弾叫黙示録みほ (マイネームムーン)
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みほ 借金

ジリリリリリリリ!

 

朝6時、目覚まし時計が鳴り響く

 

「う~ん」 ガチャ!

 

無理やりにも眠たそうに目覚ましを止める

 

「,,,,,,,,,,,,」

 

一人暮らしを始めていたみほは、一人で着替え、急ぎ学校に向かう

 

沙織「おはよう!みぽりん!」

 

華「おはようございます、西住さん」

 

麻子「,,,,,,,,眠い」

 

みほ「あれ?秋山さんは?」

 

華「そういや見ていませんね,,,,」

 

沙織「先に行ってるんじゃない?」

 

沙織「そんなことより早くいこ!」

 

みほ「うん!」

 

いつも通りの友達、いつも通りの登校

いつも通りの1日,,,,,,,,のはずだった

誰かのある一言でみほの人生が壊れることとなる。

それは生徒会室に呼ばれたことである。

 

コンコン みほ「失礼します」

 

杏「開いてるよ~」

 

みほ「何でしょうか?」

 

杏「いきなりで悪いんだけどね,,,,」

 

杏「退学になったから」

 

みほ「!!!」

 

いきなりの退学宣告に驚くみほ

それもそうだろう、いきなりの退学宣告で

驚かないのが逆に不思議だ。

 

みほ「何でなんですか!」

 

杏「いや~理由がね,,,,」

 

杏「みほちゃん、まほさんを知っているよね?」

 

みほ「そりゃ知ってますよ」

 

みほ「お姉ちゃんだから」

 

みほ「そのお姉ちゃんがどうかしたんですか?」

 

杏「今、行方不明なんだよね」

 

みほ「そんな!」

 

とても驚いた

いきなり退学かつ、お姉ちゃんの行方不明で

頭が混乱していた。

しかし、さらに追い討ちをかけるように、更なる混乱を追加してくる。

 

杏「あとさ?まほさんに何か書かされたことある?」

 

みほ「そういえば!」

 

みほ「お姉ちゃんがいきなり来て、」

 

みほ「ここに名前を書いてと言われて」

 

みほ「名前を書きました」

 

杏「その内容わかる?」

 

みほ「わかりません,,,,何か分からない言葉が並んでいました」

 

杏「そうか~、ヤバいね」

 

杏「その~まほさんね,,,,借金してんのね」

 

杏「その借金したまんま行方不明になっちゃったのね」

 

そして杏は、ここから言葉を強くして言った

 

杏「それでね~ここからが本当の理由なんだけどね」

 

杏「みほちゃんがサインしたそれ」

 

杏「保証書なんだよね,,,,」

 

みほ「え,,,,何ですかそれ?」

 

杏「借金しているにもかかわらず、行方不明になってしまったら」

 

杏「その借金を肩代わりするとゆう証明書になるんだ,,,,」

 

みほ「つ,,,,つまり」

 

杏「まほさんが借金した750万を」

 

杏「あなたが受け持つことになっている」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「え,,,,ちょっと待って下さい」

 

みほ「いくらでしたっけ?」

 

杏「750万」

 

みほ「桁間違ってません?」

 

杏「間違っていたらいいんだけどね~」

 

杏「間違っていないんだな~これが」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「そ,,,,そんな,,,,」

 

みほ「待って下さいよ!なんで私何ですか!」

 

杏「だってサインしちゃっているもん」

 

みほ「どうにかできないんですか?」

 

杏「私には何もできないよ」

 

みほ「,,,,どうしてもですか?」

 

杏「どうしてもだね~」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「どうしよう,,,,」

 

みほ「こんな大金払えるわけないし」

 

みほ「さすがに友達にも借りれないし,,,,,,」

 

みほ「私、もう人生終わっちゃったのかな,,,,」グスッ

 

杏「まだ終わってないよ」

 

みほ「,,,,え?」

 

杏「ちょっとした提案なんだけどね」

 

杏「借金返せる方法教えてあげるよ」

 

杏「ちょっとよろ~」パンパン

 

黒服「はい」ザッザッ

 

みほ「えっちょっそれって,,,,!」ウグッ

 

みほ「どうゆうこと,,,,ですか,,,,」バタン

 

みほはそこで倒れた

意識がなくなる瞬間に声が流れてきた

 

 

 

 

杏「簡単だよ」

 

杏「働くんだよ」

 

杏「地下で」

 



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みほ サイコロをふる 1

この地下強制労働施設でまさかの優花里に出会う!

そして自分と同じ理由でここに来たことを知る

「出たいですよね!」

そしてt優花里がサイコロを出し始め,,,


倒れてから数時間後、そこは

借金を返せなると、無理やり連れてこられる

地下強制施設だった。

みほはそこで働くこととなる。

みほにとってそこは地獄でしかなかった。

でもそこで衝撃的な出会いをする事となる

その出会いとは,,,,

 

 

みほ「よいしょ、よいしょ、」

 

みほ「あっ」ドサッ!

 

監視人「コラァ!何休憩してんだ!さっさと拾って歩け!」

 

みほ「はっはい!」

 

ウーウーウー

 

監視人「はい!今日は終わり!」

 

ワーオワッター

 

 

 

みほ「はぁー、疲れた,,,,」

 

みほ「いつまで続くのかなぁ,,,,」

 

みほ「もうやだよぁ,,,,」

 

意識を失い、実に3日がたっていた

そしてみほはずっと働きづくめだった

 

トボトボ

 

 

ドンッ

 

 

?「ちょっと、いたいじゃないですか!気をつけて下さいよ!」

 

みほ「ご、ごめんなさい!」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「,,,,,,,,!!」

 

みほ「秋山さん!」

 

優花里「,,,,西住殿?!」

 

みほ「秋山さんもいたんだ,,,,!」

 

優花里「どうして西住殿がここに?」

 

みほ「お姉ちゃんの借金が私に来てね,,,,」

 

みほ「750万払うことになったんだよ,,,,」

 

みほ「それでここにきたの」

 

優花里「実は私も同じ理由です」

 

優花里「お父さんが借金抱えたまま行方不明になりまして」

 

優花里「お母さんも今入院中で」

 

優花里「それで私に保証人がまわってきまして」

 

優花里「今の状態です」

 

みほ「いくら借金あるの?」

 

優花里「2000万円あります」

 

みほ「そんなに,,,,!」

 

優花里「でもいつか出れますよ,,,,多分」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

優花里「そうだ!今自由時間なんで」

 

優花里「ここら辺案内しますよ!」

 

みほ「場所わかるの?」

 

優花里「ちゃんと探索済みです!」

 

みほ「あはははははは,,,,」

 

 

 

こうして秋山優花里と出会い、自分と同じ状況で

あることを知る。そして順調に探索が進んでいき、

夜になり、自室に戻って行った。

このときみほは友達に会えて安心していた。

 

 

班長「みんな注目~」

 

班長「今日はみんなお待ちかね給料日です!」

 

みほ「!!!!」

 

みほ「給料日?」

 

班長「あっもしかして初めて?」

 

みほ「はい,,,,」

 

班長「そんなに緊張しなくていいよ」

 

班長「はいっ西住さん」サッ

 

みほ「あ、ありがとうございます,,,,」

 

みほ「中身なんだろう?」ペラッ

 

みほ「!!」

 

みほ「9万円?!」

 

班長「あっそれはペリカといってね」

 

みほ「ペリカ,,,,ですか?」

 

班長「そう、ここだけの貨幣ってところかな」

 

班長「ちなみに価値は日本円の十分の1だから」

 

班長「実質、9000円かな」

 

みほ「そうですか,,,,」

 

みほ「ところでこれはどこで使うものですか?」

 

班長「近くの売店でいろんなものが買えるよ」

 

みほ「わかりました、」

 

班長「あいよ~」ガチャ

 

優花里「西住殿!」

 

優花里「ちょっとこっち来て下さい!」

 

みほ「何?」テクテク

 

優花里「給料もらいましたか!」

 

みほ「うん、まぁ」

 

優花里「ところで西住殿、」

 

優花里「ここから出たいと思いませんか?」

 

みほ「いきなりどうしたの?」

 

優花里「思いますよね!」

 

みほ「いきなりだなぁ,,,,そりゃでれるのなら出たいけど」

 

優花里「じゃあ出ましょう!」

 

みほ「どうやって?」

 

みほ「入口も頑丈な扉でしっかり閉ざされているし」

 

優花里「脱走するのではありません!」

 

優花里「借金を帳消しにするのです!」

 

優花里「これで!」コロコロッ

 

みほ「サイコロ?」

 

優花里「いや違います」

 

優花里「チンチロリン!」

 

優花里「略してチンチロです!」

 

続く




まだ続く予定です


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みほ サイコロをふる 2

この地下強制労働施設で、優花里と出会う。

そしてチンチロをやる?とみほに迫ってくる。

みほは全く意味がわからなかった,,,,

 

みほ「チンチロ?」

 

みほ「何?それ?」

 

優花里「サイコロを3つ使って」

 

優花里「出た目で勝敗を決める」

 

優花里「あとこのペリカも賭けます」

 

優花里「いわばギャンブルです!」

 

みほ「でもそれって私達やってはいけないんじゃ,,,,」

 

優花里「今はそんなこと気にしてられません」

 

優花里「しかもここはこのサイコロを使った」

 

優花里「チンチロとゆうギャンブルだけが」

 

優花里「夜のみ許されるのです!」

 

みほ「ちょっと待って下さい!」

 

みほ「でも勝つ確証なんてないですよね,,,,」

 

みほ「ましてや9万ペリカだけでは,,,,」

 

優花里「その辺は安心してください!」

 

優花里「お金ならここにあります」ドサッ

 

みほ「こんなに,,,,!」

 

優花里「100万ペリカあります」

 

優花里「ずっと貯めたり、もらったりしていました」

 

優花里「これで勝負してここを出ましょう!」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「うん!」

 

みみほ「,,,,,,,,」

 

みほ(少し前に消えたのに)

 

みほ(なんでこんなに持っているんだろう?)

 

みほはなぜこんなにペリカがあるのかが疑問に思っていた。

でもみほはだいたい予想はついていた。

 

すると、優花里が班長のところに向かっていった。

 

優花里「班長さん」

 

班長「どうした、優花里」

 

優花里「今日の10時、賭博をやる権利をもらえますか?」

 

班長「おう、やろうじゃないか!」

 

優花里「じゃあ、やる人を集めてもらえませんか?」

 

班長「わかったよ」

 

班長「楽しみにしてるぜ!」

 

優花里「はいっ!」

 

そして班長は去っていった。

 

優花里「それじゃ、10時まで待ちましょう!西住殿!」

 

みほ「うん」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

みほ(そんなに馴染みがあるんだ、チンチロって)

 

みほ(ここにいたら私も馴染めるのかな,,,,)

 

みほ(,,,,,,,,)

 

みほは考えながら、10時になるのを待った

 

 

 

こうして、夜の10時になったころ

皆が寝静まるなか、

あるひとつの個室に集まっていた。

無論、優花里達もそこにいた。

 

班長「それじゃあ始めようか」

 

班長「私はB班班長の川下だ、よろしくね」

 

みほ「はいっ!」

 

川下「君たちは初めてかな?」

 

優花里「私はやったことあります」

 

みほ「私は全く,,,,」

 

川下「わかった、じゃあルールを説明しよう」

 

川下「このサイコロを使うのは知っているかな?」

 

みほ「はいっ、サイコロを3つ使って、出た目を競うものですよね?」

 

川下「そうそう、わかっているじゃないか」

 

川下「じゃ、ここだけのルールを説明しよう」

 

みほ「ここだけのルール,,,,ですか?」

 

川下「そう2つあるんだよ」

 

川下「じゃいくよ」

 

優花里「はい!」    みほ「はいっ!」

 

川下「じゃ、1つ目」

 

川下「親は二回まで!」

 

優花里「二回ですか?」

 

みほ「親,,,,,,,,って何ですか?」

 

川下「あぁ、これはいってなかったね」

 

川下「このチンチロは親と子に分かれてね」

 

川下「子が親に賭けて勝負するんだ」

 

川下「この説明のついでにもう1つ独自のルール」

 

川下「二つ目!親のそう取りは無し!」

 

みほ「そう取り,,,,ですか?」

 

川下「そう、あとで見せる表にもあるんだけどね」

 

川下「これがありだと、親が強い目を出した時点で」

 

川下「終わってしまうことがおきるんだよ」

 

川下「それを防ぐためにそう取りは無し」

 

川下「皆平等にいきたいからね」

 

優花里「優しいですね」

 

川下「これで説明は以上だ」

 

川下「そしてこれが」

 

川下「強い目の一覧だ!」ドンッ!

