人外少女に囲まれて (霧雨 竜我)
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プロローグ
今回は転生前のお話です
見ないでも話は解ると思いますが見て欲しいのです
ではどうぞご覧下さい
月明かりが町を照らす夜、男と女の二人が言い争っていた
男「いい加減にしてくれよ。彼女でも何でも無い女に付きまとわれると面倒臭いんだよ」
女「でも貴方は私を愛してるって前言っててくれたじゃない!」
男「それはお前が独身だった頃の話だろ。結婚もしてる癖に俺に付きまとうんじゃねぇ!」
男は女が男の足にすがり付いて来たのを蹴り飛ばし呆れたように見下した
男「それに俺も恋人見付けたいのにお前に構ってる時間は無いんだよ。お前はお前の幸せを手に入れたんだから俺に付きまとうのは本当にやめてくれよ」
女「そんな………ずっと愛してるって言ったのも…嘘なの?」
男「その時は本当だったけど何時までそんな事を引き摺ってるんだよ。お前さぁ、同じ言葉を旦那に言われてるんだろう?じゃあ旦那で良いじゃん」
男は女の言葉をもう無視して帰ろうとした時に女が立ち上がり男の前に立ち塞がった
女「違うの!貴方じゃないと駄目なのよ。旦那はもう私を愛してないし私の言葉をちゃんと聞いてくれないしでも貴方は聞いてくれるから貴方じゃないと駄目なの」
男「いい加減にしろ!お前自分で何を言ってるか解ってるのかよ。お前は俺に私と不倫しましょうって言ってるんだぞ!もう良い。俺は帰るからこれから関わってくんな」
女「待って、ねぇ!待ってよ!」
男は女を退かして帰路に付こうとしたその時に男の腕に女がしがみ付き、離れようとしなかった
女「ねぇ、なんで私から離れようとするの?私悪い事したのなら謝るから行かないで。私から逃げないでよ」
男「あーもー鬱陶しいんだよ!家に盗撮カメラとか盗聴器を仕掛けられた時点で愛なんてもん冷めてるんだよ」
男は女の仕掛けた盗聴器や盗聴カメラを友人が家に来た際に友人が見付けて報告してくれた事でこの女のストーキングに気が付いたのだ
女「それくらい別に良いじゃないのよ。私は貴方を理解しようと思っただけで」
男「逆ギレかよ……もう良い。これ以上関わってくるんだったら警察呼ぶからな」
男は女の拘束を振りほどき、走って逃げたがそれを見た女は鞄から取り出した包丁を男の背中に投げ付けた
男「てめぇ……何、しやがる」
女「私の物にならないのなら私が殺してあげるわ。だって貴方は私を愛してくれている筈だもの。なら私に殺されても嬉しい筈よね。ウフフフフ」
男は意識が無くなりつつある中、神にもし次産まれてくる時があるなら普通の恋がしたいですと思うと
『良いよ~。普通に恋がしたいって望みを叶えてあげる』
と言う女性の美しい声が男の頭の中で響いた
それを聞いた男は幻聴と思いながらも心穏やかに亡くなった
如何でしたか?
