DCDlink  仮面ライダーエグゼイド×SAO(一時断念) (霧雨風嫌)
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リニューアル前
0.バーチャルをRealに?


DCDLinkシリーズ
仮面ライダーディケイド/門矢士の世界を巡る旅
つながっていく物語のいくつかを見てもらおう。
世界の破壊者ディケイド、無限につながる世界を巡りその瞳は何を見る。


 ???「始まる、ついに始まるんだわっ‼究極のゲームがっ‼」

2026年1月3日、東京都新宿区、とあるビルの中、そんな声が響いた部屋には人間は一人しかいない。では一体誰と話しているのか?その答えははいたって単純で、しかしあり得ないものだった。

 ???「そうだ、これであと少しだ。あと少しでお前の望みはかなう。」

そう言ったのは人型であるにもかかわらず、狐のような姿をしており、それは怪物と呼べるものだった。怪物はそう言いながら最初の言葉の主に背後から近づく。声の主は多くの砂をおとしながら手に同じ形で違う色の何かを3つ持ちそのまま高笑いをし続ける。

 ???「おい、いつまで笑ってるんだ。まだやることはあるだろ」

 ???「そうね、あともう少しなんだから。」

そう言いながら、持っていた3つのものを机に置きわ会うのをこらえながら、そばに置いた椅子に腰を掛ける。同時に謎の音楽が部屋中に響く。よく聞くとそれは電車が駅に進入するときなどに流れるものににていた...。

 

 

 

 

仮面ライダーエグゼイド//宝生永夢はレベル5の力、ドラゴナイトハンターZガシャットを手に入れ、バグスターウィルス感染者を順調に救っていきながらあと数週間で小児科研修が終了と言うところまできた。

一方仮面ライダーブレイブ/鏡飛彩は自分の恋人の仇でもあったグラファイトバグスターを倒し、心に少しの隙間が生まれながらも外科医としての仕事を真っ当していく。

また仮面ライダースナイプ/花家大我は宿敵であるグラファイトバグスターを倒し勢いに乗っており、このまますべてのガシャットを手に入れる方法を考えている。

一方、仮面ライダーレーザー/九条貴利矢は黒いエグゼイドの正体が檀黎斗であることを知ったため、彼の言われるがままにわからないことを調べていく。

 

 

エグゼイドの世界は、四人の仮面ライダーがゲームデータのバグによって発生した新種のウィルス、バグスターウィルスの感染によっておこる病気、通称ゲーム病を治療しながらバグスターの真実や人の思惑にたどりついていく物語。

そんな世界に、いなかったはずの人間が現れる。それが引き起こすのはその世界にあるはずのないゲームがガシャットとなって現れ仮面ライダーたちが新たな出会いを果たす、小さな物語。この物語は彼らが心の中にしまうことでかかわったもの以外の人には知られることのなかった。

しかし意味をなさない物語などない。なら、この物語を知っておくことは悪いことではないのかもしれない。

 

では、まずは仮面ライダーエグゼイドと白と黒、二人の剣士との出会いを見ていこう。




どうでしょうか?初めての小説。
かねてより妄そ...もとい構想していたのですが、今回パソコンが手に入ったので正式に書いていくことにしました。高校生の、それも文才があるわけでもないものが書いたものなので、気に入らなくてもおおめに見てください。
DCDLinkシリーズはディケイドによってつながるクロスオーバーや、ディケイド自身を主軸にしたクロスオーバということにします。一応原作の設定を中心に、続きに干渉しないように作ろうと思います。
一応、設定を一部引き継がせ、ほぼオリジナルで作った作品もあるにはあるので、いつになるかわかりませんがそれも投稿しようと思います。
今回はエグゼイドの世界ということですが、この0話を見ただけではコラボするのは思ってしまうでしょうが、そうではありません。コラボする作品は次の投稿で明らかになるので楽しみにしていてください。しかし投稿はマイペースなので気長におまちいただけたらと思います。それでは。


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1‐1.広がるのはunknown field

DCDLinkシリーズ
仮面ライダーディケイド/門矢士の世界を巡る旅
つながっていく物語のいくつかを見てもらおう。
世界の破壊者ディケイド、無限につながる世界を巡りその瞳は何を見る。

仮面ライダーエグゼイド
ゲームのバグから生まれた病気、バグスターウィルス感染症から患者を救うべく活躍する仮面ライダー。彼が活躍する世界に現れるのは...


