ARゲームで最強になろうとしている俺は馬鹿なのか? (フユ)
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第1章「漆黒の龍と無の鎌使い」
第1話「水本柾」


柾「あ~!早く家帰ってARゲームやりてぇ!」

悠木「はぁ、マサ、君はいつもこうだね、たまには勉強に集中

してみるといいんじゃない?」

柾「あ~!でもARゲームやりたい!」

先生「じゃあ、水本君ARゲームやっていいわよ?」

柾「やった!先生愛してる!」

この時、俺は知らなかった、先生が出してくるゲームが

勉強専用ゲームだとは・・・・・

柾「先生!どんな系統のゲームですか?アドベンチャー?ロールプレイング?

テーブルゲーム?」

先生「え~っと、多分シューティングかな?」

柾「おっしゃ!先生!早く俺のブレインスフィアにインストールしてくれ!」

ブレインスフィアとは、ARゲーム専用のゲーム機だ、

遊び方はゲームをインストールする、そしてブレインスフィアを

頭に装着してこう唱える「ブレインスフィア!起動!」と

そうすれば、インストールされているゲームが一つならこのまま起動

二つ以上なら選択式で起動するんだ!ハイテクだろ!

先生「脳トレインストールっと」

柾「先生、今なんつった?」

先生「ゲーム、インストールって言ったのよ?」

今思えばあながち間違いではなかったな、まぁ、一日でクリアした

俺も俺だが

悠木(先生、先生、いったい何のゲームをインストールしたんですか?)

先生(脳トレだよ、いくら水本君でもゲームなら勉強すると思って)

悠木(・・・・大丈夫かなぁ?)

{インストール完了しました、いつでも起動可能です}

柾「おし来た!ブレインスフィア!起動!」

{脳を鍛えるARトレーニング、起動します}

柾「・・・・・今なんつった?」

{脳を鍛えるARトレーニング、起動します}

柾「ARゲーム内でも勉強かよ!ログアウト!ログアウトォォォォ!」

{このゲームはクリアするまでログアウトできません}

柾「いやぁぁぁぁ!」

急に世界が組み替えられる、傍に悠木と先生はいるが、こっちの声は一切

聞こえないだろう、なんせこの世界は現実世界であり、現実世界でないのだから

{基本の5教科のうち何を勉強しますか?きまったらウィンドウから選択してください}

との言葉とともにシステムウィンドウが出てきた国語、数学、理科、社会、英語の中から

選べ、と、え?得意な教科?四六時中ゲームと部活の俺にそんなのはない!

