オーバーロード~不死者の王と複製の神~ (鯖男三等兵)
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プロローグ~夢の終わりと全ての始まり~

始めまして 鯖男三等兵です。
文章力はない!とハッキリ言えるので期待はしないでください
処女作なのであたたかい目で見てください


VRMMORPG「ユグドラシル」

圧倒的な自由度で多いに人気を博したゲームであり、

この種のゲームにしては12年と長期に運営をされた名作である。

しかしその名作も時代とともに多くのプレイヤー達が新たなゲームへと移っていき

今日その歴史を終えることとなった。

それは同時に今まで仲間と作り上げてきたこの

ギルド「アヴァロン」とこのバベルの塔とも今日限りでお別れである

それも仕方ないことだ、我らがギルドも徐々に賑わいを無くしていき

微かなギルドメンバーがこの塔を支えているだけなのだから

そうなんであれ時代の流れには勝てないのだから…

 

自慢してもいいくらい素晴らしいギルドと仲間達そして冒険だった。

訳もわからず見た目でドッペルゲンガーを選んでしまい魔法カッコイイ!剣カッコイイ!と

一つに絞らずクラスをとり続けた結果中途半端なステータスになってしまいまともに戦えない自分

を助け続けてくれた仲間達。

その中途半端なステータスが隠しクラスの条件だったこと

異業種狩りにあっていた私達を助けてくれた白銀の騎士とその仲間達

とにかく飽きることなく冒険をして気付けば予定の時刻を過ぎていることがよくあった。

 

どうでもいい話しで盛り上がり、馬鹿見たいに笑いあって…そうあの日、あの時があったからこそ

どんなに酷い目にあってもこのゲームを続ける事が出来たのだ。

名残惜しいが仲間達と作り上げてきたこのギルドも塔も全て今日無くなってしまうのだ

ならば精一杯ロールプレイを楽しもうではないか!悔いの残らないように

 

 

ログインの準備を整えダイブする

「やはり誰も来ていないか…最終日くらい来てくれてもいいんじゃないか?」

誰もいない会議室で独り言をつぶやく

「いや皆忙しいのだろう、うちのギルドはリアル優先だし」

ふととあるギルドの事を思いだしコンソールを開けメッセージを飛ばす

「こんにちはモモンガさん」

「こんにちはアダムさん」

「今日で終わってしまいますね」

「ええ、そうですね」

モモンガさんの声はひどく落ち込んでいた、きっと自分と同じ状況なのだろう

「もしもこのままギルドか異世界に吹っ飛んで冒険を続けれられたらどうしますか?」

「アダムさんまた吹っ飛んでる話しですね、そうですね私なら喜んで冒険しそうです」

「もしそんな事があったら、協力してくれますよね?モモンガさん」

「もちろんですよ、その時はよろしくお願いしますよ」

「よかった!ではまたユグドラシル2で会いましょう」

「ええ!また会いましょう」

その言葉を最後にメッセージが切れる

 

 

「さてNPC達を集めるか」

大神殿に移動し王座に座りマスターコンソールを開けNPC達を集める

「よし集まったな」

残り時間は少ない、最後に相応しい終わりかたをしよう

 

「よくぞ集まってくれたな諸君、今日までの仕事ご苦労であったバベルの塔は崩壊してしまうが、

我らの偉業は後世に残り輝き続けるだろう!そして私は今日まで頑張ってくれた君達のことを忘れない!

だから君達も私いや!私達アヴァロンの全員のことを忘れないでくれ!」

そう、最後を締めくくるならばあれしかない

「我らが命に祝福あれ!我らの道に栄華あれ!」

そして日付が変わり強制ログアウトさせられ…アレ?

 



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異世界転生~未知との遭遇~

ss書くのってこんなに難しいですね(使いかたわかんねー)
書くのが速い投稿者さん達が改めて凄いと思いました


「我ら主に祝福あれ!我らが主に栄華あれ!」

唖然とした、何故かは知らないがNPC達が一斉に声を出し始めていたのだ

(なんだこれはどうすればよいのだ!)

