鬼と楽園 (maou0719)
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1話

どうも初めましてまおうです
今回の作品は私にとって処女作というこで結構緊張しております笑
駄作にならないよう頑張りますので応援お願いします


鬼は泣いていた‥

 

 

 

村の真ん中で一人‥

 

 

 

女の子を抱えながら‥

 

 

泣いていた‥

 

 

それを隙間から見ていた女は鬼に問いかけた‥

 

「どうして泣いているの?」

鬼は何も喋らない‥

「この女の子が食べれるから嬉し泣きをしているの?」

鬼は頭を横に振った

「じゃあこの村の人達を殺した妖怪が憎くて泣いているのね?」

鬼は頭を横に振った

「じゃああなたは何故泣いているの?」

鬼は抱きしめていた女の子をさらに強く抱きしめ

「この女の子が死んでしまったから‥泣いているんだ‥」

 

鬼は立ち上がり自分の住処である山に帰って行った‥

 

「あの鬼面白いわね‥連れて行こうかしら‥私の国へ‥」

先ほどまで鬼に話しかけていた女はそっと自分の国へ帰って行った‥

 

 

鬼は自分の家帰ると抱きしめていた女の子を見つめていた‥

 

この女の子だけだった‥自分の姿を見ても泣かず化け物だと行って逃げ出すことをせず‥俺に近づき一つ花をくれた‥とても綺麗な花を‥宝物なんだって‥助けてくれたお礼だと言って‥

 

 

鬼はまた泣いてしまった

 

女の子との思い出でがまた鬼を泣かせてしまっている‥

 

どんなに泣いても女の子はもう戻ってこない‥

どんなに過去を憎んでも女の子は帰ってこない‥

何をしても女の子は帰ってこない‥

 

悲しみだけが今の鬼を包んでいた‥

 

もう何もなかった‥鬼が好きだった女の子の無邪気な笑顔‥鬼が好きだった女の子の寝顔‥鬼が好きだった女の子との時間‥もう二度と訪れることのない‥

 

鬼はそのまま泣き疲れたのか寝てしまった‥夢の中で女の子と会っているのか‥寝ていても鬼は泣いていた‥

 

 

 

 

 

「鬼さん!今日は何してあそびますか!?」

 

「鬼さん見てください!可愛いお花さんですよ!とっても綺麗‥」

 

「はいこれ!鬼さんのために作ったの!どう?やっぱりいらない?‥え?つけてくれるの!わぁありがとう!鬼さん!大好き!」

 

「鬼さん‥ずっと側にいてね‥約束だよ‥」

 

約束だ‥何があっても俺はお前から離れない‥‥

 

!!!

そういえば俺は‥そうか‥あのまま寝てしまったのか‥

鬼はそっと女の子に目をやる

 

また鬼は泣いてしまった‥

やはり1日経っても涙は止まってはくれなかった‥

女の子を抱き抱え‥

「おはよう」

長い朝の始まりを女の子に告げていた‥

 

 

「フフ‥本当に優しいのねあの鬼は」

「紫様そろそろ朝ごはんの支度が終わります」

「わかったわ‥ねぇ藍」

「どうなさいましたら紫様」

「‥やっぱりなんでもないわ‥行きましょう」

「わかりました」

 

 

 

 

「あなたを必ず私の国へ連れて行くからね‥それまで待ってて‥」

 

 

 

 

 




だめだ
なんか鬼がロリコンみたいだ笑


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2話

やばい‥ネタが‥



鬼は一人住処の端で座っていた

 

隣には女の子が寝ていた‥永遠に起きない眠りについていた‥

起きたらまた同じ1日‥楽しかった女の子との日々‥戻ると思った‥楽しかったあの日々が帰ってくると思った‥

起きたらまたおはようと笑顔で言ってくれると思った‥俺の所にきて遊んでくれって駄々こねてくると思った‥

 

けれど現実は甘くはない

起きればまた元どおり‥なんて幻想にかられて‥かなわない奇跡に期待して‥バカみたいだな‥俺は

 

鬼はまた涙を流した‥鬼は思った‥もう涙は枯れることはないって‥

女の子が死んでしまったあの日から‥涙は止まらず流れ出る‥

止めようと思えば思うほど‥女の子に会いたいと思えば思うほど‥涙は滝のように流れ出た‥

 

「また泣いているのね‥フフっ」

隙間から体を覗かせ舐めるように鬼を見ている

「なにしに来た」

「様子を見に来ただけよ」

いたずらが好きな無邪気な子供みたいに紫は答えた

 

あれから紫は鬼に毎日会いに来ていた

いつか自分の国‥幻想郷に連れて行くために

(やっぱり欲しい‥この鬼‥)

まるで恋した女のように紫は鬼を欲しがった‥

 

 

 

 

 

鬼と出会ったのは女の子が死んでしまったあの日

紫は強く心打たれた‥

 

鬼という生き物は人を喰らい女を襲い殺しを楽しむ‥

その鬼が女の子を抱えて泣いている

周りには村の人間だったのであろう人達が死んでいる‥

その真ん中で‥無残にも血だらけの女の子を抱え‥泣いている‥

「‥どうして‥なんで‥俺のせいで‥」

その後紫は鬼に近づき話をかけた‥

その時からだった‥紫は鬼から目が離さずにいられなくなってしまった‥

幻想郷に帰っても頭の中では鬼の事で頭がいっぱい

寝る時も鬼の事を考えてしまうのか寝むれぬ夜が多かった

 

 

どうしてあんなにも‥

紫は不思議で仕方なかった‥何故私はあの鬼の事しか考えららないのだろうと‥

たった一目‥泣いている鬼を見ただけで‥

それを知るために‥何としてもこの鬼を幻想郷に連れて行く必要があった‥

何としても‥

 

あの日をきっかけにに紫は鬼に毎日会っていた

最初は相手にされなかったがここ最近は少しずつ話すようになっていた

あの日から2ヶ月‥まだ鬼はあの子をみて泣いていた‥

やはり捨てきれないのだろう‥

 

