プラチナのような輝きを (mokke)
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番外編
番外編:誕生日プレゼントはまさかの……?


どうもmokkeです!

今更ですけどりんりんの誕生日ということで投稿します!

今回は本当に酷い出来ですすいません!(保険)

それではどぞ(っ´∀`)っ


創斗side

 

 

 

「温泉旅行のペアチケット?!」

「うん…お母さんに2人で行きなさいって押し付けられた……」

 

 

ある日、というか燐ちゃんの誕生日の2日前、唐突にそんなこと言われたら誰だって驚くだろう。

 

期間は明日の朝から次の日の昼までらしく、燐ちゃんの誕生日パーティーとは別にあるため、イチャイチャしてこいとのこと。

 

何故かRoseliaのみんなも承諾済みだった…

お母さん達は……まぁ知っているだろう。

 

 

なんだかんだあって次の日、2人でバスに乗っていく。

 

 

「楽しみだね、創君」

「う、うんそうだね…」

 

 

未だ状況がつかめないが、まあいっか!(現実逃避)

 

それにしても、バスの中には老若男女問わずたくさん人が乗っているな。

おばあちゃんが集まっているグループや家族できている人もいる。

 

 

そして、2人で喋っていると最初の目的地に着いた。

 

そこには、果樹園が広がっていた。

最初はここで今が旬の梨の収穫体験らしい

 

 

「意外と梨の位置って高いんだな……」

「そう言うと、思ったから、脚立借りてきたよ…」

「ありがとう燐ちゃん!」

 

 

そう言って2m程ある脚立を昇って梨を収穫していく。

それは、どれも大きく、綺麗だった。

 

 

「燐ちゃん!これ凄くで、か……」

 

 

燐ちゃんへ知らせようとした時、脚立のバランスが崩れ倒れてしまった。

そして、当然と言うべきかその先には……

 

 

「そ、創君……?」

「燐ちゃん逃げて!」

 

「「キャァァァァ!!」」

 

 

俺の必死の叫びも虚しく、俺と燐ちゃんは激突してしまった。

 

 

「痛たた……ん?」ムニッ

 

 

も、もしかしなくてもこの感触は……

俺は恐る恐る下敷きになっている燐ちゃんを見ると……

 

 

「・・・・・」ブッスー(怒)

 

 

そこには、俺に胸を揉まれたせいで怒っている燐ちゃんがいた。

 

 

「ご、ごめん燐ちゃん……」

「・・・・・」プイッ

 

 

やばい、可愛い……

じゃなくて、これは本当に怒っているやつだ……どうしよう……

 

 

 

 

 

 

 

 

「駄目だ、どうしよう、何も思い浮かばない……」

 

 

あれから時間は経ち、今はもう旅館に着いて今は1人で露天風呂に入っている。

部屋に備えついているものとはいえ、一応腰にタオルを巻いている。

事故(ラッキースケベ)のあと、全く何も喋っていない。

というか喋れたら俺はその人を心の底から尊敬できる。

 

 

「よし、風呂から出たら謝ろう。

土下座?いや、焼き鉄板も必要か?」

 

 

なんか論点がズレてきそうなので、さっさと風呂から出ようとした。

そして、目線が風呂の出入口に向かうと同時にガラガラと横開きのドアが開く音が聞こえた。

 

 

「えっ」

「………」

 

 

そこにはタオル一枚だけしか身につけていない燐ちゃんが恥ずかしそうに立っていた。

 

 

「り、燐ちゃんなんでそこに……?」

「……入るね。」

 

 

燐ちゃんは一言だけ言って、俺の隣に浸かった。

このままだと無言になるのが見えているので先に話を切り出す。

 

 

「……今日はごめん。

その…む、胸をもんじゃって……」

「ううん、私も只の事故なのに、変に怒っちゃってごめん。

でも、ちょっとだけ、気持ちよかった……

「燐ちゃん?

な、何を言って……」

「私、男の人は…苦手だけど……」

 

 

俺の理性がゴリゴリ削れる中、燐ちゃんは止めの一撃を繰り出した。

 

 

「創君になら……いいよ?」

 

 

その瞬間、俺は理性がほうか、い、

 

 

 

 

     て

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「起きなさい、創斗。

はぁー、起きないのなら踏んでもいいわね」ゲシッ

「グハッ

……って湊さん何をするんですか!」

「何ってもうすぐ燐子が来るから起こして上げたのよ。」

「そうですか、ありがとうござ……いや、なんで踏まれたのにお礼を言っているんだ?」

 

 

なんかとてつもなく危ない夢を見た気がしたが、よく覚えてない。

誕生日パーティーの準備は終わっているみたいで、いまはRoseliaのみんなとスタジオで待っている。

 

そしてその扉が開けられ、俺の幼馴染が入ってお馴染みの誕生日を祝福する言葉を言う。

 

 

 

 

「誕生日おめでとう!燐ちゃん!」




いかがでしょうか!

と言っても迷走しただけですが……

流石にこれだけじゃ何とは言いませんが引っかからないですよね?


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本編
いつの日かの思い出


どうもmokkeです!

前に投稿してた作品を見てた方はすいませんorz
間違って消してしまいました。
バックアップのとり方がわからなかったので慎重に進めていたんですが...
改めて作る気力も無く、最近ハマってるBanG Dream!を作ってみようかなと思いました!

そして、もうひとつ違う作品があるので良かったら見ていってください!

長話は置いといてどぞ(っ´∀`)っ


???side

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

ごめん、本当にごめんよ、

 

 

「待ってよ創君!」

「____ごめんね、燐ちゃん……」

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「ガバッ……はぁ、またこの夢か。」

 

 

4年前のあの出来事(・・・・・)が起きてから何回この夢を見たんだろうな。

そういえば自己紹介がまだだったな、

俺の名前は草薙創斗(くさなぎそうと)16才の高校2年生だ。

あの出来事って何のことかって?

……今知る必要無いだろ。

 

 

「って何やってんだろ俺は、妄想癖が酷くなってそうだな。」

 

 

そういえば今何時だ?

…朝の10時か、久しぶりに5時間も寝たな。

なに?学校はどうしたって?

現在俺は自宅警備員という職業に就いてるから大丈夫だ。

つまり今俺は引き篭もってるところだ。

 

 

「ってまた何やって…もういいや。

そういやもうすぐ最近ハマってるソシャゲのイベント始まるんだよな、装備の用意でもしとくか。」

 

 

俺はいつも通り買い溜めしてあるカ〇リーメイトを片手にパソコンを立ちあげる。

因みに俺のハマってるソシャゲの特徴が最近じゃ珍しく、しっかりと対策を練れば、ソロでもマルチでも効率が変わらない事で有名だ。

3年間も引き篭もってる俺には有難いゲームだ。

念のために言うが、ネカマではない。

それでも最近は他の2人とやる事が多くなってるな。

1人は厨二病を売りにしてるキャラ作りをしている子で学校があるのか基本平日は昼はinしていない。

もう1人は俺と同じような引き篭もりなのか、四六時中inしてる。

と、考えてる間に今回の敵の対策装備に変更して、引き篭もってからできた初めての友達(ネットの中の)とチャットをする。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

【リーフ】(俺、苗字からつけた)「こんにちは、プラチナさん。」

【プラチナ】(もう1人の人)「コンニチハー((((o´ω`o)ノやっぱりinしてますね!」

【リーフ】「そうですね!周りも平日の昼前なのにin率高そうですし、ちゃんと働いているのか心配ですよ!」

【プラチナ】「それブーメランですよ(笑)」

 

 

などといつもしているようなやり取りをしている間にイベントが開始された。

 

 

【リーフ】「それじゃあそろそろ行きますか?」

【プラチナ】「そうですね!確か今回は敵の属性が水でしたね。」

【リーフ】「っていいながら既に地属性の装備で固めまくってるじゃないですか:(;゙゚'ω゚'):」

【プラチナ】「まあね、それじゃあレッツゴー!」

 

 

そう言って、【プラチナ】さんは山程にでかい敵へ攻撃しに行った。

それじゃあ俺も逝きますか!(誤字ではない)

 

戦っている間、急に【プラチナ】さんが、こんなことを言い出した

 

 

【プラチナ】「ヾ(・ω・`)ネェネェバンドってやった事ある?」

【リーフ】「俺にそんな高難易度な事が出来るとでも?(笑)」

【プラチナ】「それなら楽器は出来る?」

 

 

楽器なら1つだけあったな、

 

 

【リーフ】「昔、ある人にピアノを教えてもらっていて、そこからキーボードは多少出来ますね。

急にどうしたんですか?まさか…」

【プラチナ】「ふふふ、そのまさかですよリーフさん!

私、バンド組んだの!しかもリアルで!」

【リーフ】「う、嘘ですよね!リアルって三次元ですよね?」

【プラチナ】「そのリアルだよ!因みにキーボード担当なの!」

【リーフ】「おめでとうございます!それにしても偶然ですね、出来る楽器が一緒って。」

【プラチナ】「そうだね、そういえばピアノを教えてもらった人ってどんな人なの?」

 

 

「っ……」

 

 

その質問がくるのか…なんて応えようか、

 

 

【リーフ】「昔友達だったんですけど、色々あって一方的に離れて逃げたんですよね(汗)」

【プラチナ】「すいません…リアルの話はタブーなのに、」

【リーフ】「((・∀・*)(*・∀・))ィェィェ♪バンドの話もっとして下さいよ!」

【プラチナ】「そ、そうですね!まずなんでバンドする事になったのかというと____」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

それから何時間か敵をなぶり殺しをしながら雑談をしていた。

ついでにSPACEという場所でライブをするから良かったら来てと言われた。

オフ会をするためのステップという事でって言われたらあんまり断りづらいな。

……久しぶりに外の空気吸うついでに見に行くか

 

 

SPACEに行くことによって創斗の運命は大きく変わる。




いかがでしょうか!
衝動的に書いたのですぐに詰まるかも知れませんが、温かい目で見ていただけると有難いです!
また次回(´°ω°)ノシ


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草薙、家を出る

どうもmokkeです!
テスト明けで久しぶりにバンドリするとシュガソンexがクリアできず大変ですorz
それではどぞ(っ´∀`)っ


草薙side

 

 

あれから数日が経ち今日は【プラチナ】さんがキーボードを担当するRoseliaというバンドを含む何組かの合同ライブがある日だ。

ゲームなどで忙しくライブの始まる時間しか調べてないが結構楽しみだ。

 

 

「あぁ〜買い物以外で外に出るの久しぶりだな〜。」

 

 

家からSPACEまでは徒歩圏内とかなり近かったので、いつものカ〇リーメイトを食べながら歩いている。

近いといっても基本引き篭もってる人が急に外に出て動くと、すぐに体力が無くなるわけであって……

 

 

「だめだ、死んじゃう。

ちゃんと飯食うべきだったな。」

 

 

死にかけのニートがすぐに出来てしまう。

なんて思ってるうちにSPACEへ到着した。

人混みの中に入るのは怖いし不安要素は多いが覚悟を決めて中へ行く。

因みにガールズバンド限定らしく、【プラチナ】さんがネカマでムキムキマッチョという可能性はなくなったε-(´∀`*)ホッ

 

 

「うわぁ…やっぱ人入ってるな。

貧血起こしたらどうしよう…」

 

 

それから少し経ち、ライブが始まる。

Roseliaは最後らしく、それだけである程度凄いんだなって思った。

何組かの曲を聞くが、どれもよく、特に星の形をしたようなギターを担いでる子達のバンドグループは演奏や歌がうまかった、そして何より楽しそうに歌ってるのがこっちも元気になれる感じがした。

 

そして、遂に最後のグループ、Roseliaが出てくる。

全体的に黒っぽい服装でかっこいいと思わせるような風格を纏っていた。

俺は、キーボードに向かう子を凝視する。

その子は黒髪ロングで大人しそうな感じで、美しく、大和撫子という言葉が似合うような子だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもそれは全て建前で、俺はある1人の人物を思い浮かべることしかできなかった。

 

 

「_____燐ちゃん?」

 

 

ステージの上にはかつての幼馴染の白金燐子が立っていた。

 

 

 

 

燐子side

 

 

 

私は、数日前にネ友として仲が良かった【リーフ】さんにライブにこないかと誘った。

バンドの話題を出したのはたまたまだったんですけど、

 

『昔友達だったんですけど、色々あって一方的に自分から逃げたんですよね(汗)』

 

【リーフ】さんのこの一言が4年前のあの出来事を思い出してしまった。

他にも今までチャットで話してた内容が()を連想させることが多く、どうしても気になって誘ったんだ。

今回の観客席がいつもよりも狭いので少し探しやすいのもあって今日を狙って見たけど大丈夫かな?

 

 

「燐子、そろそろ行くわよ。」

「わ、分かりました。」

 

 

この人はRoseliaのリーダーの湊友希那さん。

ボーカル担当で歌がとても上手くてかっこいい人なんだ!

