IS 異世界から来た彼が望むものとは (ホーランド)
しおりを挟む

プロローグ
一話 悲しみの先にあるものとは?


ここは宇宙の卵....シェーシャが多くの人間の魂を喰らい其を媒介として生まれた場所、その最深部の一歩手前で激しい戦いが繰り広げられていた、一人は緑の服、背中には刀、腰には銃、つり目でソフトなモヒカン、もう一人は片手に刀、腰には銃、黒色の半袖のYシャツにジーンズと言ったラフな格好だった、しかし彼らの回りには男女の死体が転がっていた、そして男も右肩から左の脇腹までを斬られておりその他にも弾痕や火傷などと言った怪我をしている、男は目の前の男に話しかけた

 

???「グッ...それが....それがお前の出した答えか!?」

 

男は目の前の男に膝を付きながらも罵声を浴びせていた、男はすまないといった表情をしていたが言葉は無かった

 

???「あいつ等は....お前を信じていたんだぞ!どんな過去だろうとあいつらはお前を受け入れた!それなのに....それなのになぜダグザを選んだ!お前は俺達がそんなに邪魔だったのか!?なんでも一人で出来ていたのか!」

 

どんなに声をあらげても男は何も言わない、その代わりで隣の魔神が男に話しかけた

 

魔神「ふん、しょせんはその程度、一人では何も出来ない弱者の戯言だ、小僧もはやそいつは立つことも出来ん速く楽にしてやれ」

 

???「俺は死なない....イヤ...死ねない!俺には俺の帰りを待つ奴が居るんだ!ここでお前を殺して....クリシュナを俺が討つ!」

 

足に力を入れるが上手く立てない、魔力ももうない、悪魔も召喚出来ない、男は刀を杖のようにして、ようやく立ち上がる魔神はやれやれといった表情したのち彼に止めをさせと言った、彼は刀を構え走ってくる

 

???「(くっ....視界が....もうマトモに前が見えない、アイツが走って来る....せめて一撃でも一子報いてやる....)」

 

???「ナナシィィィィイ!!」

 

 

男は大声で彼の名呼びながらを彼に向かって行く、刀を振り上げ思い切り降り下ろすが....

 

グサッ

 

降り下ろす事は出来なかった、彼の刀が俺の心臓を貫いている、喉から何かが込み上げてくる、それを目の前の彼に吐きかけてしまった、よく見ると其は血だった....目の前が揺らいで来た、何も見え....ない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

--クッソ....体がまともに動かねぇ....今にも倒れそうだ--

 

 

--足にも力が入らない..だが倒れるわけには....--

 

 

--駄目だ力が入らねぇ....体も動かない--

 

 

--結局止められなかった....誰も助けられなかった....俺が....--

 

 

 

もっと.........強ければ......誰も死なずに....

 

 

そこで意識が途切れた

 

 

 

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

 

 

???side

 

 

男「流石の君でも彼には勝てなかったか....君は只の人間としてはかなりメシアに近い存在だった。だがそれでも彼には手も足も出なかった....流石だよ、でも私達的には君はまだ死ぬには惜しい男だ、だから勝手な事をさせてもらうよ」

 

 

すると金髪の青年の横から腕を組みまるで骸骨の様な顔をし首に赤の長いスカーフをした悪魔が現れた

 

男「ふん、成る程貴様が俺をわざわざ呼んだのはこの為か、フッしかし貴様も随分と丸くなったものだなルシファー」

 

ルシファー「君も私のことは言えないんじゃないかな?ダグザ」

 

ダグザ「俺はあの旧き俺ではない、貴様もそれを理解した上で俺を呼んだのだろう、ならば答える義理はない」

 

ルシファー「流石だ、しかし君が我らの呼びかけに答えてくれるとは正直思わなかったよ、理由を聞いてもいいかい」

 

 

ダグザ「理由は簡単だ、アイツらから頼まれたからだこの世界のあの小僧を救ってやってくれとな、それに俺自身奴は気にっていたそれが理由だ」

 

???「あの子達らしいね」

 

そこに新たに二人現れた、一人は赤いスーツを着た車椅子の男にもう一人は小柄だが白で統一された服を着た少女がいた

 

 

女「フン、あれだけ大層な事を行っておいたにも関わらず、ここで果てるなど、この私が許さん、だいたいこんな姿になってまでも来たというのにつまらん」

 

少女は冷たい言葉を言いながらもどうやら心配しているらしい

 

男「まぁまぁ、いいじゃないかメルカバー彼は生き還るのだから」

 

メルガバー「フン、勝手にしろ、スティーヴン」

 

 

???side out

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

 

男side

 

 

≪あれからどれだけの時が流れた....俺は結局....アイツに勝てなかった冷静さを失った結果か....いや他にもある俺にはアイツのように多種多様の武器を使いこなす事が出来なかった刀と銃この二つだけだった≫

 

スティーヴン「ようやく気が付いたようだね」

 

≪お前は....スティーヴン....なぜここに?≫

 

スティーヴン「此処は君の精神世界の様なものさ、それと君は彼との戦闘に敗れ、死んだ」

 

 

 

≪....やはり俺は死んだのか....フッ情けない話だ≫

 

ダグザ「ならばそのまま諦めて黄泉比良坂よもつひらさかに舞い戻るか?」

 

≪っ!? ダグザ!なぜお前がここに!≫

 

ルシファー「彼は私が呼んだのだよ」

 

≪どういうつもりだ!? ルシファー!≫

 

ルシファー「落ち着きなよ、彼は君の知っているダグザではない」

 

≪なに?どう言う事だ≫

 

訳が分からない、このダグザは俺の知っているダグザではない?どう言う事だ?

 

ダグザ「俺はお前の居た世界とは別の世界から呼ばれた存在だ、その世界はあの小僧が旧き俺ではなく仲間を選び共にクリシュナを討った世界だ」

 

≪なら1つ確認したい≫

 

ダグザ「なんだ」

 

 

 

≪旧き俺とはどう言う意味だ≫

 

ダグザ「そのままの意味だ、俺は母上から産み出された新たなダグザだ、そして旧きダグザはあの小僧の手で討たれた」

 

≪スティーヴン、こいつの話は本当....なのか?≫

 

 

スティーヴン「ああ、ダグザの話は本当だよ、無理にとは言わないが彼を信じてあげてくれないかな?」

 

スティーヴンから真剣な表情が見える、どうやら嘘では無いようだ

 

≪....わかった....全てとは言えないが信じよう≫

 

 

スティーヴン「今はそれでもいいさ、さてそろそろ本題に入ろう」

 

≪本題?≫

 

スティーヴン「そうさ、君には別の世界に転生させようと思う」

 

≪なぜわざわざ転生させるんだ?ダグザの力があれば蘇る事は容易いだろう?≫

 

