ハイスクールYU×E×TU(凍結) (アルター2354)
しおりを挟む

プロローグ

まずは、士郎対ギルガメッシュ戦です。


とある空間…

 

 

剣で出来た世界で金髪の片腕を切り落とされた最古の英雄ギルガメッシュと赤髪の自称正義の

味方、衛宮 士郎(えみや しろう)が戦い決着がつこうとしていた。

 

衛宮が剣でとどめを刺そうとした時、ギルガメッシュが強さを認めたかのように避けようとし

ながら

 

 

「認めよう今はお前が強い」

 

 

士郎は剣を振りかざしながら

 

 

「逃がすか」

 

 

衛宮が剣でギルガメッシュの体を貫いたと同時に剣で出来た世界が消えていった。

 

両者とも息が切れギルガメッシュが今にも倒れそうな士郎に向かって冷めた目で

 

 

「魔力切れとは下らん末路だ、お前の勝ちだ満足して死ねフェイカー」

 

 

士郎を殺そうと王の財宝を使おうとしたその時

 

ドゥン

 

失った右腕の所に黒い聖杯の核が現れギルガメッシュを取り込もうとしていた

 

 

「何ぃ我を取り込んだところで」

 

 

「!?」

 

「待て」

 

 

そういい放ちギルガメッシュは吸い込まれていった

 

 

「聖杯の穴」

 

 

士郎が聖杯の穴にに驚きその場にとどまっていると、聖杯の穴から鎖が士郎の腕に伸び絡まっ

てきた

 

 

「あの出来損ないめ、同じサーヴァントでは核にならんとさえ分からぬとは」

 

 

鎖の先には何とか聖杯の穴から抜け出そうとしているギルガメッシュがいた

 

 

「クソ、道ずれにするつもりか」

 

 

「たわけ、死ぬつもりなど毛頭にない、踏み留まれ下郎、我がその場に戻るまで」

 

 

戻ろうと必死なギルガメッシュに

 

 

「ふざけるな、こうなったら腕を千切ってでも」

 

 

目の前の英雄王ギルガメッシュを倒すため自分の腕を千切ろうとした時

 

 

「それは、お前の勝手だがその前に右に避けろ」

 

 

消えた筈の紅い弓兵の声が聞こえ確認しようと右側にずれた

 

 

ヒュン

 

 

一本の小さいナイフのようなものが横切り、ギルガメッシュの脳天へ一直線に突き刺さり

 

 

「アー、チャー」

 

 

そう言い聖杯の穴の中に吸い込まれっていった

 

 

聖杯の穴の中

 

そこは何も見えない暗闇があり、人の悪意、殺意、怨念、敵意、怨執、人の闇で出来たどろが

 

ある、人間であれば見てそして触れれば叫びながら苦しみながら死ぬ

 

そこに、体の八割が泥に喰われギルガメッシュがいた

 

 

「なぜ、我は今、生きている。たしか俺はあの紅いアーチャーにやられたはずだが」

 

 

脳天に刺さったナイフは奇跡的に脳に達することなく途中で消えたいったのだ

だが、刺さった衝撃で長い期間意識を失っていたのだ。

 

 

「ふむ、生きてはいたが起きれば俺の体は黒く染まってこのざまで動けん、流されりだけ流さ

 

れるか」

 

そうして、また眠りについた。

 

次に起きるときは異世界に転生することもしらずに。

 

 




感想お待ちしております
下手な文ですいません。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

序章
藤村 黄牙


俺の名は藤村 黄牙(ふじむら こうが)五歳で見た目は茶髪で目が紅い来年からは小学生、父の名は藤村 泰三(ふじむら たいぞう)母さんの名は藤村 翔子(ふじむら しょうこ)

二人は共働き、父さんの職業場引っ越してしまうことが多々ある、父さんの身長は大人の中では少し上ぐらい体重も痩せてるほうで、特におかしなことは1つもないただ俺のこと以外は

 

 

俺には、生まれた時から別の記憶があった。

最古の英雄王ギルガメッシュの記憶が、ギルガメッシュが生まれてから死ぬまでの記憶、聖杯戦争とかいう記憶はたくさんあった、冬木市で起きた、聖杯戦争の記憶は五つもあり、第4次、第5次は、三つあり三つとも死んでいた。聖杯戦争がおきたあとのことも、アメリカ、新宿、月の裏側、ゲーティアとの戦いまであり、最初の頃は意味が分からなかった。

 

だが、その記憶のおかげかは分からんがうまれて二週間で、歩けるようになり、1ヶ月半で会話もできるようになった、両親はなぜかスゴいと褒めるだけで不思議に思ったりは、していなかった。

 

その後、三歳で幼稚園に入り無事に過ごしていた。

 

明日は、俺の誕生日楽しみで、早く寝ることにした。

 

「お休みなさい母さん」

 

そう、母さんに告げ深い眠りについた。

 

       …

 

 

「ここはどこだ?」

 

目が覚めると俺は知らない白い世界にいた

目の前に金髪で黄金の鎧を着込んだ男がいた

 

「来るのが、遅い」

 

行きなり文句を言われた

 

「あの、どちら様ですか?」

 

どっかで見たことあるような気がするが

 

「戯け、我の記憶を覗いたろ」

 

記憶を覗く?

はて、何のことだろう

俺の記憶なんて五年ぶんしかないし他に記憶と言ったら生まれた時からあった、ギルガメッシュの記憶ぐらいしか思い出せない

 

そう言えばギルガメッシュも黄金の鎧着てたな。

 

まて、黄金の鎧目の前にいる人も着けているな……まさか、

 

「貴方は、最古の英雄王ギルガメッシュですか?」

 

恐る恐る聞いてみると

 

「様を着けろ雑種」

 

嘘だろ

本物のギルガメッシュな分け

 

「失礼しましたギルガメッシュ様」

 

「よい、今は許すその様な事をいってる暇ではないのだからな」

 

はい、本物決定

まじかよ、あの記憶にあったギルガメッシュそっくりっ、て言うかまんまじゃん

 

「あの、何で俺はあなたの記憶をもっていたのですか」

 

「それが、問題なのだあの聖杯の泥め吐き出すは言いが魂にして人のなかに入れるとはふざけたことをしてくれる」

 

まったく意味のわからない事をいってるが聖杯の泥については記憶を見て知っている、人の悪の塊だとかなんとかだった気がする

 