 

そこに書いてあるのは、サイコロの目が書かれた用紙だった。

どうやら、3つある内の二つが同じになり、余った1つの目で、

勝敗を決めるらしい。他にも当たれば三倍付けのシゴロや、

逆に三倍返しのヒフミなどがあった。

でもみほはそこは見ていなかった。見ていたのは、

目の中で一番強い目、1のゾロ目,,,,ピンゾロ5倍付け

みほのなかで何かが走った気がした

 

川下「それじゃやってみようか」

 

川下「僕を楽しませてくれよ」ニヤッ

 

 

続く

 

 




話しが長くてすみません,,,,

まだ続きます,,,,


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みほ サイコロをふる 3

班長である川下からの説明を受け、

チンチロをやることとなる西住達、

それが西住達にとって、

運命の分かれ道とも知らずに,,,,

 

川下「それじゃ始めようか」

 

川下「まぁ最初だから私が親をやろう」

 

川下「さぁ!張ってくれ!」

 

ドサッ

 

ドサッ

 

 

優花里「どうします?西住殿?」

 

みほ「様子を見ます」

 

川下「ほう、千ペリカか」

 

川下「まぁ最初だから仕方ないか」

 

川下「じゃ、振っていこう」

 

川下「ほい!」カラカラッ

 

川下「あぁ~1か、これは負けたね」

 

川下「じゃ、次、秋山さんね」

 

優花里「はいっ!」

 

優花里「そや!」カラカラッ

 

優花里「出目は五ですか、」

 

優花里「次ですよ、西住殿!」

 

みほ「うん」

 

みほ(五以上の目が出れば私の勝ち,,,,)

 

みほ「いきます,,,,!」

 

みほ「エイ!」カラカラッ

 

みほ「!!」

 

優花里「!!!」

 

川下「君,,,,なかなか運あるね~!」

 

出目は,,,,,,,,シゴロ二倍付け

ここから回っていったが、

シゴロを越える目は出なかった。

 

みほ「や、やった!」

 

みほ「千ペリカ増えた,,,,!」

 

優花里「良かったですね!西住殿!」

 

川下「すごい運だね!」

 

川下「初めての振りがまさかシゴロとは,,,,」

 

川下「あっぱれだね!」

 

みほ「あ、ありがとうございます,,,,」

 

川下「さぁ!誰か親をやる人はいるかい?」

 

優花里「私がやります!」

 

優花里「さぁ、どんどん張って下さい!」

 

 

ドサッ

 

 

ドサッ

 

 

みほ「,,,,,,,,」ドサッ

 

優花里「!!!」

 

川下「!!まさか一万ペリカ張るとはね~」

 

川下「じゃ、私も張りますか」ドサッ

 

川下「二万ペリカ」

 

優花里「そ、そんなに張られるんですか,,,,」

 

優花里「まぁ、いいでしょう!」

 

優花里「私、いきます!」カラカラッ

 

優花里「出目は4ですか,,,,」

 

優花里「微妙ですね,,,,」

 

優花里「次、班長さんです」

 

川下「はいよ」

 

川下「,,,,,,,,」

 

川下「潰してやるよ」ボソッ

 

優花里「え?」

 

カラカラッ

 

みほ「!!!」

 

優花里「!!」

 

川下「いい目だね」

 

優花里「シゴロ,,,,,,,,」

 

優花里「二万ペリカですよね?」

 

川下「そうそう」

 

優花里「はいっ」スッ

 

川下「ありがとう」

 

そうしてどんどん回っていき、

ついにみほの番が回ってきた。

 

みほ「,,,,,,,,」

 

 

カラカラッ

 

 

みほ「1,,,,,,,,」

 

川下「残念だね、じゃあこれはもらうよ」

 

みほ「,,,,すみません」

 

川下「どうした?」

 

みほ「聞きたいことが二つあるんですが、いいですか?」

 

川下「あぁ、別にいいが,,,,」

 

みほ「じゃあ1つ目」

 

みほ「外に出る方法ってありますか?」

 

川下「まぁあるとしたら」

 

川下「この1日外出券を使うことぐらいかな?」

 

川下「ちなみに一枚50万ペリカだよ」

 

みほ「わかりました」

 

みほ「次、二つ目」

 

みほ「このチンチロは掛け金に上限はありますか?」

 

川下「!!!」

 

川下「なぜそれを聞く?」

 

みほ「疑問に思っただけです」

 

優花里「だ、大丈夫ですか?西住殿」

 

みほ「秋山さん」

 

みほ「今は黙って下さい」

 

優花里「!!!」

 

みほ「で?どうなんですか?」

 

川下「別にないが,,,,」

 

みほ「わかりました」

 

みほ「ちょっとだけ待って下さい」

 

みほ「秋山さん」

 

みほ「ちょっと来て下さい」

 

 

 

~トイレ~

 

 

 

優花里「今ある金を全部出してくれ,,,,ですか?」

 

みほ「そう」

 

優花里「ちょっと待って下さい!」

 

優花里「勝つ確証はあるんですか!」

 

みほ「なかったらこんな事言わないですよ?」

 

優花里「西住殿!どうしたんですか!ちょっと変ですよ!」

 

優花里「このチンチロをやりはじめてから」

 

優花里「人が変わったみたいに,,,,」

 

優花里「一体どうしたんですか!」

 

みほ「一体何をいっているの?秋山さん?」

 

みほ「私は私だよ?」

 

みほ「でも唯一違う所を上げろといえば,,,,」

 

みほ「勝つ事しか考えなくなった,,,,ぐらいですかね」

 

みほ「それじゃいきましょうか」

 

みほ「班長を撃ち取りに」

 

 

 

 

みほ「すみません、長くなりました」

 

川下「全然いいよ まぁ座って」

 

みほ「はい」

 

川下「じゃあまた私が親をやろう!」

 

川下「さぁどんどん張ってくれ!」

 

みほ「わかりました」

 

ザッ

 

一同「!!!」

 

みほ「持ち金109万ペリカ」

 

みほ「すべて賭けます」

 

 

 

続く




まだ続きマスよ~


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みほ サイコロをふる 完結

前の続きです!


チンチロをやりはじめてから終盤、

みほは何かを見つけたかのように、

持ち金全てを賭け始める。

これは何の意味があるのか、

それとも,,,,

 

 

 

 

 

みほ「109万ペリカ」

 

みほ「すべて賭けます」

 

川下「正気ですか?」

 

みほ「正気ですが?」

 

川下「本当にいいのか?」

 

みほ「はい」

 

優花里「ちょっと!本当にいいんですか?西住殿!」

 

みほ「うるさいですよ」

 

川下「!!!」

 

優花里「!!!」

 

みほ「私は言いましたよね?」

 

みほ「すべて賭けます。って」

 

みほ「何か悪いことでもあるんですか?」

 

川下「な、ないが,,,,」

 

みほ「ないなら早くやりましょうよ」

 

みほ「最後のチンチロを」

 

川下「本当にやるんだな?」

 

みほ「やるっていっているでしょ」

 

川下「じゃあ、やろうか」

 

川下「,,,,,,,,,,,,」

 

川下(なぜいきなり全部賭けるんだ?)

 

川下(!まさか!)

 

川下(サイコロの正体がばれたか!)

 

川下(いや、まだだ、)

 

川下(まだ気ずいたと決まったわけじゃない!)

 

川下(なら大丈夫だ!)

 

みほ「どうしましたか?」

 

川下「ん!あぁ、何でもない」

 

川下「じゃあ、いくぞ」カラカラッ

 

川下「ちっ、目なしか,,,,」

 

川下「もう一回だ!」カラカラッ

 

優花里「!!!」

 

川下「よしっ!!」

 

出目は,,,,シゴロ

 

 

みほ「シゴロ,,,,ですか,,,,」

 

みほ「,,,,フッ」

 

川下「!!」

 

みほ「ではいきます」カラカラッ

 

みほ「目なし,,,,ですか,,,,」

 

みほ「もう一度いきます」カラカラッ

 

みほ「,,,,,,,,」

 

川下「,,,,フフッ」

 

川下「,,,,あーはっはっは!」

 

川下「いやー滑稽だね」

 

川下「あんなに大口叩いておいて」

 

川下「結局負けるんだ」

 

川下「さぁ!早く振りなよ!」

 

川下「さぁ!」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「本当に負けると思っているのですか?」

 

川下「,,,,,,,,えっ?」

 

みほ「簡単です」

 

みほ「あの目を出せば」グッ

 

川下「まさか!この場で出るわけがない!」

 

川下「ピンゾロが出せる訳がない!」

 

みほ「いや、出せます」

 

みほ「私なら」

 

カラカラッ

 

カラカラッ

 

カランッ

 

 

川下「!!!」

 

みほ「ね?いったでしょ?」

 

優花里「嘘,,,,ですよね,,,,」

 

みほ「出せる、って」

 

 

目は,,,,ピンゾロ

みほは出したのである。

1のゾロ目を

 

川下「なぜだ!」

 

川下「なぜ出せるのだ!」

 

川下「イカサマか?これはイカサマか!」

 

川下「これはイカサマだ!」

 

みほ「イカサマはあなたじゃないんですか?」

 

川下「!!」

 

優花里「な、何をいっているんですか?」

 

みほ「チンチロをしている時、ずっと見ていました」

 

みほ「何度か不自然にポケットに手をいれてましたよね?」

 

みほ「その動作のあとはほとんど強い目」

 

みほ「またはシゴロしかでていない」

 

川下「そんなの言いがかりだ!」

 

みほ「じゃあ聞きますが」

 

みほ「1、出ましたか?」

 

川下「出していただろ!あのときに,,,,」

 

みほ「それは私がわかっているかがわからなかった」

 

みほ「だから最初は普通のサイコロを使い」

 

みほ「二回目にイカサマサイコロを使った」

 

みほ「違いますか?」

 

優花里「ちょっと西住殿!」

 

川下「,,,,,,,,,,,,」

 

川下「,,,,,,,,そうだ」

 

川下「よくわかったじゃないか」

 

川下「で?どうするんだ?」

 

川下「このまま報告するのか?」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「いや、もう一度やりましょう」

 

みほ「その代わり、私も独自に用意したサイコロを使う」

 

みほ「これでいいですか?」

 

川下「あぁ、受けてやるよ」

 

みほ「言いましたね?」

 

川下「えっ?」

 

みほ「本当に言いましたね?」

 

川下「わかったっていっているだろう!」

 

みほ「わかりました」ドサッ

 

みほ「今当たったペリカ」

 

みほ「すべて賭けます」

 

川下「!!!」

 

みほ「受けますよね?」

 

川下「,,,,,,,,あぁ」

 

みほ「じゃあまずどうぞ」ゴトッ

 

川下「,,,,,,,,,,,,」

カラカラッ

 

 

みほ「出目は5ですか,,,,」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「秋山さん」

 

優花里「はい?」

 

みほ「何か物足りないと思いましたよね?」

 

みほ「たった500万ペリカ」

 

優花里「物足りなくないですよ!」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「安心して下さい」

 

優花里「!!」

 

みほ「ちゃんと罰を与えます」

 

カラカラッ

 

カラカラッ

 

カランッ

 

優花里「!!!」

 

川下「なん,,,,だと,,,,」

 

出目は,,,,またもやピンゾロ

いや、そのサイコロはすべて1の目

すべてピンゾロでできているサイコロだった

 

川下「なんだこのサイコロ!」

 

川下「通るわけないだろ!こんなサイコロ!」

 

みほ「でも念を押しましたよね?」

 

みほ「さぁ、いただきましょう!」

 

みほ「2500万ペリカを」

 

 

 

結局、みほは2500万ペリカを手にいれることに成功した

これで1日外出券を20日分購入した。

 

 

優花里「西住殿」

 

みほ「どうしたの?秋山さん」

 

優花里「あのチンチロの時」

 

優花里「言動も性格もすべて変わっていましたよ」

 

優花里「どうしたんですか?」

 

みほ「私にもよくわからないの,,,,」

 

みほ「でも何か、新しい人格ができている気がするの」

 

優花里「そうなんですか,,,,」

 

優花里「まぁいいじゃないですか!」

 

優花里「いまは外に出たことですし」

 

優花里「どっかいきましょう!」

 

みほ「待って!秋山さん!」

 

みほ「もしまた人格が変わったら」

 

みほ「助けてくれる,,,,よね?」

 

優花里「当たり前ですよ!」

 

優花里「この秋山優花里、どこまでもお供します!」

 

みほ「あははっありがとう、秋山さん!」

 

優花里「さぁいきましょう!」

 

みほ「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

みほ  サイコロ ふる 完結

 




これでチンチロ編は終わりです!

でも話自体はまだ終わっていません

引き続きみて行って下さい

みて下さり、ありがとうございました!


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みほ 沼に挑む
みほ 沼に挑む プロローグ


みほの活躍と運により、

班長を倒し、2500万ペリカを手にいれ、

ある程度の外出に成功したみほ達、

しかし、みほに新しい人格が芽生え始めたことを知る、

そこに乗り掛かるようにまた衝撃的な出会いを

する事となる、その衝撃的な出会いとは,,,,

 

 

 

 

 

優花里「どこに行きます?西住殿?」

 

みほ「せっかくだし家にくる?」

 

優花里「いいんですか!」

 

みほ「まぁ誰もいないし」

 

みほ「別にいいよ」

 

みほ「それとも嫌?」

 

優花里「と、とんでもありません!」

 

優花里「喜んで行かせていただきます!」

 

みほ「じゃあ、行こう?」

 

優花里「はい!」

 

???「ハァハァ」

 

 

 

ドンッ!

 

 

みほ「痛った~」

 

???「!ごめんなさい!」

 

???「!」

 

みほ「お姉ちゃん!」

 

まほ「みほ!」

 

みほ「確か行方不明のはずじゃ,,,,」

 

まほ「悪い!今はそれどころじゃないんだ!」

 

まほ「どこか隠れるところはないか?」

 

みほ「家,,,,」

 

まほ「それだ!頼む!入れてくれ!」

 

みほ「わ、わかった!」

 

みほ「秋山さんも早く!」

 

優花里「は、はい!」

 

 

 

ダッダッ

 

黒服「ハァハァ」

 

黒服「一体どこ行きやがった?」

 

黒服「あっちか」

 

ダッダッ

 

 

 

~みほの家~

 

 

まほ「ありがとう」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

まほ「私が悪かった!」

 

まほ「本当にごめん!」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

優花里「ちょっと西住殿,,,,」

 

みほ「本当だよ!」

 

みほ「私がどんな怖い思いしたかわかる?!」

 

みほ「もしかしたら一生」

 

みほ「あの地下で暮すことになったかもしれないんだよ?!」

 

まほ「本当にごめん!ちゃんとわけを話すから!」

 

まほ「本当にごめん!」

 

まほ「この通りだ!」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「,,,,確かに嫌だったけど」

 

みほ「こうして秋山さんにも会えた」

 

まほ「!!!」

 

みほ「だから、許すよ」

 

まほ「本当か!、本当に悪かった,,,,」

 

みほ「で、聞きたいんだけどさ」

 

みほ「どうして私が借金を背負ったのに」

 

みほ「お姉ちゃんが追われているの?」

 

まほ「私にもよくわからない,,,,」

 

まほ「家に帰って来ていきなりこれだよ,,,,」

 

まほ「まず私はそもそも」

 

まほ「私は借金なんてしてないんだ!」

 

みほ「どうゆう意味なの?」

 

まほ「確かに私はみほに名前を書かせた」

 

まほ「でもあれは保証書ではない!」

 

まほ「ちょっとした資料にサインしてほしかっただけなんだ!」

 

みほ「そうなんだ,,,,」

 

まほ「第一、私が借金していたら、」

 

まほ「お母さまが黙っているはずがない」

 

まほ「でも連絡一つ来ない」

 

優花里「確かに,,,,」

 

まほ「つまり,,,,」

 

まほ「この話は何か裏があるということだ」

 

みほ「そうだよね,,,,」

 

まほ「そういえば」

 

まほ「なぜ外にいるんだ?」

 

まほ「地下にいたんじゃないのか?」

 

みほ「チンチロで勝つ事ができて」

 

みほ「少しだけ外に出ることが出来る権利をもらったんだよ」

 

まほ「いくら勝ったんだ?」

 

みほ「2500万ペリカ」

 

まほ「そんなに!」

 

優花里「まぁ、十分の1何で、250万円ですが」

 

まほ「そうか」

 

まほ「ならお詫びとして」

 

まほ「ある場所を教えてあげよう」

 

 

 

続く

 

 




ついに新章突入です!