猫を見ると性格が変わっちゃうのもちょっと好きかな…

 

 

「りんりん、【リーフ】さん見つかるといいね!」

「そうだね。でも【リーフ】さんが全くの別人だったらどうしよう……」

「その時はその時だよ!」

 

 

この子は宇田川あこちゃん。

ドラム担当で厨二チックで常にかっこいい言葉を探してるらしく、メンバーを困らせることもしばしば。

Roseliaの中で一番仲が良く、一緒にゲームをするんだ。

因みにあこちゃんのプレイヤーネームは【堕天使ルシファー】……

そ、それでも私がRoseliaに入れたのはあこちゃんのお陰だし、今回の計画を考えたのもあこちゃんなんだ。

 

他にもメンバーはいるけどもうすぐライブが始まっちゃうから行かないと…

そして、ステージへ向かう。

キーボードの準備をしながら探そうとするとすぐに彼は見つかった。

 

生まれつきの茶髪、少し背が高いのにとても細い、あの時(・・・)から体型は全く変わっていなかった。

 

 

「やっと会えたよ、創君。」




いかがでしょうか!
いきなり感想やお気に入り登録してくださりありがとうございます!
文字数はあまり多くないですが、その分少しでも早く投稿していきたいです。
また次回(´°ω°)ノシ


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久しぶりの邂逅

どうもmokkeです!
遂にあと2ヶ月でドラゴンクエストXI発売ですね(白目)
あと、バンドリイベントどうでしたか?
私は今日の夕方になんとか15万取れましたが…
それと、あらすじ増やしました。
これからも唐突に増えることがあるかもです。
今回から過去編にいきます。


それではどぞ(っ´∀`)っ


草薙side

 

 

なんで立っているのが燐ちゃんなんだ…

よく考えたら【プラチナ】って白金だもんな。

でも、そしたらあいつはいつ【リーフ】が俺だってことが分かったんだ?

もうバレてるなら逃げても無駄なんだろうから待つしかないよな……

 

なんて思ってるとRoseliaのライブが終わってみんなが帰っていった。

あ、やべっ、曲全く聞いてなかった...

 

燐ちゃんがどこにいるかもわからないので、会場でずっと待ってると、燐ちゃんが来た。

 

 

「燐ちゃん、久しぶりだな。」

「そうだね、創君。」

「なんで【リーフ】が俺だって分かったんだ?」

「なんでだろうね、一緒にゲームをしてると不思議と確信を持てたよ。」

 

 

俺はここから立ち去りたくて口早に言う。

 

 

「そうか、それじゃあまたゲームで。Roselia応援してるよ。」

「待って、創君。」

 

 

燐ちゃんが引き止める。

 

 

「また、一緒に遊べないの?」

「今も遊んでるだろ?」

「そうじゃなくて、一緒の家で遊んだりお話したりしようよ。」

「それだったらスカイプ繋げてやるよ。」

「だからそうじゃないの!」

 

 

燐ちゃんが珍しく大きく言う。

 

 

あの時(・・・)からもう4年経つんだよ。

また、一緒に出掛けたり、お菓子作ったりしようよ!」

「それは…だめだ。

もう俺は燐ちゃんと一緒にいたらダメなんだよ!」

 

 

あの出来事を無い事にしてはいけないんだ、絶対に。

 

 

 

