IS 真の平和の栄光 (アルトロニオ)
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プロローグ
Beginning


はじめまして、書くことはじめてなので色々と怖いですけど、よろしくお願いいたします。
ほとんど趣味で書こうと思ってます
ダメな人は見ないでください!!


昔、僕はひとりであった

それはなぜかって?

それは僕には不思議な力があったからさ。

その力で誰かを傷つけると思って作らなかった。

 

 

僕は不思議な力があることを最初は怖がってた。

 

でも、母さんと父さんはそんなことを気にしなかった。

それは母さんと父さんには僕の不思議な力があることを

知っていたから。

僕はそんな母さんと父さんにとても感謝していた。

 

僕はそのまちでいろんな人に出会った、その人たちはどの人も英雄のような存在だった。

 

僕はこの町でずっと暮らせるものだと思っていた…

しかし現実はそう甘くはなかった……

 

 

白騎士事件であった。

篠ノ之束というIS、通称インフィニットストラトスの科学者が行った事件だ。

その事件によってISの存在が証明され、女尊男卑という風潮がついた。

しかし僕のすんでいる町はそんな風潮に染まることはなかった。

 

僕はまた静かに暮らせるものだと思って安心した。

僕が中学入ったとき父さんと母さんからこんな話をされた。

 

父「俺がアナハイム社で働いてるのは知っているよな?」

 

 

僕「そりゃもちろんだよ。」

 

父「なら話が早い、お前を鍛えて、アナハイム社で手伝いをしてみてはどうかな? 女尊男卑主義が通った世の中で生き残るためにはそれなりの技術や力が必要になる、

それでどうだ、休みの日にでもいいからさ?

お前には不思議な力、いまで言うならスタンドを最大限に生かしてみるのはどうだ?」

 

僕「う~ん、いい話だね、でもな…」

 

僕が悩んでるときに母さんからすんごい言葉が出てきた

 

母「たしか、いま貴方の会社にジャンク屋のロウさん、デュオさんが来てるんじゃないのかしら??」

 

 

僕「な、な、なんだってェーーー!!」

 

父「あのふたり、たしか暫くの間、技術の顧問で呼ばれてたな~」

 

僕「父さん、母さん、俺やるよ!」

 

 

僕はアナハイム社の東北支部で、学校のない日に手伝いをし、色んな技術を学んでいました。

僕のあこがれのジャンク屋のロウさんやデュオさんからもたくさんのことを教えてもらいました。

一番驚いたのはロウさんの知り合いのアグニスさんかな

アグニスさんは毎回のように女尊男卑のことになると

 

アグニス「我慢ならんっ!!」

と叫ぶ…

マジでこの風潮を変えてくれる人なんじゃないのかなって思ったよ。

 

 

そして、時がたち、僕が中学3年終わるころ、アナハイム社のテストパイロットの称号を手に入れたときに運命がまた変わった。

朝、目が覚めて、テレビをつけると

そこには…

<男性初のIS起動>

そう映っていた。

 

「やれやれだぜ。」

 

 

to be continued

 

 




適当に繋げるように書いてるようにみえますが
本当にすいません…
次回もよろしくお願いします。


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next stage

下手ですけど、よろしくお願いします。



僕はそのニュースのあと、父さんとアナハイム社にいって

全国でISの適性検査が行われてるいることを知った。

僕はテストパイロットになるから当然免除だと思ってた。

 

しかしIS委員会の連中が調査しろとうるさかったので、

仕方なくやるハメになった。

 

デュオ「ったく~ッ IS委員会も面倒事増やしやがって。

まあ軽くやってくれよ、ハルカ」

 

 

「了解です。」

 

 

ヒルデ「ちょっと、デュオ!面倒だからってそんなこと言わないの!!」

 

デュオさんとヒルデさんは少しばかり痴話喧嘩をしてたが、すぐに収まった

 

 

 

「それでは、触ってみます。」

 

 

 

 

 

キュィィィィィン

 

 

 

 

 

 

と機械が擦れるよな音がした。

 

 

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁ!?!?!?」

 

 

 

 

 

 

頭に何か膨大な情報が入ってきた。

 

 

 

 

 

そして、いつの間にかISが体に纏っていた。

 

 

 

 

デュオ、ヒルデ「!?」

 

 

 

デュオ「おいおい…マジかよ…… ヒルデとりあえず報告しておけ」

 

 

 

 

ヒルデ「う、う、うん…」

 

 

 

そして、僕は2人目のIS操縦者になってしまった…

 

 

色々と纏めると

 

 

アナハイム社ではなくIS学園に入学すること

 

 

IS学園の学生寮で過ごすこと

 

 

これより下は極秘でアナハイム社の人間以外には知られていないこと

 

 

テストパイロットの任務は続行、

 

 

新たにISのテストパイロットとしての任務が追加された。

 

 

専用機が渡されることになった。

 

 

僕は2人目のIS操縦者としてニュースになるが、

裏にアナハイム社があることを知られるのは入学されてからであると父さんの上司の人に言われた。

 

 

色々と面倒なことを終えて家に帰った

 

 

そのあと暇だったから親友の裕也に電話した。

 

 

遼「もしもし~」

 

 

裕也「おぉ~遼、 ニュースみたがすんごいことになったな。」

 

 

遼「まぁ、大変だけどさ仕方ないよ、ここだけの話、テストパイロットは続けさせてくれるからさ、それだけでもありがたいよ。」

 

 

裕也「まあ、なにもかも無駄にならなくてよかったな」

 

 

遼「そうだね、まあIS学園から通うことになるけどさ、これからもよろしくな。」

 

 

裕也「なんだよ、染みたれったこと言うな~、お前の養分でも取ってやろうか?」

 

 

遼「おいおい…それはマジで勘弁してくれよ…」

 

 

裕也「あはは、冗談だよ、それじゃ頑張れよ、じゃあな~」

 

 

遼「おう。」

 

 

裕也はいま住んでるこの町で出会った、親友である。

彼も同じように不思議な力を持っていた、

僕と裕也は最初は嫌悪な関係であった。

時間がたつにつれて、お互いの力を認め合うようになり

親友兼相棒になった。

裕也と何か挑戦できなくなるのは淋しいな。

 

 

 

 

 

そして月日が流れて、4月

IS学園に旅立つ日が来た。

 

 

遼「それじゃあ、父さん、母さん、行ってくるね。」

 

 

母「頑張ってきてね、家に戻れるときは連絡してね」

 

 

父「頑張ってこいよ!!」

 

 

僕は父さんと母さんに手を振りながら出発した

 

 

 

 

 

 

 

数時間の旅を経て、IS学園についた。

 

 

うわぁ~、凄い広いな~。

 

おっと!感心してる場合じゃない、総合事務受付に行かなくては。

 

 

 

<総合事務受付>

 

「あの~今日からこの学校に入学することになった

虹村遼と言います。」

 

 

 

「君ね噂の2人目の男性操縦者は~」

 

 

 

「はい、そうです。」

 

 

 

「この書類にサインして。」

 

 

 

 

「はい、書き終わりました。」

 

 

 

「はい、確認しました。それでは、学園生活を楽しんでください。」

 

 

 

そうすると、前から女性の先生がきた

 

「お前が、2人目の男性操縦者か」

 

 

 

「はい、そうですけど」

 

 

「そうか、私はお前のクラス1年1組の担任の織斑千冬だ。」

 

 

へぇーこの人が織斑千冬さんか、意外に綺麗なひとだな、

でも、僕の好みではないけど…

 

「織斑先生、はじめまして、虹村遼です。よろしくお願いします」

 

 

「それではお前のクラスに連れていく、ついてこい。」

 

 

 

「わかりました」

 

 

 

そして、1年1組の教室の前に着いた。

 

 

 

「私が入れと言ったら入ってくれ」

 

 

 

「わかりました」

 

 

織斑先生が入ったあと色々となにか騒いでたが、

まあいいのかなって思った。

 

そして

中から

「もうひとり、このクラスに転入者が来る、入ってこい」

 

 

 

 

「さぁ、行きますか…」

 

 

 

彼は新たな1歩を踏み出した。

 

 

 

彼は思う、

この先に何があろうとも、

誰よりも生き抜いてみせると…

 

 

 

そして、虹村 遼の物語がいま始まる

 

 

 

 

 

to be continued

 




次回もよろしくお願いします。


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キャラ設定

キャラ紹介とか色々と紹介します


オリジナル主人公 虹村遼(にじむらはるか)

 

 

身長 178㎝

 

血液型 B型

 

 

 

 

不思議な力《スタンド》を持つ少年

 

 

アナハイム・エレクトロニクス社のテストパイロット

 

 

 

スタンド名:ザ・ワイルド

 

近距離パワータイプの人間型スタンド

 

能力:「一定時間、スタンドの身体能力を上げること。」

ラッシュができる

高速で動くことができる(時間は止められない)

通常時、パンチの威力はスタープラチナ同等

能力使用時はとてつもないスピードとパワーをもつ

掛け声は「ウラララララララァ!!」

 

しかし、膨大な集中力と体力が必要になり、頻繁に使うことが出来ない。

 

スタンドの姿はTIGER&BUNNYのワイルドタイガー

 

 

昔はスタンドの力があったせいで友達を作ろうとしなかったが引っ越した先で出会った人たちに会い、彼の性格は一変した。

 

彼は自分の尊敬する人のことをバカにしたり、貶したりすると、ぶちギレる。それを止められるのは親友の裕也と数人ぐらいである。

 

 

 

勉強はしっかり出来る方で、中学時代は常にトップの順位をキープしている。

しかし、機械の整備、物を作ることに関しては大の苦手で、いつも頭を悩ませている。

 

昔は無口な性格だったが、親友の裕也と出会ってからは

温厚な性格になった。、自分の問題は自分で片付けようとする超まじめ、ダメになるととても弱気になる。

普段は温厚である。常に銃とナイフは隠し持っている。

 

 

 

 

容姿は「マクロスΔ」のハヤテ・インメルマンの様な見た目。

髪の色は黒。

 

 

好きな食べ物 カレー、ゼリー

 

 

嫌いな食べ物 酸っぱいもの

 

 

 

 

 

噴上裕也《ふんがみゆうや》

 

遼の親友である。

容姿はジョジョ4部に出てくる噴上裕也とほぼ同じ。

スタンドは、ハイウェイ・スター

 

 

 

 

虹村光太郎《にじむらこうたろう》

遼のお父さん

現在はアナハイムエレクトロニクス社東北支部

の技術部門の部長。

 

 

 

虹村星子《にじむらせいこ》

遼のお母さん

主婦兼看護師。

 

 

最初に出てきた、ジョジョキャラやガンダムキャラの人たちは設定はほぼ原作と同じです。

 

 

 

使うスタンドはジョジョ3部から4部に出てくるスタンドのみです。

 

 

 

 

 

 

初期段階の主人公のISは

漫画 ガンダムW Endless Waltz

敗者たちの栄光の機体になります。

紹介しておきます。

 

 

ガンダムデスサイズ

材質:ガンダニュウム合金

武装:バルカン、ビームサイズ、

バスターシールド、ハイパージャマー

追加武装:ルーセット

機動性に優れたガンダム

 

 

ガンダムヘビーアームズ

材質:ガンダニュウム合金

武装:バルカン、マシンキャノン、

ビームガトリング、ホーミングミサイル、

胸部ガトリング砲、マイクロミサイル、

アーミーナイフ

追加武装:イーゲル、ダムゼルフライ

主に重火器をメインにしたガンダム

 

 

ガンダムサンドロック

バルカン、ミサイル

ヒートショーテル

シールドフラッシュ

クロスクラッシャー

(シールド、ヒートショーテルを合体させたもの)

追加武装:アーマディロ

重装甲かつパワー型、白兵戦に特化したガンダム。

 

ウイングとシェンロンは今後登場する予定です。

*ガンダムはアナハイムエレクトロニクス社の特権であるという設定になってます。ガンダムシリーズは全てアナハイム社で極秘裏で作られたものであります。

 

 

ISに出てくる人はほぼみんな出てきます。

例外的に最初の方には出てこない、楯無さんや簪ちゃん、虚さんを出しますのでよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

メインヒロインは虚さんにします。

なんでだと思いますか?それは虚さんが整備科の生徒だからです。

あとはなんとなくです!




次回から本編が始まります。


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本編
第1話


今回から本編に入ります
よろしくお願いします


僕は教室に入った。

 

 

「自己紹介をしろ」

 

 

そう言われたので、分かりました。と答えた。

 

 

「皆さん、はじめまして。虹村遼です。2人目の男性操縦者です。趣味は音楽を聴くこと、あとは絵を描くことです。

ISの知識はまだまだ未熟な部分が多いので色々と教えてください。気軽に話しかけてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。」

 

 

そう言って、暫く静寂があった……

 

 

 

 

 

なにか来る!?と感じ、

僕は両耳を両手で塞いだ。

 

 

 

 

そして、、、

 

 

 

「「「「キャーーーーー!!!」」」」

 

 

 

とクラスの女子は急に叫んだ…

 

「二人目の男子、超イケメンだわ!!」

 

「護ってもらいたい系男子だわ!!」

 

 

女子の皆さんが色んなことを叫んでる…

ここはあれを使うか…

 

「やかましいッ!うっとおしいぜッ!!

おまえらッ!」

 

 

「「「「………」」」」

 

「「「「は~い!」」」」

 

やれやれ。

 

 

「お前の席は後ろの空いてる席だ。」

 

 

「はい、分かりました」

 

 

そのあと、色々と説明していた、

 

 

 

・ISの知識を半年で覚える

 

 

・ISの基本動作を半月で覚える。

 

 

ほんと無茶ぶりじゃないですか…

 

 

こんなの覚える1年くらい必要じゃないのかな?

