柱島は今日も騒がしい (酔平)
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‐‐序章‐‐ 再
第一話目


こんにちは!作者ですいきなりですが一言「柱島がブラ鎮に描かれすぎじゃねwww」←柱島ユーザー
柱島のホワイトが無いなら作ればいいと思い筆を勢いでとった作者ですwww
テキトーにやってくのでよろ!!


柱島泊地】≪執務室≫

 

???サイド

 

現在時刻;○六○三○

 

朝日がのぼりこの泊地の鎮守府の青いカーペットの敷かれた廊下に光が差し込み廊下を照らす

 

部屋の外からは朝食をとり終えこれから遠征に向かう者、警備に向かう者、非番のため休みの予定を考えながら歩く者など数多くいる

 

ここ柱島泊地の提督も執務に取り掛かろうとしていた。

 

「大淀、各鎮守及び泊地からの電文解読を」

 

「もうすでに完了しております。こちらを」

 

「流石だな」

 

提督はそうつぶやき一枚の紙を受け取り

 

「追加の電文が入り次第報告を」

 

「了解しました」

 

私はニッコリと笑顔を優しい笑顔を作り作業に移る

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

???サイド

 

現在時刻;○六○三○ 提督執務作業開始前

 

ツメタイ

 

ツメタイ。。。ツメたイ?

 

つめタイのか...?

 

 

ああ、つめたい 濡れる・・・濡れる?

 

あれ俺山で登山の最中だったハズ・・・。川か?

 

 

「ん、んん、」

 

ンンン?目の前海なんですけども?

 

「あ、あ、あ~・・・」

 

え・・・?

 

「ああッ!!?」

 

声が変!!てか、幼い感じ?

 

「ぽい?ぽ~いぽいぽい☆彡キラッ」

 

じゃなくて

 

「ここ何処ぽいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいい!?」

 

MA☆GI☆DE☆ここどこ?

 

 

 

 

【その日一人の駆逐艦の叫び声は瀬戸内海にの島々に響き渡り

 

                       もう一人の駆逐艦と】

 

「こちら第一艦隊、旗艦長門 順調に帰投中ちゃんと駆逐艦のお客さんも健在だ」

 

『了解しました』

 

「〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇ぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいい!?」

 

『長門さん今のは!?夕立ちゃん?ですか、、、?』

 

「わからんがとても似ていた」

 

「夕・・・立・・?」

 

「おい叢雲?!どこへ!!」

 

「アア嗚呼嗚呼あゝアアアア嗚嗚呼アア亜」

 

『長門さん!?』

 

「くッ赤城!!」

 

「・・・」

 

「ええい加賀!!」

 

「ゆうだち?」

 

「ああ もう!!吹雪お前が旗艦だ」

 

「は、へ、は、はい・・・はいいいいいいいい!!え、ちょ長門さん!!」

 

「柱島に連絡をたのんだぞ!!」

 

「私練度1ですし出身横須賀ですから航路がわかんないです!長門さん!!」

 

「航路?そんなの勘で行けッ!!では、頼んだぞ!!」

 

「・・・」呆然自失

 

【二人の戦艦と空母を引き合わせ】

 

 

あーすっきりした

 

えーでもどうせなら幻想の郷でおにゃのこと仲良くなっててこっちも変わらんか向こうのが死にやすいのか?こっちはこっちで砲弾や弾丸が雨あられと飛んでくるだっけ

 

「最悪ぽい!!」

 

「アー、モウ煩いデース!!」

 

「ぽい?」

 

あれ金剛さん?なんで?昼寝?さぼり?

 

「夕立?モウまた面倒な事になりましたネー」

 

なんかむかつく・・・

 

「牛さんぽい?」

 

反撃するぽい

 

「Why!?」

 

「だってモウモウって牛さんみたいぽいよ?オバサン?」

 

「。。。・・・オーケーオーケー私はかわいいくて躾がなったワンちゃんは大好きデスガ、この子はチョートダケ 『オシオキガヒツヨウミタイデスネ?』」

 

「三十六計逃げるに如かずポイッ!!」

 

なにあの金剛さん深海棲艦より怖いいぃぴいいいいいいいい!!

 

「逃ガスカ!!」

 

「ジーザスぽいいぃいッ!!」

 

ああ、もう最悪だあああああ

 

【共鳴させる】

 

「夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立夕立」

 

「落ち着け叢雲ッ!!」

 

「ゆうだち あなたなの?ねえ?ねえってば夕立!!!!」

 

「・・・・・彩雲発艦開始」

 

「やめろ加賀 最悪敵に見つかるぞ!!」

【そして引かれ合う魂達】

 

『マタアエタ……アハッアハハハ……アア……ナンドデモ……ナンドデモ……シズンデイケ……!』

 

隻眼の空母棲鬼は笑い嗤う

 

 



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‐第1章‐ 夢
第二話目


お待たせしました第二話です

この小説にたいしてお気に入り登録ありがとうございます!!

下手くそながらも筆を走らせていただきます

それでは本編どうぞ

追伸
タグ追加しました「轟沈表現在りぽい」「シリアス」


ドーモ皆さん夕立デスじゃなくて

 

「逃げるぽォいぃぃ!!」

 

砂浜で『きゃきゃうふふ まてまて~』的な追いかけっこではなく

 

顔からハイライトが消え目と口が笑っているのは分かるが怖い金剛さんと追いかけっこ

怖いし早いし

てか、なにあの人!戦艦が駆逐艦の速力に勝てる筈が

 

金剛改二〖30,3ノット〗 夕立〖34ノット〗

 

オウッ!!?

 

高速戦艦のスペックマジパネェ・・・

 

駆逐艦と約4ノットしか変わらねぇ。。。

 

てかいつの間にか金剛さんに距離詰められてるぅぅ!!

 

ああ、クソ、砂浜走りにくいなぁ もう!!

 

『ユ ウ ダ チ ?』

 

「ぴいいいいいぃぃぃッ!!」

 

口癖の『ぽい』が『ぴい』になる程怖い

 

何か策は

 

。。。

。。

 

そうだ!!

 

ジャンプと共に主砲の反動で で、でもどれだけ飛べる?

 

ええい、なるがままよ!!

 

「艤装展

 

主砲キタコレ!!

 

    がッ!!」

 

え・・・?艤装重ッ!! え!? ちょ!! 後ろから引っ張られれて

 

「グぁ!!」

 

あ、足がッ

 

「ぽい~~」

 

「・・・エ?」

 

 

その後偉大なる地球の重力に逆らえるハズもなく地面より硬いナニカにぶつかり

金剛さんのマヌケな声を聴きつつ意識を手放した。。。

 

 

夕立side out

 

 

 

金剛おb すんませんお姉さまですハイ

 

金剛お姉さまside

 

今目の前の駆逐艦は地上で艤装を展開し

砂浜にアンカーを突き刺し

運動エネルギーを維持したままの彼女は圧倒的なアンカーの力の前に勝てる筈もなく

その反動で宙を舞い

アンカーから延びる鎖で後頭部を強打し気絶するという奇妙な曲芸を披露したのだ

 

「...なんだか興醒めデース」

 

最初は本気で怒っていたが途中からはからかい半分でやっていた。

 

「フーム さてどうしたいいんデスカネ?」

 

電探に感あり・・味方デスね

 

ブロロロロオオォォォォォンン

 

艦載機?

 

「アレは彩雲デスネ?所属は・・・加賀の彩雲ネー」

 

この様子なら増援も期待できそうですネ

 

ならこの悪いdockに逃げられないようにしましょう

 

金剛お姉さまside out

 

叢雲side

 

ユウダチ・・・

 

「皆落ち着け!!まだ夕立だとは確定していない!!それにこの先は危険区域指定海域だ」

 

確かにそうだだ 数年前あの深海棲艦が現れて撃沈させたか不明な地点だ

 

しかし 今の声は確実にカノジョだ

 

あの声は

 

「艦載機から報告ッ!!

金剛型一番艦『金剛』と

 

白露型駆逐艦四番艦『夕立』を確認ッ!!」

 

 

「     。」

 

 

もう絶ッ対に止まらないッ!!

 

 

『叢雲ッ!避けろッ!!』

 

 

私はみんなを絶対に守るッ

 

 

『次に生まれてくる時は… 平和な世界だとi 』

 

 

守られるのはもう終わりにするわッ!!

 

 

『いなずま・・・うそ・・・うそよ・・・そんなの・・・こんなの うそよ・・・』

 

 

つまずいては転んで、皆より遅いかもしれないけども

 

 

『 君はまた、そうやって逃げるのかい?自分自身を正当化して、また逃げるのかい?

・・・・・ 君には失望したよ… 一生、そこで腐っていなよ 誰も君を責めない ただ 

 

 

ここからが、私の本番なのよッ!!

 

叢雲side out

 

 

 

夕立side

 

悪夢(Night mare)を見ていた

 

暗い水底での悪夢(Night mare)

 

だがもう起きる時間だ

 

「それじゃマルマルマルマルに」

 

「ああ、深夜00時に」

 

また、彼女に会う約束をして意識を覚醒させる

 

「ん、んん~ん

 

気が付けばお昼だ お日様の暖かい陽気で気持ちの良い目覚めでスッキリと

 

       ッぽいッ?!」

 

いく筈もなく

 

ただいま現在 お昼の砂浜にほぼほぼナマ足状態で正座させられており

体中には黒くて太い鎖が巻き付いており後ろには碇が

そして、鎖が伸びる先には、、、

 

「ぴいッ!!」

 

正面に仁王立ちをした金剛さんがいた

 

「金剛さん少しやり過ぎでは、、、」

 

そしてその横には赤城さんと

 

「赤城さんこの子は油断も隙のありません それにすぐに帰ってくると言ったのに大遅刻するこの子が悪いのです。」

 

「それもそうだが、な?」

 

加賀さんと長門さんがいた

 

「加賀の言うとーりデース (Death)この悪い悪い子(bad dog)にはこれくらいが丁度いいのデース(Death)

 

デースの発音が違うぽいッ!!

 

それより 長門 金剛 加賀 赤城

 

 

だが

 

 

もう一人 もう一人足りない

 

 

すると、後ろから肩に手が置かれる

 

 

私は知っている

 

この小さくて小さくて、大きすぎるこの傷だらけの(猛者)

 

私は不意に小さく

 

「金剛さん」 と

 

「・・・。」

 

金剛はなにも言わず艤装をしまう

それと同時に体中に巻き付いた鎖が消える

そして

ゆっくりと ゆらり ユラリ 立ち上がり

 

振り向く

 

 

彼女は敵を見る目でこちらを見ていた

 

 

 

私は

ただ抱きしめる

背中に腕をまわす

彼女の腕はただ真っ直ぐに伸び

ナニカを我慢するように握り拳を作る

耳と耳を重ねように顔を近づける

「ただいま」

と つぶやく

そして抱きしめる力を強める

彼女の鼓動が聞こえる

「っ・・・。 ゆうだち・・? ゆうだちなの?」

「ねえ、私の鼓動が聞こえる?私の鼓動が私の感情が私の息吹が!私の声!!私のすべてが!!」

言葉に力が入る

彼女が私の背中に腕をまわす

「聞こえるよ。ゆうだちちゃんの全てが」

彼女はいろいろなモノを溜めこみすぎた

そしてその責任は私にある

だから、

「今だけ我慢しなくてもいいんだよ?叢雲ちゃん」

彼女は限界だった彼女のダムは今決壊しあふれだした

「ごめんね。ごめんね夕立ちゃんごめんなざいっ!!」

そして

「叢雲ちゃん遅れてごめんね」

私も限界だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世界は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に酷く

 

 

 

 

 

 

 

醜く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理不尽だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ミツケタゾ… ミツケタゾ!  ソウガンのカンムスッッ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「電探に感ありデスッ!! 数は・・・100体・・・以上・・・デス。。。」

「敵艦載機来ますッ!!」

「迎撃ッ!!」

「震電改発艦ッ!!」

「彗星一二続いてッ!!」

「来るぞッ!!」

 

 

 

「う、そ」

「味方艦載機第一陣、全滅、制空権喪失しました、、、」

「・・・」

 

 

 

 

 

「ねえ、叢雲ちゃん」

「なに夕立ちゃん」

 

 

だから

 

 

「いこ?」

「うん」

 

 

とてつもなく楽しいくて

 

 

「夕立」

「叢雲」

 

 

言葉に出来ないほど

 

 

 

 

 

「「抜錨ッ!!」するぽい!!」

 

 

 

 

 

美しすぎるッ!!

 

 

 

今から見せるのはNight mare(悪夢)ではなくDay dream(白昼夢)でのステキなParty(戦闘)をしましょ!!