スティーヴン「確かにそうだね、でも君は十分に絶望を味わった、私的には君には新たな世界で過ごして貰いたいのだよ」

 

 

メルカバー「そうすれば貴様が穢れに堕ちる事はないからな」

 

スティーヴン「まぁ幸いここは寿命の概念も時間もないからね、ゆっくり考えると良いさ、それにこの転生はただのものとは違うからね」

 

≪そうなのか?≫

 

ダグザ「そうだ、これは輪廻転生の枠からかけ離れた物だ、本来なら記憶及びこれまでの経験などは全て初期化されるが、今回のこれは体は赤子になるがお前の今までの記憶と経験は全て引き継がれる事になる、それに今までのアイテムとかはお前の仲間が預かっている因みに武器もスマホも含まれている」

 

全ての記憶と経験は引き継がれる....か....なら

 

 

≪なら1つあんた等に頼みたい事があるんだ、俺は銃と刀しか使えない、だからあらゆる武器を使いこなしたいんだ、何年経ってもかまわない、例え争いの無い世界だとしても俺はもう何も失いたくないからな....≫

 

スティーヴン「確かに此処なら出来ないこともないが良いのかい?」

 

≪頼む....少しでも可能性があるなら俺はやるだけだ≫

 

スティーヴン「わかった、君の頼みなら聞こう」

 

男side out

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

あれからどれくらいの時が経ったのだろうか分からないが、スティーヴンやルシファー、メルカバーのお陰でほとんどの武器はマスターする事は出来た、ダグザ曰くこの経験も引き継がれるらしい、これで引き継がれなければ俺は泣く

 

スティーヴン「流石だよ、まさかここまでするとはね」

 

≪このくらいしなければ、意味がないからな≫

 

 

スティーヴン「もう満足したのかな?」

 

≪ああ、もう十分だ、やってくれ≫

 

ダグザ「その前に俺はお前が今後どのように生きていくのか興味がわいた、だから俺もお前と共に行こう」

 

まさかダグザがそんなことを言うとは思わなかった、てっきり俺を転生させたら元の世界に戻ると思っていた

 

≪まさかお前がそんなことを言うとはな≫

 

ダグザ「何ただの気まぐれだ、安心しろ小僧の時のように基本はスマホに入っておく」

 

 

≪わかった、なら早くしてくれ≫

 

その言葉にダグザは頷き此方に手を伸ばして来ると俺は意識を失った

 

 

スティーヴン「君がこれからどのように生きるのかじっくり拝見させてもらうよ、霧島 和也君」

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

和也side

 

≪うっ..うぅ...どこだここは?≫

 

目を覚ますと知らない天井だった、どうもベットに寝かされている様だ....と言うよりも回りに木製の柵が見える、どうやら本当に赤ちゃんになっているようだ

 

≪これはある意味きついな、体も余り動かないし≫

 

???「おっ、サマナーよ目が覚めたか」

 

この声は聴いたことがある、初期から共に戦ってきた者の声だ

 

≪コジロウか....って言ってもわからんか≫

 

コジロウ「いや、分かるぞサマナー」

 

≪まじか!≫

 

まさか分かるとは思わなかった

 

コジロウ「とっ言っても我らが仲魔だからできるモノだがな、他人には聞こえんよ」

 

≪そうか、それよりコジロウお前以外にもだれかいるのか?なにやら知っている気配がするのだが....≫

 

コジロウ「ああ、居るぞ、アマテラスがな」

 

なぜアマテラスなんだよ、別に夫婦にでもなるわけではあるまいし

 

 

コジロウ「実はなぁ、流石に赤子のサマナーを他人に預けるのはあれだとアマテラスが言い出してな、なら同じ仲魔である我らが面倒を見ればいいじゃないかって事になってな、私はサマナーを守るためにアマテラスは自ら名乗り出た」

 

 

≪そうか、それはありがたい....ただ1つ問題がある≫

 

そう、これだけは絶対にどうにかしないといけない今の現代なら代用品はいくらでもあるがコイツらの生きた時代にそんなものはない、だから敢えて聞くのだ

 

 

 

コジロウ「なんだ?」

 

≪お前ら、俺の飯はどうするつもりだ?≫

 

 

そうこれが問題だ悪魔であるコイツら二人は食事は必要ないが俺にはある、もう少し成長すれば自力でなんとか出来るが今は何も出来ない、その時アマテラスが入って来た

 

アマテラス「あら、サマナーよ目が覚めましたか?そろそろお腹が空いたと思いやって来たのですが....」

 

頼みの綱の例のブツがない....これはアカン

 

≪アマテラス....どうやって俺に飯を食わせるのか?≫

 

 

アマテラス「そんなの直接に決まっているではありませんか!」

 

 

アカン、これはアカン真面目に

 

≪いや今の現代なら代用品があるからお前がしなくてもいいんだ!と言うか出らんだろう!?≫

 

 

アマテラス「物は試しで先程やってみた感じ出ましたのでお任せを さあ覚悟を決めてもらいますよ~」

 

そう言って胸を開けていく....コジロウは気付いたら居なかった、彼女の豊満な胸が露になり此方を抱き抱えようと手を伸ばしてくる....

 

 

 

 

 

≪俺のそばに近寄るなあぁぁぁ!!!≫

 

....

 

...

 

..

 

.

 

 

≪................チーン≫

 

 

アマテラス「案外、興奮しますねこれ、ハマりそう」

 

≪もう....やめて....くれ....せめて代用品にしてくれ....≫

 

アマテラス「あらあら~」

 

それからも代用品になることは無かった....

 

 

一話完

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうもホーランドです、大分内容を変更してます


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

幾多の出会いと別れ
二話 白騎士事件


アマテラスの食事事件から七年の月日が経った今では自分で料理をしている、この世に来てから変わったことと言えば中国の小学校に通うことになったことだろう、なぜ中国なのかは分からんがそれはどうでもいいだろう、そんなある日のことだったあの事件が起きた、俺が中国の小学校に通うようになってから半年経った、その日はなんのへんてつもない日常だった、あの電話が無ければ....

 

{♪~♪~~}

 

先生「誰ですか?学校にケータイ持ってきている人は?」

 

 

和也「すみません、俺です直ぐに終わるので出てもいいですか?」

 

ケータイの画面にはサイファーと画面に出ている、なぜサイファーなのかはルシファーがそう呼んで来れとのことだった

 

先生「もう仕方ないですね早くしてくださいね?」

 

 

俺はありがとうございますと一言言って廊下にでた

 

 

和也「どうした?」

 

 

サイファー『たった今日本に向けて2000発を超えるミサイルが発射された』

 

和也「なんだと!?」

 

サイファー「どうも何者かが軍にハッキングを仕掛けたらしい、このままではあの日の繰り返しになるよ」

 

あの日、忘れもしないさ神の御業戦争...全世界規模の核戦争、あれでアイツは自分の命と引き換えにマサカド公を....最悪俺が....