さて、まじどうしよう、こんなことなら先生の話を信じなきゃよかった

柾「う~む、どうしよう?」

~30分後~

悠木「先生、マサとても長くないですか?もしかしてかなり難しい問題に

ぶつかっているんじゃ!」

先生「・・・・・まだ科目を選択していない」

悠木「ハァ?」

先生「くっ!こうなるのであれば勧めなければよかった!」

悠木「で、でも先生、これでマサの勉強への意欲が!・・・・

変わらないかもしれませんね・・・」

~さらに30分後~

柾「あ!ランダムボタンあるじゃん!なんだよ~最初っからこれを選べば

よかったじゃ~ん!」

{ランダムが選択されました、教科をランダムで設定します}

柾「おしゃこい!今の俺はどんな問題でも軽く超えられるぜ!」

{教科は社会が選択されました}

柾「よし!社会か、どんな問題でもこいや!」

{問題1

徳川の16代目の将軍の名前を答えなさい}

柾「ファッ!?徳川16代目の将軍!?誰それ!習った!?」

~その頃ゲーム外では~

悠木「先生、マサ、問題に突入できましたか?」

先生「はい、ですが、一問目で詰まってますね」

悠木「問題は何ですか?先生」

先生「徳川16代目将軍の名前を答えなさいです」

悠木「それって確か徳川家達ですよね」

先生「はい、でも柾君は一切わかってないようです」

~ゲーム内~

柾「おい!ヒント!ヒント!プリーズ!」

{ヒントは最初の使用者により使用できなくなっています}

柾「・・・・先生、帰ったら覚悟しとけ

こうなったらあてずっぽうだ!徳川家達!」

{違います}

柾「くっ!やはり違ったか!」

~ゲームの外にて~

先生「あれ?水本君、徳川家達って言ったのに間違えている・・・?」

悠木「もしかして、いえさとじゃなくていえたつって言ったんじゃないんですか?」

先生「・・・・そんくらいOKでもう良くない?」

悠木「先生、それはなしじゃないですか?」

先生「・・・・そうですね」

~30分後~

柾「これなら!徳川いえさと!」

{正解です、クリアおめでとうございます」

柾「あれ?一問でクリアなの?」

{はい、クリアするまで1時間以上かかっているので一問でクリアです」

柾「おっしゃぁ!クリア!」

{ログアウトを実行します、あと、30秒待ってください}

柾「よし、」

~ゲームの外では~

先生「おや?水本君やっとクリアしたみたいですよ」

悠木「おっ、やっとですか?」

先生「はい、はぁ、仕方ないので‘例のやつ‘インストールさせましょうかね?」

悠木「あ!先生、なら僕にもお願いします」

先生「わかりました、じゃあ、今のうちに悠木君にはインストールしましょう」

悠木「はい!さぁ~て、武器は何にしようかなぁ~」

{インストール完了しました、いつでも起動可能です}

悠木「ブレインスフィア!起動!」

{フェアリィウォーズ、起動します}

柾「ちょっと待てィ!先生!なぜ悠木だけなんですか!?」

先生「はいはい、フェアリィウォーズ、インストール」

柾「悠木!待ってろ、すぐ行くからなッ!」

{インストール完了しました、いつでも起動可能です}

柾「行くぜ!ブレインスフィア!起動!」

こうして俺は新たな世界に旅立った・・・・




悠木「ねぇ、何で僕だけセリフ少ないの?」
という声が聞こえてきそうな1話でしたね、不定期更新ですがよろしくお願いします


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第2話「これってARの次元超えてね?」

はい、タイトルから察するにフェアリィウォーズはARの次元を超えてます
もはやVRです、あ、某小説のようにデスゲームではありません
ってか、ARでデスゲームはツミゲーですからね
じゃ!本編スタート!


柾「ブレインスフィア!起動!」

その声とともに世界が組み替えられる

さっきまでいたはずの先生と悠木の姿が見えなくなる

あれ?これってARの次元超えてね?

周りの世界は元いた教室とは全く姿が変わり

店のような姿になった

{いらっしゃいませ、フェアリィウォーズへようこそ

まず初めに種族を選択してください}

という言葉とともにシステムウィンドウが出てきた

種族

・シルフ

・スプリガン

・レプラコーン

・セイレーン

・エインセル

・シルキー

・サラマンダー

柾「うお!たくさんある、そうだ!説明を聞こう!

システムコール!エクスプレイン!シルフ!」

{シルフの説明をします、シルフは風属性魔法を

得意とします、他には素早さが高く

軽い武器ならたくさん連撃ができます}

柾「へぇ、じゃあ次

システムコール!エクスプレイン!スプリガン!」

スプリガンの説明をします、スプリガンは

闇属性魔法や特殊効果魔法、

特に邪魔系の魔法が使えます

他には、ダンジョンの中にある宝箱を

探知できる能力もあります

2番目に人気がありません}

柾「ひでぇなおい!じ、じゃあ次

システムコール!エクスプレイン!レプラコーン!」

{レプラコーンの説明をします、レプラコーンは

鍛冶スキルを得意とします、武器に困ったら

自分で作るなんてことができます}

柾「へぇ~、じゃあ次

システムコール!エクスプレイン!セイレーン!」

セイレーンの説明をします、セイレーンは、

水属性魔法や治癒魔法、特殊効果魔法とくに

手助け系を使えます

この種族を選べば一人でダンジョン攻略ができます}

柾「システムコール!エクスプレイン!エインセル!」

{エインセルの説明をします、エインセルは

無属性という、属性を持たない属性を使えます

これといった特殊な能力はありませんが

その武器に応じた特技をたくさん使用できます

ぶっちぎりの1番目に人気がありません}

柾「へぇ~人気がないのか、じゃ、俺はこれにしよっと」

{エインセルでいいのですね?}

柾「おう!」

{肉体をエインセルの構造に組み替えます}

柾「おいッ!もはやこれARの次元超えてるぞ!

俺のARを返せ!」

{フェアリィウォーズをアンインストールしますか?}

柾「うぉい!なぜだ!なぜそうなる!答えがNOだ!」

{了解しました、使用武器は何にしますか?

メインとサブ、二つ選択してください}

その言葉とともに入力式システムウィンドウが出てきた

柾「え~っと、メインを鎌、サブを短剣っと・・・」

{了解しました、では、最後に名前を決めたらその

名前と一緒にフェアリィウォーズ、起動と叫んでください}

柾「え~っと、名前は、覚えやすくミズキでいいか、

プレイヤーIDミズキ!フェアリィウォーズ!起動!

