ストライク・ザ・ブラッド 〜交わりし二人の真祖〜 (サンキール)
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プロローグ
前作はとんでもないほど投稿が前になっていたのでいわゆる失踪です(笑)
原作ファンのお方からするとなんじゃこりゃって作品になるかと思いますが、そこは自己満作品だということをご理解して読んでいただきたいです
エピローグなんで内容については極薄だと思います
感想やご意見などたくさんいただけると今後の執筆の上達につながると思われるので是非いただけると嬉しいです
では、拙い文章ですがぜひお楽しみください!
ー
ある少年は飛行機の中から遠くに見える島を眺めていた。その島の名前は絃神島、かの第四真祖がいると言われている島だ。
「あそこに第四真祖がいるんだ。煌坂さんは第四真祖には何度か会っているんだよね?一体どんな人なんだい?」
少年はそう尋ねた。
「そうですね、はっきりと申し上げるのなら最低な男です。」
煌坂ははっきりとそう答えた。
「あはは、男嫌いの煌坂さんに聞いてもやっぱりそう答えるだけだよね。でもますます会うのが楽しみだな。」
心から楽しみにしているのがわかる口調で話すその少年の目は赤くなっていた。
「ジェネル様、興奮して目が赤くなっていますよ。」
煌坂は冷静に指摘する。
「おっと、ごめんごめん。僕は他の真祖に会うのが初めてなんだ。だから第四真祖に会うのがすごく楽しみなんだよ。」
そう答える少年を乗せた飛行機は絃神島の空港へと着陸するためにゆっくりと高度を下げていた。
「お、そろそろ到着だね。待っていてね暁古城君。」
第五真祖、ジェネル・システィエールはこうして絃神島へ降り立った。
ー翌日ー
暁古城と姫柊雪菜は学校へ登校すべく電車に揺られていた。
「先輩、今日そちらのクラスに二人も転校生が来るそうですね。」
「あぁ、転校生が来ることを事前に伝えるなんて珍しいこともあるもんだな。」
「しかもこんな時期に転校して来るなんて本当に珍しいですよね。」
「まったくだ、一体どんなやつなんだろうな。」
転校生が来る、その話題について話していると目的の駅に着き電車を降りた。
「ふぅ、朝の満員電車はいつ乗ってもやっぱり疲れるぜ。」
古城がそんなことを言いながら体を伸ばしていると
「先輩、あそこにいるのってもしかして…」
「あぁ、那月ちゃんとアスタルテだな。にしても電車の駅のホームにいるなんてなにかあったのか。」
そんなふうに二人で話していると、アスタルテが二人に気付いた。
「よぉアスタルテ、それに那月ちゃんも。こんなところで何してるんだ?」
古城が二人に話しかけると南宮那月は持っている傘で古城を叩いた。
「教師をちゃんづけで呼ぶなと何度言ったら分かるんだ。このバカモンが。」
「いってぇ!相変わらず容赦ねぇな!」
「ふんっ、貴様には容赦なんぞしなくても死なれたりしないからな。ここにいる理由は特にない。たまたまだ。分かったらさっさと学校へ行け。遅刻なんてことする奴には後でたっぷりとお仕置きをくれてやるからな。」
「そうですか、それでは行きましょう先輩。南宮先生のおしおきは先輩も受けたくないでしょう?」
「あったりまえだ、あれは絶対にお仕置きなんて生易しいものじゃないぞ!」
こうして古城と姫柊は学校へと向かった。
最後まで読んでくださった方、まずは読んでいただき本当にありがとうございます!
読んでいておそらくご不満や意見などが湧いて出てきたかと思います。よろしければそのご意見を私にぶつけてください!批判意見でも参考になりますので!
私にはまだ文章力が足りないので次からもおそらく長い文章にはならないと思うのでちょっとしたお時間に読んでいただけると嬉しいです
更新は忘れない限りやっていこうと思うので、たまーにチェックしてください!