「まずい、まずいまずい。一刻も早く調べなきゃ!」

そういいながら細い道を走るのは少し小さめのバッグををもって黄色のシャツに赤いズボンを着た青年。しかしそれ以上に気になる特徴があった。一つは右の鼻の穴ににティッシュをつめているということ、もう一つはバッグと一緒に白衣を持っているということ。

「誰かが近くでバグスターと戦ってるのかも。」

白衣を持っている人など医者か科学者ぐらいなもんだが、戦うなどという言葉を放つのは不自然である。しかしこの不自然なことを解消する言動は今から約5分前に終わっていた。

 

 

「最近はゲーム病の感染者も少ないなー」

そう語るのは5分後に細い道を歩く青年だ。ゲーム病とはバグスターウイルス感染症とはゲームのバグによって発生した新型ウイルス。感染経路は不明だが、感染者はバグスターという怪物を生み出し体が消滅してしまう恐ろしい病気である。しかしその病気の存在を知っているものは数少ない。ゲーム病の発生にかかわったもの、ゲーム病による被害を防ごうとする衛生省の一部の人間、ゲーム病の治療を行える唯一の医療機関である電脳救命センター、通称CRの人間、そしてCRのドクターにゲーム病と診断された人間、さらにさまざまな方法でゲーム病について知ったものなどがいる。

「まあ僕も小児科研修があるし、ゲーム病の患者が少ないのはいいことだけどね。」

そう言って4分後に走る道とは打って変わって大通りで歩く青年は小児科研修という言葉を放ったので医者である。そしてゲーム病の存在を知るため、CRの人間の可能性が高くなった。

「飛彩さんも昨日はオペがあったって言ってたから忙しい時に来ないのはありがたいけど。」

飛彩とは地下にCRの病棟がある聖都大学附属病院の院長の息子でもあり天才外科医でもある鏡飛彩のことである。彼はCRでゲーム病の患者を治療する医師でもあるので彼のことが出てくるあたり、CRの関係者であるのは確定的だ。し

かし、新型ウイルスに対抗する機関に研修医がかかわれるかは疑問である。3分後に細い道に入るとは思えない道筋を歩いている彼だがその方角は聖都大学附属病院であるため、小児科研修の先はそこだと思われる。

「そういえば最近天気がいいのに気温が低いなって...ああっ、時間がっ!とにかく急がなきゃ。遅刻だー!」

そう、彼の家の時計は止まっており、家電量販店のショーケースのテレビ、気温について気になったのでちょうど天気の表示を見てみると時間が出発時間から1時間以上たっており、家から10分しかたっていなかったので急ぎだしたのである。まわりの人にぶつからないようにはしているものの、その速さはさすがに危ないものであった。最も2分後のほうがもっと速く走っているがそしてもうすぐ曲がる角に差し掛かるときに...

「うわーっ!ちょっと、なんでー」

彼は落ちていた空き缶を踏んでバランスを失い、前に倒れそうになった、角から青年が現れもう少しでぶつかるところでもあった。

「どっ、どいてー!」

と叫ぶと青年は紙一重にかわし、彼は盛大に

こけた。そして彼が持っていた荷物の一部も一つは聖都大学附属病院の名札である。今更だが彼の名前は宝生永夢、予想の通り聖都大学附属病院で小児科研修医として勤務している。二つ目は白衣、特にこれには何もない。三つ目四つ目が不思議なのである。

「おいおまえ、大丈夫か?ん、なんだこれ。」

青年はマゼンタカラーのトイカメラを首に下げていること以外は、特に変わった様子のない普通の人だった。彼が拾ったのは、黄緑色の素体にピンクのレバー何かを指すスロットにGCのマークがしるされた、ベルトのバックルのようなものだった。もう一つは基盤がむき出しになっており、ピンクの素体が手に握りやすい形をしていて、MIGHTY ACTION Xのロゴとゲームキャラがプリントされたラベルが張られている、ゲームソフトのようなものだっただった。

「うっ、うーん。あれ?ここは。」

「気が付いたか。鼻血出てるぞ」

「あれ、ほんとだ。ティッシュティッシュ。」

「ほらよ」

「あ、ありがとう。あ~そうか、転んで。大丈夫でしたか。」

「それはこっちのセリフだ。急いでるなら早く落としたのを拾えよ、ほら。」

「ありがとうございます!えーっと、これとこれと...うんこれだけかな。ほんとすいませんでした。」

「いいから早く行けよ。急いでるんだろ。」

「はい、ありがとうございました。じゃあ。」

そう言ってエムは再び走り出すと、青年はつぶやいた。

「なるほど、大体わかった。」

そして彼はそのまままっすぐ歩きだした。

 

 

 

「ああっ、遅刻確定だけど急がなきゃー。」

一方エムは病院に向けてまた走っていた。先ほどよりも遅いが、やはり急ぎ目である。

しかし、突如彼は不思議な感覚にとらわれた。彼自身が今まで何度も感じたものに近いが、しかし今までのものとは違うそれは、地面が お店が、木が、一瞬ブロックのような形状に変化し、元に戻っていく。この波がどこかを中心に広がっていった。

「これは!まさか!」

そういうと、エムは進路を病院から波のように広がる空間の中心に変え、走り出す。

 

 

 

そして、彼が細い道を走る5分前から今に至る。エムはまだ走っていたが幸いにも人が少なく、全速力で走っても問題なかった。そしてあと少しで中心につく。彼は走りながらさっき落としていたベルトのバックルのようなものと、ゲームソフトのようなものを手に構えた。そしてついにたどり着くとそこには...