「それで、何故記憶が見えたのでしょうか?」

 

「我が入った影響だろう」

 

なるほど

 

「あの」

 

訪ねると

 

「なんだ」

 

「英雄王はいまあの、王の財宝は使えないのですか」

 

使えるのなら使って見せてほしい

 

「ああ、使えん宝物庫の鍵の所有権が貴様に移っているからな、あのエレキドゥやエアも」

 

「えっ」

 

待っていまものすごい発言が聞こえたような、鍵の所有権が俺に移っているそんなわけ

鍵のことを考えていると、右手に宝物庫の鍵を持っていた

 

「なんでェェェ」

 

その夢を境に俺はギルガメッシュの宝具とスキルが使えるようになっていた。




ギルガメッシュキャスターなら、持ってるんですけどね
ギルアーチャー欲しいな


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

目覚めた力

目が覚めるとそこは知らない天井ではなく、いつもの部屋の天井があった。

 

ふと、昨日見た夢でギルガメッシュに会ったことを思いだした

 

「まあ、そんなわけないよな」

 

自分の中にギルガメッシュがいること、自分が宝物庫の鍵を使えること等を思い出しながら、ふと机を見ると

 

 

宝物庫の鍵と一通の手紙が置いてあった

 

「嘘だろ、夢じゃなかったのか」

 

警戒しながらも、置いてあった手紙を手に取り読んでみると

 

 

「藤村 黄牙へ

 

このままでは貴様が我と話したことを忘れ、能力にも目覚めそうにないので無理やり鍵を送っておいた、ついでに貴様の中に眠る能力を目覚めさしておいた感謝しろ雑種

 

P.S.能力についてあらかた書いておいた読むように

 

 

スキル

 

カリスマA:カリスマ性の高さを示す

 

黄金率B:人生に置いてどれほどお金が廻るか

 

コレクターA:より質の良い物を取得する

 

神性C+:神性適正を持つかどうか

 

対魔力C-:魔術に対する抵抗力

 

バビロニアの蔵A:底の見えない無限にある宝物庫

 

 

宝具

 

天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)

 

ランク:EX

対界宝具

レンジ:1~99

最大捕捉:1000人

 

 

王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)

 

ランク:E~A++

対人宝具

レンジ:1~99

最大捕捉:1000人

 

 

王の号砲(メラム・ディンギル)

 

ランクB

対人宝具~対城宝具

レンジ:1~99

最大捕捉:500

 

 

神器

 

真実見透す目(アリシア・オブタルモス)

 

通常神器

性能:目で見た人や物のある程度の情報が手に入る

 

限界突破(バランス・ブレイク)

不明

 

英雄王ギルガメッシュより」

 

「えっ、なにこれ」

 

書いてあるのとがまるで現実離れしていてまだ理解することができていなかった

 

「そんなことよりも鍵をどうにかしないと」

 

手紙に書いてあったことから逃げるように鍵を持つと

赤い光を発し黄牙の中に吸い込まれていった

 

「うっ」

 

一瞬頭の中にいくつもの情報が入ってきた

宝具の使い方戦い方等

 

「本当に使えたのか」

 

呼応するようにに黄牙の後方からいくつもの黄金波紋が出現し波紋の中からいくつもの武器が出てきた

 

「っ······」

 

なんと言うか絶句した

ためしに外にある木に向かって1本だけ撃ってみたが

 

バキッ

 

見事に穴が開いた

 

「あっ···やべ」

 

木に穴を開けたことから逃げるように自分部屋に戻った

 

「神器の方はどんな感じなんだろう」

 

目に力を込め木に撃った武器を見てみた

 

 

デュランダル

 

ランクB

最大捕捉1人

決して刃は欠けない折れない

 

「デュランダルって伝説の折れない剣じゃないか」

 

驚きながらも他の武器を確認していった




確認した武器
ハルペー、ヴァジュラ、ダインスレイブ、ゲイボルグ、グラム等



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

誕生日と幼馴染み

自分の宝物庫にある武器を確認しようとしたが、10本目で武器の底がないのがわかり諦め出かける準備にはいった

 

「今日は俺の誕生日。家族だけだと寂しいから友達の兵藤 一誠と紫藤 イリナをパーティーに誘いに行くところだ」

 

えっ、宝物庫の武器確認知らないな~、数えるだけておじいちゃんになりそうなことするわけないじゃないか

 

まずは、いつも一誠達お遊んでいる公園に、向かった

 

「おーい、一誠、イリナいるかぁ?」

 

探すために呼んでみると前から、一誠とイリナが飛んできた

 

「遅いぞ黄牙、何してたんだよ」

 

一誠が黄牙に訪ねると

 

「まあ、色々とね」

 

そう、黄牙は言い返した

 

「それよりさ、今日俺の家で誕生日パーティーするだけど二人とも来ない?」

 

二人に誕生日パーティーのことを聞いてみたら

 

「いいけど、誰の誕生日パーティーなの」

 

イリナが聞いてきたので

 

「俺の誕生日パーティーだけど」

 

そう、言うと一誠が驚いたように

 

「今日、黄牙の誕生日だったのか!」

 

「まえ、話さなかったけ」

 

まえに、言ったような気がしたので言うと

 

「いや、初めて知ったよ」

 

と、言い返された

 

「あー、言ってなかったか、とりあえず今日誕生日パーティー来れるの?」

 

二人に確認のため聞くと

 

「俺は、行けるぜ」

 

一誠が言うと

 

「私も行けるけどプレゼントどうしよう」

 

「プレゼントはみんなで首飾り作ろうと思ってたんだけど、ダメかな?」

 

前から、みんなでなにか作りたいと思っていたから

 

「首飾り!良いねそれ、みんなで作ろう」

 

イリナが言うと一誠が

 

「みんなで作るの楽しみだな」

 

誕生日はみんなで首飾りを作ることが決定した

 

 

夕方

 

俺の誕生日パーティーを今から始めるのだが母さんが凄い張り切っている

 

料理の数が異常なほど多くて、今日だけでは、食べきれそうもない

 

パチッ

 

電気が暗くなった

 

どうやら始まるらしい、俺の誕生日パーティーが

 

「「「「パン」」」」

 

クラッカーが鳴り、クラッカーの紙が中を舞う

 