紫は思い切って聞いてみた

「ねぇ鬼さん?あなたとその子にはどんな関係があったの?」

鬼は無表情で固まった‥

まるで時が止まったかのように

「言いたくないなら言わなくても‥「友人だった‥俺を怖がらずいつもこんな俺なんかのために笑顔を見せてくれた優しい友人だ‥」

鬼は固く閉じていた口開けた

「俺なんかには勿体無いくらいだ‥」

鬼は語った‥女の子との事を

 

思い出

 

約束

 

 

出会いから別れまで

 

何もかも紫に話した‥

 

 

 

紫は泣いていた‥

そしてわかった‥なぜ私がこの鬼を思い続けていたのか‥

私はこの人の悲しみを背負ってあげたかった‥あの時一目見た時から‥

一人で何もかも背負ってしまう‥全て自分の責任と言ってしまうこの鬼を‥

 

私は助けてあげたかったのだ‥

 

「すまないな‥お前にとってはつまらない話だったろう‥さあもう帰れ‥そして二度と俺の前に姿を表すな「来なさい‥私の元に」

紫は鬼を欲しがった‥

「私の国に‥幻想郷に‥何が何でも連れて行くわ‥もうあなたを悲しませなくないもの‥」

紫は泣きながらも笑顔で鬼を見た‥

 

「幻想郷‥まさかあの‥「そう‥忘れられた物の最後の楽園‥」

 

最後の楽園‥人間に忘れられてしまった者たちの楽園、鬼もまた忘れられた妖怪の一つ‥

 

「ダメだ‥俺みたいな化け物が行っていいとこではない‥俺が行けばそこは楽園から地獄になってしまう」

鬼は幻想郷に行くのを断った‥

 

 

 

また誰かを傷つけてしまうから‥

 

もうこれ以上見たくないから‥人が死んでいくのを‥

 

 

 

 

 

大切な物が‥なくなってしまうのは嫌だから‥

 

 

それなら一人がいい‥一人ならなにも失わない‥一人なら悲しい事は何もない‥

 

「何言ってるのよ‥本当あなたは馬鹿ね‥そんなわけないじゃない‥」

紫は鬼を抱きしめ

「これ以上自分に嘘をつかないで‥」

 

紫は鬼を強く抱きしめ離さなかった‥

 

「すまない‥紫‥」

 

 

 

 

 

 

 

 

その日鬼にはまた友達ができた‥大切な友達が‥

鬼は心に誓った‥もう二度と離さないと‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




もうなんか謝ります
本当すいません‥


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3話

鬼にとってここは女の子との思い出の場所

そこを簡単に離れる事は出来ない

だが、鬼には新しい友達ができた

その友達はとてもわがままで欲しい物があったら何が何でも手に入れる。

「早く行きましょうよ〜確かに貴方がここを離れ難いのはわかるけどさ〜あの子も思ってるはずよ‥いつまでもくよくよしないでって」

紫に俺の何がわかるのか?

本当に自分勝手だな‥

「もう少し待ってくれ‥よし‥」

鬼は女の子の眠っている土の上に木を植えていた

「何をしているのよ?」

「この木はやがて大きくなっていく‥もし俺がまたここにきたらすぐにわかるように‥それに寂しいだろ‥ひとりぼっちは‥ここに木を植えれば鳥が来る動物が来る妖精が来る、いっぱいここに生物が集まる‥そうすればあいつも寂しくないだろ‥」

 

これがいま俺にできるせめてもの恩返しだ‥

 

安らかに眠れ‥

 

俺のことを忘れないでくれ‥

 

鬼はまた泣いてしまった‥それを見た紫も泣いていた

 

心優しい二人の妖怪は一人の女の子に涙をながしていた‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃ行くわよ」

紫は隙間を開け幻想郷の入り口を開けた

「本当にいいのか?俺みたいなやつを‥「もうその話は飽きたわ‥早く行くわよ」

紫は強引に鬼を隙間に入れた

 

紫の隙間の中は思ったより不気味だった

いたるところに目があり

少しでも道を外せば帰ってこれないんじゃないかと不安になってしまう

 

「あら気に入った?この中、何ならここにずっといてもいいんだけど‥「早く幻想郷に行こう」

何だか生命の危機を感じた鬼はできるだけ早くこの隙間から抜け出そうと考えていた

 

「もう、恥ずかしがり屋ね 」

紫は頬を赤く染めていた

それに気づかない鬼はある意味ラッキーだったのか?

 

 

 

 

「さぁついたわよ‥ようこそ幻想郷へ」

紫は大きく隙間を開けるとそこには自然広がる美しい風景が広がっていた

鬼も思わず目を大きく開け景色に酔いしれていた

 

「ここには色々な人たちが生きているわ‥」

妖怪はもちろん

 

人間

吸血鬼

宇宙人

「もちろん貴方と同じ鬼なんかもいるわ」

 

ここでは皆が共存して生きている

「ところで貴方って名前あるの?」

鬼にとって名前なんていらないものだと思っていた

人間からは化け物と言われ

女の子からは鬼さんと呼ばれ

名前なんて考えたこともなかった

 

「鬼じゃダメなのか?」

「ダメに決まってるでしょ!それに私も貴方を名前で呼んでみたいし‥」

 

「じゃ紫が決めてくれ、紫が決めてくれるなら何でもいい」

紫は頭を使い考えて考えて

「なら、優鬼ってどう?優しい鬼、どう?簡単で貴方にぴったりじゃない?」

紫は笑いながら鬼に名前を提案してみた

「優鬼‥いんじゃないか?それに紫が決めてくれたなら俺はそれでいい」

「あら本当にいいの?もっとかっこよくて強そうな名前でも‥」

「紫が考えてくれた名前だ、ありがたく使うよ」

優鬼は優しく紫に微笑んだ‥

(何よその笑顔を!そんな顔をできるの!!私もうダメかも‥)