 

黒いコートに身を包み、背中に黒い剣を携えた少年と、白い服にアーマーをつけて、腰にレイピアを携えた少女、が並んで立っており、周りを見渡していた。そして少年はエムの持っているゲームソフトのようなものと同じ形で基盤の部分や素体の色、ラベルが全く番うものを握っていた。色は水色、ラベルにはSword Art Onlineのロゴと卵のような形の城のようなものが描かれていた。

 

そうすべての始まりはそのゲームソフトから、これは二人の剣士と一人のドクターとのあるはずのない出会いであり、これから始まるあるはずのなかったゲームの始まりでもあった。




続きができました!作る予定はありましたがこんな早くできると思っていませんでした。
しかし変身はしない。とはいってももうドライバ-もガシャットも構えてるので。
さて今回、DCDLinkシリーズなのでやっとそれっぽい人が出せました。まあ彼はシリーズⅠでの活躍は...。なので、単なるつじつま合わせと思ってもらって結構です。言っておくとDCDとはディケイドの略です。
構成も普通なら逆かなと思うような順序ですので、ひどさがうかがえますが細かい設定は割とできてるので、少し変える程度なら問題ありません。すいませんがその辺は初心者丸出しです。毎週日曜にかけるかはわかりませんが、時間があるのが日曜ぐらいなので、目安として負いもらいたいです。あと文字数多かったでしょうか?自分ではよくわかりませんが、何かご指摘がありましたらよろしくお願いします。ではまた。


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1‐2.つながるdouble world

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仮面ライダーディケイド/門矢士の世界を巡る旅
つながっていく物語のいくつかを見てもらおう。
世界の破壊者ディケイド、無限につながる世界を巡りその瞳は何を見る。

ソードアート・オンライン
2022年についに実現する完全な仮想現実、ソードアート・オンラインとはその仮想現実において自分の体のように動かすことで操作し浮遊城アインクラッドを攻略していくMMORPGである。制作者によってクリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは死を意味するデスゲームとなったそのゲームで攻略最前線で戦う二人の剣士が見た子のない場所に迷い込む...。


 細い道で研修医の宝生永夢が見つけた二人の二人の剣士と一つのゲームカセット。どうやら謎の空間の中心はゲームソフトのようだが永夢も同じ形のものを持っている。この二つ、この謎の空間を広げるところを含めてただのゲームカセットではないことはわかる。

「君は、だれ?」

永夢はカセットのほうではなく、彼らの素性が気になったようだ。当たり前だがこのような姿がこの町で流行っているということはなく、どう考えても怪しいのだ。

「その前にまず教えてくれ、ここはどこだ?」

そんな質問現実で、しかも道の真ん中ではしないのでなおさら怪しい。しかし本気で困っているようなのでとりあえず大体の住所を教えたが、二人ともおかしなことを言いだした。

「それは、それは本当か!?」

「だってまだクリアどころか第100層まで到達してないのに!?」

「まさかバグなのか?いや、にしてもこれはあり得ない。」

「でもそうとしか言えないじゃない!私たちが、現実世界に戻ってこれるわけないんだから。」

と、さらに怪しさが増す二人だが、そんな二人に突如謎の怪物が後ろから襲ってきた。

「後ろっ。」

とっさに叫ぶ永夢だが怪物の持つ剣の歯は振り下ろしかけており、振り返った後では回避は不可能であった。しかし...,彼らは振り返りもせず、回避しようともせず、背中と腰の剣を抜き、怪物の剣をうけとめた。その状況は怪しいを通り越して、理解不能だった。特別ガタイがいいわけでもない二人の少年少女が、自分よりも一回りも二回りもも大きく筋肉質な体を持つトカゲのような怪物の大きな一振りを受けてめるその光景は、永夢の口を開けたまま閉じさせなかった。

「こいつ、強すぎだろ。」

「いやそれを受ける君もすごいけど!」

「そんなことよりどうするの。どういう状況かわからなかったらどうしようもないじゃい。」

確かに。実際、怪物と謎の剣士二人が戦うなんて理解不能だ。普通なら怪物に恐怖し、逃げてしまうことだが、今の永夢は二人の少年少女が怪物に襲われるのを黙ってみているだけなどでできなかった。

「おい、きみ。とりあえずそいつを倒せばいいんだな。」

「ああ、でもこいつレベルが高いからそんな簡単には...。」

「だからあなたは逃げて!何とかして私たちで倒すから。」

「大丈夫、俺が今助けるから。」

「なに!」

「どういうこと!」

そう、彼は戦える。戦う力を持っている。右手に持っているのは戦う力を内包した「ガシャット」と呼ばれるもの、左手に持っているのはその力をつかうための「ゲーマドライバー」というベルト。これらを使えばあの怪物に攻撃を与えらるかもしれない。そう思った瞬間、彼はベルトのバックルをお腹にあて、ゲーマドライバーを装着した。そして彼は右手のガシャットをグリップ部分で回しながら頭の高さまで持ってきた。そして回転を止めたと同時にスイッチをおし、ガシャットの機能を起動させる。