まあ、ここに来たってことは覚えなきゃいけないことだし、頑張ってみますか。

 

 

 

 

HRが終わり、休み時間になったとき、誰かきた。

 

 

一人目の男性IS操縦者の織斑一夏君であった。

 

 

「俺は織斑一夏、一夏って呼んでくれ。

よろしくな、遼。」

 

 

「よろしく、一夏君。」

 

 

「堅苦しいな、君づけで呼ばなくてもいいのにさ」

 

 

「いやいや、そう呼ぶのが僕なりの礼儀ってやつだから

気にしないでくれ。」

 

 

すると、一夏君の後ろから

 

 

「ちょっといいか?」

 

 

「えっと…君は?」

 

 

「篠ノ之箒だ。」

 

 

「篠ノ之さんね、よろしく。」

 

 

「ところで、一夏を借りてもいいか?」

 

 

「いいですよ。」

 

 

「すまない、一夏ついてこい。」

 

 

「お、おう。またあとでな遼。」

 

 

一夏君は篠ノ之さんに連れてかれてどこかに行った。

授業にはしっかり間に合ってたけど。

 

 

 

<授業>

授業は最初からISのことばかりだったが、

予習はしっかりとやっていたので、授業についていくことはできた。

 

 

 

山田先生「虹村君、わからないところはありますか?」

 

 

「僕は問題ありませんよ。でも、」

 

 

「でも?」

 

 

「一番前に座ってる一夏君が青ざめた顔をしてますよ。」

 

 

一夏君は全くわからなかったらしい。

それに必読と書かれた参考書を捨ててしまったらしい。

 

織斑先生に怒られて、1週間で覚えろと言われて、

 

冷や汗が凄かったな…

 

 

 

 

<休み時間>

 

 

 

一夏君がきて、

 

「遼、頼む!俺に教えてくれないか?」

 

 

「う~ん、ダメだね(ヾノ・∀・`)

僕だって覚えるので手一杯なんだよね」

 

 

「えぇ!?そこをなんとか頼む」

 

 

「なあ~んてね♡

ほら、僕のノート貸すから、放課後もちょっとは教えるから。」

 

 

「ありがとう!マジで助かった~」

 

 

「んじゃ僕はトイレに行ってくるよ。」

 

 

「おう」

 

 

僕がトイレに行ってる間、金髪の人と織斑君がなんか色々と言い合ってたらしい。(金髪の人が一方的に言ってたらしい。)

 

面倒なことに当たらなくてよかった、よかった。

 

 

 

 

<放課後>

僕は教室で一夏君に勉強を教えてた。

 

 

「ここはこうで、そこはこんな感じだよ。」

 

 

「ふう~、助かったよ、遼がいなかったら、どうなるかと思ったよ。」

 

 

「まあ、ちゃんとやれば1週間で覚えられるよ。」

 

 

 

キリがいいところで、山田先生が現れた

 

 

「織斑君、虹村君、ここにいましたか。」

 

 

「「山田先生、どうしました??」」

 

 

 

「部屋の鍵を渡しに来ました。」

 

 

そういえば鍵を貰ってなかったな

 

 

「織斑君は1025号室です。

申し訳ないんですけど、虹村君は、人数の調整で3年生の寮に住むことになりました。部屋は3015号室です。」

 

 

「はい、問題ありません。部屋があるだけでも、充分ですから。」

 

 

「寄り道せずに帰ってくださいね」

 

 

「「はーい」」

 

 

そして、帰宅

 

 

他愛ない話をして、

 

 

「んじゃあ、僕は3年生の寮だからこっちだね。

また明日、一夏君。」

 

 

「おう、じゃあな、遼また明日な。」

 

 

僕は一夏君と別れて3年生の寮にむかった。

 

 

<3年生寮>

入ると女性ばかりで気をしっかり持つのがとても辛かった。

そして、部屋に着いた

 

<3015号室>

 

 

とりあえず、相手は女性だからしっかりノックしないとね。

 

 

コンコン

 

 

「はい。」

 

 

「今日からこの部屋に住むことになった虹村です」

 

 

「はい、いま開けます。」

 

 

ガチャ、ドアが開いた。

 

 

そこには三つ編みで、眼鏡をかけた人がいた。

見た感じお堅い雰囲気の人だと思った。

 

僕はその人にとても見とれていた。

おっと、自己紹介しないと。

 

「はじめまして、今日からこの部屋でお世話になります、

虹村遼です。よろしくお願いします。」

 

 

「はじめまして、布仏虚と申します。よろしくお願いします。」

 

 

 

「よろしくお願いします、布仏先輩」

 

 

「こちらこそよろしくお願いします。」

 

 

そのあと、僕は布仏先輩と同棲するというので、色んなルールを決めた。

ちなみに朝食と夕食は3年の食堂で食べることになった。

夜は先輩と色々と話をし、生徒会の会計の仕事をしてることを知り、とても凄い人だと知った。

 

あっという間に初日が終わった。

のんびりと学園生活が楽しめるものだと思っていたが、

明日から波瀾万丈な学園生活が始まるとはこの時の僕にはわからなかった。

 

 

 

to be continued

 





お気に入り登録、評価等もよろしくお願いします。
それでは、次回もよろしくお願いします。


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第2話

今回もよろしくお願いします。


僕はいま布仏先輩といま沈黙が起きている…

 

 

 

あ…ありのまま 今 起こったことを話すぜ…

とてもヤバいことを体験した

朝、寝巻きを脱ぎ、パイロットスーツのインナーをきて、

洗面所に行き、顔を洗ってたら、布仏先輩がシャワールームから出てきた。シャワールームから出てきた

つまり、布仏先輩は裸で俺もインナーを来てたので、ボディラインがハッキリと出てた。

僕はハッ!?と目が覚めて

布仏先輩はゆでダコのように真っ赤になっていた。

僕は「すみません!!!」と急いで洗面所から出た。

 

 

こ、こ、これがいまさっき俺が体験したことだ………

 

 

僕「………///」

 

 

布仏先輩「………///」

 

 

沈黙を突破するために僕は切り出した。

 

 

「先輩怒ってますか?」

 

 

「……///」

 

 

顔を真っ赤にして黙って頷いた

 

 

「本当にすみませんでした。僕の不注意のせいで

本当に申し訳ございません。」

 

 

僕は土下座して謝った…

 

 

そしたら

 

「私の不注意のというのもあったので、

今回はお互い様です……///」

 

 

「本当にすみませんでした。」

 

 

また暫く沈黙は続いた

 

 

 

……………………………………

 

 

 

「反省してるようなので、 この話はなかったことにしましょう。」

 

 

「は、はい…」

 

 

 

「それでは朝食に行きましょうか///」

 

 

「は、はい。」

 

 

 

僕の頭には先輩の裸体が脳裏 に焼きついていた。

今日1日思い出さないように頑張らないと……

なかったことになんか出来ませんよ!?

 

 

 

<教室>

ぐったりした状況で教室にぼくは登校した。

 

「「「「「おはよう!虹村君!!」」」」」

 

 

「お、おはよう」

 

 

 

「遼、おはよう!」

 

 

「一夏君、おはよう…」

 

 

「どうした?顔赤いが大丈夫か?」

 

 

「問題ないから、気にしたら負けだよ…。」

 

 

「お、おう…わかった。」

 

 

 

 

<HR>

 

 

織斑先生から

 

再来週に行われるクラス対抗戦のクラス代表を決めることになった。

クラス代表は簡単に言えば学級委員長的な存在であるらしい。

自薦他薦で決めるとのことらしい……

 

もしかして……

 

 

「はい!織斑君を推薦します!」

 

 

「私もそれがいいと思います!」

 

 

「えぇ!?お、俺!?」

 

 

「なら、私は虹村君を推薦します!」

 

「私も!私も!」

 

 

「「「「賛成、賛成!」」」」

 

 

「ちょっと待った!俺はそんなことに…」

 

 

「僕もそれはやりたくないで「ドン!」す……?」

 

 

机を叩く音がした

 

 

「納得はできませんわ!!」

 

 

そう叫んだのはセシリア・オルコット

という金髪の女だった。

 

 

「男がクラス代表になるなんて、いい恥晒しですわ!!

だいたいこのセシリア・オルコットに……(以下省略!)

文化が後進的な国で生活すること自体苦痛で……」

 

 

「イギリスだって大したお国自慢ないだろう?

だいたい飯が不味い国ランキング…「まあまあ落ち着いてください、ふたりとも。」

 

 

 

「一夏君は間一髪で国際問題になりかねないところでした、

それで、オルコットさん?貴女はいまこの日本が文化が後進的にあると言いました。これは日本侮辱したことになります。 Do you understand!?」

 

 

「貴方、私に英語で聞くなんて無礼な方でありますわね!?

貴方のまわりはさぞ、常識知らずの人ばかりなんでしょうね?」

 

 

「おい、なに言ってるんだ?遼のまわりに…

「おい……てめぇいまなんつった!?」!?」

 

 

トゥルルルルーーーン

いま俺のスタンド、ザ・ワイルドが背後に出た。

 

 

ヒュン!!!!

 

っといま、オルコットの顔の真横を何かが通り抜けた。

それはペンだった。ザ・ワイルドが投げたペン誰にも当たらずに教卓の上に着地した。

その瞬間、遼はオルコットの前にいた。

 

「「「「「!?」」」」」

 

皆は何が起きたかを理解していなかった。

 

そして、遼はセシリアの頭を鷲掴みし、

 

「なにをするのですの!!??」

 

 

「俺の尊敬する人たちを侮辱するやつは

何者だろうと許さねぇ!俺の尊敬する人たちが

サル人間だと!?えぇ!?」

 

 

「そんなことを言ってま「確かに言ったよな!?ゴラァァ!?」痛い、痛いですわ!?」

 

やり過ぎか…まあいい、後味は悪いが……

 

「チッ…」

 

そして、まだ気がすまなかったがオルコットを離した。

 

 

そうすると、

オルコットは声を震えながら…

 

 

「け、け、決闘ですわ!?

負けたら奴隷にしてやりますわ!!」

 

 

「いいぜ、ハンデはどれくらいつける?

俺はいらないぜ。遼はどうする?」

 

 

「俺も参加するのか

なら俺もハンデなしにしてやる。」

 

 

ゴゴゴゴ…

 

 

女子「織斑君も、に、虹村君もいまから言っても遅くないよ…

ハンデ漬けてもらいなよ…」

 

 

「男に二言はない」

 

 

「やれやれだぜ」

 

 

織斑先生「なら決まりだな、クラス代表決定戦は来週の月曜にアリーナで行う、オルコット、織斑、虹村、各自準備をしておけ。」

 

 

 

to be continued

 




次回もお楽しみに

感想、評価、気に入ったらお気に入りを
よろしくお願いします。


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第3話

今回もよろしくお願いします。



織斑先生から、一夏君には専用機が渡されることを聞いた。

 

俺は訓練機で戦うことになった。発見が遅かったからだ。

俺はさっきのオルコットの発言で

絶賛ブチギレ中である。

 

 

「専用機があるのってそんなに凄いことなのか?」

 

 

一夏君は??になってた。

やれやれだぜ。

 

 

 

そのことでオルコットさんに色々と言われてたけど、

まあいいか~

 

 

「訓練機ではフェアではありませんわ。」

 

と言われて

 

「おい…うるせぇぞ…金髪ロール!!

俺は訓練機でも使えればいいんだよ。

てめぇをブチのめせるならな」

 

 

話も終わって授業も再開。

 

 

あとで、親父に連絡しておくか。

 

 

そして…<昼休み>

 

一夏君は篠ノ之さんを連れてお昼食べに行っちゃったな…

どうしようかな…

 

すると、

 

「ねぇねぇ、ハルハル~。お昼食べに行かない~?」

 

 

「う~んと君は?たしか布仏先輩の妹の…」

 

 

「布仏本音だよ~、のほほんさんって呼んでね~」

 

 

「のほほんさんよろしくね~」

 

 

「よろしくね~ハルハル。」

 

 

布仏先輩と全然違うな~、姉妹でこんなにも

変わるものなのかな…

 

そのあと、後ろにいた谷本さんと夜竹さんと一緒に

食堂に行った。

 

昼食を三人ととりながら、

 

「虹村君、クラス代表戦どうするの?」

 

「う~ん、そうだね、とりあえず、アリーナで

ISを動かしてみようかなと思ってるよ。」

 

「訓練機で戦うけど、大丈夫…?」

 

「できるだけ努力するよ。」

 

「1週間で調整もしないといけないんですよね……

あっ!」

 

「「「どうしたの?」」」

 

 

「のほほんさん、君のお姉さんの布仏先輩って、

放課後どこにいるの?」

 

 

「お姉ちゃんなら、いつも生徒会室にいるよ。」

 

 

「なるほど。生徒会室ってどこにあるかわからないから案内してくれる?」

 

 

「いいよ~」

 

 

「「わからないこと、手伝えることあったら私たちにも言ってね。」」

 

 

「ありがとう、ふたりとも。」

 

 

これでなんとかなるかもしれない。

 

 

そして、昼の授業も終わり、

<放課後>

僕はのほほんさんと一緒に生徒会室に向かった。

 

コンコン、

「失礼します。」

 

ドアを開けた。

 

 

「あら?貴方は二人目の操縦者の…」

 

 

「はい、虹村遼です。

えーと…申し訳無いんですけど貴方は?」

 

「私は生徒会長の更識楯無よ。

よろしくね、遼君。」

 

水色の髪で、赤い瞳、とても印象的な人だな。

生徒会長としてのオーラを感じる。

 

「生徒会長でしたか、よろしくお願いします。」

 

「水くさいわね~、楯無でいいわよ。」

 

「では、楯無先輩。」

 

「うん、よろしい!」

 

扇子に 歓迎って書かれてた。

 

「それで、どうかされましたか、虹村さん。」

 

「布仏先輩、少し手伝って貰いたいことがあるのですけど、

ISの技術を教えてもらえませんか?来週クラス代表決定戦があって、ある程度動けるようにしておきたいんです。」

 

「なるほど。それで、なぜ私に頼んだんですか?」

 

「なんというか…一番頼りになるのが先輩だったので…」

 

「わかりました、いいですよ。しかし…

生徒会の仕事で各部活動の書類の確認が有るので、あまり教える時間が…」

 

 

「どのくらいあるんですか、その書類というのは?」

 

 

「あれです…」

 

布仏先輩の指差した方向には

新宿のビル街のようにおかれた書類のタワーがあった…

 

こんなにあるんですか…

 

「お嬢様が仕事をサボって、貯めるからです…」

 

「だって、書類が多すぎるのよ!!」

 

 

「つまりこの書類の山を片付ければ先輩は練習につきあってくれるのですか?」

 

布仏先輩は頷いた。

 

 

「それでは、やります。

すみません、いまからやることは他言無用で頼みます。」

 

と言ったあとに…

 

「ザ・ワイルド!!」

 

デッダッォォォォン!!!

 

 

僕はスタンドを出した。

 

「コオオオオ…」と呼吸をし、集中力をためて…

 

書類の山を片付け始めた。

 

 

「ウラララララララララララララァァァ!!!」

 

 

全ての書類にハンコをおした。

 

「終わりました。これでいいですか?」

 

そして、全ての書類にサインをつけたことが確認されて

 

「凄いです!全部の書類にサインがついてます!!