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みほ 沼に挑む 1

ちょっと長いです。

ちょっと分かりにくいです。


まさかの借金を背負わせた張本人のまほと会ってしまう。

そしてまほも追われていることを知る。

みほがまほと家にいるなか、まほがある情報を持ち出してきて,,,,

 

優花里「ある情報とは一体何ですか?」

 

まほ「その前に一つ聞きたい事がある」

 

まほ「勝ちたいか?」

 

みほ「え?」

 

優花里「なぜそんなことを聞くんですか?」

 

まほ「今から言う所はかなりヤバイ所なんだ」

 

まほ「最悪の場合、一生地下暮らしもあり得るだろう」

 

みほ「一生,,,,」

 

まほ「それでも聞こう」

 

まほ「勝ちたいか?」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

優花里「私は勝ちたいですよ」

 

みほ「私も勝てるなら,,,,」

 

まほ「本当に行くんだな?」

 

みほ「一生地下暮らしは嫌だけどね」

 

みほ「でも勝つためには今はこれしかないから」

 

まほ「わかった、じゃあ案内しよう」

 

 

 

 

~外~

 

 

まほ「ここだ」

 

優花里「本当にここであってます?」

 

みほ「普通のビルに見えるけど,,,,」

 

まほ「普通はそう見えるだろう」

 

まほ「でもここ三階がカジノになっている」

 

優花里「カ、カジノですか,,,,」

 

みほ「まさか、お姉ちゃんがいってることって,,,,」

 

まほ「あぁ、カジノをやるんだ」

 

みほ「でも未成年はダメじゃないの?」

 

まほ「普通ならそうだろう」

 

みほ「まさか!」

 

まほ「未成年も入れるんだよ、ここ」

 

優花里「!!!」

 

まほ「そう驚かれても困る」

 

まほ「まぁとりあえず中に入ろう」

 

みほ「うん」

 

優花里「あ!待って下さい!西住殿~!」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

店員「!!!」

 

店員「すみません!」

 

???「どうした?」

 

店員「うちのカジノにまほさんが来ました」

 

???「隊長が?どうして,,,,」

 

店員「あと西住みほさんと秋山優花里さんもいます」

 

???「何だって!その二人は今地下にいるんじゃなかったのか!」

 

店員「私にもわかりません!」

 

店員「多分、何かで大勝して今は外に出れている,,,,とか」

 

???「そうか、わかった」

 

???「普通に接してくれ」

 

店員「わかりました!」スタスタ

 

???「なぜここに隊長とあの二人が?」

 

???「まさか!あれ目当てか!」

 

???「,,,,,,,,」

 

 

 