「マイティアクションX!」

と軽快な音楽と同時に発せられたこのセリフ。さらに少年が持っていたガシャットと同じくゲームエリアと呼ばれる空間が広がった。そして永夢の背後にはゲームのスタート画面、さらにそこから板チョコを2×2×2マスの正方形に組み立てたような箱が出てきた。その箱は狭い道の空中に、はたまた地面に配置される。そしてすべてが終わると永夢は一瞬にやけ、ガシャットを顔の向かって右から水平に大きく振って左に。同時にかがみながら左手もガシャットの前にまで一緒に運び、

「変身!!」

と叫ぶ。すぐに体勢に戻しガシャットは上下逆さに左手に持ち変える。そして左手を突き上げそのままガシャットの基盤をドライバーのスロットに差し込む。

「ガシャット! レッツゲーム! メッチャゲーム! ムッチャゲーム! ワッチャネーム!?」

永夢の周りにゲームキャラクターの顔が永夢を中心にいくつか回り、エムの前で一つの顔が止まり、それを右手で押すと、エムの姿は顔がゲームキャラのものに似ており、ピンクの髪の毛が逆立っているような頭に、ゴーグルにゲームキャラの目を付けたような」目をした3頭身の厚い装甲をまとった。

「アイム ア カメンライダー!」

そう、この姿こそが新型ウイルス、バグスターウイルスの脅威から人類を守るため、ゲームの力を使うヒーロー、仮面ライダーなのである。そして永夢が変身したのはアクションゲーム「マイティアクションX」の力を使う、仮面ライダーエグゼイド、そのレベル1である。

「なんだありゃ!?」

「いったい何がどうなってるの?」

二人の剣士は永夢の姿が変わったことに驚きを隠せなかった。しかしその反応を受けながらも永夢は、

「俺は仮面ライダーエグゼイド、ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」

と自己紹介と決め台詞を言った。そして右手に大きいハンマーの武器「ガシャコンブレイカー」を召喚し怪物に向かって走り出した。

「おおお、おいちょっと。」

「ぶつかるー!」

と叫ぶがエグゼイドは剣士たちのすぐ近くで大ジャンプをし怪物たちを飛び越える。

「すげー」

「あの体型で!?」

と驚く二人をよそに、ガシャコンブレイカーで怪人を横から殴るエグゼイド。すると怪人は大きくのけぞり壁に強く当たった。

「大丈夫だったか、そういえばまだお前らの名前を聞いてなかったな。」

「いやそうだけど、まあいいか。俺はキリト。一応通じるかわからんがソロだ。」

「私はアスナ、血盟騎士団副団長よ。」

「ソロ?血盟騎士団?よくわかんねーけどちょっと手伝ってくれ。あいつたぶん強いからな。」

「口調が変わった?まあいいわ、協力はするけど、あとであなたのことちゃんと教えなさいよね。」

「あとは俺の持ってる子のゲームカセットみたいなもんとかのこともな。」

「よっし。それならこっちも、大変身!!」

そういうとエグゼイドはドライバー正面のレバーを開く。

「ガッチャーン! レベルアップ! マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!」

と軽快なリズムの音楽とともに厚い装甲をジャンプしながら脱ぎ、背中にレベル1の顔が付き頭はレベル1の顔をマスクぐらいのサイズに縮まったようなものボディはピンク、黒の縦ラインに足や手の甲などに銀の装甲をつけ、両肩にピンクのアーマー、胸にはレベル1にもあった体力ゲージや武器のアイコン、4つのカラフルなボタンが装飾されたアーマーで、ようやくしっかりと人型になった。レベルアップによって能力の向上などがされた仮面ライダーエグゼイド アクションゲーマーレベル2である。

「あ、ちゃんと普通なのもあるのね。」

「まあ普通ではないけどな。」

「とにかく行くぜ、よっと。」

「ジャ・キーン!」

ガシャコンブレイカーを剣モードに変え、2人から3人の剣士となった。その間にも怪物は何とか立ち上がるも、剣を大きく振り回してるので、さっきのダメージは少なかったのだろう。

「よし、頼むぜ、剣士さんたちよ。」

「任せろ。」

「行くわよ。」

3人はあったばかりとは思えないほど息がぴったりだった。

「そーれっ」

初めに切りかかったのはエグゼイド。怪物が迫ってくるのすれ違いざまに切り付け振り向いて背中も二回斬る。そしてそのまま剣士二人もお腹を切り付けるが、そこで減速、こんどは正面から押そうとするがキリトが左から右に振り回し、怪物は大きく吹っ飛ぶ。

「大丈夫かアスナ。」

「ええ、あのモンスター、妙にタフね。」

「でもやっぱり行動が単純だ。ならここはソードスキルを使っていこう。」

「わかったわ、えーっと、えぐぜいどさん?あなたなにか必殺技的なのないの?あったらいつでも出せるようにしといてね。」

「おう。」

「ガッシューン!」

「ふっふっ、よっと。」

彼は癖でカセットに息をける。

「ガシャット!」

ドライバーのベルトの左の腰の部分にある決め技スロットに、マイティアクションXを指しこむ。

「せいっ。」

「やー。」

その間にもキリトたちは怪物の攻撃をかわしながら少しずつ攻撃を当てていた。そして必殺技の準備が完了したエグゼイドは、彼らが怪物を後ろに押し出したすきに、後ろからブロックをたたきながらジャンプし怪物の元に着地、3つたたいたブロックのうち最後に一つにはライダーを強化したりする「エナジーアイテム」の一つ、パワーを上げるものが入っており、それがエグゼイドに入り込んだ。