 

 

 

 




次回、戦闘デス


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第三話目

四月に入って仕事の方が大変多忙でしてwww
休憩時間に少しずつ書いていてようやく完成しました。

それと戦闘に入る予定でしたが説明だけで3500字w
そこに戦闘シーンが入るとなると長すぎる為区切らせて頂きました。

それでは、どうぞ



潮風の中に薬莢と硝煙の焦げ臭い臭い交じり深海棲艦の断末魔、艦娘の鼓舞が響き渡る。

 

そんな中、俺は

 

《夕立ッ!!》

《ぽいッ!》

 

夕立と共闘していた。

 

・・・

・・

 

 

~さかのぼること数時間~

 

「。。。ん、ああ、あ うう え ここ は ?」

 

気が付くと

蒼い空と水平線が続く場所に寝ころんでいた

 

 

手を何度か握り締める

この感じ、、、声、、、

自分の体だ。。。

 

 

 

「俺は、、、誰だ?」

 

 

記憶が無い・・・

脳がずれる様な感覚がする。

 

 

、、、。

 

 

 

少し吐き気がするが問題ない

体に無理させ起き上がる いつまでもこうしていても仕方がない

 

 

 

 

周りにはほとんど何も無くただ金髪の少女が遠くで膝を抱え佇んでいた

 

 

 

 

 

ストレートヘアを背中まで長く伸ばした少女

 

「夕立」

 

不意にそう呟くが誰にも聞こえない

 

 

・・・ここがどこなのか聞いてみよう 何か分かるかもしれない。

 

 

彼女に近づいてみる

 

 

彼女は、

 

    泣いていた

 

 

 

「お、おい大丈夫か?」

 

 

 

「・・・。」

 

反応がない

 

「おい 聞こえてるのか?」

 

 

「」

 

「何か言えn「う、「え?」ウ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼ああ嗚呼あああああゝ嗚呼アアアアアアあああ!!」

 

彼女はいきなり叫びだし、

 

「 !!お、おいしっかりしろ!?」

 

「来るナ「お、おい?」 来るなクルクルなクルナクルナクルナクルナアアアアア嗚呼アアああああああああ

 

頭を抱え叫び始めた、そして、

 

アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

 

全身を搔きむしりはじめたその手は深紅に染まり始めた。

 

その光景を見て

 

 

「夕立ッ!!」

 

 

彼女を抱きしめ腕を掴んだ 理由もなく 

 

 

ただただ本能のままに

 

 

が夕立はただただ力任せに暴れるだけ

 

「落ち着け、大丈夫だッ」

 

流石は艦娘、駆逐艦とはいえ(パワー)があり成人男性の俺でさえ押さえつける事が出来ない。

 

時折頭突きが炸裂するがここで引いたらチャンスが無いそんな気がする。。なら引くわけないッ!!

 

 

「大丈夫、大丈夫、大丈夫だ」

「嗚呼アアああああああああ、あ。ああ、ああ?」

夕立が少し落ち着きを取り戻し暴れるのやめる

「大丈夫だ」

腕を放し強く抱きしめ頭を撫でる優しくゆっくりと

「、、ぃやだよ、嫌だよ一人は嫌だよぉ」

。。。

「大丈夫。もう一人ではないから大丈夫だよ」

「うわああああああああああ」

俺は思わず

「叫んで泣いて忙しなぁ お前は」

と呟く

 

 

それから数分後

 

「グスッ もう大丈夫 ぽい」

「そうか」

 

夕立が離れる

 

で、だ

 

「さて、どうすっか」

「ぽい?」

「いやここ何処だよここは」

「あー、えっと」

 

て事は

「ここどこぽい?」

 

デスヨネー 夕立に聞けばと思ったが

 

「ところでお兄さん」

「ん?」

 

「誰?」

「誰だろう?」

「ぽい?」

 

・・・ただ何も言えぬ沈黙が漂う

 

「じゃあ名前は?」

「・・・忘れた

       記憶喪失って奴だ 部分的に欠けているだけかもしれないが」

 

「へ~なんだか大変ぽい

 

他人事のように、・・・他人事か。

 

 

             『龍牙』。」

 

ん?

 

「あなたの名前は龍牙ぽい!!」

 

 

名前か、

 

 

「自分で考える」と、断ってもいいんだが、

 

 

ニコッ「ぽい?」キラキラ✨+上目遣い

 

俺には無理だ

決してロリコンではないッ!!(←好みは赤城、長門)

 

 

 

「わーたよ、俺は今から『龍牙』だ。もしペットに名前を付ける様な感じでつけたんなら」ギロッ

 

「そ、そんなこた、事ないぽいよ~」メソラシ

 

 

・・・。( ^ω^)コイツ

「オーケー、オーケー、コイツ、シメル」

俺は夕立の頭にげんこつを落とすと

 

「「痛い」ぽい」

 

俺の頭にもダメージがあった、

 

俺は今コイツを見下ろす形でげんこつを放ったのになぜか殴らてる

 

夕立の身長は大体140くらいで、俺は170くらいな筈

 

周りには誰もいない

いや誰だよ俺殴った奴

。。。分からん

なんて考えていたら

 

「反撃ぽい!!」

ガシャン!!

 

「は?」

俺は目を疑った 

 

「ちょ、まてまてそれはおかしいぞ!たかがげんこつの反撃で艤装だすなよ!!」

 

コイツッ・・・!!

 

「主砲が怖いぽい? なんだか呆気ないぽい」

 

「その前に後ろの艤装がおかしいだろっ!!」

 

夕立の背後には35.6cm連装砲がⅩ状に展開されていた

 

「ぽい?後ろ?

 

35.6cm連装砲<ヤア!!

 

         ぽい!!!?」

 

そりゃそうだよな 駆逐艦が戦艦の主砲背負ってんだもんなぁ。。。

しかし、あの背中でXのように展開する35.6cm連装砲の艤装は

 

「比叡の・・・だな。」

「・・・そうぽい」

 

なんか暗い

 

モノ言えぬ空気

 

・・・。

 

ああもう!

 

「!~~~~~~~っッ!!」

 

意味はないが髪をぐしゃぐしゃにしながら撫でたら

 

「なにするぽいッ!!」

振りほどかれた

 

「なにって、元気なさそうだからとりあえず撫でてみただけ」

 

「・・・。」プイッ

 

あれ、そっぽ向かれた、が

 

「・・・・。」チラッ

 

満更でもなさそうだな

そういえば・・・

 

「なあ、夕立?」

 

「ぽい?」

 

思わず軽く吹いた 便利だなぁ「ぽい」

 

ってそうじゃなくって

 

「35.6cm連装砲は夕立の艤装の一部になってるが動かしたりできるのか?」

 

「う~ん やってみるぽい」

 

と言うと艤装を展開する夕立

自分の意思でできるのか?

 

その後、艤装の各所の動作を確認するため主砲や機関などを軽く動かしていき 最後に35.6cm連装砲

 

 

だが

 

 

動かない ピクリとも動かない

 

もう一度最初から確認し最後にするが

 

動かない

 

 

 

「感覚はあるのに・・・ぽい?」

 

その後、艤装を出したり消したりと何度も試したりするが

 

するが結局最後は

 

 

 

「ぐぎぎぎいぃぃ~ うごぉくぅぽぉいぃ~」

自棄(ヤケ)

 

正しくは力技

 

「ぅぽぉぃいぃ~」

 

 

 

文字通りお顔真っ赤状態だ

 

なんていってるが俺も

 

 

 

「ふんぬぅ~~~ッ!!」

お顔真っ赤だ

 

なんでお前までかって?

 

いやね、夕立が35.6cm連装砲を動かすとなぜか俺が引っ張られるだよ。

見えない『糸』か『力』みたいなのに

 

艤装に巻き込まれたら危険だと感じ、ちょっと夕立と距離を置いたのだが

 

「ぽぉぉぉッ」

と夕立が力を込めれば

ようやく35.6cm連装砲が少し動き

 

「ぐぬぬぬ・・・!!」

俺が引きずられ

 

「いぃぃぃぃッ」と夕立が更に力を送れば

35.6cm連装砲が動き

 

「夕立・・そろそろ・・・ストップ・・だ」

遂に這いつくばって我慢するが

 

「うごぉぉぉくぅぅぽぉぉぉぃぃいいぃぃぃッ!!」

と夕立が咆哮にも似た叫び声を上げた

 

 

刹那

 

 

「あっ」

俺は遂に力尽き、夕立との距離を一気に縮める道中で何故か180°ターン

 

そして

 

 

 

ぽいん

 

 

 

「・・・。」

「・・・・。」

 

正面衝突し夕立の女の子の特有の柔らかさが体中に伝わるが一番問題なのは

 

マイハンドの位置だった

・・・

・・

 

 

気まずい、、、

 

 

沈黙

 

 

モノ言えぬ空気 リターンズッ!!

 

いやいや カエレッ!

 

え、えっと、

 

 

「ごっつんこなのです?」

「キエロ」

 

 

わ~おハイライトキエールなのです

 

て、待て

 

「夕立さん?35.6cmはダメだと思うですが!?」

 

離れようにもまだ謎の力が働いて離れられない

 

が夕立は聞く耳を持たず連装砲を無理矢理動かす

連装砲は滑らかには動かないものの動き出す

 

 

俺の体が夕立に

どんどんと

のみコ

まレ

i

 

・・・。

・・

 

 

 

 

 

ん、あ、ああ

またか、また、オレ、ハ、キを失って

 

にしても

狭いし暗いし硬い!!

椅子?

う、動けん・・・

手元を探るとスイッチと操縦桿みたいなのが四つ

なんだろうコクピットみたい・・・

 

コクピット・・・。

・・・。

た、試しにスイッチを押してもいいよね!ロマンだよね!!

だって男の子だもん!

・・・。

もう二度とやらない・・・

 

とりあえずスイッチをONに

すると

スイッチが赤く光り

各所に電力が伝わるのが分かる

 

突如

目の前が光る

思わず目を瞑る

・・。痛みはない

ゆっくりと目を開けると

 

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

LOADING ‐システム起動中‐

 

システムチェック開始

 

メインユニットチェック:クリーン

メインカメラシステムチェック:クリーン

 

戦闘ログ チェック:データなし

新規データファイル作成

 

艤装装着者のバイタルチェック:クリーン

艤装操縦者のバイタルチェック:クリーン

燃料残量:100%

弾薬残量;100%

 

BSMS起動

BSSS起動

環境センサー起動:現在の環境に対応しました

 

操縦者認証:完了

装備武装状態チェック:艤装装着者による無理な起動の為ズレを確認

修正中・・・・・・・・・・・・・・修正完了誤差なし

装備武装状態:クリア

 

システムオールグリーン

メインカメラ:起動

艤装展開準備完了

起動準備完了

 

起動します

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

 

目の前の画面にさっきまで俺がさっきまで居た場所が映し出されており

そこには夕立の後頭部が少し見えていた

って、ことは・・・まさか、ね?

コクピット内の照明が点く

そして改めて当たりを見渡すとディスプレイに数字が割り振られた四つの操縦桿、天井にはランプ

自分の頭の右上にマイク付きの有線式ヘッドセットがあった

線をたどると無線機とメモがありチャンネルとその周波数が書かれたメモが置かれていた

 

試しに艤装装着者にチャンネルを合わせる

艤装装着者って、事は夕立か?

「あーああテステス、夕立聞こえるか?」

・・・。返事がない

チャンネルの周波数は、あってる。て事は

周波数が違うかそれとも

 

「あー、やっぱりマイクのスイッチが入ってねぇ」

では、改めて

 

《あーああテステス、夕立聞こえるか?》

《龍牙?なんで無線で?無線機持っているぽい?それよりドコ?

オマエ、ケスカラバショヲシエロ》

お~こわっ

《ああ、無線なら今手に入れた》

えっと一番の操縦桿を横にさせ砲塔旋回させると

《ぽい?!》

連装砲はスムーズに動き出す

いいリアクションするなぁ

《夕立、お前操作できるか?》

しばしの沈黙の後、

《無理ぽい~》

これでほぼほぼ確定したかな?

《俺ならできる、

 

        それと今俺は、お前の背部艤装にいる》

 

俺、艤装になりました



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第四話目

はい、えっと、す、すみませんでしたああああああああああああああああ
勢いだけで書いているので計画は0です
2か月も待たせてしましてすみませんでした。
ただ今回は5903文字という約6000文字と言うボリューム多めですwww
それではどうぞ


ドーモ皆さん夕立デス

 

って夕立さん!?ご乱心ですか?!俺を振りほどこうとしないで!!お願いだからぁ!

 

 

~数分後~

 

「・・・で? 落ち着いたか?」

 

「・・・ぽい」

 

夕立はようやく落ち着いた様子

 

さて、とまずは

 

「ここから出なくちゃあなぁ」

 

「待ってれば出れるぽい?」

 

「そんな様子もないしなんかヒントでも探しながら待つのはどうだ?」

 

「う~ん、それもそうぽいね」

 

ならば

 

「出口はどこだ? てか出口なんてあんのか?」

 

「う~ん、分からないぽい」

 

さて何かないかな・・・

 

で、現状コクピット内には正面にはメインの画面があり手元には操縦桿に複数の画面になにかのレバー、天井には警報とおぼしきランプにたくさんのスイッチ・・・

 

・・・このレバーだよなぁ~

レバーは上から下に下げるタイプでその横には

戦闘・偵察・対地及び対空にゾーンが分かれて書かれたモノが

 

ここは偵察かな?

 

「えい!」

偵察にレバーを合わせてみると

連装砲から駆動音が聞こえ

 

複数の画面の内の一つがレーダーに切り替わり画面下部に小さく

《T-US HE弾戦術無人センサー搭榴弾載装填中》

 

と書かれている

 

T-US HE弾ねぇ 弾・・・って事は砲弾だな なら

 

1番を北に

 

「?ぽい?」

夕立は何か異変に感ずいたが気にしない

 

2番は東に

「龍牙?」

 

3番は西に

「ねぇ?龍牙?ねぇてば!」

キニシナイ キニシナイ アーキコエナイ

 

そして4番は南に向けて・・・オーケー!!

「一体なにおするp「ってッーー!!」ぽいッ?!」

 

3,,,2,,,1,,,弾着 今

 

レーダーには弾着地点から波紋状に輪がる広がる反応と個体反応が一つ

 

てか、あれ?今、俺は確かに・・・

考え事をしていると

 

「り~ゅ~う~がぁ!!」

「え、えっと夕立さん?なんでしょうか?」

 

「『なんでしょうか?』じゃないぽいッ!!大体一番小さい戦艦の主砲とだとしても撃ったら反動で・・・ぽい?」

 

「反動・・・あったけ?」

と聞くと夕立は

 

「・・・。無いぽい?」

「しかも砲撃音もなかったぞ今」

じゃあこの連装砲は・・・

 

「さしずめ『35.6cm連装砲(無反動砲消音仕様)』って所か?」

「ちーと?ぽい?」

 

「そんな所だなぁ 夕立に説明するか」

「お願いぽい」

「今、撃ったのが

 

俺は説明を始めた砲弾の事や艤装についてなど今分かっている事全てを

 

で、今は取り合えず「その反応があった場所に行くのが先決ぽい、と」そうゆう事だな」

 

何もない水平線を訳も分からず放浪するよりかわマシだ

 

「で?」

「え~と・・・ここから右に33°に転換その後は、約11、3キロ直進だな」

 

「了解ヨーソローぽいっと」

 

それから程なくしてレーダーに反応があった場所に近づくにつれ例のモノが視認できるようになったのだが

 

その対象物がアレって完全にモノリス黒い板だよね?!ナンデ!?モノリスナンデ!!?

