FGO妄想予告 『交錯特異点』 (タングラム)
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その日、世界が交錯する
太古から現代への人理修復の旅は終わった。
だが、莫大な長さの人理を、その根元から修復して何も影響が起きないと言うことはあるだろうか?
いや、ない。
何度も歴史の影を揺るがした波動、それはさながら水面の波紋となって限りなく近く、果てしなく遠い世界をつなぐ。
そしてその波紋が触れ合ったとき――有り得なかった交錯となって姿を現す。
例えば、花の加護を得た乙女と世界を喰らう虫たちとの永遠の戦いが続く世界。
「人と虫の戦い」
「
「世界に愛されし者」
「千年の忌憶」
「世界花」
「対峙の時」
交錯特異点 A 界離定礎値 C+ 『氷樹未踏結界』
例えば、『龍』と呼ばれた災厄が幾度と訪れ、それを退けた世界。
「D」
「
「アトランティス」
「権能を継ぐ者」
「
「
交錯特異点 B 界離定礎値 A 『人龍黎明戦役』
例えば、滅びた砂丘を往く意思を持った都市と、そこで暮らす者の世界。
「武芸者」
「天剣授受者」
「
「廃貴族」
「オーロラフィールド」
「クラウドセル」
交錯特異点 C 界離定礎値 B+ 『滅界流浪都市』
例えば、『全て』を書き記した書によって支配され、それでもなお抗おうとする者たちの世界。
「空白の書」
「ストーリーテラー」
「童話と寓話」
「果てない想い」
「調律の巫女」
「
交錯特異点 D 界離定礎値B++ 『夢想夢幻童話』
例えば、忘れ去られしモノ達が再び集う、魔法と混沌の世界。
「
「エンジェル」
「光の門」
「半神」
「黒い魔力」
「再会を望む女」
交錯特異点 E 界離定礎値 A- 『神魔飛翔空域』
いずれも、手をこまねいていれば世界が再び崩壊する交錯路だ。
異なる世界、本来なら互いが互いを知るはずもない世界たちだ。
故にもう一度立ち上がれ、カルデアのマスターよ。
交錯を解き放ち、混迷を切り開く者は君しかいない―――
Fate/GrandOrder 1.XX部 Crossing Chronicle
交錯特異点 A 近日配信予定
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交錯特異点A ピックアップ一覧
なお、作者はFGO本編北欧編をゆったり進めている模様。
万花の加護を得た戦乙女達が、人理の片隅に刻まれた者達に座を貸し与えられ降臨する――
☆5
・双魔のアーチャー
初期HP/攻撃力 1850/2500
Lv50HP/攻撃力 9200/8350
LV90HP/攻撃力 12700/13500
所持カード B×2、Q×2、A×1
宝具/
ベレー帽と桜色の髪、和洋折衷の戦装束にオッドアイが特徴。
性格としては非常におっとりしており、動揺することもほとんどない。
―カルデアとの召喚の経路がのちにつながるが、この際日の本に鉄砲を伝えるきっかけとなった大名と意気投合、座を譲り受けて貰った様子。
運用としては対単体及び大型に戦闘力を割り振ったアルジュナという形が近い。
第三スキルに強烈なB強化及び巨獣(巨大)特攻、自軍火力強化というものを持ち、瞬発力に優れる。
代償として発動直後のターン、「何をしようとも」NPが獲得不可能。
宝具連発がまず出来ないので、使いどころに注意。
「『あちら』とは全然違うところだけど、上手くやれそうね~、私は双魔のアーチャーって呼んでね。よろしくね、マスター君」
「オダ・・・織田信長、ね。私に座を貸し与えてくれた大名さんが話したがっているわねぇ・・・・・・」
「この座を貸し与えてくれた人?日本に鉄砲という物を伝えるきっかけになった人みたいね。私の武器にも興味津々だったわ~」
「本気、出さないといけないみたいね」
「春の
・銀狐のキャスター
初期HP/攻撃力 2050/1800
Lv50HP/攻撃力 8000/7550
LV90HP/攻撃力 11120/11900
所持カード A×3、Q×1、B×1
銀髪銀毛の狐耳と銀の九尾、巫女装束を着込んだ妙齢の女性。
黙っているといかにも「切れ味鋭い」と感じさせる気配を放つが、その内面はからかいずきかつお茶目。
クラスらしく符術と使い魔を駆使する。
さながらその戦法は東洋の陰陽師を思わせるものだ。
運用方法としては玉藻の前と酒呑童子の特性を併せ持っていると表現することが適切か。
キャスタークラスには特に効果的な高速詠唱も持ち、宝具は火力と引き替えに多大な敵陣デバフ効果を持つ。