「マッスル化!」

そしてそのままエグゼイドは怪物を奥に切りつけ、

「お前らも早く。」

と叫んだ。

「わかった!」

「任せて!」

そう言ってアスナは剣を構えながら、走り出した。すると剣は青白く光りだし、エグゼイドを通り過ぎながら、怪物に目掛けきれいな6回攻撃、6連撃のソードスキルを食らわらせる。

しかしタフななため、これではすぐに攻撃されてしまう。しかし、

「スイッチ!」

とアスナが叫ぶと、遅れて走り出したキリトが連続して今度は紫っぽく光り、きれいに8連撃のソードスキルを決める。ソードスキルは剣を振って当てるよりも安定して強い力で攻撃するので、ダメージは相当でかい。これで押し切る。それが狙いだったが、どうやらわずかに足らず、怪物もソードスキルを使おうとする。至近距離のスキルを使い終わった瞬間ではかわすのは困難だった。

「キメワザ!」

そこにエグゼイドが現れる、準備をしていた必殺技を起動したのだ。

「マイティクリティカルストライク!」

怪物に向かって飛び蹴りを放ち、そのまま空中で連続蹴りそして最後に踏ん張って奥にけりだす。

「会心の一発!」

運がいいのかどうやら相手の弱点にうまく決まったようだった。怪物はそのまま奥に飛びながら結晶が砕け散るように消えた。つまりあの怪物に彼らは買ったのだ。彼らはあったばかりにして、ここまで息の合ったコンビネーションができたのだ。

「おっしゃー、クリアだぜ。」

「ありがとう、エグゼイドさん。最後はひやひやしたけど。」

「そういえば、俺たちの攻撃方法どうしてわかったんだ?何も伝えてなかったのに。」「あのタイミングで強い攻撃を出すときは、たいてい押し切るってこと、ゲーマーなら常識だぜ。

そういうと彼はドライバーのレバーを閉じ、ガシャットを取り出した。すると彼のエグゼイドへの変身が解除され、普通の姿となった。

「そういえばまだ名前を言ってなかったね。僕の名前は宝生永夢、小児科研修医でゲーマーなんだ。」

彼らがお互いののを知った。いや知ってしまった。これでもう後戻りはできない。

 

 

そう、世界は機械仕掛けでできている。交わろうとすれば壊れてしまう。たったこれだけの時間で壊れてしまう世界を修復する方法は...、神のみぞ知るということだろう。




長い、制作時間も文章も!
というわけで毎週日曜と言いつつ土曜に書こうと思ったら、なんと日付またいで日曜日。つまり有言実行です。しかも土日で2個書くつもりだったので、ペースが乱れてしまう。そんな安定しない生活が土日の基本です。さて今回はいつの間にか長く書いてました。しかし今回の実際の流れはたぶん10分かそこらなので、正直これはやりすぎたかなと思います。まあ、今回は初のエグゼイドの変身とキリトたちとの協力戦闘で結構内容は濃いほうだと思うので、次からはここまで戦闘で解説はは多くならないでしょう。ちなみにソードスキルはなるべく原作基準にしますが技名は言うかわかりません。あと今回は省きましたが斬り方も書いておくべきでしょうか?もしよければ教えてください。発行エフェクトは何色か確認できなかったものは蛍光色で何か選んでおきます。あと今更ですが前回の誤字は多かったですね。寝ぼけてそのまま投稿したからでしょうか。今回はしっかりとチェックします。次回はキリトたちによる永夢への説明から、


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1‐3.新たなガシャットはdeath game?

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世界の破壊者ディケイド、無限につながる世界を巡りその瞳は何を見る。

ライダーガシャット
宝生永夢などが仮面ライダーに変身に使用するゲームの力、もといデータが書き込まれたゲームカセットのようなアイテム。ゲーム会社、幻夢コーポレーションが製作するゲームカセットの形に似ているが、変身に使えるのはこのライダーガシャットのみで、初期に制作されたプロトガシャットと現在のほぼすべてのライダーが使用するガシャットはそれぞれ同じものが10タイトルある。しかし、キリトの持っていたガシャットは...。


キリト、アスナ、そして永夢。三人は悩んでいた。

「さて何からどうやって話そう。」

お互い共闘したとは言え他人であることに変わりはない。さらにわからないことが増えたので、どう説明すればいいのかがわからなくなってきたのだ。方や高校生のように見えて剣をきれいに振ることのできる剣士たち。方や急にスースーパーヒーローに変身する医師。お互い怪しすぎる。

「らちが明かないといけないんで俺から”0。」キリトがそういうと

深呼吸をして永夢の顔をしっかりと見た。

 

 