 

その後は夕立は警戒し14cm単装砲を構えながながら近づく俺も釣られて連装砲を構える

 

そして慎重に近づくについて正体が分かりその正体が

 

「扉・・・ぽい?」

「だな」

真っ黒な扉だった

 

「さて、どうする?夕立さん?」

「突撃あるのみぽい」

即答ですか

 

「向こう側に敵がいる可能性が「撃ち倒すだけぽい」・・・さいですか」

 

ドアノブに手をかけて一言

 

「3カウントでいくぽい」

「了解」

 

「3

 2

 1

 ッ!!」

扉を押すも・・・・・扉は開かず夕立は

 

「ぴいっ!」

まさかの顔面強打

・・・

・・

 

 

くっ・・・堪えろ俺ここで笑ったら・・・「くくくッ・・・ッ!!」

 

「~~~~~~~ッ!!」

 

怒りなのからか羞恥心からなのかは定かではないが夕立の顔は

テールランプのように真っ赤状態

 

こうなりゃヤケだと夕立は扉を引くと扉は開き

 

「ぽいッ!!」

14cm単装砲を発砲すると

 

徹甲弾が空中に突き刺さったままの状態で停止している。

至近距離で

 

 

普通に考えたらあり得ないが砲弾を中心にヒビが走ってる つまりだ

「壁だな 扉を開けるとそこは背景が書かれた壁でした。か、どっかのショールームか?ここは?」

そうそこには壁がありその壁は背景と同じ絵が描かれていた。

 

夕立はと言うと

「」

 

顔を真っ青にして言葉を失っている様子。

多分だが『砲弾が徹甲弾ではなく榴弾だったら』なんて考えていているのだろう

そんなことより俺は一つの可能性を感じるモノを見つけた

 

「おーい」

「」

返事がない

 

「夕立ー?」

「」

むぅ、、、。

 

「ゆーうーだーちー!!」

「・・・。」

ありゃ?これって・・・

 

「」チーン

なんとまぁ器用な。コイツ立ったまま気絶してらぁ

 

う~んこのままだと

 

暇だ。超暇だ。

 

・・・。なら起こすか

う~ん空砲は手元に無いし打撃も出来ない待てよ・・・ あ。

 

「これだぁ・・・」ニタァ

今自分は凄い顔している自覚はある。が、気にせずに思いついたを実行するか。

 

方法はいたって簡単♪ えーまず無線機のボリュームをいじります。

もう分るよな?

大きく息を吸ったら

いざ実k「ぽ~い」うしょうとしたらお目覚めかチキショウ

 

「あーおはよう」

「ぴおいっ!!」

そう言って屈みこんで起き上がる気配がない

は?え?ちょ、

 

「ど、どうした!?」

「,,,ぃ」

 

「え?何?」

「うるさーいッ!!」

 

・・・。あ、ああーーーーー!!

無線のボリュームを下がるの忘れてた・・・。

 

「す、すまん!!」

「うるさいから喋らずに早くぽい。」

そ、そうだななまずは無線機のボリュームを元に戻して

 

「あーああー これで大丈夫か?」

「ぽい!でも行き成り何で?」

サア?ナンデカナ~?リュウガ、ワカンナイナ~

 

それよりも、だ

さっき2番砲塔のメインカメラに気になるモノが映し出されていた

「夕立、扉を見てくれ」

夕立は扉の外側を見て

「?扉には何もないぽい?」

というが

「内側だよ」

「こっちぽい?」

思わず苦笑したが本題だが

 

扉の内側には張り紙がされていて紙には

 

点と線が規則正しく書かれていた

 

「モーレスぽい?」

 

「読めるか?」

「もちろんぽい!」

 

流石だ

 

‐2分後‐

 

「解読できたけど・・・ぽい?」

解読はできたが意味が分からないみたいだな

 

「えっと

 

『「それじゃマルマルマルマルに」

 

「ああ、深夜00時に」

 

また、彼女に会う約束をして意識を覚醒させる 最後の一文は心の中で』・・・ぽい。」

 

「ワケガワカラナイヨ」

「ぽい?」

 

さて、とふざけてないで真面目にやりますか

「う~ん 『最後の一文は心の中で』って事は口に出して言えばいいのか?」

「最後の一文以外ぽい?」

「だな」

 

・・・。

「呪文ぽい?」

「さぁな?でもやる価値はありそうだな。そして何より簡単だ」

「そこ?ぽい じゃあ夕立は上の文を言うぽい!」

「ん、やるか?なら下だな?」

 

「せーの、でいくぽい」

「yes、boss」

 

「い、いえす?ぼす?」

あ、横文字苦手なのか

 

「スマン、気にするな」

「?分かったぽい!!」

 

 

 

そして

 

 

 

「せーの

 

  「それじゃマルマルマルマルに」

 

  「ああ、深夜00時に」

(また、彼女に会う約束をして意識を覚醒させる)

 

 

 

彼女夕立が目を覚ませば

 

 

 

「ん、んん~んッ  ぽいッ?!」

 

 

「金剛さん少しやり過ぎでは、、、」

 

「赤城さんこの子は油断も隙のありません それにすぐに帰ってくると言ったのに大遅刻するこの子が悪いのです。」

 

「それもそうだが、な?」

 

 

懐かしき戦友()の声が聞こえ

後ろから肩に手が置かれる 私はこの小さくて小さくて、大きすぎるこの傷だらけの手を

 

そしてこの手を引き海原(戦場)へと駆け抜ける(出撃する)

 

「「抜錨ッ!!」するぽい!!」

 

 

 

 

そして現在

陣形は複縦陣で進行中一番前にには夕立と金剛改二

 

二番目には長門改に叢雲改二

 

最後尾には赤城改と加賀改

 

敵艦隊との距離12、02㎞

 

眼前には死の赤いシ線が無数

敵の数や陣形などの情報は大まかとしか分からない 

 

 

ならまずは武力行使の前に情報収集を集めて隙を探る 戦闘の基本といくか

 

背後の連装砲は今は閉まってある。理由としては邪魔になるからだ

何故かって?

 

「敵の艦載機が鬱陶しいぽいッ!!」

「ああ、全くだ」

夕立がいう様に敵の艦載機多すぎる

 

対空装備で迎撃の考えたが数が数だ

多すぎる キリがない上に弾薬は有限だ ここではまだ使い切れない

そしてこの艤装は邪魔なので閉まってある

どうやら通常の艤装とは別に展開したり収納できるらしい。

 

空は快晴で青空が見える筈だが今は黒一色おまけに弾丸と爆雷に雷撃の雨ときた

 

敵の艦載機が弱い訳では無い敵艦載機は文字通りの阿吽の呼吸で衝突を回避したり攻撃を仕掛けてくるが、

しかし、そんな中でも6隻は全くの無傷だ

俺は思わず

「すげぇ」

それしか言えなかった

流石は幾多の死線や修羅場をくぐり抜けてきた猛者達だ

 

「ねぇ?夕立?」

「ぽい?」

 

「私は叢雲よ? 叢雲は青い空で一人で立ち昇るの 私の周りに私以外の存在は要らないわ ならこの邪魔な雷雲は消しても問題無いわよね?」

 

叢雲を見ると手には槍が一振り

 

改二になれば槍は持って無い筈だが

今はしっかりと槍が握られている

 

が、突如として槍が光りだし槍の周りで青白い稲妻が走り出してやがて

稲妻は大きくなり叢雲を包み込んだ

 

「あー『アレ』デスカ?」

「『アレ』だな」

後ろと右隣りから不穏な会話が聞こえてくる・・・

 

「む、叢雲ちゃん? 一体何をするのぽい?」

「なにって? 決まっているでしょう?この邪魔な雷雲を消し飛ばすのッよッ!!」

 

叢雲の放った一筋の青い光はたった一機の艦載機に当たりその光は伝線し次々と乗り移り艦載機を青い光が全体を包むと

 

「総員聴覚保護!!」

後ろを見ると皆耳に手を当てていたのを見ると夕立も同じ様に耳塞いでいた

訳が分からないが取り合えずといった所か

そして

 

「消し飛びなさいッ!!」

青い光で包まれた艦載機に向かい今度は赤い光が放たれ

 

爆発した

 

一回見ただけでは分からないが何か燃料や爆薬が爆発する音が手で塞いだ筈の耳から聞こえた

 

「案外、何度飽きないのよねぇこの音だけは、ね?」

叢雲はこの爆音を聞いても平気なのか?

 

そして今度は

「総員回避ーー!!」

 

そう撃ち落とした艦載機の残骸が降って来きたが、洒落にならんぞコレ?!

 

がしかし自分達で撃ち落とした残骸に当たる筈も無く

夕立と叢雲や金剛は余裕を持って回避し

赤城と加賀と長門はある程度この事態を予測し避難していたのか遠くに避難をしていた

が、それでも火の粉は降り注ぐが

「こんな鉄屑・・・ふんッ!!」

回避が難しい鉄屑だけを拳で粉砕していく長門さん

 

「あの拳だけは食らいたくはねぇな」

「同感、ッぽい!!」

 

今の所はかすり傷一つない

そして空は青く快晴

そこに

 

ぽつりと

「赤城さん」

と加賀が問えば

「ええ、先程は敵にしてやられましたが二度も同じ轍は踏みません」

赤城が答え

 

「艦載機のみなさん、用意はいい?」

「ここは譲れません。」

矢を番える艦載機のエンジン音が聞こえ

 

「第三次攻撃隊、発艦してくださいッ!!」

「鎧袖一触よ。心配いらないわ。」

そして発艦

 

敵から艦載機が放たれるが

敵の艦載機が消えた

正確には消えされた

 

今目の前では艦載機同士でドックファイトが起きるかのように見えたが空から艦載機が落ちて

敵を上か前から挟み殲滅させた 一瞬で

当然の事ながら飛行機に後進は無いそして潜水機能も無い

敵の艦載機はただただ消されるだけだった。

 

しかし一体いつ艦載機を?

発艦直後に高硬度の域に達するのは無理だ

「さっきの鉄屑の雨の最中ぽい」

と夕立が呟く

 

確かに・・・少し無理があるが合点がいく、があの雨鉄屑の中を?無茶だ

と考えていると

 

≪≪みんな優秀な子たちですから。≫≫

と一言、たったその一言で片づけられてしまった

一航戦パネェ…。

 

頭上を彩雲を通り過ぎると赤城さんから入電が

 

≪≪敵空母49、戦艦35、重巡9、軽巡3、駆逐艦3、空母棲鬼1、まってくださいッ!あの鬼級・・・片目が無いッ?!例の隻眼の空母棲鬼ですッ!!≫≫

 

「隻眼の・・・空母棲鬼 アイツぽい」

 

あの悪夢に出てきた奴か

 

「やるのか?」

「ぽいッ!!」

「夕立!

    行くぞッ! お前を全力で支えてやらぁッ!!」

「ぽい!!」

夕立は背後の艤装を展開し

俺はレバーを『戦闘』に合わせ35.6cm連装砲(無反動砲消音仕様)が展開させる

 

「ちょ?!夕立!? え?ちょ、え? ナニソレ!?」

叢雲さんよ、ナニとは失礼な

 

「夕立・・・アナタ、まさか・・・?

 

あー・・・金剛さん・・・話し合いに応じてくれるよね?

 

                 ・・・話は後でキッチリ説明してもらうデース」

一先ずは大丈夫かな?

 

「・・・。分かったぽい」

「HEY、夕立、叢雲、私たちの出番ネ!Follow me! ついて来て下さいネー!」

「「了解ッ」ぽいッ!!」

そして増速、向かうは敵本陣

 

≪≪こちら加賀よ、制空権確保 それに敵の空母は艦載機はもうほとんど残ってないみたい

              どうやらこの程度で私達をどうにか出来ると思ってたみたいね≫≫

いや、まあ、あの数で押せば『普通』は全滅するが

『普通』じゃなきゃいいって話かよ

 

そして敵との距離10㎞を切った所で

すると不意にヘッドセットから

【そろそろ大丈夫ですね】

と女性の声が聞こえてくる

 

「誰ぽい」

夕立 二も聞こえるのか

すると

【戦闘用AI『KILO』(キロ)と申します。私に敬称は不要です。】

なにこの()かっこいい

そして夕立は

「えーあい?」

相変わらずだ、が、改二では「パーティー」や「アイアンボトムサウンド」なんてスラスラと言えるのに

 

【前方に敵を確認しました。命令を】

とキロが言うと

「命令?なら『見つけ次第()る』だけぽいッ!!」

【了解 とてもシンプルで分かりやすい作戦 嫌いじゃ無いですよ】

 

「あ、分かるぽい?」

【ええ、勿論】

 

「最高ぽい」

【最高ですもんね】

 

【アナタとは気があいそうですね】

「そうぽい」

なにこの会話怖い(小並感)

 

【さて、おふざけはこの程度にしまして敵との距離約8.7㎞ 戦艦や重巡の砲なら射程距離です】

「なら連装砲も」

【たった今射程に敵を補足 主砲2番、3番、4番のコントロール貰います】

 

そういうと2番、3番、4番の操縦桿が勝ってに動きだすが

 

「なあ【了解】え、まだ何も言ってないぞ?!」

2番、3番、4番の操縦桿が格納され1番の操縦桿が残される

【メインディスプレイを1番砲塔の画面に切り替えHUDを展開 小型ディスプレイに各艤装の情報を表示】

お、おう

 