 

~~~4年前~~~

 

 

 

草薙創斗こと俺は12才ある日、燐ちゃんの家族に一日預けられた。

その日は出掛けることになって出掛ける前に銀行による事になった。

 

その時に事件は起きてしまった。

 

突如、銀行の中に全身黒ずくめの男が入って来て、銀行員に向けて銃を突きつけた。

 

 

「オラァ!殺されたくなかったら、今すぐにカバンに金を1000万詰めろ!

時間が無いんだ、1分遅れるたびに客1人殺していくぞ!」

 

 

そんな声と共に銃音と天井のライトの崩れる音がなり響いた。

その後数秒したら、みんなが阿鼻叫喚の悲鳴をあげ、ある者は逃げようとして威嚇射撃されて気絶したり、ある者は、部屋の隅で動けずに固まっていたりした。

俺はというと、立ち向かえる訳も無く腰を抜かし、苦し紛れに燐ちゃんを俺の後ろに寄せることしかできなかった。

 

そして、あまりにも短い1分というタイムリミットは呆気なく経ってしまった。

 

 

「ははっ、時間切れだ。残念ながら1人召される事になりそうだ。

まずは子供にしようか。」

 

 

そう言って男は子供を探し出すが今いる子供は俺と燐ちゃんしかいなかった。

 

 

「子供はお前ら2人か、なら守られている女子から殺してやろうか。

恨むなら1000万詰めれなかったあの無能達を恨むんだな。」

「や、やめろ!り、燐ちゃんを殺すな!」

 

 

とは言っても力の差は比べるまでもなく、黒ずくめの方が強く、燐ちゃんを俺から遠ざけていく。

そして、燐ちゃんの額に銃口が突きつけられた。

燐ちゃんは抵抗もできず、涙を流すことしかできなかった。

 

 

「さぁまず1人目だ!」

「やめろぉ!」

 

 

黒ずくめの言葉が聞こえた瞬間、俺は訳も分からず声をあげ、黒ずくめの男に体当たりして、発砲を阻止しようとした。

それは不意打ちだったようで、全体重が乗った体当たりによって黒ずくめは手から銃を手放した。

男はそれを取り返すかのように俺に迫ってきた。

それはダメだと思い銃の反動も気にせず、目を瞑って2発立て続けに発砲した。

 

 

『パアンッパアンッ』

 

 

俺が目を開けるとそこには、腹の少し上から血が出て倒れてる黒ずくめの男と、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左腕を抑えて倒れている燐ちゃん(・・・・・・・・・・・・・・・)がいた。

多分、というか絶対に俺の撃った2発のうち、1発が燐ちゃんに当たったのだろう。

黒ずくめの男のことはもう頭に無く、燐ちゃんの所へ走ってひたすら揺さぶる。

 

 

「燐ちゃん?燐ちゃんってば、燐ちゃん起きてよ!」

 

 

だが燐ちゃんは起きる気配もなく、ただ苦しそうに倒れているだけだった。

 

 

「あ、あぁ……嘘だ、嘘だ…嘘だ!

俺の、せいで、燐ちゃんがこんな目に……」

 

 

俺の頭は真っ白になった。

 

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

 

 

俺はそのまま意識を失った。




いかがでしょうか!
少しきりがいいのでここでくぎりました。
なんせ今から1時間後にはスマホを置いて修学旅行に行くんですよ!
だからこのタイミングでの投稿にしました。

次回も過去編です。
また次回(´°ω°)ノシ


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地獄はいつまでも

どうもmokkeです!
修学旅行疲れました(´Д`)ハァ…
そんな事は置いといてどぞ(っ´∀`)っ


草薙side

 

 

それからは早かった。

銀行に着いた警察官と医者によって死んでいた黒ずくめの男と気を失った燐ちゃんは病院へ、俺は警察署へと連れて行かれた。

 

俺は警察官に同じような事を何回も聞かれたらしい。

らしいと言うのは、自分自身よく覚えていなかったからだ。

途中で急に暴れだしたり、泣きわめいたりしていたと聞いた。

 

でも、肝心な所は聞けたらしく、他の人との証言が一致したらしい。

その日は疲れていたのかそのまま警察署で寝てしまった。

次の日、起きると両親がいて俺が起きたのを知ると、急に抱きついて泣いていた。

「無事でよかった。」「起きなかったらどうしよう。」など言っていた。

 

でも、そんな事はどうでもよかった。

正確には、それ以上に大事なことがあった。

 

 

「燐ちゃんは、燐ちゃんはどうしたの!」

 

 

それを聞いた父は、顔を緩ませて

 

 

「白金さんなら先程目が覚めたと連絡がきた。」

「ほんとに!?よかったぁ。

今から会いに行っていい?」

「警察の方からもう大丈夫だときいている。

お前は大丈夫なのか?」

「大丈夫じゃないけど早く会って謝らないと…」

「それじゃあ行くか。」

 

 

それから10分程車に乗って病院へ向かう。

着くとすぐに父と燐ちゃんの病室に向かった。

そして、ドアを開けて燐ちゃんの所へ走った。

 

 

「燐ちゃん大丈夫?」

「うん、まだ痛むけどなんとかね。」

「ごめん、ごめん、ごめんね燐ちゃん、俺がおかしな事をしていなかったら傷つかなくてすんだのに。」

「ううん、あの時そうしていないと、死んでたかもしれないんだから仕方ないことだよ。

それと、なんで泣いているの?」

 

 

俺の目からいつの間にか涙が溢れていた。

 

 

「そりゃそうだよ、俺のせいで燐ちゃんが起きなかったらどうなっていたかって思うだけで、うぅ。」

「もう大丈夫だよ。私はいるんだから。

昨日できなかったお出かけもまたしようね。」

「うん、うん、うん!約束だよ!」

 

 

その後は出掛けたあとどうしようかなど喋っていた。

これで終わったらどれほどよかったことか、だが神様はこんなもので済ませなかった。

 

それから数日が経ち、燐ちゃんの退院の次の日に学校に久しぶりに行く。

それまで毎日病院に通って色んな事を喋っていた。

今日もそんな1日が過ごせると思って学校に行った。

 

だが学校に着くと、そんな考えは吹き飛んだ。

燐ちゃん(・・・・)が色んな女子からイジメを受けていた。

俺はすぐにその女子達へ向かう。

 

 

「なんで燐ちゃんを虐めているんだよ!」

 

 

女子達はさも当然のように言う。

 

 

「そりゃこいつが創斗君を撃ったんだから当然でしょ。」

「は?ふざけるなよ、何を言ってるんだ?俺が燐ちゃんを撃ったんだぞ、俺は撃たれていない。」

「こいつなんか庇わなくていいんだよ。

こいつが悪い、それでいいんだよ創斗君。」

 

 

言葉が出なかった。

全てが矛盾している。俺が撃って、燐ちゃんが傷ついた。

なのに今は燐ちゃんが撃って俺が傷ついたみたいになっている。

 

 

「お前らケンカ売ってんのか?

だから撃ったのはお「もういいよ、庇わなくて。」いいわけないだろ燐ちゃん!」

「私が悪いんだから、創斗君に迷惑かけてしまってごめんね。」

「だから『キーンコーンカーンコーン』くそっ。」

 

 

チャイムがなってしまった。

そのあとは、先生に相談したり、親にも相談した、燐ちゃんの親にも言った。

でも、何一つ好転する事は無かった。

 

この事件のことが広まるうちに間違った情報が流れていたらしく、小6だったみんなに広まるのはとても早く、それで定着してしまっていた。

更に、自分で言うのもなんだが、学年ではかなり有名人らしく、優しい人だとか、かっこいいとか言われていたのも追い討ちをかけたのだろう。

そうなってしまうと、いくら教師が言おうが意味が無い。

 

それからはドンドンエスカレートしていった。

俺がいないところでイジメ、俺のいるところでは仲直りした風に装う。

そんな日々が続いていった。

当然それは分かっていて注意するが、すぐに逃げられる。

 

そんな自分自身に俺は呆れていた。

幼馴染を守れず、気を使われる事に。

俺は、いつからか、学校へ行かなくなり、中学生になると、親に頼んで1人遠くの学校へ1人暮しをすることにした。

 

 

 

 

これが、俺のしてしまった過ちで忘れてはいけないことだ。




いかがでしょうか!
最後グダってしまった感ありますが……
今回で過去編は終わりです。
また次回(´°ω°)ノシ


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仲直り

どうもmokkeです!
ガルパの協力プレイの土曜日皆さんやってますか?
低速にならないように、土曜日しか協力していないのですが、コインの貯まるスピードが早すぎて禿げそうです!
今回はサブタイ通りの展開そして、とてつもなく短いです(いつも短い)

それではどぞ(っ´∀`)っ


現在

 

草薙side

 

 

あの出来事を繰り返してはいけない。

だから、俺は拒絶する。

 

 

「俺は燐ちゃんとは一緒にいることはできないよ。」

「なんでよ、いじめてた子達はもういないんだよ。」

「いじめる原因を作ったのは俺だ。」

「あれはあの子達が誤解してただけだよ。」

「そもそも傷つけてなかったら、誤解するようなことは起きなかった。」

「あの時、銀行強盗を撃ってなかったら、私は今、ここにいないんだよ。

私は創君に助けられたんだよ!」

「銃を撃つ以外の選択肢もあったはずな…『パシィン』燐ちゃん?」

 

 

言い返していると、突然頬を叩かれた。

 

 

「もう自分の気持ちを我慢しないでよ!」

「別にそんなのしてないけど。」

「じゃあ、なんで泣いてるの?」

「え……」

 

 

目を擦ると、初めて泣いてることに気づく。

燐ちゃんは追い討ちをかけるように言う。

 

 

「私を守ってくれたのは嬉しかったよ。

けど、突然学校に来なくなったとき、私とても怖かったの。

怖くなって、学校に行けなくなって、創君のお母さんにどこにいるか聞いたら、1人暮しを始めてるって聞いたときは倒れたりもしたよ。

でも、私は前へ進んだ。

あこちゃんにあって、Roseliaにあって、みんなにあって、今日創君に会えた。

これでまた前に進める。

 

また、私と一緒に進もうよ!

また、私を守ってよ!」

 

 

涙が止まらない。

俺があれだけ傷つけて、逃げたりもしたのに、今、笑って手を差し伸べてくれる。

俺は泣きながら笑う(・・)

そして、決断する。

 

 

「ハハッ、守ってって言ってるのに手を出すとか矛盾してるな。

もういいよ、俺の負けだ。

これからお前のことは俺が守ってやるよ!」

 

 

そう言うと燐ちゃんは驚くように返す。

 

 

「え…ほんとに!?」

「聞いといて何言ってんだか。

でも、逆にいいのか?また傷つけるかもしれないのに。」

「いいから言ってるんだよ創君。

それに、もう傷つけないって信じてるから。」

「そうですか。

それじゃあ帰るか、外かなり暗いし。」

「そうだね。」

 

 

そして、帰り道

俺は燐ちゃんの家まで送っているところだ。

 

 

「なぁ、本当にいいのか?」

「だからいいって何回言ったらいいの。」

 

 

呆れ気味に返される。

そして、今質問してほしくなかった事を聞かれる。

 

 

「創君、それよりも今日のライブ観てくれた?」

「あーうん、とても良かったよ。」

 

 

燐ちゃんがいた事に気を取られて全く聴いてなかったので、苦し紛れに返すが、

 

 

「それ嘘でしょ?

どれだけ一緒にいたと思ってるの、それぐらいバレバレだよ。」

 

 

やはりバレている。

 

 

「う…し、仕方ないだろ、燐ちゃんがいるって思ってもなかったんだからさ!」

「むー、次のライブには絶対来てね。」

「分かってるよ、絶対観に行くよ。」

「約束だよ。

それじゃあ私の家ここだから、またね創君。」

「え、俺の家その隣なんだけど。」

「えっ」

 

 

なかなか外に出ないから道とか覚えてなかったけど、さすがに隣の家やその周辺の家ぐらい分かる。

 

 

「良かった、隣なら毎日遊べるね!」

 

 

そのとき見せた笑顔はプラチナのように輝いて見えた。

 

 

「あ、でも毎日はやめてくれよな。」

「それはいや。」

「そうですか。」

 

 

明日から忙しくなりそうだ。




いかがでしょうか!
仲直りって難しいですよね。。。(lll __ __)バタッ
やっぱりグダってますorz

とりあえず書きたいのは書けたので、あとは短編をひたすら投稿ですかね…

また次回(´°ω°)ノシ


追記
改めて読み返すとりんりんの喋り方おかしいなって思う人がいるかなって思ったので、
創斗の前ではあんな感じって思っていただければ嬉しいです!


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草薙創斗は焦る

どうもmokkeです!
イベント終わりましたね。
協力やってるとブシドーがいたるところで見かけます!

次のイベントまだかな〜

それではどぞ(っ´∀`)っ


草薙side

 

 

俺は燐ちゃんと別れてから、すぐに寝てしまった。

だからなのか、家の中に入ってきた人に気づかなかったのは仕方ないと思う。

 

 

「スゥースゥー」

「・・・・」

 

 

どうも、おはようございます。

草薙創斗です。

昨日、俺は1人で寝ました。

しかし、次の日起きるとベットの中に燐ちゃんが潜り込んでいました。

鍵閉めた筈なのにですよ?

 

どうすればいいんだあ!(困惑)

 

こんな奇襲回避できるわけがないよ!

昨日は色々あり過ぎて分からなかったけど、メロンが涙目になるものを抱えてらっしゃる。

どこかは言わないけど……

それにしても4年会ってないだけでこんなに変わるものなのか……

ってそんな事考えてたらクールなイメージが崩れてしまう!

とにかくベットから降りないと……

 

 

「創君…」ダキッ

「」

 

 

当たってるよ、当たってるってぇ!

べ、別に気持ちいいわけじゃないんだからね!(現実逃避)

寝息が耳に入ってきてほんとにやばいよ!

 

ダレカタスケテエエエエ!!!」

 

 

あっ、心の中で出したのに言っちゃった。

 

 

「ん、創君?

何でここに……えっ」

 

 

燐ちゃん起きちゃった。

これヤバイ奴かも、かもじゃないな絶対ヤバイよ。

 

 

「キャァァァ!!!」

 

 

みんな、異性でも同性でも一緒に寝てるときにベットから降りるはフラグだから使ったらダメだぞ、ソースはついさっきの俺な。

 

 

 

「う、うぅ。」

「だ、大丈夫燐ちゃん?」

「大丈夫じゃないよー!」

 

 

さっきからずっとこんな感じだ。

とにかく気になっている事を聞こう。

 

 

「燐ちゃん、なんで俺の家に上がれたの?」

「親同士が隣に住んでる事を知ってたみたいで昨日の事を話すと、この家の鍵を渡されたの。」

「そうか、大人って怖いな。」

「そ、そうだね…」