 

俺の頭の中に嫌な記憶が蘇る、それを振り払い急いで教室に戻った

 

 

バンッ!

 

和也「先生!急いで皆を避難させてくれ!」

 

 

先生「ど、どうしたのそんなに慌てて?」

 

俺は事の経緯を話しすだけ話して、俺は急いで教室を出た後ろから先生が呼んでいるが無視して走った、裏庭の人目が付かない処で右腕に付けた黒い腕輪と白い羽の着いた指輪をみる

 

和也「お前を使う時が来たようだな....」

 

これはルシファーとメルカバーから貰ったもの、先月篠ノ之 束と言う女が発表したIS 通称『インフィニット・ストラトス』これを面白がったルシファーが勝手にメルカバーと共に自身をコアに造ったものだ、アイツ曰くルシファーは火力と防御が優れていてメルカバーはスピードと火力が優れているそうだ、ただ1つ問題があるとすればこれにはシールドバリアーや絶対防御がないことだろうが生身で戦ってきた俺からすればどうと言うことはない(シールドエネルギーの代わりに表示されるのは生命エネルギー)

 

今はそんなことどうでもいい、俺はスピードが神速を超えるメルカバーをその身に纏った、全身を包む全身装甲、背中には三対六枚の純白の翼に顔は鼻から上を隠し口元が出ている、胸部から腹部にかけて目を閉じた白い顔があり脚の部分はまるで羽毛の様な装甲、更に右足には青い目をした顔がある、尾骨あたりから伸びる尻尾の先端はまるで化け物のようだ

 

和也「これがIS....か」

 

 

これなら....これなら行ける、あのミサイルは今の俺なら潰せる、確かな自信を持ちその翼を羽ばたかせた

 

....

 

...

 

..

 

.

 

 

空を飛び向かっているとハイパーセンサーに1つの機体が確認できた、その機体は迫り来るミサイルを迎撃しているが疲れが見える

 

和也≪....機体名、白騎士か....たったの一騎だけでここまでやるとはな、だがあれでは恐らく....≫

 

そう思った時、そのまま撃墜出来なかったミサイル群が日本に向った、俺はため息をつき片足に魔力を纏い自身の生命エネルギーを消費し回し蹴りの要領で魔力を解き放つ

 

ージャベリンレイン....ー

 

和也side out

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

千冬side

 

 

数十分前....

 

 

千冬「おい束!いくらなんでもこれはやりすぎだ!」

 

 

束『大丈夫だって!ちーちゃんなら出来るからさ!』

 

その自信はどこから来るんだ!....今のところなんの問題なく進んでいるが....これではアイツの夢からかけ離れた物になってしまうぞ....

 

その後も次々に来るミサイルを撃墜するも疲れが出てきたこともあり捌ききれなくなってきた

 

千冬「くっ!束!流石の私でもこれは持たないぞ!」

 

 

束『ちーちゃん....落ち着いて聞いてほしいんだけど』

 

 

こんな時になんだ?

 

千冬「どうした!?こんな時に!」

 

どうも束の歯切れが悪い、珍しい事もある

 

束『....えぇっと、知らないISの...反応がある....』

 

 

千冬「なんだと!?」

 

どう言う事だ!?まだこの世にあるISはまだ此だけのはず、そんなことを考えていると、600を超えるミサイル群を見逃してしまった

 

千冬「しまった!」

 

ージャベリンレイン....ー

 

オープンチャンネルから少年の声が聞こえてくると同時に数多なレーザーが湾曲しながら600を超えるミサイルを全て貫通し破壊していく、レーザーが飛んできた方を見ると帯刀した天使が浮いていた

 

千冬「なんだ....あのISは....」

 

千冬side out

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

和也side

 

なにやら放心しているが、今は残りのミサイルを撃墜する方が先か....俺は再び魔力を溜める今度は体全体にそれを包む用に両手を左右の肩まで持っていくとエネルギーを消費し、一気に解き放つ

 

≪ゼロス・ビート≫

 

先程と同じくらいのレーザーをぶちまけると残りのミサイルを全て打ち落とす

 

和也『さて、後は....』

 

コイツらだがどうするか、話の内容だとこの束がこの事件の首謀者か....ここで今後の不安要素を摘んでおくか?....いや、今はやめておこう

 

千冬「お前は何者だ」

 

和也「........」

 

 

千冬「黙りか....なら名を言え、それくらい良いだろう?」

 

和也「........熾天使 メルカバー」

 

千冬「熾....天使....だと」

 

まさか本気で言っているのかこいつは?馬鹿馬鹿しい天使など実在するはずがない

 

束『神の....戦車って』

 

千冬「束?どうした?」

 

和也「ほぉー?メルカバーを知っているか、流石は、天才か」

 

千冬「束どう言う事だ?神の戦車とはなんだ?」

 

 

神の戦車、またの名をメルカバーこの世を完全なる秩序をもたらすために神より遣われ熾天使、秩序を崩す者には一切の慈悲はないが、共に秩序担う者には最大限の恩恵を与えるとされている

 

千冬「だが、あれもISだ、本物じゃないそれに天使など実在するはずがない」

 

束『ちーちゃん!あれとは戦わない方がいい!画面越しなのに心臓を鷲掴みされてるみたいな感じがする、戦ってもまず勝てない....』

 

あの束がここまで言うとは、と言ってもこいつから向けられる殺気は並みのものじゃない、さっきから冷や汗が止まらない、子供が出せるものじゃない....戦っても手も足もでないで殺られる

 

和也「答えろ、お前らはこの世界を壊すつもりか?もしもそうならここで殺す、俺は今の世界が好きだそれを壊すなら....後は言わなくても分かるな?」

 

千冬「ッ!?」

 

さっきより、一層殺気が濃くなった⁉

 

束『壊すつもりなんてない、ただわからず屋の老害に私の造ったISを認めさせる為にしているだけだ、これがあれば宇宙に行ける』

 

成る程ある程度理解した、つまりこいつは自分が造ったものが理解されなかったから、その性能を見せ認めさせたかった訳か....

