ゲイム旋風ネプライガー (TAICHI121)
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情け無用のN9 その1
宜しくお願いします!
「なぁ、女神様が居なくなって犯罪組織がこの世を牛耳ってからはこの世は荒れ放題だ。」とあるbarのカウンターで赤茶色の天パ頭にパーカー、Tシャツそしてジーンズそしておまけに腰のベルトに光線銃を吊るした若い男がそんなことを言う「なぁ、そこのスーツのアンタもそう考えるだろ?」と彼が問いかけたのは隣に座っていた黒髪の片目を隠すような前髪をしたスーツの若い男だった
「全くもってその通りだ、そこで君、名前は知らないが私と手を組まないか?」突然スーツの若い男が言い出した
「待てよ、まだお互いに会って五分も経ってないじゃないか、ここはひとつ自己紹介でも、俺は ジョー・キッド、ハンターをやってるのさ。巷じゃ俺のことを“必中ジョー“と呼ぶのさ」
「必中ジョー・・・、噂の凄腕ハンターが君が」
「そうさ、ってかアンタも名乗ったらどうだ?」
「そうだな、私はタニー・ブルース、世間では賢才タニーと呼ばれている」
「賢才タニー・・・となるとアンタが最近株の取引で一発引き当てたとか言うトレーダーか」
「その通りだ」
「で本題にに入るが手を組むとはどういうことだ?」
「それはだな・・・
「始末屋だぁ?」
「要するに法では裁けない連中を始末する」
「ふーん所詮ダークヒーローってやつか」
「面白そうな話してんなじゃねーかよ、俺も混ぜろ」
と明るめの茶髪に帽子を被りに黄緑のTシャツに緑のベストそして白い半ズボンを履いた男がタニーとユートの会話に割り込んできた
「ん?アンタどっかで見たことがあるぞ?」ユートは首をかしげた
「よくぞ聞いてくれた!俺はゲイムギョウ界縦断レース最年少覇者にして初の3連覇成し遂げた、迅速ムットことムット・ビートとは俺のことよ!」
「で、そのムット、君も始末屋に興味があるのか?」
「あろうとも!ただし!俺をお雇いドライバーにするなら高くつくぜ!」
「いや、君を雇うのではなくチームメイトにする」
「チームメイトだぁ?うーん・・・」
「どうするか?」タニーはムットに聞いた
「とりあえず仮メンバーとしてやらせてくれ、面白かったら正式メンバーも考えるぜ!」
「よし、いいだろう」
「おいおい、それでいいのか?タニー」ジョーはタニーに聞いたがタニーは一言
「それでいい」
「いいのかよ」
「では早速向かうことにしよう」
「何処へ?」
「基地だ」
「基地だぁ?」
「とりあえずついてきてくれ」
タニーに言われるがままに二人はある廃工場へ案内された
「なんだぁ?」
「一見廃工場じゃないか?」
するとタニーは微笑みながら壁の一部分を押すとまるでカラクリ屋敷のように壁が回転した
「おお!」「まさに秘密基地か!」
「さあ、中へ」タニーに言われ二人は基地の中に入っていった
そこには・・・
「待ってたぞタニーの旦那ー」
「お邪魔してまーす♪」
金髪にマッシュの男がスカートから膝の少し上まで伸びているスパッツに半袖のパーカーを着た金髪の見知らぬ女といた
TO BE CONTINUE・・・・・
メカは次回ぐらいに出ます、あと原作キャラの登場はしばらく無いと思います。
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情け無用のN9 その2
始まります!