「次に、もらったあと、なんで俺の家に来たんだ?

鍵もらったままでも良かっただろ?」

「毎日遊ぶって言ったでしょ!」

「あーそうだったな。

最後の質問だ、何故俺のベットで寝てたんだ?」

「寝顔が、可愛かったから。」

「理由になってないからな、それ。」

 

 

こうなったらやり返すか。

 

 

「燐ちゃんの寝顔も可愛かったよ。」

「え、えぇー、き、急にどうしたの創君?」

「ただ本当の事を言っただけだけどそれが?」

「からかわないでよ……」

 

 

何この子超可愛いよ(確信)

 

 

「と、とにかく朝ごはん食べる?」

「家にカ〇リーメイトしかないんだが…」

「大丈夫だよ、私の家で用意してあるから。

今から行こっか。」

「因みに拒否権は?」

「ないよそんなの。」

「デスヨネー」

 

 

結局俺は燐ちゃんに手を引っ張られて、隣の家まで連れて行かれた。

 

パジャマ姿で……

 

1分経たないと家に着いた。

燐ちゃんの親に会うのは1年振りだな。

1人暮らし始めてからも何度か様子を見に来てくれたりしたんだ。

 

 

「ただいま。」

「お、お邪魔します。」

 

 

そう言い入ると、すぐに燐ちゃんの母親が来た。

 

 

「おはよう創斗君。久しぶりね。」

「はい、1年ぶりでしょうか。

この間はありがとうございました。」

「いいのいいの、娘を守ってくれたんですから。」

 

 

と、話していると燐ちゃんが驚くように言う。

 

 

「え、1年ぶりって聞いてないよ。

どういうこと?」

「あれ、言っていないんですか?」

「そりゃあ行った事を伝えたら私も行くって言うでしょ。

だから言うに言えなかったの。」

「そうなんですか、色々迷惑かけてすいません。」

「そういうのいいから大丈夫よ。

さ、創斗君が来るって聞いたから朝ごはん腕によりをかけて作ったわ、しっかり食べてね。」

「あ、ありがとうございます!」

「そう言えば昔みたいにおばさんって言わないのね。」

「い、言いませんよ!そんな失礼なこと。」

 

 

そう言い返すと、それを待っていたかのようにニヤリと笑って爆弾を落とす。

 

 

「そう、ならお義母さんかしら?」

「ゲホッゴボッ

な、何言ってるんですか///」

「あら、違うのかしら?

燐子は満更でもないみたいだけど?」

「えっ、り、燐ちゃん?」

 

 

俺が振り向くと…

 

 

「///」

 

 

顔を赤らめて下を向いている燐ちゃんがいた。

そして、燐ちゃんは話をそらす。

 

 

「そ、それよりも早く朝ごはん食べようよ……」

 

 

そのあとは普通に朝ごはんを食べていたが、お互いに目を合わせて喋ることができなかった。

ただ、それを見てニヤニヤしている燐ちゃんの母親は互いの目に映っていたと思う。




いかがでしょうか!
なかなか上手く出来ませんね……
もっと地の文を増やしていかないと!
また次回(´°ω°)ノシ


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堕天使とお遊び

どうもmokkeです!
ウェディングイベント始まりましたね。
ガチャは引きませんが、沙綾は絶対ゲットします!

それではどぞ(っ´∀`)っ


草薙side

 

 

あれから直ぐに朝ごはんを食べ終えてまた、俺の家に戻った。

燐ちゃんは自分の部屋に来てほしかったみたいだったけど、さすがに俺の心臓が持たないって事で家に戻ってきた。

 

なんでも今日は、Roseliaのドラムをやっている宇田川あこという人に会わないと行けないらしく、結局もう外に出ないといけないらしい。

 

 

「だからといって、FPSでkillし過ぎじゃないかな……」

「ナチュラルに心読まないでくれますかね!」

 

 

ストレス発散にはやっぱり乱射がいいよな!

 

今のやり取りで俺への銃に対するPTSD(心的外傷後ストレス障害)は大丈夫なのかと思われるかもしれないが、ゲームだから大丈夫であって、現実だとBB弾でも倒れる自身がある。

 

なんて事は置いといて、そろそろ行かないといけないらしい。

 

 

「今からCIRCLEにあるカフェで待ち合わせてるから今から行くよ…」

「はぁー、分かりましたよ。」

 

 

拒否権なんて無いのは分かっているためさっさと行く準備をする。

と言っても、持っていくものはサイフとスマホ、PCぐらいしかないけど…

 

 

「金ってどれぐらいいるんだ……(ボソッ)」

 

 

やはり出費はまぬがれないだろう。

だからといって諭吉さん1枚でいいのか5枚程いるのかが分からないから、5枚入れておく。

これで足りなかったら、もう遊びに行けないな。

 

 

「それじゃあ行きますか。」

「うん、どんな反応するんだろうね?」

「知るか。」

 

 

電車に乗って30分、CIRCLEに到着した。

道中、電車の人の多さで燐ちゃんが倒れかけたりしたが、それ以外は特に無く、無事生きて着くことが出来た。

燐ちゃんはすぐに宇田川さんに見つけたみたいで、走って行った。

 

 

俺の腕を掴んで……

 

 

「あこちゃーん。」

「あ、りんりんだ!

あれ、その人がりんりんが言ってた人?」

「そうだよ、創君自己紹介お願い。」

「あーどうも【ルシファー】さん。

俺は【リーフ】の草薙創斗です。」

「そう言えばりんりん言ってたね!

初めまして!宇田川あこです。よろしく!」

「うん、よろしくな宇田川さん!」

 

 

とても元気な子で気を使う必要は……

 

 

「宇田川さんじゃなくてあこって呼んでよ!」

 

 

…あるようだ。

それでも断る必要なんて無いので普通に言うんだけどな。

 

 

「そうか、それならよろしくなあこちゃん。」

「うん!よろしく創斗さん!

でも、驚きましたよ、結構女の子っぽいんですね!」

「うっ、またか……」

 

 

こ、これで何回目なんだろうな……

 

 

「また言われちゃったね……」

「どういうこと?」

「それはね…」

「俺の小学生のあだ名が男の娘って言われてたんだよ。」

 

 

なんで、小学生がそんな言葉知っているのかが1番怖かったな……

 

そして、カフェまで来て結局PCを開く。

あこちゃん曰く、外で遊ぶ方がドカーンと楽しいらしい……

 

更に、敵と戦ってるときも、

 

 

「りんりん、バーンてやっちゃて!」

「今こそ我の真の力を見せてやろう!」

「創斗さん、一緒に闇の力で倒しましょう!」

 

 

かなり痛い子だった

なんでも、かっこいい言葉が好きらしく、燐ちゃんからいつもそんな言葉を仕入れてるらしい。

決して厨二病では無いよ!

なんて話を聞いてると、あこが突然提案する。

 

 

「ねぇねぇ、スタジオ空いてたら少し演奏しない?」

 

 

と、

俺は弾けたとしても、キーボードだけで、それもとてもじゃないけど、燐ちゃんには敵わないだろう。

 

でも、歌には少し自身がある。

『暇だから』

そんな理由で【リーフ】と名乗って歌ってみた動画を投稿して見ると思いの外反響が良く、多いときは、動画一つで100万再生出来た程だ。

今でも週一で投稿している。

でも、1番の問題が……

 

 

「ドラムとキーボードで出来るのか?

バンドの事はあまり知らないけど、ベースかギターもいた方がいいんじゃないのか?」

「大丈夫だよ、あこちゃんと2人で練習する時もあるけど問題無かったから。」

「それなら良いんだけど。」

「それなら早く行こうよ!」

「ま、待ってよあこちゃん…」

 

 

たまたまスタジオに空きがあって入ることが出来たが、今回はかなり突発的な事だったので、楽器を借りる事になったが……

 

 

「借りるだけであんなにも金がいるのか…」

「ごめんね創君……」

「あこのせいで迷惑かけちゃってすいません……」

「いやいや、大丈夫だよ、生活費かなりあるし。」

 

 

なんて言うが実際はかなりきつく、そろそろバイト始めようかなと思うほどだ。

それはともかく、2人は慣れた手つきで準備していく。

わずか数分で準備を終えて今は調整している。

 

俺はと言うと、何曲かの歌詞とその音程をひたすら頭に叩き込んでいる。

少しぐらいはやりやすくなっていると嬉しいかな。

 

そして、準備が終わったらしくいつでもいけるようだ。

 

 

「それじゃあ2人とも頑張れよ、最初は聞いとくから。」

「はーい!」

「それじゃあいくよ…」

 

 

そして、Roseliaの代名詞とも言えるbrack shoutが始まる。

キーボードから入り、そこにドラムが乗る。

それだけで体中が沸騰するような気持ちになるほど気分が上がる。

 

あこのドラムテクニックは凄く、体全体を大きく使っているため、あこ自身がでかくなったと錯覚させるほどだ。

 

そして燐ちゃんは、4年前よりも綺麗、楽器が変わっているのに、ピアノを聴いているような感覚に陥る。

 

何よりも、2人はとても楽しく演奏している。

それが1番いい所だと思った。

 

そう思っているうちに1曲が終了する。

 

『かっこいい』

 

ガールズバンドなのに感想を聞かれたら真っ先にこう答えると思う。

 

 

「こりゃあ、絶対足引っ張るな。」

「楽しみだね、創斗さんの歌声!」

「あこちゃんあんまりプレッシャーかけないであげてよ…」

「よ、ようし、あこの期待に応える為に頑張ろっか!」

 

 

そう言い俺はマイクを持つ。

歌ってみたとは全く違う、観客は誰も居ないはずなのに、重圧が凄く、マイクを握る手が震える。

とにかく自分が今、出来ることを精一杯するだけだ。

 

 

「燐ちゃん、お願い。」

「うん、わかった。」

 

 

そして前奏が流れる。

緊張はするが今降りたらただの腰抜けだ。

なんて思っていると、ボーカルの出番がやってくる。

やるしかない、その思いで歌い始める。

 

 

「♪。.:*・゜」

 

 

曲名にshoutがついてるからか、歌詞は自分の思いをさらけ出すかのような曲でひたすらに歌った。

そして、歌い終わった時、

 

 

「なかなかいい歌声だったわ、それも私と同じ位かしら?」

 

 

燐ちゃんでもあこでもない。

Roseliaのボーカルの湊友希那が部屋の入り口で立っていた。




いかがでしょうか!

創斗君の出来ることに、キーボードともう1つ付けようと考えると、
ドラムとベースは微妙だし、ギターだと、どう考えても紗夜さんが怒り狂う未来しか見えなかったので、自他評価が出来る湊ポジのボーカルにしました!

また次回(´°ω°)ノシ


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孤高の歌姫は結構S

どうもmokkeです!

もうすぐテスト何ですよ(ノд`)ウルウル
何がキツイかというと、バンドリのイベント1つ取れなくなるんですよ!
そのせいでスカスカイベントの蘭ゲットできなかったときは狂鬼乱舞(誤字ではない)しましたからね!

タグにキャラ崩壊付けて来ます( ̄^ ̄ゞ

それではどぞ(っ´∀`)っ


燐子side

 

 

「友希那さんなんでここに…?」

「え、友希那さんってRoseliaのボーカルの湊 友希那さん!?」

 

 

先程、創君ボーカルでblack shoutを弾き終わった所に恐らく聴いていたであろう友希那さんが入り口に立っていた。

 

それに、創君のことを友希那さんが認める程歌が上手いなんて…創君そんなに凄かったんだ。

 

友希那さんは話を続ける。

 

 

「それにしても、世間は狭いようね。

まさかあの歌い手の【リーフ】があなただったなんてね。」

 

 

え、【リーフ】って歌い手にもいたんだ。

でも、創君は顔を真っ青にして否定する。

 

 

「な、何を言ってるんですか!

お、俺が【リーフ】だなんて!

それに、湊さん程歌上手くないですよ!」

「どちらも否定は出来ないわ。

あなたが【リーフ】だと証明すればいいだけだから。」

「そ、それをどう証明するんですか?」

 

 

創君が言い返すと、友希那さんはポケットから小型の録音機を取り出した。

 

 

「今ここにさっき歌っていた曲が録音されているわ。

そして、今からy○utubeで【リーフ】の曲と聴き比べたら全部分かるわ。」

 

 

それを聞いた瞬間、創君は慌てふためいた。

 

 

「ちょっ、なんで録音なんかしてるんですか!

それに聞き比べなんてされたら……」

「あら、何故ダメなのかしら?

違うんだと分かっているんでしょ?

あこ、燐子、早く聞きましょう。」

「はーい!」「は、はい……」

「」

 

 

創君大丈夫かな?

口から魂出てるように見えるし…

 

 

「【リーフ】はアニソンを中心に歌っているらしいわ。

例えばハ〇キューの『イマジネーション』でも聞いてみようかしら?」

 

 

『...♪*゚♪。.:*・゜』

 

 

「えっほんとだ!

創斗さんと似てるよ!

しかもピアノ弾きながらって創斗さんこんなこと出来たんですね!」

「凄い、創君こんなことが出来るなんて……」

「や、止めてください湊さん……」

 

 

私達が褒める度に後ろからゲホッとかグハッなんて声が聞こえる気がするけど、友希那さんは止めを刺しにいく。

 

 

「私も練習したいからこれで最後にするけど、これは素晴らしいと思ったわ。

こんな女声をだせる人「ダメです!それだけは止めてください!!」…あら、あなたじゃないんでしょ?

こんな女声を出せる人は中々いないと思うわ。」

「認めます!認めますから黒歴史を掘り返さないでくださいぃぃぃ!」

 

 

創君認めてるよ……

そうしてまで止めたい曲って何かな?

 

 

「聞きたい!

あこもその曲聞きたいです!」

「燐ちゃん、湊さんに流さないように頼んで!

お願い、この通りですから!」orz

 

 

土下座してまで私に頼むなんてちょっと……

 

 

「気に、なるかな……」

「り、燐ちゃん……」

「そう言うと思ったわ、それじゃあ【リーフ(・・・)】の歌う『Day Dream Cafe』どうぞ。」

 

 

え、それってご〇うさの!?

それにさらっと友希那さん【リーフ】で通してるし…

 

 

『♪。.:*・゜・。♪*+o』

 

 

「嘘っ!?

女の人って言われても信じちゃうよ!」

「創君、これ5人分音撮ってるよね」

「う、うぅ〜」

 

 

ちゃんと5人分の声を使い分けてるよ…

これは黒歴史になるよ。

 

 

「しかも、1番再生回数多いからってこれを投稿したあとも結構女声で投稿してるでしょ?」

「なんで知ってるんですか!」

「カバー曲もここから探すときもあるし、何より私があなたのファンなのよ。」

 

 

え、そうなんだ!

友希那さんが尊敬する程なんて……

創君もあたふたしてるよ。

 

 

「だから、これから私の個人練習だけでいいから付き合ってくれないかしら?」