 

 

和也「愚かな....」

 

 

束『なんだと?この私が愚かだって?ガキのお前に言われたくないね』

 

和也「愚かでなにが違う?宇宙に行くから性能みせるためにミサイル打つ奴を愚かと言って何が悪い、お前のしたことは只々兵器としての性能を見せたに過ぎん」

 

束『兵器....としての性能....』

 

 

 

其のとき遠くから戦闘機の音が微かに聞こえた

 

和也「はぁー面倒な奴らだ、おい、俺がお前に対して愚かと言った理由だ、しっかり見ておけ....マサカド公の御守り≪マサカドゥス≫装備、『テトラカーン』」

 

その直後四方八方から弾道ミサイルが全弾和也に直撃し、千冬に向かった弾道ミサイルは全て弾き返された

 

千冬「なっ!?」

 

何が起きた!?ミサイルが向かっているのは分かっていただがコイツみ前に動けなかった、なのに全てが反射され、メルカバーは全て被弾した

 

戦闘機の無線が聴こえてくる

 

『やったか!?』

 

『なんだ!撃ったミサイルが跳ね返ってきやがった!』

 

『えぇい!ISと言うのは化け物か!』

 

『バカな!無傷だと!』

 

など反応はそれぞれだったがそれでも一人はやったと思っているようだ

 

 

 

≪コンセントレイト≫

 

≪消え去れ、『メギドラオン』!≫

 

上空に突如現れた光の大爆発に戦闘機が次々飲まれていくその中でまだ残る煙の中からニヤリと笑うメルカバーがチラリと見えた

 

 

≪まだまだ、『ラスタキャンディ』≫

 

 

 

≪『チャージ』....『零戦』+『物理ギガプレロマ』+『物理プレロマ』≫

 

それからは彼ただ一人の無慈悲な懐柔だった、あらゆる兵器の攻撃を無効かし、不可視の斬撃で次々とヘリや戦闘機が落とされていく、唯一安心したことは誰一人死人が無かったことだろう

 

 

 

 

 

 

和也「さて....邪魔者は居なくなったが篠ノ乃束、これがお前を愚かと言った理由だ、結局知れたのは兵器としてのあり方だ本来の用途に使われない可哀想な道具達だ....後は自分でどうするか決めるんだな天才さん」

 

彼はそう言い残し、飛び去って行った

 

千冬「束....お前には酷な話だろうが....正直私も彼と同じ意見だ、これではISはただの兵器になってしまう、お前の夢は宇宙に行く事では無いのか?その為のISだろろ?....暫く頭を冷やせ、私も戻るからな」

 

 

束『....うん....』

 

 

第二話完

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

三話 中国の少女 前編

あの日の事件から五年がたった、俺は今は六年生だ、まぁその事は置いといて、世間では白騎士事件と言われ、やはり宇宙に行く為の性能ではなく、兵器として性能が知れ渡った、だがISには1つの欠点があったそれは、女性しかISに乗れない事だった何のためにそうしたのか今の俺には分からん、それと併用して起きたのが女尊男卑の風習だ、男ってだけで捨てられる子も居れば、電車で痴漢と言えばどんなに男が違うと言っても捕まってしまう、正直の所くだらない、メルカバーの場合、あの女が余計な物を造ったばかりに穢れが増えた、死滅させなければと意気込んでる、ルシファーは特に気にしてないようだ....で俺の目の前でツインテールの少女が黒のハイエースに連れ込まれようとしている、気配的に三人か

 

和也「....ゲスが....」

 

俺はポケットの中の携帯を操作し、車に近付き話しかける

 

 

和也「ねぇ、おじさんたち何してるの?」

 

男「っ!?....なんだただのガキか、なんでもねぇよさっさと失せろ!」

 

余程焦ってるようだ、彼には気付かないようだ....其のとき車の中の少女と目があった、涙を浮かべ首を横に振っている、おそらく何か武器を隠し持っているのだろうが俺には関係無い

 

ニヤリ....

 

少女「!?」

 

少女が目を見開いたときには全てが終わっている、なぜなら既に犯人の男達は縄で縛られているのだから

 

和也「流石は時の神クロノス、時間停止はお手のものだな」

 

(この程度赤子を殺すより楽な作業よ)

 

それだけ脳内に話し掛けると気配が消えた

 

少女「な、何が起きたのよ....それに何で此処に和也先輩が?」

 

和也「ん?」

 

 

 

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

 

 

 

鈴side

 

 

鈴「........」

 

 

この人は知ってる内の学校の六年生の霧島 和也先輩だ、学校でもそのクールさと頭のよさ運動神経抜群で人気がある先輩だ、私も憧れる人、いつもは静かで図書室で本を読んでるけどまさかあの先輩が助けてくれるなんて

 

和也「大丈夫か?」

 

鈴「は、はい!大丈夫です!和也先輩」

 

和也「さっきも思ったが俺はお前に名前を教えたか?」

 

鈴「え!....えぇと、先輩学校では有名ですから....」

 

和也「俺は有名人なのか....まぁどうでもいいか、取り敢えずアンタの名前は?」

 

鈴「あっはい!同じ学校の4年生の凰 鈴音です!」

 

 

和也「凰か....いい名前だな」

 

鈴「あ、ありがとうございます!」

 

あの和也先輩に名前褒めて貰えた!やった~

 

和也「取り敢えず、今日は送ってやるよ」

 

 

鈴「え!いいんですか!?」

 

和也「乗り掛かった船だ、最後まで付き合うさ」

 

まさか先輩と一緒に帰れるなんて、今日はついてる!でもこの人たちはどうするんだろう....

 

 

和也「このまま放置で大丈夫、多分死なん」

 

さらっと怖い言葉が....

 

....

 

...

 

..

 

.

 

鈴「先輩今日は送ってくれてありがとうございます!」

 

 

和也「何、気にするな....またな」

 

そう言って先輩は帰って行った....かっこいい....そんなことを思っていた為にさっきのことを聞くことが出来なかった

 

 

鈴side out

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

 

和也side

 

あの事件から学校で凰をよく見かけるようになった、その都度話し掛けてくる、俺は基本図書室に居るが凰がよく来るようになった、その度他愛ない内容の会話をするのだが彼女は楽しんでいるようだ、そんな姿を見ていると自然と笑みが溢れる、まるで妹と話しているそんな感じになる、只それを思うと心が苦しくなる義理の妹だったフレイヤは此処には居ないから....もう2度会えないからそれを考えると悔しさと後悔で潰れそうになる

 

 

鈴「どうしたの先輩?なんか思い詰めている?」

 

数ヶ月後俺は放課後、屋上で景色を眺めていると凰が心配そうに此方の顔を覗いてきた

 

 

和也「年下が一端に年上を心配するな」

 

鈴「何よ!折角心配してあげたのに!」

 

 

和也「フッ....そうだな....」

 

 

鈴「(あっ....先輩が笑った....感情表現があまりないから普通なら気付かないけど今口角が少し上がった)」

 

 

和也「どうした?」

 

鈴「う、ううん、なんでもない、それより和也先輩は此所で何してるの?」

 

和也「何も、ただ景色を見ていた、もう少しで見れなくなるしな....」

 

鈴「あっ、卒業....」

 

そうか、もうすぐで居なくなるのか....なら今のうちに....

 

 

鈴「せ、先輩って....今好きな人っているんですか?」

 

 

和也「唐突だな....好きな人か....いや居ないな、今まで考えても無かったな」

 

鈴「な、なら....」

 

覚悟を決めるのよ、今なら誰も居ない言うなら今しかない

 

鈴「なら....わ、私と....つ、付き合ってくれませんか?」

 

言っちゃたぁぁ!