それでは次回をお楽しみに♪
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第一話 転校生
しばらくは日常パートを書いていくつもりですが、作者の気分によって突然戦闘パートが始まるかもしれません(笑)
なるべく早いスパンで投稿をしていけたらなと思っております!
ではまったりとご覧ください!
学校に着いた古城は姫柊と別れ、自分の教室へと向かっていた。
「くそぅ、まだ那月ちゃんに叩かれた場所がジンジンするじゃねぇか。」
「また先生のこと那月ちゃんって呼んだの?古城ってほんとにバカね。」
一人でつぶやいたことに後ろからやってきた藍羽浅葱がそうつっこんできた。
「お、浅葱と基樹じゃねぇか。バカなのは分かってるよ。」
「うぃーっす古城。朝から夫婦喧嘩か?(笑)」
「違うわっ!」「違うわよっ!」
「冗談だよ、じょーだん。相変わらず仲のよろしいことで。」
「まったく、しかしお前ら二人が一緒に登校して来るなんて珍しいこともあるもんだな。」
「たまたまよ。一人で歩いていたところに基樹が来たからこうして一緒に来たわけ。」
「ま、そういうことだ古城。それより聞いたか?二人来る転校生のこと。」
「聞いたも何も昨日那月ちゃんが言っていたじゃない。」
「いやいや、その先さ。どうやら二人は男女一人ずつ来るらしぜ。」
「そうなのか。てかそれ誰情報だよ。」
「那月ちゃんだぜ。昨日俺が直接聞いたんだ。」
などと話していると教室に着いた。
しばらくして始業のチャイムが鳴った。
「さて、全員来ているな。それじゃあ早速転校生を紹介しよう。まず一人目だ入れ。」
担任である南宮那月がそう言うと、教室の前のドアが開き一人の少年が入って来た。
「適当に自己紹介をしろ。手短にな。」
すると男は黒板に自分の名前を書き古城たちのいる方を向き話し始めた。
「皆さん初めまして。今日から皆さんと同じ教室で勉強をすることになりました、ジェネル・システィエールです。気軽にジェネルと呼んでください。」
そう述べた少年は背が小さく金髪で名前からしていかにも外国人なのだが、日本語で自己紹介をした。
「ジェネルはイギリス人だが、生まれも育ちも日本で日本語に関しては問題なく話せる。全員仲良くしてやれ。」
南宮那月はそう付け足した。古城が昨日少し夜更かしをしていたためうとうとしながら聞いていると、教卓の方からチョークが飛んで来て朝傘で叩かれた場所に再び当たり、チョークはあまりの威力のせいか粉々に砕け散った。
「いってぇ!朝と同じところに当てることはねぇだろ!?」
古城が痛みのあまりそう叫ぶと再びチョークが飛んで来た。あまりの早さに避けることができなかった古城に再びチョークが当たった。
「おい古城、先生に対して少しばかり言葉遣いが汚いとは思わないか?」
「ぐっ、すいませんでした那月ちゃ…南宮先生。」
「ふん、今明らかに先生に対してちゃんづけで呼ぼうとしていただろうが、大目に見てやる。その眠気も次のやつを見たらすぐに消し飛ぶ。ほら、二人目さっさと入って自己紹介しろ。」
南宮那月の言葉の意味がいまいち理解できず突っ立ていた古城だが二人目の転校生が教室に入って来た途端、眠気など吹っ飛び古城の顔は驚きを隠せない表情になっていた。
「煌坂紗矢華です。よろしくお願いします。」
「なっ、なんでお前がこの学校に…」
朝のHRが終わると古城はすぐさま煌坂の元へ行き
「おい煌坂なんでお前がこの学校に転校して来たんだよ。何か訳ありなのか?」
「そうなんだけど、話すと長くなるから昼休みに話すわ。屋上に来なさい。」
「あ、あぁそういうことなら別に構わないが…」
それだけ話すと一限目のチャイムが鳴り、古城も仕方なく席へと戻った。
ここまで呼んでいただいた皆様、ありがとうございます!