【龍牙は戦闘に集中し戦略的な攻撃を なお言い訳は不要です】

「なんかに俺だけ冷たくない?」

【信用が無いだけです。彼女は幾多の死線や修羅場をくぐり抜けてきた猛者なのですよ アナタとはちがい違います】

事実で何も言えない

 

「なら、その信用をお前から力尽くでも奪ってやる」

【AIからですか?】

「お前本当は人間か艦娘だろ」

 

「楽しいお喋りは終わったぽい?」

夕立が問うと

 

【ええ、たった今】

とキロが答え

 

「チキショウ、見とけよ?」

【大暴騰を、ですか?】

「言ってろ」

軽く軽口を叩き鼻で笑う

 

不思議と息が合う

訳が分からないが今は

 

【敵戦艦からの発砲を確認】

「了解ぽいッ」

()ルかァッ!!」

 

敵を1隻も残さず()るだけ夕立(彼女達)が生き残る為にッ




次回はもっと早く書けるといいなぁ


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第五話目

仕事の方で色々と人事異動だったりお盆の戦争だったり忙しいかったですが
夏休みを貰い書いております


ドーモ皆さん夕立デス

 

ただいま敵艦隊と交戦中

 

敵艦隊は空母と主力と思われる艦隊と二手に分かれ行動をしている

 

空母は東の岩が多いポイントに移動し隠れて戦艦からの射線を切り上空にだけ注意を向けている

そして戦艦などを含む主力艦隊は西の遮蔽物が何もない水平線が続くポイントへ移動してきた

 

正直に言うと完全に後手に回っている状況だ

 

我が艦隊の旗艦サマは旗艦長門と一航戦はは東の空母群を叩き 金剛と叢雲そして夕立は敵主力艦隊を叩く

 

全体的には空母群を抑えている間に主力艦隊をどうにかするという作戦

即興で作った作戦で上手くいかない場合もあるがそこは「ケースバイケース」で行くとの事

 

 

そして現在夕立達は敵を文字通り『駆逐』し作戦は順調に遂行されていた

 

 

 

空域は完全に此方のモノで現在は第3戦速の単縦陣で夕立を先頭に叢雲の後ろに金剛が航行中

 

すると無線で

≪夕立≫

と金剛さんの声が聞こえると夕立は握り拳を上から下へ二、三回降り下ろすと第三戦速から原速一杯まで加速する

さっきの金剛さんの無線は突撃の合図で夕立はそれにこたえる為ハンドサインを送り

突撃

 

夕立が複数の深海棲艦に狙いを定め敵陣に肉薄し標的となる敵艦を誘い出し金剛さん達に接近する

深海棲艦は13体程が釣れた

 

夕立はその一体に的を絞り12.7cm連装砲を唸らせる

「ぽい!!」

 

放った砲弾は一体のル級戦艦の砲塔に向かい飛び

砲弾が跳弾し顔面でHE弾(榴弾)が爆発

 

ル級はそのまま後ろに倒れ水しぶきを上げて断末魔を上げる事もできないまま沈み逝くだけだった

 

その一瞬の時間の筈が永遠に感じられる静寂に覆われ何も言えずにいると

 

 

 

 

 

『そこ狙えば一発ぽい?』

 

 

 

 

 

その刹那

≪殺れ≫

と聞こえれば

 

 

 

9発の砲弾が空を切り裂き飛び

 

 

 

【Yes,my lord.】(【了解しました。ご主人サマ】)

AIが呟くと

 

 

「ぶッ放した後に言うカ?」

と返し

 

 

 

9体の深海棲艦が顔のパーツの無い人形に変わり

 

 

 

「行くわよ?ぽいッ!!」

 

 

 

9体の人形が倒れると水しぶきがほぼ同時に上がり世界が動き出し

(戦場)を恐怖が支配する

 

 

 

その所為か深海棲艦の動きが鈍っているのがわかる

 

それを見た夕立は

金剛さんの襟を掴むと同時に

 

「What?」(「え?」)

という呟きを完璧に無視しつつ

 

 

左足をブレーキで主軸にし右足を原速一杯で右に回転すると遠心力で金剛さんの体が宙に浮く

 

そして勢いに任せて2週目に突入し二週半の所で金剛さんはナニカを掴む

だがこれは人の身を持つモノの本能として当然の行為で

人は宙に浮くととっさに取っ掛かりを掴み助かろうとするのだが

今回、金剛さんが掴んだのは

 

「あ?」

隣にいた叢雲だった

ナニが起きたか分からず女の子としては決して発しては行けない声を出して

 

 

宙を舞い

 

「ぽい!」

 

の気の抜けた声で戦艦と駆逐艦を

 

 

敵陣のど真ん中に放り投げると遠くで悲鳴が聞こえる

 

 

そんな中夕立は

「完璧ぽい」

「流石です」

 

「容赦ねぇなぁ おい」

 

悲鳴が聞こえなくなるの確認し夕立は一航戦と長門さん(叢雲達とは逆方向)に向かい駆け始める

 

 

 

ー金剛おばレッタッ!!  こ、金剛お姉様さんサイドでうぅー ガクッ

 

そして金剛さんたちは水しぶき上げながら敵陣のど真ん中に着水すると盛大に荒波が立つと同時に

巨大な目隠しができる

 

がここで適当に撃てば当たりそうだが敵艦は打ってこない

なぜなら着地地点は敵艦隊の中心地

下手に撃てば味方を撃ちかねない

しかも今、付近には高火力の戦艦が殆ど

屈強な装甲とはいえ近距離で食らえばただでは済まない

 

水しぶき(目隠し)の中から10発の魚雷が深海棲艦のすぐ近くに顔を出し6体の深海棲艦が吹き飛び

水しぶき(目隠し)が収まると同時に

 

前方のタ級エリート級戦艦を捉え

 

「がら空きデスよ?」

 

タ級エリート級戦艦をアッパーカットで殴り上げ宙に打ち上げ素早く主砲を構える

 

そして打ち上げられたタ級を叢雲の槍が首を的確に突き刺すと叢雲はその場で伏せタ級の顔を海面へ刺し(沈め)

腹部に7.7mm機銃の銃口を突きつけ

 

「蜂蜜でも作ってなさいッ!!」

呟き引き金を引く

と同時に4基8門の41cm連装砲と8基24門15.5cm三連装副砲が火を噴くと

 

爆音と断末魔と不快な肉を切り裂く音が鳴り響く

そんな中ワタシは

「蜂の子は鉛玉デスね?」

と聞くと同時に全砲門が弾切れを起こすが問題ない

 

そして叢雲が鼻で笑うと

「大人の蜂達が上質な蜂蜜を作ってくれたのよ?

 

と返しながらタ級エリート級戦艦だったモノ(・・・・・)の頭部を踏み付け槍を引き抜く

 

  なら、おすそ分けしないといけないわよね?」

 

「叢雲は女王蜂だったのデスね」

と返し

「黙ってなさい」

と言いつつ残骸を投げるとハチミツ(オイル)をまき散らしながら宙を舞う

と同時に叢雲の槍が少し放電したのが分かると

咄嗟に叢雲と背を合わせて両手を組み合わせ天高く掲げる

 

と同時に

ハチミツ(オイル)が敵艦に複数かかる

この状態で砲を撃てば自爆するのがオチ

銃でも砲でもそうだが銃を撃った時に、発射火薬が銃口付近で燃焼することにより発生する閃光を発する

この事を『マズルフラッシュ』と言う

叢雲はさっき7.7mm機銃の銃口を突きつけるだけで押し付ける真似はしていなかった

 

そして

 

一筋の光を敵艦を襲うと

同時にワタシは両手をハンマーのように降り下ろし海面を全力で叩く

 

 

刹那

 

 

近距離で爆発が起きると同時にワタシ達を覆うように(水しぶき)が起きる

 

水しぶき()の向こうでは爆発の連鎖が起きている

連鎖する爆発と断末魔

そして視界が黒煙で蔽われ視界はほぼゼロに近い

ワタシ達は背中を合わせ集中し感覚を研ぎ澄ます中

 

 

ドン

と重たい砲撃音

共に

黒煙を切り裂き飛来する砲弾はワタシ達を完璧に捉が

 

砲弾はワタシ達は届く事は無かった(・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

撃った敵艦は弾着音や悲鳴などが一切無く疑問を抱いていると

晴れ行く黒煙から彼女の声で

 

「電気にはねぇ電気熱いわゆるジュール熱って言われているヤツね」

黒煙の隙間から槍を構えた叢雲が垣間見れる

 

「撃ちだされた砲弾の熱量は相当なモノでね、

 そこに電気熱を加えると砲弾は変形し意味をなさなくなる上に、失速する(・・・・)

黒煙が晴れてきて見えたのは槍の柄を海面に突き刺し先端を空に向けた叢雲の姿があり

槍の先端からは二人を覆うようにドーム型に超高圧電流が流されている

ワタシは周囲を見渡すがコイツが最後のようデスね

 

「スロー・コックオフは、火よりも弱いが高温の状態が続いた結果引き起こされるモノでね

 簡単に言うと電気熱で砲弾を変形させたという事ね」

電流を収めながら叢雲は敵艦を睨み

 

「覚悟はいいわよね?」

そう呟きレ級flagshipの懐に飛び込み突きを繰り出し槍から電流を流し気絶させて海面に倒れた所に

後頭部に一突きし、引き抜き沈み始めた残骸に対して叢雲は

「冥土の土産よ、取っときなさい」

と言い爆雷を投げつけ

爆発

 

・・・やり過ぎる癖は治らなそうデスね

 

とここで加賀から無線が

 

≪≪こちら赤城現在こちらの敵空母軍は夕立がほぼ殲滅 その途中に隻眼の空母棲鬼は撤退を許してしましました≫≫

 

≪≪ソウデスか 旗艦様はなんと?≫≫

 

≪≪撤退セヨとの事≫≫

 

≪≪了解デース≫≫

 

後日聞いた話で夕立は空母の口に魚雷を突っ込んだり嬲り殺したり色々と残酷だったそうですネー。



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第六話目

今回は提督さん視点です!


柱島泊地

 

執務室

 

-柱島泊地〇〇提督-

 

いつもと変わらずペンの走る音がするだけの最中に

無線が入る

 

≪≪こちら第一艦隊 叢雲よ 司令官 聞こえてるなら返事しなさい≫≫

 

≪≪こちら提督どうした?≫≫

 

≪≪艦隊は無傷で帰投中そして 女王様(クイーン)の帰還よ≫≫

 

そっからの記憶はほとんど無く気が付けば上着を着て帽子を被り防波堤に立っていた

 

方角は分からないが何故だか分かる

 

女王様(彼女)はこの方角から来る』

 

いつからここに立っているかは忘れた

 

「しれー?こんな所でどうしたんですかー?」

「雪風か」

ここを通りかかったのだろうか?

 

そうだ

 

「なぁ雪風ちょっと頼みがあるんだが」

「あの、雪風に何か、ご用でしょうか?」

 

「正面海域に味方艦隊はいるか分かるか?」

「はいっ!頑張ります!」

 

不意に溝内にある指輪を服の上から握り締める

 

叢雲の奴に限ってあんな質の悪い冗談を言う筈が無い

 

「絶対、大丈夫!」

「え?」

不意に雪風を見ると双眼鏡で索敵しながら横眼でチラリとこちらを見ている

 

「司令にとってとって大事な娘なんですね? 大事な白い軍服が皺が付きますよ?」

 

手元を見ると白い軍服に皺が寄っておりそれだけ力強く握っていた

 

そうか・・・あれから3年の月日がたったのか

そんな時

 

「あれは・・・電信しますッ!!」

 

不意に緊張感が始まる

その緊張感に吊られて立ち止まっている者もいる

 

「司令!通信が入っています!」

それと同時に6隻の艦娘が見えるが

一隻だけ立ち止まり他の5隻が吊られて立ち止まる

その様子を見て

 

 

「夕立ッ-------!!!!!」

 

そこにいる者が驚くが関係無い

 

「帰ってこーーーーーいッ!!!」

 

気が付くと涙がこぼれているがそのままにして

 

「お願いだぁがらぁ!帰って来てぐれぇ!!」

 

 

「おぉーーーい!!バカ弟子ぃ!!いつまで師匠を心配させる気なんだぁ!?帰ってきやがれぇ!!!!」

「これ以上待たせるなら叩き斬るぞ!!」

 

横を見ると夕立の師匠の2人が居た

 

「夕立はボク達を何時までまたせるんだ!!」

時雨だ

 

気が付くとその場にいる者が女王様(彼女)の帰還を待ちわびている

 

師匠が

女王様(クイーン)の帰還だぁ!盛大に迎えろぉ!!」

「夕立ぃ!!」

クイーン!クイーン!!クイーン!!!(夕立!夕立!!夕立!!!)

「夕立ちゃーーーーーん!!」

 

そんな中艦隊が騒がしくなり周りがざわつき始める

 

 

 

そして

 

 

 

いつだってそうだった

 

 

 

彼女は嵐の輝き

 

 

 

更に

 

 

 

『に、逃げろおぉぉぉお!!!!』

 

 

 

嵐以上に騒がしい

 

 

 

『キャャゃァァッァァl!!』

『アッハハハ八ハハッア!!』

 

 

 

「ハ、ハラショー!!」キラキラ✨

「よ、避けるのですよ!って響お姉ちゃん?!」

 

 

 

『ぽいにゃああぁぁぁああぁあ!!?!』

彼女は空を切り裂きながら弾丸のように飛んできている

 

 

 

「うおおおおお!!夕立いぃぃぃぃ!!」

俺は駆け出していた弾着地点に向けて

 

「提督!!無茶だ!!」

誰かが止めに入るが関係ない!

 

 

 

「とうりゃあぁぁぁ!!」

「「て、提督!!」」

 

 

 

ドゴン!!

と兵舎の方から聞こえる

 

 

「じ、じぬかとおもって跳べなかったぁあああ!!」

 

「当たり前だ!!」

「よく生き残った!司令!!」

 

ハ!