「俺たちは実は...。」

「ソードアート・オンラインに閉じ込められたプレイヤーなの。」

ソードアートオンライン、通称SAOはVRMMORPGというジャンルで作られた最新ゲームソフト。仮想現実のアバターに自分の意識を投下し、武器は剣だけで魔法はなし100層ある浮遊城アインクラッドを第一層から順に攻略していく。初回生産がわずか1万本、各店舗発売後速攻で売り切れ、SAOのサーバーにはVR専用ハード、ナーヴギアを使って意識の投下、フルダイブをしたプレイヤーが続々と現れた。今までにもVR向けのゲームはたくさんあったが、作りこみの良いものはなかった。しかしナーブギアの開発者が作ったこの作品はやはり今までのものとは段違いだった。プレイヤーも初めての感覚に心を打たれて、すぐには出ようともとしなかった。しかし、そうでなくても出られないゲームでもあった。

「ソードアート・オンライン、って何?」

「知らないのか、本当に知らないのか?」

「オンラインゲームは一通りやってるけど、聞いたことがないよ。」

「そんな、4000人も死んでるはずなんだから、知らない人がいない位ニュースには...。」

アスナがそう言いながらうつむくと、

「そのゲームに閉じ込められてるってどういうこと?」

「それは...。」

「仮想空間に入り込むゲームだったが制作者の手によってログアウト不能、HPが0になるとハードが脳を焼き切り現実でも死亡するデスゲーム。」

「ちょっと!?」

こちらもうつむいてしまいながらに言うキリトだが事実である。実際二人もここに来るまでゲーム内にいたはずだった。二人は小声で

「大丈夫、この人は自分をゲーマーといった。ならゲーム業界史上またとない事件を知らないはずがない。と言うことは何かおかしいことになっている、ということだろう。」

「そんなの今でも十分わかるわ。でも、なら言わなくてもよかったんじゃ...]

「今のこの状況を正確に知るには少しでも情報を共有しないといけない。わかってるだろ。」

そういうと、今度はSAOのことを聞いて動揺しているキリトに質問をする。

「どうだ、聞いたことあるか。」

しかし

「そんな大事件がが起きているなんて聞いたこともない、というか仮想空間に入り込む技術はまだどこの企業開発中の段階のはず...。」

「やっぱりそうか。」

永夢の言葉で何かを確信したキリトだったが、アスナにはまだわからなかったらしい。

「やっぱりって、どういうこと!?」

「ここは少なくとも俺たちのいた現実世界じゃないってことだよ。初めてここに来た時から現実にしてはと思ってたんだけど。おそらく過去かまたは...、宝生さん、今は何年ですか?」

永夢はキリトの話を聞いて驚いたが、すぐに

「えっと、2016年だったはず。」

と答えた。しかし二人の話から少し疑心暗鬼になる。

「2016年って、7年前にタイムスリップしてたってこと?」

「ああ、まだもう一つの可能性もあるけど。そしてたぶん原因はこれだろう。」

そう言ってキリトが取り出したのは例の謎のガシャット。永夢にはずっとラベルが見えていなかったがキリトがそれを見せると、

「これは!?」

と驚く。ガシャットは現在20本あり、うち10本は安全なライダーガシャット、残りはそれ以前に作られたプロトガシャット。プロトガシャットもライダーガシャットも同じ10種類のゲームタイトルだがそれはガシャットの開発もしている幻夢コーポレーションのゲームだった。初めての例外、そう、キリトの持っていたガシャットはソードアート・オンラインものだった。

「新しいガシャット?しかもあるはずのない未来の。」

「これは俺たちがこの場所にいたときに光りながら浮いてた。そしてあたりを見回していると、」

「あなたがやってきた。まあたぶん似てるいるものを持っているあたりここに来たのはこれのため、なのかな。」

そういわれて永夢はうなずくと、マイティアクションXのライダーガシャットを取り出し、

「これはさっきの仮面ライダーに変身するためのものなんだ。」

「その仮面ライダーって、いったいなん...」

そういおうとしたときそばにあった永夢のズボンのポケットから形態の着信音のような音がなりだした。

「ちょっと待ってて。」

そう言って携帯を取り出して通話をし始めると

「もしもし明日那さん。どうかしましたか?」

電話の相手はCR関係者の仮野明日那。アスナは一瞬びっくりするも電話の相手の名前だと知り。また何か考え始める。

「そうか、今日は僕休みだった。ああいえなんでも。大変なこと?それがこっちも...、えっ、盗まれた!?データを入れる前のものとデータを入れる装置が?わかりました。すぐ向かいます。それとこっちもおかしなことが起きててそれについても。はい。では。」