ぜひ感想や意見などあればいただけると嬉しいです!
それでは次回もお楽しみに〜
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第二話 昼休み
こんな感じで不定期に投稿していきますので宜しくお願いします。
それではまったりとご覧くださいませ!
昼休みになり古城は一人で屋上へと続く階段を登っていた。
「一体どうなっているんだこれは?」
古城は階段を登りながら昼休みまでに気付いたことをまとめていた。まずどうやら一部の人間にしか煌坂を煌坂として認識できていないようだ。古城や那月などは煌坂として認識できているが、煌坂を知っているはずの浅葱ですら煌坂として認識していないようなのだ。そして朝の会話を聞く限り、姫柊も煌坂が絃神島の高校に転校して来ていることを知らないのだ。そして古城が一番気になっているのはやはり煌坂と一緒に転校して来たジェネルだ。一緒に転校して来た以上、古城はなんらかの関係があると考えていた。
「ジェネル、あいつは何者なんだ…」
古城が見ていた限りクラスでは転校生ということもあり、周りの人からいろいろ質問されそれに丁寧に答えていたところを見る限りでは一般的な転校生と変わりはない。などと考えていると屋上へ到着した。屋上へ出るとそこには古城を呼び出した煌坂の他に同じく転校生のジェネル・システィエールが待っていた。しかしいつもなら昼休みには他の生徒がいてもおかしくないはずの屋上だが、煌坂とジェネルの二人以外に人が一人もいなかった。
「お前たちしかいないようだけど、煌坂が何かしたのか?」
「もちろんよ。人除けの術を使ったわ。これでしばらくは屋上に人は来ないはずよ。」
「つまりこれから話す内容は他人には知られたくないってことだな。」
「当たり前じゃない。これから話す内容は他言無用。雪菜にもね。」
姫柊にすら話してはいけない。それだけ重要な話なのだろう、そう思った古城は真剣な顔つきになる。
「その前に一つ聞かせてくれ。お前のことを知っているはずの浅葱ですらお前のことを知らないような感じなんだが、どうしてなんだ?」
ここに来るまでに疑問に思っていたことを質問した。
「今回の件は獅子王機関の上層部、つまり三聖の人たちからの任務でね。その任務を行うために他人から私のことを別人と思わせるような呪術をかけられているの。」
そう答えた紗矢華。
「じゃあなぜ俺や那月ちゃんがお前のことを認識できているんだよ?」
「任務に関係があるから呪術対象から外れたんだと思うけど、古城はともかく”空隙の魔女”まで任務の対象とは考えにくいし、担任になるからって理由で教えているってことでもないと思うんだけど…」
どうやら煌坂にも話されていないことがあるようだ。
「それでその任務っていうのは一体なんなんだよ?」
その質問をした瞬間、煌坂の表情は一層真剣な顔つきになった。
「今回の任務は全世界の運命がかかっているかもしれないの。」
「全世界の運命だと?」
それは古城の想像以上に規模の大きい任務内容だった。
相変わらず短いですが読んでいただきありがとうございます
次回は煌坂が受けた任務内容の詳細や古城とジェネルが会話をするところまでいけたらいいなと思っております!
プロローグからこれまでおよそ1000文字できているのでこれからもそれくらいの文字数にしていこうと思っているので、話数的には結構長くなるかもしれませんがよろしくおねがいいたします!
それでは次回もお楽しみに♪
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第三話 第五真祖ジェネル・システィエール
この調子で次の目標は500回、1000回と少しずつでも多くの方に見てもらえるように頑張っていきたいですね!