「えっ、だからの意味がわからないですけどそれはちょっと……」

「いいのかしら、燐子にあなたの知り合いを聞いてこれを広めていくことになるけど?」

「うっ、わ、分かりましたよ!

練習に参加すればいいんでしょ!(広められるよりはマシだ……)」

「フフッ、ありがとう。」

 

 

友希那さんってこんなにもSだったんだ……

 

 

結局この後創君含めた4人で練習したのだった。




いかがでしょうか!

これでしばらく投稿出来ないかも……
もしかしたら、明後日に投稿出来るかも。

また次回(´°ω°)ノシ


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草薙創斗はバイトを始める

どうもmokkeです!

20連回してあこ8人出迎えた俺を慰めて(。•́ωก̀。)…グス
(当然りんりんと友希那さんは来ない)
また石貯めてきます!

それではどぞ(っ´∀`)っ


創斗side

 

 

事の始まりは今朝、お母さんからの電話であった。

 

 

『創斗、あなた引きこもり辞めたんでしょ?

だったら仕送り減らしてもいいよね!

足りないのならバイトすれば?』ガチャ

「……嘘だろ。」

 

 

これだけじゃ理解出来なかった人がいるかもしれないのでまとめると、

 

燐ちゃんの親から俺の親へ引きこもり卒業したことが伝わる。

親は俺の高校の為のお金で精一杯らしい。(実際は違うがそれは他の機会に)

だったら働かせてまともに生活できるぐらいになってもらおう!

今に至るという事だ。

 

 

突発的な事は今に始まったことでは無いので、家の近くにある商店街でバイト募集あるか探している。

 

今のところ週一でまともな食事の為に寄る山吹ベーカリーが最有力だが、朝が早すぎる為多分無理。

他にコンビニがあったが、時給が微妙だし、かなりの人とコミュニケーションをとらないといけないため却下。

 

そんな感じで探していると、羽沢珈琲店という喫茶店に募集があった。

バイト内容はキッチンでの仕事やオーダー、掃除に力仕事など色んな事があった。

料理は人並みには出来るし、掃除や力仕事も一応出来る。

懸念材料のオーダーも喫茶店だからリピーターが多いと思うので最初はキツイが慣れると大丈夫なはず。

 

という事で、面接を受けに行くか…

そう思い扉を開けると、

 

 

「いらっしゃいませー何握りましょーか?」

「イヴちゃん此処寿司屋じゃないって言ってるでしょー!」

 

 

カオスが待ち構えていた。

どうやらどこで働くにしてもどこかで苦労するんだろうな。

というのは置いといて、ここでバイトしたいと言わないと!

 

 

「あの、すいません。

バイト募集とあったので面接したいのですが……」

「は、はい!

分かりました、直ぐに父を呼んできます。」

 

 

そこからはとんとん拍子に進んでいき、作業着に着替えて接客してくれと羽沢さんに頼まれた。

面接終わっていきなり接客ってこの店大丈夫なのか?

 

因みに、最初に出てくれた人達は、寿司屋のマネをしていたのが若宮イヴさんというハーフで事務所でモデルとバンドを兼業しているらしい。

 

そして、それにしっかりとツッコミをした人が羽沢つぐみさんという真面目そうで幼馴染達とバンドを組んでるみたい。

 

あと、何故かお互いに名前呼びじゃないとダメだと言われたのでイヴさんつぐみさんと呼ぶ事になった。

なので先程の羽沢さんはつぐみさんの父親になる。

 

お客さんが来るまでつぐみさんのマネをして机を拭いているとイヴさんがこっちに来た。

 

 

「どうしたんですかイヴさん?」

「創斗さんにとっての『ブシドー』は何ですか?」

「答えに困る質問するね……」

 

 

ブシドーかー、答えに沿うかは分かんないけど

 

 

「大切な人を1人でも見つけてその人をずっと守り通すとかかな?」

「それが創斗さんの『ブシドー』なんですね!」

 

『ガラガラ』

 

 

おっと、バイト初のお客さんが来たぞ。

 

「すいません創斗さん、接客お願いします!」

「分かりました!

いらっしゃいませ!何名様でしょ……燐ちゃん?」

「あ、5人で……えっ創君?」

 

 

そこには燐ちゃんと愉快な仲間達(Roselia)が5人揃っていた。

 

 

「直ぐに席にご案内します。」トコトコ

 

 

初めてのお客さんが燐ちゃん達でよかったのかな?




いかがでしょうか!
バイト云々はあまり追求しないでくたさい(バイトや仕事したことないので)
いつもよりも短いのは勘弁してくださいorz(テスト前なので)
そのせいでグダってるかも……

次回はまぁまぁ遅れるかも……
また次回(´°ω°)ノシ


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バイトに接客術は必須スキル

どうもmokkeです!
1週間以上ぶりですね……
これからまた投稿速度上げていけたらなと思います!

サブタイが全然合ってないと思うのでご注意を

それではどぞ(っ´∀`)っ


創斗side

 

 

燐ちゃん達が来たとはいえ今はバイト中だから集中しないといけないのは仕方ないんだけどやっぱ気になるな……

なんて考えているとつぐみさんがこっちにきた。

かなり興奮してるけど何があったんだろ?

もしかしてなんかやらかしちゃった?

けれどもその答えは間違っていた。

 

 

「そ、創斗さん、あの人達ってRoseliaの人達なの?」

「あ、はい、そうらしいですね。」

「そうらしいって創斗さん燐子さんとあだ名で呼び合うほどなのに知らないんですか?」

「えーまあ、あこちゃんと湊さんは会ったことはあるんですけど。」

「そうなんですね。

私はライブに何度か行ったんですけど蘭ちゃ…私のボーカルの子も湊さんに圧倒されてたみたいで。」

 

 

確かにあの歌声は良かったな、力強い歌声もだけど個人的には綺麗な声に耳がいく。

 

そう考えているとチリーンという音がなった。

注文の合図だ、当然場所は燐ちゃんの所から。

つぐみさんに一声入れて席へ向かう。

 

 

「ご注文はお決まりでしょうか?」

 

 

お決まりの質問に湊さんが答える。

 

「アイスコーヒー2つにホットココア1つにオレンジジュース2つ

 

あと、アイスコーヒーに砂糖3本入れておいてくれないかしら?(小声)」

 

 

湊さんの意外な一面が垣間見えた気がしてクスッと笑ってしまう。

だがそれに対して湊さんがY○uTubeの【リーフ】(ここ重要!)の歌ってみたの曲を流そうとしていたので慌てて注文を聞き返す。

 

 

「えーアイスコーヒー2つにホットココア1つにオレンジジュース2つでよろしいでしょうか?」

「ええ、それと創斗、あとどれ位でバイト終わるかしら?」

「今日はあと30分くらいですかね。」

 

 

何の為に聞いたのだろうかと考えながら返すと燐ちゃんが答える。

 

 

「あ、後でここで少し喋ろうかなと…」

「それ位なら大丈夫ですよ。

バイト上がったら直ぐにそちらへ向かいますね。」トコトコ

 

 

……よし!最後まで接客っぽい言葉づかいでいけたぞ!

なんてことは置いといて、残り30分頑張らないと!

 

 

~〜〜30分後〜〜〜

 

 

「今日はありがとうございました!

これからもよろしくお願いします!」

「うん、これからもよろしくね。」

「これからもよろしくです!」

 

 

特にあの後事件が起きることも無く、着替えて直ぐに燐ちゃん達のテーブルへ行くとそこには…

 

 

「紗夜、さっきの人が燐子の知り合いで色んな曲を投稿している人よ。」

「あら、いい声ね。

それにしても色んな声が出せるのね。」

 

 

水色の髪の人はご満悦のようだった……じゃなくて!

 

 

「湊さん!

なんで他の人にそれ(・・)見せてるんですか!」

 

 

俺の質問に対して湊さんはさも当然のように返す。

 

 

「?私が言ったのはあなたの知り合い(・・・・・・・・)に言わないと言ったのよ。

紗夜って創斗の知り合い?」

「いえ、初めて見たわ。」

「は、嵌められた…だと…?」

 

 

そうだ、あの時確かにそういう風に言ってたもんな

でも、でも!

 

 

「あーんまーりだ「黙ってて。」……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「取り敢えず色々あったんですけど自己紹介でも、

俺は草薙創斗って言います。

燐ちゃんの幼馴染やってます。

よろしくお願いします。」

「私は今井リサって言うんだ!

友希那の幼馴染でベースやってるんだ。

気軽にリサって呼んでね!」

「私は氷川紗夜と言います。

Roseliaのギターをやっているわ。よろしく。

あと、先程何曲か聞かせていただきましたけど、良い声でしたよ。」

 

 

なんか恥ずかしくなるような事が湊さんのせいで暴露されているがお互いに自己紹介を終えて喋り出す。

だが、かなり話に困っている。

燐ちゃんとあこちゃんはシ○ドバをやっているので関係は無いけど…

あこちゃんが常に唸っているのは仕方ないだろう。

 

問題はこっちだ、ただ黙ってるだけならリサさんがどうにかしてたかもしれない。

だが、現実は違った。

 

 

「創斗、今からスタジオに行って歌わないかしら?

今日は自主練を止めて休息を取りに来たの。

だから少し不完全燃焼だから少しでも多く歌いたいのよ。」

 

 

湊さんからとてつもない程の熱気が襲い掛かってきていた。

幼馴染だと言うリサさんに助けの目を向けると…

 

 

「あはは……ごめんね、こうなっちゃうと友希那は止まんないからね…」

 

 

リサさんは止められないと言う。

何処と無く氷川さんを見ると、

 

 

「私も少し気になりますね。

湊さんがこれ程になる理由をもっと知りたいですし。」

 

 

氷川さんも頼りに出来ない。

この前も湊さんに練習に誘われた(という名の脅迫)時、ほんとにノンストップで何曲も歌わされて、何故かキーボードも練習させられたりして気づけば6時間も練習に付き合ったりしたから出来れば避けたい。

俺は咄嗟に嘘をつく。

 

 

「は、早く帰って晩ご飯を作って上げな「創君…そんな嘘つかない方が……」り、燐ちゃん…」

 

 

ここに来て純粋になった燐ちゃんに嘘を指摘されてしまって絶対絶命に追い込まれる。

こうなったら最後の希望は……1人しかいない。

 

 

「あ、あこちゃん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お前に負けるなら悔いは無いさ!』

 

 

この後スタジオでむちゃくちゃ歌わされた。




いかがでしょうか!

どんな終わり方だよこの野郎なんて言って石を投げられる未来が予想できますが許してくださいorz

どうしてもあの一言を入れたかったんですよ!
自分自身ドラゴンはほぼほぼ使わないんですけど…

今回の新しいパックをネタ扱いして、
『運営の脳内ワンダーランド』
を見た時は吹きましたね!

また次回(´°ω°)ノシ


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家族襲来!

どうもmokkeです!
あこちゃん誕生日おめでとう!(遅すぎ)

あと、何故かこんな作品の評価バーが赤くなっててびっくりしました。
これからもこの駄文を読んで下さったらなと思います!

それではどぞ(っ´∀`)っ


創斗side

 

 

湊さんに拉致られた(歌わされた)次の日、寝息に起こされた。

また燐ちゃんが来たのだろうと思い時計を見るともう9時だ。

燐ちゃんを起こそうと揺すると……

 

 

「ん…あ、おはようお兄ちゃん(・・・・・)!」

「……は?」

 

生まれつきの濃い紫色の髪、俺より少し背が低い14歳

そこには俺の妹の草薙楓がいた。

 

ん?俺の説明がないって?

ご想像にお任せするよ。

というか、

 

 

「なんでお前がいるんだよ!」

「なんでってお母さんがお兄ちゃんに大事な話があるって聞いたから?」

「なんで疑問形なんだよ…

と言うことはお母さんも此処にいるのか?」

「うん、早く行かないとばらまかれるんじゃない?

何かとは言わないけど。」

「んなぁ!?」

 

 

い、急がないと!

俺は楓をほっておいてリビングへ向かう。

 

 

「お母さん!

まだ拡散してないよね!?」

「何の事よそれ?

それかばらまいてほしい事でもあるの?」

「なんだぁ、知らないなら良かった。」

「別に女声で歌ってるなんて知らないし大丈夫よ。」

「知られてたぁ!」

 

 

はぁはぁ、なんで起きてから10分でこんなに叫ばないといけないんだよ。

というかなんでお母さんも楓も知ってたんだ?

 

 

「「そりゃあ私の息子(お兄ちゃん)だもん!」」

「親が語尾に『もん』なんか付ける家庭、ここだけだと思うよ。」

 

 

さらっと楓が来てるし理由になってないけどまぁいいや。

それよりも……

 

 

「お母さん、大事な話って何?」

「創斗、学校に行かない?」

「別に良いけど。」

「あら、否定すると思ってたのに。」

「どうせいつもの(・・・・)偽装工作で中学丸々行ってない事も隠してあるんでしょ?」

「まぁそうなんだけど、いつものって酷い言いようね。

お母さん泣いちゃうよ?」

「何言ってんだか犯罪者。

偽装工作やらハッキングやらの仕事請け負ってるくせに。」

 

 

そう、今の話の通り、お母さんは普通に犯罪者である。

多分俺が警察にチクると(通報)捕まると思う。

けど、これで生活しているので何も言えない。

 

犯罪に関わるので、給料も良いらしい。

だから俺は引き篭もっても余裕で暮らせるがバイトをさせたのは数少ないお母さんの常識だと思う。

 

「学校は俺は勉強はまぁ高校の範囲は出来るから家から遠くなかったら大丈夫だ。

 

 

 

て、言うと思ったから丁度いい所にしたわ。

この羽丘学園って所はどう?」

「お母さんほんとになんで考えてる事当てれるの?」

 

 

もうこれは永遠の疑問だ。

でも、確かにここから近いし偏差値も高過ぎず低過ぎず羽沢珈琲店からも近い。

かなりいい所だ!

 

 

「そう?

他は遠そうだから此処にする?」

「……そうするよ。」

「ツッコンでくれてもいいのに。

とりあえず諸々準備しないといけないから、どっかに出掛けてきなさい。

流石に仕事は見せれないからね。」

 

 

お母さんがそう言うと楓が突っ込んでくる。

 

 

「それなら一緒にデートしようよ!」

「そうだな、買い物に行こうか。」

「つれないなぁ、今の楓的にポイント低いよ!」

「そうですか、何処行く?」

「朝ご飯食べてないから、取り敢えずジャンクフードでも食べに行こうよ!」

 

 

朝からジャンクフードって…