「夕立は!」

 

「後ろで師匠達が獲物を抜いて囲んでます!!」

 

「ま、待て!!速まるな!!」

 

 

 

「よう、、、バカ弟子よぅ?」

「随分待たせてくれたなぁ?」

 

「え、えっとただいま ぽい?」

 

 

夕立は壁に逆さに大の字になりながら

 

「は、ははは あははは」

「はははは」

「はははぁ ぽい?」

 

笑って得物を振り上げ

 

 

 

「TIME UPだ」

「天誅!!」

「グフッ」

「ゆ、夕立ィィ!!」

 

なにを思ったのか夕立をX字に切り裂き歩き去ってしまった

 

「あ、明石ー!!明石さーん!!」

「言われなくても!!」

 

「全く騒がしいわね」

「む、叢雲ぉ!夕立がぁ!!」

「うっさい!!」

ゴチン!!

 

叢雲に泣きついたら殴られた

 

「そんなに心配ならバケツでも使いなさい」

 

そうか!!

 

「提督!バケツ持ってきましたー!!」

夕張だ!

 

「夕張ナイスだ 後で執務室に来なさい!」

「本当ですか!!提督!楽しみにしてます!!」

 

「明石!!」

「了解です!!」

 

そんな中長門さんや金剛が帰ってきた

 

 

「おー!結構飛んだなぁ」

「長門テメーは営倉行きな」

「何故だ!?」

 

「オゥ・・・長門いい人デシタァ」

「おいコラ元凶」

 

「あ、後、金剛お前も追加な」

「ひえ~っ!?」

 

「おいコラ長女」

 

 

「提督!夕立の傷は完治しました!!」

「夕立は!?」

 

ふと夕立を見ると夕立は逆さまのまま笑顔でサムズアップしながら気を失った

 

「夕立?!あぁ、、、」

ここから先の記憶が無く

 

気が付くと医務室だった

 

 

「「て、提督!!!!」」

 

「おい!!誰でもいい!!手ぇ貸せぇ!!」

「ハ、ハイ!!」

 

 

 

その光景を遠くから見つめる一航戦

 

「懐かしいですねぇ 加賀さん」

「そうね 本当に退屈しない所ですね」

 

「そこがいいですけどね?」

「それよりも間宮にでも行きませんか?」

 

「あ、いいですね!間宮パフェでもどうです?」

「女王様のツケで食べますか さすがに気分が高揚します」

 

 

柱島は今日も騒がしいです

 




次回から日常です


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‐第2章‐ 常
第七話目


夏季休暇を開け上司から今後のスケジュール表を受け取ると
イベントの作戦指令書でした(泣)
しかもお札制限無視で最終海域まで連勤ボーナス付き
ワーイ!レンドガアガルヨー!!(血涙)


ー報告ー
タグ追加しました


気が付くとベットで寝ていた

 

左側を見ると白い清潔感あるベットが均一の間隔で置かれている

 

医務室ぽい

 

時計の秒針が刻む音だけがこだまするだけで肝心の時計が見当たらないぽい

 

右側には窓があり星が見える

 

時刻は・・・・大体1200程度ぽい

 

ベットから降り近くに置いてあった内履きの靴に履き替え

待機室を覗くと明石さんが机に突っ伏したまま寝てる

静かにしていよう。

 

 

その足でベットの付近に戻り窓を開け窓枠に両腕を置く

窓を開けると心地よい夜風が吹き抜ける

 

・・・・。

 

ふぅ。

 

 

 

目の前には(戦場)があり

水雷戦隊が夜警にあたってるのが分かる

 

(女王様)の居場所は(戦場)にしか無い

 

『駆逐艦夕立、出撃よ!』

 

 

 

 

(女王様)(戦場)で生き残り また新たな(戦場)に身を投じるだけの存在

 

『凄いな あの駆逐艦』

『確か柱島泊地の駆逐艦だそうだ』

『【女王】の二つ名持ちの筈』

 

 

『・・・フン』

 

 

 

それが『艦娘(私達)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『嫌ッ!!夕立 アナタも一緒に』

あの時

 

 

 

『いい加減、、、甘ったれんナァッ!!』

私は

 

 

 

 

『何するの、、、よ、、、』

確かに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(女王様)の事は、、、ゴフッ、、、ハァハァ、、、忘れて、、、ね?

 自分自身を責めないで、、、、生きてネ? 叢雲ちゃん?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死んだ(轟沈)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『グッァアアッ!!目ガァアア!!』

『テメーの、、、目がハァハァ 冥土の土産ぽい? なら最高ぽい』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バサッ

 

 

と音を立て肩に何か掛けられ

「へ?」

と驚いていると

 

 

 

 

 

「なーに考えてんだバカ立」

後ろから抱き締められる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪後ろからハグ いわいる「あすなろ抱き」ですね≫

外野黙れゴラァ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「なあ、夕立?」

「・・・。?」

 

「あの帰還の時、何考えてたんだ?」

「・・・」

やはりきたぽい

 

「私は沈んだ存在・・・なのにこうして生きている

 死んだ(轟沈)娘は二度と戻ってこない・・・

 だけど私は今生きている 私は二度と戻ってこれない筈なのに

 なのにと

 

 

 

 

ゴチン

 

 

 

 

 

殴られた

しかもグーで、

 

 

 

 

 

 

 

「ッ~~~~!!なにをするぽい!!」

と腕を振りほどき提督と向き合い反論すると

 

「えっ、む!む~~~~~~~~ッ!!」

口を塞がれ後頭部を両腕で抱き締められ離れられ無い状態に

 

 

 

しばらくすると呼吸のため

 

 

「ハァ・・h!む、むぅ、

2秒ほど休憩したのち強引にまたキスをすると今度は

 

 

ん!んんッ!!

また強引に舌を突っ込んできて

口の中を舌で上下の唇を撫でたり

ゆーだちの舌を吸ってきたり

なんだか激し・・・い・・・

 

ん、ああ、ふぅ、あん、ひゃぁ

 

口の中でぇ

 

唾液が混ざ、りあう音がぁ

 

体中に

だんだんと

 

響きだしてッ~~~~~~~ッ!!

 

「夕立?」

「はぁ・・・・はぁ・・・てーとくさん・・?」

「軽く〇ッたな?」

「ッ~~~~~~~ッ!!」ボンッ

 

顔どころか耳まで熱いのが否が応でも分かる

 

 

 

「分かりやすいなぁ お前って奴は、まあ、そこがたまらなく可愛いんだがなぁ?」

「ぁ、うぅ、、、」

 

 

 

反論しようとして口を開くけど

呂律が回らない

てーとくさんが頭を優しく撫でてくれる

 

と同時に制服に手を入れてゆうだちの大事なトコロを・・・

そんな ああ!! はぁ・・・はぁ・・・てーとくさん?

 

 

「夜はこれからだよ?」とてーとくさんが囁きより一層激しくなる

その後は腰を抜かし立てなくなったゆうだちを抱えベットに運び久々に

 

「『さあ、ステキなパーティしましょ?』」

「それ、は、ゆうだちの、ん、セリフッ~~~~~~~ッ!!」

 

 

 

 

 

我、夜戦ニ突入ス!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、朝日を迎えると同時に目を覚ます

互いに途中で気絶するように寝たらしい

 

そして医務室の風呂場を提督権限と秘書艦権限を乱用し体を洗い服を着る途中で

提督が「上着が無い」というが見当たらず

時間が無いため執務室に走って会う古参達から(・∀・)ニヤニヤとからかいの目で見てくるが無視し執務室入ると

 

 

 

 

 

「昨夜はお楽しみでしたね♪」

 

 

 

 

 

と大淀の第一声で提督さんが躓き「提督の机」に正面から突っ込だ結果

頭が抜けなくなり軽巡と駆逐艦の(馬力)で板を壊し救出

 

その後妖精さんに机を直して貰い執務開始しようと所で

大淀が

「提督、こちらを」

と差し出したのは

赤色の革でできたベルトなのだが装飾品に

夕立と書かれたネームプレート(・・・・・・・・・・・・・・)が付けられた小さな輪

問題があるとすればアレ(・・)に関する思い出は夜戦(意味深)な事しか無いという事

 

提督は「う、うむ」と受け取る

・・・なんなの?この空気

『こんなので集中できるか!!』

と叫びたいが元凶は私達ぽいからなにも言えない

 

そんな中執務室の扉がノックされ

提督さんが慌てて赤い輪を隠すと同時に

 

「司令官!入るわよ!」という声と共に扉が

・・・あれは?

内心ニヤニヤしつつポーカーフェイスを保ちからかう準備を着々と進める

 

なんだか柱島は今日も騒がしいぽい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーおまけー

私は防波堤に座っていると

「ぶッ」

頭から何かを被るとすぐに引きはがそうとすると

 

フワッ

と男臭い香りと潮風の匂い

 

その匂いに思わず

「あっ・・・」

と声を零す

後ろを見ると医務室の窓が空いてるのが分かる

多分あそこから・・・?

 

チラッ

キョロキョロ・・・・

 

「よし!」

ワタシはアイツの上着を借りる

アイツの事だし明日の朝にでも返せば問題ない・・・よね・・・ひ、一晩だけなら・・・

 

ー翌日の朝ー

執務室

 

コンコン!

「司令官!入るわよ!」

ワタシは返事を待たずに入室する

提督と秘書艦が机の上で仕事をしている

 

「叢雲か? って、それは」

「夜の散歩していたら近くの木に引っかかってたのを見つけたから

 取ってあげたのよ? 感謝しなさい」

 

「ああ、ありがとう」

「ふん、まあいいわ、次は無くさないように気をつけなさい」

そして提督が机から立ち上がり上着を勢いをつけて羽織ると昨晩のいい匂いが部屋中に充満すると

提督の机の近くに座る秘書艦様がナニカに気が付きアイコンタクト

 

「・・・?」

すると秘書艦様が人差し指を立て口の前で止めにっこりと笑い

そのまま人差し指をこちらに向けた後に親指を立て

「バァン♪」

 

「どうした?」

「ううん、何もないぽい

 それよりあの資料取って欲しいぽい」

 

「ああ、これか」

「そう、それぽい」

「?叢雲?下がっていいんだぞ?」

 

「ッ~~~~~~~ッ!!し、失礼しますた!!」

「・・・?叢雲?」

「相変わらず可愛いぽい♪」

 

ワタシは執務室の扉を背もたれにし

「・・・・・ばれた」

と呟くだけだった




攻略報酬は
「飛び石連休」
でした、、、、ガクッ

ーこぼれ話ー
R〇8も書こうかな?


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第八話目

今回はがっつりと説明回です



柱島泊地

執務室

現在時刻 0812

 

叢雲が去り昨日の残りの書類をかたずけ

少し遅い朝食を摂り執務室のデスクに戻ると

 

「海軍の歴史」

 

と書かれた資料が置かれてた

 

・・・。

なんでこの資料が?

置いた覚えが無いのだが

 

「さて、どうs・・・夕立?どうした?」

「提督さん?」

提督さんが横に並ぶと

「…」(大淀か)

 

とデスクの前で突っ立ていると

「まあいい一度、歴史のおさらいと行こうか 夕立もあまり詳しくは知らないだろ? それと空白の3年の説明もな」

そういいつつ「提督の机」から日本地図を取り出し執務室の中央にある応接用の机に地図を広げソファーに座る

それにつられて、提督の横に座に体をくっ付けると提督さんは満更でもない様子ぽい♪

 

「そうだな・・・まずは守備の砦となる鎮守府の当時の状況だな。

まずは佐世保鎮守府だ。佐世保は北や西の守備には強いが南の四国側の守備を行うには九州を回り込み攻勢に出なければならない。」

 

そう言いつつ九州を左周り つまり長崎側を回るルートと下関を通り四国と九州の間を通るルートを指で刺して説明する

「もっとも後者は呉鎮守府を助ける次いでのルートで滅多に使わない」

 

「次に呉鎮守府だが、正直、柱島泊地(ウチ)より後方に鎮守府を構えている。

呉鎮守府は本当の意味での最後の砦だな ここを突破されるのは西日本が抑えられるのと同じだな。」

 

「しかし攻勢に出なければ現状は解決できない。呉が出撃し海域を開放する為に抜錨した場合は瀬戸内海を越えて四国と九州の間の宇和海を越えた所でようやく太平洋だ

正直、時間がかかる上に燃料代もかかる。」

 

「ならどうする?それは結構簡単な話で「変わりに攻勢に出てもらう」だ。

じゃあ、何処が攻勢に出れる泊地や基地、もしくは鎮守府なんだと聞かれたら

 

提督さんは四つの地点を指差していった

 

宿毛湾泊地 鹿屋基地 岩川基地 佐伯湾泊地 この四つの基地と泊地だ」

 

「だが、これこそ「言うが易し」だった

前線を防衛しながら攻勢に出て戦線を押し上げるなんて正直できる筈がなかった」

 

 

「・・・艦娘の数と何より資材不足ぽい?」

「ご明察」

と提督さんが言い、説明を続ける

 

「当時の戦局は極めて劣勢

そこで大本営は自分達いる東京周辺の守りを固め横須賀や舞鶴を置き予算の6割の資源と資金を渡し各防衛線に仮設基地を置かせる一方佐世保や呉には3割の資源を更に分割させ1・5割の資源と資金を渡し、残りの1割を更に5等分し5つの泊地や基地を立て司令官を置いた結果

 

全体の0.2割の予算で泊地や基地を建設された物なんてたかが知れている建物だった。

そして資材なんてドラム缶も作れなかった。建造なんて夢のまた夢だった」

 

「当然、西日本側に住む国民や一部だが東京周辺の国民が大本営に抗議の声を挙げた。すると上層部は『天皇陛下がいらしゃる首都の守備を薄くはできない。よって東京周辺の守備を固めるのは当然の事』と声明を発表、すると国民の半数は何も言えなくなる一方で抗議の声を更に強めた」

 

「そこで動いたのは天皇陛下なんだが、戦果や鎮守府や泊地の戦況を聞いて「おかしい」と気が付き天皇陛下が行動を起こそうとすると何故か(・・・)止められ行動は全て制限され身動きが取れなかったそうだ。」

