超ゴジラ━ひだまり荘VS怪獣軍団━ (影山明)
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ACT1:黄金のドラゴン
やまぶき高校の真ん前にあるひだまり荘
現在、ここはアパートではなく、秘密基地へと化している
沙英:ゴジラ、スタンバイOK!大阪に上陸させるよ!
宮子:あとはゆのっち次第だよ、ゴジラをコントローラーで操って敵の怪獣を探してそこへ行くんだよ
ヒロ:戦車や地雷に気をつけて、あと、ビルなどの障害物を壊してもゴジラはダメージを受けちゃうわよ
ゆの:は、はい……わかりました
………何故こんな事になっているのかというと
何者かが地球征服を企み、怪獣を送り込んだのだ
それに対抗するため、やまぶき高校の校長により考え出されたのが、ゴジラにコントロールボックスを打ち込み人間の手でコントロールするということだった
作戦は決行され、成功した
ついに海底に眠るゴジラが目を覚ました!
そして、大阪に上陸したゴジラ
ゆのは眼鏡をかけ基地のテレビモニターでゴジラの位置を確認しながら動かしている
さらに、さらにその眼鏡にはあらゆる物が表示されている
ゴジラの体力(バーと数字と両方)、敵の居場所への距離の数値、ゴジラの向いている方向を矢印で
その情報を常にチェックしながら真剣にコントローラを操作する
そして、ついに敵のいるポイントへたどり着く
沙英:あれ、おかしいな……この辺にいるはずだけど……あ!!
突如!通天閣を吹き飛ばしてキングギドラが現れた!
校長:いいですか、ゴジラにも敵にもお互い『闘争本能』があります、敵の闘争本能が一番低いところを狙って近づきパンチを決めてください、その後ゴジラを下げると下のパネルが開きどの技が出るかわかります、これだと思う技を決定して撃って下さい、ちなみに『?』はゴジラの判断で撃ちますよ
ギャオオオオ!!
グオオオオ!!
2人の咆哮が鳴り響く
ゆのの眼鏡にギドラの体力数値と青いバーと下に黄色いバーが表示された
ゆの(………少しずつ、少しずつ……黄色いバーがギドラのだよね)
ジリジリ近づくゴジラ
ギドラも隙をうかがっている
ゆの:低い!今だ!
ドゴォッ!
ギドラにパンチをヒットさせてすぐに下がる
しかし
ギャオオオオー!!
ギドラが引力光線を撃ってきた
沙英:気をつけないと敵も光線を吐いてくるよ
ゆの:しまった……迷いすぎた
ゆのは尻尾や体当たりなどをコツコツと当てていった
そしてギドラの残り体力が残りわずかになった
ゆの:よし、もう少し!
ゴジラの闘争本能が少し多めになっている時にパンチを当てた
そのため、ゴジラが光線を吐いているパネルが出た
ゆの:これだ!!
ゆのが決定するとゴジラは青い火炎放射を放ちギドラに当たった
ギドラは1つ首が取れた
その直後、ギドラは何者かに収容された
そして、謎のUFOが現れた
沙英:何!?あのUFO!
宮子:ギドラを連れて行こうとしてますぞ!もしやあのUFOは!
???:ゴジラを操り、ギドラと戦わせるとは……地球の人間としてはたいしたモンだな
宮子:キングギドラを使って街を襲っていたのはあなた方なのですかな?
???:地球全体を我々の物にするための戦いはまだまだこれからだ、その最初の目標として、日本とゴジラをターゲットとする、これからもどんどん怪獣を送り込むから覚悟しとくんだな!地球の人間共!
そして、UFOは去って行った
ヒロ:あいつらは宇宙人!?一体何匹の怪獣をコントロールしてるの!?
宮子:とにかく油断はできませんな、敵がいつどこに現れてもいいようにしなければ!