 

和也「凰....お前....」

 

ゴクリ

 

鈴「は、はい....」

 

和也は突然の告白に唖然とするが直ぐに我に帰り答える

 

和也「....すまないが、アンタの気持ちには答えられない、俺は卒業を期に中国を離れてイギリスに向かう予定なんだ」

 

鈴「...イギリスに....」

 

和也「そうだ、俺は今の世界を見てみたい、この世界がどんな物なのかをな....アンタには悪いけど今は恋愛とかは無しにしたいんだ」

 

先輩の言葉を聞いていると自然と涙か出てくる

 

和也「!...いいか?これは先輩としての俺からお前に教えることだ、俺たち人ってのはな様々な出会いと別れがある、まだ子供だからそんなことはあまり無いかもだけどな、俺は見てみたいどんな人がいて、どんな世界があるのかをな....アンタだっていずれは別に好きな奴が出来る」

 

凰の頭を撫でてやる

 

鈴「んっ....そうよね、でもやっぱり悲しい....」

 

和也「俺も悲しいさ」

 

鈴「え....それってどういう....」

 

 

和也「さあ、なんだろうな」

 

俺は軽く笑い、屋上から出ていく、だが扉に手をかけたところを凰に呼び止められた

 

鈴「先輩!私、諦めないから、絶対!」

 

和也「まぁ頑張れよ」

 

その言葉を残しその場を去った、正直なところこんなこと小学生が言うわけないが、中身は40代後半だから問題はないな

 

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

 

それからあれ以降、凰の積極性が増したような気がする、最近の小学生は進んでいるな、まさか小学生で告白されるなんて思わなかった、それに腕に抱き付いて来たり、突然キス紛いのことまでやって来るようになった

 

鈴「せーんパイ!どうしたんですか?」

 

そう言って背中から抱き付くのは止めてほしい

 

和也「はぁ、まったく、俺は後一月くらいで卒業なんだぞ」

 

鈴「いいじゃないですか!減るものじゃ無いしゃないですか」

 

和也「俺が周りから変な目で見られる」

 

しぶしぶと言った感じで鈴は背中から離れる

 

鈴「....今だけだから....」

 

耳には聞こえない筈の小さな声も聞こえ、鈴の悲しそうな顔を和也は見逃さなかった

 

和也「....何があったかは聞かん、だけどあまり抱え込むな、アンタは一人ではないんだから」

 

鈴「先輩....うん....ありがとう」

 

鈴の顔には薄っすらと涙を浮かべていた

 

 

三話完



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

三話 中国の少女 後編

その日を境に凰を見かけなくなった、何故かと思ったが凰は告白された次の日に転校したらしい、あの時なぜ悲しそうな顔をしたのかを理解した、だけどこれが世界の理だと思う出会いがあり別れがある、俺も前世で嫌でも理解させられた

 

 

和也「せめて彼女に幸せがあるように願う」

 

 

 

その後俺は学校を卒業し、今、コジロウとアマテラスと空港にいる、そろそろ搭乗時間になりそうなとき俺のスマホに連絡が来た、それは学校の担任からだった

 

担任「大変です!凰さんが....凰さんが!」

 

和也「落ち着け!どうしたんですか、凰に何があったんですか、要点を短く簡潔にお願いします」

 

 

内容はこうだテロリストから連絡があり凰 鈴音を拐ったと、そしてその目的は俺らしい、俺と引き換えに凰を解放すると云う感じだ

 

和也「....分かりました、その取引応じましょう」

 

担任「!....正気ですか!そうすれば霧島くん貴方は!」

 

和也「心配無いですよ、奴等には誰を敵に回したか後悔させてやりますから」

 

そう言って一方的に電話を切る

 

和也「....お前ら、依頼だ、敵の数は分からんが容赦する必要はない、全員始末しろ、俺のダチに手をだした落とし前をつけさせろ」

 

「「承知!」」

 

俺たちは空港を後にする

 

 

 

 

それから数時間、俺は黒いフード付のコートを着て日本の山奥にある廃屋に来ていた、その時俺のスマホからダグザが出てきた

 

ダグザ「小僧、気付いているか」

 

 

和也「あぁ、だがなぜこの世界に?」

 

 

 

 

そう、今まで感じた事が無かった悪魔の気配がこの廃屋からするのだ、気配的には雑魚ばかりだが最深部からは強力な悪魔の気配がするそれも知っている悪魔だ、だがアイツはそこまで強くはないはずなぜここまで強化されている....

 

ダグザ「おそらく、元々居た悪魔を人間が何らかの代償で仲魔にしたのだろう、だがそれも期限的だろう、おそらくいずれはうちなる悪魔に殺されるだろう」

 

和也「自業自得だ、だがだからと言って無関係な人達が死ぬのは後味が悪い、悪魔をこの館から出す....それだけはなんとかしないとな」

 

 

和也side out

 

 

 

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

 

 

 

 

鈴side

 

鈴「....んっ?」

 

何処ここ、さっきまで学校に居たはずなのになんで?

 

???「フフフ、ようやく目か覚めたのね」

 

 

誰!?ッて声が出ない!

 

???「声が出ないでしょ?貴女に憑けた悪魔のせいよ、でもおかしいわね、本当なら苦しむ筈なのに....

 

 

悪魔ってなによ....アンタ私に何したのよ!?それにアンタ誰よ!

 

暗くて姿は見えないが声からして女一人だけみたいだ隙をついて逃げよう等と考えているが怖いものは怖い自然と顔が強ばる

 

???「あぁ....いいわァその怯えた表情今すぐにも私の作品にしたいわぁ、でもまだよ彼がきてから....でも、そんなに見たいのなら特別よ、貴女に私の姿見せてあげましょう」

 

暗い影からから下半身がまるでヘビの様な青肌の女が現れた

 

ヒッ!

 

 

な、なによこいつ人間じゃない!ば、化け物....

 

 

 

???「フフ、本当に堪らないわぁ~安心なさい、彼を殺したら貴女も直ぐに私の作品にしてあげるわ」

 

作品?そう言えばさっきから周りに人の石像みたいのがあるけど何あれ....

 

すると私の視線に気付いたのか化け物は心底嬉しそうな顔をしながら私に話しかけてきた

 

???「あれが気になる?フフ、あれはね元は人間よ?どこの人間かはどうでもいいけど、可哀想よね~貴女を助けるためとは言えこんなところで死ぬことになるなんてね!」

 

 

その言葉に私は怖くて泣いてしまった、理由は簡単だ、私のせいで沢山の人が死んでしまったこと、もう少ししたら私もあれと同じ様になってしまうと思うと涙が自然と出てくる

 

 

???「あらあら!泣き顔も堪らないわ....でも私が好きなのはもっと絶望している表情なのだから!」

 

???2「そのくらいにしなさいよ、メデューサ」

 

 

メデューサ「なによ、今いい所なのに邪魔しないでくれないかしら?」

 

何!今度は何が来るのよ!恐怖で考えが纏まらない出てくるのはまた化け物が出てくるんじゃないかという事だけだった、でもその姿を見て私は呆気にとられた

 

な、なんで....此処に....