そう言って電話を切り、ポケットにしまうと。

「どうかしたの?」

「ごめん、なんかほかにもトラブルがあって病院の方いかないといけないんだ。僕のこととかはその病院で話すよ。ちょっと一緒に来てもらえない?」

「私たちは構わないけど、ねえキリト君?」

その呼びかけにキリトはすぐには応じず周りを見渡していた。まるでその様子に納得がいかないかのように。

「キリト君?キリト君!」

「えっ、おう悪い悪い、んでなんだっけ。」

「ちゃんと宝生さんの話聞いてた?病院に行かなきゃいけないから、ついてきてくれって。」

「ああ、大丈夫俺は構わないよ。」

そういうと、永夢は散らかっていたバッグを整理し、

「ならよかった。ここからなら5分ぐらいでつくから、いそごう。」

そう言って走り出した。アスナやキリトもそ続いて走り出す。ずっといた道を曲がるギリギリで後ろにいたアスナは奥のほうで、黒髪の一部分がまとまって白くなったような髪色に白衣を着た人が走っているのが見えたが、何も気にせず行く

 

 

事件がいつも一件ずつなんて保証はない。同じ人間が複数の事件にかかわりにくい以上、同時に起きたも事件を結ぶのは難しくなる。彼らの知らないところで、もしかしたら...。




遅くなってすいません。本当にすいません。
やはり平日は忙しく、翌朝も早いといったことからまともな時間が取れませんでした。しかも話をつなげるためだけにあるような会話ばかりと、あまりに出来の悪いものになってしまいました。苦手な会話とはいえ、さすがに明日には進展させます。ライダーごとに独立させているので飛彩、大我は出ませんが、ヒロインもおとなしくしたり、テンション上げたり、あと最近新しくなったあの人が出ます。残念ながらSAOからはこの章では追加で出ないので戦闘についてはSAOぽくなくなると思いますが、まあ熱くなるように仕上げていきたいと思います。今回はこの辺で。ではまた。

次回6月11日予定

って今日じゃねーか!


さすがに無理なので未定になりました、すいません。


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1-4.白紙のガシャット buleに染まる

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つながっていく物語のいくつかを見てもらおう。
世界の破壊者ディケイド、無限につながる世界を巡りその瞳は何を見る。

衛生省
様々な医療機関を政治的に指揮する際に活動する、省庁の一つ。病院経営などもこの衛生省の認可を受けなければならず、特殊な病気など一部の事態においてはここから指示を出される。バグスターウイルス感染症の対策として感染者が集中する、聖都大学附属病院にCRを設立、幻夢コーポレーションに医療用の技術提供を依頼などを行ってきている。CRからの報告で謎のガシャット事件について知り、対策会議を立てることになった。


CRでは現在緊急会議が行われていた。

二階の会議室ではライダーシステムの製作者、檀黎斗や衛生省から派遣されたCRの看護師、仮野明日那、テレビ画面越しには衛生省の大臣官房審議官日向恭太郎が会議に参加していた。あとはこの病院の院長である、鏡灰馬がいるが彼は現在放心状態である。人数が少ないがかかわっている人間が元々多くないので重要な人間はそろっているのだ。

「永夢は呼ぶことができました。しかし大我や貴利矢は連絡が...」

明日那は部屋の中心のテーブルの固定電話の受話器を戻し二人にそう告げると黎斗は、

「彼らは独自に行動してるのでこちらに来ることはないでしょう。しかしこの問題を一人だけで対処させるのは難しいかもしれません。」

「確かにそうだがこのような事態では何らかの対処を急がなくてはならない。衛生省としてもこの事態は予想していなかった。幸いにも大きな事態になっていないのので彼が来たらすぐに状況を把握してもらい行動にあたってお貰おう。」

日向恭太郎はCRの設立させ、バグスターウイルスに関する事態を収拾しようとしているが、何か重大な問題が起きた際、CRに直接命令を下すことがある。今回もその重大な問題が起きたのだ。

「それが実は永夢もなにかトラブルに巻き込まれたようで、もしかしたら今回のことで何かもうかかわっているかもしれません。」

明日那が電話の内容を伝えるとまたしても黎斗が、

「すごいな。鏡先生といい彼といい早くも何かをつかんでいるのか。」

と反応してきた。実際鏡飛彩は今回の召集前に今回の事態に巻き込まれていた。その事態をもとに現状を整理されているが、どうやらまだわかっていないことが多く、事態の収拾が優先されているようだ

「鏡飛彩は現在は何を?」

「例の少女と患者を連れて郊外へ。どうやら彼はクリア条件を見つけたようです。ただ患者は途中で単独行動に走ったようで現在どこにいるかは。」

「そうか。肉体的に安定しているとはいえ感染しているならば安静しているべきだが。戦いに巻き込まれてないのならば現状は攻略が最優先のほうがいいのか。」

「今はその場の判断に任せましょう。彼も事態の収拾を優先しているはずです。」

やはり事件は1つだけではないようだ。しかも根っこの部分ではつながっており、それはとても壮大な出来事なのかもしれない。

そしてついに到着したのは

「遅くなってすいません。いろいろあって、なるべく急いだんですが。」

謎の少年少女を連れて白衣姿で息切れを起こした宝生永夢だった。謎の少年少女、キリトとアスナは先ほどの戦闘服から普通の服になっており、見ただけでは特に不思議なことはない。