わかりました。では約束通り虹村さんの練習を手伝わせてもらいます。」

 

 

「ありがとうございます。よろしくお願いします。」

 

 

「いえいえ、こちらこそよろしくお願いいたします。」

 

 

「なら私も遼君の手伝いしようかしら?」

 

 

「いいんですか?楯無先輩?」

 

 

「うんうん。だって当分の間仕事はないし、遼君のおかげで、おわったし。」

 

やったー、ふたりもコーチがついてくれるなんて

ラッキーだ。

 

「ねぇねぇハルハル~さっきのやつなんなの~?」

 

「あー僕が先使った能力は<スタンド>と言って、

まあ簡単に守護霊かな。とりあえずこのことは他の人には内緒で。それでは自分の用は済んだので失礼します。」

 

 

虹村 遼帰宅後、生徒会室にて

 

「遼君すごい素質持ってるわね、

あと、あの集中力は只者ではないわ。

虚ちゃん 遼君の護衛頼むわね。」

 

「かしこまりました。」

 

 

自室のベランダにて、

「もしもし?父さん、久し振り。」

 

「おぉ、遼か!久し振りだな。なにか用か?」

 

父さんに来週クラス代表で戦うことになったことを説明

 

 

「それでどうする?今回何を使う?

高速機動のあいつにするか?」

 

「いや

XXXGシリーズで、ヘビーアームズとサンドロック、そしてデスサイズを使おうと思うけど、どうかな?」

 

 

「わかった。ちゃんと用意する。んじゃあ俺が届けに行くからな。」

 

 

「わざわざありがとう、父さん。」

 

 

「自慢の息子の頼みを聞けないほどバカじゃないからな!」

 

 

そして、そのあとにある人に電話した。

 

「もしもし、???さんお久しぶりです。」

 

???「ハルか、久しいな、いま太平洋の波に揺られてるとこじゃよ。」

 

「あはは、相変わらずですね。

XXXGシリーズの追加武装イーゲル、ルーセット、アーマディロの装備をお願いします。」

 

??「了解じゃ。楽しみにしておれ。」

 

「わかりました。ありがとうございます。」

 

 

とりあえず、準備はできた…あとは明日から練習を

頑張ろうかな。

 




感想、評価、お気に入り等々よろしくお願いします

次回もお楽しみに。


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第4話

クラス代表戦の手前までです。



僕は布仏先輩と楯無先輩とともにアリーナにきています。

クラス代表決定戦に向けた練習をするために来たのです。

 

「遼君は打鉄とリヴァイブのどちらを使うかしら?」

 

「オールラウンドタイプにできるリヴァイブにします。

布仏先輩、データ収集よろしくお願いします。」

 

「わかりました。」

 

 

フィッティング開始…

 

フィッティング終了!

 

「遼君、動いてみて」

 

「了解」

 

歩行は楽に行けた。操縦桿がないからだ。

イメージを作りながら動いた。

 

「次は飛行ね。

空を飛ぶイメージを作ってから飛んでみて。」

 

「了解」

 

そして僕はISを纏って飛んだ。

 

凄い…

ほんとに空を飛んでいる…

一言で言うなら…グレートですよ、こいつは

超スピードで飛行したり、

回転したり、

急降下から急上昇など様々なことをした。

 

 

楯無先輩 side

 

「凄い…彼初めて動かすのに

こんなにもできるの!?

虚ちゃん、データどうかしら?」

 

 

「お嬢様、いま確認したところ

候補生レベル以上の数値を出しております!!」

 

なんて子なの…ISを初めて操縦するにはおかしい…

なにかワケありなのかしら…

 

 

楯無先輩side end

 

 

そのあとは武器を使っての練習

マシンガン、ガトリング バルカンなど、

重火器をメインに使った。

 

1日目はこんな感じで、その次の日以降はラピッドスイッチの練習などISの戦闘で重要なことをたくさんやった。

常に武器がついてるMSとは違って、

とても軽かった。

 

 

試合前日の夜<自室>

 

自室でパソコンをいじってた。

これまでのデータを纏めていた。

ISのフィッティングのデータ

ラピッドスイッチの切替時間など様々なデータを纏めていた。

すると、シャワーを浴び終わった布仏先輩が

僕に声を掛けてきた。

「何をしてるのですか?」

 

「先輩、いままでのデータを纏めていました。

この纏めたデータをISに入力すれば、

自分の扱いやすいようになるんですけど……

なぜだか計算が合わないんですよ…」

 

「少しみせてもらえますか?」

 

 

「う~ん、ここの真ん中の数値が一桁間違ってます…

ここは…」

 

 

先輩との距離が近い///

それに、髪からいい香りがする…

あと風呂上がりだから、色っぽい…///

 

 

「虹村さん?」

 

「……///」

 

「虹村さん!!」

 

「ハッ!?は、は、はい///」

 

「いま、間違ってるところを直しましたよ。」

 

「あ、ありがとうございます///」

 

「お役に立ってよかったです。」

 

 

とりあえずデータは纏まり、

明日の準備はできた…

しかし、

布仏先輩ってこんなにも魅力的な人だったけ…

ん??なんで、こんなにも赤くなってるんだろう///

恋なのかな?

いやいや…そんなことはないはず…

 

いまはそんなことを考えている場合ではない。

明日の戦いのために寝よう。

その日はぐっすりと眠ることができた。

 

そして、

<クラス代表決定戦当日>

 

IS学園前

2台のトラックが到着していた。

ひとつはアナハイム・エレクトロニクス社である。

 

社員「虹村技術部長、着きました。」

父「ありがとう。遼がここに通ってるのか。久し振りに会うのが楽しみだな。」

 

 

もうひとつはジャンク屋組合(やギルド)のであった

 

??「ここがIS学園か。思ってた以上にでかいぜ

まるでギガフロートみたいだぜ」

??「ロウ!関心してる場合じゃないよ。

仕事なんだからね!!」

??「心配するな、キサト わかってるぜェ!

ジャンク()組合(ギルド)の底力みせてやるぜ!」

 

 

 

to be continued

 




次回クラス代表決定戦です!!


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第5話

クラス代表戦直前


クラス代表決定戦開始1時間前

 

<総合事務受付>

 

「遼、待たせたな! 例の機体持ってきたぞ。」

 

「ありがとう、父さん。」

 

「よっ!ハル、久し振りだな」

 

「ハルくんお久しぶり~」

 

「ロウさんにキサトさん、お久しぶりです。

わざわざ来てもらってすみません…」

 

「なに気にすんな!俺にまかせておけ!!」

 

 

頭に水色バンダナを巻いている人が

ロウ・ギュールさん

その付き添いでいる人が山吹 樹里(ヤマブキ キサト)さん

ロウさんの彼女である。

そしてロウさんが手に持っているディスプレイ端末には

人工知能搭載コンピュータの8(ハチ)がいた。

 

そして、僕はアリーナに3人をアリーナのピットに案内した。

 

 

開始30分前<アリーナ ピット>

 

僕はAE社のISスーツを着て準備をしていた。

そこには既に楯無先輩と布仏先輩がいた。

 

「すみません…遅れました。」

 

 

「なにしてなの?てっきり棄権したのかと思ったわ。

それでAE社のロゴが入ったISスーツを着てるのかしら?」

 

「それは僕がAE社のテストパイロットだからです。」

 

「「えっ!?」」

 

「すみません、秘密にしてて。詳しいことは後ほど…

それでは紹介します。

いま来ているの方たちは、

ジャンク屋組合(やギルド)

ロウさん、キサトさんです。

ディスプレイ端末は人工知能の8(ハチ)です。」

 

 

 

「そして、私が遼の父の光太郎だ。いつも息子が世話になってる。」

 

 

「遼くんのお父さんでしたか、初めまして、IS学園生徒会長の更識楯無です。」

 

「同室の3年の布仏虚と申します。」

 

 

「父さんはAE社の技術部長なんです。

それで、ハワードさんから追加武装受け取った?」

 

「おう、ちゃんと受け取った。」

 

「ありがとう父さん。」

 

 

 

「すみません。ロウさん、キサトさん、それに、8(ハチ)

作業をよろしくお願いします。」

 

 

「よし、やるぜ!!キサト、8(ハチ)!!」

 

「うん!」

 

[了解だ!データの入力は任せろ!!]

 

 

カタカタカタカタカタカタ…

とコンソールを押す音が響き、数十分後には…

 

「出来たぜェ!!」

 

とロウさんが叫んだ。

 

「ありがとうございます。」

 

 

とりあえず

さてと、イーゲルでも装備させるか。

「父さん、ヘビーアームズにイーゲル装備して。」

 

「最初からフルパワーでいくのか?」

 

「ガンダムと戦ったものは生かしておかないのが、

ルールでしょ?」

 

「そうだったな。」

 

「あと、ヘビーアームズのアーミーナイフに耐ビームコーティングを追加しておいたから、

レーザーやビームを斬ることができるからな。

俺のガーベラストレートに劣るがいい斬れ味を持ってるぜ。」

 

「ありがとうございます。ロウさん。」

 

さてと、一夏くんとオルコットの試合をみさせてもらいますか。

 

to be continued




次回、織斑VSセシリア戦です。
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第6話

一夏vsセシリア 開幕戦ですよー


一夏side

 

アリーナ 第1ピット

 

「なあ、箒」

 

「なんだ?」

 

「ISのことを教えてくれるって話だったよな?」

 

「……」

 

 

「1週間剣道の練習しかしなかったじゃないか!」

 

 

「仕方がないだろう…お前のISはまだ届いていなかったんだから。」

 

 

「ISがなくても、知識と基本的なこととかあるだろう!

目をそらすな!!」

 

 

「織斑くん、来ました!織斑くんの専用IS。」

 

「織斑。すぐに準備しろ。アリーナをつかう時間は

限られているからな。ぶっつけ本番でモノにしろ。」

 

ズドドドドド

 

ピットの扉からISが運ばれてきた。

 

「これが織斑くん専用IS、白式です!」

 

「これが俺の専用機 白式か…」

 

俺はこのISに手を置いた。

(このIS、馴染む、理解できる。

これが、なんのためにあるのかがよくわかる。)

 

 

俺はISに体を預けて、自動的に最適化された。

 

「織斑いけるか?」

 

「おう、いけるさ!」

 

「そうか。」

 

「箒」

 

「なんだ?」

 

「行ってくる」

 

「お、おう。勝ってこい」

 

 

そして、一夏はカタパルトに乗って、出撃した。

 

 

オルコットが既にいた。

 

「逃げずに来ましたわね

最後のチャンスをあげますわ。」

 

「チャンスって?」

 

「私が一方的な勝利を得るのは自明の理、

いまここで謝るというのなら許してあげないこともなくってよ。」

 

 

「そういうのはチャンスじゃないな。」

 

「そう、残念ですわ…」

 

 

[警告!!]

 

 

「それなら…お別れですわね!!」

 

 

オルコットが先制でレーザーを撃ってきた。

 

 

 

「うわぁぁ!?」

 

不意打ちを喰らってしまった。

 

 

[左肩にダメージ]と表示された。

 

 

(白式が俺の反応についてきてないのか…)

 

 

オルコットはレーザーを連射している。

 

 

「踊りなさい、この私セシリア・オルコットと

ブルー・ティアーズが奏でるワルツで!!」

 

 

 

避けることで精一杯だ。

シールドエネルギーはどんどん下がってく。

 

 

(武器は…これ!?素手やるよりはマシか!!)

 

俺はオルコットに接近して攻撃を仕掛けたが、

ブレードを振ったが避けられた。

 

 

 

そして、オルコットは

自立機動兵器『ブルー・ティアーズ』

射撃型特殊レーザービットを起動した。

 

数は4基

 

一夏は避けることでまた精一杯になってる。

 

しかし、一夏はオルコットがビットを動かしてる間

動けないことに気付き、4基のビットを破壊した。

 

 

「しかし、

ブルー・ティアーズは4基だけではありませんわよ!!」

 

 

と弾道ミサイルが放たれた。

 

 

「しまった!!」

 

 

避けきれずに、白式はミサイルを受けた。

 

 

しかし、弾幕が消えるとそこには姿が変わった、

白式がいた。

 

 

「まさか、あなた、初期設定の状態で戦ってたのですの!?」

 

 

(つまり、俺専用機になったんだな…。)

 

[雪片弐型 使用可能]

 

 

そして、一夏は雪片弐型を使用し、

 

 

オルコットに接近を仕掛ける

 

 

オルコットは弾道ミサイルを放った。

しかし、一夏はオルコットの放ったミサイル全て、

雪片弐型で撃墜した。

 

 

一夏はそのまま、雪片弐型でオルコットにダメージを与えに行く。

 

「うぉぉぉ!!!!」

 

 

 

パーーーーーーーン

 

 

試合終了… 勝者セシリア・オルコット。

 

「「えっ?」」

 

「「「「???」」」」

そして、会場の誰もが驚いた。

 

一夏が負けたのは、雪片弐型のバリア無効化攻撃による

多量のエネルギー消費が敗因であった。

バリア無効化攻撃は白式の専用技である。

欠陥機である(ISは未完成のものであるから)

 

 

そして、一夏は山田先生から専用機のISの規則が載ってる

分厚い本をもらって、ガックリしていた。

 

 

「織斑先生、オルコットさんの補給が終わったそうです。」

と山田先生は言った。

「わかった。虹村、聞こえるか?準備をしておけ。」

 

「了解」

 

遼の返事はとても冷たい声のものであった。

 

 

to be continued

 

 

 

 

 




次回は遼VSセシリアです。

評価、感想などお待ちしております。
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第7話

セシリア戦と一夏戦両方です。


第3ピット

 

 

僕は既にカタパルトについていた。

 

「進路クリア

システムオールグリーン

虹村くん発進してください!」

 

 

「了解。虹村 遼 ヘビーアームズ 行きます!」

 

 

ゴオオオオオオオオ

 

ドオオオオ!!

 

ズシン!

 

俺はアリーナに着地した。

 

セシリアは中に浮いていた

 

そして、セシリアは驚いていた。

 

「それが、あなたのISなのですか?重そうですわ。」

 

「嗚呼、そうだ。こいつはヘビーアームズ

重火器に特化したやつだ。」

 

「まあ、いいですわ、貴方にも最後にチャンスをあげますわ

ここで謝れば許してあげますわ。」

 

「断る」

 

「なら、お別れですわね!!」

カウント

3

 

 

2

 

 

1

 

試合開始!!!

