌いのはずだけど

「で、きみがここに来た理由を教えてもらおうかな?」

やばい、空からいきなり落とされたなんて言えないな。

(私の言うようにしなさいよ)

クロノスからの通信が来た。

「フェリーに乗ってたら事故にあって爆発に巻き込まれて流されてきたんです。」

「おかしいなここは、海流も流れ着かない島なのに」

まじかよ、クロノスどうするんだ。

「いえ、束様昨日あの砂浜の方に海流が確認されてます」

横を向くとクロエちゃんがパソコンを膝に乗せて言った。  どこから出したそのパソコン

「その海流を遡っていった場所でフェリーの事故がありますね。」

「なるほど、嘘はついてないね」

よかった、疑いは晴れた。

「そういえばきみの名前を聞いてなっかね。漂流くん」

「漂流くんじゃないですよ、僕の名前は荒神心夜です。」

「アラキ・・・あらき・・・荒神!!」

なんかすごく驚いてる

「もしかして、かみくんの弟くん?」

「かみくん??」

「荒神神月さんのことです。」

「!!」




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2話 そういう大事なことは、もっと早く言え

どうも、kiriganです。
突然ですが、本文にタイトルを入れるのをやめました。

試験的なものなのでまたもどすかもしれません。
それではどうぞ。


「もしかして、かみくんの弟くん?」

「荒神神月さんのことです。」

「!!」

前回そんなやりとりをした。

いやちょっと待てよ、弟??

(いい忘れてたけど、神月さんは束や千冬と同い年で君は中学生よ)

などと神からの通信が入った。 おい、そういうこともっと前から言っとけ・・・・中学生?

自分の体をよく見ると少し縮んでいた。

「弟にしては、体が大きいような気がしますが?」

「いいや、平均の中学生の身長より少し大きいだけだよ。」

「そうですか」

「まぁ、この体だったら、高校生に間違えられてもおかしくないね」

「それより、兄貴(?)のことを知っているんですか。」

「知ってるも何も、元ご近所さんでISを一緒に造った男だもん」

神様よどうしてこうなってるんだ。

(それはね、神月さんがISの開発に関わりたいって言うから。)

まぁ、あの親父わそういう望みを言いそうだな。

「でも、かみくんに弟がいたなんてね。 さっき、国民の個人情報データベースにはっきんぐしてわかったよ。」

ほんとかよか・・・

「でも、孤児院に引き取られる原因になった事故で死んだって報告が上がっていたのはどういうことかな??」

はっ? 孤児院? 事故で死んだ? わかわかんないよ

(えぇとね、君と神月さんは兄弟で昔家族で旅行しに山道を走っていたら、向かいからトラックがぶつかって谷に落ちてしまった。だが運良く木に引っかかっるものの両親が死亡、神月さんは意識不明、君は車から落ちて重症の中明かりを目指して助けを呼びに行くが半ば倒れて意識不明になった。 その間に救助や警察の捜索があったが見つからず死亡になった。)

で俺は記憶をなくし森で俺を見つけた人に育てられ今に至ると?

(そうそう)