私は混乱していたがとりあえず

「静にせよ!」 私はそう口にした。

そうするとピタッと声が止まった

(ん?止まった)

よし、まずは状況を整理しよう

 

日付が変わっているが強制ログアウトがされていないこと

NPC達が意思を喋っていること

そして、「感覚がある、呼吸が出来ている」

まるで現実の世界のように

 

ユグドラシルいやこの系統のゲームでは感覚はシャットアウトされている

なぜならば、現実に悪影響を及ぼすとして規制されているからだ

法律を侵せば運営のほとんどが豚箱行きである

(運営がそんな危険を侵せばはずがないし ならこの状況なんなのだ!)

いや、それを確かめる方法がある、外だこの塔の外側を見ればよいのだ

(そうすればここが現実世界なのか仮装世界なのかがわかる)

(でも、自分が行くのは危険だしな~そうだ!NPC達の実験もかねて行ってもらおう)

そう決断しNPC達に話しかける

 

「皆のもの聞くがよい今バベルの塔及びアヴァロンは

未曾有の事態に巻き込まれている」

集まっているNPC達がざわめきはじめる

「まずは情報が必要だ、今からお前達には外の状況を見てきてもらいたい

クロノスとリリスの二人には外の調査を頼むだが危ないと思ったら撤退せよ

そのほかのもの達は各持ち場につき万が一のときに備えておいてくれ

以上では始めてくれ」

「承知致しました」

集まっていたNPC達が一斉に持ち場に帰っていく

改めて見てみると凄い光景である

 

そのままぼーっとしていると

「申し訳ありませんアダム様

私はどうすればよろしいのでしょうか」

隣にいたイブが話しかけてくる

「少し実験に付き合ってくれないか?」

「はっはい」

王座から立ち上がりイブの近くより頭撫でてみた

「ほえっ?」

美しい、外見はエルフのような姿だが

彼女もドッペルゲンガーである

最初は戸惑っていたが徐々に顔が崩れていく

「エヘヘヘ」

(嬉しそうでなにより、やはり感情もあるのか)

「ありがとうイブ、早速で悪いが私の副官になってくれ」

「はい、がんばります!」

(かわいい可愛いぞ)と思いながら報告を待つ

「アダム様報告申し上げます」

「リリスかそれでどうだった?」

「それが・・・バベルの塔の周辺は草原になっております」

「なんだと!草が鋭く尖っていたり空気が汚染されていたりはしないか?」

「いえ、普通の草でございます」

「動物などはいるか?出来ればレベルも知りたい」

「はい遠くに村があるだけで、そこの住人達も推定で一桁レベルほどです」

「そうか、報告ご苦労、帰還せよ」

「はっ!」

メッセージが切られる

(ここで判明したことはNPC達も外に出れる事とゲーム内のワードを知っていること

あとここがユグドラシルではないということだ)

(あと確かめることはスキルと魔法だな)

メッセージは使えたが他の魔法等が使えない可能があるので

はやく検証したいところである

上位道具創作(クリエイト・グレーター・アイテム)

魔法を唱えると右手にシミターと呼ばれる武器が現れる

(次はスキルだな)

多重複製(モートポル・デプケイション)

(問題なく魔法もスキルも作動しているな)

遠隔視(リモート・ビューイング)

今度は違う魔法を唱える

(あれ?これ?どう使うんだっけ?)

 

その後どうにかして使えるようになり

報告にあった村を見てみた

(のどかな村だなー ここでなら安全に情報収集できそうだ

得に危険もなさそうだし行ってみるか)

そう思い

「イブ、私は出掛けるぞ」

「護衛はどういたしましょう?」

「いらん私一人で行くぞ」

「お待ち下さいアダム様!」

イブが止めようとしたが異界門(ゲート)使って振り切る

 

異界門(ゲート)を渡りきると村の近くに移動した

草原に心地好い風が吹いている

「風が気持ちいいし、空気もおいしい」

深呼吸をしてみる

「さて村に行ってみるか」

村に向かおうとすると

後ろからの開く音がする

 