「「「「誕生日おめでとう 黄牙」」」」

 

今から、楽しい誕生日パーティーの始まりだ

 

 

全員が、俺におめでとうと言うと一斉に目の前にある料理に飛び付いた

 

「みんな、ちゃんと噛むのよ喉に詰まったりしたら大変なんだから」 

 

母さんは俺らが料理を食べるのを見て嬉しそうに語っていた

 

肉、スパゲッティー、ピザ、シチュー、肉、肉、肉

やけに、肉が多い気がするが、考え事をしていては、料理がなくなってしまいそうなので急いで食べ始めた

 

真ん中に、置いてあった肉を食べてみると

中から肉汁が溢れてきた、噛むと柔らかい肉の中から肉汁が出てき後から、ニンニク醤油の味が染みこんだ味がして旨い

 

旨い物を、食べているといつの間にか料理がなくなり

残るは、ケーキとプレゼントだけになった

 

「プレゼントタイム」

 

父さんが、プレゼントの箱を持ちながら宣言した

 

「プレゼントの中身は」

 

一体父さんは、なにを用意したんだろう

 

「最近話題のP4Sだ」

 

なっ、何だってぇぇぇ

最近発売されたばかりのあのP4Sだと

 

「いやー、これ買うのに苦労したんだよなー、店探してもどこも売り切れでたまたまよった電化製品屋で、売ってだんだよ」

 

これは、嬉しい

 

「ありがとう父さん」

 

そう、礼を言い早速開けようとすると母さんが

 

「まずは、みんなで首飾りを作るんでしよ」

 

そういい、首飾りを作るために必要な物を持ってきた

 

「じゃあみんな、首飾りをつくり始めましょう」

 

母さんが始めの合図を言うとイリナが

 

「黄牙のお母さんあの二つ作りたいけどいいですか」

 

と聞いてきたので俺の母さんは

 

「別に問題ないわよ」

 

そういい、首飾りを作る作業に入った

 

 

その後、何度も失敗しようやく完成した

周りのみんなはぐっすり眠ってしまっている 

 

「こんな、楽しい日常が永遠に続けば良いのに」

 

ポツリと藤村 黄牙は呟いた 

 

 

 

 

 




感想お待ちしております


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

引っ越し

誕生日パーティーをしてから、一週間がたった

 

今日もいつもに公園で、一誠達と遊ぶところだ

 

「行ってきまーす」

 

親に行ってきますと伝え公園に急いで向かおうとしたら

 

「帰ってきたら話がある」

 

父さんが話があるといってきたので

 

「分かった」

 

と返した

 

 

公園に着くと、いつものアスレチックのところに、一誠とイリナがいた

 

「おーい、二人とも」

 

二人に声をかけると

 

「ようやく来た」

 

「遅い」

 

「ごめんごめん」

 

二人で待たしてしまったので謝った

 

「うん、いいよじゃあいつものヒーローゴッコしよ。私ヒーロー役ね」

 

いつも、遊んでいるヒーローゴッコを始めようとしている

 

「あっ、ずりーぞヒーロー役ばっかり、たまには俺にもやらせろよ」

 

一誠が抗議するとイリナが

 

「じゃあ、じゃん拳に勝ったら譲ってあげる」

 

そう、言うと一誠が

 

「後悔しても知らないからな」

 

挑発をした

 

「じゃあ、始めるよ」

 

「「最初はグーじゃん拳ポン」」

 

 

イリナがグーで一誠がチョキだった

 

「嘘だろまた負けた」

 

そう、このじゃん拳はいままでに繰り返されてきた

 

「そう言えば黄牙はなんの役やるの?」

 

イリナが聞いてきたので俺は答えた

 

「王様役とかかな」

 

そう言うと一誠が

 

「王様役ってなんだよ」

 

聞いてきたので

 

「王様役はねヒーローの手助けをすることだよ」

 

言い返すと

 

「そのままじゃ俺だけ敵役じゃん」

 

一誠が言ってきたので

 

「大丈夫王様は戦わないから」

 

戦わないというとイリナが

 

「ダメだよ戦わなきゃ」

 

イリナが言ってきたので

 

「分かった、戦うよ」

 

こうして、戦いの火蓋が幕を上げた

 

 

一時間後

 

 

ハァハァハァ

 

三人とも息切れをしながら倒れていた

 

「はぁ~楽しかった。また遊ぼうぜ」

 

おれが呟いた

 

「うん、また三人で遊ぼうね」

 

イリナが言った

 

「そうだな、また明日遊ぼうぜ」

 

一誠が言うと

 

「「うん」」

 

俺とイリナは頷いた

 

それから俺は二人と別れ家に帰ると深刻そうな顔をした父さんがいた

 

「ただいま」

 

俺がいうと父さんが

 

「お帰り黄牙。お父さんね京都の方に転勤することになっちゃたんだよ」

 

転勤?

転勤と言う言葉に疑問を浮かべていると

 

「転勤って言うのわね移動って意味で京都に引っ越さなきゃならなくなったんだ」

 

引っ越しかいつすんだろな

 

「引っ越しっていつするの?」

 

俺が質問すると。お父さんが言いにくそうに

 

「明日」

 

と一言いった

 

「えっ明日、そんないきなり」

 

いきなり過ぎるだろ明日って

 

「すまないね黄牙。黄牙の友達ちさよならしなきゃいけないんだ」

 

そっか、俺が友達と要られなくなると寂しいと思ったから言いにくそうにしてたのか

 

「分かったよ、引っ越しちゃうって二人に言ってくる」

 

そう、父さんに宣言し二人の家に走って向かった

 

 

ピンポーン

 

 

「はーい」

 

まずは一誠の家に来た

インターホンを押した後待っていると一誠のお母さんが出てきた

 

「どうしたの、こんな時間に」

 

尋ねられたので

 

「一誠に話があって来ました」

 

一誠と話したいと言うと

 

「じゃあ、一誠呼んでくるわね」

 

と言い残し一誠を呼びにいき、数分後一誠が来た

 

「黄牙じゃん、どうしたんだ?」

 

「明日引っ越すことになったから、明日遊べなくなることを言いに来た」

 

「黄牙引っ越すの!」

 

驚いたように言ってきた

 

「ああ、京都の方に引っ越すらしい」

 

京都に引っ越すと言うとポカンとした表情で

 