 

 

バシュ バシュ

 

 

セシリアはレーザーを撃ってきた。

 

遼はそれを軽々しく避けた。

 

 

遼はビームガトリングを連射した。

 

ヴヴウウウン

 

「弾丸が切れた時が俺の負けだ。」

 

 

弾丸はセシリアのISに命中し、SEが減っていく。

 

「いきなさい、ブルーティアーズ!!」

 

ビットが4基が攻撃を仕掛けてきた

 

 

パシュン、パシュンとビームが放たれて

僕のSEが削れた。

 

SEがどんどん削れていく。

 

 

ヘビーアームズは停止した。

 

「やはり、ひとり相手には集中砲火を浴びせた方が

確実に倒せる。という判断をしたお前は賢い。」

 

「ブルー・ティアーズが奏でるワルツに

手も足も出ないのかしら?」

 

 

「だが、こちらの戦力を把握する前に

行動を起こすべきではなかった。」

 

 

「なんですって?」

 

するとヘビーアームズは

 

 

ギャリリリリッ

と動きだし、

ドドドドド

ブースターを使って飛び、

そして、セシリアのいる平行線上に着き、

 

 

すると、バシャバシャ ガン ガン

 

 

両肩、両足についてるコンテナ、

両肩、両腰が開き

中にはミサイルが積まれていた。

胸の部分も開き、中にはガトリング砲があった。

 

 

 

そして、

 

 

 

 

「ターゲット 確認…」

 

 

 

 

 

 

「発射」

 

 

ヴヴウウウ(ガトリング音)

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

(ミサイル音)

 

バシュシュシュ バシュシュシュ(ミサイル音)

 

 

ドバババババババ(ミサイル音)

 

 

と一斉に数えきれないほどのミサイルと

ガトリングの弾が発射された。

 

 

 

「なんですか!?この数!?ブルーティアーズ!!」

 

しかし、ブルーティアーズはミサイルの多さには

敵わなかった。

 

そして、1基、2基とどんどん破壊され、

4基全てのブルーティアーズを破壊した。

 

そして、

 

セシリアにありったけのミサイルが命中した。

 

 

ズドドドドド

 

と爆発音がなった。

 

そして

 

「セシリア・オルコット 戦闘不能。

勝者 虹村 遼」

 

試合は終わった…

 

僕は織斑先生に連絡をいれた。

 

「織斑先生、このまま一夏くんとの試合をさせてください。」

 

「補給をしなくていいのか?」

 

「入りません。

残りの残弾でケリを付けるので。」

 

「大した自信だな。わかった。」

 

 

しばらくして、一夏くんが来た。

 

「遼。さっきの試合スゴかったな!

そして、専用機持ちだったとはな、驚きだぜ。」

 

「当然だ。一夏くんには悪いけど負けて貰うよ。」

 

「負けるわけにはいかない!いくぞ、遼!!」

 

 

試合開始!

 

 

「うぉぉぉ!」

と接近してきた。

 

 

「最初からこれか…!?」

 

僕は装備してたミサイルコンテナをパージし、

転がったコンテナにバルカンをうち爆弾にして攻撃した。

 

多少ダメージは受けたが一夏くんの雪片弐型で、

ガードしながら近づいてきた。

 

カタカタカタカタ

ガトリングガンの弾切れが来た。

カタカタカタ

胸のガトリングも弾切れだ。

 

 

「残弾ゼロか…」

 

「もらったぁぁ!」

 

 

一夏は雪片弐型の零落白夜を起動させて、

攻撃を仕掛けた…

 

 

しかし、

 

 

ジャギン

 

「まだ終わってないよ…」

 

遼は零落白夜を躱し、

 

すると、右腕に装備されたアーミーナイフを

伸ばし、白式を斬った。

 

 

ブーーーーーーーン

 

 

「試合終了、勝者 虹村 遼!」

 

 

 

 

 

対戦結果

 

 

セシリア1勝1敗

一夏 0勝2敗

遼 2勝0敗

 

 

 

そして、クラス代表決定戦は幕を閉じた。

 




戦闘シーン書くのってとても難しい…
次回はクラス代表決定戦後の様子です。
次回もよろしくお願いします


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第8話

クラス代表決定戦後のようすです。


管制塔

 

僕は管制塔にきている。

織斑先生に呼ばれたから。

 

 

「虹村、それでお前が何故呼ばれたかわかってるな?」

 

 

「あーそれは説明しますよ。

何故僕が専用機を持ってたのか…

これは僕がAE社のテストパイロットであるからです。」

 

先生たちはとても驚いてた。

 

「なぜ言わなかった?」

 

「まず、俺がテストパイロットだってこと、これは入学したときに言っても専用機がないと証拠にはならないからです。

あと俺のISはXXXGシリーズ 通称ガンダムはアナハイム社の極秘裏に造られた機体です。」

 

 

「なるほどな、わかった。」

 

 

「あと、この機体には自爆スイッチがあります。」

 

 

「自爆スイッチですか!?」

 

「なんだと!?」

 

「この機体は極秘裏に開発された機体なので、

他国や他企業に機体、データ、を奪われないためです

元々こいつは争いを止めるためにつくられたものですから。

とりあえず、このことは先生方に伝えます。この情報の漏洩には気を付けてください。」

 

 

「それで、もうひとつ。

クラス代表は降ります。

テストパイロットという身ですから、

そういうのはパスなんで。」

 

「わかった。」

と織斑先生は言った。

 

 

そして、用が済んだので、管制塔を去った。

 

 

そして、事務所前

 

父さんとロウさんと樹里さんの見送りにきている。

「父さん、ありがとう。ロウさん、樹里さんも今日はありがとうございました。」

 

 

「いい戦いぶりだったぞ、遼。」

 

「またなにかあったら、呼んでくれよ!

いつでも駆けつけてやるからな。」

 

「遼、これがお前のISの待機状態だ、」

と父さんから腰につけるカプセルケースをもらった。

開けると3つのカプセルが入ってた。

 

「黒がデスサイズ、オレンジがヘビーアームズ、

白がサンドロックだ」

 

「ありがとう、父さん。」

 

「それじゃ、遼。頑張れよ、たまには夏は会社に顔出せよー。」

 

「またな!遼。」

 

「元気でね、遼くん」

 

 

2台のトラックは走り出した。

さぁ~てと、次は生徒会室に行きますか~

と思っていたら…

 

後ろを振り向いたら、

楯無先輩と布仏先輩がいた。

 

「お疲れさま、遼くん。」

 

「お疲れ様です、虹村さん。」

 

 

「こちらこそ、色々と付き合ってもらい、ありがとうございました」

 

「いいの、いいの!」

 

「私も色々とジャンク屋組合の人から整備について色々と聞くことが出来たので、よかったです。」

 

「遼くん!」

 

「どうしました?楯無先輩??」

 

「頼みがあるんだけど、妹の手伝いをしてくれないかな?」

 

 

「妹?どういうことですか??」

 

「あのね、私には妹がいるの、名前は簪。

日本の代表候補生なのよ。」

 

「なるほど、それで、何故に僕に手伝いを?」

 

 

「その…専用機がないの……

織斑くんの白式と、簪ちゃんの専用機は同じ開発元で、

白式の方に人員が回されちゃって、後回しにされちゃってね…」

 

「なるほど、それで、僕に手伝いをしてほしいって訳ですね。

わかりました。いいですよ。先輩には俺の練習の手伝いをしてもらったってのもあるのでやりますよ」

 

「本当!?ありがとう、んじゃよろしくね。ただ…」

 

「ただ…?」

 

「簪ちゃん、私がひとりで専用機作り上げたように、

ひとりで作り上げようとしてるの…

私も一応ひとりで作ったけど、結局、整備科に意見もらっちゃったけどね…」

 

「わかりましたよ。手伝いますよ。」

 

 

「ありがとうね!遼くん。じゃあお願いね!」

 

 

「わかりました。それでは僕は帰ります。」

 

 

 

帰路にて

(なぜ、僕に妹さんの手伝いを頼んだのだろう?

何かあるのかもしれない、布仏先輩に聞いてみるか…)

 

 

 

 

自室

 

パソコンをいじりながら、所持弾数の確認、武器の確認をしていた。

 

「サンドロックにライフルとマシンガンの追加を確認

武装の増装作業…クリア

作業データ、武器リスト抹消クリア」

 

「布仏先輩、楯無先輩は妹の簪さんとなにかあったのですか?」

 

「お嬢様と簪お嬢様はとても仲がよいのですが、

お嬢様の楯無の名を引き継ぎのときに、喧嘩があって、

それで色々とすれ違いがあっていまに至るんです。」

 

「なるほど、わかりました。ありがとうございます」

 

「いえいえ、お嬢様の頼み事なのですから。」

 

 

(明日、簪さんを探しにいくか。)

 

 

そして、ベッドに入り、眠りについた…

 

 

To be continued

 




次回は、鈴ちゃんが登場!

次回もお楽しみに!!


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第9話

クラス対抗戦手前です。
鈴ちゃん登場です。
あと、もう一人出てきます。お楽しみに


<食堂>

 

 

「「「織斑くんクラス代表おめでとう!!」」」

 

 

パンパン!!(クラッカー音)

 

パチパチパチパチ(拍手)

 

 

 

「なんで俺がクラス代表なんだよ?」

 

「それはわたくしが辞退したからですわ。」

 

「なんで、一番の勝ちをあげた、遼が代表でもないんだ?」

 

「それは、僕がAE社のテストパイロットであるかさ。」

 

 

「「「AE社!?」」」

 

 

「AE社って昔MS開発で有名なとこじゃない!?」

 

 

「まあ、そういうことだから、僕はクラス代表をやることができないからね。だから、最終的に一夏くんになってたってことさ。」

 

 

 

(なにか知らないけど、一夏くんと篠ノ之さんの仲悪くなってるし、オルコットさんが一夏くんにだいぶ接近してるし、まあいいや~。)

 

 

パシャリ!!

 

 

と写真を撮る音が聞こえた。

 

すると、

 

「新聞部で~す。写真いいかな?」

 

 

「いいですよ。」

 

 

「まあ、僕もいいですよ。」

 

 

 

専用機持ち3人並んでね。

 

 

「もうちょい、つめてね。いくよ~」

 

 

パシャリ!!

 

 

「じゃあクラス全員で撮るわよ。

専用機持ち3人は真ん中にきてね。

いくよ、はい チーズ!!」

 

 

パシャリ!!

 

 

クラス全員の写真を撮った。

 

 

 

 

 

 

次の日

<1年1組教室>

 

 

「みんな、おはよう。」

 

 

「「「おはよう」」」

 

 

「虹村くん、聞いた?」

 

「なにをだい?」

 

「2組のクラス代表が転校生変わったの聞いた?」

 

「うーん聞いてないな。転校生がこの時期にね~。

まあ、相手が変わろうと一夏くんが戦うから僕には関係ないよ、まあ一夏くんの応援ぐらいはするさ。

とりあえず、一夏くん頑張って。」

 

 

「他人事ように言うなよ、遼~」

 

 

 

「専用機はいまのところ、1組と4組だけだからね」

 

 

 

 

 

「その情報古いよ

2組もクラス代表に専用機持ちが入ったんだから、そう簡単に勝てるとは思わないでよ。」

 

 

((((誰?))))とみんな思ってるなか

 

一夏が

 

「鈴?お前、鈴か!?」

 

 

「そうよ、中国代表候補生 凰 鈴音(ファン リンイン)が宣戦布告にきたって訳よ。」

 

(ふむふむ、あれが中国代表候補生、なるほどね。)

 

 

その後、織斑先生の出席簿アタックの餌食になった。

 

 

 

 

 

そのあと、昼休み。

「のほほんさん、ちょっといい?」

 

「なになに~?ハルハルなにか用~?」

 

「更識簪さんのところに案内してもらえる?

ちょいと気になることがあるからさ。」

 

「かんちゃんのとこに?

わかった~ついてきて~」

 

 

<1年4組教室>

「かんちゃん~」

 

「本音。どうしたの?」

 

 

あの子が更識簪さんか…楯無先輩に似てるな。

 

 

 

「あのねあのね、かんちゃんに用がある人連れてきたんだ~」

 

 

「??」

 

「初めまして、更識簪さん。僕は虹村遼。

君のISの手伝いをしようと思って来たんです。」

 

 

「手伝い…いらない…」

 

 

 

「まあまあ、そんなにすぐに断らないでください。

とりあえず、君がもしも行き詰まったときは

僕に声をかけれてくれればいつでも手伝うから。

それじゃ僕はこれで。あと名刺を渡しとくよ。」

 

「戻りますよ、のほほんさん。」

 

「待って~ハルハル。かんちゃん、バイバイ~」

 

 

 

廊下

「ハルハル、あれでよかったの?」

 

 

「あれでいいですよ、彼女には手伝ってくれる人がいるってことを教えてあげればいいんです。」

 

 

とりあえず、第一段階は成功

 

 

 

1週間後はクラス対抗戦

まあ、 一夏くんの手伝い をしようと思ったが、

オルコットさんや篠ノ之さんもコーチとしてついてるから、大丈夫かな。

 

 

 

僕は更識妹さんの手伝いをしようと思い、整備室にきている。

 

「また、エラー…」

 

 

「こんにちは、更識さん」

 

 

「また来たの…」

 

(うわぁ…冷たい…)

 

「まあまあ、そんなに冷たくなくても…

また行き詰まってるんですよね。

なら相談のりますよ。自分もこういう経験はありますから。」

 

「え?あなたにもそんなことがあったの?」

 

 

 

「僕もありました。ちょうど僕がテストパイロットになり始めたときにあってね、そのときは行き詰まってパイロットやめたいとも思ったけど…ある人が手を差し伸ばしてくれたんだよ。

だから、僕も君に手を伸ばしたんだ。」

 

「うん…」

 

「でも、強がり過ぎるのは良くない。キミはお姉さんがひとりで作り上げたように、自分もひとりで作ろうと思ってるのはいいことだよ。でも、人間ひとりで生きてくことはできない。他人の手を借りながら生きることしかできない。あの人だってそうさ。」

 

「だからさ、手伝ってもいいかな?」

 

「うん…お願い…」

 

 

僕は更識妹さんの手伝いをすることになりました。

 

 

「では、やりますか。

とりあえず、僕のISデータを転送しときますね。

これさえあればいいかな…」

 

「このミサイル攻撃の[山嵐]、僕のヘビーアームズの[フルオープンアタック]のデータを使うといいよ。」

 

「ありがとう…」

 

「気にしないでください。クラス対抗戦までに間に合うといいですね。」

 

「うん…」

 

僕は更識妹さんの手伝いをクラス対抗戦まで行っていました。

 

 

 

そして、1週間後、クラス対抗戦

初戦は一夏くんと凰さんの対決。

簪さんはそのあと試合からである。

 

とりあえず、僕はのほほんさんと一緒に第3ピットにきている。更識妹さんの機体の最終チェックをしにきた。

 

「機体の調子はどう?」

 

「問題ない、ありがとう虹村くん。」

 

「いいってことよ。」

 

「流石ハルハル~すごいな~」

 

「いやいや、実際情報を渡しだけだからね。

ちゃんとまだ、完成度60%だから、あんまり無理しないでね、更識さん。」

 

「うん…」

 

 

僕はある程度更識さんの機体の調整が終わったので、待機中の一夏くんに通信をいれた。

 

「一夏くん、調子はどう?」

 

「遼!あぁ、バッチリだぜ!!」

 

「なら、安心。相手は代表候補生だから、

気を付けてください。負けたら、

チュッパチェスプ コーラ味とチェリー味を10本ね」

 

「マジかよ!?勘弁してくれよ~」

 

「勝てばいいんですから。頑張ってください。」

 

「おう、ありがとよ、遼!」

 

 

そして、暫くして

一夏くんと凰さんの試合が始まった。

 

To be continued

 




次回は無人IS登場です


評価、感想お待ちしております。
気に入ったらお気に入り登録よろしくお願いします。

次回もお楽しみに。


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第10話

第2アリーナ

 

僕は更識妹さんの用が終わったので

アリーナの観客席にきている。

 

にしても観客席人多いな~

それに各国のお偉いさんも来てるようだし。

これで、なにか起きたら話にならないぜ…

 

 

 

「さあ~始まりました!クラス対抗戦1年生の部。

実況は新聞部2年の黛薫子と3年の布仏虚さんがお送り致します。布仏先輩よろしくお願いします!」

 

「よろしくお願いします。」

 

「布仏先輩、初戦の注目はやはり織斑選手でしょうか?」

 

 

 

「そうですね、1人目の男性操縦者ですから、期待がとても高いですね。対する凰さんもそれなりの実力なので、

とてもいい試合が繰り広げられるかと思います。

 

「貴重な御意見ありがとうございます。」

 

 

 

黛先輩が実況やってる~

布仏先輩も一緒に出てるなんて珍しいですな…

 

まあ、試合でも観戦でもしますか。

 

試合は凰さんの一方的に攻撃を仕掛けて、一夏くんは

防戦一方で、消耗戦になってる。

武器が刀1本ってのもあんまりですよ……

あと、龍砲という衝撃砲が厄介だな。

ただでさえ、どの方向にも撃つことができ、弾がみえないという…死角なしの見えない砲弾か、厄介過ぎるぜ……

 

 

暫くすると一夏くんが動き始めた。

なにか秘策でもあるのかな…?