紫は静かにその場で倒れた‥

 

 

 

鬼に新しい名前ができた

 

優鬼‥優しい鬼

シンプルだか‥この鬼には合っていると思う

 

 

 

この時二人は気づいていなかった‥

 

一人の少女が見ていたことを‥

「あやや?これは‥もしや‥新しい人ですかね?」

黒い短髪の少女は優鬼を見つめていた‥

少女は片手にカメラを持ち優鬼に近づいて行った‥

 

 

 

 

 

 




途中からわけわからなくなっていた‥
本当すいません‥


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4話

遅くなってすいません(T ^ T)


「ごめん優鬼‥ちょっとこの辺りで待ってて欲しいんだけど‥」

顔を少し赤く染め紫は優鬼に問いかけていた

 

何かあったのだろうか‥

「別に構わないが‥何かあったのか?」

 

「いや別に!ただちょっと家に戻って色々としなきゃいけないことがあって‥」(早く私の部屋お掃除しないと!優鬼には私と同じ布団で寝てもらうんだから!それであの大きな腕で私を優しく包み込んでもらって‥‥ふへへへへ‥)

 

「紫?大丈夫か?よだれが出てるぞあと顔を真っ赤だ」

 

「おっとよだれが‥大丈夫!優鬼は心配しないでいいわ!すぐ戻ってくるから待ってて!」

紫は顔を隠しながらその場から姿を消した

 

 

「どうするか‥」

紫は家に戻ってしまったし幻想郷の事はまだ何もわからない

下手に動けば迷惑になってしまう可能性もある

どうするか‥

 

考え込んでいる優鬼にカメラを持った鳥天狗がこちらを覗いていた

 

「いましたね〜にしてもおっきな妖怪ですね〜紫さんとも結構仲良く話していましたし‥何者でしょうか‥とりあえず一枚撮っときましょうか‥」

 

「‥あの‥」

 

「あやや!?何でいきなり背後に!」

一瞬に目を離したすきに優鬼は木の陰に隠れていた鳥天狗の背後を取っていた

 

鳥天狗後悔した

いま目の前にいる妖怪は鬼という残虐非道の妖怪だと

(あやや‥私殺されるんですかね‥)

鳥天狗の足は震えが止まらず目からは涙が出そうだった

 

しまった‥怖がらせてしまったか‥

背後に立った瞬間目の前の女の子は涙を流していた

(またやってしまった‥俺って本当にダメなやつ‥)

怖がらせないようにしようと幻想郷に入る前に決めたのにもかかわらず女の子を怖がらせてしまった

一体どうすればいいんだ‥

 

優鬼も泣きそうだ

 

(どうしましょう‥私はここで死んでしまうのでしょうか)

目の前の鬼が口を開けている

(私食べられちゃうんですね‥あやや‥意外とあっけない終わりですね)

目を瞑る

だがいつまでたっても痛みはこない

(‥あや?)

恐る恐る目を開けるとそこには

 

頭を下げている鬼がいた

(え?何故この鬼は頭を下げているんですか?)

何が何だかよくわからなくなっている鳥天狗に鬼は一言

 

「すまない」

 

 

 

「そうだったんですか!全く!殺されるかと思いましたよ!」

 

「いや‥本当にすまない」

 

「別にいいんですよ!終わったことですし!」

なんだかんだで話したら理解してくれた

 

「そういえばまだ名前を言ってませんでしたよね!私の名前は射命丸文です!あそこにある妖怪の山で新聞を作っています!貴方は‥」

 

「俺は優鬼‥この度は本当すまなかった」

 

「もう謝らないでくださいよ!それに私も優鬼さんのこと鬼だからって怖がってしまってすいません」

文は優鬼に深々と頭を下げていた

 

「謝らなくてもいい‥俺みたいなのがいたら誰だって怖がる」

 

「確かに‥見た目は怖いですけど‥話してみたらとっても優しい鬼だなって思いましたよ!」

文は笑顔で優鬼の顔を見つめていた

「そう言ってくれるというとても嬉しいよ」

優鬼は笑顔で答えた

 

(この人‥こんな顔をできるんだ‥見た目は怖いけど中身はとっても優しいんですね‥)

 

 

 

 

優鬼の優しさを知ったものがいた

 

 

「そうだ!優鬼さん妖怪の山に来ませんか?まだ来たばっかで右も左も分からないでしょう!行きましょう妖怪の山!」

 

「しかし、俺が行ったら皆を怖がらせて‥」

 

「大丈夫です!私に任してください!行きましょう!」

 

「しかしだな‥」

 

「善は急げです!行きますよ!」

文は優鬼の手を取るとものすごいスピードで妖怪の山に向かった

 

まぁなんとかなるか‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お待たせ優鬼!行くわよ!私のマイホームに!それでそれでたっぷりと私と一緒にって‥優鬼?どこ‥」

一足遅かったゆかりであった‥

 

 

 

 

 

 



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5話

妖怪の山

名の通り妖怪が数多く住んでおりこの山に万が一人間が踏み入れてしまったら最後‥帰ってくるものはいないだろう

近くにある里の噂話

 

まぁ優鬼には全くと持って関係ない話だが

 

「着きましたよ優鬼さん!妖怪の山です」

周りにはとても大きな木々がたくさんある

そこはまるで優鬼が住んでいたあの山と少し似ている

「ここが妖怪の山‥思ったより綺麗だ」

もっと霧がかった恐ろしいところだとイメージしていたためちょっと驚いている

「ですよね!とっても綺麗でいいところですよね!」

あぁとっても綺麗だな

小鳥はさえずり川の水もとても透き通っていて

自然にいける花‥とても綺麗だ

思い出してしまうな‥あの頃を‥

(鬼さん‥)