「我が主よお一人では危険です」

異界門(ゲート)からNPCの一人であるエイルが

出てくる

「ん?エイルか護衛は要らないと言われなかったか?」

「はい、そのことはイブ様から聞きました」

「ならば何故・・」

「主様に何かあっては遅いのです!」

エイルが喋り続ける

「今や忠義を尽くせるお方は貴方様しかいないのです!」

「アッ、ハイスミマセン(ヒィィ!怖えよ)」

エイルが気をつけて下さいと

行った後村に行くために歩き出す

「おっと忘れていた人間の姿にならないとな」

そう今から行くのは人間の村なのだ

さすがに今の【のっぺらぼう】のような顔でいくのはあまり良くない

そして、ドッペルゲンガーのスキルで人間に変身する

「エイルお前も人間のように振る舞えいいな」

「わかりました」

エイルが了解の意味としてひざまずく

 

しばらく歩いていくと村に着いたので旅人として

村長の家に上がらしてもらう

「私達は遠くから来たのですがこのあたりの情勢や地名、魔法などについて教えてくれませんか?」

村長は様々なことを教えてくれた

周辺の国家のこと全くもって聞いたことも無い名前だった。

もちろん、ユグドラシルにも無い国名である

次に通貨は紙幣やポイントではなく

金貨や銀貨を通貨として使っていること

最後に魔法については位階で分けられているようだ

これはユグドラシルと同じである

すこし違ってるのは生活用魔法があることだろう

これについてはほとんどの人々が使えるようだ

 

「ありがとうございます、大体のことはわかりました。

お礼にこれを受け取って下さい」

(まあ、正直いってあまりわかってないんだけど

ちゃんとお礼はしないとな)

そういってユグドラシルの金貨をだす

「!いえこんな高価な物受け取れません」

「そうですか…しかしお礼はさせてもらわないと」

(金貨がダメならならば)

 

何を渡そうか、そう考えていると勢いよく家の扉が開き

「村長!抜刀した騎士達が襲って来ています」

「なんだと!はやく女子供を逃がすんだ」

(騎士?ということは帝国だろうか?)

これはお礼をするチャンスなのでは?

と思い村長に提案する

「村長、私達を雇いませんか?これでも腕に自信がありますので」

「しかし…」

「報酬はもう貰っていますから結構ですよ」

「お願いします村を救ってください」

「わかりました」

「行くぞエイル戦闘準備をしろ」

村長の家の扉を開け、村を襲った騎士達を倒しに向かう。




スキル・NPCの説明をさせてもらいます
スキル「多重複製(モートポル・デプケイション)」
今もっている武器防具一部アイテムを大量に複製する
ただし、複製する数が多いと質が落ちる

イブ・エデン「ドッペルゲンガー?」
アインズ・ウール・ゴウンでいえばアルベドのポジションにいる
職業がサポート系なので戦いは苦手
変身している姿は可愛いが…

クロノス・ゴースト「ゴースト」
能力と種族が名前でわかってしまっている亡霊さん
暗殺系のクラスに時を止めるスキルを持っている

リリス「サキュバス」
特化型ではない広い範囲の魔法が使える魔法使い
種族かサキュバスのためか幻術で惑わす事が得意

エイル「天人」
怒ると恐ろしい
美人で努力家だがドジっ子属性を持っている残念な美人
クラスはパッチで大幅に弱体化されたヴァルキリーである

追記
一部ルビを修正しました


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反撃~再開~

コピペをするとルビが反映させていなくて書き直し
今回はあるお方が少々アレな目にあいます

誤字脱字等が所々あるので【みつけた!】と言う方は
感想欄に書き込んでくれると助かります


村長の家を出ると家に火が放たれ村人達が襲われていた

「エイル、出来るだけ騎士達は殺さず捕らえ、負傷した村人はお前が治癒せよ」

「承知しました」

 

先ほどまで【狩る側】だった者達が【狩られる側】へと変わる

 

ロンデス・ディグランプは困惑していた

先ほどとある家屋から出てきた二人組によって何十人といた騎士達が

次々と倒されていっているのである

「何をしている!相手はたった二人だぞ!数はこっちの方が多いいんだ!