 

一夏くんはとても速いスピードで

衝撃砲を躱し続けている。

それも回避したあと、凰さんの死角に入るように。

そして、一夏くんは仕掛けた!

 

「あれは!?超スピードで仕掛ける

イグニッション・ブースト(瞬時加速)!!

やれやれ、一夏くんはスゴいな。流石。」

 

 

 

観客にいる誰もが勝負が決まるものだと思った……

 

 

 

しかし、

 

ピピピピピ!!!

僕のISがなにかを察してアラーム音がなった…

 

「なんだ!?この反応……ビームの反応、それも上から!?」

 

 

 

ズドドドド!!!

 

パリィン

 

ズドーン

 

一筋のビームがアリーナのシールドを破ってきた

 

 

 

すると、

「試合中止直ちに全員避難しろ!」

と織斑先生の声の放送が入った。

 

ガシン、ガシン

 

すると、アリーナの観客席に遮断シールドが展開された。

 

 

とりあえず、状況確認しますか…

「こちら、虹村です。山田先生、何事ですか?」

 

「虹村くんですか!?謎の機体が原因で

いま、遮断シールドがlevel4で、扉が全てロックされていて観客全員が避難できてないのです!

救援もできない状態です!!」

 

「俺はいま、観客席にいるので、

こっちで避難ルートの確保をします。

あとは俺の判断でやらしてもらいます。」

 

 

「虹村くん!それはダメです!!」

 

 

「通信終了」

 

「ちょっと!?虹村く……」

 

 

とりあえず、扉を壊しますか…

 

「扉が開かない!!」

「誰か開けて!!」

「ここもダメなの!?」

 

 

「皆さん扉から離れてください…いまから僕が開けますから」

避難する人を後ろに下げて

俺はヘビーアームズの腕を部分展開した。

 

そして、

 

 

「ハアーーッ!!」

 

 

 

と無理矢理扉をこじ開けた。

 

 

 

 

「「「ありがとう!虹村くん!!」」」

 

 

「そんなことはあとでいいから、はやく避難してください!!」

 

 

俺は急いで、ピットにいる楯無妹さんとのほほんさんところに向かった。

 

「ふたりとも無事か!?」

 

「私たちは大丈夫…」

 

「ハルハル~大丈夫だよ~」

 

ふたりは無事だった…よかったー

 

「とりあえず、ほとんどの人が避難したかな…」

 

「ハルハル…お姉ちゃんがまだあそこにいる…」

 

 

のほほんさんは、上の実況室を指した。

 

「嘘だろ…!?布仏先輩たちがまだ避難してなかったのか… わかった!!絶対に助けるから、ふたりははやく避難して!」

 

「「うん」」

 

(チッ…… 僕のミスだ…、それによりにもよって布仏先輩なんて… 急がないと…)

 

 

 

 

一夏side

俺は、鈴ともに謎のISの撃退をしている。

(チッ…埒が開かない……どうすればいいんだ…機械じみた動きのように感じるが………待てよ!?)

 

 

「なぁ…鈴?あいつの動き機械じみてないか?」

 

「なに言ってるのよ、ISは機械じゃない?」

 

「そういうことじゃなくて…」

 

「??」

 

「あれって本当にISが乗ってるのか?」

 

「はぁ?人が乗らないとISは動かないわよ。

そういえばさっきから、私たちが会話してるときに攻撃をしてこないわね。」

 

「ISが無人機なんてことは絶対にないわ!」

 

「ならもしも、無人機なら容赦なく叩けるな!」

 

「容赦なくって?」

 

「俺の雪片弐型の[零落白夜]を使う。威力が高すぎるから、練習や訓練だと全力では使えないんだ。」

 

「でも、あんたの攻撃全然当たらないじゃない!!その攻撃も当たらなきゃ意味ないでしょ!?」

 

「次は……当てる!」

 

「言い切ったわね…。有り得ないけどそれじゃ、あれが無人機だと仮定して攻撃しましょうか。」

 

一夏と鈴は攻めようとした…

 

「んじゃあ、行くぞ、鈴「一夏!!」…!?」

 

しかし…

 

 

「一夏!そのくらいの敵に勝てなくどうする!!」

 

 

実況室のマイクを使ってる箒がいた。

 

 

すると、無人機のロックオンが箒に変わった。

 

 

「不味い、箒、逃げろ!!」

 

しかし、もう無人機はビームのチャージが終わって

 

 

 

 

 

バオオオオ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無人機から実況室に向けてビームが発射された…

 

 

 

To be continued

 




次回、第2の機体登場します


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第11話

虹村の第2の機体が出撃します!!


虚side

 

私たちは実況室で扉を開くのを待っていた。

アリーナにいる無人機の目には映らないようにしていた。すると、外からドアが開き誰かが入ってきた。

1年生の篠ノ之箒であった。

 

「あなた!なにをするつもりですか!?」

 

「退け!邪魔だ!!」

 

 

と言われて無理矢理退かされた。

 

 

 

彼女はマイクを使ってアリーナに向かってなにかを言っていた。

 

 

 

すると、無人機はこちらに向いた。

 

 

 

そして、ビームがこちらに向かって発射された。

 

 

 

 

 

もう、手遅れだ…と思い、私は目をつぶった…

 

 

 

 

虚side end

 

 

 

 

 

 

遼side

 

「一夏!男ならそのくらいの敵に勝てなくどうする!!」

 

僕は篠ノ之さんが実況室のマイクを使って一夏くん叫んでることに気付いた…

(野郎!!あいつ、先生たちと一緒にいたはずだったのに、それに実況室にはまだ布仏先輩たちがいるのに!?)

 

 

 

彼は一瞬で考えた。

 

 

 

(ヘビーアームズじゃ重装備で間に合わない…デスサイズはまだ70%の状態だから、無理には使えない…

それなら…やっぱり君の手を借りるしかない!!)

 

 

 

 

彼はカプセルケースから、白のカプセルを右手で取った。

彼は胸の前にカプセル握った右手をおいて、

 

彼は叫んだ。

 

 

 

 

「行くよ!サンドロック!!」

 

 

そして、カプセルから眩い光が放たれ、

彼の体は光で包まれて見えなくなり、

その光は超高速で実況室に向かっていった。

 

(頼む!間に合って!!)

 

遼side end

 

 

 

 

 

虚side

 

 

私は何が起きたか最初は理解できませんでした…

ビームが来る寸前になにかが入り込んできて、

そのなにかがビームを受け止めていた……

 

「「「えっ……?」」」

実況室にいる誰もが驚いてました。

 

ビームが完全に消えると…そこには…

長いマントを纏った白いシルエットがいました。

 

「なんとか間に合いましたね……」

 

バキン、ガキンと音がし、

 

バサッ

マントが外れた。

 

「虹村さん……!」

 

爆煙の向こうから、白を特徴としたISを纏った虹村さんがいた。クラス代表決定戦のときに使ってたISではなかった。

 

その姿はまるで誇り高き戦士のようでした。

 

 

「布仏先輩、無事でよかったです……」

 

彼の表情を見て、私のことを心配してくれてたことがよくわかった。とても嬉しく感じた。

 

 

「先輩とりあえず、他のひとと一緒に安全なところに移動してください。」

 

「虹村さんはどうするんですか!?」

 

「俺は無人機を撃破をしに行きます」

 

「無茶です!危険すぎます!!」

 

「先輩。忘れましたか?俺はAE社のテストパイロットなんです。

これくらいできなければパイロット失格です。

だから、心配しないでください。」

 

彼の目はとても真剣な目であった。

私は認めざる負えなかった。

 

「わかりました…その代わり、絶対に戻ってきてください!」

 

「了解です!」

 

 

ゴウウ

 

と彼はブースターを噴かして、無人機に向かっていった。

 

 

 

虚side end

 

 

 

 

 

 

 

彼は無人機にターゲットを向けた。

 

「ターゲット確認…」

 

 

無人機は僕に向かってビームを撃ってきた。

 

だが、いまの僕には関係なかった。1発で仕留めるからである。

 

 

「目標を無人機に設定…」

 

そして、背中にある、ヒートショーテルを両手に装備して、

ゴゥゥとブースターを噴かし、

 

「排除開始!」

 

 

無人機に一気に近づき、

 

 

ズバ

 

 

無人機の足をまず斬り、

 

 

ズバン、ズバン

 

 

腕を斬った。

 

 

ズバッ

 

 

そして、最後に無人機の体を十文字に斬った。

 

 

ゴゴオオオオン

 

 

と無人機は爆発した。

 

 

「所詮…お人形さんはお人形さんなんですよ………」

 

と彼は呟いた。

 

 

 

クラス対抗戦に起きた無人機襲撃事件はこれで、終わったのだった…

 

 

To be continued




投稿が遅くなると思います


次回もよろしくお願いします


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第12話

<アリーナ>

無人機は沈黙し、コアと何種類かのパーツが残っていた。

 

 

「お前、何者だ!?」

と一夏が言った。

 

僕は隠されていた顔の部分を解除した。

 

すると一夏は驚いた表情をしていた。

 

 

「えっ?」

 

「一夏くん、大丈夫でしたか?」

 

「お前…遼!?」

 

「そうだけど、なに?」

 

「お前…なんだよその白いISは??」

 

「これは僕のISのもうひとつの姿、サンドロックだよ。」

 

「なるほどな…」

 

「ってなにあんたは納得してるの!?ISってのは本来、姿はひとつしかないのよ!!」

と鈴が叫んだ。

 

「まあ、僕のISのコアは何故だか本来のやつとは少し違ってるらしいけど、詳しいことはわからないんだ。」

 

3人がが色々と話してるときに、通信がきた。

 

「織斑、凰、虹村。管制室に来い。」

 

 

織斑先生からの呼び出しがきた。

 

 

 

<管制室>

 

3人はいま管制室にきた。

管制室には織斑先生に山田先生、セシリア、そして先ほど実況室にいた箒もいた。

 

「まず、お前ら、無人機の撃破ご苦労だった。だが虹村、お前は何故無断でISを使った?」

 

「人命救助、避難ルートの確保のため使用しました。そして、僕自身の判断で戦闘に参加しました。」

 

「わかった、今回は見逃すことにする。あとお前の使ったISについての報告を後日提出しろ。」

 

「了解です。それで、篠ノ之さんの処分をどうするんですか?」

 

「!?」

箒は驚いた。

 

しかし

「なぜ私が処分を受けなければならないのだ!?私は一夏に活を入れるために言ったんだ!!」

と叫んだ。

 

 

「山田先生、今回の負傷者って何人でしたか?」

 

 

「は、はい!いまのところ1名だと報告されています。軽症だとの報告もきています。」

 

 

「山田先生ありがとうございます。篠ノ之さんは一夏くんに活を入れるためだったら、他人を巻き込んでもいいんだ………

 

 

 

 

だったら…

 

 

 

 

死んじゃえばよかったのに!!」

 

 

 

 

 

 

「「「「「!?」」」」」

 

その発言に全員が驚いていた。

すると、

「おいおい…遼なにいってるんだ…?」

と一夏が言った。

 

「ひとつ言うなら、僕がいなかったらたぶん、一夏くんと凰さんがたすけたとおもうよ。でもね、最悪な場合君はもうこの世にはいなかった。感情任せに動くことは任務の上で一番の命取りになるんだよ!!他人を巻き込んでまでやる必要がどこにあるんですか!?」

と彼は激怒し、言い放った。

 

すると、沈黙が続いた。誰もなにも言えなかったからだ。

「しかし!」

すると、カチャリと彼は箒に銃を向けた。

「それ以上口答えするなら僕は君を撃つよ?」

と彼は箒を睨み付けながら、言った。

 

「遼!お前なにをしてるんだ!!」

 

近づいてくる一夏にナイフを向けた。

 

「えっ?」

一夏は驚いてた

「…………」

彼はしばらくなにも喋らなかった

そのあと銃とナイフを降ろした。

 

「先生、僕は失礼します。あと、篠ノ之の処分は先生の判断で」

と遼は言った。

 

「ああ、わかった。」

 

 

 

 

彼は管制室を出た。

 

 

 

 

<保健室>

遼はドアでノックをした。

「失礼します…」

 

彼はまっすぐ窓側のベッドに向かっていった。

 

「布仏先輩。」

 

 

「あっ。虹村さん…」

ベッドには頭に包帯を巻いた布仏先輩がいた。

彼はベッドの近くにあるイスに腰掛けた。

 

「大丈夫ですか?」

 

「はい。軽い打撲ですから。」

 

「よかったです……」

 

彼は悲しそうであった。すぐにでも泣きそうな表情であった。

 

「虹村さん…?そんなに悲しい顔をしてるんですか…?」

 