校長:私は残ったギドラの首を調べてみましょう、何か役に立つことがあるかもしれません
そして、ゆの達は次の地域へとゴジラを向かわせるのだった
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ACT2:ミラーコーティング
沙英:大変だよ!富士山麓にある基地がやつらに襲われたよ!基地のダメージは大きくて、整備中だったニューメカゴジラもやつらに奪われちゃったよ、メカゴジラは奴らの手によって動き出したよ……あっ!今メカゴジラがワープしたよ!
ヒロ:ワープ!?メカゴジラはワープなんて出来ないはずよ?一体どういうこと!?
宮子:ともかくメカゴジラは2-Aエリアにいるよ、ゆのっち!急行だ!
ゆの:う、うん!
ゆのはゴジラを操り、メカゴジラめざして前進させる
しかし、そこに突然、小型のUFOが現れ行く手を阻む
宮子:どうやら敵は怪獣だけじゃないね、ゆのっち!火炎攻撃で迎え撃つんだ!!
ゆの:わかったよ宮ちゃん!
ゆのはUFOを火炎攻撃で撃ち落とし再びゴジラを前進させる
しばらく進むと巨大なUFOが現れた
少々手間取ったものの、何とか撃墜した
沙英:これで、相手はワープ出来なくなったはずだよ、さあ!相手を一気に叩きのめそう!!
そして、メカゴジラのいるポイントに行くとメカゴジラがジェットで降りてきた
宮子:ゆのっち!この際メカゴジラを破壊してでもやつらの動きを止めるんだ!!
ゆの:了解!
沙英:待ってゆの!メカゴジラはミラーコーティングに覆われているよ、だから弱い火炎攻撃じゃ逆に跳ね返してしまうよ、攻撃するときは注意だよ!
ゆの:はい!分かりました!(なるほど、ならスーパー火炎攻撃ならOKってことか)
戦闘開始
ゆのはゴジラの闘争本能を高めつつ近づくが相手の攻撃が早くミサイルを撃ってきた
ゆの:うわわっ!やったな、お返し!
ゆのは反撃とばかりに火炎攻撃を撃つ
しかしそれは『弱い火炎攻撃』なのでメカゴジラのミラーコーティングにより跳ね返され、逆にゴジラがダメージを受ける
さらに、メカゴジラの分身攻撃や素早い攻撃に苦戦するゆの
負けじと尻尾や体当たりで体力を削りつつ攻めるゆの
ゆの(ダメだ……あまり減らない……こうなったら少しずつ闘争本能を溜めてスーパー火炎攻撃を撃つしかない)
ゆのはゴジラを前後に繰り返し移動させ闘争本能を高めている
そしてメカゴジラにパンチを決め、ついにスーパー火炎攻撃を撃ち込んだ
ゆの:いっけぇぇ~!!
ドゴォォォォォン!!
ゆの:落ちたか!?
しかしわずかにメカゴジラの体力が残っていた
最後に尻尾で倒した
メカゴジラは爆発し跡形もなくなった
宮子:なんとか倒せたようだねゆのっち、今校長先生から通信が入っているよ
校長:実はキングギドラの細胞について、他の怪獣の物とは明らかに違う性質を発見しました…それは……
その直後、突然通信が切れてしまった
はたして!校長はどうなってしまったのか!?
ゆの達は再び次の地域へとゴジラを移動させる
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ACT3:芦ノ湖の薔薇
宮子:一大事ですぜ!校長先生が敵にさらわれてしまいましたぜ!
沙英:何だって!?
宮子:校長先生は芦ノ湖周辺の宇宙人の地上基地に監禁されてるみたいです!いくつかある基地のどこかに校長先生はいて、あとは爆弾の仕掛けられたニセモノの基地みたいです、またこの地区には高圧電流が張り巡らされていて、それに触れるとゴジラも相当のダメージを受けちゃうよ、慎重にごしらを移動させてねゆのっち
ゆの:うん!