それではゆっくりとお楽しみくださいませ〜
今回煌坂が受けた任務とはある人物の護衛、そしてその人物を連れて第四真祖である暁古城と接触する。これが第一段階目の任務だった。
「ある人物を連れて俺と接触する。つまりはそこのジェネルってやつがそのある人物ってわけだな?」
「ええ、ジェネル・システィエールは朝自己紹介したようなただの人物じゃないのよ。なんたって…」
「煌坂さん、自分のことは自分で話しますよ。その方が詳しく話せますしね。」
煌坂がジェネルについて話そうとすると、ジェネルが自分で話すと言った。
「悪いが煌坂、俺もジェネル本人から聞きたいぜ。俺のことを第四真祖って知ってんならただもんじゃねぇんだろ。」
「いかにも、僕は西方帝国『大罪終着点』を支配していた第五真祖『大罪の無皇』ことジェネル・システィエールさ。」
「なっ、第五真祖だとっ!?」
「そうだよ。驚いたかい?」
驚きを隠せない古城に対してジェネルは楽しそうな笑みを浮かべていた。古城は一層ジェネルに対しての警戒心を高めた。
「そんなに警戒しなくても大丈夫だって、僕は別に第四真祖の君と戦いたいからここに来たわけじゃないんだから。」
ジェネルは両手をひらひらと振りながらそう述べた。
「そうよ暁古城。獅子王機関がそんなことのためにこんな任務を私にさせるわけないじゃない。」
「そ、そうだよな。すまん。」
皇坂にもそう言われ、古城は警戒心を解いた。
「だがそうなると一体何が目的で俺に会いに来たんだ?」
「それについては私が話すわ。任務の第二段階の説明と重なるところもあるからね。」
そういって煌坂が任務の第二段階目を説明し始めた。
「まず、第一段階で第五真祖であるジェネルを第四真祖である暁古城に会わせたのにはもちろん理由があって、あなたに力を貸して欲しいのよ。」
「獅子王機関が俺の力を使わないと解決できないような問題でも発生したってのか?」
「その通りよ。下手をすればあなたですら厳しいかもしれないわ。」
古城ですら敵わないかもしれない。そう言われ一層古城の表情が厳しくなる。
「真祖が二人がかりでも厳しい相手ってのは一体…」
「いいえ違うわ、今回戦うのは任務を受けた私と暁古城の二人よ。」
「なぜだ、第五真祖のジェネルも相当な戦力だろう?」
古城は同じ真祖であるジェネルが戦いに参加しないことに対して疑問に思ったのだが、
「残念ながら僕は現在、眷獣を一体も使役することができないんだ。」
「どういうことだ?」
「ある組織が僕の眷獣の支配権を奪ってしまったんだよ。」
「その言い方だと血の従者ってわけじゃなさそうだな。」
血の従者とは、吸血鬼が自分の体の一部を分け与えることで作り出せる吸血鬼である。相性次第では主人の眷獣を扱うことができ、真祖の眷獣を扱えるのは真祖と真祖から直接血を与えられた長老<ワイズマン>、そしてこの血の従者だけである。
「その組織は血の従者から発想を得てより恐ろしい存在を生み出そうとしているのよ。」
「恐ろしい存在だと?」
「ええ、ジェネルの体の一部を使ってジェネルのクローン体を量産する研究をしていたの。そしてそれがほとんど完成と言える段階まできているの。」
古城は煌坂の言った言葉に恐怖を感じた。
そしてその頃、絃神島上空を通過しようとしていた一機のヘリから3人ほどの人影が飛び出した。3人は同じ仮面を被り、仮面には『I.I』というアルファベットと36,54,81という数字が書かれていた。
読んでいただきありがとうございます。
次回はいよいよバトルシーンに入る予定です!
それではよければ感想や誤字脱字のご指摘など、おまちしております!
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第四話 模造真祖
気が付いたら500回なんてあっという間に超えていましたね(笑)
次は1000回を目指して頑張りたいです!
ではゆっくりとお楽しみくださいませ!!