 

???2「フフフ....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで先生が居るのよ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生「なんで私が此処に居るのか気になるみたいね、理由は簡単よ私が此処に連れてきたのだから」

 

 

先生が私を誘拐した犯人なんて....そんなそれじゃあの時のあれも....

 

 

先生「そう、あれも私よ、だけどまさかあそこで彼が来るとは思わなかったわ」

 

彼?先輩の事?なんで此処で先輩が出てくるのよ

 

先生「フフ、今なんで彼がって思ったでしょ、それは簡単よ、彼がこれからの計画に邪魔になるから今此処で消えて貰うのよ....だから貴女には彼を誘き出す餌になって貰うわ、安心なさい、彼を殺したら貴女も直ぐに楽になれるから....」

 

 

え....先生の顔が酷く歪んで見える....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怖い....嫌だ....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死にたくない....誰か....助けて....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰か助けてよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガシャン!

 

と、大きな音を立てて扉を破壊したそれを見て私はまた言葉を失う

 

 

黄金の....龍

 

私の目の前にまるで私を守るように現れたそれは3本の角をもち金色の体、手足に色の付いた玉を持っていた

 

メデューサ「....まさか....まさか!?なんでこんなところに!コウリュウが!」

 

あのヘビの化け物が怯えている

 

先生「馬鹿な!こんな短時間にこれ程の悪魔をその身に宿すなんて!あり得ない....あり得ないわ!」

 

 

 

???「この程度で狼狽えるなんてサマナーとしては三流以下だな」

 

この声は!なんでこんなところに....和也先輩が....フードで顔を隠しているけど直ぐに分かった

 

先生「くっ!いつの間に....いいわ!メデューサ!やりなさい!」

 

しかしメデューサはあまりの驚きにより行動するタイミングを失った

 

 

和也「悪魔召喚プログラム、起動....破壊神、天津神召喚」

 

その場に青い雷が落ちるとそこに青い肌をした、腕が4本ある男と昔の日本神話の服装をしたまるで太陽の様な女性が現れた

 

 

 

 

 

先生「そ、そんな....馬鹿な!従える悪魔は一人一体なはず!なのになぜ複数の悪魔を!?」

和也「その質問には答えられない、貴様のしたことは万死に値する俺のダチに手をだしたこと死んで償え」

 

和也「シヴァ、アマテラス、コンセントレイト、そしてメキドラオンをかましてやれ、コウリュウお前も頼む手を貸してくれ」

 

先輩がそう言うと龍は頷き力を溜め始めたそして私の元に先輩がやって来た

 

先輩....

 

和也「凰、怖かっただろう、今お前の中の悪魔を祓う、だから少し寝ていろ」

 

先輩のやさしい声が聞こえた瞬間私は意識を失った

 

鈴side out

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

和也side

 

凰が気を失ったのを確かめると俺はその体を抱えあげ全力でその場から去る、流石にあの三体のコンセ+メキドラオンはヤバイからな俺は大丈夫でもただの人間の凰は死にかねん、そんなことを考えていると廃屋から出ることが出来たその瞬間廃屋が吹き飛んだ

 

和也「デスヨネー」

 

とまぁそんなことはさておき....

 

和也「まずはこいつの悪魔を祓らないとな....」

 

しかしあの女、小学生の体に龍神・コウリュウを憑けるとはなんとも酷な事をしやがる、だがこれはどういう事だ?なぜ拒否反応が出ない、普通このクラスの悪魔を無理矢理その身に入れるならば激しい激痛が襲うはずなのに凰の場合声が出なくなった程度、それにあのコウリュウなぜあの場に....それにあの女の動揺のしよう、予想外の事が起きたとしか思えない、しかし一体なにか........まさか!?

 

 

和也「そうか....そう言うことか....なぜこの世界のお前はなんの代償も無しに凰に味方したのか....やっと分かった....凰は....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凰はお前の生まれ変わり何だな....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなこと彼女には伝えることが出来ない....だから俺はコウリュウに同意を貰い凰の心に封印した、来るべき時の為に....

 

 

 

その後凰は倒れている所を警察に保護され一命を取り留めた、俺は次の目的地イギリスに飛んだだがこの話はいずれ話そう

 

 

三話完





イギリス編は追々やって行こうと思います、次から本編に入ろうかと思います


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

本編
四話 入学と決闘


和也side

 

和也「ちっ....しつこい奴らだ!スザク!マハラギダインだ!」

 

俺は今悪魔の群れに追われている走っても良いが、今はスザクにのり空を逃げている、なぜ逃げているのかって?そんなの街中で戦う訳にはいかないからに決まっているだろ、それに悪魔の存在を表に出すわけにはいかない、だから今回の凶鳥の悪魔の群れはある意味ありがたい全て飛んで来ているため誘導も楽だ、だが向こうもただ追うだけではない魔法を背後から放ってくる、数が多いぶん避けるのも一苦労だ(スザクが)いくら銃で撃ち落とそうとも数は始めの半分位しか減っていない

 

和也「クソ....きりがない!....しまっ!」

 

数の多さに嘆いていると遂に凶鳥・フレスベルグのブフダインがスザクに当たってしまい、バランスを崩しスザク諸とも落とされてしまう、しがみつきながら落下場所を見ると大きなアリーナ見たいな所に墜ちているのが分かり衝撃に備えると直ぐに体全身に強い衝撃が響いてきた

 

和也「くっ....なんとか体は無事か....スザクお前も....なんとか大丈夫そうだな」

 

少しはキツそうにしているがなんとか立ち上がり向かってくる悪魔の群れに再度マハラギダインを放つそれだけで更に半分近くの悪魔を消し炭にした

 

和也「俺も負けてられんな《刹那五月雨撃ち》」

 

そう言って空に向かって光の弾を打ち上げると弾は悪魔達より高く上がるとそこで弾けとび欠片は槍の如く降り注ぎ残りの悪魔を貫く、だがそれでも撃ち漏らしがおりそれは俺が突っ込んで斬り捨てる、それから数分後にはあれだけ居た悪魔も居なくなる、全滅を確認すると気が抜けその場にスザクと共に座り込みもたれ掛かる羽毛がふっかふかで眠くなるがなんとか堪える

 

 

和也「ふぅ~夜中だからすげぇ眠いな、だがやっぱ地上の方が戦いやすいな、スザクもご苦労さん助かった」

 

その言葉に頷くとスザクはある一点をジーと見つめる

 

 