「僕は先輩を助けました。でも、怪我をさせてしまったことがとても嫌だったんです……カッコ悪いですよね……」

 

 

すると

「私、あのとき死ぬんだなって思いました。でも、あなたが助けに来てくれました。カッコ悪くなんてありませんよ。

私にとってはヒーローですよ」

と彼女は言った。

 

 

「そうですか…良かったです……」

 

すると、彼は涙を流してた

 

「あれ…?なんで泣いてるんだろう…悔しくもないのに、悲しくもないのに…」

 

拭っても拭っても止まらない。

 

「おかしいな…」

 

すると、彼女が彼の頭を撫でた

 

「泣きたいときは泣いてください。私が受け止めますから。」

と言った。彼は彼女の胸を借りて静かに泣いた。

 

 

 

 

「すいません…恥ずかしいところ見して…」

 

「虹村さんの泣き顔、子供のように見えましたよ。クスクス」

 

「先輩…///あんまりですよ……///」

 

「部屋に戻りますよ。」

 

先輩が立ち上がったが、体がフラフラしていて倒れそうになった。

「先輩!!」

彼は彼女な体を支えた。

すると腕が柔らかいとこに触れていた…

胸であった…

「「!?///」」

 

「あっ///ご、ご、ごめんなさい///」

 

「虹村さんの変態…///」

 

「なんで、そうなるんですか!?あれは不可抗力で………///」

 

「早く部屋に戻ります…///」

 

「先輩早いですよ~

一応怪我人なんですからゆっくり歩いてください~

あと置いてかないでください!!」

 

 

(先輩の胸柔らかかったな…///)

 

(虹村さんの泣き顔可愛かったです…///)

彼らはその夜、寝る前にそれぞれ今日あったこと思い浮かべるのであった………

 

To be continued




次回もよろしくお願いします


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第13話

 織斑先生と山田先生は地下室で無人機の解析を行っていた。

 「やはり、無人機でしたね。それも登録されていないISコアです。」

 「やはり、そうだったか。」

 「本来ISのコアは467しかありません。しかしこのISのコアはどのコアにも属していませんでした。」

 

 すると靴の音がした。コツンコツンと。

 「僕は今回のこのISの事件たぶん増えると思いますよ。」

 「この声まさか…虹村!?」

 「そのまさかですよ。」

 「なんで虹村くんがこんなところに!?いまは就寝の時間なんですよ!?」

 「まあ、僕にかかれば簡単ですよ。」

 

 先生たちは驚いてた。

 ふつうこの地下室は関係者以外立ち入り禁止で、それなりのセキュリティもあり、一般人では解除できないのである。しかし、彼には関係ない。何故なら彼はハッキング能力ともに、セキュリティロックを解除はかなりの腕を持っている。

 

 

 「僕は今回の事件はまだ始まりに過ぎないと思います。」

 「では、今後もなにかしら事件があるということか」

 「はい。」

 「それってどういうことですか?」

 「つまり、今回のは謎のコアでどれだけの活動ができるかという試験運転ということです。あとはもしかすると、このコアが作られたってことはある意味[なにか]が動き始めたのかもしれませんね」

 

 「[なにか]って?」

 

 「僕にはそこのところはわかりません。それで、織斑先生、篠ノ之の処罰は?」

 「反省文と奉仕活動だ。」

 「やっぱり、篠ノ之博士の妹と女性権利団体の影響ってやつですか……」

 「ああ、そういうことだ。」

 

 クラス対抗戦は無人機襲撃により中止になった。

 

 

 

 そして、数日後

彼は部屋でディスプレイを開き、機体の状態を確認していた。

 「ビーム、ブースターの出力問題なし。完成率80㌫ってとこですか。あとは、ハイパージャマーの作動の確認か…」

 

 「すみません先輩。明日僕のISの稼働チェックに付き合ってもらえませんか?データを取りたいので…」

 

 

 「勿論いいですよ。生徒会の仕事も空いてるので大丈夫ですよ。」

 

 

 「やったーありがとうございます。(先輩とふたりっきり…///ってなに考えてるんだ!!)放課後第一アリーナでやるので来てください。」

 

 「わかりました。」

 

 

 

 放課後

 第一アリーナ

 

 

 彼はピットで黒いISを出していた。

 

 

 そう、彼は新たなる機体の稼働を確認していた。

 すると、ドアが開いて彼女がきた。

 

 「虹村さん。」

 

 「あー、先輩。早いですね。とりあえず今回はこの機体の稼働の確認をします。」

 彼はピットにある、黒色が主体のISを指差した。

 

 「これは?」

 

 「これはデスサイズです。名前はちょっと不気味ですけど、

 こいつはいままで使ったやつのなかで一番の機動性を持ってるんです。まあ、なにをするかはお楽しみです♪

 

 ふたりはピットからアリーナに移動した。

 彼女は訓練機の打鉄に、彼はデスサイズを纏っていた。

 

 先輩、よろしくお願いします。

 

 よろしくお願いいたします。

 

 「とりあえずまずは、あらよっと! 」

 

 と言うと彼は飛んだ。

 それはいままで彼の使った機体なかで、一番のスピードが出てた。

 「ブースターの稼働率は問題なし。先輩とりあえず、センサーとカメラ確認しててください。」

 

 「はい。いつでもいいですよ。」

 

 「んじゃあ起動開始!」

 

 すると、彼女の打鉄のセンサーやカメラにジャミングがかかりはじめた。

 

 「これは…一体??」

 疑問に思っていると、声が聞こえた。

 「セーンーパーイ」

 声をする方向を向くと、彼が後ろにいた。

 「えっ!?なんで後ろにいるんですか!?これは一体なんですか!?」

 「これはハイパージャマーといってこのデスサイズの最大の武器です。ハイパージャマーはセンサーやカメラにジャミングをかけて無力化、相手に見つかることなく、攻撃することができるんです。」

 

 「なるほど。相手の影から鎌で攻撃する、まるで死神のようですね。」

 

 「死神か~いいですね。ちゃんと作動できたんで良かったです。」

 

 「お役に立ててよかったです。」

 

 外を見ると夕空が広がってた。

 

 「さあてと、作業も終わったんでご飯食べにいきますか~もちろん、僕が奢ります。」

 

 「えっ…それはとても申し訳ないんですが…」

 

 「いいんですよ、手伝ってもらったお礼ってやつです、好きなやつ頼んでいいんですから。先輩は少し僕のこと頼ってください。これでも…俺男なんですから…」

と彼は恥ずかしがりながらも言っていた。

すると彼女はクスクスと笑い、

「わかりました。今度からそうさせてもらいます。」

と微笑んで答えた。

 

また数日立ったあと、またなにかが起きた…

 

 

To be continued



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第14話

数日後…

 

彼はくるとき考えていた。来月の学年別個人トーナメントで優勝すると、一夏と付き合えるという話を耳にしたからだ。

(誰が流したか知らないけど一夏くんだけなら大丈夫かー…ン?不味いな…僕にも被害が来るかもしれないんだ…同じ男だし…)

 

「ホームルームを始めるぞ」

織斑先生がきた。

 

 

「今日は転校生が来ています。」

と山田先生が言った。

 

すると転校生が入ってきた。

 

「シャルル・デュノアです。フランスからきました。

皆さんよろしくお願いします。」

 

「おとこ?」

クラスメイトの一人がいった。

「はい。こちらに僕と同じ境遇の方がいると聞いて本国より転入を……」

と言い終わる前に

クラスの女子たちが、

「「「「「キャーーーーー!」」」」」

と叫んだ。

 

シャルルはとても驚いてた。

しかし、

「やかましい!うっとおしいぞおまえら!」

と遼は言い放ち、鎮まった。

 

「今日は2組とISの合同実習を行う。各自着替えて第2グラウンドに集合、それから織斑、虹村。」

 

「「はい?」」

 

「デュノアの面倒をみてやれ、同じ男子同士だからな。解散!」

クラス全員が動き始めた。

 

「君が織斑くん?僕は…」

「そんなことは後回しにしろよ。遼、行こうぜ」

「はいはい。走りますよ。」

男子3人は教室を出ると走り出した。

 

すると、女子がたくさんいた。

「あっ!噂の転入生と織斑くん、それに虹村くんもいる。」

 

「ヤバい、もうきたのかよ。」

「どうするの?」

「どうするんだよ?」

「とりあえず俺が道を開くから君たちは先に行って。」

 

ふたりをすぐさま逃がした。

 

そして、遼は囲まれてしまった。

「もう逃げられませんよ。諦めるべきです!」

とひとりの女子が言った。

「まだあきらめませんよ。僕の策はまだ尽きてませんよ。とっておきがありますからね。」

 

「「「「とっておき??」」」」

 

「そうですよ。それはですね………」

 

 

すると、彼は窓を開けて…

 

「逃げる!!」

と言って彼は窓から飛び降りた!!

 

「「「「えぇぇ!?」」」」

っとその場にいた女子全員が叫んだ!!

 

すると、彼は

「ザ・ワイルド!」と叫び、スタンド能力を使い、地面に着地した。彼はそのままスタンド能力を使って超スピードで走り、更衣室に向かった。

 

更衣室に入るとふたりは着替え終わってた。

「遼、ありがとうな。」

「いやいや、当然のことをしただけだよ、とりあえず、あとでアメ頂戴。そうだったちゃんと自己紹介してなかったね、僕は虹村遼。よろしく。」

「僕のことはシャルルって呼んでね。よろしくね遼。」

 

3人は着替え終わったので、グラウンドに向かった。

 

 

To be continued



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第15話

グラウンドでISの実習が始まった。

まず、セシリアと鈴が呼ばれた。この二人の模擬戦が始まると思った。しかし、相手は山田先生であった。

セシリア・鈴VS山田先生の模擬戦が始まった。

結果は山田先生の圧勝であった。そのあと、専用機持ちがリーダーのグループ練習を行われた。

 

 

<昼休み>

「遼。一緒に飯食いに行かないか?」

「すみませんちょっとは考え事があるので、パスさせてください。」

「おう、わかった。あとアメ渡しとくぜ~」

「さんきゅー」

 

彼は考え事をしながらアメを口に入れた。

 

その日は転入生が入ったぐらいで平穏な日であった。

 

 

 

次の日…

「今日も嬉しいお知らせがあります…またクラスにお友達がひとり増えます。ドイツから転校してきたラウラ・ボーデヴィッヒさんです。」

 

みながザワザワと騒ぎ始めた。

そりゃそうだろう、2日連続で転校生が来るなんて普通はないからである。

 

「騒ぐな。自己紹介をしろ、ラウラ。」

 

「はい、教官。ラウラ・ボーデヴィッヒだ。」

 

「あの…以上ですか?」

 

「以上だ。」

 

すると、一夏の方を見た。

 

「貴様か…」

するとラウラは一夏の席の近くにいき、平手打ちをした。

「貴様があの人の弟などであることを認めるものか!!」

と言った。

遼はすぐにわかった。なぜラウラという転校生が一夏のことを殴ったのかを。

 

遼side

 

放課後、僕はアリーナで一夏くんとシャルルくんの練習に付き合ってるところだ。すぐに私闘を始めたが、シャルルくんの遠距離射撃でほとんどやられてた。

 

反省会

「一夏は射撃武器の特徴を抑えてないからまけるんだよ。」

 

「一応わかってるつもりなんだけどなー」

その後、シャルルくんのライフルを使って練習を始めた。

初めてにしてはなかなかの命中率であったが、いまいちであった。

 

 

すると、アリーナのピットの入り口に黒いISがたっていた。

ドイツの第三世代のシュヴァルツェア・レーゲンであった。

 

「織斑一夏。私と闘え。」

 

「断る。お前と闘う理由はないからな。」

 

「私にはお前と闘う理由がある。」

 

「しなくていいだろう。クラスリーグマッチがあるんだから、その時でいいだろう。」

 

「なら…」

と言うと…レールカノンが起動し、一夏が標的になった。

(不味いぜ)

僕はすぐさま銃の弾をとり、そしてスタンド能力を使って弾を放った。

ラウラの首の部分を狙った。

「そこだ…」

弾を撃った。

 

すると、弾はラウラのISに当たり、絶対防御が作動した。

「!?」

すると、僕の方を見た。

「貴様!!」

「やはり見ましたね。」

今度は僕を狙いに定めた。

すると、

「そこの生徒、何をやっている!?」

と先生の声が聞こえた。

「今日のところは退いてやろう。」

と言ってボーデヴィッヒは去っていった。

 

 

 

更衣室にて

練習が終わって一夏くんはなにか真剣な顔をしていた。

「大丈夫、一夏?」とシャルルくんが声をかけてた。

「あぁ、大丈夫だ。悪いな、遼。助けてもらって。」

 

「いいですよ。危なかったんですから。」

と答えた。

 

「じゃあ僕は先に部屋に戻ってるね。」とシャルルくんは言った。

 

「えぇ?ここでシャワー浴びてかないのか?いつもそうだよな。」

 

「まあね。部屋のシャワーの方が落ち着くし。」

 

「ここで浴びた方がいいって…」

 

「一夏くん。無理強いは流石にダメですよ。」

 

「うーん、わかったよ…」

 

「じゃあ先に戻ってるね。」

と言ってシャルルくんは足早になって、帰っていった。

 

「一夏くん、とりあえず、誰にだってひとつやふたつの悩みってのは持ってるものですから。あまり深く入らないのが、仲良くなるためのコツですよ。」

 

「うーん…そういうものか…」

 

「じゃあ僕は着替え終わったので、先に帰ります。また明日一夏くん。」

 

「おう、じゃあな遼。」

 

 

 

 

僕は部屋で最近の調査の報告書を見てた。

最近になって謎の組織が動き始めたらしい。という情報がきた。

プリベンターからの情報であった。しかし、無人機の事件とは関係が無さそうであった。

 

 

情報を閲覧していたら、一夏くんから連絡がきた。

メッセージを見ると

[今すぐ、俺の部屋に来てくれ!!]