 

「しかし、そんな中でも提督達は決起した。『なんとしても国民を守る』と、午前0000に全国の提督達と極秘のネット回線を使い意思を確かめた。

まあ、どうでもいいけども、とある提督は「電子機器に強い」と言う理由で海軍に入り、提督になったそうだ。そしてあの時支えてくれた。今でも現役だ」

 

「そこでまずは横須賀や舞鶴まどの鎮守府から極艦娘と艦隊の間を使い資材の受け渡しがあった。

しかしそれは大本営には絶対にバレてはいけなかった。最悪、首が飛ぶかもしれなかった」

 

 

・・・昔サラッと聞いただけで詳しくは知らなかったけど色々と最悪ぽい

そして提督は何処か懐かしむように続けた

 

「いくら救援があるとは言えそれは微量だった。勿論、大本営からの支給なんてアテになんて出来なかった。」

 

「敵が攻めてきたら連合艦隊カッコカリで駆逐艦5隻で出撃しドロップ現象を狙った」

 

 

ドロップ現象は今でも謎が多いぽい

魂の開放だとか工廠で艦娘へ変換だとか分からないぽい

 

「そんな中、柱島泊地(ウチ)に一人の駆逐艦が打ち上げられていた」

「・・・それが夕立ぽい?」

提督は何も言わず頷いた

 

「資材をかけ集め助けた駆逐艦はとても強く救世主のようにも思えた」

 

「最初は大本営のスパイかと疑った奴も居たなぁ、、、。覚えてないが初陣で駆逐3隻に軽巡1隻極め付けは重巡の撃破 最初は夢を見ているのかと思ったぞ」

「むぅ、提督さん、酷いぽいッ!」

 

両方の頬を膨らませそっぽ向いた

私は知ってるこうすれば

 

「悪かったから機嫌を直してくれよ、」

と言って頭をなでなでしてくれる。

 

現に今その状態ぽい♪

 

「そして『彼女』(夕立)『女王』(クイーン)と呼んだ

それからは夕立の戦果は凄まじく目を見張るモノだった 余りに強さに一部の者は忌みの娘や鬼の娘なんて言う者も居たな」

 

話を聞いて居ると

ふと、

『凄いな あの駆逐艦』

『確か柱島泊地の駆逐艦だそうだ』

『【女王】の二つ名持ちの筈』

 

 

『・・・フン』

 

 

 

あの時の記憶が戻ってくる・・・

今更何を・・・

 

なんて考えていると

提督が顔を覗かせている

「大丈夫ぽい」

と返すと

 

「・・・そうか?」

「ぽい♪」

すると提督さんは話の続きを話し始め

 

「そしてなんとか柱島泊地他の鎮守府は生き延び一年経つ頃夕立の【女王】(クイーン)の二つ名を確固たるモノとし駆逐艦の教官や柱島泊地の筆頭になり始めたのもこの頃か」

「『荒レ狂ウ波ニモ負ケズ、向カイ風二行ク手阻マレテモ必ズ暁ヲ望ムモノ 『ユウダチ』マタノナヲ『ジョウオウ』百戦錬磨、英傑ノ駆逐艦』ぽい」

「懐かしいな」

「ぽい」

しかし私は・・・

 

「そして1年位後の事だったな。敵小隊規模の艦隊の出現により。強制(・・)的に作戦がより発令された」




どうでもいいけど何処までがR15で何処までがR18なんだ?(真顔)


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第九話目

今回は提督視点で書きました
恒例のタグ追加抜錨しまーす!!


「そして1年位後の事だったな。敵小隊規模の艦隊の出現により。強制(・・)的に作戦がより発令された」

忌まわしき最悪の作戦だ

今でもトラウマで思い出すだけで虫唾が走る

 

「あの、てーとくさん?」

「どうした?」

 

「夕立はあの時、確かに死んだ(轟沈)ぽい・・・

けどもね、今はこうして生きているぽい。最初は一度死んだ(轟沈)

こうして生きていいのかすこし戸惑ってたぽいけども・・・

 

 

 

夕立がしっかり生きて戦いこの戦争に終止符を打たないと死んだ(轟沈)娘達に顔向けが出来ないぽいし、

それに私が居ないと提督さんは私以外の娘に振り向いてしまうのはなんか悔しいぽいッ!!」

 

コイツは(夕立は)・・・

「オメーはなぁ、そんな小説や漫画みたいなセリフを言って・・・

第一にそのセリフは主人公が一か月や二か月など長い時間の間に悩みに悩んで出した答えのセリフだろ

よく言えるな そんな使い古されたセリフ」

思わず少し笑い

 

お前は(夕立は)たった一日しかたってないだろ」

「むぅ、提督さんは夕立に落ち込んで居て欲しかったぽい?」

 

彼女は再び両方の頬を膨らませ抗議してくる

「それに、よく使われるって事は正論でありみんなが認めるセリフぽい!」

「それもそうか」

「ぽい♪」

 

「それにしても夕立の口から正論を言われる日が来るとは」

ボソッと呟くと一瞬、時間が止まり彼女の笑顔が固まり

 

「ひ、酷い!」

 

彼女はよほど落ち込んだのかいつもの口癖の『ぽい』が抜けている

ソファーの空いたスペースにうつ伏せに倒れのの字を書いている

 

試しに頭をいつも以上に優しく丁寧に撫でるが起きる気配が無い

手にの候にキスを落としても起きない

後は・・・

 

「…」(ボソッ)

ん?

 

「夕立?」

「・・・・・・・・・・・・・」(「金剛さんの紅茶とスイーツ」)

 

金剛は現在は出撃は出来るがとある理由で連続で出撃は出来なくなり「激しい運動はなるべくできるだけ控える様に」と

控えめ(?)に言われた為

 

出撃の機会を減らし暇をもてあそぶ金剛に

副業として喫茶店を開かせた

 

ちなみに喫茶店の名前は喫茶店「シュレディンガー」だ。

金剛本人曰く

「他のワタシは『現役の間に喫茶店を開く』なんていうPersonal Reality(自分だ結果現実)は持ってませんヨー?」

 

との事

どちらかというと柱島泊地(ウチ)の叢雲の方が似合うような

金剛は喫茶店を持つという現実を自分だけの物にし、それを彼女はPersonal Reality(自分だ結果現実)と呼びあの猫を使った実験の話から取ったそうだ

 

「他には?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(「間宮さんのパフェと伊良子ちゃんの最中」)

 

「分かった 今度、連れててやるそれとな?夕立?

 

オレがオメー以外に振り向くとでも思ってんのか?」

 

 

耳元で囁いてみるとピク、ピクピクと全身が動いている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前チョロすぎ」

 

刹那

 

思いっ切り蹴られた

ソファーの下から急に蹴りが飛んできて回避できる訳無いのだが

いや、しかし、これは、

 

「夕立

 

 

 

 

 

 

パンツ丸見えだぞ」

 

今度は起き上がりグーで殴られたが

これまた福眼福眼

 

今、夕立は前のめりになっているのだが

セーラー服で前のめりになるとは

 

「って、聞いていr

 