「京都ってどこ」

 

と聞いてきた

 

「京都って言うのは、この町から遠くにあるところだよ」

 

そう答えると

 

「そっか、遠くに引っ越しちゃうのか、また遊べるよな」

 

そんな当然なこと言うなよな

 

「もちろん、遊べるさ」

 

こうして、一誠と別れイリナの元に向かった

 

ピンポーン

 

インターホンを押すと、イリナのお父さんさんがが出てきイリナと話したいと言うとイリナを呼びにいった

 

イリナが来た

 

「話って何、黄牙」

 

「明日引っ越すことのなっちゃってそれを言いに来た」

 

それを言うとイリナは驚いて

 

「明日引っ越しちゃうの?」

 

俺は頷き

 

「ああ」

 

と言った

 

イリナは戸惑いながらも

 

「じゃあ、私を忘れないようにこれあげる」

 

イリナが手を差し出し手に持っていたのは以前三人で作った首飾りの一つだ

 

「いいいのかこれ貰っても」

 

三人で作ったものでもったいないと思い聞いてみると

 

「その首飾りは余分につくっていおいた物なのだから忘れないようにあげるの」

 

余分に作っておいたのか成る程納得がいく

 

「分かったよこの首飾りは有りがたく貰っておくよ」

 

王の財宝から宝石を出しながら

 

「その代わりとしては何だけど、綺麗な石をあげるよ」

 

と首飾りをもらい宝石のルビーを渡した

 

「じゃあね、また今度。次遊ぶときはヒーロー役やらせてあげるから」

 

「うん、楽しみにしてるよ」

 

こうして、

ふたりに別れを済ませ次の日駆王市から姿を消した

 

 




皆さんは引っ越しどれくらいしたことありますか?

感想、お待ちしております


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

黒と白の猫

京都に引っ越してからもう、4年になる特に支障なく生活をしもう3年生だ

今日もボッチで家に帰宅をしている

 

「友達出来ね~」

 

この、藤村 黄牙はギルガメッシュの記憶を見て人間の愚かさを知っており愚かな人間を思いだし関わらないようにしていたため友達が出来なかったのだ。まあ本人は全く気にしていないが

 

「あ~、今日も授業疲れた学校ダリィ」

 

いつものように授業をし給食を食べ午後の授業をする変わらない毎日のループに飽き飽きしていた

 

 

「はぁ、何か起こんないかなぁ」

 

前の家にいたころ超上の力を手に入れたものの扱えず今使えるのは見たものの性質を見分ける真実の目だけである

 

「ニャァァァァ」

 

何処からか猫の悲鳴が聞こえてきた

 

「猫の悲鳴!」

 

藤村 黄牙は大のねこ好きであり、見つけた野良猫を片っ端から撫でて家にお持ち帰りしていく程の猫好きである

 

「猫の悲鳴だ助けにいかなくては」

 

猫の声を辿って猫の元に走っていった

 

町の裏角近くに行き

 

「確かここら辺に」

 

裏路地に入るとそこには太ったコウモリのような羽を生やした人間に白い猫と黒い猫が捕まっていた

 

「何をしている」

 

俺が言葉を放つと羽を生やした人間が驚いた表情をしたが直ぐに真顔に戻りこちらに喋ってきた

 

「何のようだ人間が」

 

言葉と同時に殺気を乗せ話してき

初めての殺気に黄牙は足を震わせてしまっている

 

「おっ、俺は猫の悲鳴が聞こえたから来ただけで」

 

足がすくんでおりながらもまだ捕まっている猫を見ると助けなければと言う思いが沸き上がり一歩踏み出した

 

「猫をそんなに乱暴に扱ったら可愛そうだろ」

 

相手に威嚇をするように一歩一歩近くずいていった

 

「こいつ馬鹿か人間風情が悪魔様に勝てる分けないのにな」

 

人間風情?ナメられたものだな俺はギルガメッシュの力を受け継いでいるんだ

 

「まっ猫を助けようとしたのが運の付きだな」

 

相手はこちらを殺すきだ、目の力だけでは勝てないあれを使う王の財宝を

悪魔の手のひらに高密度のエネルギー体が完成していた

 

「死ねぇ、人間」

 

俺の頭の中に言葉が浮かんだ

その言葉は宝具を扱うための呪文

 

後方に黄金の波紋が出現し黄牙は唱えた

 

「野蛮ですがこれも戦法の一つ。財宝とはこう使う物ですゲート・オブ・バビロン」

 

直後いく千物伝説の武具、宝具が悪魔に向けて掃射された

 

「なに、この力はいったい」

 

そう、言い残し跡形もなくこの世から消えていった

 

「ようやくちゃんと使えた」

 

初めて操れた証拠なのか体力を使いきってしまっている

 

「猫さんたち、怖くなかったか」

 

怪我がないか真実の目で確認をすると名前と種族が見えた

 

「猫又と黒歌に白音?」

 

出てきた情報を読むと目の前の二匹の猫がピクッと反応した

 

「そうか、これはお前たちの名前なんだな黒いほうが黒歌そして白いほうが白音ということか」

 

それが黒歌と白音の出会いだった

 

 




皆さんは白音と黒歌どっち派ですか?

誤字訂正などあったら宜しくおねがいします


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

黒歌と白音

二匹の猫を助けてから五年が経過した

最初は警戒してた物の最近では自分から膝にのってきたりしてくれるようになった

 

「ニャァァァ」

 

白い猫、白音が俺の膝にのって、じゃれてきている

 

「可愛いな白音は」

 

可愛いと呟くと白音はまるで言葉を理解したかのように手のひらをペロペロ舐めてきた

 

「くすぐったいよ白音」

 

白音とゴロゴロしていると黒い猫の黒歌が腹の部分に乗ってきた

 

「ニャァァァオ」

 

まるで撫でてくれと言っているように頭をこちらに向けてきた

 

「分かった撫でてやるから」

 

撫でると気持ちよさそうにしている

 

「やっぱりお前ら二匹は可愛いなぁ」

 

黄牙は白音と黒歌と過ごし出会ってから六年が経過した

 

今日も家の庭で黒歌と白音を待っているがいつまでたっても来ない

今まで来なかった日なんてなかったのに

 

「どうしたんだろう?」

 

そうして黒歌と白音が姿を消してから三日が経った

 