と書かれていた。

「なにかあったのかな、とりあえず、向かいますか…」

 

 

To be continued



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第16話

遼は一夏の部屋の前にきていた。

「一夏くん、入りますよ」

部屋に入り、遼は一夏に聞いた。

「それで、一夏くん、呼んだ理由は?」

「それがな…シャルルが女だったんだよ…」

「シャルルくんが女だったのか……えっ?」

すると、シャルルと一夏くんが黙り始めた。

「なるほどね、だいたいわかった」

と遼は言ったが全然理解していない。

「んで、シャルルくん、男装した目的は?」

「デュノア社の広告塔と特異ケースの男子のISのデータの剥奪だよ…」

それと愛人の子だということも聞いた。

「なるほどね。いま話したことは秘密にしておくよ。いまの僕には出来ることがないからね。」

「いままで黙っててごめん」

シャルルが謝ってきた。

「仕方ないよ。それじゃあ僕は行くとしようかな。」

そして、彼は部屋から出て、静かに帰った。

 

 

次の日

授業が終わり、遼と一夏とシャルルに歩きながら話をしていた。

「遼、アリーナで特訓しようぜ。トーナメントまで短いからさ。」

「いいですね。やりましょう」

「シャルルもいいか?」

「ボクもいいよ。」

 

と3人で話してたら、

走って通りすぎた女子が

「第3アリーナで代表候補生3人が模擬戦をやってるんだって!」

 

「「えっ!?」」

一夏とシャルルは驚いてた。

「不味い気がしますね…急ぎましょう!」

と遼はとても冷静でいた。3人は急いで第3アリーナに向かった。

 

<第3アリーナ>

彼らは第3アリーナについた。そのあとに箒が来た。

すると、なにかが壁に当たったるような大きな音がなった。砂煙が徐々に晴れてくと、セシリアと鈴が、模擬戦を行ってるところであった。相手はラウラ・ボーデヴィッヒであった。

鈴が撃った衝撃砲はラウラには当たらず、なにかバリアのようなもので止められた。

「アレがAIC(アクティブ・イナーシャル・キャンセラー)か厄介だな…」

 

しばらくして、セシリアと鈴は追い詰められたが、セシリアの近距離のミサイル攻撃が当たり、爆煙が上がった。

誰もが確実にダメージを与えられたと思った。

しかし、無傷でラウラのISが浮いていた。

すると、ラウラの反撃が始まった。ワイヤーで二人の首を捕らえて、蹴ったり殴ったりの繰り返しをしていた。

すると、[生命維持警告域超過]と表示されてた。

 

「シールドエネルギーが限界にきて、ISが解除されたら、ふたりの命は危ないぞ!」

と箒が言った。

 

「やめろ!ラウラ!!やめろ!!!」

と一夏は叫んだ。

すると、ラウラはにやりと笑った。

 

一夏は白式を纏った。そして、雪片弐型を使ってアリーナのシールドを破った。

「やめろぉぉぉぉ!!」と叫びながら、ラウラに斬りかかった。しかし、AICで止められた。

すると、ワイヤーで縛れてたセシリアと鈴のISが強制解除された。

「感情的で直線的、絵に描いた愚か者だな。やはり敵ではないな。」とラウラは言った。

「クッ」と一夏は苦しそうな声をがした。

「この私と

「つぎのお前のセリフは

『シュバルツ・レーゲンの前では有象無象のひとつでしかない。消えろ!』だ」

!?」

ラウラは後ろを振り向いた。そこにはサンドロックを纏った遼がいた。

「あら、よっとぉ」

遼は両手のヒートショーテルを使ってラウラを斬り、吹っ飛ばした。

一夏を捕らえてたAICが解けた。

アリーナの壁に吹っ飛ばされたらラウラに近づき、

「そして次に『貴様なぜ私の後ろにいたんだ!?』と言う」

「貴様なぜ私の後ろにいたんだ!?……ハッ!?」

「自分の武器の弱点をわかってないとは軍人としては致命的だなー。それに集中したものにしか使えないってことをよー!!」

と遼は言った。すると、ラウラは反撃を開始した。

「キサマァァァ!!」

色んな武器を使って攻撃してくるが遼はどの攻撃も軽々しく避けた。それも武器を使わずに。

ラウラはプラズマ手刀で接近戦を仕掛けてきた。

(そろそろ本気でも出そうかな)っと思い、後ろにあるヒートショーテルを引き抜こうとしたとき、誰かがISのブレードでラウラのプラズマ手刀を止めた。それは織斑先生であった。

「教官!?」

 

ラウラはすぐさま後ろに下がった。

 

「やれやれ、これだからガキの相手は疲れる。模擬戦をやるのは構わないが、アリーナのバリアを破壊する事態になるのは教師としては黙認できない。学年別トーナメントまでの私闘を一切禁止とする。いいな?」

 

といってアリーナで起きた代表候補生の戦いは終わった。

セシリアと鈴の傷の具合の様子は一夏とシャルルに任せて

遼は部屋に戻った。

「ちょっと使いすぎたかな、そろそろメンテナンスに出さないとな…だとするとトーナメントは出れられないな」

と彼は呟いた。

しばらくベッドでぐったりしてると、

すると、ノックが聞こえた…

「はーい、あれ簪さん、それにのほほんさんも。どうしたの?」

「これ……」

簪さんはプリントを渡してきた。

「なになに…今回の学年別トーナメントは二人組での参加を必須にするか…つまりタッグマッチってことですか」

「ハルハルはまだ組んでないの?」

「組んでないんだけどさ…僕のISそろそろメンテナンスしてもらわないとまずいからさ、今回でないつもりでいるんだよ。ごめんね。」

「あ…大丈夫だよ…ごめんね…」

「いいよ。気にしないで、僕が悪いからね」

「本音、一緒に組もう…」

「いいよ、かんちゃんのためにがんばっちゃうぞ~」

「それじゃ私たちいくね…じゃあね」

「ハルハル、バイバイ~」

「ふたりとも頑張ってね」

 

と簪とのほほんさんは帰っていった。

 

 

遼は次の日にタッグマッチトーナメントの日から4日間は会社でメンテナンスをすることを先生たちに伝え、休学した。遼はあとから知ったが、初戦は一夏&シャルルVSラウラ&箒が戦い、ラウラがVT(ヴァルキリー・トレース)システムで暴走し、一夏が止めたということ、シャルルがシャルロットとして新しく転入したこと等々を後日聞いた。

 

To Be continued



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第17話

IS学園1年生御一行はいま海に来ている。臨海学校である。夕方まで自由行動であった。

ほとんどの者がが海で泳いだり遊んだり、砂浜でビーチボールなどを楽しんでいた。

ただ…ひとりは違った。

それは遼である。彼はいま釣りをしている…

ひと気のない海岸でひとり、ポツンと座っていた。

近くにあるバケツには多種多様な魚がたくさん入っていた。

「なかなか釣れる~」

気分がいい様子であった。

すると、電話がきた。

「よぉ~、遼、元気にしていたか?」

デュオさんからであった。

「デュオさん、お久しぶりです。元気にやっていますよ」

 

他愛もない話をしたあと、

 

「実はちょいと気になった情報が取れてな…」

「情報ですか?」

「あぁ、明日ハワイ沖付近でアメリカとイスラエルの軍事用ISの実験が行われるそうだ」

「軍事用ISですか…また戦争でもするつもりなんですかね、情報は?」

「プリベンターのお二方からだぜ。俺たちのガンダムはもうない。戦争が起きても、いまオレらにはどうすることもできないぜ」

「そうですね…」

 

彼は悲しく惨めな戦争がまた繰り返されてしまうのか…

と神妙な顔で考えたいた。

 

 

次の日

専用機持ちと一般組は別れて実習をすることになった。

簪さんはまだ完全に完成されてないので、一般組で実習することになった。

専用機持ちの方にはいつもの専用機持ちに専用機を持っていない箒がいた。

箒は専用機持ちじゃないわよね?」

と鈴が言った。

それはだな…

織斑先生が説明しようとしたタイミングと同時に、

「ちいーーーーちゃーーーん!!」

と言う声が聞こえてそして、織斑先生に抱きつこうとしたが織斑先生のアイアンクローで阻止された。

 

すると、織斑先生が

「束、自己紹介しろ」

 

「はーい、私が天災の篠ノ之束さんだよ、ハロー終わり」

すると、みんな驚愕していた。

 

「さあ、大空をご覧あれ!」

と束博士が言うと空からコンテナが降ってきた

なかから赤い色のISが出てきた。

 

 

それは赤椿という第4世代型ISだという説明がされた。

そして、すぐさまフィッティングやパーソナライズがされた。流石に天災と呼ばれるだけあって、入力が速い。

試運転が開始された。

速すぎる…加速が凄すぎた。

スペックが違いすぎる…

 

「大変です!」

試運転してる最中に山田先生がきた。

 

すると、織斑先生が

「テスト稼働は中止だ。お前たちにやってもらいたいことがある」と言った。

 

 

 

〔旅館特別対策室〕

「2時間前にハワイ沖付近でアメリカとイスラエルの共同開発のIS銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)が暴走した。情報によると

無人機だとのことだ。学園上層部より我々がこの事態を対処するが決定された」

と織斑先生から伝えられた。

(自分達で対処しないとは無責任だな…)と彼は思う。

 

 

広域殲滅を目的とした特殊射撃型

オールレンジ攻撃を行える

攻撃と機動の両方に特化した機体

 

との情報がわかった。

 

 

 

作戦は一夏と箒のコンビで行うことになった。

サブ兼サポートにパイロット経験に長けた遼が選ばれた。

 

 



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第18話

作戦開始前、彼の端末にはある任務が届いてた…

プリベンターのひとり、サリィからであった。

すぐさま内容を確認した、

「軍事用ISのパイロットの回収か…あの2ヶ国完全にパイロットことを隠蔽したのか…やはりデュオさんの言ってたとおりってわけか、任務了解…」

と言って彼は銀の福音の撃墜の任務の集合場所に向かった

 

 

 

 

一夏と箒が出発する前

彼はヘビーアームズ ダムゼルフライ装備を纏い フライングアーマーを使って作戦エリアまで向かっていた。

作戦エリアの待機場所についた。

彼は

「こちら、虹村。作戦エリアに到着しました。対象をレーダーで確認しました。」

と織斑先生に報告した。

 

「わかった。いまさっき織斑と篠ノ之が出発をした。篠ノ之が浮かれてるようだ、サポートを頼むぞ。」

「了解」

 

「では、作戦開始!!」

 

と織斑先生が言った。

 

 

 

 

 

太平洋上空

 

一夏の零落白夜は福音に避けられた、

一夏と箒が福音に ふたりで攻撃を仕掛けた。

 

箒が福音を惹き付けて、

「今だ!一夏!!」

と言ったが、一夏は密漁船を見つけて福音の攻撃が当たらないように弾を斬った。

 

一夏と、箒の動きが止まり、なにか起きたと思ってレーダーを見ると、福音は羽のようなエネルギー弾が用意し、無数のエネルギー弾が放たれた…

 

一夏は箒を庇ってダメージを受けて、海に落下した。

 

「一夏ァァ!?」

と言って箒はとても驚いてた。

ダメージを受けた一夏は意識を失い海に落下した。

箒はすぐさま一夏を回収しに海に潜った…

 

そして、

 

「おい、篠ノ之。俺が惹き付けている間に一夏を回収して逃げろ」

 

「えっ…」

 

「お前はもう戦えない早くいけ」

 

「でも…」

 

「いま戦えるの俺だけだ」

 

と遼は言った。

「こちら、虹村。作戦失敗」

「わかった。すぐに離脱しろ。」

「それは無理なことですね…俺は福音を惹き付けるため攻撃します「おい、虹村、なにをするつもりだ!?」通信終了…」

と言って全ての通信を切った。

遼はガトリングガンで福音を牽制した。

ミサイルやガトリングやバルカンで攻撃した。

 

篠ノ之が作戦エリア外に出たことを確認した。

 

「作戦エリア外に出たか…「ズゴォーン」チッ!?」

 

ダムゼルフライの片方のプロペラが福音のエネルギー弾で破壊された。

 

「不味いな…やはり強い…」

と遼はは苦しそうな声と顔でいった。

 

彼はダムゼルフライをパージしてそこにミサイルを放ち、爆煙を広げた。

 

「帰還しますか…「ピーッ!?」 嘘だろ…」

福音がまだ追いかけてくるのである。

「チッ…ここまで長いのは始めてだぜ…また使うしかないか」

 

彼のヘビーアームズの全砲門を開き、ブースターを使って後ろに下がりながら、

「フルオープンアタック、発射」

と言って全弾薬を福音に向けて全て撃った。

そして、彼はすぐさま、フルブーストで作戦エリアを離脱した。

福音は追っては来なかった…

 

 

離脱中、彼の機体に異変が起きた

 

ビリリ

 

電撃の走る音がした。

音のした肩の膝の部分を見ると電撃の悲鳴をあげていた…

「限界がきているのか…すまない…ヘビーアームズ…」

と彼はヘビーアームズに謝っていた…

 

彼は無事に海岸についた。海岸に着いたと同時に肩と膝の部分が軽く爆発し煙が出た。

他の専用機持ちがいた。皆に心配されたが、自分では大丈夫と言った。念のために検査をしたところ、肩や膝に負荷がかかったぐらいで済み、安静にしてればいいと医務の先生に言われた。

 

 

しかし、一夏は意識を失っていて、箒は一夏の看病に付きっきり、そして、俺のヘビーアームズは限界がきてしまい使用不能になった……

 

 

福音は待機状態でいまも海上にいるのであった…

 



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第19話

俺は起きて 隣の部屋を覗いた。すると、意識を失った一夏を看病してる篠ノ之がいた。

 

「秩序を乱してるにも関わらずなぜ奴等を助ける…」

 

「それは彼が優し過ぎるからだ。それが強さであり、ときには仇となる」

 

「虹村…?」

 

「お前は強者になったつもりでいたが、そんなのは間違いだ。お前だって、弱者なんだ。人間皆弱者なんだよ。僕だってそのひとり。まあ、考えてみろ」

と遼はそう言って部屋から立ち去った。

 

 

しかしいまの彼には誰かを心配すると暇はない…

すぐに任務につくようにした…しかし、どうやって切り抜ければいいかを考えていた。

部屋から外に出れば誰かしらに見つかる…

すると、扉が開き、医務員がきて、

「体の調子はどうかしら?」

と聞いてきた。知ってる声のように聞こえた。その声の主をみてみると…

「サリィさん!?」

プリベンターのひとりのサリィがいた。

「ハルカ、迎えに来たわよ。任務に移るわよ。」

 

「了解」

彼はすぐさまサリィとともに部屋から出て、海岸に向かった。

するとそこには潜水艦があった。

「とりあえず、封鎖されているところまで運ぶわ…そこからは貴方に任せるわ」

 

「わかりました」

と言って作戦エリアの手前まで向かった。

 

移動中、彼は他の専用機持ちが福音を撃破しにいったとの情報を聞きいた。

すると、サリィが

「着いたわよ」

「んじゃ…始めますか…サリィさん、ハッチ開けてください」

するとハッチが開いた。

「それじゃあ頼むわ」

「デスサイズ発進します!」

といって彼は出撃した。誰にも見つからないに海中をゆっくりと進んでいった…

 

 

 

彼がプリベンターの仕事を遂行しているころ

旅館 作戦室

 

他の専用機持ちたちが勝手に出撃をしたことが確認された…

すると生徒が入ってきたとても焦っている顔で。

「大変です、先生!」

 