はやくそいつらを殺せ!」

・・・ベリュース隊長

下種ゲスな奴だ、村娘に襲おうとしてその娘を助けようとした父親にキレてめった刺しにするような男である

一応法国ではある程度の資産家でこの部隊にも箔を付けるために参加しているのだ

「貴様ら!はやくしろ!その男を殺すのだ!」

 

そんな事を言われても目の前の男には勝てないのだ

仲間の何人かが挑みにいったが

男の右手に持つ曲剣に攻撃を受け流され背後から襲ってきた仲間の攻撃も左手に持っていた奇妙な短剣の溝に武器を絡み捕られ

二人ともぶつけられ蹴飛ばされる始末である

まさしくその戦い方は、踊りを踊っている踊り子のように華麗であった

 

「五月蝿いぞ、すこし黙れ」

目の前男が言う

「隊長はどいつだ、貴様らの隊長を差し出せば命だけは助けてやらんことも無いぞ」

「あっ、あいつだあいつが俺達の隊長だ」

ベリュースが俺のほうを指差す

「貴様が隊長か?」

男が問い掛ける

「理由がなんであれ人を殺してよいのは自らも殺される【覚悟】があるものだけだ

貴様にその覚悟があるか?」

(ここまでか)

足が震えて声もハッキリと出せない

(短い人生だったが幸せだった)

これもまた運命なのだろうならば受け入れる他ない、だが一つ心残りな事がある

妻と子を残してしまうことだ

(二人とも俺が居なくても幸せになってくれ)

男の曲剣が向かってくる

ああ、死ぬんだなと目を閉じる

次に二度と目を開けることはないのだろうと思いながら

 

たがしばらくたっても痛みを感じない

(何故だ?)

「貴様ではないな、ならばあの男か」

目を開けると男はベリュースのほうに移動していた

「こっ、こっちにくるな」

ベリュースが尻餅をついてじりじりと後ろへ下がる

「貴様、覚悟は 出来ているな?」

周りが冷たくなるこれが殺意なのだろう

「かね、かねをやる。200金貨!いや500金貨だ!」

掲示したのはかなりの金貨だ、だか

男は歩みを止めない少しずつ少しずつ近寄っていく

そして、男がベリュースの片足を切り飛ばす

「おぎゃああああ!」

その絶叫を聞いていた騎士達そして村人達は戦慄していた

よほど痛かったのだろうベリュースは気絶していた

「おい、まだだぞ起きろ」

男は先ほど持っていた武器をどこかにしまい、いくつもの小さな歯(刃)が付いている剣を取りだし

それに手を近づけると【ブゥゥーン】と聞いたこともない音をたて小さな歯が高速で動きだした

それを気絶しているベリュースに近づけ・・・

 

「オブァァァァ!!!」

男はその武器らしき何かを目の前の敵の腹に突き立てる

【ブゥゥーン】と勢いのよい音をたて内臓を切り裂いていく

【グチャグチャ】と音がする

「イャァァ!おかねおかねあげましゅだからたすけてぇぇ!」

「ダメだお前はここで見せしめとして死んでもらう」

男は騎士を片腕で持ち上げ勢いよく上へ放り投げる

「今まで侵してきた罪でも数えながら死んでゆけ」

「イャァァァ!」

騎士が落下してくる

上位武器創作(クリエイト・グレーター・ウエポン)

突如大地から三本のヤリが出現する

串刺し(スピア・オブ・ヴラド)貴様は串刺しの刑だ」

騎士が落下してくる

【グザッ】と音してベリュースは文字どうり串刺しとなった

 

「さて騎士の諸君あのような姿になりたくなければ、大人しく降伏してくれ」

ああ、誰だってあのような姿にはなりたくない

残っていた騎士達全員が降伏した

 