和也「ハァ....ちっ、やっぱり来るよなぁ....さっきからずっと見ていたし、しかも寄りによって此処だもんなぁ....」

 

スザクがジーと見つめている場所を見ているとISを纏った女性達が10人程出てきた、スザクは立ち上がり鋭い殺気を飛ばすと集団は止まった

 

和也「スザク、よせ、ソイツらは敵じゃない俺たちを警戒して出てきただけた、俺が何とかするから落ち着け」

 

スザクは此方を少しはみたのちまたそこに座りこんだそして恐らく筆頭と思われる女性が話し掛けてきた

 

???「お前は何者だ、そしてその化け物は一体何だ、それにさっきのは....」

 

和也side out

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

千冬side

 

夜中いきなり爆発音がアリーナの方から聞こえ、私を筆頭に打鉄五機とラファール五機でアリーナに向かうとそこで私たちは信じられないものを目にした

 

 

千冬「なんだ....あの化け物は....それになんだあの赤い鳥は....」

 

他の教員も目の前で繰り広げられている戦いに目を疑っている

 

真耶「せ、先輩....これは、夢かなにかですか?」

 

千冬「私もそう思いたいが、これは夢じゃない現実だ」

 

 

それにしてもなんて剣の腕だ相手の動きを全て読み、斬りつけている、殺り損ねたのを後ろの鳥が焼き尽くしている、恐らく私たち全員で掛かっても倒せるかどうか....分からない、そうこうしていると終わったようで一羽?と一人はその場に座りこんだ

 

千冬「全員....行くぞ、警戒を怠るなもしも戦闘になったら先ずはあの鳥を先に潰す、次にあの少年だ」

 

真耶「........先輩」

 

 

千冬「どうした?」

 

真耶「あの子....ハァ..ハァ...此方をジーと見つめています」ガタガタ

 

なに!先程から軽く寒気を感じては居たが今向けられているこの心臓を鷲掴みにされるこの感じは....あのときより弱いが殺気だ....

 

 

千冬「これ以上此処にいると危険だ、兎も角向かうぞ....警戒を怠るなよ!」

 

私は他の教員を引き連れ彼らの前に姿を現すと赤い鳥は立ち上がり此方を見る、その目にはこれ以上近付くなと言っていた

 

???「スザク、よせ、ソイツらは敵じゃない俺たちを警戒して出てきただけた、俺が何とかするから落ち着け」

 

少年がそう言うとスザクと言われる鳥はその場に座りこんだ為此方から話し掛ける

 

千冬「お前は何者だ、そしてその化け物は一体何だ、それにさっきのは....」

 

 

和也「取り敢えず俺の名前は霧島 和也だ、そしてこいつは霊鳥・スザク....悪魔だ」

 

千冬「....私は織斑 千冬このIS学園の教師をしている」

 

 

 

千冬side out

 

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

千冬「単刀直入聞くお前の目的は何だ、何のために此処にきた」

 

和也「目的もなにも此所に来たのは偶然だ、俺はあの悪魔の群れを街に被害を出さない為に此処まで離したんだ、だが奴等の攻撃を受けてな此所に落とされた、それだけだ」

 

千冬「さっきから気になっているのだが、悪魔とはあの悪魔か?」

 

和也「そう神話や想像上の生き物たちだ、だかあんたらが知らないだけで現実に悪魔は存在する、まぁ調度いいこいつの事も気になるだろう、こいつは四聖獣の一柱、スザクだ因みにだがこいつが本気になればISごと炭にすることも出来る」

 

「「「「「........」」」」」アゼン

 

千冬「まさか聖獣を生で見ることが出来るとは....本物....なんだよな....」

 

和也「そうだ、それじゃ俺は「待てまだある」....なんだ」

 

 

千冬「お前の右手の手首と指のアクセサリーはISじゃないのか?」

 

その言葉にその場の全員が困惑した

 

 

和也「なぜ、そう思う?」

 

千冬「私はこれでも隠し事には敏感でな、でどうなんだ?」

 

 

「「………………」」

 

暫しのにらみ合いに和也が折れた

 

和也「........はぁ、まぁいつかばれると思っていたがなぜわかった?」

 

千冬「お前、自分では気付いていないよだが、私と話しているときからその右手ずっと隠していただろう」

 

 

まさかそこまで見ていたのか、確かに此所に来てからずっと隠していただがそれでも自然体でいたのに気付いていたとは抜け目ないな

 

和也「それで、俺をどうする?このまま大人しくお家に返してくれるのか?」

 

 

千冬「いや、IS学園に入学してもらう」

 

和也「やはりか....それなら俺の条件に乗ってもらう、なに簡単だ俺の事は極秘にしてくれ、それと俺には行方不明の妹がいる見つかり次第あの子も共に入学させる事の2つだ」

 

 

千冬「わかった、其くらいならなんとかなると思う、それでこのあとはどうする帰るなら此方の者が送るが?」

 

 

和也「いや、これで帰る」

 

和也の指のリングが光り全身を包み込みその中から出てきた和也の姿を見て全員が驚く

 

千冬「なん....だと....お前がメルカバーだったのか!」

 

彼はプライベートチャンネルから話しかけてくる

 

和也≪俺だっておアンタの隠し事は知っているんだ、白騎士....言っておくが今の世界、下手をすれば直ぐに滅ぶぞ、それを阻止したいならアンタ達が変わることだそうしないと天使たちがアンタらを殺しに来るぞ、警告はしたからな、だけど悪魔が絡むなら助けてやる≫

 

それだけをいい彼はその場を去った

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

あれから数ヵ月が経ち俺はIS学園に入学した、今日までに起きたことを簡単に纏めると、俺の事はホントに極秘扱いになったらしくなにも起きなかった、そして次に世界初となる男のIS操縦者が見つかった事しかもそれがあの白騎士の弟と言うこと位しかない、そしてさっき俺は入学したと言ったが入学式にはでてない、急な依頼が入り今きたところだ、そして目の前には般若がいた

 

千冬「初日から遅刻とはいい度胸だな、霧島」

 

和也「それについてはすまない、急な依頼がはいってなこれでも即行で終わらせて来たんだ」

 

 

千冬「....まぁいい、お前の事情は知っているから今日の所は見逃してやるそれと此処ではお前は生徒だ教師には敬語を使え」

 

和也「馴れてないんだが....まぁ仕方ない、わかっ....わかりました」

 

 

千冬「よし、では行くぞ」

 

そう言って千冬の後ろを着いていく

 

その後副担任の真耶と合流し、教室に向かうその途中千冬から話を聞いた、これから三時間目であり授業の始めにクラス代表を決めるとの事とその前に俺の紹介をすることの2つだ

 

千冬「ここだお前は呼んだら入ってこい」

 

和也「わかりました」

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

千冬side

 

私が教室に入るとまだ席を立っている者が何名かいる

 

 