ゆのは鉄塔を壊しつつ校長のいる基地を探し回る
途中、宮子から基地の周辺の見取り図を転送してもらう
宮子:校長先生のいる基地のあたりはこのようになってるらしいよ、探してみてゆのっち
ゆの:ありがとう宮ちゃん
ゆのは見取り図を頼りにゴジラを移動させ、ついに校長のいる基地を探し当てた
校長:ありがとうございます、よく助けてくれました、やつらはゴジラ細胞についてのデータを知りたがっていたようでした、私と同じように怪獣同士、特にゴジラとキングギドラの細胞融合に興味があったようでした、キミ達が早く助けに来てくれたおかげでゴジラ細胞の秘密をやつらに知られずに済みました
沙英:ここにはエネルギーも蓄えられているようだね、ゴジラに補給していこう
ゴジラにエネルギーを補給し、移動しようと思った直後、ヒロが口を開いた
ヒロ:ああっ!今!芦ノ湖に怪獣が出現したわ!ゆのさん!ゴジラを早く!
校長:それはビオランテです、やつらはゴジラ細胞を使って水中で密かにあいつを育てていたのです
沙英:ビオランテは3-Aの湖の北側にいるよ!!
そして、ゴジラを湖の北側に移動させると、水中から怪獣ビオランテが姿を現した
沙英:ビオランテの樹液攻撃は非常に強力だよ、防御中心の戦い方を進めたほうがいいね、それに体当たり攻撃は跳ね返されてしまう恐れがあるよ、十分に注意して
宮子:まずは二本立っている触手を倒すんだよ、そうでなければビオランテには近づけないよ
ゆのはまず言われたとおり、触手をパンチで倒していく
2つの触手を倒すと、ついにビオランテが動き出した
湖に潜ったりしてゆのとゴジラを翻弄するビオランテ
その口から吐く樹液はゴジラに圧倒的な大ダメージを与えた
ゆのも負けじと尻尾や火炎放射線、スーパー火炎放射線などを使って追い詰めていく
時折、誤って体当たりをしてしまい跳ね返されてしまう
苦戦の末、ついにビオランテを討ち取った
ビオランテは光の粒となり、消えていった
そして、校長が口を開いた
校長:敵に捕まる前に言おうとしたことなんですが
沙英:あ!キングギドラの細胞の件ですね!!
校長:そうです、実はギドラの細胞にはエネルギーを大量に蓄える性質があることを突き止めたのです、私はギドラ細胞とゴジラ細胞を融合させ、ゴジラをパワーアップ出来ないかと研究していたのです!!
ヒロ:では、ゴジラはもっと強くなれると言うことですね!
校長:これからもっと強力な怪獣が現れてくるでしょう、それらと戦っていくにはゴジラ自身を強化させねばなりなりません!!ギドラから取り出した細胞をゴジラの体内に注入をしてみました、まもなく細胞核が反応を起こすはずです、見ていてください
すると、ゆのの眼鏡に表示されているエネルギーゲージが上昇していった
『ああ!ゴジラ細胞が!』
ゆの:エネルギーゲージが増えていきます……
宮子:これならば、さらに強力な敵とも戦えますな、ギドラ細胞の秘密はこれだったのですか
校長:私には、この細胞にもっともっと秘密があるように思えます、もうしばらく研究を続けてみましょう
校長はさらに研究を進める
そして、ゆの達はゴジラを次の地域へと移動させるのであった
果たして!次はどんな怪獣が待ち受けるのであろうか!!
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ACT4:ベイブリッジの飛行モンスター
宮子:敵の宇宙人は、ついに東京や横浜の都心エリアに進出してきましたぜ、我々の作戦本部もやまぶき高校に移してやつらと戦っていますぜ、敵のタンクやミサイルなどが街中にあふれているよ、十分に気をつけてねゆのっち
沙英:横浜のベイエリアではバトラが暴れているよ、急ごう!!
ヒロ:バトラは4-Bエリアのベイブリッジ周辺で飛行しているわ!