弱点として弱体耐性持ちと遭遇すること、☆5クラスにしては耐久性が低い事。
うっかり弱点属性の前に出す、バーサーカーに襲撃されるなどすればほとんどアウトと言っても良い。
かばう要員が居れば安定性は増す。
宝具/
威力控えめの代わり「中確率即死・毒・攻防ダウン・麻痺・デバフ耐性ダウン」
「銀狐のキャスター、召喚に応じ参上したわ。「向こう側」よりはやっぱ狭く感じるわね。けどまぁよろしくね」
「あの狐耳さん、タマモって言うの?ちょっとしたライバルとしてみた方がいいかしらね」
「座を貸してくれた人のことを教えて?そうね、修験道や陰陽師の先駆けを拓いた人だと話していたわ。私はコレだし、ウマが合ったのかしら」
「へえ、私の呪術を見たいんだ?」
「彼岸と彼方を分かつ花園よ、私の名の下に目覚めなさい・・・
・赤灼のバーサーカー
初期HP/攻撃力 2250/2000
Lv50HP/攻撃力 8400/8850
LV90HP/攻撃力 12020/12500
所持カード B×3 A×1 Q×1
黒髪のショートヘアに軽装和風の甲冑を着た女性。
得物は巨大な砲剣であり、バーサーカーにしてはまだ対話などは出来るのだが・・・
全てにおいて一番を目指す、と言うところに思考が固定されているため、戦略的運用は困難。
代わりに単騎駆けの運用には本人の意向もありめっぽう強い。
運用方法としては自身にのみ有効なバフスキルが揃っている。
コレによる大火力で本人が話すとおり「駆逐」することが手っ取り早い。
代価としてパーティー単位での連携は不得手なこと、またバーサーカー属性による被弾ダメージの高さ。
手持ちにあれば、ガッツ付与の礼装を使うと良い。
宝具/
「――ふぅ、貴方がマスターですか。私は赤灼のバーサーカーとでも呼んでください。それと、戦いの先陣は何が何でも私に切らせてくださいね」
「イベントですか!競争ごとなら望むところです・・・今すぐ参加しましょう、マスター!!」
「座を貸してくれた人?僅か十六で初陣を果たしてその武功を信長公にも認められていたとか・・・他にもあちらこちらの勢力を渡り歩いたと聞きました」
「駆逐、してやる」
「眼前に立ちふさがる全てを舞い散らし、駆逐する――私の生き様を見ろ!!」
☆4
・詩吟のアーチャー
初期HP/攻撃力 1850/1600
Lv50HP/攻撃力 7300/8950
Lv80HP/攻撃力 9820/10500
所持カード A×2 Q×2 B×1
薄紫色の髪を太く緩い三つ編みにまとめ、どこか気弱そうな表情をした黒い和服の少女。
ある俳人の魂と交渉し、彼女の特技だった詩句を気に入られて座を譲り受けた様子。
アーチャークラスにしてはNP獲得量が高く、比較的宝具回転速度が高い方。
その分攻撃力は控えめだが、後述の宝具による効果でサポートも可能な中~後衛型のスタイルをとる。
「キャスター寄りのアーチャー」と言う具合。
運用方法としては☆4ギルガメッシュ、それの弓属性と思って貰うと分かりやすい。
確率回避スキルも持っているので、意外に粘り強く生き残ることもある。
宝具/
「ど、どうも・・・呼び声に応えて現界しました・・・詩吟のアーチャーとお呼びください――あの、これでいいですか?」
「お爺ちゃん・・・・・・はい、私の特技は俳句ですとお話ししましたね?それを交渉の時に話したら大いに気に入ってくれて、名前と座を貸し与えてくれたんです」
「大切なものを、奪われないために――!!」
「『燦々と 明けの光 降り注ぎ』――詩と共に降り注ぐは詩吟ノ雨―レシテイト、レイン」
・紅刀のセイバー
初期HP/攻撃力 2050/1900
Lv50HP/攻撃力 8300/8550
Lv80HP/攻撃力 10320/10800
所持カード A×1 Q×2 B×2
赤いショートヘアに黒い甲冑の女性。
武器は二刀であり、また遠慮無く物を言うドライな性格。
性能としては☆4級に能力を落とし、Qよりにカード性能を振り分けた宮本武蔵という具合。
だが、スキルの構成上耐久面はこちらの方が勝っている。
小回りのきくセイバー枠としての運用が基本的な動き方になるだろう。
宝具/
「召喚に応じ推参しました、私のことは紅刀のセイバーと呼んで貰えれば良いです・・・もういいですね?それでは」
「へえ、私以外にも二刀の使い手が?是非とも手合わせをしてみたいですね(宮本武蔵が自軍にいる際の特殊会話)」
「私に座を貸し与えてくれた人、ですか。戦場でも礼儀をおろそかにしない良い武人でした。いつも笹を持ち歩いていて、手合わせした相手の骸にそれを手向けている、とも聞きました」