まぁ俺もお腹空いていたからいいんだけど、女子として大丈夫なのか?

 

 

〜〜〜移動中〜〜〜

 

 

「家の近くならここかな。」

「へぇー結構ビビってくるね!

早く中へ行こうよ!」

「そうだな、かなり歩いたから疲れたよ。

それにしてもその言い回し変わって無いな…」

「だってビビってくるんだから仕方ないじゃん

あと、10分も歩いてないのによく言うよ。」

 

 

さっさとクーラーを浴びようと中へ入ると…

 

 

「あれ、氷川さん?」

「あら、草薙さん?」

 

 

そこには、氷川紗夜とまぁまぁ似ている人の2人がポテトをパクパク食べていた。

 

女子としては朝からポテトは大丈夫なのだろう。

俺は軽く会釈してレジに並ぶ。

俺も楓もポテトLとドリンクだけだ。

 

俺達は氷川さんの隣の席に座る。

ぱくぱく食べていると楓が俺に聞いてくる。

 

 

「「お兄ちゃん(おねーちゃん)あの人知り合い?…あ、」」

 

 

どうやら向こうの子とかぶったみたいだ。

とてつもなくフレンドリーな楓は話しかけにいく。

 

 

「あなた、とてもビビってくる感じがする!

名前はなんて言うの?私は草薙楓って言うの!」

「私は氷川日菜って言うんだ!

楓ちゃんもなんかるるるんってくるよ!

ヨロシクね!」

「日菜ちゃんよろしく!

ん?氷川日菜って何処かで聞いたことが……」

「あー、多分この前の口パク事件の事かな?

あの時のメンバーなんだ。

因みに今もやってるよ!モグ」

「だから聞き覚えがあったんだ!

そういえばこの前のミニライブも行ったよ!

丸山彩ちゃんの声好きなんだ!モグ」

「彩ちゃんならレジ打ちしてるよ。後で連れてくるね!モグ」

「いいの?

ありがとう!モグ」

 

 

ダメだ、話についていけない。

それになんだるるるんって、楓のビビってくるも一緒だけど。

あと、1番の疑問が…

 

 

「か、楓、口パク事件てなんだ?」

「え、これも知らないの!?

これだからゴミぃちゃんはダメなんだよ。

ゲーム、アニメ、マンガにしか興味無いんだから…モグ」

「ゴミぃちゃん言うな。

それと他にも興味ぐらい持ってるわ。モグ

ピアノとか、歌とか、他には……無いな。」

 

 

ゴミぃちゃんてなんだよ!

さっきから小町のマネばっかだな。

俺は八幡か?別にステルスヒッキーじゃないし……

 

結局口パク事件も教えてくれなかったし、丸山さん?の所へ行くし。

 

なんて文句を心の中で垂らしていると、氷川さんが口パク事件について教えてくれた。

 

 

「ヒキタニ君「ノリに乗らないで下さいよ!モグ」……草薙さん、口パク事件は簡単に言うと、日菜達の所属しているバンドがプロデューサーの指示で演奏している振りをして実は音源を流していただけというのがバレてしまったという事です。モグモグ」

 

 

まさか氷川さんまでネタに走るとは微塵も予想していなかったからびっくりした。

まぁ口パク事件に関しては仕方ないだろう。

上の命令には逆らえない、これはどの時代の何処でだろうが変わらないからな。

俺はアイドルとかには興味無いが今、日菜さんが笑い話に出来てるなら大丈夫なのだろう。

 

 

「話変わりますけど、氷川さんってジャンクフード好きなんですね。モグモグ

なんか意外です。」

「ええ、特にここのポテトは好きですね。

塩分も効いてますし。モグモグ

私はこれで、Roseliaの練習があるので。」

「そうですか、俺もそろそろ帰ります。

今日はありがとうございました。」

「私も気が抜けたので良かったです。」

 

 

気を抜くようなことしたか?

と思っていると、氷川さんは日菜さんを引きずって出ていった。

丸山さん?は魂が抜けてそうだし、楓は満足した顔をしていた。

俺はいつの間にかポテトを食べ終えていた楓を引きずって家に帰った。

 

 

 

その後、俺を連れてこなかった事で湊さんが氷川さんに怒っていたという事を燐ちゃんから聞いた時は身震いが止まらなかったよ。




いかがでしょうか!

原作を読んだことは無いのですが、ネタは何個か知っていたので出してみました!
使い方間違っていたら教えて下さい┏○ペコッ

また次回(´°ω°)ノシ


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学校でも接客術は必須スキルだった

どうもmokkeです!

遅れてしまいすいません…

このサブタイは適当です……

それはともかく、NEW GAME!2期始まりましたね!
あーんって言って食べるうみごんの表情が最高でしたね!
風呂上がりひふみんには敵いませんがね!

それではどぞ(っ´∀`)っ


創斗side

 

 

「はぁ…どうしてこうなったんだろうな……」

 

 

何故一言目にこんな言葉をボヤいたかというと、

今は編入試験に合格ラインよりもまぁまぁ上で通って今日の朝、家を出る時にお母さんからメールが来たことから始まる。

 

 

〜〜〜回想〜〜〜

 

『あ、言い忘れてたけど、羽丘高校って去年まで女子高だったから、1年には男子いるけど、2年には1人も男子いないからね!』

 

う、嘘だろ……

また嵌められた…

これから2年間ぼっちで生きていかないといけないのか…

 

〜〜〜回想終了〜〜〜

 

 

テンションを高めていたのに凍てつく波動を使われたぐらい落ち込みながら歩いていると

 

 

「やっほー創斗!

羽丘高校に来たんだ!」

「創斗、今日は練習つき合えるかしら?」

 

 

湊さんとリサさんがやって来た。

というか湊さん会って一言目が練習のお誘いって…

リサさんはいつも通りだなーって見てるだけだし…

 

 

「っ、湊さん…

今日は少しだけなら……」

「そう、放課後集まってから8時くらいまで練習よ。」

「少しだけって言ってるじゃないですか!」

「ええ、だから短めにしたわ。」

「」

 

 

ダメだ、どうせ最後には脅されるから諦めないとな。

 

 

「ああもう分かりましたよ!

学校初日だったり、2年男子俺だけとかで落ち込んでる分、そっちで発散しますからね!」

「創斗、今度筑前煮持ってくよ…」

 

 

いつの間にかリサさんに同情されてたよ…

なんて思いながら歩いていると今度はあこちゃんがやって来た。

 

 

「創斗さん!

おはようございます!

ん?これからは創斗先輩の方がいいのかな?」

「いや、今まで通りで良いよ。

先輩なんてガラじゃないし引きこもりだし…」

「今日から引きこもり卒業したじゃないですか!

りんりんも心配してましたよ。

『ゲーム出来ない時間が長いから突然暴れ出しそう』って!」

「流石にしないからね!

というか燐ちゃんこそ大丈夫なの?

かなりのゲーマーだけど…」

「それは大丈夫みたいだよ。

りんりんがこの前『紗夜さんに隠れながらするのもスリルがあっていいかも……』って言ってましたし…」

「」

 

 

え、燐ちゃん学校でゲームやってるの?

あと、氷川さん最近可哀想に思えてきた……

因みに、Roseliaのメンバーでは、燐ちゃんと氷川さんが花咲川学園という女子高に行っていて、それ以外は羽丘高校へ行っている。

 

その後は歩きながらあこちゃんとシ○ドバしながらエルフで盤面制圧していると「そろそろ16点撃たせてくださいよ!」と泣き言が聞こえてくるが気にしない。

流石にカード2枚で20点は洒落にならないしね。

 

更に歩いていると、今度はつぐみさんを見かけたが、近くに4人程知らない人がいたので見てない振りをして行こうとすると、向こうから黒髪に赤いメッシュを入れた子が湊さんの方へ近づく。

何故か2人が火花を散らしていると、つぐみさんがこっちに来た。

 

「おはようございます、創斗さん!」

「おはようございます、つぐみさん。

湊さんとあの子、いつもあんな感じが何ですか?」

「あはは、蘭ちゃん湊さんをライバルみたいに思っているからね…

あ、蘭ちゃんって言うのは私達のバンド、afterglowのボーカルの美竹蘭って言うんだ!」

 

この際だからと、他のメンバーの自己紹介をしてもらった。

銀髪のいかにもマイペースそうな子が、ギターの青葉モカさん。

ついさっき1、5の疾走持ちで聞いた覚えがあるけど流石に気のせいだろう。

 

赤髪のロングのいかにも姉御的な子が宇田川巴さん。

あこちゃんの姉らしい。

でも、何故か会社でずっと泊まりながら仕事してそうで怖い。

 

ピンク色の髪の子が上原ひまりさん。

みーくんを嫌ってそう。

 

と、一通りの自己紹介を聞いていたら学校に着いた。

 

一旦別れて1人で職員室に向かうと、そこにはテストのときもお世話になった担任がいた。

 

 

 

「これからよろしくね、草薙さん。」

「は、はいよろしくお願いします。」

 

 

あー緊張してきたな〜

噛まずに自己紹介出来るかなぁー

そしてHRが始まり、担任に呼ばれて入る。

そこには湊さんとリサさん、そして、水髪の何処かで見覚えがあった子がいた。

 

 

「えー、草薙創斗です。

引っ越した先で、偏差値が丁度良かったので入りました。

2年に男子1人だけですがこれからよろしくです。」

 

 

当たり障りの無いことを言って事前に教えられた席へ行こうとすると、その隣にいた子が一言。

 

 

「あ、あなた人殺し(・・・)の人にとっても似てるね!」

「え……」

 

 

俺は突然襲いかかった吐き気と共に無事に高校生活送れるかなと思いながら倒れた。

その時の隣の子はとてもにっこりしていたように見えた。




いかがでしょうか!
もう少しだけ過去の出来事を掘り返して行きます!
また次回(´°ω°)ノシ


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これから

どうもmokkeです!

ドラクエまであと2週間切りましたね!
皆さん買って遊びましょ!

それではどぞ(っ´∀`)っ


創斗side

 

 

「創斗、まさか人殺しだったなんて…

失望したわ。」

 

 

ち、違うんだ湊さん、俺は…

 

 

「まさか友希那まで殺そうとしてただなんて、私絶対許さない。」

 

 

湊さんを!?

俺は、そんなこと…

 

 

「草薙さん、あなたは素性を隠して何がしたかったんですか?」

 

 

べ、別に隠してた訳じゃないのに…

 

 

「創斗さん、もうりんりんに近づかないでください。」

 

 

…仕方ないよな、俺はもう燐ちゃんに近づく資格がない。

さよなら、燐ちゃん。

 

 

 

 

 

「……ん、……くん、創くん!」

「り、燐ちゃん?

うっ頭が…確か俺は教室であの子に……

そういえばここは?」

「ここは、創くんの家だよ。

私が家に帰ってくるとき創くんのお母さんに看病を頼まれたんだ。」

 

 

確かに部屋に見覚えがある、というか俺の部屋だ。

さっきまでなんか夢を見てた気がするんだけどな、何だったんだろう?

なんて考えていると、インターホンが鳴った。

 

 

「みんな来たのかな…」

「?燐ちゃん、みんなって誰のこと?」

「Roseliaのみんなだけど?」

「あれ、家教えてたっけ?」

「少し待ってて…みんな入れてからね。」

 

 

と言って燐ちゃんは玄関へ行った。

それにしても、あの子は何故俺の事を知っているんだ?

明日にでも聞くか…

あ、そういえば今日シフト入ってたんだった、行かないといけないな。

というところで、燐ちゃんがRoseliaのメンバーを連れて来た。

 

 

「大丈夫かしら?

凄く青ざめてたけど。」

「そうだよ!

保健室まで運ぶの疲れたんだからね!」

「す、すいません…

緊張しすぎてふらふらになっちゃいました…

それにしてもわざわざお見舞いだなんてありがとうございます。

けど、今からシフト入ってるんで行かな「今日くらいは…休まないと。」……分かった、連絡しとくよ…」

 

 

はぁ…給料が減っていく……

というよりも、みんなの視線が俺に説明を求めてそう。

 

 

「それで、どうしていきなり倒れたのかしら?

席に移動する時は平然としていたのに?」

「緊張しちゃってたからね、貧血が起きちゃったと思うよ。」

 

 

燐ちゃん以外のみんなはそれを信じたみたいで、時間も結構経ってるみたいなので、お見舞いの品を置いて帰っていった。

湊さんは疑っている様子だったけど、流石にあのことは言えない。

 

みんなを見送ってから予想通り、燐ちゃんが先程のことについて聞いてきた。

 

 

「倒れた理由、貧血じゃないよね?」

「言わないといけない?」

「」コク

 

 

はぁ…流石に避けて通れないよな…

 

 

「貧血は貧血なんだけど、銀行強盗のときの関係者?的な人に俺の事を見破ったっぽくて怖くて倒れちゃった。」

「えっ嘘でしょ…?」

 

 

そりゃ驚くよな、俺なんか驚き過ぎて倒れるくらいだし……

 

 

「でも小学生のときにあの子を見た覚えが無いんだよな…」

「それは…覚えてないだけじゃなくて?」

「そうならいいんだけど…」

 

 

本当に誰なんだ?

気が向かないけど、高校にも行かないといけないからあの子に聞かないとな…




いかがでしょうか!

またグダってるし、短すぎる?
許してくださいorz
看病イベントを頑張ってたら適当になってしまいました…
はぐみ?知らない子ですね(白目)

また次回(´°ω°)ノシ


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今明かされる衝撃の真実ぅ〜☆

どうもmokkeです!


サブタイはネタです。このノリの通りそんなにシリアスにしません。
というかこれ以上いくと畳めなくなりそうなのでorz

この作品を書いてると、他の作品を見てて、

「バンドの内容で話を作れる人って凄いな〜」

と心の底から思います!
バンドの知識なんて皆無ですから!

あと、お気に入り120件突破ありがとうございます!
UAも10000突破してるし驚きです!

それではどぞ(っ´∀`)っ


創斗side

 

 

燐ちゃんが帰ったあとは疲れが残っていたのか直ぐに寝れた。

その時の夢がいつもの悪夢じゃないのが余計に俺を怖くさせる。

 

その日は誰とも会わず学校に着く。

クラスに入ると自分の席のある後ろの窓側の席にあの子が待っていた。

足が震える。席へ行きたくない。

そんな思いが俺を動けなくするが、気合でなんとか歩く。

そして、あの子のいる所まで行く。

 

 

「お、おはよう。」

「おはよう草薙君。

そういえば自己紹介まだだったね…といってももうすぐHRが始まっちゃうから無理かな。

聞かれたくない事(・・・・・・・・)もあると思うし、昼休みに屋上に来てくれたらお話するよ。」

 

 

確定だ。この子は俺の事を知っている。

出来れば空耳だったら良かったなーとか思っていたがそれは叶わない願いだった。

そう思いながらHRを向かえる。

 