「優鬼‥さん?どうかしましたか?泣いて‥いるのですか?」

また泣いてしまった

俺はつくづく泣き虫だな

「いや、大丈夫だ‥すまない」

「いえならいいのですが‥」

「それより文」

「はい!」

「この妖怪の山を案内してくれ」

ちょっとしたらすぐに帰ろうと思っていたが‥もう少しいても罰は当たらないだろう

「は‥はい!わかりました!この射命丸文におまかせください!」

とっても明るい笑顔‥それはどこかあの女の子に似ている‥

 

 

 

 

 

 

「どうでしたか?妖怪の山は?」

「良い山だなここは」

妖怪たちもみな共同して生きている

なるべく人間を襲わないようにしている

妖怪なのにみな人間より人間臭い

とても素晴らしい山だ

「私はこの山が好きです‥この山はとっても良い風が吹いています」

「そうか‥それは良いことだ」

俺もこの山が好きになってしまった

できるのであればここに住みたい‥だが俺みたいのがいたらみな怖がってしまうだろう

俺にはここは贅沢すぎる

 

「優鬼さんはどうして幻想郷に来たのですか?」

「答えなきゃダメか?」

「答えなきゃダメです」

「‥別にたいしたことじゃないただ住んでいた山が住みにくくなってきたからな、そこでたまたま紫と出会ってこの幻想郷に連れてこられた‥ただそれだけだ」

もし俺があの時紫に会っていなかったら俺は今頃どうなっていただろうか‥あまり考えたくはないな

「そうなんですか‥てっきり紫さんに無理矢理連れてこられたのかと思ってましたよ」

「そんなことするのか?」

「意外とわがままなんですよ紫さんはそれに少し性格もひねくれてますし」

確かに紫はわがままかもな

「紫はひねくれ者なのか」

 

「そうですよ、だってこの前なんてちょっと霊夢さんの写真撮ったらカメラ横取りされて‥もう大変でしたし‥」

「あら、そんなことしたかしら?」

「はい!そりゃもう‥って紫さんいつから‥」

怯えてるな文のやつ

 

「そんなのいつでもいいじゃない?それより文‥良くも私の優鬼に手を出したわね?3回くらい死んで見る?」

「あややや‥」

「紫‥少し落ち着け」

そっと紫の頭を撫でてやる

「!!ちょっと優鬼‥」

「少し落ち着いたか?ならよかった」

(もう反則よ‥頭撫でるなんて‥)

カシャカシャ

「ちょっと文!いますぐ写真撮るのやめなさい!」

「‥紫さんだけずるいです‥優鬼さん!後で私の頭も撫でてくださいね!」

「?別に構わないが」

「なら必ず後で撫でてくださいね!約束ですよ」

「それはダメよ、優鬼はこれから私の家に行くのよ」

「」

 

「帰っちゃうんですか!?優鬼さん!もっと一緒にいましょうよ!」

なぜ俺の右腕に抱きつくんだ?

「あ!ちょっと文!やめなさいよ!優鬼が嫌がってるでしょ!離れなさい!」

「い〜や〜で〜す!」

「紫」

「は〜な〜れ〜な‥何?優鬼?」

「‥俺はもう少しここに残るもう少し色々と見たい」

「でも優鬼‥‥わかったわ‥また後で迎えにくるわ」

「すまないな」

「別に気にしてないわ‥じゃ‥また後で迎えにくるわ‥文くれぐれも変なことしないようにね」

「べ〜です!」

全くどっちも大きな子供だな

それはそうといい加減離れてくれないだろうか‥

「私を選んでくれたんですか?私とっても嬉しいです」

「別にそんなことは‥「それじゃ今度は私の家に行きましょう!色々と見せたいものがありますし‥会わせたい妖怪もたくさんいます!それに家に着いたら必ず頭撫でてくださいね‥」

会わせたい妖怪‥大丈夫だろか‥

怖がらせてしまったら‥

「大丈夫ですよそんなに気にしなくてもほら行きましょ」

「‥分かった」

 

 

 

 

 

 

 




貝になりたい
あと、お気に入り10人突破ありがとうございます(T ^ T)
こんな駄作をお気に入りしてくれるなんて本当にありがとうございます
これからも頑張りますので応援宜しくお願いしますm(._.)m


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6話

いつの間にか年が明けていました‥
ほんとサボってすいません(><)
また頑張りますで
見てください(^^)


妖怪の山‥自然が多くて本当に良いところだ

小鳥のさえずり‥木々の揺れる音‥もしここにいられるのであれば一生いたい

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて思ってしまう

そんなこと許されるはずないのに

 

 

俺は鬼だ

 

人を食らい、妖怪を食らう

 

ただの化け物

 

体は大きく、少し強く地面を叩けば大地が揺れ大きな穴が開く

 

そう‥いま目の間にいる妖怪の頭を少し強く握ってみれば

 

まるでトマトのようにぐちゃぐちゃになり赤い果汁を出すだろう‥

 

 

 

どんなに内面が優しかろうが、俺は鬼だ

 

皆俺を恐れ逃げ惑う

俺に関わった者はみんな俺のそばから離れていく

あいつだって‥俺が殺したようなもんだ‥

(鬼さん‥)

時々‥俺に語りかけてくる

どこにいるの?鬼さん?って

怖いよ‥辛いよ‥助けてって

 

だから俺はいつもこう答える

 

 

 

すまないと‥

 

 

 

 

 

 

 

 

「‥優‥さん」

 

 

 

「優鬼‥さん‥」

 

 

「優鬼さん!」

うっ、なんだ?