 

~~~~~~~~~~

 

みほ「すごい!」

 

優花里「広いですね~!」

 

みほ「で、何からやるの?」

 

まほ「まぁ待て、うちらがやるのはこれじゃない」

 

まほ「下の階に行こう」

 

 

 

ガチャン ガチャン

 

まほ「ここだ」

 

みほ「!!!」

 

優花里「パチンコ,,,,ですか?」

 

まほ「そうだ、ここで勝負をする」

 

みほ「でもパチンコって全然増えないんでしょ?」

 

まほ「まぁ基本はそうだな」

 

優花里「何が違うんですか?」

 

まほ「普通パチンコって1玉4円なんだ」

 

まほ「でもここは違う」

 

まほ「通常の10倍や100倍の玉の値段なんだ」

 

優花里「と言うことは1玉40円や400円と言うことですか?」

 

まほ「そう言うことだ」

 

みほ「でもそれでもあんまり,,,,」

 

まほ「でもやるのはここじゃない」

 

まほ「こっちだ」テクテク

 

 

ウォーーーーーーー

 

みほ「何を騒いでいるの?」

 

優花里「みんなが見ているのは,,,,パチンコ!」

 

まほ「そうだ、このカジノを取り巻く全ての王」

 

まほ「一玉4000円のパチンコ」

 

みほ「一玉,,,,4000円!」

 

優花里「えぐいですね,,,,」

 

まほ「あぁ、またやっているよ」

 

アンチョビ「頼む!来てくれ!」

 

アンチョビ「もうすでに戦車代2000万をつぎ込んだんだ!」

 

アンチョビ「もう限界なんだ!」

 

観客「あ!三段目いったぞ!」

 

ウォーーーーーーー!

 

アンチョビ「頼む!頼む!」

 

 

 

 

アンチョビ「,,,,,,,,」カチッカチッ

 

店員「お客様、玉切れですが」

 

アンチョビ「,,,,,,,,」

 

店員「ご退場願います」

 

 

まほ「まぁ、これがいつもなんだ」

 

みほ「これって当たったらいくらもらえるの?」

 

まほ「台の下に玉があるだろ?」

 

まほ「あれは全て人が打った玉なんだ」

 

優花里「と、言うことは,,,,」

 

まほ「さっき打っていたひとのも入っている」

 

まほ「そして当たると」

 

まほ「あの玉全てがもらえる」

 

優花里「全てですか!」

 

みほ「一体いくらあるの,,,,」

 

まほ「あの横にある線が一億円だ」

 

まほ「だから今勝つと6億円もらえることになるな」

 

みほ「6億!」

 

優花里「本当にヤバイですね,,」

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 




まだ続きます


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みほ 沼に挑む 2

エリカさんが出てきます


とあるカジノの中、全ての王である

1玉4000円のパチンコ台をめにすることとなる

そんな中、みほ達の前にこのカジノの店長を名乗る

人が現れる。その人を見てみほ達は驚愕する事となる。

果たしてその人物とは,,,,

 

 

まほ「私達はこの台で勝負するんだ」

 

みほ「すごい,,,,」

 

優花里「でも普通に打って勝てるものですか?」

 

まほ「どういう意味だ?」

 

優花里「例えばですけど,,,,」

 

優花里「絶対に当たらないように細工してあったり,,,,とか」

 

まほ「確かにあり得るな,,,,」

 

???「一体何をいっているのですか?隊長」

 

まほ「誰だ?」

 

???「まさかもう忘れたのですか?」

 

みほ「!!!」

 

優花里「な、何で,,,,」

 

???「ひどいですよ、隊長」

 

まほ「なぜ,,,,ここに居るんだ,,,,」

 

まほ「エ、エリカ,,,,」

 

エリカ「なぜ?なぜですか?」

 

エリカ「簡単なことですよ」

 

エリカ「ここの店長をやっているからですよ」

 

一同「!!」

 

みほ「エリカさん,,,,」

 

エリカ「その名前を呼ばないでくれませんか?」

 

エリカ「副隊長いや、今はそれ以下出したっけ」

 

優花里「エリカさん!」

 

エリカ「なに?」

 

エリカ「地下暮らし人の意見は聞きたくないわ」

 

優花里「グッ,,,,!」

 

まほ「エリカ、どうした?何かあったのか?」

 

エリカ「別に?なにもありませんが?」

 

まほ「頼む!何かあったのなら力に,,,,」

 

エリカ「力に、ですか,,,,」

 

エリカ「,,,,,,,,,,,,」

 

エリカ「もう遅いですよ,,,,」ボソッ

 

みほ「!!!」

 

エリカ「ところで、ここに何しに来たのですか?」

 

エリカ「どれもやるのは好きにしてもらって結構ですが」

 

エリカ「沼に挑むのはやめた方がいいですよ」

 

まほ「何でだ?」

 

エリカ「これは忠告です」

 

エリカ「では、またいつか」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「行っちゃった,,,,」

 

優花里「なんなんですかあの人!」

 

まほ「エリカはああゆう口調なんだ、許してあげてくれ」

 

優花里「でも,,,,!」

 

みほ「お願い、エリカさんを許してあげて」

 

優花里「,,,,西住殿がそうゆうなら、」

 

みほ「ありがとう」

 

まほ「,,,,,,,,,,,,」

 

優花里「どうしました?西住殿?」

 

まほ「あぁ,,,,何でエリカがここにいるかが気になってね」

 

みほ「そう言えばエリカさん、小さな声でいってました」

 

みほ「もう遅い,,,,て」

 

優花里「もう遅い?」

 

まほ「気になるな,,,,」

 

優花里「何かあったのですかね?」

 

まほ「なんだろう?」

 

みほ「ちょっと待ってください」

 

みほ「確かにエリカさんを探るのも大事ですけど」

 

みほ「他に大事な事がありますよね?」

 

優花里「確かに」

 

まほ「そう言えばそうだったな」

 

みほ「それでは私の家で」

 

みほ「パチンコ台沼攻略作戦会議を行います!」

 

 

続く

 




見て下さりありがとうございました!


まだ続きます!


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みほ 沼に挑む 2.5

これは会議パートです。
情報を発表し合うのみです。


カジノにある沼を見ている頃に

まさかのエリカがここの店長だとゆうことを知る。

その同時にみほが作戦会議を開こうとしていた,,,,

 

 

 

みほ「とは言ったものの,,,,」

 

まほ「案が出ないな,,,,」

 

優花里「そうだ!」

 

優花里「出ないなら、探しましょう!」

 

まほ「どうゆういみだ?」

 

優花里「ここにいる3人でそれぞれ別行動をするんです!」

 

優花里「そして、1週間後にまた集まり」

 

優花里「みんなで意見をだしあうんです!」

 

まほ「なるほど,,,,」

 

みほ「でも、それぞれ何をするの?」

 

優花里「それは,,,,」

 

まほ「決めていないんだな」

 

みほ「じゃあ、これはどうですか?」

 

みほ「優花里さんはビルの周りを調べてください」

 

優花里「なぜまたビルを?」

 

みほ「少し気になることがあるんです」

 

みほ「だからお願い!」

 

優花里「わ、分かりました!」

 

みほ「お姉ちゃんはエリカさんの事を調べてください」

 

まほ「わかった」

 

優花里「西住殿はどうするのですか?」

 

みほ「私は沼を観察をします」

 

優花里「分かりました!じゃあそれぞれよろしくお願いします!」

 

優花里「また1週間後!」

 

まほ「あぁ」

 

みほ「はい」

 

 

~1週間後~

 

 

優花里「お待たせしました!」

 

みほ「どうでしたか?」

 

まほ「まぁぼちぼちだな」

 

優花里「私もです!」

 

みほ「私もかな」

 

優花里「じゃあ、誰から発表しますか?」

 

まほ「じゃあ私から,,,,と行きたい所なんだが」

 

まほ「なにも情報をてに入れられなかった」

 

みほ「何やっていたのお姉ちゃん,,,,」

 

まほ「頑張ったんだが,,,,」

 

優花里「まぁ頑張ったなら別にいいじゃないですか!」

 

みほ「そうだね」

 

まほ「,,,,ありがとう」

 

優花里「次は私ですね!」

 

まほ「何がわかったんだ?」

 

優花里「このビルの近くは」

 

優花里「地盤が緩いんです!」

 

みほ「地盤が緩い?」

 

優花里「そうです!」

 

 

 

~回想1~

 

優花里「地盤沈下,,,,ですか?」

 

作業員「そうそう、ここ一帯かなり緩いんだよね」

 

作業員「うちらも困りものだよ」

 

優花里「そうですか,,,,」

 

優花里「どうもありがとうございました!」

 

作業員「あぁ、気を付けて」

 

 

~回想終了~

 

 

みほ「その情報は大きいね」

 

優花里「ありがとうございます!」

 

みほ「次は私だね」

 

みほ「かなりの事を知ることができたよ」

 

優花里「どんなことですか?」

 

みほ「あの沼は主にパチンコの中でも羽根物とゆう部類にはいるみたい」

 

優花里「羽根物,,,,ですか?」

 

みほ「そう、主に釘と下にある三段クルーンで構成されているみたい」

 

みほ「あと、釘にも秘密があるみたい」

 

まほ「秘密,,,,?」

 

みほ「釘の調整が日によってそれぞれ違う」

 

優花里「何が変わるのですか?」

 

みほ「クルーンに入りやすさが変わるらしい」

 

みほ「全てほんとかどうかわからないけど,,,,」

 

まほ「でもすごいと思うぞ」

 

優花里「そうですよ!さすが隊長です!」

 

みほ「えへへ、ありがとう」

 

優花里「されではある程度情報も集まったので」

 

優花里「挑戦して見ましょう!」

 

まほ「何にだ?」

 

優花里「もちろん沼にですよ!」

 

 

 

続く

 

 

 

 

 




見て下さりありがとうございました!


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みほ 沼に挑む 3

今回はお金に関するパートです

また、新たな人が出てきます。

沼は次回やります


ある程度の作戦会議を済ませたみほ達、

だが、ある問題が発生することとなる,,,,

 

 

 

 

まほ「ちょっと待て」

 

まほ「そう言えばいま気づいたんだが」

 

まほ「お金はどうするんだ?」

 

みほ「確かに,,,,」

 

優花里「どうすれば,,,,」

 

まほ「,,,,いまいくらあるんだ?」

 

優花里「手持ちは200万あります」

 

まほ「そうか,,,,」

 

まほ「それだけしかなかったか,,,,」

 

みほ「足りないの?」

 

まほ「沼に挑むには少なくとも最低1000万円以上はいる」

 

優花里「そんなにいるのですか!」

 

まほ「あぁ」

 

みほ「じゃあ本当にどうすれば,,,,」

 

???「ワーハッハッハッハッ!」

 

???「どうやらお困りのようね!」

 

みほ・優「!!」

 

まほ「誰だ!」

 

???「少し地上にいなかっただけで私を忘れたの!?」ヒュルルル

 

???「私よ!私!」

 

まほ「!!!」

 

優花里「あなたは!」

 

みほ「カチューシャさん!」

 

カチューシャ「何で忘れるの!?」

 

カチューシャ「悲しいよぉ,,,,」グスッ

 

カチューシャ「うあぁ~~~ん!」

 

まほ「,,,,,,,,」

 

優花里「大丈夫ですか?」

 

みほ「カチューシャさん大丈夫です、みんな忘れていませんよ」

 

カチューシャ「グスッ,,,そうだよね,,,,ヒグッ,,,忘れてないよね,,,,」

 

カチューシャ「そうだよね!みんな覚えてる!」

 

優花里(立ち直り早いですね,,,,)

 

まほ「でも何しに来たんだ?」

 

カチューシャ「そうだった!みんなを助けるために来たのよ!」

 

優花里「でも助けるといっても何をするのですか?」

 

カチューシャ「お金を貸しに来たのよ!」

 

みほ「お金,,,,ですか?」

 

カチューシャ「そうよ!」ゴトッ

 

カチューシャ「ここに6000万円あるわ!」

 

まほ「!!!」

 

みほ「!!」

 

優花里「でもどこからそんな大金を?」

 

カチューシャ「3年前から貯金してきたお金を全て持ってきたの!」

 

みほ「そんなのほんとにいいんですか?」

 

カチューシャ「いいのよ!」

 

カチューシャ「あとで絶対怒られるけど」ボソッ

 

みほ「え?」

 

カチューシャ「とにかく!お金は貸すから!」

 

カチューシャ「じゃ!バイバイ!」

 

優花里「ちょっと待って下さい!」

 

優花里「,,,,いっちゃいましたね」

 

みほ「そうだね」

 

まほ「さあどうするか?」

 

優花里「そうですね,,,,」

 

みほ「とりあえず一回挑んで見ましょう」

 

みほ「沼に!」

 

優花里「そうですね!」

 

まほ「あぁ」

 

 

 

 

 

~おまけ~

 

 

 

 

カチューシャ「ただいま~」

 

ノンナ「お帰りなさい、同志カチューシャ」

 

ノンナ「所で、同志カチューシャ」

 

カチューシャ「何よ?」

 

ノンナ「金庫から貯金が全て盗まれていたのですが」

 

ノンナ「何か知りませんか?」

 

カチューシャ「さ、さぁ?なんの事かしら?」ダラダラ

 

ノンナ「,,,,あなたですね」

 

カチューシャ「,,,,すみません」

 

ノンナ「お仕置きが必要ですね」

 

カチューシャ「ちょ、ちょっと待って!」

 

カチューシャ「これには深い訳が!」

 

カチューシャ「い、いや~~~~~!」

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 




見て下さりありがとうございました!


次回は(何度も言いますが)沼に挑みます。


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みほ 沼に挑む 4

決戦ですが、話的にはまだまだ中編です


沼の実践部分の話がとてもわかりずらいと思います
そこはご了承下さい。




ある程度のお金をてに入れたみほ達。

ついにに沼に挑む事となる。

果たして沼に勝てるのか,,,,,,,,

 

 

~監視室~

 

エリカ「この場についてもう3日か,,,,」

 

エリカ「,,,,,,,,はぁ」

 

エリカ「何もかも遅いのに」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

エリカ「,,,,隊長」

 

店員「失礼します」コンコン

 

エリカ「,,,,どうぞ」

 

店員「例のあの3人が入店してきました」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

エリカ「そう」

 

エリカ「お出迎えして」

 

店員「よろしいんですか?」

 

エリカ「ええ」

 

店員「分かりました」

 

店員「失礼しました!」バタンッ!

 

エリカ「,,,,,,,,,,,,」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

~カジノ内~

 

 

優花里「ついにやるときが来ましたね!」

 

みほ「そうだね」

 

まほ「そうだな」

 

店員「お待ちしておりました」

 

店員「今回は何をやられるおつもりで?」

 

まほ「このカバンをみてわからないか?」

 

まほ「沼に挑みにきた」

 

店員「沼,,,,ですか,,,,」

 

店員「,,,,,,,,,,,,」

 

まほ「どうした?」

 

店員「いや!なんでもありません!」

 

店員「では、こちらへ」

 

まほ「あぁ」テクテク

 

優花里「待って下さい!西住殿~!」テクテク

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ(何かがおかしい気がする,,,,)テクテク

 

 

 

エリカ「,,,,,,,,,,,,」

 

エリカ「ちゃんと忠告したのに,,,,」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

 

~カジノ 沼前~

 

 

優花里「これが沼ですか,,,,」

 

まほ「近くからみるとなかなかな大きさだな,,,,」

 

みほ「あはは,,,,」

 

店員「まず、金属検査を行っていただきます」

 

店員「何かイカサマをされては困りますので」

 

まほ「あぁ」ピピッ

 

優花里「分かりました!」ピピッ

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」ピピッ

 

店員「全員大丈夫みたいですね」

 

店員「それでは今回は誰がやられますか?」

 

優花里「私がやります!」

 

店員「分かりました!それでは他の人は後ろに下がって下さい」

 

まほ ササッ

 

みほ ササッ

 

 

店員「それではまずいくら買いますか?」

 

優花里「1000万円分買います!」

 

 

何!  1000万だと!

 

ガヤガヤ

 

優花里「皆さん見ててください!」

 

優花里「当てて見せます!」

 

こうして、優花里はハンドルをひねった。

すると、一発一発玉が出てきた。

ついに始まったのだ。

最初はたじたじだった優花里だが、時間が経つにつれなれていき、