千冬「もう授業は始まっているぞ、席につけ」

 

その一声で全員が席に着く

 

千冬「さて、授業を始める前に先程到着した奴を紹介する霧島入ってこい」

 

 

扉が開き霧島が入ってくる、やはりと言うべきか周りの生徒は驚いて、騒ぎだす

 

「お、男?」

 

「ふ、二人目?」

 

「しかもクール系!」

 

そこの後も黄色い声援が後をたたない、これでは先に進めないからそろそろ黙らせるか

 

千冬「静かにしろ!霧島自己紹介しろ」

 

和也「わかりました....霧島 和也だ、二人目の男性操縦者になる、俺の事は今日まで極秘にしてもらっていたから知らないと思うがよろしく頼む、趣味は料理で言ってくれたら可能な限りなんとかしよう、特技は....特にないが強いて言えば武術に精通している、コンゴトモヨロシク」

 

まぁまだマシな方か

 

千冬「織斑、自己紹介とはこうするものだ覚えておけ」

 

 

一夏「千冬姉!俺は!....イタ!「織斑先生だとなんども言っているだろう?」....ハイ....」

 

和也「彼が先生の弟ですか?」

 

千冬「そうだ、まぁ仲良くしてやってくれ、さて、自己紹介はもういいだろう、霧島の席は織斑の後ろだ.... これからクラス代表を決めるが誰かいないか?自薦他薦問わないぞ」

 

千冬side out

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

 

一夏side

 

俺は今困惑している、まさか俺以外にもISに乗れる男がいたなんて、しかも制服は俺の着ている白の制服の黒バージョン、見た感じ大人しそうな感じがする

 

 

一夏「まさか俺以外にもいたなんて....」

 

なんてなんて考えていると

 

「はい!織斑君が良いと思います!」

 

「私も織斑君で!」

 

「そうだよね!せっかくの男子なんだから盛り上げないとね!」

 

ええ!

 

一夏「お、俺!?ちょっと待った!俺はそんなのやらな....「他薦された者に拒否権はない、諦めろ」....グッ....なら俺は和也を推薦する!」

 

和也「俺か?だが俺は....「待って下さい!!」なんだよ....」

 

 

うわぁ....あからさまに嫌な顔したぞ和也の奴

 

千冬「オルコットかどうした」

 

セシリア「そのような選出認められません!大体男がクラス代表なんていい恥さらしですわ!それを物珍しいからと言って極東の猿にされては困ります!実力からみればこの私がクラス代表になるのは必然ですわ!」

 

むっ、なんだよさっきからムカつく事ばかり言って、イギリスだって島国じゃなかったか?和也はどうしてるかなやっぱり俺と同じでムカついてるのかな

 

和也「........」

 

腕を組んでじっとして、目を瞑っている最後まで話を聞くタイプか

 

和也「Zzz....」

 

あっ....聞いてすらいない....

 

セシリア「大体私はこのような島国にISの修練に来たのであって、サーカスをしに来たわけではありませんわ、....いいですか?クラス代表は実力がトップのこの私以外あり得ませんわ」

 

俺だけじゃなく国まで言うかこいつはそろそろ言ってやる

 

一夏「イギリスだって大したお国自慢なんてないだろ、世界一マズイ料理で何年覇者だよ」

 

 

つい、言ってしまった....だけど後悔はしてない、今の世の中ISのせいで女性が優遇されているが、でもだからといってその力を振り回すのは違うと思うそんなの只の暴力とかわらない....だから俺はそんなの絶対に認めない

 

セシリア「あ、あ、貴方ね!私の祖国を侮辱しますの!」

 

一夏「先にしたのはそっちだろ!」

 

セシリア「決闘ですわ!!」

 

 

一夏「いいぜ、そっちの方が四の五の言うより分かりやすい」

 

セシリア「言っておきますけど、わざと負けたりしたら私の小間使い....いえ、奴隷にしますわよ?」

 

一夏「侮るなよ、真剣勝負で手を抜くほど腐っちゃいない」

 

セシリア「まぁ、なんにせよちょうどいいですわ、この私の実力を示すまたとない機会ですわ」

 

一夏「で、ハンデはどのくらい付けたがいい?」

 

 

セシリア「あら、さっそくお願いかしら?お好きなだけどうぞ」

 

一夏「ああ、違う俺がどのくらい付ければいいかってさ」

 

女生徒達「アハハハハハハ!!」

 

生徒1「織斑君、それ本気で言ってるの?」

 

生徒2「男が女より強かったのは大昔の事だよ?」

 

その後も,遅くないからセシリアにハンデ貰ったら?,とか言われみんな本気で笑ってるその時....

 

ドンッ!

 

「「「っ!?」」」

 

な、なんだ?

 

一夏side out

 

➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰

 

和也side

 

いい加減、鬱陶しく鳴ってきたから俺は両足を机の上に大きな音が立つように置く

 

セシリア「な、なんですの?いきなり」

 

 

 

和也「いやなに、何でもないさ、ただ1つ決闘をするにあたって織斑先生に確認がしたい」

 

 

千冬「なんだ?」

 

 

和也「今回のこの件俺は半ば巻き込まのようなものだ正直な所やる気が無いが選ばれた以上やるがあえて聞く放棄することは?」

 

千冬「すまないが、推薦された以上棄権は許されない」

 

 

和也「わかった、ならオルコット、アンタは人に限らず生き物を殺す覚悟は有るのか?」

 

セシリア「いきなり何の話ですの?」

 

まぁいい、終わったら聞けばいいか、手加減はせん徹底的に絶望させてやる

 

和也「まぁいずれ分かるだろし、今はいいが頭の片隅に入れておいてくれ、話を戻すが決闘はしよう、ただ舐めていると痛い目を見るからな」

 

 

セシリア「あら、随分と余裕ですわね、まぁ私の勝ちは目に見えていますが」

 

まぁ今のご時世だ女尊男卑思考の奴は沢山いる

 

 

和也「織斑先生、俺の機体はあれを使わせて貰うがいいか?」

 

千冬「流石にあれは駄目だ、量産機じゃ駄目か」

 

 

和也「駄目だ、機体が俺の動きについてこれない、だからもうひとつの方を使う、それならいいだろ?」

 

 

千冬「黒の方か....分かったそっちなら許可しよう」

 

 

セシリア「まさか貴方専用機を!?」

 

 

和也「まあな、だが揺るぎない自信を持っている、あんたには些細なことだろ?」

 

 

セシリア「専用機を持っていることに驚きましたが、確かに私にとっては些細なことに過ぎませんわね」

 

 

「「フッフッフ....」」

 

 

千冬「話しは纏まった用だな、では三人はの試合は1週間後に第3アリーナで行う、それまで各自修練に励むように」

 

四話完




遅くなって申し訳ないです、すみませんディシディアやってました....次はなるべく早く投稿出来るようにします


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。