ゆのはゴジラをベイブリッジへ向けて移動させる
途中、所々で出てくるUFOがしつこいのでマザーUFOを撃墜する
その後、バトラのいるベイブリッジへ到着した
そこへバトラが咆哮しながら飛んできた
沙英:バトラはとてもすばしっこいため、スピードのあるハイパー火炎攻撃でなければ簡単によけられてしまうね、いかにゴジラの闘争本能を高めるかが、勝負の決め手だよ!!
ゆの(ハイパー火炎攻撃しか使えないって事!?、そんな殺生な)
ゆのはバトラの素早い動きに翻弄されなかなかゴジラの闘争本能を高めることが出来なかった
さらにその素早さは動きだけではなく、攻撃の速度も早かった
目から放つプリズム光線や素早さの反動を利用した体当たりなど、巧みに使い分け、ゴジラを追い詰めていく
しかし、こちらもただやられるだけではなく、バトラが高く飛んでいるときなどを利用し、上手く高めてハイパー火炎放射を放つ
たまに、もしかして普通の火炎放射線も効くかもと放ってみるが見事外される
仕方がないのでハイパー火炎放射線に切り替えて何とか撃破した
ヒロ:やったわ!しかしまだバトラの繭がみなとみらいにあるらしいわよ
沙英:繭は今まさに孵ろうとしているとの事だよ!直ちに向かおう、ゆの!
ヒロ:みなとみらいは4-Aエリアよ!
沙英:海を通れば敵からの攻撃はないけど、移動に時間がかかり、間に合わないかもしれないよ!!
ゆのは沙英達に言われたとおり、出来るだけ急いでゴジラをみなとみらいへ移動させる
もしかしたら間に合わないかもしれない……そんなフアンを抱えつつゴジラを動かすゆの
しかし、見事に繭が孵る前に間に合ったのだった
沙英:どうやら間に合ったようだね、早く繭を破壊しよう
ゴジラに火炎攻撃をさせて繭を破壊して横浜での戦いは終わった
ヒロ:バトラの繭はこれ以上ないみたいね、よかった……
ヒロはバトラの繭がこれ以上ないことにホッと胸をなで下ろすのだった
そして、ゆの達は再びゴジラを次の地域へと移動させる
果たして!次はどんな怪獣が待ち受けるのであろうか!?
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ACT5:機械仕掛けの龍
沙英:ゴジラを東京湾より上陸させるよ、東京を攻撃している怪獣は………キングギドラ!!
ヒロ:そんな!!キングギドラは倒したのに……あっ、今、校長先生か連絡が!!
校長:皆さんは無事ですか!!研究所もダメージが大きいのですが、まずはこれを見てください、やつらはキングギドラの傷ついた体や首を機械で補修してメカキングギドラとして蘇らせたのです
ヒロ:いくらゴジラがパワーアップしたといっても、あのキングギドラをさらに強化したメカギドラに勝てるのかしら………
校長:おそらく、その力は同等と言ったところでしょう、しかし、優位に戦う方法もないわけではありません
沙英:その方法って!?
校長:ギドラ細胞を融合させたゴジラ細胞に、超多量にエネルギーを与えると強力なパワーともなった反応が起こるということが細胞レベルでの研究でわかったのです
沙英:実際にゴジラの体でそれを行えば……?
校長:やることは可能です、東京の補給地の中に、3つのスペシャルエネルギーポイントを用意しました、それらを全て与えればゴジラを超えたゴジラ、そう、超ゴジラに変化するかもしれません
ヒロ:ちょ、超ゴジラ……ですって!!
沙英:おおっ!超ゴジラ!!
宮子:しかし、今まさに宇宙人は東京を壊滅させようとしてますぜ、そうなったら日本はヤバいですよ……ゆのっち!何としても東京の破壊度は50%以下に抑えて欲しいんだよ!!メカギドラへすぐさま向かうか、スペシャルエネルギーを、取ってからにするかは、ゆのっちが決断して!!メカギドラは4-Bエリアで暴れているよ!!頼んだよ!!