騎士達は縄で締めくくられ、武器を取り上げられて一カ所に入れられた

 

あの騒ぎのあと村人達は村長の家の近くに集まっていた

「ありがとうございますどう感謝すればよいのか・・・」

「いえ、構いませんよ先ほど言いましたねこれはお礼です」

そう、それがどんな事であれ恩は恩で返すそれが自分の生き方だ

「それよりも、すみません皆さんを恐がらしてしまって」

それもそうだろう片足を切り腹を裂き串刺しにしたのだ恐がられないはずがない

「皆感謝しておりますありがとうございます」

村長が頭を下げる

「そう言えば、村の皆さんは全員いらっしゃるのですか?」

「はい、お二人のおかげで死人は村の中では出ておりません」

「皆ここにいるは・・・」

「村長!エンリとネムがいません」

そうだ叫びながらとある夫婦と思わしき男女がでてきた

「うむ誰かあの二人がどこに逃げたが知っているものは居ないか?」

村長が言うと一人の村人が「向こうの森の方角に騎士に追いかけられながら

逃げていった」と

襲撃からかなり時間がたっているもしかすると・・

「お願いします娘達をどうか助けて下さい」

「子供は親に取っては宝物なのよ」

その言葉が頭の中に浮かぶ

「わかりました最善を尽くして見ます」

急いで森の方角へ走る

 

「主様はお優しいてますね」

微笑むながらエイルが話しかけてくる

「ああ、そう なのかもか」

なんでもない会話しながら進んでいると

「この先に人の気配がします !?これはものすごく強力な邪悪の気配が人の気配の近くにあります!」

邪悪な気配と行ったらアンデット系のモンスターだろう

(だが、強力な邪悪?エイルは一応レベル100であるそのエイルがいうのだから・・)

この世界の強力なモンスターもしくは

(私と同じようにこちら側にきたプレイヤー)

だとしたら最悪である

(お願いだプレイヤーにだけは会いたくない)

何をされるかわからない、その恐怖がある

(そういえばさっきの戦いの時に妙な視線を感じたがまさか)

そう考えていると「接近します!」エイルの声で現実に戻される

(無事でいてくれよ)

そう会ったことも無い人物に祈りを捧げる

 

そこには二人の騎士が死んでいて幼い姉妹の近くに黒いフードを被った怪しい人物がいる

フードの人物が姉妹に近づき何かをつぶやく

そうすると姉妹の周りに緑色のバリアのようなものが出現する

「生物を通さない守りの魔法と、射撃攻撃を弱める魔法をかけてやった。そこにいれば大抵は安全だ」

フードの人物が言う、見る角度を変えて顔の部分を見る

仮面を被っていた、しかも何処かで見たことあるような・・

(わかったぞ、あれは嫉妬マスクだ!あのクリスマス限定で配られていた嫉妬マスクだ!)

ならば目の前の人物はプレイヤーだろう魔法を使い杖を持っているのだから

魔法詠唱者(マジックキャスター)だろう

(ここは出たほうがいいかも知れない)そういえば魔法詠唱者(マジックキャスター)の魔法の一つに看破(シースルー)という魔法があると教えてくれた

どこぞの死の支配者(オーバーロード)の言葉を思い出し阻害系のアイテムを身につけ装備を神話級(ゴッズ)にすべて切替て

そして影から飛びだした

 

「そこを動くなマジックキャスター」

直剣を突き立てる

「ん?何物だ」

マジックキャスターが振り返る

二人のプレイヤーが顔・・仮面ごしだが合わせる

(ん?この声何処かで聞いたような・・)

二人ともがそう思った

(えっ、もしかして)

二人の声がシンクロする

「『もしかして、お前は」『貴方は』モモンガさん!?」『アダムさん!?』

ここに二人のプレイヤーが出会った

 




戦闘描写がうまくなりたい…
では魔法と武器の説明

「上位武器創作(クリエイト・グレーター・ウエポン)」
上位道具創作の上位互換種
上位道具創作と違い自動消滅しない質量がある作れる範囲が武器や兵器だけと少々異なる
またこれの防具版もある