「おかしい、一体何処に行ったんだろう」

 

黒歌と白音を探しに外に出ていった

 

 

探しに外に出てから一週間たったがいまだに見つかってはいない

 

「クソッ」

 

一体何処に行ったんだ?まさかいつぞやの太った悪魔とか言う奴の仲間に連れ去られたとかじゃないよな

 

「ともかく、ここら一帯をもう一度探すか」

 

それから更に一週間たつがまだ猫更探しを諦めてはいなかった

市内一帯は全て回ったここまでいないとなるとやはり連れ去られてしまったのか

 

そこからの猫探しは市を超え一月たつ頃には県全体を探し終えていた

 

「クソッ、何でこんなに探しているのに見つからないんだ。拐われたかも知れないから怪しい組織とかも全て潰してきたのに」

 

一時的に探すのを諦め家に戻った

 

家に戻ると心配した顔で親が迫ってき喜ばれた後、何があったか説明を求められ小一時間ほど説教された

 

学校に行くと今まであまり関わりを持っていなかったクラスメイトがどうして一週間もいなくなってたの?など質問等されたが全て無視をした

 

久しぶりに初めて黒歌と白音と会った裏路地近くまでやって来た

 

「キャァァァァ」

 

女の子の悲鳴が聞こえた

 

「なんだぁ?」

 

ふと気になり声のもとえ行くとそこには狐のような耳を生やした女の子とその女の子を囲んでいる数人の男達がいた

 

「はぁ、なんでこう何でもかんでも巻き込まれるのかねぇ」

 

ため息混じりに愚痴を言いながらめんどくさそうに

 

「おい、何でそんなことしてるかしらねが、あんまり小さい子虐めんなよ」

 

こちらから話しかけようやく気がついたようで

 

「はぁ、貴様何様のつもりだ人間風情で?」

 

また、人間風情か。

前に、黒歌と白音を捕まえていたやつも似たようなこと言っていたな

 

「お前らも、悪魔とかなのか?」

 

前の時は悪魔と言っていたので今回はこちらから悪魔かと聞くと

 

「我々を悪魔なんぞと一緒にするな、我々はこの地に住む妖怪であるぞ」

 

悪魔の次は妖怪ときたか

 

「悪魔だろうが、妖怪だろうが知ったこっちゃないけど小さい子を誘拐するのは良くないなぁ」

 

妖怪だからってやっていいことと悪いことぐらいあるだろ

 

「ふん、遺言はそれで良いのだな人間」

 

そう、言うと妖怪達の手のひらにオーラ状のものが形成されていった

 

「そっちが殺す気ならこっちも本気でいかせてもらう」

 

黄牙の後方に黄金の膜が出来そこから幾つもの武具が妖怪達に向かって射出されていった

 

 ゲート・オブ・バビロン

「王の財宝」

 

気づいた時には妖怪達は体に数々の武具に貫かれ既に死んでいた




訂正誤字間違いなどありましたら指摘おねがいします


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

狐ッ子八坂 九重

女の子を追っていた男達を倒すと捕まっていた獣耳少女が怯えながらもこっちによってきた

にしても、獣耳かぁ、可愛いなぁこの子

現実に獣耳がいる筈もないと言う最初の考えを忘れ呆けていた

 

「あの、あ、ありがとうございましゅ//」

 

あ、噛んだ可愛いなぁ

尻尾をブンブン揺らしながら恥ずかしがってる可愛い

そう言えばなんで尻尾や獣耳なんて着いているんだ?

 

「えっと君は誰なんだい?何故追われていた。それにその、耳と尻尾は本物か?」

 

次々と疑問に思っていたことを全て言っていくと

 

「あ、あの一気に言われると判らないので1つずつ言ってください」

 

緊張しながらも言っているのか尻尾が落ち着きなく動いているのがまた可愛い

おっと、本題からずれてしまった先ほどの質問を一から聞かなくては

 

「えっと、まず君の名前は」

 ヤサカ  クノウ 

「八坂 九重です」

 

へ~、八坂 九重って言うんだ可愛い名前じゃん

 

「九重ちゃんって言うんだどうして九重ちゃんは追われていたのかな」

 

こんな小さい子が追われることなんて普通はあり得ない、となると貴族の娘とか特別な力を持っているとかなのかな?

 

「えっと、その、妖怪の長の娘だからとか言ってた!」

 

「妖怪の長の娘!」

 

妖怪って、マジでいんのかよそう言うの。そういやさっきの奴等も言ってたな、この地に住む妖怪だとかなんとか

 

「つまりそれは、君は妖怪で更にその長の娘だったから追われていたと」

 

「は、はい、そう言うことになると思います」

 

そうなのか、本当にいるんだな妖怪とかってこんな小さな子が嘘をつくはけないし

だがこれで耳と尻尾が本物かどうかの説明つくな

 

「九重ちゃんは一体何て言う妖怪なんだい?」

 

最後に妖怪と言う存在を知り最初に気になったことを聞いた

 

「わ、私は九尾です」

 

わーお、九尾ってあの有名な九尾?凄いね、まさかこのリアルの世界にそれもこんな可愛い子がいるってこれは現実か?

夢か現実かを確めるかのように自分の頬をつねっていると

 

「あの、助けて貰ったかわりに、わ、私の家で、お、お食事でもどうですか?」

 

いきなり食事に誘われた、どうしよう、いままでこう言うこと言われたことないんだよな

ま、誘われたからには乗るけど

 

「いいよ、それでいつ九重ちゃんの家にお邪魔すればいいのかな?」

 

「明日、今と同じ時間に八坂神社で良いですか?」

 

八坂神社か、そういや名前にも八坂ってあるし八坂神社が家だったりしてな

 

 

翌日

 

「ようこそおいでになさいました。藤村 黄牙様」

 

数人の獣耳と尻尾を生やした使用人のような妖怪たちに案内され九重の家八坂神社に入っていった

 




誤字間違いなどありましたら指摘おねがいします

感想よろしくお願いいたします


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

妖怪と宴

八坂神社の中に入るとそこは幾つもの襖が並んでおり一つ一つが大きな部屋となっており外からみたときとは違い予想外の広さだった

 

「広いな!」

 

神社の中だと思いもちょっと暗い感じだと思いきや部屋には一つ一つ大きなライトがあり、部屋によっては和風なのにシャンデリアが飾ってあったりした

 

