俺の友人が残念美人過ぎる件 (冬黒兎)
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残念美人と課題と麦茶+α〈俺〉

ティガレックスの方完結させてから書けやと思ってる方
すみません


『おいしい麦茶』

『おいしい麦茶』

『おいしい麦茶』

 

今現在俺こと羽島はねじま 健二けんじは真夏のクッソ暑い外から逃げて、友人の家に入れさせてもらった

で友人の許可を頂き冷蔵庫を見してもらっている訳なのだが

 

「おいしい麦茶しかねぇじゃねぇか、お前の冷蔵庫事情が気になるんだが」

「ブラッ・ティー・ワールドに繋がっている」

「怖!何だよブラック・ティー・ワールドって、黒い茶の世界!?」

 

閑話休題

 

俺は冷蔵庫の中からおいしいお茶を一つ手に取りそれを友人に見せて言う

 

「まぁ、いいやこのお茶貰うぞ」

「なに、ただで貰うと言うのかこの外道め!その茶が欲しいならば課題を手伝え!」

「お前が外道じゃねぇか!?」

 

この課題を手伝えと言っている此奴は

俺の友人は伊月いつき 奈々津ななつという、名前から分かるように女性だ

ショートボブの整った顔立ちである、胸はあまりな…ゲフンゲフン

どうしてこんな残念な性格になってしまったのか非常に残念である

ちなみに俺の容姿は少し長めの髪に平凡な顔立ち THE☆平凡である

別に逆に誇りだと思ってるしぃ!

 

「まぁ、いいけどよ、その交わし後で俺のハンターランク上げるの手伝えよ」

「フフフ、いいだろうお前のそのクソプレイに私が喝を入れるとしようか」

「いや、手伝うだけでいいですから」

 

此奴ゲームのことになると煩いんだよな

 

「じゃあ、早速手伝うから課題を出せ」

「了解」

 

そう言って奈々津は課題をとりに無駄に広い家の二階に行く

今ここはリビングなんだがな、

お、戻ってきたようだ

 

「って課題多!?どんだけ貯めてんだよ」

「なに一つやってないからな」

「うっわー、これを俺とお前2人でやんのか…」

「別に私と君で2人で作業しなくてもお前の友達を呼べばいいだろう」

 

なに言ってんの此奴

 

「え、お前の友達呼べばいいじゃん」

「急に私の家に来たのはお前だ、それに私の友達は女だ、めんどくさい」

 

女のお前が言うのかよ…

 

「俺の友達がお前の容姿をみ見て歓喜、性格見て没る未来が見えてる、そして俺がこれらを踏まえて思った事その1!俺の友達がかわいそう、その2!残念美人なのを構いなしにお前を口説きに行こうとするイケメンがいるのたが、それを呼ぶのは俺が嫌だ!」

「残念美人という不可解な言葉が聞こえたがとりあえず長文乙」

「で、どうすんの?」

「私も知らぬ男に責められるのは嫌だからな、2人で初めての共同作業に移るか」

「誤解を生むような言葉は慎みなさい」

 

こうして俺と友人の夏休みが終わった



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1話「たわいもない会話」

 

夏休みが終わりまだまだ暑い中、学校に行く生徒達

この暑さ拷問だろ、と思っていると前の席の矢崎やざぎ 爽思そうしが話しかけてくる

爽やか系スポーツ男子、因みにイケメンだ、滅んでしまえ

 

「なぁ、お前と伊月さんって付き合ってんの?」

 

「ぶふぉ!?」

 

久しぶりの新話投稿そうそう何ぶちかましてくれてんだこいつは!

というか、俺があいつと付き合うとかまじありえないわ…もし付き合うならお淑やか系が俺は良い!

 

「やっぱり付き合ってるだろ」

「付き合ってるわけねーだろ阿呆めが」

 

「いやだって、お前ら2人でいっつもいんじゃん」

「黙れ小僧!お前にサンが救えr「もののけはおかえりください」

 

「いやさ…?俺が伊月と付き合ってると思うか?俺はお淑やか系が好きだぞ?」

「いや伊月さんお淑やかじゃん、頭いいし」

 

あの女を信じるなよぉ〜、だって実際猫かぶりだし

夏休みに課題押し付けられたし

つか此奴しつこいな!

 

「とりあえず、付き合ってるわけじゃねーよ、ただ仲が良いだけだ」

「まぁ、そういうことにしとくか」

 

そういうとやっと引き下がった

あ?なんで此奴こんなに安心したような顔してんの?地味にムカつくんだが

そのイケメンフェイスをぶん殴って良いですか!?