私の文章力はそこまで高くないので
お叱りの言葉があればどうぞ言ってやって下さい
では、また次回会いましょう
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フラグとは勝手に建つ物
今回から一人称視点です
次回から人外女性が出てくる予定なので今回は出てきません
ではどうぞご覧下さい
俺は才上雄一19歳独身。だったんだがストーカーに殺されて何故か赤ん坊になってるようだ
何を言ってるか解らねぇと思うが俺も何が起きてるのか解らねぇ
俺は生前と言うか前世は普通の面だと思っている。見られて気絶されるほど顔は壊れて無かったし、逆にキャーキャー言われるほど良くも無かった
そして人付き合いもそこまで上手くは無かったし悪くも無かったが悪い女にはよく絡まれていたのを覚えている
そんな俺が目がまだ開いてなくとも美声で『愛しい我が息子』とか言われたらもう惚れてしまうよな
だが油断はしてはならない。俺を殺したあの女は声だけ良かったのだから
やっぱり女は声とか顔じゃないんだ
脚が良いと俺は思う
胸とかまぁ女性らしさの象徴と言えるけど脚の艶かしさには勝てないと思う
俺の性癖は置いておいて。そして言える事は母親に惚れても非生産的だと俺は思うし別の女性に惚れる事にしよう
兎も角、俺は無駄に期待してはいけないと覚悟しておこう。もし、声だけ良くて顔がSAN値が減るような親なら俺は嘆く所の話では無いだろうからな
そして母親の言葉で気付いた事がある
ここはファンタジーの世界観であるらしいのだ。どんな魔法が使えるかしらとか勇者が怖いだとか母親が言ってたからな
………今更ながら俺は魔王とかの手下とかの可能性が高いよなぁ
魔王の手下と勇者の仲間なら魔王の手下の方がましだと思うけどさ。殺られるのは嫌だよなぁ
でも、今更ながら某有名なRPGでは民衆の英雄たる勇者が無許可で民家に入って服とか薬草やらを強奪しても許される世界って可笑しいと思う
確かにそう言った要素があるのは良いけど現実なら確実に逮捕間違いなしだよね
そして魔王の手下は同じ事をすれば勇者に殺されるって罰が重すぎませんかね
っと閑話休題だな。兎に角、この世界では自分で自分を育成しないといけないようだし体が動けるようになり次第努力値振りみたいに作業ゲーを始めますかね
そう言えば産まれてから父親の声を聞いた事があまりないような気がするけどまぁ良いか!
そんな事より俺の種族は何だろうかと言う疑問が気になるからな
ドラゴニュートとかなら最高なんだよな。手足あるし羽あるし炎使えるしな
次点でスコルピオ的な尻尾のある奴が良いな
エルフは色々出来るけどどのゲームでも耐久無いからなぁ
エルフはしかもプライド高いしちょっと遠慮したいな
神様お願いします!ドラゴニュートにしてください
ドラゴン系統はチートだから勇者に殺される確率が減るんです
よし、これだけ祈ればエルフは無いだろう
大丈夫。俺は神様を信じてる!
これは完全なるフラグですね
次回出てくる人外女性はまだ決まってません
なので投稿が遅くなるかもです
申し訳ございません
ではまた次回会いましょう
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第二話 ヘルプミーパッパ
一応書けたのですが
まだ出したい子が出ないんです
人外少女がもっと出せるようになりたいです
ではご覧下さい
案の定残念ながらエルフだった
しかし、母親は美人だったのでプラスマイナスゼロと言えなくもない
母親は金髪ロングストレートで胸がでかくて何と脚が長くスラッとしていて凄く良いです。後、羽根が透明なのに存在感がある
そして先程知ったのだが俺の父親はエルフの長で凄く強いらしい
絶対勇者に狙われるポジションじゃないですか。嫌だなぁ~でも誰も代わってくれないしなぁ
そして俺の父親は産まれた時から今の強さを誇っていたらしいから完全にプライド高いし自分の子供以外には厳しいからモンスターペアレントだしな
例えば俺が誰か他のエルフの持ち物を欲しがると、この父は長の役職を全力で見せ付けて取ってきてくれる
やべぇ、こいつは息子が無能に成る奴だぞ
しかし、息子は俺一人であるからして無能には成らない
父親譲りの才能をフル活用して最強の精霊王に俺は成る!
努力を一歳から始めてる時点で他のエルフとはスタートから違うよな
目がまだ空く前は魔力と言う物を感じ取る事が必要と昔に漫画で読んだから感じ取ろうと考えていたんだが
先ず、感じ取る必要が無かったね
この世界のエルフは魔力とかの力の流れが見えるんだもの
透明だけど流れてるのが解ると言う感じで、例えるならお湯の中に砂糖を入れた感じに見えるんだ
その能力のお陰で風の流れを読んで弓矢を敵に確実に当てれたりする
つまり小さくなるを二回積んだイメージの回避が可能と言う事だ
そして最近知ったのだがエルフも鍛えればムキムキになれるらしい
父親の知人のエルフのゴウさんはエルフなのにムキムキで、例えるならマッシブーンみたいな体型している
そしてゴウさんのお人形遊びと言うファンシーな趣味を持った女性である
そしてゴウさんは違うのだが周囲の御姉さん方の目線が怖い
ショタコンと言う奴なのか、それともこのエルフの集落に男が極端に少ないからなのか、御姉さん方が舐め回すような視線を浴びせてくる
ゴウさんは婚約者が居るらしく俺をそんな目でみないらしい。ゴウさんが鍛えてる理由もゴウさんの婚約者が力強い女性が好きだからと言う理由らしい
ゴウさんはムキムキだけど美人系では無く可愛い系の顔立ちをしている
ゴウさんはムキムキだけど家事は完璧で基本的におしとやかな性格で優しい
ムキムキじゃなければこんな嫁は欲しくなるよね
今もし近くに居て他のエルフを威圧しているゴウさんが居なくなったら俺はどうなるんだろう
舌舐めずりしてるエロフもといエルフ達が俺に迫ってくるんだろうなぁ
あれ、ゴウさん。何処行くの?ダーリンから念話で呼ばれたから行かなきゃと言うのはうん良いんだけどこの大量のエロフ達を何とかしてから行ってよ
えっ、嘘でしょ。ゴウさんが行ってしまった
はっ!ヤバイこのエロフ達が迫ってきた
助けてお父さん!ヘルプミーパッパ!