「串刺しヤリ(スピア・オブ・ヴラド)」
名前は串刺し公から
アダムお気に入りの一つ
地面から三本のヤリを出し串刺しにする
当てるのは難しいが当たれば相手を拘束か即死(低確率)にできる
人間種と吸血鬼に対して特効ダメージがある

奇妙な短剣

ソードブレイカー
剣を破壊する剣
刃の反対に溝と返しがあり相手の剣をテコの原理で破壊する
だが実際にはその特殊な構造のせいで脆く折る事が出来たのは
レイピアなどの細身の剣だけだったようだ

いくつも小さな歯(刃)着いた剣

チェーンソー
みんな大好きチェーンソー!
ゾンビ映画やゲームなどでよく見かける
よく処刑方法として使われるが武器としては
重い五月蝿い扱いずらいとメリットよりもデメリットが多め 

次回 
二軍さんどうなる?


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チュートリアル~始めての戦い~

vs二軍さん


「モモンガさん!?マジでモモンガさん!?」

こんな事があるのだろうかユグドラシルの最後でまた会おうと言った相手と会うなんて

(もしかして、あの一言でいわゆるフラグが建ってしまったか)

「ええ、私ですよ」

モモンガさんにここにきた経緯、自分がしたことを話す。

「串刺しですか・・・その時何か思いませんでしたか?」

「何も思いませんでした。」

「同感ですもしかして、アバターに引っ張れて人間をやめてしまったかも知れませんね」

「確かに」

 

会話をしていると後ろに異界門(ゲート)が開く

「準備に時間がかかり、申し訳ありませんでした」

角の生えた面頬付き兜(クローズド・ヘルム)をきた女性?が出てきた

(確かあれは、ヘルメス・トリスメギストス?ならばあれは)

「いや、そうでもないぞアルベド」

「ありがとうございますそれで・・」

アルベドがこちらを見てくる

「ああ、この人がアダムさんだ」

「でっ、隣にいるのがエイルだ」

「よろしくお願いします」

お互いに挨拶をする。

「アインズ・ウール・ゴウン様、その生きてる下等生物はどうなさいますか?

お手が汚れるというのであれば私が・・」

「アインズでよいぞ、それとセバスに何を聞いてきたのだ?」

少しの間沈黙が訪れる。

「はあ、何も聞いていないのだな・・・この村を助けるだがアダムさん達が既にやってくれたのだ」

(アインズ?誰だ?)

「モモンガさん?」

「アダムさん、すみません改名したんですよギルド名にね」

「なるほど、でも呼び方はモモンガさんでよろしいですか?そちらのほうがなんというか」

「わかりました。私としても知り合いはそちらで呼んでくれると嬉しいです」

「よかった、なら今までどうり呼ばせてもらいますね」

「村に戻りませんか?皆さん心配していると思います」

エイルが話しかけてくる

「そうだな戻ろう、モモンガさんこっちです。

今知っている限りのこの世界の情報を話します」

もちろん、情報元がカルネ村村長であることも言っておく

 

「なるほど大体わかりました。ユグドラシルではないですね

というか、なんか面倒くさそうですね特に法国」

「そうですね、宗教関係は大体面倒くさい事が多いですから」

そういっているうちに村に着く

もちろん、自分の武具は元に戻してから

 

「お母さん!お父さん!」

「エンリ!ネム!ああ、無事だったのね」

母子が抱き合っている。

「ありがとうございますなんと言えばいいのか」

「いえ、感謝ならそこの仮面を被った人に言って下さい

私は迎えに言っただけですから」

母親がモモンガさんの所に行き感謝している

うんよかった、ひとまずは落ち着いて・・・」

「村長!馬に乗った戦士達が近づいて来ます」

「またか!」

(ユグドラシルでも襲撃のインターバルはもっと長かったぞ!)