ゆのは超ゴジラに興味を持ったのか、エネルギーポイントに寄ることにした
破壊度がアナウンスされる中、ついに3つのポイントに、立ち寄り、超ゴジラへと変化させることに成功したのだった!
沙英:こ、これは……何てことだ!!
ヒロ:まさしく、超ゴジラね………
校長:どうやら成功したようですね、この超ゴジラがどれだけの力を秘めているかは、計り知れません、しかし、今までのどの怪獣をもはるかに超える存在であることは間違いありません!!
ヒロ:超ゴジラは、ビルを破壊しても、ミサイルなどの敵の攻撃にも全くダメージを受けないみたいよ、一気に進むわよ!!
ゆのは超ゴジラをメカギドラに向けて前進させる
あいにく破壊度は55%になってしまったが、ついにメカギドラが姿を現した
沙英:ゴジラが攻撃態勢に入ったことをメカギドラはセンサーで感知し、特殊な攻撃を仕掛けてくるよ、攻撃ウィンドウが開いたらなるべく早く攻撃を仕掛けた方がいいよ!!
ゆのはその通り、パンチを仕掛けてすぐに体当たりを放った
その威力は凄まじく、メカギドラの体力を大幅に奪った
その直後、校長からゆのにアドバイスが入る
校長:コントローラーのボタンをしばらく、押してから離してみて下さい、それが、超パンチです!!
ゆのは校長の言うとおり溜めパンチを試してみる
すると溜めてる間はみるみる闘争本能が高まっていった
それを利用し、火炎攻撃や腹にパワーを溜め、先端をドラゴンに変えた光線を放ちメカギドラに撃ち込む
ゆの:いっけぇ~!!ドラゴン・バーストォォォ~!!
ゆのの名付けたドラゴン・バーストが見事にヒットしメカギドラは消滅した
その後、ゴジラは超ゴジラから、通常ゴジラに戻っていった
宮子:ああ、ゴジラが……
沙英:元の姿に戻っちゃったよ
校長:おそらく体内に溜め込んでいたエネルギーを今の戦いで、使い切ったのでしょう
宮子:ゆのっち!よくやったね!しかし、街の破壊が大きすぎた!!他の建物同様、研究所も破壊されちゃったよ
ゆの:……ううっ、ごめんなさい
宮子:幸い、校長先生は救出できたけど、この状況ではゆのっちをサポートするのは難しいですな……およ?どうしました!?
沙英:何かが急速に接近してくるよ
ヒロ:まだ敵がいるの……?メカギドラ以上の敵が……?まさか
その時、謎の物体が空中から降りてきた
宮子:おぉ~!!何これ~!!
沙英:も、ものすごいエネルギー体だよ
宇宙人:これこそ、我々の最終兵器、その名もバガンだ
宮子:バガンだって……?!
宇宙人:キミ達にはバガンの恐るべきパワーを身をもって知ってもらうとしよう!!
その瞬間、エネルギー体から触手のような物がいくつか回転しはじけ飛んだと思ったら細かくなり降り注ぎ、街を一瞬にして崩壊させた
ヒロ:きゃあ!街が一瞬にして吹き飛んだわ!
宇宙人:ゴジラがここまで強くなるとは我々の計算外の事だったよ、しかしこのバガンには勝つことはできないだろう、作戦本部のあるやまぶき高校をこれから攻撃しに行く、これでもうお前達もおしまいだな!!もし、このバガンに勝つ自信があるというならいつでも来るがいいさ……
そういってエネルギー体は去って行った
沙英:あんな化け物にゴジラで戦えるのかな……
校長:あのバガンを倒すには、ゴジラを超ゴジラに変身させるしかありません!!
沙英:しかし、研究所や補給施設が破壊された今、どうやってエネルギーを手に入れるんですか?!