いつのまにか楽しんでいた,,,,,,,,

 

 

群衆「うおぉーーーーーー!また入った!」

 

優花里「お願いします!入ってください!」

 

 

その玉はついに三段目に突入した,,,,,!

 

群衆「うおぉーーーーーー!きたーーー!」

 

優花里「お願いします!お願いします!」

 

 

優花里は必死になって悲願した。

だが、その玉は優花里のことを嘲笑うかのように当り穴をかすり、

ハズレ穴へと入っていった、

 

群衆「あぁ~~~~惜しかった!」

 

優花里「でもまだ玉はあります!」

 

 

そういった途端、みほがある違和感を覚えた、

それはある店員が不自然に外に出ていったのだ

それに怪しく思ったみほはその店員のあとを追った。

するとみほはその店員が誰かと話していることにきずいた

その話に耳を傾けた,,,,

 

 

店員「どうしましたか、店長?」

 

エリカ「あれを使って」

 

店員「あれを,,,,ですか?」

 

エリカ「そうよ、もう潰すのよ」

 

店員「分かりました」

 

エリカ「くれぐれも気付かれないように」

 

店員「はい」

 

 

 

 

みほ(まずい!)

 

みほ(早く秋山さんに知らせないと!)

 

 

 

~カジノ 沼前~

 

みほ「秋山さん!」

 

優花里「どうしたんですか?」

 

みほ「今すぐやめて!」

 

みほ「もう入れても当たらないよ!」

 

優花里「,,,,,,,,」

 

優花里「,,,,何をいっているのですか?」

 

みほ「え?」

 

優花里「なぜそういいきれるのですか?」

 

みほ「それは,,,,その,,,,」

 

優花里「私はまだやります!」

 

優花里「もう1000万円追加です!」

 

 

群衆「うおぉーーーーーー!!」

 

 

優花里はもう一回打ち始めた、

すると、優花里にも違和感が襲ってきた

 

優花里「あれ?」

 

優花里「クルーンに玉が,,,,入らない,,,,」

 

この発言から、一度もクルーンに入ることはなく、

1000万円を使いきってしまった。

これでみほ達は一時家へと戻っていった,,,,

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




見て下さりありがとうございました!


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みほ 沼に挑む 4.5

今回も作戦パートです


沼に挑戦した優花里だが、

みほの注意までも無視して挑んだが、

惨敗の結果となってしまった,,,,

 

 

~みほ家~

 

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

優花里「西住殿,,,,」

 

まほ「そんなに落ち込まなくてもいいと思うが?」

 

優花里「でも,,,,!」

 

みほ「そうですよ、優花里さん」

 

みほ「なぜそんなに落ち込むの?」

 

優花里「,,,,え?」

 

まほ「みほ,,,,?」

 

みほ「第一、これは私の言葉を聞き入れなかったから起きたこと」

 

みほ「それはすなわち優花里さんが引き起こしたこと」

 

みほ「だから優花里さんが落ち込んでもしょうがないと思うけど?」

 

優花里「,,,,,,,,」

 

まほ「みほ!!」

 

みほ「,,,,何?」

 

まほ「少し言い過ぎじゃないか?」

 

まほ「秋山さんもわざとじゃないのだから」

 

まほ「そんなに言わなくても,,,,」

 

みほ「何をのんきなことをいってるの?」

 

まほ「,,,,え?」

 

みほ「あなたは時間があるけど」

 

みほ「私達にはもう時間がないの」

 

みほ「わかる?」

 

まほ「,,,,,,,,,,,,」

 

優花里「西住殿」

 

優花里「確かにその通りですね」

 

優花里「すみません!」

 

まほ「??」

 

みほ「じゃあ作戦を,,,,」

 

優花里「ちょっと待ってくれませんか?」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

優花里「まほ殿、ちょっと来て下さい」

 

まほ「?あぁ」

 

 

~外~

 

 

優花里「,,,,と言うわけなんです」

 

まほ「え?ちょっと待て」

 

まほ「みほに新しい人格ができている?」

 

まほ「ほんとか?それ?」

 

優花里「それが本当なんです」

 

優花里「実際に口調も変わってましたよね?」

 

まほ「あぁ、確かに,,,,」

 

優花里「なのでお願いします、信じてください!」

 

まほ「,,,,,,,,分かった」

 

まほ「信じよう」

 

優花里「!!ありがとうございます!」

 

優花里「それでは戻りましょう!」

 

まほ「あぁ」

 

 

~みほ家~

 

 

みほ「遅いですよ」

 

優花里「すみません!」

 

まほ「すまなかったな」

 

みほ「それでは、作戦を説明します」

 

みほ「まず1つ目」

 

みほ「前に地盤が緩いことを発表してくれましたよね?」

 

優花里「はい、確かに言いましたが,,,,」

 

みほ「それを利用します」

 

まほ「何をするつもりだ?」

 

みほ「ビルごと傾けます」

 

優花里「!!!」

 

まほ「!!!」

 

みほ「いいですか?」

 

優花里「でも傾けてどうするんですか?」

 

みほ「実はあの沼」

 

みほ「前に傾いているんですよ」

 

まほ「何!?」

 

みほ「だから傾き返すんです」

 

優花里「でもどうやって傾けるのですか?」

 

みほ「よく考えてみて下さいよ」

 

みほ「あんな広いビルですよ」

 

みほ「どこかに空き部屋があってもおかしくないと思いません?」

 

まほ「確かにそうだが,,,,あるのか?空いている部屋」

 

みほ「実はあるんですよ」

 

みほ「そこの空き部屋にウォーターキューブを20個用意するだけです」

 

優花里「そんなことして時間大丈夫ですか?」

 

みほ「3人で総動員してやれば、二時間位で用意できます」

 

まほ「ちょっと待て」

 

まほ「そんなことしてエリカ達にばれないか?」

 

みほ「それは大丈夫です」

 

みほ「すでに手を打ってあります」

 

みほ「ちょっとこっちに来て下さい」

 

みほ「~~~~~~~~」ゴニョゴニョ

 

まほ「!!!!」

 

優花里「!!!」

 

みほ「この作戦は明日決行します」

 

みほ「よろしいですか?」

 

優花里「はい!」

 

まほ「分かった」

 

みほ「では、また明日」

 

まほ「お休みなさい」

 

優花里「お休みなさい!西住殿!」

 

みほ「,,,,ありがとう」

 

 

 

 

続く




みて下さりありがとうございました!


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みほ 沼に挑む 5

今回は少し長めになりました!

ぜひみていってください!


「ビルを傾ける作戦」それを実行に移そうとしているみほ達

だが、その作戦はとんでもない内容だった

果たして、みほ達は無事に成功するのか,,,,

 

 

~カジノ前~

 

優花里「本当に成功しますかね?」

 

みほ「大丈夫です。多分成功すると思います」

 

まほ「みほ」

 

みほ「何?お姉ちゃん?」

 

まほ「無茶だけはするなよ」

 

みほ「できるだけ気を付けるけるよ」

 

みほ「けど」

 

まほ「けど?」

 

みほ「でも多少の危険は覚悟しているよ」

 

まほ「,,,,そうか」

 

まほ「そのときは助けるよ」

 

みほ「,,,,ありがとう」

 

優花里「ところでもい一回作戦を確認しませんか?」

 

みほ「そうだね、じゃあ確認していくよ?」

 

優花里「はい!」

 

まほ「あぁ」

 

みほ「じゃ秋山さんは沼を打ちにいってください」

 

優花里「わかりました」

 

みほ「次にお姉ちゃんは」

 

みほ「秋山さんが打っている間に空き家にウォーターキューブ

を運んでいて下さい」

 

まほ「たたんだ状態でか?」

 

みほ「はい、夜に水を入れにいきます」

 

みほ「あと、できるだけばれないようにしてください」

 

まほ「分かった」

 

優花里「西住殿はどうするのですか?」

 

みほ「私はやることがあって,,,,」

 

みほ「少しの間だけ一人で行動させて下さい」

 

まほ「頑張れよ」

 

優花里「頑張って下さい!」

 

みほ「うん!」

 

みほ「それじゃ、がんばりましょう!」

 

 

~監視室~

 

 

エリカ(またきたか,,,,)

 

エリカ(でも何しに来たのだろう?)

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

 

~沼前~

 

 

優花里「また打てる日がくるとは,,,,」

 

エリカ「また来たの?」

 

優花里「はい,,,,そうですが」

 

エリカ「まさか負けに来てくれたの?」

 

優花里「そんなわけないじゃないですか!」

 

優花里「勝ちに来たのですよ!勝ちに!」

 

エリカ「そう、まあ頑張ってね」

 

優花里「じゃあやっていきますよ!」

 

 

ウォーーーーーーーーーーーーーーーー!

 

 

そうして優花里は沼を打ち始めたが、

エリカは何か違和感を感じていた。

 

 

エリカ(なんか引っ掛かる)

 

エリカ(なぜだろう?)

 

エリカ(勝つためにやっているようにも見えない,,,,)

 

エリカ(それならなんのために?)

 

 

そのときだった。

 

 

店員「お客さま!暴れないでください!」

 

優花里「うるさいですよ!全てこの台のせいですよ!」

 

優花里「そうです!全てはこの釘のせいですよ!」ガン! ガン!

 

店員「お客さま、止めてください!」

 

優花里「こんなもの、なくなればいいんですよ!」バキッ!

 

店員「!!!」

 

エリカ「!!!」

 

 

この場は一同騒然となった。

そして、秋山優花里は店員に捕らえられた。

そのとき、エリカの脳裏にある疑問が浮かんできた

 

 

エリカ(やっぱり引っ掛かる)

 

エリカ(なんで釘なんかを潰したの?)

 

エリカ(ただの恨みにも思えないし,,,,)

 

エリカ(,,,,,,,,まさか!)ダッ!

 

エリカは走り出し、そして事務室に向かった

 

ガチャ

 

エリカ「,,,,やっぱり」

 

 

エリカの前にいたのは,,,,

 

 

エリカ「ここにいたのね、みほ」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

エリカ「どう?お目当てのものは見つかった?」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

エリカ「,,,,仕方ない、お目当てのものを見せてあげる」カチッ

 

 

ウィーーーーーーン

 

 

みほ「,,,,,,,,!!」

 

エリカ「あなたがほしかったのはこれでしょ?」

 

エリカ「この大量のお金」

 

みほ「,,,,なんで分かったの?」

 

エリカ「最初打っていた時、違和感を感じていたの」

 

エリカ「それで、見事にその違和感があたったってわけ」

 

みほ「,,,,そうなんだ」

 

エリカ「さぁ、どうする?」

 

みほ「,,,,え?」

 

エリカ「勝手に侵入して」

 

エリカ「プラス」ドサッ

 

みほ「秋山さん!!」

 

優花里「西住,,,,殿,,,,,,,,」

 

エリカ「こいつが沼の釘を壊したんだ」

 

エリカ「ただで返すわけにはいかないよ?」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

エリカ「本来なら半殺しにしたいんだけど」

 

エリカ「今回は軽めで許してあげる」ガサゴソ

 

エリカ「これわかる?」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

エリカ「これは指につける装置なんだけど」カチャカチャ

 

エリカ「この中に針があって」

 

エリカ「丁度爪と皮膚の間に入るようになっているの」

 

エリカ「じゃあやっていくよ」

 

キュルキュルキュルキュル

 

キュルキュルキュル

 

みほ「,,,,いッ!」

 

キュルキュル

 

みほ「痛い痛い痛い!」

 

キュル

 

みほ「,,,,ハァ,,,,ハァ,,,,」

 

エリカ「ほら,,,,ネイルの完成だよ?」

 

優花里「西住殿!」

 

エリカ「あなたはここで見ていて」

 

エリカ「親友が痛がる姿を」

 

優花里「そんな,,,,!」

 

エリカ「さぁみほ」

 

エリカ「あと4本どんだけ持つかな?」

 

キュルキュルキュル

 

みほ「~~~~~ッ!」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

~外~

 

エリカ「分かった?」

 

エリカ「これで懲りたならもうしないことね」

 

エリカ「次はもうないから」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

優花里「大丈夫ですか,,,,?」

 

みほ「うん,,,,大丈夫,,,,」

 

まほ「,,,,みほ!」

 

みほ「,,,,お姉ちゃん」

 

まほ「指が大変なことに,,,,大丈夫か!?」

 

みほ「うん,,,,すごく痛いけど」

 

まほ「なんでこんな無茶を!」

 

みほ「,,,,どうしても成功させたくて」

 

まほ「でも死んでしまってからでは遅いんだぞ!」

 

みほ「ごめんなさい、お姉ちゃん」

 

みほ「でもこれで成功するよ」

 

みほ「沼攻略が」

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 




みて下さりありがとうございました!


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みほ 沼に挑む 6

少し長引いてしまいました

ぜひみてみて下さい!


沼に挑み、釘を破壊した優花里、

作戦通り、空き部屋にウォーターキューブを設置した西住まほ

そして、自分を犠牲にした西住みほ

この全てが成し遂げられた時に何が起こるものとは,,,,

 

 

 

みほ「それでは最終確認です」

 

優花里「ついに本番ですか!」

 

まほ「そうか、ついにやるのかみほ」

 

みほ「そうです、もうそろそろ時間がないのです」

 

みほ「それに、もう準備が整いつつあるので」

 

優花里「そういえばそろそろですね」

 

まほ「何かあるのか?」

 

みほ「何もないよ?」

 

まほ「本当か?」

 

みほ「うん」

 

まほ「嘘じゃないな?」

 

みほ「だから嘘じゃないっていっているでしょ」

 

まほ「,,,,,,,,」

 

優花里(西住殿怖い,,,,)

 

優花里「,,,,今回は誰がやるんですか?」

 

みほ「私がやります」

 

みほ「エリカさんを救うためにもやります」

 

優花里「確かにそうですね,,,,」

 

まほ「ちょっと待て」

 

まほ「お金は足りるのか?」

 

みほ「それは大丈夫です」

 

みほ「ここにありますから」ゴトッ

 

優花里「これは?」

 

みほ「借金しました」

 

まほ「そんなことをしてまで,,,,」

 

みほ「大丈夫です」

 

みほ「地下に滞在する期間が延びるだけなので」

 

優花里「西住殿,,,,,,,,」

 

みほ「それではいきましょう!」

 

みほ「最後の決戦場へ!」

 

 

 

~カジノ内~

 

 

エリカ「ついに全員集合ですか」

 

みほ「最後の戦いをしに来ました」

 

みほ「そして、エリカさんを救うために勝ちます」

 

エリカ「私を救う?」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

みほ「どうしたの?」

 

エリカ「,,,,,いや、なんでもないわ」

 

エリカ「とにかく、私はあなたを地獄に落とす」

 

エリカ「優花里も隊長も」

 

エリカ「そのためにここにいるから」

 

みほ「分かった」

 

エリカ「じゃあ案内するわ」

 

エリカ「決戦場へ」

 

 

~沼前~

 

 

みほ「,,,,,,,,」

 

エリカ「早く座りなさい」

 

みほ「うん」ストン

 

優花里「西住殿!頑張ってください!」

 

まほ「エリカも救って、勝ってくれ!」

 

みほ「わかっているよ」

 

みほ「ちゃんと全てを終わらせるよ」

 

みほ「そして、エリカさん」

 

エリカ「何?」

 

みほ「ちゃんと救って」

 

みほ「借金を返すよ」

 

エリカ「,,,,ふん」

 

 

そうして、みほはハンドルをひねった,,,,

 

 

エリカ(救う?冗談じゃない)

 

エリカ(私はもう会長に忠誠を誓ってしまった)

 

エリカ(だから必ず勝たなければいけない)

 

エリカ(もし負けたら,,,,)

 

エリカ(地下強制施設か,,,,)

 

エリカ(だからもう終わらせないと,,,,)

 

 

 

 

エリカ「,,,,終わらせるわ」

 

みほ「私も終わらせます」

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




みて下さりありがとうございました!