如何でしたか?
ゴウさんは結構書いていて楽しかったです
早く好きな人外娘を書きたいです
では、また次回会いましょう
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世間知らずなショタの勉強
最近息抜きで書いたこっちの方が進みます
しかもこっちの方が楽しいです
ではどうぞご覧下さい
エロフ達から俺は襲われそうな瞬間に間一髪と言うタイミングで御母様が助けに来てくれた
センキューマッマ!
そして御母様と対照的に父は無能のようである。息子の一大事に呑気に鼻唄を歌って俺に御菓子を買ってきていたからだ
ファッキューパッパ!
でも、お菓子は頂いた。口の中でとろける口どけをしつつ、甘さ控え目ではあるが確りと味が口に残るチョコレートだった
センキューパッパ!
そしてその父に現在勉強を教えて貰っている
父曰く
「エルフの学校もあるがそこではあまりにも進み方がお粗末であるしお前は俺の息子だから他のエルフ何ぞと比べられないだろう」
との事である
確かに考え方も一応子供では無いし、御母様のお陰で礼儀等も完璧と言えるレベルまで行っているので他のエルフと居ると確実に浮くだろうし、長の息子だからと言って遠慮されたくは無いからこの選択は間違っていないんだが
父は褒めて伸ばすタイプらしく簡単な問題を解けても流石だとか凄いぞとか言われるのは恥ずかしい
でも一番難しかったのは歴史の勉強だ
エルフは太古の昔から中立を保っている故に標的にされやすくあるがエルフはドラゴニュートと提携を結んでいるから襲われないと言う物だ
そして位置状況としてはエルフの里とドラゴニュートの住処は遠くは無いがその道中には、アラクネやウンディーネ、ドルイドが住んでいる
アラクネやウンディーネは可愛いイメージがあるんだがドルイドって爺のイメージしかないんだよなぁ
そんな事を考えてると父が仕事の念話をしていたようでこれからドラゴニュートの里に行かないといけないらしい
俺がそれに付いて行かないといけないらしく俺的には初の冒険と思って若干テンションが上がるが父は心配そうである
何故かと聞くと父は
「お前は女に絡まれやすい体質のようだから俺はアラクネやウンディーネが居る場所を同行させるのは少し怖いのだ」
と言われて先程のエルフ達の奇行を思い出してみた
全裸にさせられて頬ずりされて、あっよく考えたらこの世界のエルフは駄目な奴等しかいねぇ
だって現在三歳ほどのショタに欲情して襲い掛かるって変態だろ
まぁエルフは外見が大人と子供ではそこまで差異がないと言え残念な奴等だ
ウンディーネも似たような物なら確かにヤバイがアラクネは多分蜘蛛の性質が強そうだし大丈夫だろ
その代わりアラクネには殺されそうではあるんだがどうしようか
そうだ!パッパに魔法を教えて貰えば良いんだよ。一応パッパは長だから強いらしいしな
御父様、魔法を教えて頂きたいのですが宜しいでしょうかとでも言えば教えてくれるだろう
アラクネは蜘蛛だから炎を怖がるかもしれないし炎系を充実させたいなぁ
パッパと一緒に、レッツ修行タイムだ
次回やっとエルフ以外の他種族を出せます
私の出したい子が出せるので次の事ばかり考えています
仕事には支障が出ないと良いなぁ
ではまた次回会いましょう
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