「真祖の体を使ってクローンを作るのか、それはさすがに笑えねぇな。」
古城は落ち着いてはいるが内心では情報の整理がついていなかった。
「その組織の名前は『アクロカント』。さすがに聞いたことあるんじゃない?」
「あぁ、つっても名前くらいだけどな。」
『アクロカント』は欧州を主な活動拠点とする謎の多い組織で、その活動範囲は全世界規模と言われている。主な活動内容は希少な種族を捕らえて研究することであり、この希少な種族に吸血鬼も含まれている。
「過去にも『アクロカント』が吸血鬼を捕獲したという記録は存在するけど、さすがに真祖を相手に捕獲まではできなかったようね。」
「僕が捕獲なんてされていたらきっと今頃はクローン体を完全に完成させているだろうね。」
「そういやぁ、ジェネルはその『アクロカント』って組織にどうして体の一部と眷獣を奪われるような状態になったんだ?」
現在は戦えない状況とはいえ、『アクロカント』に襲撃された際には眷獣もいたはずと考えた古城だったが、
「どうやら『アクロカント』には相当手練れな用心棒がいるようだね。僕はその男に襲われたんだ、もちろん眷獣を使って抵抗はしたんだけど結果はこのざまさ。」
まいったもんだ、というふうに肩を竦ませながらジェネルは言った。
「その男については獅子王機関から情報をもらっているわ。組織内でのコードネームは『ビア』。これまでにも多くの吸血鬼を捕らえているらしいわ。吸血鬼を相手に一度も負けたことがないことから獅子王機関では『ヴァンプキラー』と呼ばれているわね。」
「おいおい、そんな奴が出てきたら俺でも勝てる可能性低いだろ。」
「そうね、『ヴァンプキラー』が出てきたら私がなんとかするわ。」
「大丈夫なの…」
その時、突然屋上のドアが勢いよく開いた。
「誰っ!?人除けの術を使っていたはずなのに!」
「ふんっ、私のあの程度の術が聞くとでも思っているのか。」
そこには南宮那月が立っていた。
「おい古城、それからそこの転校生二人。少し付き合ってもらうぞ。」
「え?どういうことだ那月ちゃん?」
那月の傘が古城の頭に直撃した。
「教師をちゃん付けで呼ぶな。お前たちにお客さんだ。市街地の方を見てみろ。」
そう言われ古城たちが市街地のある方を向いた瞬間、爆発音とともに市街地から黒煙が上った。
「なっ!?何が起こった!」
「お前たちにお客さんだと言ったろ。いいから行くぞ。」
那月がそういうと魔術を発動させ、古城たちは気付くと爆発のあった市街地へと転移していた。そしてそこには3人の仮面を被った男がいた。
「てめぇら何者だ!」
古城がそう叫ぶと、
「もうやってきたのか。あれが僕のクローン体、通称『模造真祖』だよ。」
ジェネルが話すと、3人のうちの1人がジェネルの方を向き
「第五真祖ジェネル・システィエールを発見。対象を確保する。」
そう述べ、3人同時にジェネルの眷獣である<
「眷獣だと!?」
「三体とも僕が使役していた眷獣だ。クローン体はどうやら一人一体しか僕の眷獣を使役できないようだね。」
「真祖の眷獣だ。一体でもとんでもない戦力よ。」
「落ち着けガキども。こちらも戦えるのは3人だ、私が驢馬をやる。古城は針鼠、舞威媛は猿をやれ。」
「お、おう!」「わ、わかったわ!」
3人はそれぞれジェネルを匿うように立ち、眷獣たちとの戦いが始まった。
前回バトルシーンに入る予定と言っていたのに結局は入れず…
次回こそはバトルシーンに入ります!というよりバトルシーンが次回から数話ほど続く予定です。
古城、那月ちゃん、煌坂それぞれが眷獣とどんな戦いを見せるか、書いている自分もワクワクしながら書きたいと思っております!
それでは次回をお楽しみに!
感想、誤字脱字などもおまちしております!
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第五話 ジェネルの眷獣
その間にUA回数が800回を超えていて大変嬉しいです!