「入るなと言っただろう!!」

 

 

「織斑君と虹村君がいません!!」

 

「何!?」

 

部屋で寝ていた一夏と遼が姿を消したのであった…

 

 

 

 

 

太平洋沖 海中にて

 

彼はまだレーダーに探知されてないな…

みると、他の専用機持ち、箒、セシリア、鈴、ラウラ、シャルロットが福音と戦っていた。

 

「目標確認」

 

「ハルカ聞こえるかしら?いま確認したところ、福音のパイロットは暴走が始まったときから気絶してるみたいだわ。絶対防御で守られていてるわ」

 

「わかりました」

 

 

 

「変声機の出力よし、フェイス部分のシャットアウトよし。これより、任務開始します」

と彼は言った。

 

 

コオオオオオ……

彼は呼吸を始めた…

 

 

 

「ターゲット 福音!」

 

 

と言って彼の纏ったISデスサイズが海上から姿を現した。

 

 

 

 

 

一方、専用機持ち

 

 

セカンドシフトした福音に苦戦していた。

 

「一夏、もう持たないよ!」

とシャルロットがキツそうな顔で言ってる。

 

ピピピーーッ

「「「「!?」」」」」

危険を知らせるアラームがなった。

 

「新手か!?」

と一夏が言うと

そこには…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒いISが海上から姿を現した…

 

 

 

 

 

「なんだ…あれは…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その黒いISはとても速いスピードで福音に向かっていった。

 

 

 




投稿にちょいと期間が空くと思いますので、よろしくお願いいたします


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第20話

すみません2週間以上、諸事情で投稿をお休みして申し訳ございません。

これからは1週間に1話投稿になると思いますので、今後ともよろしくお願いします。


旅館 作戦室

 

「なんですか…あのIS、データ照合しても、似たようなISがありません!」

「敵なのか……それとも味方かもわからないか…」

 

と山田先生と織斑先生はとても険しい表情でモニターに映ってる謎のISを見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

海上にて

 

 

黒いISは福音に向かって攻撃を仕掛けた。

福音は黒いISに右パンチをした。しかし、左手で止められた。

 

 

 

そして、左手で福音の右手のフレームを壊した。福音が怯んだ隙をみて、右手に装備を展開した。棒のようなものが出て、すると、先端の部分から、ビームが展開された。まさに、鎌そのものであった。

その鎌を使って福音を斬った。

 

福音の絶対防御が作動した。

その後、黒いISは鎌のような武器で福音を斬った。

 

 

 

 

1回、2回、3回と…

 

 

 

 

 

斬撃のダメージを受けて、福音の動きが徐々に鈍くなってきた。

 

すると、黒いISは左手に装備されていたシールドを撃った。すると、そのシールドの先端が開き、福音の頭を捕らえた。

 

徐々に福音の動きが遅くなり、しばらくすると、福音は停止した。

 

 

 

福音の暴走は止まったのだ。

機能停止したそのまま福音は海に落ちた。

黒いISは福音の落ちた場所を見ていた。

 

 

 

 

 

「俺たち5人がかりで相手した福音をたった1人で倒したのか…」

と一夏はとても驚いてた。

「あいつ、何者なのよ!?」

と鈴が言い放った。

 

「少なくとも敵ではないのかもしれないね」

とシャルロットは言う。

 

 

すると、黒いISは福音の落ちた場所に潜った。

そして、しばらくして上がってきた。左手で福音の腕を掴んでいた。

「あのIS、なぜ福音を回収するのですか?」

とセシリアが疑問に思いながら呟いた。

そして、黒いISはブースターを思いっきり噴かして、専用機持ちがいるところから離れていった。

 

 

 

「「「速い!」」」

 

あっという間に黒いISは見えなくなった。

しかし、

「待てェ!!」

箒が黒いISを追いかけた。

 

箒のIS赤椿は展開装甲でとてつもないスピードを出せるため、

すぐさま追いつくことができる。

しかし、レーダーには黒いISが映っていなかった。

追いかけることもできなかった。

 

「レーダーに反応しないんだ!?」

「あのISのワンオフアビリティなのかもしれないな…」

「少なくとも今回は敵ではなかったってことね……」

 

ラウラと鈴が険しい表情で言っていた。

 

専用機持ちたちは、疑問が残るなか福音撃破の任務が終了した。

 

 

 

 

 

遼side

 

 

 

太平洋 海中

 

潜水艦内 操縦室

サリィが医務室から戻ってきた

「どうですか?サリィさん」

遼はレーダーをみながら、サリィに聞いていた。

 

「福音のパイロットは戦闘中から意識を失ってただけで、命に別状はないわ」

 

「そうですか…福音の方はどうしますか?」

 

「ほぼ使用不可能。まぁ、また暴走する危険もないわ。解析して、原因を調べるしかないわ。コアだけでも残っててよかったわ」

 

しかし、遼は少し疑問が残った。

 

「でも、アメリカとイスラエルはなぜにパイロットまでを見捨てたのでしょう?それに暴走を止めようともしなかった……」

 

「うーん…調べてみるしかないわね」

 

「そうですね、しかし、軍事用のISを作ったってのは…また戦争でも起きるんですかね…」

 

「可能性は0ではないわね。そのためにも私たちプリベンターがいるのよ。そろそろ着くわよ」

 

「了解です」

 

海岸に着き、彼はすぐさま旅館に戻った。

 

自分の部屋を見ると、そこには山田先生と織斑先生がいた。

 

 

「虹村…どこに行ってたのだ?」

 

「いや、目が覚めて、体も動くようだったので、海を見に行ってました。」

 

「虹村君、心配したんですからね、てっきり織斑君たちとともに戦いにいったのかと思いましたよ!!」

 

「すみません、お騒がせしました。それじゃまた休みます」

 

と彼はそう言って部屋に戻った。

 

 

 

 

無人機、軍事用ISの暴走、ここ最近でなにかと立て続けにISに関する事件が起きてる。これらの事件が[始まり]だということはいまの彼らに知る由もない。

 

 

 



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21話

臨海学校中に起きた福音の暴走事件は謎に包まれたまま終わった。

夜、彼は旅館の近くの山のにいた。

 

そして、彼は夜空と海を眺めていた。

「とても、綺麗だ…」

「ねぇ~キミ?」

女の声が聞こえた。声が聞こえた方を見ると、天才であり、天災でもある篠ノ之束であった。

「この世界は楽しい?」

「楽しくないですね、篠ノ之束博士」

「そうなんだ。何故、お前は束さんの邪魔をするのかな?」

「気に食わないからだ。」

「フフ~ン、キミ面白いね~」

そう言って束博士は消えた。

 

………………

 

「天才であり、天災か…」

と彼は呟いた。

 

 

 

臨海学校は無事に終わった。

福音の事件は謎が多すぎて詳細な内容は発表されなかった。

学校に戻ってからはいつも通りの日々が続いた。

 

 

 

 

 

夏休み前日

 

一夏と遼はアリーナで練習をしていた。

 

「そいやー遼は夏休み中はどうするんだ?」

「僕は企業からだから、AE社でテスト稼動やデータを纏めるとかの作業でほぼ会社だな。」

「そうか…練習相手が少なくなるのは寂しいぜ……」

「そうですね…」

 

と色々話していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、夏休みが始まった!

遼は父がいる東北支部の工場に向かうためにいた。何やら新しいものが完成したらしい。

 

 

 

彼は駅から降りて、東北のターミナル駅のロータリーにいた。

 

「ここで、いいんだよな…やっぱ空気が違うな~」

「おーい!遼」

「あー父さん、久しぶり。で今度は何を作ったの?」

「それは着いてからのお楽しみだ」

「わかったよ」

 

と言って、遼は父の車に乗り込み、工場に向かった。

 

 

東北支部工場 地下エレベーター

「しばらくの間、お前のISに搭載された、3種類の機体チェックとアップデート、そして、機体の追加を行うからな」

「つまり、しばらく父さんに預けるってわけね。」

「そういうことだ。」

そう言われて、彼はISの待機状態であるカプセルケースを渡した。

 

 

 

ズシン!!

 

エレベーターが目的の場所についた

 

 

ドアが開くとそこには……

ジェガン、ジェスタ、スタークジェガン、バイアランなどAE社で作られたたくさんのMSがあった。

 

 

そして、奥の部屋に通された。

 

 

そこにはパワードスーツが置いてあった。

 

「父さんこれは?」

「お前の幽波紋(スタンド)能力を最大限に引き出すために開発したパワードスーツだ。」

「お前のISを預かってる間、このパワードスーツを使ってもらうぞ」

 

と言って遼はすぐさまパワードスーツをつけた。

 

「このパワードスーツはISと互角に戦うことができる。

ちなみに武器はお前のスタンドと同じように拳がメインだ。」

 

「なるほどね」

「それじゃ色々と試験しますか~」

 

 

と言われ

彼は新たなる武器のパワードスーツの試験や訓練を始めるのであった。色々なことをやり、完全に完成するまでに半月がかかった。

 

彼が試験を行っている頃、世界では謎の組織による、試験中のISの強奪が多発していた。

 

 

 



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22話

夏休みが始まってから半月以上が経った。遼はAE社で作業をしていた。彼はいま、工場のコンピューターを使って、いままでの自分のISの戦闘データを纏めていた。

 

親父も隣で彼の新たな機体や武器のアップグレードなどのデータを入れていた。

 

 

ピーッピーッ

 

と遼のISにメッセージが来た。

 

「父さん、メッセージをこっちに回して」

「オーケー」

 

 

 

カタカタカタと入力。

そして、彼はメッセージを開いた。

 

「!?」

彼は驚いた。

そのメッセージには驚くべき内容が書いてあった。

 

 

 

「んで、なんて書かれてたんだ?」

と言いながら父さんが近くにきた。

 

「今日の深夜に亡国企業、通称ファントム・タスクが僕のISを奪いに来るって」

 

「なるほどな…とうとうこっちにも手を出してくるようになったというわけか。ンじゃあ父さんは上にこの情報流してくるわ」

と言って…父さんはエレベーターに向かって歩き始めた。

「わかった、でも、ISなけりゃモビルスーツで戦うのか…」

 

モビルスーツはいまはほとんど使われていないがISとほぼ同等の力を出せる機械である。いまの彼に扱うのはとても危険なのである。

 

 

すると、父さんはエレベーターの前で立ち止まり、

「ISは無くても、IS同等、またはそれ以上の力を出せるやつが完成したばかりじゃないか、それで戦うしかないないだろう。それにお前の実力なら亡国企業はまだ序ノ口のレベルじゃないか?」

 

 

と父さんはとても涼しい顔をしていった。

 

「そうだね、ンじゃあ用意しますか!」

 

 

 

遼はすぐさま準備に取りかかった。

MSはいつでも動けるようにパイロットを搭乗させておくらしい。

ファントム・タスクの襲撃は

ジェスタチーム トライスターのナイジェル、ワッツ、ダリルと遼の四人で迎撃することになった。

 

襲撃数時間前

 

 

地下室へのルートはエレベーターを使ってのルートのひとつしかない。

すると、地下室の作戦ルームから交信がきた。

 

「遼、聞こえるな?」

「聞こえるよ」

「敵は4体、全てラファールシリーズだ。それじゃ頼むぞ」

「了解!」

 

遼はすぐさま、ポジションについた。

ちなみにトライスターは近くで隠れて、緊急のときは迎撃してもらうようにしている。

 

 

 

ピーーッ ピーーッ

 

とレーダーが4機のISを捉えた。

「予定よりも早くきたというわけですか…

ナイジェルさん、何かあったときは頼みます。」

「わかった、まあ、無茶するなよ」

とナイジェルは言った。

 

 

 

数分後、亡国のISが工場についた。

 

 

 

 

「ザ・ワイルド!!」

と言ってスタンドと自分自身をシンクロさせ、各部分を起動させた。

そして、彼は亡国の連中がいる方向に走り出した。

 

 

亡国企業side

 

 

「いまのところいないわ」

と言ってると、

 

 

 

ザァァァァ

と何かが来た音がした。

 

そして、遅れてレーダーが反応した。

「いつのまに来たの!?」

煙の中から、人のような影があった。

 

 

 

 

「おい、お前たちが亡国企業の連中か?」

と通信が来た。

 

「だったら、どうするのかしら?」

 

ニヤリと笑い、

「そうですね、ただじゃ返しませんね」

と言って構えた。

 

「アハハ!そんなパワードスーツでISに敵うと思ってるのかしら?」

 

「ただのパワードスーツだと思うとは…

先に言っておくが…お前たちを倒すのに2秒もかからない」

 

「あんたなに言ってんだ、笑えるね~」

 

と言い終わったあと……

 

 

ガシィン

 

1体のISが消えて、ひとりの女が倒れていた。

 

 

「「「!?」」」

連中はとても驚いていた。

 

 

「だから、言っただろう? 2秒もかからないってな」

 

 

「チッ…なめンじゃあないわよ!!撃ちまくれ!!」

と言って連中がライフルを乱射するが、腕で弾をガードした。当たっているが、致命的なダメージにはなっていなかった。

 

 

「これで僕に挑むとはまだまだだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ決めますか!」

と言って腕でガードしていた弾を全て弾いた!!」

 

 

 

 

「「「なに!?」」」

 

 

 

「ザ・ワイルド ハイスピード!!」

 

と叫んだ。すると…全身が光始めた。

 

 

 

次の瞬間…

 

 

 

 

 

 

シュッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3体のISの前から姿を消した。

 

 

 

 

 

『ザ・ワイルド ハイスピード』とは、彼のスタンド ザ・ワイルドの特殊能力 超高速で動くのである。

スタンドを出さなくても使用できるのである。

 

 

 

「どこにいった!?」

相手は周りを探したが、どこにもいなかった。いないわけではない。速すぎて見えないのである。

 

 

すると、1体のISが吹っ飛び、もう1体のISも吹っ飛んだ。

 

「どうなってるンだ!?」

 

 

 

 

すると、目の前にヤツはいた……

 

「チェックメイトだ…」

 

 

と言いながら拳を構えて…

 

 

 

 

 

 

ウラララララララララララァァァ、

 

 

 

 

 

 

と連続パンチを喰らわした!!

 

 

ウラァッ!!

と最後の1発を喰らい、ISは吹っ飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

4機のISは全て解除され、四人の女性が倒れてた。

 

「やれやれ…

終わりましたか、もう少し手応えがあるもんだと思ったんですけどね…」

 

彼は全て撃破したので、父親に連絡を入れた。

「父さん、終わったよ。」

おぉーお疲れさん。とりあえず、あとはこっちでやるからお前は整備室に戻ってくれ。」

 

「了解」

 

 

 

 

 

 

 



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