校長:大阪の基地にあるスーパーXー1を使って日本各地の補給施設からエネルギーをかき集めれば……それまでは何としてもゴジラのままで持ちこたえていて下さい
そしてゆの達はゴジラをバガンの待つやまぶき高校へ向かわせる
いよいよバガンとのラストバトルの時がやってきた!!
勝つのはゴジラか!バガンか!
はたまた、勝つのはひだまり荘か!宇宙人か!
どーなる地球の命運!!
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ACT6:伝説の古代怪獣
メカキングギドラを倒したゆの達に宇宙人がバガンを使い、街をめちゃくちゃにしてしまい、本部のあるやまぶき高校へと去って行った
ゆの達は、そうはさせまいとバガンを追いやまぶき高校へゴジラを向かわせる
そして、相まみえる時が来た
宇宙人:よく来たな、その勇気だけは褒めてやるよ
ヒロ:見て!エネルギー体が変化していくわ!
宇宙人:これを見ろ!!
その瞬間、地球全体が揺れ、エネルギー体は怪獣と化した!
沙英:あ!中から怪獣が出てきた!!
宇宙人:そうだ、バガンは我々が地球の超過去にワープし、伝説の領域から連れてきた怪獣なのだよ、それにさらに、ゴジラとギドラの細胞を加えることによって伝説怪獣バガンは最強の怪獣となったのだ!!
校長:なんですって、ゴジラとギドラの細胞ですって?!
宇宙人:そうだ、校長、あなたと同じく我々もゴジラとギドラの細胞融合に目を付けていたのだよ、お前達がゴジラの体で試したその細胞融合を、そのまま同じように使わせてもらったおかげで、我々の切り札とも言えるバガンが、さらに強力になったのだよ……
その直後、バガンが襲いかかってきた
その凄まじい攻撃はゴジラの体力をみるみる削っていく
ゆのも負けじと尻尾や体当たりなどを仕掛けるがバガンにとっては蚊が刺したような物だった
そして、ゴジラが倒れるギリギリの体力になったとき、ついにスーパーX-1が姿を現した!
沙英:あ!あれはスーパーX-1、エネルギーを持ってきてくれたんだね!!
校長:間に合ってよかったです、よく持ちこたえてくれました!!今すぐ、エネルギーをゴジラに全て与えましょう
エネルギーを与えられたゴジラは再び超ゴジラと変化を遂げる
超ゴジラとなったゴジラはバガンと互角の戦いを繰り広げた
バガンは鋭い爪での引っかき、光線、角と角の間に溜めたエネルギーを空中に上げ、複数のダイヤ型のエネルギーに変え降り注がせる技
ゴジラは尻尾に溜めたエネルギーを光弾にして投げる技、オレンジ色の火炎攻撃、体当たりなどをお互い放ち合い体力の削り合いをする
ゆのは一瞬油断してしまい超ゴジラは1度は倒れてしまうが、闘志からか再び起き上がり、バガンを追い詰め、とどめのあの技を放つのだった
ゆの:いっけぇぇぇぇ~!!ドラゴン・バーストォォォ!!!
ドラゴン・バーストはバガンに確実にぶつかり、ついにバガンの体力を全て奪ったのだった!!
宇宙人:ば、ばかな…バガンが敗れるとは……
バガンは光の中に沈み、消えていった
そして、戦いを終えたゴジラは元のゴジラへと姿を戻した
━━戦いは終わりを告げた
怪獣を操り街を襲っていた宇宙人はスーパーXによって撃ち落とされた
コントロールボックスが外れ、コントロールが出来なくなったゴジラは、本能に従い海へと帰って行った
しかし、これで本当に全てが終わったのか……
宇宙人からの脅威はなくなったが、あのゴジラが再び目覚めたその時
今度は人間達の脅威となって、襲いかかって来るのではないのだろうか……?
しかし、そんなことは
まだ誰も知らない
訪れた平和をただただ、喜んでいるのだった
超ゴジラ━ひだまり荘VS怪獣軍団━
━THE END━
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