 

「大丈夫ですか?優鬼さんなんかすごい怖い顔してましたけど」

あ、え俺‥そうか‥また

 

「そんなに私の家来たくないなら無理しなくても‥」

「!!そんな事はないぞ、すまない少し考え事をしていてな」

 

また俺は自分の世界に入り込んでしまったな

俺というやつは本当に馬鹿野郎だ

 

「本当ですか?無理してるのであれば‥」

「大丈夫だ!それより早く行こう文の家がどんなのかとても楽しみだ」

「わ、わかりました!なら早く行きましょう!」

 

よかった‥やはり女は笑っている方が素敵だな

 

 

 

 

 

✳︎✳︎✳︎

 

 

 

 

 

「そこの鬼!」

文よ‥

「ここは妖怪の山です!あなたみたいなよそ者が来てはいけないところなのです!いますぐここを去りなさい!」

 

助けてくれ‥

 

 

時はさかのぼって1時間前

 

「あやや‥あの‥ちょっと待ここで待っててくれませんか?」

「む?どうした?何かあったか」

「いや〜あの〜」

(言えない‥家の中に堂々と私のパンツとか干してるのでしまいに行きますなんて‥口が裂けても言えない‥)

「すぐに帰って来ますから!」

 

?どうしたのだろうか

やはり今になって俺を家に呼んだのが間違いだと思ったのか

まぁそれはそうか

俺みたいなやつが家に来たら何されるかわかったもんじゃないからな

 

 

しかしどうしたものか‥

このままここにいても仕方ないのか

だか文にはここで待っていろと言われたしな

 

‥‥?

 

あれは‥白い‥女の子?文と同じ天狗か‥いや頭に犬耳みたいのをつけているな

 

む?こっちに気がついたのか?

 

近づいてしてないか?

 

 

 

「聞いているのですか!?早くここから立ち去らないと‥」

文どこにいるんだ‥はやく帰って来てくれ!

 

 

「あや?誰か私のこと呼びましたかな?‥うー気のせいですね!それより早く掃除をしないと!こんな汚いところに優鬼さんを呼べません!ついでにお酒も用意しときましょう」

 

(お酒に酔った優鬼さん‥そのまま2人で‥)

 

「文‥とっても綺麗だ」「優鬼さん‥」

(あや〜我ながら完璧な作戦です!)

 

そうと決まれば善は急げ!!

「待っててください!優鬼さん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いつも短くて空いません
これが自分の精一杯です‥(T-T)


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7話

もうだめだ
おしまいだ笑 オラにネタを分けてくれ


「今日も特に異常はなしっと」

私の名前は犬走椛

種族は白狼天狗といって名前の通り天狗の仲間です!

え?なんで自己紹介してるかって?そこは大人の事情ですよ‥あまり聞かないでくださいね?

 

それはそうと私は今仕事である妖怪の山に異常がないか調べていました!

偉いですか?褒めてください!

 

私はまだ天狗の中では下っ端のためこんな仕事しかやっていませんが、いつかは偉くなって文様みたいに新聞を描くのが夢なんです!

もみもみ新聞‥なんちゃって!!

 

それはそうと、今日はもう仕事は終わったので河童ところにいって将棋でもうちに行きましょうかなって‥?

なんだか?とても嫌な力を感じるな‥

もしかして!侵入者!

これを待ってました!ぶっちゃけ!妖怪の山に無断に入るものはほとんどいないため山の中を見回りなんて意味ないんですよ!

 

よし!ここで侵入者を私がやっつければ‥昇格も夢じゃない!

待ってなさい!侵入者!この犬走椛が相手になってやる!!!!!

 

 

*****

 

 

 

 

 

誰か‥助けてください

話しかけなければよかった

 

まさか侵入者が鬼だなんて‥もっと早く気づいてたら文様達に報告しにいったのに‥

 

私殺されちゃうのかな‥

嫌だ!そんなの嫌だよ!私の夢‥新聞を描く夢‥諦めたくないよ‥

 

誰か助けて‥

 

 

 

 

 

*****

 

助けてくれ‥

 

いきなり女の子が来て

「ここから立ち去れ!」って

確かに俺みたいなやつがいたらそう言うよな

しかも女の子すごく怖がってる‥

ほんと申し訳ない‥今からでも遅くない‥謝らなければ‥

 

 

「あ、あの‥」

ビクッ!ガタガタガタガタ←(椛)

 

だめだ‥ものすごく怖がってる‥これはもう首を掻っ切って死んだ方が‥

 

 

 

「お待たせしました!!優鬼さん!遅くなりました‥ってこれはどう言う状況で?とりあえず優鬼さん首から手を離しましょう、え?俺がここで首を掻っ切って死なないと目の前の女の子がって何言ってるんですか?」

 

「文様!あやさま!あやさま!」

 

 

「もしかしてその声は椛ですか?って何ですか?その顔?そんなに顔を青くして?挙げ句の果てには泣いてるじゃないですか?何があったのですか‥あ、そう言うことですか」

 

「文様!怖かったですよおぉぉ!!私あの鬼に殺されるかと思って!でも文様が来てくれて!!うええぇぇぇぇえぇ!」

 

「全く、貴方って言う人は」まぁ最初私も優鬼さんみて死んだなって思いましたし、椛には怖すぎましたね

 

「文‥すまないが今日はお前の家に行くことはできなさそうだ‥こんなか弱い女の子を泣かせてしまったので‥俺はもう‥命を絶つしか‥」

 

「はいはい、優鬼さんも椛も落ち着いてください、私が来るのがもう少し遅かったらどうなってたか」

「文様!早く!早くあの鬼を倒してください!」

「椛‥これ以上怖がると本気で優鬼さん自殺しちゃうから‥ほら今にも自分の心臓取り出そうとしてるから」

 

「で、でも文様‥あれは」

「大丈夫よ椛、あれは優鬼さんと言ってとっても優しい鬼を」

「え、でもでもその‥」

「まぁ最初はそうなっちゃうのも仕方ないよね、とりあえず2人共私の家に来ようか」

 

こうして優鬼と椛は一生忘れない出会い方をしました

 

その後文の家では

 

 

 

「本当に!すいませんでした!!」

椛本気の土下座

「そんな気にすることはない‥その俺の方こそ怖くて‥すまなかった」

優鬼静かに土下座

 

どうしたらいいのかな、あやややや

 

「まぁとりあえず、誤解が解けたなら2人共今日はいっぱい飲もう!!ね!‥本当は優鬼さんと2人で飲んで酔って布団でピーだったんですけど」

 