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みほ 沼に挑む 7

今回はエリカさんがメインになっています


ついに沼に挑み始めたみほ達

エリカも自分の名誉と人生のために妨げに入る

はたしてどちらに女神が微笑むのか,,,,

 

 

みほ(さて,,,,)

 

みほ(エリカさんがいつ動くのか)

 

みほ(見てみないといけないかもしれません)

 

みほ(とりあえず様子を見てみますか,,,,)

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

エリカ(いつ潰すか)

 

エリカ(でも副隊長のことだから)

 

エリカ(普通にやるとすぐに感ずくだろう)

 

エリカ(,,,,,,,,,,,,,,,,)

 

エリカ(まだ様子をみよう)

 

 

こうして二人の意見が交差している中、

沼の回りは大盛況に包まれていた

 

 

ウォーーーーーーーー  イケイケーーーーーー

 

まほ「入れ!入れ!」

 

優花里「そこです!あーー惜しい!」

 

 

この二人もみんなに紛れて応援していた。

 

 

エリカ(,,,,,,,,ん?)

 

エリカ「ちょっと!」ボソッ

 

店員「はい?なんでしょうか?」

 

エリカ「今日の釘って確かC設定だよね?」ボソッ

 

店員「はい、そうだと思いますが,,,,」

 

エリカ「じゃあなんであんなに入っているのよ!」ボソッ

 

店員「確かに言われて見れば,,,,」

 

エリカ「,,,,そういうこと」

 

そう呟くとエリカはみほが回している沼の所に向かっていった

そして,,,,

 

エリカ「ちょっと待ちなさい」

 

みほ「どうしたんですか?」

 

エリカ「今すぐご退場願いますか?」

 

エリカがいい放ったその一言に民衆は大激怒した

その声を裂くような声でエリカは次の言葉を発した

 

エリカ「この人は今、イカサマをしました!」

 

みほ「!!!」

 

まほ「何!?」

 

優花里「いきなりなんですか!」

 

みほ「そうだよ、いきなりそれはないと思うけど」

 

エリカ「ふん、そうやってほざいているといいわ」

 

エリカ「あれを持って来て」

 

店員「こちらですか?」

 

エリカ「ありがと」

 

店員は四角の箱のような物を持ってきて、

それをエリカに渡した。

 

エリカ「これは、玉の大きさを測る装置なの」

 

みほ「それがどうしたの?」

 

エリカ「まだいっているの?」

 

エリカ「あなた達は何らかの方法で」

 

エリカ「玉のすり替えを行った」

 

まほ「!!!」

 

みほ「何をいっているの?」

 

エリカ「いくらでも言うといいわ」

 

エリカ「今から分かるから」ジャラ

 

エリカ「さようなら」コロコロ,,,,

 

カチッ  カチッ

 

エリカ「!!!」

 

エリカ「何で!?」

 

そこで見たものはちゃんとはまっている玉、

つまりそれは正常な玉の大きさだという意味だった

 

みほ「べつに何もないよ」

 

ソウダ!ソウダ! ハヤクモドレ!

 

民衆も一気に騒ぎ出した

 

エリカ「うっ,,,,」

 

エリカは首をかしげながら、奥に去っていった

 

エリカ(なぜ!?)

 

エリカ(あんなに玉が入るの?)

 

エリカ(まさか!)

 

エリカは急いで事務室に向かった

 

エリカ「ここに何かがあるはず」

 

エリカ「,,,,ん?」

 

エリカ「鉄の粉?」

 

エリカ「上には通気講,,,,」

 

エリカ「,,,,そういう意味か」

 

エリカ「はめられた,,,,」

 

 

~沼前~

 

 

みほ(あっさり引っ掛かってくれた)

 

みほ(私が変えたのは玉自体じゃない)

 

みほ(釘の調整方法自体をいじらせてもらったの)

 

みほ(まぁ手はこうなったけど,,,,)

 

みほ(全て作戦範囲内!)

 

みほ(さて,,,,)

 

みほ(もうそろそろかな,,,,)

 

 

~事務室~

 

 

エリカ「しかもこれでは」

 

エリカ「私がいじったようなもんじゃない!」

 

エリカ「,,,,,,,,,,,,,,,,」

 

店員「失礼します」コンコン

 

店員「今大丈夫ですか?」

 

エリカ「,,,,,,,,潰す」

 

店員「え?」

 

エリカ「装置を発動しなさい!今すぐ!」

 

店員「いいんですか?」

 

エリカ「早くしなさい!」

 

店員「は、はい!」ダッダッ

 

エリカ「,,,,,,,,,,,,,,,,」

 

エリカ「,,,,,,,,許さない」

 

エリカ「西住みほ!」

 

エリカ「絶対に潰してやる!」

 

 

 

 

 

続く

 




みて下さりありがとうございました!


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みほ 沼に挑む 8

今回もエリカが主のお話です
少し意味がわからないかもしれません
ご了承下さい!


みほが打ち始めて初盤、エリカはみほの作戦に

はめられてしまう。

そして、エリカはある装置を作動させるが,,,,

 

みほ「,,,,,,,,,,,」

 

みほは快調に打ち続けていた

 

 

ウォーーーーーーーー!!   イケイケーーーーーー!!

 

 

優花里「だいぶ盛り上がってきましたね~」

 

まほ「そうだが,,,,,」

 

まほ(いきなり出ていってどうかしたんだろうか,,,,?)

 

 

その頃、エリカは民衆の後ろで、みほの様子を見ていた

 

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

店員「店長、装置を作動させておきました」

 

エリカ「,,,,ありがとう」

 

エリカ(,,,,,,,,やった!)

 

エリカ(これで,,,,私は!,,,,勝てる!!)

 

エリカ「今に見ていろ,,,,」

 

エリカ「西住みほ,,,,!」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

そして、この変化にみほもすぐに気付いた。

 

 

みほ(ついに来ましたか,,,,)

 

みほ(まだみんなは気付いていないようですが)

 

みほ(気付くのも時間の問題でしょう)

 

みほ(あとはお金が持つかどうか,,,,)

 

 

ピシュン

 

一枚目のパッキーが終わってしまった

店員が「次はどうしますか?」と聞いてきたが、

みほはすかさずこういった

 

みほ「もう一枚ください」

 

シュン

 

みほ「打ち始めますか,,,,」

 

みほは打ち始めた。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

うち始めてまもなく1500万円が溶けようとしている頃、

民衆と優花里達がある違和感を持ち始めていた,,,,

 

優花里「西住殿」

 

まほ「あぁ,,,,言いたいことは分かっている」

 

優・ま「玉が全然入っていないですよね(よな),,,,」

 

それに気付き始めたのか、民衆も少しずつ減っていき、

ついには、優花里達とエリカと店員だけになっていた。

 

エリカ「ついに誰もいなくなったね?」

 

優花里「何したんですか!」

 

優花里「玉が入らなくなっているじゃないですか!!」

 

エリカ「そんなの知らないわ」

 

エリカ「自分達が悪いんじゃないの?」

 

優花里「何を言うんですか!」

 

まほ「そうだよ、どうしたんだエリカ?」

 

エリカ「別に何もありませんよ?」

 

まほ「そんなわけないだろう!」

 

まほ「何で相談してくれないんだ?」

 

まほ「私がなんでも聞いてやるから,,,,」

 

エリカ「,,,,今さら何いっているんですか」

 

まほ「え?」

 

エリカ「ここに着くことになるまで何もしてくれなかったのに」

 

エリカ「今さら聞いてやる?」

 

エリカ「いい加減にしてくださいよ!!」

 

まほ「そんなに,,,,」

 

エリカ「じゃあ聞きますが」

 

エリカ「隊長は私がここにいる理由わかりますか?」

 

まほ「,,,,,,,,」

 

エリカ「そうですよね,,,,」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

まほ「なぁ、エリカ」

 

エリカ「,,,,,,,,はい」

 

まほ「申し訳ないのだが、その訳を教えてくれないか?」

 

エリカ「,,,,後悔しますよ?」

 

まほ「それでもかなわない」

 

まほ「エリカの事が分かるのなら」

 

エリカ「,,,,分かったわ」

 

 

 

 

 

 

続く

 

 




みて下さりありがとうございました!

次回はエリカが店長になった理由編です
楽しみにしておいてください!


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みほ 沼に挑む 8.5

これは、エリカの回想がメインになっているお話です


~回想~

 

 

 

コンコン

 

 

エリカ「はい」ガチャ

 

役員「逸見エリカ、我々と一緒に同行願おうか」

 

エリカ「何をいって,,,,うぐっ」

 

役員「睡眠剤を飲ませた、少しの間眠ってもらう」

 

エリカ「どこに連れて,,,,いくき,,,,ですか,,,,」

 

役員「地下で働いてもらいます」

 

エリカ「なん,,,,で,,,,」

 

エリカは、ここで意識を失った。

そして気が付くと、そこは地下強制施設だった。

 

班長「お前はここで働いてもらう」

 

エリカ「,,,,なんでですか」

 

エリカ「そもそも何で私はここにいるんですか!」

 

班長「落ち着け、まぁ初めてだからわからないだろう」

 

班長「なぜここにいるか」

 

班長「それは借金をしているからだ」

 

エリカ「借,,,,金,,,,?」

 

エリカ「嘘!,,,,私借金なんてしていない!」

 

班長「そうか、それは悲しいな」

 

エリカ「,,,,え?」

 

班長「お前は親に売られたんだな,,,,かわいそうに,,,,」

 

エリカ「そんな,,,,」

 

班長「おっと、あともう1つ知りたいんだったな」

 

班長「いつまでここにいるのか」

 

エリカ「,,,,,,,,,,,」

 

班長「15年ぐらいだな」

 

エリカ「,,,,え?」

 

エリカ「私出ることできないですよね?」

 

班長「まぁそうゆう事になるな」

 

班長「何せ、一億も借金があるからな」

 

エリカ「一億も,,,,」

 

班長「とにかくもう一生ここで働くしかないな」

 

班長「まだ若いのに,,,,残念だったな」

 

エリカ「,,,,,,,,,,,,,,,,」

 

この班長からの話はエリカにとって、死刑宣告よりも

きつく、そして悲しい話だった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

死刑宣告を告げられてから3ヶ月、

地下にもかなり慣れてきた頃、

この地下暮らしにいきなり終止符が打たれることになる,,,,

 

エリカ「,,,,,,,,ハァ」

 

エリカ「今日も疲れた,,,,」

 

エリカ「,,,,,,,,,,,,」

 

エリカ「もうみんな私の事なんて」

 

エリカ「忘れているだろうな,,,,」

 

エリカ(もうずっと地下暮らしなのかな,,,,)

 

役員「逸見エリカ、私と一緒に同行願おうか」

 

エリカ「,,,,またですか」

 

役員「あぁ、だが今回は別件だ」

 

エリカ「別件?」

 

役員「どうやら会長がお前の事を気に入ったらしく」

 

役員「お前を上に配属させるさせるとのことだ」

 

エリカ「それは,,,,つまり?」

 

役員「地上に出られるとのことだ」

 

エリカ「!!!」

 

エリカは衝撃のあまり、声が出ずにいた。

 

役員「会長に感謝するんだな」

 

エリカ「はい!」

 

この一言でエリカは思いっきり大きく、そして元気な声で返事をした。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

役員達に連れられ、やってきたのは、ある高層ビルの一階だった。

 

 

コンコン

 

 

役員「失礼します」

 

?「ありがとねー」

 

?「じゃあ、さっそくなんだけど...」

 

?「二人で話がしたいから、出ていってもらっていい?」

 

役員「わかりました。失礼しました」ガシャン

 

エリカ「あの!会長!」

 

?「何?」

 

エリカ「私を助けてくれて、ありがとうございます!」

 

?「私は別に大したことやってないよ~」

 

エリカ「いえ、私にとっては闇から光を与えた存在」

 

エリカ「いわば命の恩人です!」

 

?「あ、そう?」

 

?「ならさ、私に誓える?」

 

エリカ「はい!誓います!会長にずっとついて行きます!」

 

?「分かった。じゃあ、ある仕事を任せることにするよ」

 

エリカ「どんな仕事ですか?」

 

?「裏カジノの店長」

 

エリカ「!!!」

 

?「どうしたの?そんなに驚いた顔して」

 

エリカ「いや、私にこんな大仕事やらせてもらっていいのかな...って」

 

?「大丈夫だよ。エリカだから頼める仕事だから」

 

?「任せるよ」

 

エリカ「あの!」

 

エリカ「マスクをしていて、顔も分からないので...」

 

エリカ「せめて、名前だけでも教えてもらえませんか?」

 

?「あぁ!そうだったね」

 

?「よいしょっと」

 

エリカ「!!!」

 

会長がマスクを取った瞬間、エリカは驚愕した。

 

?「私が会長の」

 

杏「角谷杏だよ~」

 

 

 

 

 

 ~回想▪完~

 

 

 

 

 

 




次は本編に戻ります、
みて下さりありがとうございました!


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みほ 沼に挑む 9

本編突入しました!

ちなみにまだみほ達は
角谷杏が会長だということは知りません。


エリカから、「なぜ自分がここの店長なのか」

を聞いていたみほ達、

そしてその話は悲しく、衝撃的な内容だった,,,,

 

 

 

 

エリカ「これが私がここにいる理由」

 

エリカ「私は会長に全てを誓った」

 

エリカ「だからあなた達を潰す」

 

エリカ「私と会長の為に」

 

優花里「そんなことが,,,,」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

まほ「,,,,,,,,」

 

このとき、優花里はかろうじて発言できたものの、

みほとまほは黙ったままだった。

すると、エリカの前にまほが近づいてきた、

そして、いい放った。

 

 

 

 

 

まほ「,,,,お前はエリカじゃない」

 

エリカ「!!!」

 

まほ「,,,,みほ」

 

みほ「わかっているよ、お姉ちゃん」

 

みほ「確かにエリカさんは変わってしまっている」

 

みほ「だから救うしかない」

 

みほ「だよね?」

 

まほ「,,,,あぁ」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

みほ「じゃあ、再開するよ」

 

 

そういい放ち、みほは打ち始めた。

 

 

エリカ(私の事をそんなに,,,,)

 

エリカ(でももう私は会長に誓った存在)

 

エリカ(やっぱり勝たなければいけないのか,,,,)

 

エリカ(,,,,,,,,)

 

エリカ(そういえば)

 

エリカ(あの装置を作動させてるのに)

 

エリカ(どうやってこの状況を打開できるの?)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

みほ(2000万円溶けそう,,,,)

 

みほ(でももう少しなはず,,,,!)

 

みほ(もう少しで,,,,!)

 

みほ(,,,,!!!)

 

みほ「,,,,いけた!」

 

優花里「これは,,,,!!」

 

まほ「何!!」

 

エリカ「!!!」

 

エリカ「嘘,,,,,,,,」

 

エリカが作動させた装置が無駄になったかのように

釘が見事に曲がってしまっていた

すると、エリカが急ぎ足で、みほに近づいてきた

 

エリカ「ちょっと待ちなさいよ!」

 

エリカ「これは明らかなイカサマでしょ!」

 

みほ「,,,,,,,,?」

 

エリカ「とぼけるんじゃないわよ!」

 

みほ「どうしたんですか、いきなり」

 

エリカ「だからイカサマを,,,,」

 

みほ「していないって言いましたよね?」

 

エリカ「,,,,!!!」

 

このみほの強い一言で回りは凍りついた。

だが、みほは言葉を続ける

 

みほ「私は普通に打っていて」

 

みほ「なんらかのアクシデントで壊れた」

 

みほ「なのにイカサマ?」

 

みほ「おかしいにも程があるでしょ」

 

まほ「みほ!!」

 

優花里「西住殿!」

 

みほ「,,,,ごめんなさい」

 

みほ「少し取り乱しました」

 

みほ「,,,,エリカさん」

 

エリカ「,,,,,,,,!」

 

みほ「これはエリカさん側の責任です」

 

みほ「なので、あまりとやかく言わないでください」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

みほ「では、再開しましょう」

 

 

みほは打ち始めた,,,,

 

 

エリカ(どうしよう,,,,)

 

エリカ(もしこのままいったら,,,)

 