その言葉とともに俺の周りに出ていた無数のウィンドウが消えた

悠木「遅かったね、マサ、僕はとっくのとうに

完了していたよ」

ミズキ「ああ、ごめん、あと俺のここの

プレイヤーIDはミズキだ」

悠木「へぇ~ミズキかぁ、僕はユウキだよ」

ミズキ「うわ、すげぇそのまま」

ユウキ「悪かったね、そのままで」

ミズキ「そうだ、ユウキ、お前の種族はなんだ?」

ユウキ「僕はシルキーだよ、この妖精は光属性魔法を得意と

するんだって」

ミズキ「俺はエインセル、1番人気ないってきいたから

選びたくなった」

ユウキ「へぇ~そうだ!マサ!パーティくまない?」

ミズキ「ここでも、その呼び方かよ、いいぜ、

いっとくが俺は最強を目指しているからな

無茶するぜ?」

ユウキ「そうか、じゃあ、ヒーラーも雇わないとね」

ミズキ「おいッ!そこは「大丈夫だよ、僕が君を守るって

いうパターンだろ!」

ユウキ「え?そうなの、ごめんね、マサ」

ミズキ「はぁ、もういいよ、もうこれで

落ちて明日ヒーラー探そうぜ」

ユウキ「そうだね、じゃあ」

ユウキ&ミズキ「システムコール!ログアウト!」




はい、この妖精たちを見て気づくことはありませんか?
某小説の妖精とほとんど被りましたよ、
あとしばらく先生は出番がないです、
お許しください、
次回はヒロイン登場です、


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第3話「裏切者」

柾「そろそろ約束の時間だな・・・・・よし!

ブレインスフィア!起動!

プレイヤーIDミズキ!フェアリィウォーズ!起動!」

その言葉とともに世界が組み替えられる

俺の家は形はそのままだが中がかなり

変わっている

武器を収納する部屋があったりする

ミズキ「え~っと、集合場所は桜台中学だっけ

よし、行こう!」

~そして少し歩いたところ~

???「キャッ!」

ミズキ「あ!ごめん!大丈夫かい?」

???「あ、大丈夫です、あの、始めたばかりですか?

フェアリィウォーズ」

ミズキ「ああ、一昨日始めたばかりだよ?」

???「あの、もしよかったら一緒にレベル上げしませんか?」

ミズキ「いいけど、友人が一緒でもいい?

大丈夫、悪い奴じゃないよ」

???「はい、わかりました、えっと・・・」

ミズキ「あ、自己紹介がまだだったね、俺はミズキ、よろしく」

アクア「あ、えっと、私はアクアです、」

ミズキ「よろしく!アクア!そうだ!使用武器は何?

それに合わせたレベル上げ場所決めるから」

アクア「えっと、片手直剣です」

ミズキ「なるほど、俺の仲間も片手直剣だから、

そいつに習うといいよ」

アクア「はい、わかりました、どこに行けばいいんですか?」

ミズキ「あ、俺と一緒に来いよ、案内するから」

アクア「わかった、ミズキ君」

ミズキ「ああ、任せとけ!アクア!」

~集合場所~

ユウキ「で、僕との集合に遅れた挙句、女の子を

ナンパしてたの?」

ミズキ「してねぇよ!」

アクア「大丈夫、何にもされてないです」

ミズキ「なぁ、アクア、敬語じゃなくてタメ口でいいぞ?」

アクア「うん、わかったよ、ミズキ君」

ユウキ「僕を忘れてイチャイチャしないで」

ミズキ「してねぇよ!大体あったばっかりで

すぐイチャコラっておかしいだろ!?」

アクア「私は大丈夫」

ミズキ「いや、こっちが問題大ありなんだよ!」

アクア「なんで?私のこと嫌い?」

ミズキ「待て!なぜ出会って数分で修羅場になる!?

それがおかしい!あと、嫌いではない!」

ユウキ「まぁ、そのことは置いといて、ねぇ、アクアさん?」

アクア「アクアでいいよ?」

ユウキ「・・・アクア、君の種族は?」

アクア「セイレーン」

ユウキ「なるほどね、ヒールは覚えてる?」

アクア「はい、」

ユウキ「なるほどね、アクア、僕らのパーティに入る?」

アクア「・・・今回のクエストで決める」

ユウキ「了解、場所はキーラリオの洞窟にしようか

そこには火属性の魔物がおおいし、」

ミズキ「OK!そうだ、現時点でのレベルと自己紹介をしようぜ!