 

「まぁ、まぁ、そう怒るなってこれやるから」

 

そう言って矢崎が何かを渡して来た

俺は矢崎のわたして来た物に目線を向ける

 

『おいしいお茶』

 

俺は何も言わずにお茶を地面に叩きつけた

 

「なにしやがるんだよ!?」

 

「ウルセェ!おいしいお茶ばっかり出して来やがって!もうそのネタは前回で終わってんだよ!ブラックティーワールドに繋がりは途絶えたんだよ!、なに!?俺はお茶に呪われてんの!?」

 

「まぁ…ドンマイ」

 

俺はがっくしとうなだれた。

そこへ、声をかけてくる人物が1人

 

「どうしたんのかしら?羽自慢君」

「羽自慢じゃねぇ、羽島だ、からかうんじゃねぇ生徒会副会長様?」

 

「あら良いじゃない、どうせ女友達なんていないんでしょ?私に遊ばれて喜ぶべきしゃない?」

「本当になんでお前が生徒会になったのか不思議でならないわ」

 

「そりゃ、美少女だからDA!」

「うるせぇ、没落イケメンフェイス、一回エベレストから飛び降りてこい」

「酷くない!?」

 

「ひどーい、羽地魔君」

「ビッチぶるなキモい、てか羽地魔って誰だぁぁあ!?俺の事か?俺の事なのか!?」

 

地味に罵ったり遊んだりして来るこの生徒会副会長様は

黒橋くろばし 瑠衣るいイケメンフェイスが言った通り、黒髪ロングの美少女だ。

 

「まぁ、ドンマイ…羽自慢」

「大丈夫よ、羽地魔ってカッコいいわよ?」

「せめて、名前はっきりさせろやぁ!?」

 

 



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2話「両親が自由すぎる」

 

没落イケメンフェイスとドS生徒会副会長様とたわいもない会話をし、伊月にツッコミを入れるといういつもの日常が終わった次の日……………………

 

 

「だーかーらー!なんでそうなったんだよぉぉおおお!」

朝から俺こと羽島 健二は叫んでいた、理由は…

 

「ちょっと、急に叫ばないでよ。

あとお父さんとお母さん海外旅行に行ったって理由は聞かされてないから」

「急展開過ぎて何もついていけねぇ」

「あ、そうそう、お父さんからこの手紙預かってるから読んでおいて、じゃ、学校行ってくるね」

「お、おう」

 

俺は手紙を渡した張本人

俺の妹 羽島 優香ゆうかは颯爽と玄関へ向かう

後ろ姿を見ながら俺は毎度思う、ポニーテール最高と、いや別に俺がポニーテールフェチってことじゃないからな!?優香が小学生高学年辺りからポニーテールにしてって頼んでいたわけじゃないからな!?

いやだって、俺の妹のくせして顔は美形だしそういうことしたくなるでしょ!?当たり前だよね!

 

閑話休題

 

ゴホン…俺は手紙にそっと手を掛け開く

「えーと?なになに?」

 

【愛する子供達へ

お父さんはこれからお母さんとハワイに行ってくるから、家のことは頼んだぞ☆

家を綺麗にしておくなら家で遊んでてもいいぞ!

 

健二、思春期男子の苦労は分かるが程々にしろよ

ともかくお前は伊月ちゃんに優香、美少女2人が近くに居るんだ大変なのは分かる

お父さんとお母さんが帰って来る前に彼女をつくっておいてくれるとお父さんとお母さんは大変喜びます。

だが、変な女には引っかかるなよ!

この世の中には女の皮を被った化け物なんてうじゃうじゃいるからな!

付き合うなら伊月ちゃんにしてくれ!

そして健康には気をつけろよ!脂っこいものばかり食うなよ!

お母さんはお前と事に関しては心配性だきらな、そこんとこよろしく

 

次に優香

お前はお父さんとお母さんがお前の兄以上に愛情を育んで育てた子だ

絶対に事故だけはするなよ!?彼氏もまだ禁止!健康も大切に

お父さんが帰って来る頃に彼氏が出来ていたらそいつの骨という骨を折りるからな!

そして、色々残念なお前の兄を支えてくれよな

外食はあまりしないでくれるとお父さんのSANチャックはしなくて済みます

深夜の外出ダメゼッタイだからな

もし外食でもしてナンパでもされたらお父さんは海をも超えて

そいつを殴りにいくから。

 

 

 

愛する子供達の父より】

 

 

俺は手紙を地面に叩きつけ……叫ぶ

 

「俺は思春期男子だがケダモノじゃねぇぇぇぇえええええええ!!!」

 

 



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