エリカ(なんかいい案,,,,なんかいい案,,,,)

 

 

プルルルルルルルルルルル

 

 

エリカ(,,,,,,,,ん?)

 

エリカ(誰からだろう,,,,)ピッ

 

エリカ「もしもし?」

 

エリカ「,,,,会長!」

 

 

 

 

 

続く

 




次回は本編とは少し離れます、

みて下さりありがとうございました!


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みほ 沼に挑む 10

本編とは少し離れ、
角谷杏との話になっております、




回想が終わり、沼を再開し始めた頃、

エリカの元に一本の電話が入った,,,,

 

 

 

杏「そうそう、私」

 

杏「いきなりなんだけどさ」

 

杏「テレビつけてくれない?」

 

エリカ「は、はぁ」

 

杏「分かった?」

 

エリカ「はい!ただいま!」

 

店員「店長、テレビの設置完了しました」

 

エリカ「ありがとう」

 

エリカ「会長、ただいま完了しました」

 

杏「ありがとねーじゃあ繋げるよ~」

 

 

ウィーーーーーーーン

 

 

このテレビに写っている人物をみて、みほ達は驚愕した。

 

 

優花里「角谷殿!?」

 

みほ「何で,,,,」

 

杏「やぁ、こうして会うのは始めてかな?」

 

杏「改めて自己紹介をさせてもらうよ」

 

杏「このカジノの経営者」

 

杏「そして、帝愛グループの会長」

 

杏「角谷杏だよ~」

 

優花里「帝愛?なんですかそれは?」

 

まほ「マフィアの帝王と呼ばれている会社だ」

 

まほ「そうとうヤバい会社らしい」

 

優花里「そんなにヤバい会社なのですか!?」

 

杏「ヤバいとはちょっと悲しいな~」

 

杏「,,,,,,,,」

 

杏「制裁」

 

 

黒服 ザッザッ

 

優花里「え?なんですかこの人たち」

 

優花里「ちょ、ちょっと!離して下さい!」

 

優花里「どこに連れていくきですか!」

 

優花里「助けて、助け,,,,」

 

 

バタン!

 

 

優花里は黒服達にどこかに連れていかれてしまった

 

 

まほ「,,,,,,,,」

 

杏「かわいそうにね~」

 

そういったとき、みほが口を動かした

 

みほ「,,,,,,,,」

 

みほ「杏さん」

 

杏「ん~なに?」

 

みほ「どうして私を地下に入れたんですか?」

 

杏「だから~それは借金が,,,,」

 

みほ「それは嘘ですよね?」

 

杏「,,,,,,,,」

 

杏「ばれちゃった?」

 

みほ「はい、すぐにわかりました」

 

みほ「本当の理由はなんなんですか!」

 

みほは会長に怒りの言葉をぶつけた。

しかし、杏の答えはその怒りとは

真逆の答えが返ってきた。

 

杏「とくに理由はないかな~」

 

杏「単純に遊びたかっただけ?」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

みほ「,,,,そうですか」

 

杏「あ、いまさら出して欲しいとかなしだからね?」

 

みほ「そんなこと言いません」

 

みほ「私たちは勝ちます」

 

みほ「そして、エリカさんも救い」

 

みほ「会長も救って見せます」

 

杏「,,,,,,,,そう」

 

杏「まぁ頑張ってね~」

 

 

そういい終えると、今度はエリカに

話を進めた。

 

 

杏「あ、そうそう」

 

杏「エリカちゃん」

 

杏「かならず勝ってね」

 

エリカ「は、はい!」

 

杏「もし負けたら,,,,」

 

杏「命ないから」

 

エリカ「!!!」

 

杏「じゃあよろしくね~」

 

 

ピォン

 

 

エリカに対する話し方は、どこか

心がこもっていなく、

とても冷たい言葉だった,,,,

 

 

 

 

 

続く




みて下さりありがとうございました!


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みほ 沼に挑む 11

今回は沼の三段クルーンに対する説明がほんの少しだけ含まれます


みほが打ち始めてから中盤、

このカジノの会長であり、みほを連れてきた張本人である。

角谷杏がテレビ電話で話してきた。

そして、みほ達がこの電話が終わり、

再開したとき、またしてもエリカが疑問に思った,,,,

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エリカ(負けたら命がない,,,,)

 

エリカ(,,,,,,,,,,,,,,,,)

 

エリカ(ついに終わりか)

 

エリカ(あの釘も破壊されてしまった)

 

エリカ(私に勝ちなんかもう,,,,)

 

エリカが(いや、まだあるはず)

 

エリカ(ここで諦めたら,,,,)

 

エリカ(,,,,,,,,ん?)

 

 

このとき、エリカは沼の方を見て、何か引っ掛かった

 

 

エリカ(あのクルーン)

 

エリカ(なんか違和感が,,,,)

 

エリカ(なぜ手前にいっていないの,,,,?)

 

エリカ(,,,,,,,,!!)

 

エリカ(そうか,,,,そうゆうことか,,,,!)

 

 

エリカは何かがひらめいたかのように急いで事務室に向かった。

一方、沼を打っているみほは,,,,

 

 

みほ(,,,,,,,,,,,,,,,,)

 

みほ(これはまずいことになってしまいました)

 

みほ(どうしましょう,,,,)

 

 

みほは何かを困っているかのように沼を打っていた。

まほもみほの様子に気付いている様子だったが、

声をかけることはなかった。

 

果たして、みほが犯したミスとは,,,,

 

 

みほ(クルーンに入るのはいいけど)

 

みほ(これじゃ当たり穴に入らない,,,,)

 

 

そう、当たり穴に玉がは入らなくなってしまったのだ

 

 

この沼の三段クルーンは一段目と二段目が手前に当たり穴があり、

三段目は後ろ側に当たり穴がある。

いつもなら、前に傾いているため、一段目と二段目は

すんなりと入り、三段目は入らなくなっているのだが、

みほ達がウォーターキューブを使い、後ろに傾けたことにより、

三段目は当たり穴に入りやすいが、逆に一段目と二段目には

入りにくくなってしまったのだ。

 

 

エリカはこの状態に気付き、

事務室に向かっていったのだ。

 

 

~事務室~

 

 

エリカ「あった!」

 

エリカ「まだ勝機はあったんだ,,,,!」

 

 

エリカがてに持っているのは、手前と後ろに傾ける装置だった。

 

 

エリカ「後ろに傾いているのなら」

 

エリカ「更に傾ければいい!!」

 

エリカ「それで一段目と二段目に入らなくすれば,,,,」

 

エリカ「私は勝てる!」

 

 

そういい放ち、後ろへの傾斜を最大にした。

沼の回りが全て傾いていく,,,,,,,,

これにより、さらに一段目と二段目が入らなくなってしまった

 

 

みほ(これではお金が,,,,)

 

みほ(なくなっていくのみになってしまいます)

 

 

みほはこの時点で2500万円を使っていた。

 

みほ(何かいい案は,,,,)

 

 

そのときだった

 

 

カツーーーン

 

 

みほにしか聞こえないほどの小さながクルーンの先から鳴った

 

 

みほ(!!!)

 

 

この瞬間、みほの頭にある考えが浮かんできた

 

そして、エリカがみほの元にきた

 

 

エリカ「どう?様子は」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

エリカ「ダメなのね,,,,」

 

エリカ「てゆうか、全く三段目にもいっていないじゃない」

 

エリカ「一体何をしているの?」

 

みほ「,,,,エリカさん」

 

エリカ「はい?」

 

みほ「エリカさんに面白いものを見せてあげる」

 

エリカ「どうゆうこと?」

 

みほ「まず、クルーンの前に三万円を貼ります」

 

みほ「あとはこの状態で、打つのみです」

 

みほ「こうすると、諭吉さんが助けてくれるんです」

 

まほ「それは,,,,どうゆうことだ?」

 

みほ「見てみてからのお楽しみです」

 

 

まほとエリカは驚愕していた

この時、少しづつだが、民衆も集まってきて、興味を示していた。

 

 

エリカ(どういう意味?)

 

エリカ(一見なにもないけど,,,,)

 

 

だが、エリカにとってこれは弄ばれていると思ってしまった

 

 

エリカ「こんな馬鹿馬鹿しいことをやらないで」

 

エリカ「早くはずしなさい!」

 

 

この状態に意味がわからなかったエリカは、

その三万円を無理矢理取り外した

その瞬間、エリカ達は驚愕していた。

 

 

まほ「!!」

 

エリカ「何,,,,これ,,,,」

 

みほ「ね?すごいでしょ?」

 

 

そう、エリカ達が見たのは、

クルーンの所にはないはずの

無数の玉が徘徊していた,,,,

 

 

 

 

続く

 

 

 

 




見て下さりありがとうございました!


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みほ 沼に挑む 12

ここから最終局面になっていきます!


エリカが台を傾け、

みほの勝機を防いだかのように見えたが

逆に、それはさらに勝機を増やしたようなものだった,,,,

 

 

 

 

クルーンに玉が飽和してしまってから、

エリカはとても焦っている様子だった。

 

 

エリカ(なんで!?)

 

エリカ(玉がつまったってゆうこと!?)

 

エリカ(でもどうして,,,,)

 

エリカ(,,,,まさか!?)

 

 

ここでやっと自分がやってしまったミスと

気付いた。

急いでエリカは装置を使い、手前に傾斜をマックスに傾けた。

 

 

エリカ(一応傾斜は傾け直した)

 

エリカ(でも傾くのにも時間がかかる)

 

エリカ(その間に入れられたら,,,,)

 

エリカ(もう願うしかない,,,,!)

 

 

そのころみほは,,,,

 

 

みほ(たぶんエリカさんの仕業でしょう)

 

みほ(でもそのお陰でこうなったから)

 

みほ(嬉しいですが)

 

みほ(すぐに直しにかかるでしょう)

 

みほ(そこからが正念場です!)

 

みほ(直る前に当たり穴に,,,,)

 

みほ(入れなくちゃ!)

 

 

だが、そのみほの願いも中々届かず、

ほとんどが一段目や二段目で止まってしまっていた。

そして、3000万円を使おうとしていたときだった,,,,,,

 

 

エリカ(あともう少し!)

 

エリカ(ここさえ越えれば,,,,)

 

エリカ(私は勝てる!)

 

エリカ(だから、入らないで!)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

みほ(中々入らない,,,,)

 

みほ(ここが過ぎてしまったら,,,,)

 

みほ(負けたも同然,,,,)

 

みほ(だから、お願い入って!)

 

 

この二人が、同時に願ったそのときだった。

 

 

オォーーーーーー   ハイッターーーーーーー

 

 

みほ(え?)

 

みほ(!!!)

 

エリカ(何が起こったの?)

 

エリカ(嘘!そんな!)

 

 

玉が続々と排出していく

そしてクルーンを見てみると,,,,

玉がひとつだけ三段目に突入していた。

 

 

みほ(入ってる!)

 

みほ(お願い!入って!)

 

 

エリカ(これさえ終われば)

 

エリカ(私は勝てる!)

 

エリカ(お願い!入らないで!)

 

 

そして、結果は,,,,

 

 

 

エリカ「やった,,,,!」

 

エリカ「私は勝ったんだ!」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

エリカ「そんなに黙ってしまって、どうしたの?」

 

エリカ「私に負けたのが悔しい?」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

エリカ「でもいいわ」

 

エリカ「私は勝ったんだから!」

 

みほ「,,,,エリカさん」

 

エリカ「,,,,何?」

 

みほ「まだ勝負は決まった訳じゃありません」

 

エリカ「何をいっているの?」

 

エリカ「こんなものもう決まったようなものじゃない!」

 

エリカ「それとも何?まだ何か作戦でもあるというの?」

 

みほ「,,,,クルーンを見てください」

 

エリカ「なんで?」

 

みほ「これを見たら、全てがわかります」

 

エリカ「はぁ?」

 

 

しぶしぶエリカはクルーンをみた

そして、エリカは落胆した。

 

 

エリカ「そ、そんな,,,,」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

 

クルーンには、すでに排出されたはずの

玉がまだ徘徊していたのだ,,,,

 

 

みほ「残り1000万で勝負をつけます」

 

みほ「そこで見ていて下さい」

 

みほ「私が勝つ姿を」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

 

みほはエリカにそう宣言してあとに、

沼を再開した,,,

一方、エリカはかなり焦っていた。

 

 

エリカ(ヤバいヤバいヤバい,,,,)

 

エリカ(このままでは負ける!)

 

エリカ(嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ,,,,)

 

 

その焦っているエリカの所に店員が近づいてきた。

 

 

店員「店長、電話が,,,,」

 

エリカ「今はもう切っておいて」

 

エリカ「誰とも話したくないの,,,,」

 

店員「で、ですが,,,,」

 

エリカ「,,,,わかったわよ」

 

 

エリカはしぶしぶ電話を受け取り、

通話を始めた、

だが、その相手は予想もしない相手だった,,,,

 

 

エリカ「,,,,もしもし」

 

杏「やぁ~なんかやけにめんどくさそうに出たね?」

 

エリカ「会長!」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

エリカ「ちょっと場所を変えてもいいですか?」

 

杏「いいよ~」

 

 

~カジノ外~

 

 

杏「かなり負けているみたいだね~」

 

エリカ「いや、そんなことはありません!」

 

杏「負けているよね?」

 

エリカ「,,,,,,,,はい」

 

杏「だよね、だからかけてきたんだけど」

 

杏「あれを使わないの?」

 

エリカ「あれとは,,,,まさか!」

 

杏「あれを使えば絶対勝てると思うんだけどな~」

 

エリカ「あれはだめです!」

 

エリカ「あまりにも目立ってしまいます!」

 

杏「何呑気な事をいっているの?」

 

エリカ「!!!」

 

杏「勝ちたいんだよね?」

 

杏「なら無理でも勝とうよ」

 

エリカ「しかし,,,,!」

 

杏「地下にいきたいの?」

 

エリカ「,,,,,,,,!」

 

杏「また戻りたい?」

 

杏「嫌だよね?」

 

エリカ「,,,,,,,,はい」

 

杏「私に誓ってくれたんだよね?」

 

エリカ「,,,,,,,,はい」

 

杏「なら言うことを聞かないと」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

杏「じゃあよろしくね~」

 

エリカ「,,,,わかりました」

 

 

ピッ

 

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

エリカ「そう,,,,私は誓った,,,,」

 

エリカ「会長のゆうことは絶対,,,,」

 

エリカ「あれを使おう,,,,」

 

エリカ「そして,,,,勝とう,,,,」

 

エリカ「会長の為に,,,,」

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 




みて下さりありがとうございました!


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みほ 沼に挑む 13

そろそろ最終回ですね!


杏からの洗脳を受けたエリカは、

最後の装置を使おうとする。

みほはまだその装置の存在に気付いていないが、

果たして,,,,

 

 

 

 

 

 

みほは沼を打ち続けていた。

それなりに三段目にも入って来ていた

 

 

みほ「かなり入っていますね」

 

みほ「あとはお金の問題,,,,」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

 

黙り込んだ時、まほがみほのもとに近づいてきた。

 

 

まほ「なぁ、みほ」

 

みほ「何?お姉ちゃん?」

 

まほ「エリカを見ていないか?」

 

みほ「エリカさん?」

 

みほ「そういえばみていないなぁ,,,,」

 

みほ「何かあったのかな,,,,」

 

まほ「だといいのだが,,,,」

 

 

二人してエリカの行方について考えていた頃、

エリカは事務室にいた。

 

 

エリカ(あれ,,,,)

 

エリカ(どこにあるの,,,,?)

 

 

エリカは例の装置を探していたのだが、

見つからずにいた。

 

 

エリカ「どうして?」

 

エリカ「どうしてないの!?」

 

 