「こちらになります」

 

使用人の人に案内されると目の前には豪勢な扉があり、使用人が扉を開けるとそこには着物を着た八坂 九重と着物を着て九本の尾を生やしている女の人が座っていた

 

「ようこそじゃ藤村 黄牙よ。ゆっくりしていくがよい

わしの名は八坂 九重の母八坂ともうす娘を救ってくれた恩だ存分に楽しんで行きなさい」

 

礼儀正しく頭を下げてお礼をされ

俺、こんなに感謝されることしたか、俺がしたことなんて追っていた奴を倒したぐらいだぞ

 

「本当にこんなにしてもらっていんですか?」

 

「勿論じゃ娘を救って貰って礼をしないとでもそんな無礼ではないぞ、我々は」

 

なるほど、自分の娘を救って貰ったから当然と言いたいのか

それならばしょうがないな遠慮なく楽しむとしよう

こうして妖怪達と藤村 黄牙の宴が始まった

 

 

「にしても、お主よく食べるのう」

 

目の前に出された高級食材の数々、あきらかに十人前はある量を一人で食べきろうとしていた

こんなに高級料理があって残す奴があるかって言うんだよ

 

「いえ、こんなに美味しいものですからつい、たくさん食べてしまいました」

 

「そう畏まるな別に怒ったりせえへん、よくそんなに食えるなと思っただけや」

 

全ての料理を食い終わると九重が近ずいてき

 

「こないだは助けて頂いてありがとうございます」

 

この間の噛み噛みの感謝とは違い一字一句噛まずに感謝された

 

「そんなに何度も感謝すんなってこっちだって恥ずかしいだろ」

 

照れて九重の頭を撫でた

 

「ハゥ///」

 

撫でたら尻尾が立ち顔がみるみる紅くなっていった

これは不味いんじゃないか、惚れたとか言われても責任は取れないぞ

 

「あ、ありがとう//」

 

何故か感謝された

 

「それよりも、あんたらに聞きたいこの世界は一体何なんだ?悪魔だとか妖怪だとか空想状の生物がいるなんてどうなっているんだ?」

 

それは初めて妖怪と会ったときからあった疑問いや、初めて悪魔と遭遇したときにはすでに疑問には残っていた

 

「なるほど、そなたはこの世界に悪魔や妖怪は存在しないと思っていたのじゃな。

残念ながらそれは違う悪魔や妖怪は存在しておるし天使や堕天使それにドラゴンだっておる

それにお主だって力を持っているであろう?」

 

天使や堕天使にドラゴンまで居んのかよそれに力?ああ、王の財宝や真実を見透す目のことを言ってるのだろう

 

「まあ、持っているいるがそこまで特別と言う訳でもないぞ」

 

「そんなわけおるか、お主が倒した妖怪達は一様幹部一歩手前の上位の妖怪だぞ、それを一撃で凪ぎ払ったと聞いた、そこいらの神器使いとは格が違う」

 

え、あの九重ちゃんを追っていた妖怪達ってそんなに偉い立場の妖怪だったのか、それに

神器使いとは一体なんだ

 

「その、神器使いってのは一体何人位世界に居るんだ?」

 

「知らん」

 

「えっ」

 

「だから知らんと言っておる、世界中にいったいどれ程の人間が住んでいると思っている」

 

つまりは、多すぎて解らないほど要ると言う訳か

 

「あっ、そいえば話は変わるんだが二匹の猫は知らないか?黒い猫と白い猫なんだが」

 

「黒い猫と白い猫?何じゃそやつらは妖怪か?妖怪でないのなら知らん」

 

やはりここでも解らないか一体何処へ行ってしまったんだ黒歌に白音

 

「分かった、ありがとう今夜は宴楽しかったよ。またいろんなこと知りたいし個々に来るね」

 

「もう行ってしまうのか、また何時でも来るが良い九重が楽しみに待っておるからな」

 

「ああ、そうするよ」

 

 

こうして俺は悪魔や妖怪等と言った異常の存在を知り、五年の月日が流れた

 

俺の名は藤村 黄牙今年で高二なる英雄王ギルガメッシュの力を継ぐ人間だ

高校生になってから九重に口調変わったねと言われたが多分俺の中にいるギルガメッシュのせいだな

今は俺の引っ越しの準備をしている

何処に引っ越すかって?戯けどもが駒王市に決まっているだろう

勿論一人でだ

久しぶりに行く駒王市だ楽しみで仕方がない

あいつらは元気にしているかな?

まあ、ともあれ今は親と妖怪達(九重と八坂母)に見送られ京都を出るところだ

 

「元気にしてろよ黄牙」

 

「ちゃんとご飯食べるのよ黄牙」

 

えぇい、静かに見送ることは出来んのか家の親は

 

「早く帰ってきてね」

 

「あっちでも頑張りな~」

 

「あぁ、では行ってくるぞ」

 

こうして藤村 黄牙は駒王市に向かっていった




八坂九重の母親の名前って何て言うんでしたっけ
後、次回から本編入ります

感想よろしくお願いいたします


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

旧校舎のディアボロス
転校生


駒王市に引っ越し俺は自分の住む家に居るんだが

 

「なんだこの、人外魔境の地は人間じゃない奴多すぎだろ」

 

俺は子供のころこんな所に住んでいたのか、よく無事だったな

一体何人の悪魔とかが居るんだか

 

「まあ、とりあえず明日から学校だからな、万全の支度をしなければな」

 

明日から行く学校、駒王学園だったかどんな奴に会えるか楽しみだ

 

 

 

翌日

「ほう、個々が駒王学園か、なんと言うか悪魔臭い学園だな」

 

それもその筈この学園は悪魔が管理している土地にある学園なのだから

 

「ま、俺に害さえなければ関係の無いことだがな」

 

校門を潜るとまず職員室に向かい担任の先生に会い挨拶のため教室に向かった

教室の外で待って合図をしたら入ってこいとのことだ

 

「え~、今日から入る転校生を紹介するぞ」

 

先生が転校生の話をすると教室じゅうが騒ぎだし男か女かの質問も聞こえた

残念俺は男だ

 

「転校生入ってきなさい」

 

合図を受け俺は教室に入っていく

教室に入るとまず男どもが残念がった顔を見せ、女どもが喜んでいるように見えた

教卓にたどり着き、黒板に自分の名前を書きながら挨拶をした

 