「村長、村の皆さんを村長の家に集めて下さい」

モモンガさんが話す。

「頼みます皆様」 

「ええ、頼まれました」

 

外に出て戦士達の到着を待つ

やがて村の中央を走る道の先に数人の戦士の姿がみえて来た。隊列を組み、静々と広間に進んで来る」 

「武装に統一性がない・・・正規軍じゃないか?」

「僕もそう思いますモモンガさん」

しばらくして戦士達が村に着き一人の男が馬から下りてくる。

男がモモンガ、アルベド、エイルそして自分の順に視線を動し重々しい口を開ける。

「ー私は、リ・エスティーゼ王国、重々しい戦士長ガセフ・ストロノーフ。この近隣を荒らし回っている帝国の騎士達を討伐するために

王の御命令を受け、村々を回っているものである」

(戦士長?そんなの聞いてないぞ)

近くにいた村長に視線を動かす、同じタイミングでモモンガさんが

「王国戦士長・・・」とつぶやく

「どのような人物で?」

「王国の御前試合で優勝を果たした人物で、王直属の精鋭兵士達を指揮する方だとか」

「目の前にいる人物がその?」

「わかりません、私も噂話でしか聞いた事がないので・・」

確かにこの人物達は皆、同じ紋章を胸に刻み込んでいる。

「この村の村長だな、横にいるのは一体誰なのか教えてもらいたい」

「それには及びません。はじめまして、王国戦士長殿。

私はアインズ・ウール・ゴウン。この村が騎士達に襲われていたので助けに来た、

魔法詠唱者(マジックキャスター)です。それで・・」

「私がアダム・エデンです」

「この村を救っていただき、感謝の言葉も無い」

「いえ、困っている人がいたら助けるのは当たり前ですから」

 

その後、いろいろあり村を襲った騎士達が法国の者達であること

を話していると村の周りにまた部隊が展開して囲まれていたり

ガセフが部下と一緒に突っ込んで行いき

今村を囲んでいる部隊とガセフ達が戦っているのをモモンガさんと遠隔視(リモート・ビューイング)

で見ている。

包囲している方多分法国の部隊は天使を召喚して戦い、ガセフ達は近接武器で戦っている。

あからさまにガセフ達が分が悪い、天使には魔法属性の武器でなければダメージを与えずらく

何よりmpを消費すれば再召喚出来てしまう。

必死に一体また一体と倒してもすぐ現れて囲まれる。

ガセフは一人でなんとか「武技」というものを使って耐えているがジリ貧になり終わりだろう。

「ーあの村には・・俺より強い人がいるぞ。お前達全員でも勝てるかどうか知れない程の底知れない・・そんな人が守っている村人を殺すなぞ、不可能なこと・・」

「ー王国最強のお前よりも?そんなハッタリが通用すると思っているのか?愚か極まりないな・・

天使達よガセフ・ストロノーフを殺せ」

冷酷な言葉に従い、一体の天使がガセフに剣の先を向け向かって来っていく

 

 

ーそろそろ交代だなガセフ・ストロノーフ

 

モモンガさんが格好いいセリフを行ってからアイテムでガセフと入れ代わるように転送する。

「見たところあの天使は炎の上位天使(アークエンジェル・フレイム)ですね」

「だとしたら、モモンガさん作戦どうりにお願いします」

モモンガさんとニグンとかいうのが話し合って交渉しているがもちろん破棄される

「天使達よ奴らを殺せ!」

天使達が向かって来る

「アルベド、アダム、下がれ」

後ろに下がった後、天使達が負の爆裂(ネガティブ・バースト)で全て消滅する。

「ばばっ、化け物め!」

「少しの間黙ってくれ」

相手の足元に眠りの効果のある魔法を使う

「さて、貴様の仲間は皆寝てしまったが、どうする」

モモンガさんが近づく

「まだだ!私には切り札だがある!」

ニグンが懐から何か出す

「最高位天使を召喚する!」

「魔法封じの水晶だと、ユグドラシル産のアイテムもあるのかますますわからんな」

輝きからすればセラフクラスを呼び出せる程の輝きだ、さすがにセラフはマズイ。

「アルベド私を守れ」

モモンガさんがアルベドにスキルを使わせる、自分も万が一に備えて全力での戦闘準備をする。

その間に、ニグンがクリスタルを破壊し、光が輝く。

「見よ!この最高位天使の尊き姿を!威光の主天使(ドミニオン・オーソリティ)