エリカは事務室の中で怒っているかのように叫んだ

その時、ちょうど店員が入ってきた

 

 

エリカ「,,,,ハァ,,,,ハァ,,,,」

 

店員「ど、どうしたのですか?」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

 

ガシッ

 

 

店員「え?ちょ,,,,」

 

 

いきなり黙ったかと思うと、

今度はいきなり店員の肩をわしずかみにしながら

問いただしてきた。

 

 

エリカ「ねぇ、あれはどこ?」

 

エリカ「あの装置はどこにあるの?」

 

店員「ちょっと待って下さい」

 

店員「まさかあれですか!?」

 

エリカ「そう、あれを探しているの」

 

店員「でもあれは使っちゃダメなんじゃ,,,,」

 

 

そう店員が言った途端、

エリカはいきなり

人格が変わったかのように喋りだした。

 

 

エリカ「今はそんな事気にしてられないの!!」

 

エリカ「どうしても勝たなくちゃいけないの!」

 

エリカ「もし負けたら,,,,」

 

 

そう言いかけた途端、エリカは

頭を押さえながら、抱え込んでしまった

 

 

店員「店長!?大丈夫ですか!?」

 

エリカ「,,,,うん」

 

エリカ「ちょっと頭痛を起こしたみたい」

 

エリカ「それより,,,,」

 

エリカ「早く探しだして作動させましょう」

 

店員「わかりました」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

一方、みほの方は,,,,

 

 

みほ「もう少し、もう少しだよお姉ちゃん!」

 

まほ「あぁ!そうだな!」

 

 

三段クルーンの一段目と二段目が

つまっている状態が続いていた。

 

そして、ついに,,,,

 

 

みほ「,,,,!」

 

まほ「きた!」

 

 

三段目に玉が入った

だが、今回は違った。

玉が二発入ったのだ

同じ空間で,,,,,,,,

 

 

みほ「これは,,,,,,,,!!」

 

まほ「頼む!入ってくれ!」

 

 

まほも必死になって悲願した

 

 

ウォーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

 

 

民衆も興奮の渦に包まれていた。

そして、誰もが「入った」そう確信した瞬間だった。

 

 

シュハン

 

 

音が鳴りだしたかと思うと、

その二つの玉が割れるかのようにわかれ、

外れ穴に吸い込まれていった。

 

 

みほ▪まほ「え?」

 

 

二人はまるで今、何が起きているのかが理解出来ていなかった、

その時、

 

 

 

 

エリカ「間に合ったわ」

 

 

 

 

 

エリカが突然姿を現し、

みほ達に向けてそう言い放った、

だが、そのエリカの目には、

光が存在しておらず、

そしてエリカの手元を見ると、

小さな機械が握られていた,,,,

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 




みて下さりありがとうございました!


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みほ 沼に挑む 14

装置を作動させたエリカ、

みほ達はまさしく困惑に陥っていた、

果たして当たり穴に入るのが先か、

お金が尽きるのが先か,,,,

 

 

 

 

 

みほ「一体何をしたの?」

 

エリカ「別に?」

 

まほ「ここまできてとぼける気か?」

 

 

まほはエリカにあの現象について問いただしていた。

 

 

まほ「さぁ、正直に言ってくれ」

 

まほ「一体何をしたんだ?」

 

エリカ「そんなに気になるなら」

 

エリカ「自分の目で確かめてきたらどうですか?」

 

 

まほはエリカに言われた通り、

三段クルーンの三段目を覗いてみると,,,,

 

 

まほ(一体どうなっている?)

 

まほ(一見何もないように見えるが,,,,)

 

まほ(,,,,ん?)

 

まほ(何か音が聞こえる,,,,)

 

 

まほはその音がする所に耳を傾けて見ると,,,,

 

 

まほ「これか!」

 

みほ「何か分かったの?」

 

まほ「,,,,,,,,」

 

まほ「,,,,エリカ」ボソボソ

 

まほ「これは卑怯だろ,,,,」ボソボソ

 

みほ「本当にどうしたの?独り言いっているけど,,,,」

 

まほ「自分で見てみろ,,,,」

 

みほ「???」

 

 

みほはまほに言われた通り、三段目を見ていた。

 

 

みほ「,,,,,,,,」

 

まほ「,,,,わかったか」

 

みほ「,,,,うん」

 

 

そう、みほ達がみたのは、

三段クルーンの三段目の当たり穴、

よく見ると、その周りから風が噴出していたのだ、

これには、みほ達も驚いていた。

 

 

エリカ「何かわかりましたか?」

 

 

そう言いながら、エリカはみほ達に近付いてきた。

 

 

まほ「,,,,エリカ」

 

まほ「そんなに勝ちたいのか?」

 

まほ「こんな姑息な手を使ってまでこの勝負に勝ちたいのか?」

 

 

そうエリカに説いた。

そして、エリカは笑いながら答えた。

 

 

エリカ「はい、その通りですが?」

 

まほ「なぜだ?なぜなんだ?」

 

エリカ「なぜかって,,,,」

 

エリカ「会長や自分のためですよ」

 

まほ「,,,,,,,,,,,,」

 

 

まほはそのエリカの言葉に絶望し、

膝が崩れたようにその場で座り込んでしまった。

そんなことも気にしずに、エリカはみほに聞いた。

 

 

エリカ「どうするの?まだやるの?」

 

みほ「やります」

 

みほ「残り600万で勝負をつけます」

 

 

そう言ったみほの目は、

エリカを睨んでいた,,,,

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

みほ「どうしよう,,,,」

 

 

みほは台を打ちながら考えを膨らませていた。

 

 

みほ(残り500万しかない,,,,)

 

みほ(でもクルーンも飽和状態になっているし)

 

 

その時だった。

 

 

カツーン

 

 

みほ「!!!」

 

玉が宙に舞っているのだ、

このいきなりのチャンスにみほもびっくりしていた。

 

 

みほ「入って!!」

 

 

だが、その願いもかなわず、

当たり穴の少し右側に落ちていった。

だが、みほにとってこれは希望が増えたようなものだった,,,,

 

 

みほ「これなら,,,,!」

 

 

だが、その微かなる希望もむなしく、

ついに残り100万にまで追い込まれた。

 

 

まほ「みほ」

 

まほ「もう諦めよう,,,,」

 

まほ「このままいっても負けるだけだ!」

 

みほ「私はいくよ」

 

まほ「!!」

 

みほ「まだ希望は残っているの」

 

みほ「それに賭けるよ」

 

まほ「でももし負けたら,,,,」

 

みほ「その時は覚悟を決めるよ」

 

 

この会話が終わった頃、

エリカが様子を見にきた。

 

 

エリカ「どうしたの?もう終わりだよね?」

 

みほ「いいえ、まだです」

 

エリカ「そう、もう終わったも同然だけどね」

 

エリカ「まぁ、早く終わらせてよ」

 

エリカ「この人達も待っているしね」

 

黒服「,,,,,,,,」

 

みほ「わかりました」

 

みほは席につき、一つ深呼吸をして、再開した。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

エリカ(大丈夫,,,,よね?)

 

エリカ(あとは尽きるのを待つのみ,,,,)

 

エリカ(待つのみ,,,,)

 

エリカ(,,,,,,,,)

 

 

 

エリカは内心焦っていた。

 

 

 

 

みほは100万円分を打とうとしていた。

 

 

 

みほ(これが最後の希望)

 

みほ「いきます!」

 

 

ウォーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 

 

民衆も盛り上がっていた。

そして、玉が無くなりかけた、その時だった,,,,

 

 

カツーン

 

 

みほ「きた!!」

 

まほ「何!!」

 

エリカ「ヤバい!」

 

また玉が宙にとんだ、

これがみほ達にとってラストチャンスだった、

 

 

みほ「入って,,,,」

 

まほ「頼む,,,,」

 

 

みほ達はこれでもかと悲願した、

 

 

エリカ「入るな入るな,,,,」

 

 

エリカも同じように悲願していた,,,,

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュハン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その音が鳴り、玉は左側にずれ、落ちていった,,,,

 

 

エリカ「,,,,やった!」

 

エリカ「私は,,,,勝ったんだ!」

 

エリカ「アーーハッハッハッハッ!」

 

 

エリカは勝った喜びで高笑いを繰り返していた、

だが、エリカの目を見ると、やはり光が存在していなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 




みて下さりありがとうございました!


次回最終回です!


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みほ 沼に挑む 完結

これで最終回です!


ついに軍資金全て費やしてしまったみほ達。

みほ達には未來はあるのか,,,,

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みほが軍資金を全て使いきってしまった時、

ここにいる民衆達は一時静寂が訪れていた。

その静寂を切り裂いたのが、エリカだった。

 

 

エリカ「どう?負けた感想は?」

 

まほ「,,,,エリカ」

 

エリカ「はい?」

 

まほ「何とかできないのか?」

 

 

まほはエリカに迫ってきた。

だが、エリカは笑いながら返答した。

 

 

エリカ「まさかの隊長が命乞いですか?」

 

まほ「!!」

 

エリカ「真っ直ぐ進むのが西住流じゃないんですか?」

 

まほ「,,,,,,,,」

 

エリカ「何も返せませんか,,,,」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

 

少し黙り、今度はみほに聞いてきた。

 

 

エリカ「あなたはどうなのよ?」

 

みほ「別に何も」

 

エリカ「,,,,え?」

 

エリカ「何も思わないの?」

 

みほ「お姉ちゃんとは違って」

 

みほ「覚悟を決めていましたから」

 

エリカ「,,,,そう」

 

エリカ「じゃあいいわ」

 

エリカ「連れていって下さい」

 

黒服「はい」

 

 

黒服達はみほ達はをつれていこうとしていた。

 

 

まほ「やめてくれ!」

 

黒服「そんなに動くな!」

 

まほ「嫌だ!地下にはいきたくない!」

 

黒服「ならば二度と借金をするな」

 

まほ「,,,,,,,,」

 

 

まほは最初は暴れていたが、

諦めたのか、徐々に暴れる気力を失っていった。

 

 

黒服「立て」

 

みほ「,,,,はい」

 

黒服「やけに素直だな」

 

みほ「覚悟は決めていましたので」

 

 

みほは素直に黒服の言うことを聞いていた

 

 

エリカ「早く連れていって」

 

黒服「はい」

 

黒服「いくぞ」

 

まほ「もう嫌だもう嫌だ,,,,」ボソボソ

 

みほ「,,,,,,,,」

 

 

まほや民衆がこのまま終わるのかと思ったその時だった,,,,

 

 

みほ「ちょっと待って下さい」

 

 

みほのその一言でまた静寂が訪れた、

 

 

みほ「まだあるんですよ」

 

 

エリカは頬をピクリと反応させた

 

 

エリカ「あるって,,,,何がよ」

 

 

その言葉を聞いた途端、

みほは自分が座っていた椅子の横の鞄を漁った

 

 

みほ「これです」

 

エリカ「!!!」

 

 

手元には1000万円が握られていた

 

 

まほ「まだあったのか!?」

 

みほ「はい」

 

みほ「こんなことがあろうかと用意していました」

 

エリカ「まさか黙っていたのは,,,,」

 

みほ「はい、持っていたのを感ずかれたくなかったから」

 

みほ「では、再開しましょうか」

 

 

 

みほは笑っていた。

だが、その笑顔には光が存在していなかった,,,,

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

みほは沼を再開し出していた。

これを見て、エリカは焦りの顔を隠せなかった。

 

 

エリカ(どうしよう,,,,)

 

エリカ(こんなもの、終わったも同然じゃない!!)

 

エリカ(もう終わってしまった,,,,)

 

 

 

 

みほ「いけるよね?」

 

まほ「あぁ!いける!」

 

 

すでに三段クルーンは飽和状態であり、

三段目も玉が詰まっていた。

そして、最後の玉が三段目に入ったとき、全てが決まった

そう、雪崩がおきたかのように、玉が当たり穴に入り込んだ。

その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

プァーーーーーーーーーーーーン    プァーーーーーーーーーーーーン

 

 

 

まほ「な、なんか鳴り出したぞ,,,,」

 

みほ「うん、でもこれは勝ったと言う意味だよね?」

 

まほ「そうだな!」

 

 

二人は喜んでいた。

 

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

エリカ「ハ,,,,ハッハッハッハッ,,,,」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

 

エリカは上を向きながら、絶望していた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

あれから、6億円分の玉が排出され、

みほの椅子の横に山積みにされていた

このときのみほは、まさに至福を感じさせる顔をしていた。

 

 

そして、黒服がエリカをつれていこうとしたときだった。

 

 

黒服「立て」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

黒服「早くしろ」

 

みほ「待って下さい」

 

みほ「つれていくのはやめてください」

 

黒服「そうは行かないんだ」

 

 

黒服がそう言った途端、みほは衝撃的なことを口にした。

 

 

みほ「ならば私が全ての責任を持ちます」

 

まほ「!!!」

 

エリカ「!!!」

 

黒服「お前,,,,自分のいっていることがわかっているのか?」

 

みほ「はい」

 

黒服「,,,,だが、それはできない」

 

みほ「そうですか,,,,」

 

 

そう言ったみほは下を向きながら黙り込み、

真正面を向いたかと思うと、また衝撃的なことを口にした

 

みほ「エリカさんに借金を背負わせたのは私です」

 

エリカ「!!!」

 

まほ「!!!」

 

黒服「!!!」

 

 

一同は騒然となっていた。

そして、黒服はみほに歩みでた。

 

 

黒服「それは,,,,本当なんだな?」

 

みほ「はい」

 

 

黒服に返事をしていたみほの顔はまさに覚悟を決めた顔だった,,,,

 

 

黒服「そうか,,,,ならば仕方ない」

 

黒服「西住みほ、お前を今から連行する」

 

みほ「,,,,はい」

 

黒服「エリカ、早く行け」

 

 

エリカは黒服からの拘束から解かれ、

まほの横についた。

そして、みほが代わりに拘束され、

みほが連れていく瞬間、エリカはみほに聞いた。

 

 

エリカ「,,,,何で?」

 

エリカ「何で私をかばったの!?」

 

 

そして、みほは笑いながら返答した。

 

 

みほ「何でかな,,,,」

 

みほ「私も分からないや,,,,」

 

エリカ「待って!」

 

エリカ「お願い,,,,行かないで,,,,」

 

エリカ「言葉を間違えましたって言って,,,,」

 

 

エリカはいつのまにか、みほに悲願していた。

 

 

みほ「ごめんなさい」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

 

だが、その言葉をみほは受けとることはなかった,,,,

 

 

 

そして、歩いていく時、

みほは前を向きながらエリカに向けて呟いた。

 

 

 

みほ「エリカさん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みほ「,,,,ありがとう」

 

 

 

これがエリカに聞いた、みほの最後の言葉だった,,,,,,,,

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みほ 沼に挑む 完結

 




いかがだったでしょうか!
もしかしたら、続編などのリクエストが
あると、続編を書くことがあるかもしれません。



ここまで見てくださり、ありがとうございました!
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