「俺の名は藤村 黄牙だ短い間だがよろしく頼むぞ」

 

若干上から目線で挨拶をすると

窓側の席で残念がっていた一人の生徒が

 

「アーーーーーーー!」

 

こちらを指差し叫びだした

 

「お前本当に藤村 黄牙か?」

 

いきなり本人確認をされた

 

「当然だ正真正銘俺が藤村 黄牙だが、貴様は誰だ?」

 

男は俺が藤村 黄牙であることに驚きながも名を名乗った

 

「俺は兵藤 一誠だよ。ほら昔よく遊んだろ」

 

あー、そんな奴いたな昔のこと過ぎて忘れてたわ

 

「紫藤 イリナはいないのか?」

 

「お前が引っ越してから直ぐに外国行っちまったよ」

 

「そうか」

 

なんだイリナは引っ越したのか

一誠と会話をしていると周りの女子どもが気になったようで質問をしてきた

 

「あの、黄牙君はこの野獣と知り合い何ですか?」

 

野獣?何故一誠が野獣なのだまあいいか

 

「まあ昔の知り合いではあるがそこまで仲が良いと言うわけでもないぞ」

 

「おい、黄牙昔は俺と仲良かったじゃん」

 

「今は今昔は昔だ」

 

「ほんと、変わったな黄牙」

 

そこまで変わっか俺は俺からすれば余り変わったとは思わないんだがな

 

「お前ら、静かにしろまだHR中だぞ、黄牙も席に座れ、席は丁度空いてる兵藤の後ろだ」

 

こうして藤村 黄牙の学校生活が始まった

 

 

昼休み

 

「黄牙一緒に飯食おうぜ」

 

「いや俺はいいや行かなきゃいけない場所あるし」

 

「そっか、じゃあ今度な」

 

さて、行きますか猫達の要るところへ

俺はこの学園に入った時すぐに気ずいた、所々猫がいることに

こうして昼になる校舎裏に集まっている猫に餌を上げようとしてるのだ

 

「ほら、餌だぞお前ら」

 

餌を上げようとすると数匹の猫がフゥゥゥゥゥと全身毛を立て警戒をしてきた

まっそりゃ初めて会った奴だもんな警戒するよな

 

「そんなに警戒すんなって、何もしやしねえよお前らに飯をやるだけだ」

 

俺が餌を上げようとしていると

 

ガサッ

 

人が来た、出てきたのは銀髪で小柄の少女で小学生のような身長の子だった。俺が居たことに大層驚いた顔をしたがすぐ真顔に戻り猫の元に行き猫に餌をやっていった

 

「なんだ、ちゃんと餌は貰っていたのかなら俺は必要ないな戻るか」

 

ここに居てももう意味ないからな

教室に戻ろうとすると餌をやっている小柄な少女が話掛けてきた

 

「貴方は誰ですか?」

 

直球だな

 

「あ、あぁ俺の名は藤村 黄牙だ。よろしくな少女よ」

 

俺が名を名乗ると先程より大層に驚きながら言った

 

「私は搭乗 小猫です。なぜ猫達に餌を上げようと?」

 

「そんなもの決まってるだろう、俺が猫好きだからだ」

 

「そうですか」

 

俺が猫好きと聞いた瞬間どこかで懐かしいそうな顔をしていた

これが搭乗 小猫との初めての出会いだった

 

翌日

学校にて一誠に呼び出された

まったくなんの用だと言うんだ

 

「黄牙俺に彼女が出来た」

 

「ハァ!」

 

一誠に彼女が出来た

 

 




ようやく本編に入りました

ネタバレになりますが黄牙は死にません

感想などありましたらよろしくお願いいたします


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

堕天使との遭遇

一誠に彼女が出来た、そして自慢をしてきた

ウゼェ、さっきから一誠の彼女らしき黒髪清楚系女子のような写真をちらつかせて一発殴ってやろうか

 

「なあ、黄牙は彼女出来た事あるのか?」

 

「無いが」

 

ないと宣言した瞬間勝ち誇った顔をしてピースをしてきた

よしウザいから取り敢えず数発殴るか

 

ドカッバキッ

 

「調子に乗りすぎました」

 

ムカついて数初殴ると大人しくなった

 

「で、その彼女の名前は何て言うんだ?」

 

「あぁ、天野 夕麻ちゃんって言うんだ」

 

「天野 夕麻か、どうして告白された?」

 

「歩道橋渡ってる所、一目惚れですって言われて」

 

うわー、スゲー怪しいな、まあ当の本人が嬉しそうなら別に構わんのだが

 

「それでな、明日デートする事になったんだよ、どうすれば良いか分からなくて色んな奴に聞こうと思ってもどうせ誰も信じやしないだろうし」

 

嬉しそうに話しているが聞いてるがわからすりゃ、ウザいだけだなこりゃ

 

「で、どんなことを聞きたいんだ」

 

「どこに行けば良いかとか何を着ていけば良いかとかかな」

 

「そんなもん知らん、もっと経験豊富な奴に聞け」

 

ま、俺の中にいるギルガメッシュは経験豊富だけどな、最近出てこないんだよな

 

「ちぇ、解ったよ自分で考えとくよ」

 

デートの結果が楽しみだ

 

 

デートした次の日

 

「おい、一誠デートの結果はどうだったんだ」

 

俺が天野 夕麻とのデートの結果を聞こうと話を出すと

 

「黄牙、お前は覚えてるのか?」

 

「何を言っている一誠貴様がデートの前日に散々言ってきたではないか」

 

あんな何回もしつこくな

 

「それがおかしいんだよ皆夕麻ちゃんのこと忘れっちゃてるし、夕麻ちゃんの連絡番号だって消えてるんだ。写真だって」

 

「ほう」

 

記憶操作か、なんとまあきな臭くなってきた、それに一誠のこの気配、悪魔になったな

 

「まあ、ドンマイとだけ言っておく」

 

「そ、そんな~」

 

こうして一誠との会話を後にした

何か嫌な予感がするな今日の夜は一応、町を見廻りでもしておくか

 

 

夜…

嫌な予感がすると思い夜の町を巡回していると

 

目の前の公園付近で結界が展開されるのが見えた

 

「結界だと、それも人避けの結界、面白そうではないか」

 