まずは俺から!俺はミズキ!種族はエインセルでレベルは5だ!」

ユウキ「僕はユウキ、種族はシルキーレベルは・・・・6」

アクア「私はアクア、種族はセイレーン、レベルは3です」

ミズキ「おっしゃ!じゃあキーラリオの洞窟に行くか!」

この時の俺は、あいつの不敵な笑みに気付かなかった・・・

まさか、あいつのせいであんなことになるなんて・・・・

~キーラリオの洞窟~

ユウキ「ついたね、確か真ん中の道が一番安全だったと思うから

行こうか」

ミズキ「おう!俺とストーンサイスに敵はいないぜ!」

アクア「ピンチになったら言ってね、すぐ回復するから」

フレイムラット「キャキー!」

ミズキ「フレイムラット!」

ユウキ「せいっ!」

ユウキはソードスキル単発技<ライトスラッシュ>を発動した

ユウキの剣が青く発光し、フレイムラットの体を真っ二つにする

フレイムラット「ギャキー!」

その言葉とともにフレイムラットはポリゴン粒子となって

消滅した

アクア「あ、レベルアップ」

ミズキ「俺もだ、新しいスキル二連撃<デュアルサイス>

を覚えた」

ユウキ「…僕もだね、スキルは・・覚えてないや」

俺とユウキとアクアはどんどん奥に進んだ

そこで、起こってしまった、最悪の裏切りが・・・

ユウキ「痛ッ!」

アクア「どうしたの?大丈夫?」

ユウキ「大丈夫、ちょっとそこら辺の岩で切っただけだから」

アクア「う~ん、これはちょっと時間かかりそう

ミズキ君、先に行ってて」

ミズキ「んあ?ああ、わかった

先行ってるから、治ったらメッセージ飛ばしてくれ」

そして少し歩いたところで・・・・

キーラリオ「ギヤース!」

ミズキ「こいつはッ!キーラリオ!なぜここに!」

アクア「ミズキ君!逃げ・・・て」

ミズキ「アクア!?どうした!ユウキ!大丈夫か!?」

ユウキ「アクアさんなら大丈夫、ただ、麻痺毒で眠ってる

だけだから、ま、眠らせたの・・僕だけどね?」

ミズキ「ッ!ユウキ!何で!」

俺はすぐさまユウキの方を向く

ユウキ「遅いよ」

ユウキの剣が青白く輝くユウキはソードスキル

四連撃<シャイニングストライク>を発動したのだ

ミズキ「ぐっ!」

俺はすぐにガードの体制をとったが後ろにいる

キーラリオにすぐ崩される、そして俺に

シャイニングストライクが直撃する

ミズキ「がはっ!ユウキ!てめぇ!」

ユウキ「チッ、耐えたか、だけど、マサ、君のライフは

もうレッドゾーンだよ?」

ミズキ「ぐっ(回復薬を使ってる場合じゃない!かと言って

突っ込んだら殺される、くそっ!どうしたらいいんだ!)

ユウキ「さぁ、死んで、僕のためにねぇ!」

??????「そこまでだ」

ユウキ「チッ、騎士団長がきたか・・」

??????「君、どういうつもりだい?彼は初心者だ、

殺したって、いいことはない、そしてこのゲームのルールは

PK禁止のはずだ、なぜしている」

ユウキ「・・・・僕の目的のためですよ・・・

騎士団長ラインハルトサン」

ラインハルト「そうか、じゃあその目的を教えてもらおう」

ユウキ「いやだと言ったら?」

ラインハルト「力ずくでも聞く!システムコール!

プレイヤーIDラインハルト!デュエルスタンバイ!

{相手プレイヤーを選択してください}

ラインハルト「ミズキって君かい?」

ミズキ「はい・・あっちで寝てるのはアクアです」

ラインハルト「わかった、じゃあ、これだね」

{これより、ラインハルトVSユウキのデュエルを開始します

決着方法は何にしますか?}

ユウキ「あなたが決めていいですよ?」

ラインハルト「初撃決着!」

{デュエル開始まで5・・・4・・3・・2・・1.・開始}

ラインハルト「うおおおおお!」

ユウキ「はああああ!」

この瞬間、二つの閃光がぶつかりあった・・・




まさかのユウキ君の裏切りですね
不敵な笑みを浮かべているという文面はアクアが出てきてから
書いたので、裏切者はアクアじゃないか?という雰囲気を
作ってみました、
途中、ユウキをにおわせる部分も作りましたが
やっぱりアクアが裏切り者だと思っていたら
僕の計画通りです
それと、騎士団長の名前ですが、
某剣聖ををイメージしましたってかそのままですね


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