「「何か言ったか?「何か言いましたか?」」

 

この後3人は朝までお酒を飲み明かした

椛はその後優鬼と2人で一緒に寝てしまったとか‥

 

「そんな事実ありません!!あっても私は認めないです!!」

 

 

「少し飲みすぎてしまったな‥うっ腕が重たい「優鬼さん‥見た目怖いのに中身は優しすぎです‥えへへ‥」

 

 

 

この幻想郷でまた友人ができた

これで2人目だ

でも俺はまだ思う、本当にここに来てよかったのだろうか‥

 

「来てよかったに決まってるじゃない、私の優鬼」

 

「その声は紫か‥」

「全く、いつの間にか女の子を2人手玉にとって‥優鬼は私のもの何の‥」

 

「それより紫、どうしてここに?」

 

「貴方を私の家に招待しようと思ってね?この前一緒に来てくれるって言ってたのに、ここに来たいって言うから」

 

「そうだったな、でもいいのか?本当に行っても‥俺が行ったら」

 

「全く、貴方は臆病ね大丈夫よ私の式神達はそんなやわじゃないわ、ほら行くわよ」

 

「ちょっ待てゆか‥」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「優鬼さん‥私‥貴方のことが好きになっちゃいそうです‥」

 

 

椛の寝言は虚しく優鬼には届くことはなかった‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




椛のキャラがちょっとおかしいかもしれない‥
椛ファンの皆様大変申し訳ございません心から謝罪します( ; ; )


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8話

覚えてるうちに
あとタイトル変えました笑



八雲家の屋敷

幻想郷の境に存在している

ここには3人の妖怪が住んでいる

 

 

1人はご存知 八雲紫

この幻想郷の創立者であり、優鬼をこの幻想郷に連れて来た張本人

見た目は若い女性に見えるが、年齢は余裕に3桁いっていま‥‥紫さん‥こっちみないでください 。やめてくださいそんな真面目な顔して私の境目を消そうとしないでください。本当に‥え、説明を変えろ?紫さんは永遠の17歳ってことにって‥紫さん‥それは無理があると思いますけど‥あや?

 

 

 

 

 

 

 

 

えっと文様が消されたので代わりにわたくし椛が後の2人を紹介していきます

 

 

2人目 八雲藍

八雲紫の式神である妖獣。八雲家の屋敷に住んでいます。

真面目かつ礼儀正しい性格であり、嫌がらせでもしない限り嫌われることはないと思います。

私も藍さんに会うことあまりないので、なんとも言えないですけど

でもとっても優しくて!綺麗な方ですよ!

もう胸なんて‥本当羨ましいくらい‥どうして私の胸はこんなに小さいの‥ずるいですよ。

 

 

2人共大変だな‥う?なにこれを読めと‥俺でいいのか?わかったが

 

 

 

3人目 橙

正確に言えばこの屋敷には住んでいないが、八雲藍の式神として時々屋敷に遊びに来る。

猫の式神と言うこともあって、水が大の苦手

 

そう言えば‥俺も昔は水が苦手だったな

水を見てると俺の顔が反射で写って‥改めて認識してしまう‥俺の顔が怖いってことが‥

俺ってやつは‥( ; ; )

 

優鬼!可愛いわよ!!

優鬼さん!可愛いですよ!!

 

 

 

 

 

とりあえず、こっから本編です笑

 

ちょっと字数稼ぎましたって!

 

そんなこと思ってないですからね!本当ですよ!←(作者)

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「紫様、どこにいってしまわれたのだろうか?」

 

 

 

「藍様!遊びに来ましたよ! あれ?紫様は?紫様はどうしたのですか?」

 

 

「あら橙いらっしゃい、紫様昨日から姿が見えないのよ」

本当どこにいったのやら?

 

 

 

「そうなんですか?それは心配です「帰ったわよ」」

 

噂をすれば

 

 

 

「あ、紫様!お帰りなさい‥ゆゆ、紫様‥」

 

「あら橙来てたの?どうしたのそんなに怖い顔して藍までまるでこれから殺されてしまうんじゃないかって、全く2人ともや〜ね〜」

 

 

 

 

ゆ、紫様は見えてないのだろうか!!??

 

 

 

 

紫様の後ろに何か強大な何かがいる!!物凄く怖い何が‥

 

「藍様‥」「橙‥安心しなさい私が絶対に守って‥」ガタガタガタガタガタっ

 

「あ、そう言えば2人にまだ紹介してないわよね、ほら優鬼でて来なさい」

 

 

「だが、やっぱりやめといたほうが‥」「何言ってるの?大丈夫だってほら早く」

 

本当に大丈夫だろうか

 

「失礼する‥」ガタガタガタガタガタガタガタガタっ

 

 

 

もう死のう

 

 

 

 

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

 

 

 

 

「と言うわけで、改めて自己紹介しましょうほら」

 

「あの、優鬼です‥本当色々俺のせいですまない‥」

静かな土下座

 

 

「そ、そんな顔を上げてくれ!私達も本当申し訳ない!」

頭を下げる

 

いや俺の方が‥いや私が‥

 

「ほら橙!謝りなさい!」

藍の後ろからひょこっと

 

 

 

「ご、ごめんなさい‥です」

 

 

 

 

 

 

 

俺はこんな小さい子を‥

 

 

 

俺もう‥

 

 

優鬼‥あなたメンタル弱すぎよ

 

紫‥

 

何なんでしょうかこの2人(^-^;

 

 

 

「何はともあれ良かったわ」

 

紫様はなぜあんなにも余裕なのだようか?

 

 

「それはそうと紫様この鬼はどうしてここに?」

 

ピクピクっ橙の耳が動く

 

「別にただ、たまたま気になってた山の中にたまたま優鬼がいて、ひとりぼっちだから連れてきてあげたのよ」

 

 

普通こんな見たから凶暴そうな鬼、幻想郷に連れてこないですよ‥‥全く紫様は後先を考えないのだから

 

にしても本当に大丈夫なのだろうか?