まるで新しい玩具を見つけたような顔で結界に向かっていった

 

 

その頃結界の中では

 

腹を光に貫かれている兵藤 一誠と羽の生えたおっさんがいた

 

「痛ぇ」

 

なんだよこれ夕麻ちゃんの時はこんな痛みなんて

 

「存外丈夫だな、なに心配するな次は殺す」

 

おっさんが一誠に再度光を放とうとすると

何処からか声が聞こえてきた

 

「ほう、まさかこのような所に堕天使が要るとはな、それも俺の友を殺そうとしているときた、そこのカラス死ぬ覚悟は出来ているだろうな」

 

一誠が振り向くとそこには大剣を持った黄牙が立っていた

 

「このような所で這いつくばって何をしているのだ一誠」

 

「うるせえ、こっちは死にかけてんだよ見てないで助けろよ」

 

「ならばこれは貸し一つだ」

 

貸し一つと言うと一瞬で羽の生えたおっさんの後ろに回り込みその首を大剣で断ち切った

 

「な、キサマ」

 

首を断つとようやく気づいたように言ったがその頃には胴体には首が付いていなかった

 

「興醒めだな此処まで弱いとは」

 

つまらなそうにため息を吐いているとタイミングを見計らったかのように紅い髪をして駆王学園の制服を着た女子生徒が近づいてきた

 

「貴方は何者?」

 

「礼儀のなっていない奴だな人に名乗って貰いたいのならまずは自分から名乗るものだろう」

 

「それもそうね、私の名前はリアス·グレモリーよ、私が名乗ったのだから貴方も名乗りなさいよ」

 

偉そうだなこのアマァ

 

「俺の名は藤村 黄牙だが一応駒王学園の生徒だ」

 

「そうなの、貴方みたいな人間私は知らないのだけれども」

 

「当然だ悪魔が、最近転校してきたばかりだし常日頃力を使うわけではない」

 

少し挑発染みた言い方をすると

 

「知ってたのね、この学園に悪魔が居ること」

 

「当然だ、それとこれ以上此処で長話をするなら明日にしてくれないか怠いんだが」

 

正直そろそろ見たいアニメが始まるから早くしてほしい

 

「わ、解ったわ、そうしましょう、明日の放課後に使い送るわね。それとそこの一誠は私が家まで送っておくわ、傷とかも癒さなくてはならないし」

 

「勝手にしろ」

 

これがリアス·グレモリーとの出会いだった

 




最近受験勉強であまり書く暇が無いんですよ、これから少し投稿遅れるかも知れませんがご了承下さい

誤字指摘感想などよろしくお願いいたします


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

グレモリー眷属達

すいません投稿遅れました


堕天使の男を撃退して次の日の放課後、俺はリアス・グレモリーの言っていた使いが来る前にリアス・グレモリー達が要るであろう旧校舎に向かっていた

 

「まあ、要るとしたら此処だろうな」

 

旧校舎に入りオカルト研究部と書かれた看板の部屋に入ると、そこにはソファーに座りお菓子を食べている小猫の姿がいた

 

「この間、猫に餌を与えていた貴様か」

 

俺が部屋に入りそう呟くとこちらを二度振り返り驚きながら聞いてきた

 

「なぜ貴方がオカルト研究部に!」

 

「何故だと、そんなものリアス・グレモリーに呼ばれたからに決まっているであろうでなければこんな所に来るわけなかろう」

 

小猫と会話をしていると奥から黒髪のポニーテールの女性が出てきた

 

「あらあら、まだ木場君には向かわせてはないのだけど」

 

「使いなど回さなくてもここに来るなど容易いことよ。それよりもリアス・グレモリーは何処だ呼び出した本人が居ないなど話にならんぞ」

 

先程から閉まっていた部屋のドアが開き中からバスタオル姿のリアス・グレモリーが出てきた

 

「もう来てたの、でも木場と一誠が見当たらないんだけど」

 

「使いと言う奴は置いてきた、兵藤の案内だけで十分だろ。それに前から旧校舎に要ると言う事は分かっていたからな」

 

人避けの結界に異様な気配それに此処だけ魔力の反応だ、これだけあれば誰でも分かるだろう

 

「部長連れて来ました」

 

後ろを振り向くと木場 祐斗と兵藤 一誠が扉から入ってきた

 

「あ、黄牙お前先に来てたのか」

 

「まあな、場所を知っていたから先に来ていただけだ」

 

「成る程、黄牙君はこの場所に要ると確信していたんだね」

 

まあ、怪しすぎるからな

 

「それよりも俺と一誠を何故此処に呼んだ」

 

「そうね、先ずはあなた達をこのオカルト研究部に歓迎するわ悪魔としてね」

 

「ほう、悪魔としてか、つまり此処に要る俺以外の奴は悪魔と言うことか?」

 

「えぇ、そうね貴方以外は皆悪魔よ」

 

「やはりな、悪魔としてだろ、なら俺は人間だ帰らしてもらう」

 

俺が帰ろうとドアに手を掛けるとリアス・グレモリーが扉に手をかけ帰さないように扉を閉めた

 

「なんの真似だリアス・グレモリー」

 

「そうね、貴方は人間なのに堕天使を倒す程の実力を持っているから、そう簡単に野放しに出来ないのよ」

 

「そこで貴方にお願いがあるの、私の眷属になりなさい」

 

驚いたこんな馬鹿げたことために俺を連れてきたと

 

「ククッ、フハハハハハハ」

 

「あら、何が可笑しいのかしら別に悪いことでは無いんじゃないのお金だって、場合によっては土地だって手に入るのよ」

 

土地や金で俺を釣ろうとしたのが間違いだったな

 

「金や土地だとそんなもの要らん金なら困らないほどあるしそれに土地何て要らん。それに悪魔事態俺は嫌いだからな」

 

ギルガメッシュの記憶を見て土地の経営が難しいのは良く解ったからな

それに悪魔だと俺が京都に居たとき面倒を見ていた黒歌と白音を襲った悪魔を好きになれとそれこそ無理な話だ

 

「まあ、そう言うことだ、では俺は帰る」

 

「ちょっと待ちなさい」

 

最後に何か聞こえた気がするが俺は気にせず旧校舎を出て家に向かった

 

 




感想等ありましたらお願いいたします


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 10~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。