俺の目線が夕立の顔を見てないのに気が付いたようで

目線を辿ると

 

~~~~ッ!!の、覗くなこのクソ提督!!」

 

「曙ォ!!」

最後に、ビンタが、さすが、にもう、無理

 

 

   

~艦娘祈祷中~  なう ろーでぃんぐ

 

    

 

 

 

俺は、確か夕立からキック、グーパン、そして女の必殺技ビンタを食らって

それから・・・

「う、うぅ、うぅん」

とりあえず起きるか・・・・

 

「てーとくさん?起きたぽい?」

「夕立・・・。」

 

起きると夕立に見降ろされてた。

なんかおかしい。

気が付くと後頭部に柔らかいモノが・・・

そうか

夕立は膝枕してくれていたのか

 

「すまん、今起きる」

起き上がろうとすると

「ううん、このままがいいぽい」

といい制止して頭を撫でてくる

不思議と心地いい

 

「ねぇ、てーとくさん? あの日、あの時、何が起きたぽい?」

 

・・・。

「そうだな、一つづつ話すか

あの時は

 

2025年の夏だったな

 

事の始まりは緊急救援信号と無線のから聞こえる残酷な音声が聞こえ

慌てて無線を取り

「こちら柱島泊地ッ!応答せよッ!! 繰りか「提督ッ!!前線の基地及び泊地が、た

 

大淀の大破の「た」の声が聞こえた瞬間に窓の外で遠くで小さな爆発音が聞こえ、爆炎と黒煙が上がる

 

破しま、した・・・現在敵艦隊はこちらに向け、進軍中で、す・・・。

敵艦隊は小隊規模と思われ、

全艦娘が出撃中

呉鎮守府からも援軍が遅れています

舞鶴鎮守府からの援軍が遅れていますが早くても30分後

 

これより敵小隊との戦闘及び防衛線に入ります」

 

舞鶴鎮守府は本体は京都だが

ドックや港は和歌山県の岬にあるが

柱島泊地まで約300Kmから400Km程

 

そこを30分で来てくれるのはありがたいがどうやって?

いや、今は、目の前の事に集中しょう

 

前線組の生き残った艦娘の中に戦える者はいるかはわからない

正直、戦力になりはしない

 

なると柱島泊地の全戦力と呉鎮守府の全戦力で27隻の艦娘が居ることになる

呉鎮守府は柱島泊地(ウチ)より頑丈とはいえ柱島泊地(ウチ)が脆すぎるだけだ

 

突破される事は絶対に阻止させなくては

まずは

 

「大淀」

「無線、呉鎮守府に繋ぎました」

 

≪≪村井ッ≫≫

「ジョンさんッ まず急患はこちらで引き受けます最低限の救護しかできませんが

戦力は我々の27、敵は約60」

 

≪≪急患は任せる そして戦局は厳しいがなんとかなりそうか?≫≫

 

正直、勝算は無いが全くの零ではない

 

「はい、あります」

≪≪聞こうか≫≫

 

「指揮官を叩く為、奇襲します」

≪≪無難だな。正面から叩けばこちらが全滅するのは目に見えている。が、戦力を割くのは愚策だな≫≫

 

「ハイ。奇襲艦隊は柱島泊地(ウチ)の叢雲、電、夕立この三隻で行います。」

≪≪少数精鋭か 前線は少しキツイがもう時間が無い 奇襲ポイントは東の岩が多いポイントだな≫≫

「ハイ」

 

そして作戦は開始され結果は防衛は成功したが

轟沈59隻 生存艦は14隻

戦争に勝利し戦闘で敗北という形になった

 

ちなみに舞鶴鎮守府の増援が来た時には、ほぼほぼ残党狩りを命がけで行っていた

 

ここで問題があるとした戦闘地域だ

戦闘地域は【瀬戸内海】だった事

 

まず初めに軍の基地が爆発し大破それだけでも衝撃が大きいが

そこから深海棲艦が攻め込んで来た事だそして瀬戸内海で戦闘行為が起きた

 

これをTVカメラが見逃す筈も無く生放送された

これを見た国民が激怒

大本営は国民の非難を浴びる中

 

動いたのが発足初日の『憲兵隊』だった

憲兵とは兵を取り締まる兵でいわば軍の中の警察みたいな物だな

 

筆頭は陸軍出身の艦娘 揚陸艦「あきつ丸」

彼女を筆頭にし大本営の上層部にメスが入る

 

結果は上の【自主規制】(クソ豚共)を一網打尽にし

上層部から没収した大量の資金などは今回の戦争に関わった泊地や鎮守府を中心に配られた

 

噂では憲兵の後ろには天皇陛下がいるなんて話もある。

 

これが指令室での出来事と後日談だな」

 

「・・・。」

 

「お前がいなくなった後の3年は空白というか時間が止まったみたいだった」

 

「3年?」

 

「そ、3年だ ある者は挫折しある者は復讐を考えたり色々と大変だったぞ?」

 

「3年ぽい・・・なんだか長いようで短い時間ぽい・・・」

 

「俺はとてつもなく長く感じたがな」

 

 

 

気が付くと0925だ

 

「さて、そろそろ起きないとな」

 

夕立は何故かにこにこと笑顔だ

だがこの時に気が付けばよかった

 

笑顔の裏のhoney trap(甘い罠)がある事に

 

「てーとくさん?もう起きちゃうぽい?」

「ああ、そろそろ執務の続きを始めないとな、今日は少ないからすぐに終わると思うのだが」

 

「ふ~ん」

「?どうした?夕立」

「ぽい♪」

!???!!!?!??!ッ!!

 

む、胸が落ちてきたァ!!

「む!むうむう!!」(「ちょ!夕立!!」)

「ん~? てーとくさん? 何言ってるか分からないぽい♪」

 

こ、こいつ・・・

顔面は物凄く柔らくて暖かく弾力があり天国だが、息が、出来んッ!!

「むう!むうもでひもうぅ!!」(「息!息が出来ないぃ!!」)

「もう♪ くすぐったいぽい♪ もう♪ てーとくさんがそこまで言うなら・・・ぽい♪」

弾力アップ?ハイ!喜んでぇ!!

え?振り解かないのかって?

人間が艦娘に勝てるとでも?

それにこんなの・・・楽しまなくっちゃ損だろぉ!

 

 

 

そこに

 

 

 

 

 

二人の艦娘が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「提督?僕だよ?入るよ?」

「ども、司令官、青葉です♪」

 

あ、終わった。てか、終わる。

 

瞬間

「お、お邪魔しましたぁあああああぁぁぁぁあああ!!」

「むらぁ!!あももぁ!!ほるもぁ!!」(「コラァ!!青葉ァ!!撮るなぁ!!」)

高速でシャッター音が聞こえる・・・チキショウ・・・青葉め・・・・

 

「夕立?提督?君たちには失望したよ…」

「何故ぽいッ!?」

「むぅ!!」(「えぇ!!」)

時雨さん・・・?

 

「夕立?言ったよね?提督とヤる時は3【自主規制】(【ピー】)だって・・・」

し、時雨さんんんんんんンンン?

 

それにこの(夕立)昨晩・・・

青葉の足音はシャッター音が止むと同時に遠くの方に聞こえるのが騒がしく分かるが

コツ、コツ、とゆっくり静かに近づくのが分かる

 

そして

 

俺の顔の近くで足音が止まると

 

スンスンと鼻を鳴らす物音が聞こえ

 

「夕立、ちゃんとうがいした?提督の【自主規制】(【ピー】)が、いやらしくプンプンとしているよ?」

 

と言われた次の瞬間、頭部の圧迫感が無くなる

 

 

・・・。

夕立、お前・・・

 

「ふ~ん、そうなんだ。そうか、、、なら事実を作ってしまえばいいよね?」

 

ヤバい・・・俺の、ヒトとしての本能が警笛を鳴らしてる『搾り取られる』と

 

「夕立、ここは譲れないよ。そのまま抑えといてね」

 

俺と夕立は目を合わせずとも分かった

時雨が踏み出した次の瞬間に・・・

 

コツ

 

と音がすれば

 

夕立の膝から転がり落ち着地

夕立は時雨を押し倒し

 

二人そろって

「逃げるんだょォォォ!!」

「逃げるぴいぃぃぃぃ!!」

 

「なんだい?鬼ごっこかい? いいよ付き合ってあげる」

 

後日の青葉の新聞には

海巡葉新聞(かいじゅんようしんぶん) 柱島泊地筆頭秘書艦様が提督を胸圧殺人未遂!?第一発見者乱入か?】

書き始めは

『柱島泊地の秘書艦様が提督を自身の胸で圧迫し殺害しようとした模様

なお、事件の様子を見た第一発見者が乱入した模様』

 

そして新聞の最後の台詞は

 

「柱島泊地は今日も騒がしいようですよ?」

 

と締めくくられていた

2028年9月16日の日の事

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

ーおまけ 秘書艦様のいたずらの理由ー

 

あの時私はにこにこ、と笑っていたのは訳があった。

 

私は一度死んだけどもう生き返りこうして生きてる

 

「生きてる間しか出来ない事を精一杯やってやる!!」

そう思った時手始めに思いついたのがあのいたずらぽい♪

 

でその結果としては提督さんは息切れしてる最中に全力ダッシュできるはずもなく

時雨の部屋へ連行されて、提督さんの悲鳴が聞こえたけども

途中で時雨の悲鳴に変わったそうぽい




「夕立はあの時、確かに死んだぽい・・・
けどもね、今はこうして生きているぽい。最初は一度死んだ身
こうして生きていいのかすこし戸惑ってたぽいけども・・・
夕立がしっかり生きて戦いこの戦争に終止符を打たないと死んだ娘達に顔向けが出来ないぽいし、
それに私が居ないと提督さんは私以外の娘に振り向いてしまうのはなんか悔しいぽいッ!!」

提督 「オメーはなぁ、そんな小説や漫画みたいなセリフを言って・・・
第一にそのセリフは主人公が一か月や二か月など長い時間の間に悩みに悩んで出した答えのセリフだろ
よく言えるな そんな使い古されたセリフ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

酔平 「誰だそんなセリフを書く奴は」


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第十話目

今回は補足回で読み飛ばしとも問題ないです。


柱島泊地

1006

 

あの事件の次の日の事

 

「そういえば、夕立」

「ぽい?」

 

「これ着けとけ」

そういい渡れたのは青路にオリーブの葉の茎の部分が交差する緑の刺繍、その中に金色の碇の刺繍があしらわれた腕章だった

腕章の端も金色の刺繍で装飾されており、オリーブのシンボルの横には

 

【柱島泊地秘書艦】

 

と金色の刺繍で装飾されており、かなり派手で遠くから見ても目立つ

 

「昨日の話の続きじゃあ無いんだがな?

あの作戦から崩壊した泊地が復旧し建物など色々と改装され守備力や戦力は大幅に上がった

が今度は前線の基地や泊地で資材の不足問題が起きた

 

前線の彼ら(基地や泊地)はいくら資材があろうが出撃や警備の訓練などと色々と出費が大きかった

出撃を減らせば攻め込んで来られる危険がある、警備を疎かにすれば敵艦の侵入に気が付けず前回の作戦の惨劇が起きる可能性がある

そして訓練をしないと前線に出撃した際に大破や轟沈の恐れが高いなどの理由で資材が枯渇気味だった

 

最初はタンカーなどで資材などをこちらから運んだが輸送費が案外馬鹿に出来なかった

そこに『タンカー転覆事件』が起きた

 

原因は『積み荷の重量超過』だった

旋回時に曲がり切れずに転覆した

 

資材は勿論全滅、そして人命救助さらには、タンカーの損害賠償金などなど色々と大変だった」

 

・・・なにをやってるぽい

 

「そこで訓練を呉鎮守府と柱島泊地(ウチ)で請け負う事になった

最初は宿毛湾泊地 鹿屋基地 岩川基地 佐伯湾泊地 この四つの基地と泊地の泊地の艦娘の訓練を柱島泊地(ウチ)と呉鎮守府で行った結果

 

最初こそはうまくいかなかったが段々と艦娘達の間で評判が上がりそれを聞いた提督が喜ぶ結果となった

それから余裕ができ艦娘に少量ではあるが資材を持ってきたりと持ちつ持たれつの関係になった

 

そこから風の噂が広がりそれを聞いた横須賀が動いた

各鎮守府や泊地や基地から資金を募り柱島泊地に滑走路と新たに寮を作った」

 

「横須賀の狙いは『艦娘や資材を海と空で運び横須賀鎮守府(自分)の所の艦娘や他の鎮守府の艦娘の訓練をしてもらう』

というものだった柱島泊地(ウチ)や呉鎮守府も他の鎮守府の戦力増強に一役買えると賛同し艦娘達もやる気を見せていた

 

そして滑走路を建設している間に教官となる艦娘を増やす為に教官の育成も行いつつの訓練

あの時は色々迷惑をかけたな」

 

「今では水雷戦隊の教官は叢雲と川内三姉妹が 重巡及び戦艦を高尾型と長門型が 空母は一航戦が行ってる

しかしまた問題が

 

艦娘間の揉め事やトラブルが起きた

 

最初は俺一人で解決してたがその内間に合わないようになり叢雲が手伝ってくれるようになったが叢雲はただの艦娘で提督である俺のように権力も無い

解決できなくなった為、秘書艦権限を与えたがそうなると秘書艦の仕事も増える結果になり負担がかかる

 

そこで秘書艦の仕事を執務専門の秘書艦で権力は無いただの手伝いをつけてやってきた。

そして叢雲が問題を解決に専念してくれたが、

叢雲だけではそろそろ限界だ

 

かといって、下手に権力を握ると暴走しそうな艦娘もいる」

 

・・・今脳内に「ヒャッハー!!酒だ!酒を持ってこーい!!え?会計?ああ、経費でお願いね♪」や「モグムグ、あ、経費でパフェ100個ください♪」などが思い浮かんだぽい・・・・

 

「誰かに新たに叢雲の手伝いを頼もうと考えていた所で」

 

提督がこっちを見た

「なるほど・・・了解ぽいッ!!」

 

そういうと提督は頷き

「具体的には叢雲の手伝いや休暇を叢雲に与えてやってくれ

後、分かってると思うが秘書艦権限は提督権限とほぼ同じだ

 

くれぐれも問題を起こすなよ? 」

「了解ぽいっ!!」

 

古くからの戦友の為にがんばるぽい!!

 

 

ーおまけ 叢雲の休暇ー

 

夕立が秘書艦に正式になって明日は私の代わりに見回りを行ってくれる事で私は明日休暇になったが

 

「休暇に何をすればいいんだっけ?」

 

・・・・・。

・・・。

 

取り合えず金剛さんの所にでも行こう




次回から本格的に『ド☆タ☆バ☆タ☆な日常の物語』始動します!!<─やっとか


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第十一話目

遅れてすみませんでしたぁ!!

リアルの方でトラブルが起きましてそちらを解決してましたら遅れました
申し訳ございませんでした。

それより一つ報告を

私は、『柱島泊地は今日も騒がしい』を書き始めた当初はUAが全体で10程度、行けばいいなぁ
なんて考えていたら

現在

全体UA 2000越え
第一話目UA 1000越え
お気に入り 10人

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …?!

(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

(  д )

(; Д ) !!

皆様、本当にありがとうございます。
第一話目の冒頭でも書きましたが
「柱島がブラ鎮に描かれすぎじゃねwww」と思った柱島泊地の提督が
「柱島のホワイトな小説が無いなら作ればいい」言う素人が勢いと無謀な考えで考えた小説です(笑)

しかもお気に入り登録していただいた方にはプロの作家さんまでいて驚いてます

まさかここまで来れるとは思いませんでした
皆様のご愛読の方誠にありがとうございます。
全ては読書様のおかげです

これからも
「柱島は今日も騒がしい」
をよろしくお願いします。

それでは本編の方をどうぞ~
[出口](((ノ´ω`)ノ~)))))スタタタタッ

追記
今回のお話だけで約6000文字ですw
特大ボリュームとなっております。
区切ろうにも区切り処がなかったです。(泣)


柱島泊地

0530

 

1707

-夕立の個室-

 

柱島泊地(ここ)には基本的には総員起こしのラッパの音は無く

起床時間は自由ぽい

 

そのため非番の娘は昼近くまで寝ている娘もいるらしいぽい

 

-13号室 吹雪型共同生活部屋-

 

「ん、今日は、非番、の、日」zzZZZZ

ハッ!寝過ごしたァ!!・・・・・。あ、 今日って・・・お休み・・・か・・・・」バタッzzzZZZZ

 

「今日は寝かせてあげよっか」

「だな!ただし、初雪、お前は駄目だ 今日は遠征だろ!!」

 

「」zzZZZ

 

「仕方ないわね、深雪ちゃんアレ(・・)お願いできる?」

 

「おっ、白雪姉ちゃん いいのか?」

「深雪ちゃん、やっちゃって♪」ニコッ

 

「ぃよーし!深雪スペシャル!いっけー!!」

「うっ…!」小破

 

 

-12号室 睦月型共同生活部屋-

 

「んぁ?…ぁあ、今日非番だから」zzzZZZZ

 

「うーちゃんはコレでッ!上がりぴょん!!」