召喚されてしまった

「糞!こうなったら、我が門よ開け(ゲートオープン)

全方位発射準備、闇属性の武器に絞り攻撃・・ん?主天使(ドミニオン)、あれ?思っていたのと違う・・

「これが本気なのか?これが切り札?」

モモンガさんもショックを受けているようだ。

「正直、敬意すら感じる。お前達は凄まじい」

ニグンが語る

「お前を個人的には、同胞として迎え入れたい。だが許せ、今回の任務にはそれは許させていないのだ。

だが私はお前達を忘れてないぞ、最高位天使を召喚させることを決意させた者達がいたことを」

「下らん、本当に下らん」

「HAHAHA、その通りだニグン、貴様あれだけやっておいて、これは期待外れだぞ」

モモンガさんはアルベドと話し合っている。

「何故だ!最高位天使を前にして、そんな態度が取れる」

「答える必要があるか?さっきお前は感じたはずだぞ?」

絶対に勝てないという考えが浮かぶ

「いや!ありえん!最高位天使に勝てる存在はいないはずだ!

魔神にすら勝利したのだぞ、人類には勝てない存在を前にーハッタリだ!」

「なら、試して見るか?」

善なる極撃(ホーリースマイト)を放て!」

モモンガさんに向かって光弾が飛ぶ

なるほど。召喚ごとに一度だけ使える特殊能力による魔法威力増幅か。主天使(ドミニオン)

もユグドラシルの時と同じみたいだな」

光弾が着弾する

「素晴らしい、また一つ実験が終わったな。しかし、これがダメージか思考と行動に、支障はない」

(モモンガさん凄いな、こっちは思ったより痛かった)

「か、か、かとう、かとうせいぶつがぁあ」

アルベドが何故かキレている、あんなキャラ設定だったけ?

そう思っているうちに、モモンガさんが抑えてくれたようだ。

「わかったぞ!お前達魔神だな!」

ニグンがよくわからないことを言っている

「もう一度だ、善なる極撃(ホーリースマイト)をはなて!」

「呆れた、もう充分だ。そのまま、休め」

先ほどから出している門を使わないのはもったいないので使う

「放て!武器達の雨よウエポンズ・レイン」

二つ程当たって主天使ドミニオンが消滅する。

「お前達は何者なんだ・・アインズ・ウール・ゴウン、アダム・エデン、なんていう名前は聞いたことがない。

最高位天使を一撃で消滅させることができる存在なんていてはいけないんだ・・」

ニグンは力なくへたり込む。

「アインズ・ウール・ゴウンだよ。この名はかつては知らぬ者がいないほど轟いていたのだがね・・・

どうやらニグン、貴様を何者かが、お前を監視しようとした者がいたみたいだぞ?

こんなことなら、上位の攻撃魔法と連動するように準備しておくべきだったな」

ニグンは監視しようとした者にここ当たりがあるようだ。

「最後に、一つ願い事をしてもよろしいですか?」

先ほどとは違う諦めに満ちた声だ

「なんだ?言ってみろ場合によっては叶えてやらんこともないぞ?」

「はい、では・・その仮面の下を見せて欲しいのです。お願いします」

「なんだ?その程度の事か」

先ほど決めた作戦で最後にモモンガさんが仮面を取って驚かせるつもりだったので

特に何も思わずにモモンガさんが仮面を取った。

これが最大のミスになるとは思わずに

「ああ、まっ、まさか、貴方様は・・」

ん?何言ってってんのこいつと思っていると

「スルシャーナ様!」

「はっ、はい?」

こうして、戦闘は終わった。

 




今回のは原作コピーとか言われないか心配です。
忘れてましたがエデンさんは村に残ってガセフ達を治療してます。
スキル解説は次回します




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