こう言っては失礼だが授業が全く耳に入ってこない。

隣の人についてずっと考えているからなんだが、此処の勉強のレベルもさほど高くない事もこんな事に没頭できる理由なのだろう…

 

 

「大丈夫かしら創斗。」

「あ、友希那さん、もう体調は大丈夫ですよ。」

 

 

休み時間に入ったとき、湊さんが俺の席に来た。

そのときにはもうあの子は居なくなっていたが…

昨日、帰り際に俺が何か隠してるとでも思ったのか問い詰めてくる。

間違って無いけど…

 

 

「いえ、体調じゃないわ。

何か隠してそうだから。」

「いやいや、何も隠してないですよ。」

「まぁ、別にあったとしても言う必要はないわ。

ただ、困ったら頼りなさい。」

 

 

そう言って、湊さんは何処かへ行った。

それを遠くから見てたリサさんは目を口をあんぐり開けて驚いていた。

 

 

「どうしたんですかリサさん?」

「い、いやぁ友希那があんな事言うなんてね…ちょっとびっくりした。」

「そうなんですか……」

 

 

そんなくだりもあったが、その後も変わらず時間が過ぎていき昼休みになる。

覚悟を決めて屋上への階段を上る。

そして、その扉を開けた先には……

 

 

「ふふ、待ってたよ」

 

 

俺の秘密を知っているであろう人物が嬉しそうに待っていた。

震えているのを誤魔化すようにノリよく喋る。

 

 

「おーい来たぞー。

あと、屋上の場所が全く分からなかったんだけど?」

「ごめんごめん、よく来てくれたね!

取り敢えず自己紹介から!

()の名前は天道天衣って言うの!」

「今の?

それなら昔の名前があるのか?」

 

 

苗字が変わる。

それは偶にある事だ。現に作者も苗字変わってるし。

父親が出ていったり、離婚して、母親について行ったり、死んでしまった…ときも……まさか!?

 

 

「き、君は…あの銀行強盗の……」

「よく分かったね!

正解だよっ♪昔の私はあの銀行強盗の一人娘の鳴海天衣って言うんだ!

天衣って呼んでね!」

 

 

思わず後ずさる。

聞いたことがある。そんな言葉じゃ括れない。

なんせ俺が殺した人の苗字だったからだ……

足の震えが止まらなくなる、口がカタカタ動く、尻餅すらついて無様な格好になってしまう。

そんな俺を見てどんな顔をしているのか確認しようと天衣さんを見ると……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヽ(д`ヽ三ノ´д)ノ アワワ

 

 

アタフタしていた……

 

 

「まただ、怖がらせるつもりなんて無いのに…むしろ感謝してるのに、お礼もせずこんな事に……」

「……え?

ど、どういうこと?」

「だから感謝しているんですよ!

あのクズ野郎を殺してくれて、私やお母さんに暴力を振るわれるし嫌な思いしかなかったんだ。

それがある日、急に殺されたって連絡があったとき、思わず喜んじゃったよ。」

 

 

思わず俺は泣いてしまった。

殺してしまったあの日からずっと俺は自分を責めていた。

燐ちゃんが傷つくだけで、俺は守られて。

何回も自殺しようと思った。

それは今でも変わらない。

 

だけど、殺した事で救われる人がいることを知った。

それだけで体から力が抜けていった。

 

 

「うっ、本当に俺は…あの人を殺して良かったのか……?」

 

 

そんな問いかけにも天衣さんは答えてくれる。

 

 

「良いんだよ!

殺したことは何も悪くない。

むしろ私達や他の被害者を救ったんですよ!」

「そうか……

ごめんな天衣さん、こんな泣きぐじゃって。」

「大丈夫、あと天衣さんじゃなくて天衣って呼んでくださいよ!」

「そうか、天衣。ありがとな。」

「ふふっ、早く戻らないと昼休み終わりますよ!」

 

 

教室に戻ったときに涙の跡が残ってたことで湊さん達に追求されたのはまた別の話だといいな……




いかがでしょうか!

……はい、駄文でしたよね。
全員が全員後書きすら見てなさそうで怖いです……

なかなか案が出てこないで、書き直してばっかでした。

また次回(´°ω°)ノシ


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サマーバケーション! 前編

どうもmokkeです!

二週間以上経ちましたが……
ちゃんと理由があります!
新しい二次創作を作ったんですよ!
それを踏まえてもかなり遅れましたが……
将棋ネタですけど良かったら見ていってください!
クオリティは期待しないように……

サマーバケーションって打つとSnow halation思い出してグリグリがカバーしてくれないかなーとか思ってたり……

それではどぞ(っ´∀`)っ


創斗side

 

 

ある日の自主練(湊さんと氷川さんと燐ちゃんと)の終わり、唐突に燐ちゃんに誘われた。

 

 

「この週末、海に……行かない?」

 

 

う、海って燐ちゃんが!?

それってもしかして水着とか……?

 

 

「ゲームの限定コードを取りに行きたいから……」

「う、うん。

そうだよね!俺分かっててこんな反応したから!」

「?」

 

 

り、燐ちゃんが水着なんて着ないもんね!

 

 

「その日は空いてるから大丈夫だよ!」

「……良かった。じゃあまたね。」

 

 

あ、焦ったぁ~

急に燐ちゃんに海に誘われるって心臓がバクバクしてるよ……

 

 

「それにしても……海って、何持ってけばいいんだ?

お金とスマホとノーパソとラノベとD○にV○taと……他何だろう?

…そうだ!リサさんに聞けばなんとかなりそう!」

 

 

 

「もしもしリサさん。

今ちょっと時間ありますか?」

『全然大丈夫だよ!

丁度バイトも休憩入ったし。』

「そうですか、実は相談したい事があって…」

『ん?なになにどうしたの?』

「燐ちゃんに海に誘われたんですよ。

でも何を持っていけばいいのかって所で躓いてまして……

燐ちゃんゲームのコード欲しいだけみたいなんで水着は要らないと思うんですけど……

海で遊べそうなものって何かありますか?」

『あーそのこと(・・・・)ね。

でも海に行くんだったらやっぱり水着はいるでしょ。

他だとビーチボールとか?』

「ふむふむ、ありがとうございます!

わざわざ休憩時間使わせてすいません……」

『いいのいいの!楽しみにしといてね!』

「楽しみにって?」

『じゃあねー』プープー

 

 

楽しみにってどういう事何だろう?まぁいいか。

 

 

 

 

 

 

 

そして当日、俺は燐ちゃんと海に行くために駅に行く。

するとそこにはあこちゃんとリサさんと確かつぐみさんと同じバンドメンバーの子が楽しそうに喋っていた。

 

そこへ何故か燐ちゃんが走っていった。

 

 

遅れてしまってすいません(・・・・・・・・・・・・)……」

「大丈夫だよりんりん!

あこ達も今来たとこだから。」

 

 

あれ?

今日って2人きりで行くものだと思っていたけどこれは……

 

 

「燐ちゃん?」

「…中々言い出せなくて……ごめんね…」

「大丈夫大丈夫!みんないた方が楽しいもんねソウダヨネ。」

 

 

と、少し壊れかけているとつぐみさんの友達が自己紹介をする。

 

 

「はじめまして!

私上原ひまりっていいます。よろしくね!」

「はじめまして。

草薙創斗といいます。よろしく!」

 

 

軽く自己紹介を終えたあとすぐに駅に向かう。

 

 

「それじゃあ早速海へ行こうか!

今年の夏は今年だけ!

目一杯楽しんでサイコーの思い出を皆で作っちゃおー♪」

「おー!」

 

 

これからどうなっていくのかね……

 

 

後編へ続くはず……




いかがでしょうか!
こんなに空いたのに短くなってしまってすいません。
始めてイベストをやるので上手く行かないんですよ……
それとセリフも全て覚えている訳がないのでところどころ変になると思います……

また次回(´°ω°)ノシ


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サマーバケーション! 後編

どうもmokkeです!

モカHappy Birthday!

4週間ぶりですかね?
なかなかいいのが思いつかなくて……もう片方のを進めていましたorz

ドラクエをしていたのもありますが……

後半は内容うろおぼえなので許してくださいorz

長くなりましたが、それではどぞ(っ´∀`)っ


あと、活動報告見といてくださいorz


創斗side

 

 

「あ、暑すぎるだろ……」

 

 

俺たちは電車に乗って海まできた。

今は燐ちゃん達が着替えているので、俺はパラソルやイスなどを準備している。

たて終えた所にちょうど上原さんがきた。

 

 

「あ、どうも上原さん。」

「創斗先輩すいません、わざわざたてていただいて。」

「いやいや、力仕事は男の役目らしいので。

そういえば上原さん1人だけ?」

「確かに誰も来てないですね、いや、リサ先輩!」

「ごめーん、ちょっと手間取っちゃた。」

「超かわいいですよリサ先輩!

髪もめちゃくちゃキュートだし!」

「ふっふーん、ありがと!

って創斗からは何も無いの?」

「あ、いや、2人とも、かわいいですよ?」

「なんで疑問形なのっ!」

 

 

やばい、むっちゃ恥ずかしい……

人を褒めるなんて今まで楓しかいなかったからな~

え?妹は入らないだろって?

そうだよ!(逆ギレ)

 

 

「そ、そういえば燐ちゃん達は?」

「もうすぐ来ると思うんだけど……」

 

 

噂をすればと、あこちゃんがきた。

 

 

「リサ姉~!ひーちゃーん!創斗さーん!

お待たせっ!我ここに参上せり~!」

「おおっ、あこかわいいね!

みんなで水着見に行ったあと、1人で見つけたの?やるじゃん!」

「えへへ~そうでしょ!

サイキョーのあこの水着ここにあり!

って創斗さんも何か言ってくださいよ!」

「か、かわいいよ。

魔の力がぷんぷん感じるよ……」

「ほんとですか!?

やったよりんりん、褒められちゃった!」

 

 

ん?

 

 

「あれ?

燐ちゃんってどこにいるの?」

「りんりんならここに隠れてますよ。

恥ずかしがってないで、出てきて!」

 

 

そう言ってあこちゃんは物陰に隠れた燐ちゃんを引っ張ってきた。

 

 

「あ、あこちゃん、引っ張らないで……」

「かわいい……」

「「「え?」」」

 

 

いつの間にか、俺の口からはこんな言葉が漏れていた。

 

 

「///そ、創君……そんな急に…言われたら……」

「あ、ご、ごめん……つい…」

 

 

こんなやり取りをしていたせいか、周りから茶化される。

 

 

「唐突だね~」「ヒューヒュー」「コーヒー飲みたくなってきましたね……」

 

 

そこで、リサさんがあっと思い出したように言う。

 

 

「そういえば、『つい』ってことは私達への褒め言葉は、そんなに心込めてないってこと?」

「そ、そうですよ!ちょっと嬉しかったのに……」

「魔の力のくだりは嘘だったんですか?」

「い、いやそんなことは……」

 

 

なんとか誤魔化そうとすると燐ちゃんがとどめを刺す。

 

 

「じゃあ…私のことは……何も思ってなかったの……?」ウルウル

「ち、違っ…粉☆バナナ!じゃなくてこれは罠だ!」

「ちょっとこれはO☆HA☆NA☆SHI(肉体言語)が必要かな~」

「いやリサさん、建前も本音も一緒だから!

ダ、ダレカタスケテェ!」

 

 

タイトル通り水着は人を殺せる力を持っているんだ!(物理的)

最後にそう思い意識を落とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「知らないてんじょ……いや、パラソルだ。」

「起きたんだ……」

 

 

とりあえず生還できてよかった。

ってこ、このムチムチした感触は……

 

 

「り、燐ちゃん、何してるの…?」

「ひ、膝枕だよ?」

 

 

やっぱりそうでしたァァァ(歓喜)

という気持ちは隠しておいて……

 

 

「ご、ごめん燐ちゃん迷惑かけて……」

「ううん…私も、悪ノリしちゃったから……

で、でもあれは…恥ずかしかった……かな…」

「それでもあれは俺の本心だから……気に障ったなら謝るよ。」

「い、いや別に、そんな……むしろ嬉しかったから……

「創斗~大丈夫かー?」

 

 

燐ちゃんが何か言っていた気がするが、リサさん達が来ることによって忘れてしまった。

 

 

「ごめんね〜ちょっと力入れすぎちゃって。」

「それは俺が不注意なことを言ったからなんで気にしないでください。

それよりも、そろそろ海の家に行きませんか?

お腹空いてきましたよ……」

「確かにあこもお腹ペコペコだよ~」

「じゃあ休憩がてら行きますか!」

 

 

確か、その海の家には、ゲームの限定コードがあったはずだ。

あと、ゲームに因んだ食べ物なんかも。

少し歩いて海の家に着くと、この前ジャンクフードの店で働いていた丸山さん?がここでも働いていた。

そこにリサさんが切り込んでいく。

 

 

「お、彩ちゃん!ここで働いてるの?」

「リサ先輩!今日はゲームとのコラボで一日店長なんですよ!

あ、注文行きます!

すいません……見ての通り忙しくて……」

「あ、ごめん止めちゃって、頑張ってね!」

「有難うございます!」

 

 

まぁさらっと見た感じ、結構並んでるし席では写真撮ってゆったりしてる人が多いため回転がかなり悪い。

店内を物色していると、先程のやり取りを見ていたのか本当の店長らしき人がきた。

 

 

「君達って彩ちゃんの友達かな?」

「はい、そうですけど…?」

「本当は頼みたくないんだけど、ご覧の通り忙しくてね……

手伝ってくれないかな?」

 

 

ちょっと予想していたが、はっきりいってめんどくさい。

しかし、当たり前のように俺の意見は通らないので黙っておく。

するとみんなで話し合ったのか、リサさんがOKした。

俺もOKして雑用係をしようとすると、燐ちゃんがある服を渡してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女性用の……は?

 

 

「なにこれ燐ちゃん……?」

「厨房よりも、こっちの方が足りないから……

それに創君、メイクしたら…余計(・・)男の子には見えないし、女声も出せるでしょ?」(7話参照)

「で、でも……」

「昔、私の手作りの女の子の服着て、一緒に外に遊びに行ったから大丈夫……」

「分かったから、もう着るから、それ以上言わないで!」

「じゃあ控え室に……」

「はい……」

 

 

これを見ていたリサさん達は、

 

 

「燐子ってあんなに行動力あるんだ……」

「燐子先輩凄い大胆ですね!」

「今のりんりん初めて見たよ……」

 

 

全員驚いていた。

 

 

 