なるほどな。今引き取られたあとの記憶と事故の記憶が頭に入ってきた。

「死んだことになってたのか」

少し落ち込んだ風に言ってみた。

「理由を説明してくれる?」

~~~~~~~~~少年説明中~~~~~~~~~~

「そんなことがあったのか おいおい」

「なんて悲しい グスッ」

なんか皆さん泣いていますが・・・

「よし、私達と一緒に暮らそうしーくん」

「しーくん!?」

「それはいい考えですそうしましょう束様」

いやいやすごく話が進みすぎてわけわかめなんですけど。

「そ、それより兄貴は今どこに?」

「それは・・・・」

「・・・・」

クロエも束も口を濁した。 と考えると。

「いなくなったか、誘拐されたかかな?」

「(ビクッ)」×2

やっぱりそういうことか。 この手のアニメやマンガでは有能な科学者はさらわれやすいからな。

「どこにいるか、わかりませんか?」

「もしかして助けに行くの?」

「当たり前です。僕の唯一の肉親なんですから。」

「相手にISがいたら、どうするのかな?」

少し口調が荒くなってきた。  イラ立ち始めた様だ。

「俺昔から、機械を壊すのが得意なんで。」

「そんなので勝てるわけないでしょ。」

声を荒げて束が起こった。

「ISがそう簡単に壊れるわけないでしょ。 なめてるの?」

「知ってますよ。それでも助けに行きたいんです。 だって、兄貴ですから。」

怒りは、ごもっともだがそれでも助けに行きたいんだ。

「・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・・」

「はぁ~~~~」

突然、束がため息をついた。

「その目、頑固モードのかみくんの目にそっくりだ。」

「そうですね。彼に何を言っても聞かずに飛び出していきそうですね。」

束はうんざりしたように、クロエは少し楽しそうにそんなことを話していた。

「ホントだよ、この目をしたかみくんに私とちーちゃんはどれだけ振り回されたか。」

それは・・・・・ うちの兄貴(父)がご迷惑をかけました。

「まあいいか。しーくんついてきて。」

そういうと束は、病室を出て行った。




いかがでしたか?
3話は救出作戦準備編ですお楽しみに。

また突然でなおかつ私ことなのですが
この小説に初めて感想をいただきました。 感想をいただいた方ありがとうございます。
これからも頑張っていきますんでよろしくお願いします。

感想や評価、誤字脱字などがありましたらコメントお願いします。


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3話 よろしくな相棒

大変お久しぶりです。kiriganです。
こんなに長い間投稿出来ないですいません。
学校の行事や勉強、テストなんかで大変で大変で
心夜「で正直に言うと」
PS4が届いてガンダムバーサスやアンチャーテッド、グランツーリスモに熱中してました。
心夜「これは」
神月「やれやれ、お仕置きが必要なようだね」
すいません許してください。てかまだ神月ざん出てはダメですよ。
心夜・神月「そんなの関係ねぇ。とっととくたばれ。」
うああああぁぁぁ


そ・・・それでは本編をどうぞ……(o_ _)oパタッ


『しーくんついてきて。』

束さんに言われてついて行ってみると。

一つの扉の前に着いた。

「あの、ここは? 」

「中を見たら分かるよ。」

さっきまで怒っていたのが嘘のような顔で言った。

「なら、失礼します。」

・・・・・・何んだこの部品だらけの部屋はどっかのゴミ屋敷みたいになってるんだけど、もしかして

「ここ、兄貴の部屋ですか(汗)」

「そうだよ(笑)」

なんかすみません、うちの兄貴(親父)が片付けできない人で

「そんなことより君に見てほしいものがあるの」

あの人、ガラクタ(鉄製部品)を素手で掻き分けて行ってるよ。 怪我しないのか?それより重くないのか?

「こっち、こっち、ここだよ」

ジャンプしながらこっちに手を振るので向かってみると

一機のISがあった。

いや、ISと言うよりはガンダムだ。

それも、ガンダム・バルバトス

なぜ、親父はこの機体を知ってるんだ?

親父は00セカンドシーズンまでしか知らないはずだぞ。

オイ神どういう事だ。お~い いつの間にか通信が切れていたようだ。

全くわからんわ。これは直接聞かないとな。

「このISはもしかして?」

「そう、かみくんが作ったの。」

「埃が少し被てってますけど、動作はしたんですか?」

「それが全然してくれないの。」

だろうな。バルバトスはガンダムの中でも特殊で扱いにくい(設定)からな。

そもそも、阿頼耶識ないとの起動もしないし。

「じゃあ、なぜ僕にこれを?」

「かみくんの弟ならもしかしたらと思って。」

なるほど。 ならいっちょ確かめますか。

そして俺は・・・バルバトスに取り込まれた。

はっ?待てまてマテ?何故だ?

接触してないよね?普通ISは触らないと起動しないし登録もしないよね? あっ、ガンダムだからか(-ω-*)フム

いやいや、それでも説明つかないぞ。

(しーくんが飲み込まれた!!)

(早く助けないと、束様!!)

外も大騒ぎだ(´∀`;)いやその前に何落ち着いてんだ俺。

早く出ないとこわされる。

『身体検査確認……完了

血液検査……完了

健康状態……正常

ユーザー確認・・・』

なんだこれは?いつの間にこんな検査が?なんか、名前を打ち込まなきゃいけないみたいだけど。 やってみるか。

『ユーザー確認……荒神心夜

ユーザー認証』

なんか、ホロウモニターに少女が出てきた

『あなたが神月さんが言ってた私のマスターの荒神心夜さんですか?』

はい?・・・

親父が話してたマスター?わけわかんないよ。

「親父は俺のことを話したの?」

『はい。神月さんがこれに乗れるのは息子の心夜だけだろうと』

てことは、親父は俺が来ることを知っていたのか?

『いえ、夢で知り合いの神と対話してる様子を見たみたいです。そして、もしかしたらと思って声をかけたら夢から覚めたと』

親父の感か。よく当たるんだよな。俺に話しかけたのってどの世界に行くか探してる時だよな。やっぱりあれは親父だったのか。

「そうか、教えてくれてありがとう。そう言えばおまえの名前は?」

『決まってません。新月さんが名前をつけようとしてくれた時に拐われました。』

「なるほど」

となると名無しか。

「じゃあ、俺が付けていい?」

『あなたは私のマスターです。煮るなり焼くなり、名前を付けるなりして下さい』

「いや、煮たり焼いたりしないからね。 普通に」

まぁ、許可を貰ったし名前を決めるか。

とわ言ってももう決まってるんだけどな。

「じゃあこれから君はバルバトスだ。」

『バル・・バトスそれが私の名前』

画面の中の少女が何度も繰り返し呟いた

「もしかして気に入らなかった?」

『いえマスターが付けてくれた名前が気に入らないわけかわありません。 むしろカッコイイです。』

「そうかな?」

俺は少し疑問に思った。もしかしてこの子 バルバトスちゃんは少しは感性がおかしいのかな?

「そんなことよりこれからよろしくな相棒」

『相棒?』

「信頼している相手。命を預けられる存在の事だよ。」

『命を預けられる存在・・・・・・嬉しいです。』

画面の中でバルバトスちゃんは微笑んだ

『改まして、これからよろしくお願いします。

マスター』

満面の笑みで彼女は言った。




よかったら感想や質問などコメントをお待ちしております。


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