「そうか、分かったぞ、えっ~と、これだ!おっ!こいつはいいな。2抜けだな」

「あら~、取られちゃた 如月は・・・これね! あらぁ、3抜けね、二人共がんばってねぇ~」

 

「・・・・」zzZZピクッ zzZZZZ

 

「相手が三日月とはいえ手は抜かぬ!」

「おねぇちゃんが相手とはいえ、負けたくはありません!戦いなんですから!」

 

「菊月、出る……!」

「っ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「運が悪かったな……!」

「ひやぁっ!?」

 

「・・・・」ZzzZZピクッピクピクッ

 

「フフッ また強くなってしまったな……」ドヤァ・・・

「もう一回!もう一回です!!」

 

「そろそろ、準備しなきゃね~」

「そうだな、私も準備しよう」

「菊月おねぇちゃん?! 勝ち逃げですか!」

 

「あぁーもう!!うるさい!!」ガバッ

 

「起きたにゃしい!」

「おはよう!望月ちゃん」

 

「図ったなぁ!」

「勿論ぴよん♪」

 

-41号室 古鷹型共同生活部屋-

 

「ふあぁあ、ねむい、今日は・・・非番か!よっしゃラッキィ~」バタッ・・・zzZZZZZ

「フフッ♪」

 

ども、恐縮です、青葉ですぅ!扉空いてたので入って、とと、加古さんお休みでしたか」

「青葉、少し声を小さくしなさいよ  それでも起きない加古って凄いわね」

 

「・・・・・」zzzZZZZZzzzZZZ

 

けど、ほとんどの娘は「叩き起こされちゃう」て嘆いてたぽい

 

とりあえず歯を磨き制服に着替え

 

腕章を右腕に着ける

 

腕章は青路にオリーブの葉の茎の部分が交差する緑の刺繍、その中に金色の碇の刺繍があしらわれ

腕章の端も金色の刺繍で装飾されており、オリーブのシンボルの横には【柱島泊地秘書艦】と大きく刺繍されている

派手で結構目立つけど

 

「ぽい♪」

結構お気に入りぽい♪

 

秘書官の朝の仕事は『艦娘寮の見回り』ぽい

この寮以外にも寮はあるのだが他の寮には『寮艦』がいて今頃他の寮を見回っている頃ぽい

 

そして靴を履き廊下に出て

辺りを見渡し以上が無いか見回る

 

窓の外を見ると何人かランニングしたり散歩をしているのが分かる

中には競う様に走ったり自分のペースで走ってたりとそれぞれの時間を過ごしてるぽい

 

余談だがこの泊地には基本的に人もいる

特に食堂にはかなりの人数が居る

かなりの数の艦娘に提督を初めとした人達の食事を作ってたりする為、食堂の厨房はかなり広い

 

泊地で働く人の中には雑務をこなしたりコンテナの輸送をしたりといった艦娘でもできるけどストレスや疲労を与えない為の配慮ぽい

がもう一つ狙いがあって

 

人と艦娘のカップル成立を狙ってるぽい

 

『いのち短し 恋せよ少女(おとめ)』と言うが艦娘なら尚更ぽい

こんな中(戦争中)でも恋をしたいのが少女(おとめ)てモノぽい!

 

それに守るべき場所や者が居る方が少女(おとめ)は強いぽい!!

 

しかし恋愛には当然『ごめんなさいパターン』だって存在する

がそこはズルズルと引きずらずにキッパリと手を引くが大切ぽい!

引きずると余計辛いだけぽい

 

「へっきちんっ」

 

「どうした足柄?風邪か?」

「大丈夫よ那智姉さん 誰か噂してるのかしら?」

 

「そうか?ああ、そう言えば机の上の大量の達磨(ザ・サントリーオールド)の空きビンがあったのだが?アレは?」

「ゑ?!えっ~と、その~あ、あははははぁ・・・」

「全く・・・ 酒も男も程々に、な?」

「うぅ、ハイ」

 

なんて事を考えていたら二階の見回りが終わる

この寮の二階は特に何も異常は無しぽい

 

一階は・・・?

なにやら駆逐艦の二人が口喧嘩をしているぽいのだが

非常に煩い・・・

 

ここは一発ドカンといくぽいッ!

 

 

 

当人達は顔をガンを飛ばしながらギャーギャーと小鳥のように鳴いている

 

「うるさい」

 

と言いつつ二人の眼前を掠めながら壁を殴る

 

殴った時にヒビが入り『ベキョッォォオオ」』と(騒音)

がなるがキニシナイキニシナーイ(棒)

 

てか、腕が抜けッ、あ、抜けた

さて、二人は・・・陽炎型と(白露型)の江風か

 

可愛い妹(白露型)とはいえ容赦はしない(事後)

しかし、まあ、

 

「なんだ?この程度で怯むぽい?」

二人の顔はビリヤードの二番ボール並みに真っ青ぽい

 

昔ならここで

『なにすんだよ!!』だとか言って殴りかかってきたりししたが

ひよっこ共が

 

 

すると後方に気配、、、近い

 

「うるせーのは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オメーだよッ!!」

 

咄嗟に艤装から錨を取り出し上段から振るわれる得物を受ける

 

「師匠、いきなり後ろから、斬り付けるとはぁ、卑怯とは言わないけどっ・・・随分と、変わったぽいッ!!」

言いつつ上方へ押し返し背後に錨を下ろし右側から上段へジャイアントスイングの容量で振り上げる途中

 

天龍師匠の脇から突然伸びる一閃(・・・・・・・・・・・・・・・)

 

そこに合わせ上段から中段に変え 一閃を受け止めつつ横に薙ぎ払う

 

「っ! っとと!流石に錨の一撃は重てぇなぁ」

木曾の姐御ぽい

 

天龍師匠はいつもの刃が深紅の太刀

そして木曾の姐御はサーベルぽい

 

天龍師匠の太刀は切れ味重視の「太刀」こちらの錨で叩き折れば使い物にはならないが

木曾の姐御は切れ味より丈夫さを重視した刀「サーベル」その為かなり重い

 

そしてその重量を生かせば首だって落とせる程の威力はある

切れ味が全くないって訳では無い

 

そしてさっき思いっ切り錨で殴ったサーベルはビクともしてない

確か工廠で余った資材で造られた業物の筈簡単には折れないぽい

 

そんな考え事をしていたら

 

「オイオイ、考え事とはぁ、余裕だなぁ!!」

そう言いつつ斬りかかってくる

 

それをバックステップで避けつつ刹那の隙に錨を叩き込む

 

「これくらいッ!」

しっかりと防御される

天龍師匠の追撃が来ないうちに下がる

 

 

機動力と高い切れ味で攻める天龍師匠に頑丈さを生かし防御しつつ重たい一撃を狙う木曾の姐御

 

本当にこの二人を組ませて敵に回したら厄介ぽい

 

一度馬鹿みたいに正面から突っ込んで押し込む

 

そう決め突っ込み上段から振り下ろす

木曾の姐御は上段でサーベルを横に持ち 錨を受け詰まぜり合いになるが駆逐艦の瞬発力で押し切り

木曾の姐御を後退させ下段から上段に打ち上げるように天龍の師匠に錨で殴りかかるが避けられる

 

余談だが

詰まぜり合いの瞬間の衝撃で近くの窓ガラスにヒビが入り遠くの方では「変形してるよ!」なんて呑気な声も聞こえてきていた

 

そこでふと気が付くと扉を少しこちら見る者や廊下の端から遠巻きに見る者に外からこちらを覗く者

とにかく観客が多い

 

当然と言えば当然ぽい

詰まぜり合いの瞬間や打ち合いの途中でかなりの騒音がしていたぽい

この中でも起きないなんて相当ぽい

 

「・・・・・」( ˘ω˘)スヤァzzzzzzZZZZZZZZZZ

「青葉、見ちゃいました…」

「と、言うか出れないわねコレ」

 

「とりあえず、お茶でも飲みます?」

「すみませんねぇいただきます」

 

「あなた達何平然とお茶を飲んでのよ・・・」

「だって青葉は下手に怪我したくありませんし、こういうのはその内収まるものですよ!」

 

「そんな物なのかねぇ・・・」

「衣笠さんもお茶どうです?」

「そうね、いただくわ」

 

さて次は・・・どう出るぽい?

 

少しずつ間合いを図る

 

そんな中

 

「邪魔よ」

と静かに一言

 

言い放つのが聞こえると同時に

背後から紫電が横切り

 

体の自由が効かなくなる

前方を見ると師匠と姐御も同様だった

 

背後からコツリ、コツリ、とカーペットを踏みしめ歩いてくる人物が一人

そして一言

 

「体中の細胞への電気信号を全て遮断させてもらったわよ ま、一時的なモノなんだけど」

と言いつつ私の肩を左手をぽんと置くと同時に全身に激痛が走り肺の中の空気が一気い吐き出され

地面に倒れる

叢雲ちゃんだ。

 

視界には動けない二人に近づき

「ひれ伏せ為さい。愚か者。」

「がッ」

「ぐっ」

師匠と姐御も倒れる

 

「あれが【操電の皇后(そうでんのこうごう)】!青葉、見ちゃいましたアオババババババッ」

「あ、青葉さーん!!」

「ハイハイ、青葉、徹底よ」

「」zz(以下略

後方50m程度の扉の隙間からコントが聞こえる

 

にしても【操電の皇后(そうでんのこうごう)】ぽい?

叢雲ちゃんも強くなったぽい

 

「フンッ」

けど本人はあまり良く思ってないぽい

そして叢雲ちゃんの右腕には腕章が付けられていた

 

呼吸が整い体もある程度動くようになり片膝をつきながら

「えっと、叢雲ちゃん?今日はお休みじゃ?」

 

「アナタ達のおかげで休日返上よ」

さいですか

 

「あ、そうそう、始末書の処理は夕立、アナタがやりなさい 確か自分で「得意ぽい!」なんて言ってたわよね?」

「ソンナコト、ナイポイヨー」(棒)

 

「ヤレ」

「うぅ、ぽい」

 

「全く、これで一件落着よ

 

バタンッ!!!!!

と勢いよく扉が開け放たれ

 

ね?そうよね?ね?」

叢雲の目は

『もうこれで終わりにしてぇ・・・』

とどこか嘆いている様に見える

 

「木曾!コレは何の騒ぎクマッ!!」

「一体何事ニャ」

 

「げっ!姉さん?!」

 

「お姉ちゃん見つかったら不味い事・・・しか無い様だクマ」

「これは・・・隠すのはどうやっても無理ニャ・・・」

 

「帰ってお説教のスペシャルコースだクマ」

「姉さん?!そ、それだけは勘弁してぇ!!」

「木曾、諦めるニャ」

 

球磨の姐御と多摩の姉貴そして

 

「天龍ちゃ~ん?コレは何かしら~♪」

龍田の姐さん(艦娘のラスボス)出現ぽい?!

 

「天龍ちゃ~ん?聞いたわよ~?」

「な、何をだ? オ、オレは大抵の事で、h「木曾ちゃんと夜戦(意味深)に精を出してるらしいわねぇ~?」へ・・・・・?・・・・・。」ダラダラダラダラダラダラダラダラ

 

天龍の師匠・・・肩をすぼめながら汗をダラダラと流していて明後日の方角を見ていては説得力は無いぽい・・・

 

「木曾!どういう事クマ!!」

「まさか木曾が・・・おねえちゃん悲しいニャ

私達、(球磨型)と言う存在が居ながら人様のお姉様(天龍型)に手をだすニャンて・・・」

 

「ち、違うんだ姉さん!! こ、これはだなぁ・・・」

しかも木曾の師匠にも飛び火ぽい・・・

 

「天龍ちゃ~ん?」

龍田の姐さん(ラスボス)得物(薙刀)を抜き放ち紫の妖しいオーラを放ちだし

 

「木曾どういう事か説明するクマ」

「そうニャ そうニャ」

球磨型姉妹は物言わせぬ剣幕で迫る

 

「夕立?アナタまさかこの機に乗じて逃げないわよね?」

叢雲ちゃんから稲妻が迸る

 

体はしっかりと動き何不自由無い

呼吸は安定している

 

しかしこの状況

えっと、ああ、うん、これは・・・

 

「師匠!」

と、叫び

 

 

「よっしゃぁっ!」

「いいぞっ!」

と師匠が叫べば

 

 

「三十六計逃げるに如かずッ!!」

「逃げるが勝ちッ!!」

「逃げるは恥だが役に立つぽい?!」

何やっても勝ち目が無いぽいぃ!!

 

反転し抜錨(逃走)

 

「夕立!待てや!」

「逃がすかクマー!」

「そこにゃ!」

「追撃するね~♪絶対逃がさないから~。」

後ろで龍田の姐御が胸元から取り出したのは・・・ぽいいぃぃぃッッ!???!!

 

そこに居た全員が思わず止まる

龍田の姐さん(艦娘のラスボス)が取り出したモノに一気に視線が向かう

 

「な、なんだアレ!!」

「た、束だ・・・

ありゃ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間宮券の束だ!!」

 

なんの比喩も無い

 

「甘味所 間宮一食(・・)無料券」

 

と書かれた券が100枚位の束ぽいッ?!

 

 

 

 

 

 

そして

「一人につき一束、

と言いつつ束を見せる

 

ざわ・・・ざわざわ・・・

と観客がざわめき始め・・・

 

 

二人で2束、そして・・・

更にもう一束を追加、

 

ざわ・・・ざわ・・・ざわざわ・・・

次第にどんどんと観客の声が大きくなり

 

 

ついに・・・

 

 

 

三人で三束あげちゃうわよ~?

 

瞬間

 

観客が狩人(ハンター)に変わり群衆となり

 

「間宮券は私と北上さんの物よ!!離れなさいッ!!」

「お退き!コレさえあれば、『飢えた狼(アラサー)』なんて言わせないわっ!!」

「ここは譲れません」

「慢心してはダメ。全力で参りましょう!」

「いいじゃん、いいじゃん♪」

「あたし的にはOKです!」

「榛名!全力で参ります!」

「これでクソ提督とデート・・・あ、いやいや、それは、無理・・・かな・・・・?」

「夕立?何で逃げるの? ただ私は夕立の唇を無理矢理奪ったり、胸を揉みだくったり、夕立のお豆さんを【自主規制】(【ピー】)したり、夕立の可愛い【自主規制】(【ポー】)【自主規制】(【ズキュン】)したり、指で【自主規制】(【ドキュン】)て、それをボクのしt【自主規制】(【バキュン】)たりしたいだけなのに・・・」

ダメだこの() ちゃっかり参加してるぽい・・・早く何とかしとワタシ(夕立)が食べられちゃうぽい・・・

 

それにこれじゃ賞金首ぽい・・・

どうしてこうなったぽい・・・(泣)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(馬鹿共)が過ぎ去った後の事

(馬鹿共)の目の中の中には居た二人の駆逐艦

 

「なあ、江風」

「ん?なんだ?」

 

「俺達より煩くなかったか?」

「そうだな、でも・・・強かったな。先輩達」

そういい、後方の傷だらけの廊下を見ながら答え

 

「江風の自慢の姉貴達だぜ!!」

「そっか白露型だからおねえちゃんなんだね」

 

「でも、此処(柱島泊地)なら確実に強くなれだな!」

「もう江風達の目の前で姉貴や仲間達が無事な江風達を見て『よかった』なんてふざけた事言って死んで(轟沈)逝く姿をもう二度と見ない為にも江風達は強くなる為に此処(柱島泊地)にいるんだからな」

 

 

『食堂より連絡します本日のい定食は---

「おっ!食堂が開いたなぁ?置いて行くぜ?」

「あ、待てよ!!」

「白露がいっちばーん!!!」

「おっ!白露の姉貴!負けねぇぞ!!」

 

 

 

 

 

この朝の出来事は二人の新人(江風と嵐)が『英雄豪傑の駆逐艦』と呼ばれるまでの伝説の物語の原点となる。

 

のだが それは、また別の話で

 

 

 

 

 

今は

 

 

 

 

 

「あ~~~れ~~~~~お助け~~~~~ぽいにゃ~~~~~!!」

「夕立秘書艦確保かも!!!!!」

「ハラショー!!」

「ゆ、夕立っ!!!!」

「夕立・・・いい弟子だったぜ・・・」

 

「待てゴラぽいッ!!!! あ、ちょ、 し、時雨おねえちゃん?ちょ、あ、あ、【自 主 規 制】(ピーーーーーーーー)

 

「夕立がヤられたぞ 天龍!」

「オレに言うな!オメーが見捨てたんだろ!この人でなし!」

「いやいや、お前らが言うなクマ!!」

 

【自 主 規 制】(ピーーーーーーーー)

「時雨ちゃん無線付けてまで言わないで欲しいニャ」

 

 

 

 

【女王】の二つ名を持つ駆逐艦の数奇な運命の物語の話をしようか

とても不幸(幸運)運命(人生)を辿る彼女(夕立)物語(人生)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

その場に残された叢雲は

 

 

 

 

 

「あんのぉ・・・馬鹿共がああああああああああああッ!!!!!」

 

 

 

 

柱島は今日も騒がしい

 

余談ではあるが叢雲の怒号に3人の駆逐艦の肩が「ビクッ!!」と跳ね上がったのは本当に余談だ




男性がいるのに咲き乱れる百合の花

てな訳で、一応ストーリーの終着点は決まってます
後はそこまで航海していくだけです

あ、それと皆様?

『ハードラック』
の本当の意味知ってますか?

それでは、


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