もしかしたら何か怪しい術かなんかで紫様を‥

ですが紫様があんな妖怪にそんな事‥

 

 

 

「あれ?橙?どこにいったの?」

 

しまった!橙!

 

 

 

 

 

 

 

ここはどうやって折るの?

ここはこうやって折ると‥

うわ!すごいすごい!!鶴ができてる!

 

 

 

 

 

「さっきまであんなに怖がってたのに‥わかるのよね多分子供には本当に優しい人が‥」

 

 

橙‥

 

「そうですね‥」

 

 

私は何を考えていたのでしょうか‥誰かを見た目で判断してはいけないなんて当たり前のことなのに、私は‥

 

 

 

「藍‥さんでしたか?」

 

「は、はい!」

 

「本当に申し訳ない‥」

 

「え?なんでいきなり‥」

 

「俺みたいなやつがいきなり自分の一番安全だと思ってるところにきたら気に触るのはわかる、だからその嫌だったらすぐに出て行くし‥藍さんの前にもあらわれないから‥」

 

「ぷっ」

 

「藍‥さん?」

 

 

 

「あっはははは!優鬼!お前ってやつは本当に面白いな?何きにすることはないわ橙がよければ私だって大いに歓迎するわ、そうだろう?

橙?」

「はい!藍様!」

 

「全く少し考えすぎだ、それに私のことは藍って呼んでくれ紫様のことを呼び捨てなのだ私もそれでいい」

 

私はこんな優しいやつを疑っていたのか、私もまだまだ未熟者だ

 

「わかった‥藍に‥橙」

 

 

 

 

 

これからよろしく頼む ニコっ

 

 

 

またまた友達ができた本当に嬉しいことだ

またできるといいな

 

できたら次会う人には怖がられないと嬉しいな

 

 

 

「まぁ仲良くなれて良かったわ、それより藍お腹すいたわ早くご飯を食べましょう」

 

 

 

「そうですね!さ、今日は目一杯腕をふるっちゃいますよ!優鬼も橙も待っててね!」

 

 

 

 

 

 

 

 




何だが本当に申し訳なくなって来た
こんな駄文でも見てくれている人がいるなんて
本当にありがとうございます( ; ; )
これからも頑張っていきますので!


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9話

めっちゃ期間が空いてもうた
本当にすいません泣


八雲家にお世話になりかれこれ三週間が過ぎようとしていた。

 

最初は3日4日あたりで家を出ようと思っていたのだが‥

 

「ゆうき!今日の夕飯は何がいい?」

 

「そうね〜ハンバーグなんていいんじゃない?」

 

「紫様には聞いてませんよ」

 

「酷いわ〜ここ最近藍が冷たくなった気がするわ〜そう思うでしょ優鬼?」

 

「そ、そうか?いつも通り仲良いと思うが‥」

 

「ま、私には優鬼さえいてくれればいいけど」

 

「ちょ、ちょっと紫様!優鬼が嫌がってますよ!「そんな事ないわ、そうよね?優鬼?」

 

2人がとにかく俺から離れてくれなくなってしまった

 

これはあれか?遠回しに早くどこか行ってくれって事なのか?

それだったら迷惑になる前にすぐ立ち去るのだが‥

 

 

「「ちょっと!優鬼聞いてる!?」」

 

はいちゃんと聞いております。

 

 

その晩

 

 

そろそろか‥

これ以上ここに世話になるわけにもいかない

俺自体も幻想郷を見て見たい

皆には悪いがこのままどこか‥

 

「あらあら、私の優鬼?どこか行くの?」

 

「紫‥起きてたのか?」

 

「たまたま目が覚めてね?優鬼はどうしたの?いつもならもうとっくに寝てるじゃない?何か怖い夢でも見た?なんなら私と一緒に‥」

 

「ここを出てもいいか?」

 

「‥‥まぁそろそろそんな事言い出すと思ってたわ」

 

「紫‥すまないな」

 

「いいのよ、それに私も少し貴方を束縛しすぎたわもちろん藍もね、また帰ってきてねいつでも待ってるわ」

 

「ありがとう‥紫」

 

「それと、これ渡したくわ」

 

「これはお札か?」

 

「ただのお札じゃない、これを使えばすぐに私と藍が駆けつけるわ貴方がたとえ地獄にいてもね」

 

「本当にありがとうまた必ず帰ってくるよ、だってこの八雲家は俺の居場所だから」

 

「あら、貴方の居場所はあの森の中じゃないの?女の子と過ごしたあの場所」

 

「あそこも大切な居場所だ、だがここだってそうだ、なんせこんな俺を受け入れてくれて温かい食事も出してくれた‥藍も橙も優しく接してくれた‥これだけ理由があればもう十分だろう」

 

だから三人に改めてお礼が言いたい

 

こんな俺に居場所をくれてありがとう

 

「そんな事言われちゃったら行かせたくなくなっちゃうじゃない?早く行きなさい、まぁ私はいつでも優鬼に会えるけどね」

 

「それもそうか、行ってくる」

 

「行ってらしゃい」

 

 

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

 

紫と離れて約3時間たったと思う

 

歩いても歩いても右も左も森が広がっており

なんだか少し霧がかってきたような気がしていた。

 

まだ日が昇っていないということもあるのか少し森が不気味に思えてきた。

 

そんな森の中に1人の少女が何かを探すかのように森をさまよっていた。

 

「ひやーまさかこんな時間にキノコ探すようになるとはな〜」

 

黒と白の服に身を包み金髪の髪をなびかせた少女

 

「あとちょっとで魔法薬が出来そうなんだよな、あのキノコさえあれば!くそ〜いつもなら簡単に見つかるのに」

彼女は下を向きながらキノコを探していた

前を見ずに‥

 

「ないぜ‥‥ってうわぁ!?」

木の枝に足が引っかかってしまった。

 

「いてててー、いや私とした事があはははは‥は?」

 

彼女は後にこう語っている

 

「あーあの時か?そりゃもう!殺されるかと思ったぜ!」

 

これが優鬼と普通の魔法使い魔理沙との出会いだった

 

 

 

 

やってしまった‥また俺は女の子を‥

 

優鬼は1人の心の中で泣いていた

 

 

 

 

 

 

 

 




短くてすいません!