「五月蠅いのは苦手ですね、気が散ってしまいます」
「一瞬で終わらせましょう」
「振るう刃、紅蓮となり全てを一息に断つ――!!」
・鋼線のアサシン
初期HP/攻撃力 1650/1700
Lv50HP/攻撃力 7300/8150
Lv80HP/攻撃力 9520/10100
所持カード A×1 Q×3 B×1
黒髪のポニーテールに薄桃色の忍び装束の少女。
左右それぞれの肩当ての外側には「爆」「蘭」の一文字が刻まれている。
武器は鎖鎌、基本的に分銅側を使う。
それ以外にも忍びとしての暗器の扱いが可能。
性格としては純朴、和やかな面が目立つ。
「向こう側」では故郷を滅ぼした蟲に対して必滅の誓いを立てるほどの恨みを持っていたが、疑似サーヴァントになってからは蟲が居ないと言うこともあり抑えられた模様。
運用としては殺属性としての星出しだが、気配遮断のランクが他の同格アサシンより一段低く代わりにQ性能が高い。
また宝具はどちらかと言えばサポート向きなので、火力は他の自軍サーヴァントに任せよう。
宝具/
※成功率は 「宝具チャージ足止め>>スタン」となる、オーバーチャージ時はスタンまで含めての成功率が上昇
「こんにちは、私は鋼線のアサシン。よろしくね」
「風魔・・・風魔小太郎・・・!風魔の首魁がここにいるなんて!(風魔小太郎が自軍に所属時の特殊会話)」
「蟲は居ない。けれど、マスター様の敵は私の敵だと言うことは変わらない」
「サーヴァントの座を貸してくれた人?伊賀流と甲賀流両方に大きい発言力を持っていたんだって」
「そこをどいて貰う――」
「私は唯一の継承者、この業をもって主君に抗う者を討つ!!
概念礼装
☆5
大鯨轟砲
「宝具威力を20(最大40)%、Buster性能を10(最大20)%増加」
☆4
賢人の石碑
「NP取得量を10、Arts性能を15(それぞれ最大20、30)%増加」
六色の花束
「HP+600(最大1500)、NP取得率が+10(最大15)%」
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交錯特異点δ 永劫回帰劇場
―――開演の時、来たる。
※交錯特異点D・・・の始まる前、行動分岐がある。
眠れずにいた主人公が作家サーヴァントの書斎を訪れ、土産として持ち帰ってきた戯曲と合わせて上下巻が揃っていたこと。
これにより、別の交錯特異点への道が開く。
-星摘みの終わりなき夜-
『スタァライト』、それは悲劇で終わる物語。
親友の記憶を取り戻す、その為に訪れた星摘みの塔には、犯した罪業に囚われた六柱の女神達がいた。
遙か空の星へ手を伸ばした少女は彼女と永遠の別れをする事になる。
それは、舞台の上で繰り返される輪廻――
星は人の夢、星摘みは人の掴んだ結果。
分不相応な夢を掴もうとすることは、罪なのか?
「約束を抱えた少女」と「ヒトに恋した天魔の娘」による共演劇が幕を開ける。
「今日はこのクラスに転校生と体験入学生が来ます!――一人目は神楽ひかりさん、イギリスの演劇学校からの転校生よ」
「・・・よろしく、お願いします」
「もう一人は坂上珠洲香さん、この学校に興味を持って体験入学を希望してくれたのよ」
「すずかでーす、よろしくぅ!」
「華恋はさぁ、恋ってしないの?」
「こ、恋?!舞台にかかりっきりで考えもしなかったよ!」
「えー、勿体ないよ!花のJKだよ?!」
「すっごい新鮮!歌も踊りもアタシの生前よりずっと進化してるしね!――じゃ、本題いこっか」
* * * *
「舞台に舞い散る花一輪。天と地と人に恋した舞姫ここにあり!聖翔女学院99期体験入学生、坂上珠洲香!この花吹雪、見届けて!!」
「道を譲って貰うわよ、私の目的は天道真矢ただ一人!」
「そう簡単に通すと思う?」
「ひかり、華恋、明日予定空いてる?会わせたい人が居るんだ」
『??』
「何も知らないくせに、好き勝手言わないで!私の再演に貴女は――必要ない!」
「・・・・・・ダメだよ、奈々。未来と結末は誰にでも訪れる。時間を否定しちゃいけない――!!」
「命は奪わない、けど命より大切と思っているものを奪われる聖杯戦争かよ?!」
「よ、華恋」
「―――君?」
「鈴鹿の付き添いできた。行くんだろ、友達を助けに」
「―うん」
「あーもうマスターまだるっこしいし!ここは舞台少女流の応援でしょ!役者は揃った、アタシ達は観客!ならさ!」
「分かった分かった!じゃあ、俺たち二人からはこう言わせて貰うぜ―――」
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