「大丈夫、休みだったのこの時間ならにむしろ早いほうよ。そっちの二人ってもしかして君の言っていたおかしなことに関係してるの?」

「そうなんです。とりあえず僕たちに色々関係ありそうなので来てもらったんですが。」

「やはり君もか!」

急な叫び声に思わずその場の全員が驚き声の主に視線が集中する。もちろん叫んだのは黎斗だ。

「つまりその二人はガシャットによって生み出されたバグスターで、未来のVRゲームのプレイ中にこのバグスターの体に接続されたんだろう。」

「黎斗さん、なんでそんなことを!?」

この場所までの会話で三人が話し合って結論付けたことを当てられ動揺する3人を

「永夢、とにかく座って。たぶんあなたたちのかかわっていることは今の事態の一部のかもしれないわ。」

といい言い明日那は椅子に座らせた。

「あのっ。」

「どうしたの。」

「宝生先生にここの事は聞いてます。今のこの状況は皆さんにとっても異常なのはわかります。でも、でも私たちは今の自分たちの周りに起きていることをどこまで信じていいかわかりません。」

「よせっ、アスナ!」

当然だ。デスゲームにとらわれたプレイヤーが今度はあり得ない現実に直面した。覚めない夢の中で覚めるかどうかわからない夢を見ている、キリトもそんな感覚に陥っていた。

「だって、私たちはあのデスゲームにとらわれて、現実に戻ってこれるはずがなかったのよ!形はどうあれ、私たちは逃げ出してしまった。その罪悪感に押しつぶされそうなのよ!」

「アスナち着け!」

周りは騒然としていた。彼らは今回の事態の収拾についてのみを考えてきた。二人のような存在がかかわってくる予想はしていた。しかしその存在にどんな思いがあるか、彼らは考えられなかった。

「すまない、君たちがどこのだれで、どうしてこうなったのかは私たちにも全部はわからない。これまでどうだったかも聞いてはいけない、私たちは君たちが来る前にそういう結論に至った。だから私たちは君たちのことを理解してあげられない。」

日向が画面越しにそう言い放った。

「そうですか。」

「君たちも今回の事件の被害者だ。想定外の出来事とは言え私の作ったシステムが引き起こしてしまった。責任をもって君たちをもとのゲームに戻そう。」

「黎斗さん...」

「ありがとうございます。俺たちも少しこの状況に整理が付き切れてません。話しにくいこともあるのでそういったことなら助かります。なっ、アスナ。」

「...ええ。そうね。私も早とちりが過ぎました。まだ全く話を進めないないままに」

悲しい目をしていたアスナも何かを吹っ切ったようにまっすぐとキリトを見ていた。

「よかった。今回の出来事については情報共有するべきだと思うわ。だからまず自己紹介しましょう。」

「そうですね。明日那さん。僕はもうここに来るまでにしたのであとは皆さんで。」

「では私から。衛生省大臣官房審議官の日向恭太郎だ。今回のことは私が指揮を執ることになった。以後よろしく。」

「衛生省、ですか。」

どうやら衛生省という単語にキリトやアスナは引っ掛かりを持ったようだが、そのまま自己紹介は檀黎斗へ。

「次は私が、幻夢コーポレーション社長、檀黎斗だ。君たちがどこまで把握しているかわからないが、さっき話した通り、私がガシャットの製作者で今回の事件を開発者として解決案を出している。」

「私は仮野明日那、このCRで看護師をしているわ。それからあそこにいるのがこの病院の院長。ちょっと事情があって今ああなっているけど、とりあえず紹介しておくね。」

何気においてある音ゲ-のアーケード筐体の前で椅子に座って上を向きながらボーとしている灰馬をさらっと紹介たところでCRのメンバーが自己紹介をし終わり、キリトたちも自己紹介をする。

「じゃあ俺たちも。俺はキリトって言います。本名はあるんですけど、状況が状況なんでニックネームお願いします。」

「私はアスナです。仮野さんと同じ名前ですけどこれが私のニックネームなんで。」

「じゃあ自己紹介もすんだことだし、私たちが編み出した解決法を説明しようか。」

 

 

謎のガシャット、稼働中のゲーム、デスゲームから締め出された少年少女。

この事件が生むのは果たして絶望だけなのか。




久しぶりです。
何をしていたかはおいておいて、本当にすいませんでした。
夏休み期間中だったのにこんなに書けなかったのには、、特別理由がありません。
だからこそ、見てくださっている皆さんには申し訳ないと思っています。
これからも、もしかしたらこういったことがあるかもしれませんが何卒よろしくお願いします。

さて、戦闘もなければ、アスナが暴走しただけの割とゆったりとした回ですが、実は伏線が結構できてしまいました。シナリオは全部できているので、ここら辺の回収は問題ないと思います。仮面ライダーエグゼイドの最終回を迎え、その後日談でもあるトゥルー・エンディングも見たので、これらや番外編(本編、〈裏技〉、平成ジェネレーションズ、超スーパーヒーロー対戦など)、さらにDCDlinkシリーズの続編などにもつながる伏線も織り交ぜて作っていこうと思います。(伏線作りは単なる趣味です。あくまでも本筋に干渉しないようにしますが、発表されたアナザー・エンディングで干渉してしまうかもしれませんので予めご了承ください。)


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