「紹介しよう、彼は情報屋のマッシュ・ポンチョ、我々の仕事の仲介や情報収集などをやってくれる」タニーはマッシュの男を紹介した
「宜しくたのむぜ~」
「宜しく!」「おう」とお互いに返した
「ところでマッシュ」
「なんですタニーの旦那」
「その女は誰だ?」タニーは改めて横の見知らぬ女を見て言ったすると金髪の女が
「ええ?私はお転婆マリア、流れ者よ!」
金髪の女子、すなわちマリアは自身の名を名乗った
「宜しくな!」「宜しく頼む!」
「ところで君はなぜここに?」タニーの質問に対しマリアは「彼がここに今晩家主がいいなら泊めてくれるって言ったから、まさか家主さんがこんなにもダンディーなんてね、それにそこのあなた方も素敵よ!」マリアは答えつつも男性陣を誉めた、
「イヤー照れるな」
「そうゆうアンタも中々の美人!」とジョーは返した
「ところでそこのあなた方は?」
「俺はユート、タニーに誘われて始末屋をしにここに来た」
「そしてオレはムット、彼と同じ事情だ!まあ、まだオレは仮メンバーなんだがな」と言う二人の自己紹介をよそにタニーが
「ところでマリア、君はこの始末屋の仕事に興味があるか?」
と質問をした、マリアの答えは
「ヴィヴィ、面白そうね!賛成だわ!」
「おうノリノリ」
「紅一点の登場か」と自身のチーム入りを呆気なく決めた
「では、早速メンバーも揃ったところでゲイムレンジャーN9の初仕事の依頼を受けることにしよう」というタニーの台詞に
「「イェーイ!」」となぜか他の三人がノリよく返した
「では地下室に行こう」
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基地の地下室にて
「なんだコイツは?」
「なかなか洒落た趣味してんな」
「カッコイイわね!」
地下室に置かれていた飛行メカを見てタニー以外の三人がそれぞれ感想を漏らす。
「これは飛行メカ“ネプサンダー“だ」
「なるほど、コイツを動かすためにでオレをメンバーに入れた訳か」
「そうだ、恐らくムットなら乗りこなせるだろう、これがマニュアルだ、」とタニーはタブレット端末を渡した
「ふーん、成る程ねぇ、バギーも搭載してるのか、中々面白いじゃねーか・・・ん?なんだこれは!?」端末のページに写っているロボットを見たムットは声をあげ
「何かしら?」「巨大ロボか?」それに続きジョーとマリアが画面を覗き込むようにして見た
「そういえばこれには戦闘用変形システムが備わっていてね、戦闘ロボ、ネプライガーになるのさ、」
「「ネプライガー?」」
「しかし、詳しい説明は後だ、早速出撃だ!」
「「イェーイ!」」
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「本当に大丈夫なのか?ムット?」気にかけるジョーに
「大丈夫さ、マニュアルならすでに頭ん中にある」ムットは余裕のグーサインをした
「頑張って!」さらにマリアがエールをする
「準備は万端のようだな。では、発進といこう」タニーはムットに指示をした
「了解だタニー、ではエンジン良好!発進!」
「「「イェーイ!」」」
ムットはペダルを踏み込んだ
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発進からある程度経って
「では、諸君私達の初仕事の内容を確認しよう」
四人は真ん中にあるテーブルを兼ねたモニターに注目する
「依頼内容はこうだ、ラステイションのとあるレジスタンスが対犯罪組織用の兵器を作っていたらしいが、犯罪組織に気付かれ、その工場を乗っ取られたらしい。そこで私達がその兵器を回収、そして敵の始末をする、わかったか?」
「では、早速向かいますか」ムットがスピードを上げた
目的地の倉庫が見えてきた
「あそこにターゲットがあるのか」とジョー
「でも
「それならこちらもネプライガーで行かせてもらおう、ジョー、マリア、配置に付くぞ!」
「ウィウィ♪」
「オーケーだぜ!」
「では行くぞ!“ネプライド・オン”!」
タニーの掛け声で飛行メカ“ネプサンダー”は“ネプライガー”に変形し、四人の席も移動した
「おお、コイツは中々面白いことになってきたぞ」ジョーは専用コックピットで言った
「感心してる暇はない、私がマシンチーフを、ジョーは攻撃、ムットはコントロール、マリアは索敵を!」
「了解だぜ!」
「任せろ!」
「ウィウィ♪」
「ってことで来い!悪党ども!」ジョーはネプライガーを操作し、素手で敵の戦闘機を次々と撃破していく!
「来る!でも数が多いわね!」
「ジョー!ネプライソードを使うぞ!」
「オーケー!」
するとネプライガーの胸部のマークが開き、剣の持ち手の様なものが出てきた、それはすぐにネプライガーが握ると、ビームソードの様なものになった
「そーれ!あーらよっと!」
一振りで敵の戦闘機をを一気に撃破した!
「ふぅ・・・これで安心してブツを回収できるなって何だアレ!?」
安心しているとかなり大きな戦闘機が現れた!戦闘機が小型ミサイルを放ちそれを直にネプライガーは喰らってしまう!
「くっ!」
「アンタよくもやってくれたな!」
「タニー!ソードの出力全開で!」
「わかったぞ!ネプライソード出力全開!」
「「イェーイ!」」
「そらスピードも全開だ!」
「よっしゃ行っけええええええ」
ネプライガーは突進斬りを放ち敵の最後の戦闘機を一刀両断にした!
ドゴォォォォン!
轟音ともに敵の最後の戦闘機は爆発!
「よっしゃー!」
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「敵もすべて始末しましたし、兵器も無事でした」タニーの報告にレジスタンスのリーダー格の男は
「本当に感謝します!何か出来ることがあれば言ってください!出来る範囲の事でします!」と四人に握手しながら言った
「コイツはスカッとするな!よし決めた!オレは今日からここの正式なメンバーだ!」
「やっと決めたか、改めて宜しくなムット」
「アタシもよろしく!」
「では今夜は結成記念パーティーと行こうか!」
「「「イェーイ!」」」
暗雲立ちこむゲイムギョウ界
正義のアウトロー達が許せぬ悪を始末する!
ゲイムレンジャー N9、 お呼びとあらば即参上!
これでepisode1は終わりです
続きますよ!
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