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10話

私の名前は霧雨魔理沙ただの魔法使いだ

それなりに魔法も使えるし弾幕勝負だって…まぁ霊夢には敵わないが強幻想郷の中ではまぁ強いほうだ

 

私がここまで強くなっていったのも、数々の困難に立ち向かいどんなに強い敵でも後ろを向かずに正面からぶつかり合っていったからだぜ!

そして私は確信した

私に敵うやつはもうこの幻想郷にはいないと…(霊夢とか紫みたいな化け物を除いて)

 

さて、そんなわけで私の強さがみんなにわかってもらった上でいま私が置かれている状況を説明するぜ…

 

たすけてくれぇええぇえええぇええぇええぇ!!!!!

 

なんだよこの化け物!こんな奴今まで見たことないんだぜ!

紫は何してるんだよ!こんな奴幻想郷に入れちゃダメだろ!いやてか勝手に入ってきたのか?なら霊夢のせいか…なら仕方ないかってなるか!あいつサボりすぎだろ!結界の様子とか補強とかちゃんとしろよな!

 

と、とにかく落ち着くんだ…この前誰かが言ってた落ち着く方法

素数を数えよう

1.3.5.7.11.13.17.

 

よし、ちょっと落ち着いたぜ

すごいな素数って今度チルノにでも…あいつ⑨だから無理か

とにかくここであの化け物をなんとかしないと幻想郷がやばいんだぜ

本当は霊夢の所に行って二人で戦った方がいいが、この状況じゃ無理だよな

本当は戦いたくないけど、私一人でやるしかないんだぜ!

 

「お、おい!そこの化け物!この私に出会ってしまったのか運の尽きだぜ!ももももし、降参するなら今のうちなんだぜ?」

 

「……」

 

「ど、どうしたんだぜ?もしかしてあまりの私の強さに言葉も出ないのか?」

 

俺は今どうしたら良いのかわからない

どうな行動をとったら正解なのかわからない

目の前の女の子は涙目になりながら膝をガクガクと震えさせながらも俺を倒そうとしている

こういったときどうしたら良いのか…紫を呼ぶか?いや、それでは迷惑がかかってしまう、それに紫もいつも暇をしてるわけではないしこんなことで頻繁に呼んでしまうの迷惑になるだろう…

 

だがどうしたら良いか…

「聞いてるのか!あ、あんまり私を舐めてると痛い思いをしてもらう

ことになるんだぜ!」

私の18番!食らわせてやるぜ!!

 

恋符 マスタースパーク!!

 

一発で決める!

全力だァァアァアア!!!

 

「ハァハァ…どうだ?やったか…!?」

これは冗談きついぜ、やっぱ霊夢呼んだ方が良かったかもなハハッ…

 

久々に本気出しちまったから少し頭が…情けねぇぜ…

 

目の前の女の子が極太の光線を俺に食らわせて倒れてしまった

正直結構痛かったが

うーどうしたもんか…俺も便乗して倒れた方がいいのか?

いや、とりあえずこの子をこのままにしておくのはあまり良くないし

さっきの光線のせいで色んな妖怪がこっちにきている

今すぐにでも離れた方がいいな

 

「すまないな、怖がらせてしまって」

 

 

 

******

 

 

 

 

……ここは?私は確か倒れて…

 

「目が覚めたか?」

 

「お、お前は!…」

 

『あまり動くと「ここであったが100年目!成敗して…うぅ頭がー」

ほらそのまま寝とけ』

 

『どうして、私を看病して…もしかして、私を辱めようと…「どうしてそうなる」

 

「とにかく!私を看病して一体どういうことなんだぜ!まさか私を人質にこの幻想郷を…この悪魔!鬼め!」

 

「俺はそんなことはしない、それに悪魔でもない…鬼ではあるが、とにかく俺はこの幻想郷に何か危ない事をしようなど微塵も考えてない」

 

「…本当か?本当になんもしないのか?」

 

「何もしない、だがもしこの幻想郷にいて迷惑になりそうだったらすぐに俺はここを離れる、ここは俺には贅沢すぎるそれに俺がいたらせっかくの楽園が台無しだろう」

 

「随分とネガティブなやつなんだな、まぁそのなんだ悪かったんだぜ見た目で悪いやつだと思って攻撃しちまって」

 

「気にするな、もう慣れてる」

前の森でもこのようなことは何回もあった、だがあいつだけは…

 

「おい?大丈夫か?ぼうとしちまって」

 

『…すまない、ちょっと昔のことを思い出していた、それより名前はなんていうんだ?もし、答えたくないなら無理に答えなくても…「私の名前は霧雨魔理沙!ただの魔法使いなんだぜ!よろしくな!えっとー「…優鬼だ、よろしくな魔理沙」』

人間とこうして会話したのは何年振りだろうか、あいつ以外の人間と喋るのは…

 

 

 

だが優鬼はまだ知らない、これからまた新たな災難がやってくることを

 

 

 

 

「魔理沙のやつ何をしてるかわからないけど、全力でマスパなんて打って全く、面倒なことに巻き込まれてなきゃいいけど」

 

 

 

 

赤い巫女服の女の子が魔法の森に向かっている

 

 

 

 

 

 

 

 

 




久々に書きました…
こんな駄文でも楽しみにしてくれていた方がいたら本当に申し訳ないないです。
久しぶりに書いたので優鬼がどんな感じで喋っていたのかどんな雰囲気だったかすっかり忘れてしまっていたので、今回の優鬼には少し違和感を感じるかもしれません。その時はすいません。
これからもちょくちょくですが、小説書いていけたらなと思っています。よければこれからもまた読んでいただけるとありがたいです!


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