~~~十数分後~~~

 

 

 

「はぁ……なんでこんな格好しないといけないんだよ///」

「かわいいよ、創君。」

「そうだよ創斗、もう別人レベルじゃん!」

「創斗さんってこんなにかわいいんだ……」

「創斗先輩、すらっとした体型でいいな〜」

 

 

やっぱ断った方が良かったかな……

結局、注文担当になったが、9話を思い出して欲しい。

バイト探しの途中、人と余り接したくないという理由でコンビニの選択肢を潰している。

それが今はしたくもない女装をして大量の行列を捌かないといかない。

 

 

「ご、ご注文は、ど、どうされますか……」

 

 

もう喋ることすら恥ずかしくなる。

しかも店長が言うにはあと、3、4時間程手伝わないといけないらしい。

 

 

「はぁ……なんで俺なんかに目線を向けているんだろな……」

 

 

男からの視線がつらい、周りの人が全員ホモに見えてしまう。

 

 

 

~~~4時間後~~~

 

 

「つ、疲れた……もう2度と女装なんてしない……」

「…可愛いかったよ……」

「やめて!お願いだから!」

「あはは、なんだか燐子が怖く見えてきたよ。」

「それにしても、今日はありがとうございました!」

「いえ、あこちゃんも楽しかったよね!」

「はい!とても楽しかったです!」

 

 

なんて話していると、店長がこっちにきた。

 

 

「お疲れ様、急に頼んでごめんね。」

「いや、こちらも普段出来ない体験が出来たのでよかったです。」

「お礼と言ってはなんだが、この店の料理一品作って上げるよ。」

「本当ですか!有難うございます!

みんなは何貰う?」

「あこはこのデザートが欲しい!」

「私もこのデザートかな。」

「私は、このドリンクで……」

 

 

みんな思い思い頼んでいく

しかめっ面になっていく店長を見て、俺はあることを思いつき、厨房に行って手伝うことにした。

 

 

「いやー、君にも助けられたね……」

「大丈夫ですよ、その分はこれから返して貰いますから!」

「そうか、何を食べたいんだ?」

 

 

「え、何を言ってるんですか?

まさか、4時間も働いたのに、まかないだけで済むと思っているんですか?」

「ど、どういう事だい?」

「4時間も働いた報酬がたった数百円のものは流石にダメでしょ、どんだけブラックなんですか。

まぁ、丸山さんは後からお金は入ってくるとは思いますが……

それに、あなたから頼んできて、しかもこちらは海に遊びに来たんですよ。

こんな事が世間にバレたら信用無くしますよね!」

「っ、何をすればいいんだ?」

「別に何もしなくていいんですよ?

あ、でも駅前に期間限定で1人税込2000円のバイキングがありましたね……」

「分かった、1万やるからそれで勘弁してくれ……」

「はい、有難うございます!」

 

 

ふぅー危なかった、もし実力行使してきたら抵抗出来なかったからな……

それにしても脅しってなんかお母さんに似てきたかも……

 

 

「お待たせしました、ドリンク一品にデザート2つですね!

それと、さっき店長が手伝ってくれたお礼だと1万円くれたから晩御飯食べに行く?」

「本当!?

みんなでお礼言いに行かないとね!

彩ちゃんはどうする?」

「すいません……この後他の仕事が入ってて。」

「そうか……残念だね~

これからも頑張ってね!」

「はい、また機会があればよろしくお願いします!」

「じゃあ私達もお礼言いに行こっか!」

「「「はい!」」」

 

 

お礼を聞いた店長の反応は言うまでもないだろう。

その後食べた晩御飯はとても美味かったが、その後見たニュースで女装姿の俺が映ってた所を見た時は、2度とこんなことはしないと誓った。




いかかでしょうか!

あれだけ働いてまかないだけはおかしいと思ったのでこんな終わり方になりました。

それにしても、熱色スターマインかっこよすぎでしょ!
あこちゃんのソロやそれに合わせるキーボード、そして極めつけには友希那さんの『頂点へ狂い咲け!』これは鳥肌が立ちました!

また次回(´°ω°)ノシ


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ニャンニャン……?

どうもmokkeです!

良かったら活動報告更新したので見に行ってくださいorz

ミッシェル欲しかった…

前半はニャンニャンしないのでご了承を

それではどぞ(っ´∀`)っ


創斗side

 

 

ある日の休日、俺はなんとなしに外をぶらついていた。

それだけで燐ちゃんと再開した日から変わったな~と思う。

 

ぶらぶらしていると、山吹ベーカリーが見えてきた。

そのパン屋はここに引越ししたときからたまに寄ってて唯一のまともな食事として愛用してきた。

昼飯代わりに寄っていく。

 

 

「いらっしゃいませ!

いつもありがとうございます!」

「いえ、いつもという程来てませんが美味しいのでね。」

 

 

出迎えてくれたのは山吹ベーカリーの主人の娘の山吹沙綾

よく店番をしている。

 

 

「どのパンにしようかなって、よくチョココロネ売り切れてますよね。」

「あーそれは友達がいつもおかしい量を買っていくんですよね。」

「へーそれは凄いですね。

じゃあカレーパンとフレンチトーストで。」

 

 

会計を終わらせて、食べながら歩く。

 

今度は近くの公園の広場に着く。

ベンチに座って食べていると近くのステージで、ミニライブをしていた。

バンド名は『ハローハッピーワールド!』と言い、文字通り世界を笑顔にするのを目標にしているらしい。

 

以前の俺なら鼻で笑っていただろうが、今はもうそうは思わない。

なぜなら……

 

 

 

 

 

 

 

 

「こちら◯◯、問題無しどうぞ」

「こちら××、こちらも問題無しどうぞ」

 

 

そこらじゅうに黒服がいるからだよ!

何あれむっちゃ怖いなー

昔の俺なら多分気付かなかったと思う。

それにしてもあのバンド絶対金持ち絡んでるよね。

これだけいたら私服の人達も秘密警察みたく思えちゃう。

あ、今見られた。

これ以上はやばいと直感が告げているので、広場から離れて行く。

 

 

そして、少し歩いたところに……三匹(・・)の猫がいた。

 

「ニャーン」

一匹目は小さくて可愛い黒猫が、

 

「友希那先輩!」

二匹目は一匹目とは比べものにならない程大きく、茶髪のネコ耳が特徴的な子が、

 

「にゃ、にゃーん…」

三匹目はもう説明不要の我らが湊さんだ。

 

 

ナニコレイミワカンナイ!

 

今日は色々あるなーと思い、ここから離れようとすると目の前に……

 

 

「知らなかったのか?孤高の歌姫からは逃げられない……」

「え、孤高の歌姫って湊さんが付けたの!?

じゃなくてさっきまで猫と戯れていたはずなのに……」

「いいからさっさと来なさい。」

「いや、俺もう帰ら「リーフ」はい、今すぐ行きます!」

 

 

ダメだ、もう湊さんから逃げられない。

抵抗しても俺のメラゾーマの何倍もの威力のあるメラで焼き払われる!

あ、俺呪文使えないや。

 

 

「」キラキラ

 

 

それにしてもさっきから目線が熱い。絶対コミュ力天元突破してるわ…

 

 

「ねえねえ、あなたなんて言うの?」

「俺は草薙創斗、よろしく。」

「私は戸山香澄!よろしく!」

「そういや湊さんさっき何してたんですか?」

 

 

そう聞くと先程の事を思い出したのか頬を赤らめながら言う。

 

 

「たまたま戸山さんとあって話していると野良猫を連れてきてね……そこからはあなたが見た通りよ。」

 

 

確かに近くには集団ゴミ捨て場や猫が住むのに丁度いい茂みもある。

野良猫や野良犬が住んでいてもおかしくない。

まぁそれよりも

 

 

「湊さんって猫が好きなんですね。」

「そうよ、悪い?」

「いいえ、別に『にゃーん』って言い続けても関係ないですし。」

 

 

そう言った瞬間火に炙られたように見えるほど顔が赤くなってぷるぷる震えている。

何故か戸山さんはこの光景をニコニコ見ているだけだが。

 

 

「……そうね仕方ないわ。」

「どうかしました?」

「戸山さん、リーフって知って「ちょっと!もうそれ脅迫じゃないですか!」あなたが必要以上に煽るのが悪いわ」

 

 

そして遂にだんまりを決め込んでいた戸山さんが口を開ける……

 

 

「友希那先輩と創斗さんって仲が良いんですね!」

「「それは無い!!」」

 

 

このセリフが被った事で更に弄られるのはまた別の話かな?

 

 

 

次回へ続く




いかがでしょうか!

前半の話2つは次の話への繋ぎとして作りました。(それが無いと1000文字超えなかったなんて言えない……)

活動報告更新したので見てくださいorz

また次回(´°ω°)ノシ


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Roselia(社会的に)崩壊の危機?!

皆さん半年ぐらい振りですね、mokkeです
投稿しなくなってからも、何度か感想で投稿してください!って言ってくれる方々がいて、久しぶりに投稿します。
クオリティには期待しないでください!
投稿速度は多分上がんないです……すいませんorz

にしても、半年の間にバンドリ作品が200件以上増えてる事に驚きました!これからも、どんどん増えていってほしいですね!

ウィザード、部活りんりんを持っている人がいたら連絡してください、そのデータ初期化します()

それではどうぞ!(後半少しだけ編集入れました)


創斗side

 

 

「湊さんが助けてって連絡くるの珍しいな……急いだ方がいいのか?」

 

 

ある日の休日、1人で、フォート〇イトしていたら、LI〇Eで湊さんが、

 

『tasukete!hayakukocchinikite!』

 

 

っていう連絡がきた。解読に10秒かかったり、スマホからのはずなのにどうしてローマ字表記になってるのかとツッコミたくはなったが急いでるのは分かったので、直ぐに着替えて飛び出した。

 

今の時間帯はRoseliaの練習真っ最中なので、自転車で飛ばして10分程でcircleに着いた。

がしかし、いつもならいるはずの受付の月島さんがおらず、Roseliaのスタジオが分からない。

 

 

「はぁーどうしたものか……ん?戸山さん?」

「あ、創斗さん!どうかされたんですか?」

 

 

そこにいたのはコミュ力の根源と言えるレベルの存在、戸山香澄がいた。

このままいても拉致があかず、通報される()ので、ことの経緯を戸山さんに伝えた。

 

 

「うーん、Roseliaさんなら……あ!確かこっちのスタジオでした!」

「ほんと?ありがとう!」

「いえいえ、今度、ポピパのライブするので是非来てください!」

「戸山さんもバンドしてたんだ……分かったよ、今度時間あれば少し覗かしてもらおうかな?」

「お願いしますね!それじゃあまたね!」

 

 

カスミ!オマエドコイッテタンダ!

アハハゴメンゴメン

 

 

なんか罪悪感感じるな……いや、今はとにかくスタジオに行かないと……

 

そして戸山さんに教えて貰ったスタジオの扉を開けた途端……

 

 

 

 

 

 

 

 

「助けて創斗!何故かみんなおかしくなってるの!」

「友希那〜一緒ににゃんにゃんして、(自主規制)とか(自主規制)とかしよーよ〜///」

「友希那さん一緒に闇の力を極めて世界征服しましょうよ〜///」

「湊さん、早くこっちでポテトでも食べましょう///」

「友希那さん今からNFOでも……あれ、創君?やっと創君きた……待ってたんですよ///」

 

 

 

え、これなんてカオスなん?

若干どころでは無くひいてると、友希那さんが怯えながらこの状況を説明し始めた。

 

 

〜〜〜1時間前〜〜〜

 

友希那side

 

 

 

「友希那〜一旦休憩にしない?」

「……そうね、リサの発言であこがこっちを見てしまうくらいには疲れてるみたいだし。」

「うぐっ

ま、まぁあこなら休憩無しでももっといけるんですけどね!」

「宇田川さん、そういう事でしたら私たちが休憩してる間にこの譜面を完璧に叩けるようにしてください。」

「あこちゃん……ファイトだよ…」

「さ、紗夜さんもりんりんも酷いよ〜

私も休憩する!」

 

 

こんないつものようなやりとりがあって休憩に入ろうとしたとき……

 

 

「失礼しまーす///っとRoseliaの皆さんちょうど休憩に入るところでしたか///」

 

 

この声は、circleのスタッフをしている月島まりなさんだ、あら?いつもよりも顔が赤い気が……リサも異変に気づいてるのか、いつもより下手にでて話している。

 

 

「まりなさん!どうかされたんですか?」

「いつもスタジオ使ってくれてるからちょっとした差し入れをと思ってね///

大したものじゃないけど、ボーカルの友希那ちゃんには常温の水、それ以外のみんなには炭酸ジュースを持ってきたの///」

「本当に!?ありがとうまりなさん!」

「いいのいいの、今後もご贔屓にして頂ければ///」

 

 

カチャッ

 

 

「あぁ〜水素の音!

じゃないけど、いただきまーす!」

「我も魔の力を補充する!」

「……いただきます。」

「で、では私も……」

 

 

ゴグゴク

 

 

そして、私以外の皆が炭酸を飲んで練習を再開しようとしたとき、リサの顔が赤くなった気がした。

 

 

「リサ、顔が赤いけど大丈夫?」

「うーん、友希那〜ちょっと体熱いから服脱がしてくれなーい///」

「は?な、何を言ってるの?早く練習に戻るわよ。」

「私はいたって普通だよ?

だから早く脱がしてよ///」

「え、ちょっと、紗夜、あこ、燐子、見てないでリサを説得して!」

 

 

そういい、周りを見渡すと……

 

 

「リサさん、あこが手伝いますよ///」

「え、あ、あこ?あなたまでなn「リサさん、私も……」」

 

 

みんな何故か出来上がっていた。紗夜は……スタジオの隅っこでもう一つの差し入れのポテトを食べてたわ……

 

ちなみに着替えは全力で止めたわ。

 

 

 

創斗side

 

 

 

話を聞いてる時も、スタジオの中を逃げ回りながら辺りを見回しているとその惨状が手に取るように分かる。

 

 

「うわぁ……こんなのを相手に30分以上相手にしてたんですか……

ご愁傷様です。

でも、原因分かりましたよ……」

「え?本当かしら?」

「うん……というか反応からしてこれしか無いよねって感じだと思うんだけど……この4人、と向こうで倒れてる月島さん、

 

 

 

 

酔ってるでしょ……」

「……そうね、炭酸ジュースだと言っていたけれど、よく見たらアルコール3%って書いてるわね……ってちょっとリサ、なんで抱きついてるのよ!」

「だって〜体がポカポカするんだもん///」

「答えになって無いわよ!創斗、ぼーっとしてないで何とかしてよ!」

 

 

そう言い放ち、友希那は創斗の方を振り向いた。

そこには……

 

 

「ふふ///来てくれたんだ。逃げないでね?」

 

 

さっきまでそこに居たはずの創斗ではなく燐子が

 

 

「ふ、フヘへ……」

 

 

仰向けに倒された創斗の上に跨ってた

 

 

「ちょっ創斗!なんで嬉しそうにしてるの!今はこの状況をなんとかしないと……」

「い、いやぁー、なんと言いますか、燐ちゃんが攻めって中々ないじゃないですか?だから堪能したいなって」

「ほんとに?練習終わったら一緒にゲ、ムで…も……」

「あ、寝ちゃった……一瞬だったけど、普段と違う燐ちゃん見れて良かったな。」

「私も、知りたくもない創斗の性癖を知ったけどね…」

 

 

気がつくと、酒を飲んでしまったみんなは静かに寝ていた。

なんか慌ただしい時間を過ごしたけど、意外と楽しめたかな?

あと、湊さん、性癖云々は忘れてください、酒に酔ってたんですよきっと……(白目)

 

 

「まりな先輩、またバンドの子達にお酒飲ませたんですか?!」

「いや、今回はほんとにたまたま炭酸ジュースと間違って持って行っちゃったの!信じて!」

「これ、本来なら逮捕案件ですよ!そして、それを毎回毎回カバーしてるのは誰ですか?」

「うっ……後輩ちゃんです……」

「そうですよ、後始末は私がしてるんです。いい加減にしないと上に言いつけますよ!」

「そ、それだけはやめてくださいぃ……」

 

 

こんな事があったとか無かったとか……




セーフ!ギリ投稿に間に合った!(終了時間23時00分)


設定を思い出すために過去の話を読んでいたら、血を吐きそうになるくらい黒歴史になってました……



没コーナー(自分がしたいだけ)


燐子「酒ェ!日本酒でもビールでもいいから持ってきて!」
創斗「ちょっ、燐ちゃん!急にどうしたのさ!」
燐子「なんか急に酒を飲みたくなってきたの!」
??「じゃあ俺と一緒に飲むか?」
創斗、燐子「「あなたは……キ〇グコ〇グ〇野?!」」


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