それではまだまだ文章は拙いですがご覧いただけたら嬉しいです♪
古城は眷獣同士の戦闘でこれ以上の市街地への被害を防ぐために、
「
古城の声に応じるように
「くそっ!やっぱり効かないか…」
「くっ!」
「真祖同士の眷獣、しかも雷同士じゃほぼ互角ってところか。」
古城はそう判断すると
「来いっ!
「動きまで俊敏なのか!くそっ!」
古城が眷獣同士の戦いに気を取られていると、仮面を被った男の一人が古城に向かって接近し持っていた剣で攻撃をした。
「なっ!?」
間一髪男の接近に気付いた古城は県による攻撃を何とか避けると、反撃しようと拳を振るうがその攻撃は難なく避けられ再び距離が開いた。
「あいつ剣術を使えるのか。」
「そりゃそうだね。僕の体の一部、つまり僕と同じDNAのクローン体だから。」
ジェネルが後ろからそう声をかけてきた。
「ちなみに僕は銃も扱えるから銃を使ってくる可能性もある。気を付けてくれ。」
「お前自身が剣や銃で戦えるなら戦えよ!」
古城がそう喚くが、
「そうかその手があったか!」
ジェネルは全然思いつかなかったというふうにポンッと手を叩いた。
「バカなのかっ!?真祖の身体能力もあるんだから絶対戦力になるだろうがっ!」
古城はジェネルにそう叫びながら、仮面の男とその縁獣をどう倒すか必死に考えていた。
「あれが第四真祖とその眷獣か。眷獣は確かに一体一体の戦闘力は桁違いだな。だがその扱い方といい第四真祖自身の戦い方といい、戦闘に関してはど素人そのものってところか。」
古城たちの戦闘をビルの屋上から眺める一人の男は静かにそう呟いた。
いかかでしたでしょうか?
楽しく見ていただけたら嬉しいですが今後の参考のためにご指摘などのご感想もいただけると嬉しいです!
次回は煌坂の方のバトルシーンを書いていくつもりです。
では、また次回をお楽しみに〜
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第六話 舞威媛の実力
戦闘シーンを書くのはなかなか難しいですね。
ゆっくり見ていただけたら幸いです!
「うっ!」
しかし巨体である
「なんて威力なの。まともにくらえば一撃であの世行きね。」
煌坂がそう考えている間にも
「さすが真祖の眷獣ね。でも私だって獅子王機関の舞威媛なんだから!」
煌坂はそう言い放つと剣を構え、向かってくる
「そこっ!」
煌坂は避けるだけで終わらず、そのまま
「あの距離から避けられるの!?」
完全に懐に潜り込み渾身の突きを放った煌坂はそれを躱されたことに驚いたが、すぐに冷静さを取り戻し煌華鱗を弓へと変形させ太腿に忍ばせている鏑矢を一本取り出した。
「くらいなさいっ!」
弓を引き、
「そう簡単には当たらないわよね…」
煌坂はそうつぶやくと再び煌華鱗を剣へと変形させた。太腿に忍ばせていた鏑矢は5本しかなく、まだ古城や那月が眷獣を倒せてない以上無駄に消費してしまうわけにはいかなかった。
「ウオォォォォォ!!」
「もうあなたの拳を振り下ろす速度は見切ったわ!」
避けた体制から思い切り地面を蹴り、姿勢を低くしたまま
「今なら!」
煌坂は煌華鱗を弓へと変形させ即座に2本目の鏑矢を取り出し構えた。しかし放とうとした瞬間、
「なっ!?しまった!」
放とうとしていた鏑矢は残っているが、鏑矢はその一本だけとなってしまい、煌坂は絶体絶命の状況へと追い込まれてしまった。
いかがでしたでしょうか??
次回も戦闘が続きます。
ご意見やご指摘などお待ちしているのでよかったらお願いします!
それでは次回もお楽しみに♪
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